ヘビメタパパの書斎 › 2016年10月
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2016年10月27日
鋼鉄の宴16~まとめ的なモノ
さて、長々と綴ってきましたが、毎年恒例のLOUDPARK16のまとめ的なモノですよ。
思いつくままに自分の備忘録、そして、LOUDPARK17への参戦準備の参考になれば幸いです。
まずは某巨大掲示板のテンプレートに則ってみましょうか(←一度やってみたかった)
----------------------------------------
【今年行った曜日】両日
【都道府県】岐阜
【年齢】四十路
【今年で何回目】7回目
【目当てだったバンド】初日:BlindGuardian 二日目:Symphony X
【ベストアクト】Symphony X / Sixx:A.M.
【それ以外で良かったバンド】BliindGuardian、ALDIOUS、DangerDanger、RAGE、Lords of Black
【ワーストアクト】どのバンドも素晴らしかったけど、敢えて挙げるならKUNIのギター破壊パフォーマンスとRIOTのセットリスト
【ベストフード】ケンタとロッテリアしか食べてない
【印象に残ったTシャツ】DISSECTION
【ベストお姉さん】ALDIOUSの緑のコ(ベース)
【ベストお兄さん】DJアシュバ
【来年観たいバンド】RUNNING WILD、THE POODLES、摩天楼オペラ
【感想&エピソード】3ステージにしては人混みが落ち着いてたので過ごしやすかったです
【改善して欲しい点】先行物販は屋根のあるBゲートにしてほしいです。そして購入枚数制限をお願いしたいです。
----------------------------------------
その他、思いつくままに感想やらメモやらまとめやら‥
【先行物販】
年々競争&狂騒が加熱する先行物販。
今年は30分前倒し、7:30開場。
ワタシは4時すぎに並びましたが、すでに30人~40人。
さらに先頭集団は酒盛り中。
ワインを片手に「毎年先行物販待ってる人の雰囲気が暗いんだよぉぉ!! 明るくしたいんだよぉぉ!!」と大声を上げる方もいらっしゃいました。
前日夜中からキャンプ気分で早めに来てるんでしょうかね。
Bゲートでの待機ですと屋根があるため助かるのですが、昨年&今年の「展示ホール」だと屋根のあるスペースはわずか。
先頭50人~60人くらいでしょうか。
これだけ先頭に近くても、購入できたのは8:00くらい。
これまた毎年恒例ですが、先頭のほうの人は購入枚数がハンパない。20枚とか30枚とかでキャッシャーが「メタTタワー」になってることもしばしば。
さらに、販売員の方々はメタルと関係ない人たち。
バンド名を聞いても「???」なのだ。
それでいて、2日間3ステージとなれば、バンド数も多い。
まさに「右往左往」という状況。
だから時間がかかるかかる。
時間が過ぎていく中、人気のTシャツはソールドアウトになっていきます。
どうやらSサイズのソールドアウトが早い傾向。
準備している枚数が少ないんでしょうかね。
昼くらいにはかなりの種類がソールドアウトになっていたので、どうしても欲しいバンドを入手するためには初日に頑張るしかなさそうです。
逆に二日目の先行物販は開始時刻の7:30に入っても余裕。
ですが、初期枚数が少ないグッズは二日目に残ってないこともあります。
そのあたりは、各自の物欲に応じて‥ですね。
【入場列】
昨年は一日券がAゲート、二日券がBゲートと分かれていたため、実にスムーズでした。
一昨年までは、どちらもAゲートで時間がかかるし列が無節操でした。
今年はその中間案のような・・どちらもAゲートだけど、列は分かれて並ぶ、というスタイル。これは初じゃないでしょうか。
なぜ物販でも入場でもBゲートを使わなかったのかは謎のままですが‥。
そして今年は二日とも雨。
なので、列がすべて入場し終わってから入ろうと思ってました。(入場列は屋根がない箇所も多い)
結果・・
初日 9:30から列が動き始めて入場が10:00。30分。
二日目 9:40から列が動き初めて入場が10:00。15分。
初日は一日券のほうが流れが早いです。
二日目は二日券のほうが流れが早いです。
客の入りは昨年よりは少なかったので一概には言えないですが、10:00からオープニングアクトが始まる場合、そしてそれを見たい場合は、入場列に並んだほうがよさそうです。
【雨のラウパ】
なんだかんだで半分くらいは雨天の印象がありますね。
秋雨前線の季節だからでしょうか。
雨といえば傘。
傘は折り畳みは持ち込みOK(といってもクローク行きですが)
長い傘は入り口に置いていくことになります。
数百本の傘が置かれるわけですから、自分の傘が残ってない覚悟で向かったほうがいいかと思います。
(とはいえ、数年前、ビニール傘にムスメが「無くさないように」ってちょっとしたシールを貼ってくれたら残ってたので驚きました)
【途中退場・再入場】
今年もできたようです。できなかった年はないです。
個人的には、途中退場したことがないので仕組みは分かりませんが‥
そして、最近はさいたまスーパーアリーナ横の広場で「世界市」という各種フード・ドリンクが楽しめるイベントが重なってるようです。
行ってる人も多いようなので、興味がある方は一度どうぞ~。
【クローク】
昨年からサブステージの後方に配置されました。
その効果か、近年はスムーズになっているように思います。
① 大きなゴミ袋のような袋を500円で購入
② それに荷物を入れて、口を結ぶ
③ クロークに預ける
という流れ。
「ちょっと入れたいものがあるから」というのはダメで、一度取り出すと再び預けるのにまた500円かかります。
【導線】
ほぼ昨年と同じでしたが、メインアリーナ後方からサブアリーナへ直接繋がる貴重な導線が今年はクローズ。
これのせいで、物販付近まで出てから移動する必要があるという遠回りになりました。
来年も3ステージであれば、この直線的な導線は復活させてほしいものです。
メインアリーナ内の移動は、ここ数年同様、最後方まで移動してグルッと逆ステージに移動する、という導線でした。
【アリーナへの持ち込み】
アナウンスとしては「水しか持ち込み禁止」。
ですが、アリーナへ入るときもノーチェック。
近年、どんどん悪化している気がします。
ボディバッグ的なものはいい。以前チェックしてたときもOKだったし、密集してもそれほど邪魔にならない。
大きなリュック。
ボストンバッグ。
キャリーバッグ。
なんでもあり。
そういった大きな荷物につまづく人もチラホラ。
2010年は「この大きさまでしか持ち込めません」ってプラカードを掲げ、アリーナに入るときにはチェックされた。
だんだんザルになっていきます。
けが人、トラブルが発生する前に改善したほうがいいと思うけどなー。
【スタンドの自由席問題】
これも毎年恒例。
自由席にタオルや服を置いて「キープ」しちゃう人たち。
「取られてもいいものを置いて、ダメモトで・・・」って程度で半ば諦めと共にキープしている人なら、トラブルはないだろう。
けど、「俺がとってた席に勝手に座るんじゃねぇ!」的なスタンスと人がいるとトラブルの元。
自由席は、公園のベンチや駅のシートみたいなものだ。
空いてれば座る。
持ち主不明のものがおいてあれば、よけて座る、もしくは、あとから落とし物として届ける。そんな類のもの。
キープするなら、そういうスタンスで‥。
けど、これがある以上はトラブルは避けられないと思うので、事前にアナウンスをしっかりしてほしいと思います。
スタンドは全部指定席にしちゃう・・・ってのは暴論ですかねぇ。
【フード&ドリンク】
これまた毎年恒例ですが、現地ではロクに食わないので、参考になる情報はありませぬ・・・
ビールは小さなコップで600円。ずっと同じです。
食べたのは
初日 : ケンタッキー2ピース。例年の通り、シナシナ。
二日目 : ロッテリア てりやきバーガー。他のバーガーは売り切れ。
ワタシは入場前(9時頃)に、けやき広場地下のロッテリアやローソンで「ブランチ」くらいのつもりでできるだけハラを満たしておいて、現地ではあまり食べない・・って感じにしています。
だって、食事中に「あの曲をやったのかぁぁぁ!!」という後悔をしたくないから。
そう、以前のARCH ENEMYの[ENEMY WITHIN]のように・・(泣)
【メタラーのファッション】
まぁ、当然ですが90%くらいはメタTです。真っ黒です。
今年はRIOTが多かったかな。
DISSECTIONを着てた人がいて「おぉ!!」ってなりました。
ワタシは
・初日 : 毎年恒例の正装、HAMMERFALL
・二日目 : GOTTHARD
でしたよ。
【大きな違和感】
物販で、ほぼ等身大の水着グラビアアイドルのポスター? カレンダー? が売られていて「???」と思った。
「まさか、ALDIOUSのメンバーがここまで・・」と勘違いした。
その勘違いは二日目に判明した。
今年は、メインアリーナでバンドの演奏が始まる前に、K-1とかで見る「ラウンドガール」的なコがいたのだ。
MCの説明によると、「ラウンドガールならぬ、ラウドガールの○○ちゃんです!!(名前忘れた)」と。
そして「○○ちゃんの等身大カレンダーが物販で売っています!!」とのこと。
・・これだったのか。
オフィシャルTをザクザク切り裂いて谷間やウエストを露出している姿は、普段なら「おーーーー」と唸るところですが、「切り裂いたバックプリントのバンドたちに謝れ」という思いがフツフツと沸いていたのはワタシだけではないはず。
来年からは要りません。
あ、ホントのメタル好きな人ならグラビアアイドルだろうが俳優だろうが声優だろうが男だろうが女だろうが歓迎です。
(男だとサマにならないか・・・)
【持ち物】
持ち物についても過去の記事を参照して頂ければと思いますが、今年「あるといいなー」と思ったものを。
自分の覚えのため、も兼ねて。
・ペットボトルホルダー : 水は持ち込めるため、腰からぶら下げておけるといいかな。
・歯磨きガム : 汗をかいて、水分が排出されるとクチの中がちょっと気持ち悪くなります。フリスクなどと併用で。
・延長コード : ホテルでコンセントが遠いとき。目ざましのためにスマホを枕元においておくのは必須だから。
【バンド総括】
初日ベストアクト : ALDIOUS / BLIND GUARDIAN
ALDIOUSは、想像以上の華やかさとメンバーの個性に惹きつけられました。インパクトという点ではダントツ。
BLIND GUARDIANは、あのアルバムを丸ごと再現。ライブでは難しいと聞いていた名曲たちが再現され、目頭が熱くなりました。
二日目ベストアクト : SIXX:A.M. / SYMPHONY X
SIXX:A.M.はメンバーの色気、曲のムード、ショーとして確立されたステージ・・パーフェクトでした。
SYMPHONY X、待ちわびた期待を余裕で上回るパフォーマンス、セットリスト。ホント、待っててよかった・・・。
【総括】
参戦前は「一日目がメイン、二日目はボチボチ・・」と思ってましたが、終わってみれば二日目のほうが印象に残りました。
これがあるから、来年も二日通し券だな・・と思ってしまいます。
10周年だった昨年と比べると、前評判はイマイチでしたが、もちろんバンドのパフォーマンスは文句無し。
客の入りも昨年のカオスを思えば穏やかなもの。
(アリーナ後方は、数年前にもあったような、ゆったりスペースと化していました)
さいたまスーパーアリーナでの開催も7回。
いろいろ試行錯誤してきたかと思いますので、来年以降もそれを踏まえてベストな運営をお願いしたいのですが・・
・Bゲートは使ってほしい。入場でも物販でも。貴重な屋根スペースを使わない意味が分からない。
・先行物販は枚数を限定してほしい。
そして、できれば早めの時間に予約券を配布して、予定枚数で終了・・って感じで、ずっと並ばなくていい工夫を。
・自由席問題にそろそろメスを。明確にしないとトラブルのもと。
・同じくアリーナへの持ち込み問題も明確に。2010年のようにしてほしい。
・そして何より、2ステージに戻してほしいです。
バンドのカブりで諦めざるをえないのは心苦しい。
今年も「MYRATH、よかったのか‥(泣)」「MASTERPLAN、HELLOWEENの曲をやったのか・・(泣)」とクヤシイ思いをしました。
とはいえ、これも最後に毎回言うことですが、なんだかんだで「行けば楽しいラウパ」。
今年も大満足でした。
運営の方々に感謝。
バンドに感謝。
友人に感謝。
そして、家族に感謝。
LOUDPARK17への準備は、LOUDPARK16が終わった翌日から始まっています。
また来年!!
思いつくままに自分の備忘録、そして、LOUDPARK17への参戦準備の参考になれば幸いです。
まずは某巨大掲示板のテンプレートに則ってみましょうか(←一度やってみたかった)
----------------------------------------
【今年行った曜日】両日
【都道府県】岐阜
【年齢】四十路
【今年で何回目】7回目
【目当てだったバンド】初日:BlindGuardian 二日目:Symphony X
【ベストアクト】Symphony X / Sixx:A.M.
【それ以外で良かったバンド】BliindGuardian、ALDIOUS、DangerDanger、RAGE、Lords of Black
【ワーストアクト】どのバンドも素晴らしかったけど、敢えて挙げるならKUNIのギター破壊パフォーマンスとRIOTのセットリスト
【ベストフード】ケンタとロッテリアしか食べてない
【印象に残ったTシャツ】DISSECTION
【ベストお姉さん】ALDIOUSの緑のコ(ベース)
【ベストお兄さん】DJアシュバ
【来年観たいバンド】RUNNING WILD、THE POODLES、摩天楼オペラ
【感想&エピソード】3ステージにしては人混みが落ち着いてたので過ごしやすかったです
【改善して欲しい点】先行物販は屋根のあるBゲートにしてほしいです。そして購入枚数制限をお願いしたいです。
----------------------------------------
その他、思いつくままに感想やらメモやらまとめやら‥
【先行物販】
年々競争&狂騒が加熱する先行物販。
今年は30分前倒し、7:30開場。
ワタシは4時すぎに並びましたが、すでに30人~40人。
さらに先頭集団は酒盛り中。
ワインを片手に「毎年先行物販待ってる人の雰囲気が暗いんだよぉぉ!! 明るくしたいんだよぉぉ!!」と大声を上げる方もいらっしゃいました。
前日夜中からキャンプ気分で早めに来てるんでしょうかね。
Bゲートでの待機ですと屋根があるため助かるのですが、昨年&今年の「展示ホール」だと屋根のあるスペースはわずか。
先頭50人~60人くらいでしょうか。
これだけ先頭に近くても、購入できたのは8:00くらい。
これまた毎年恒例ですが、先頭のほうの人は購入枚数がハンパない。20枚とか30枚とかでキャッシャーが「メタTタワー」になってることもしばしば。
さらに、販売員の方々はメタルと関係ない人たち。
バンド名を聞いても「???」なのだ。
それでいて、2日間3ステージとなれば、バンド数も多い。
まさに「右往左往」という状況。
だから時間がかかるかかる。
時間が過ぎていく中、人気のTシャツはソールドアウトになっていきます。
どうやらSサイズのソールドアウトが早い傾向。
準備している枚数が少ないんでしょうかね。
昼くらいにはかなりの種類がソールドアウトになっていたので、どうしても欲しいバンドを入手するためには初日に頑張るしかなさそうです。
逆に二日目の先行物販は開始時刻の7:30に入っても余裕。
ですが、初期枚数が少ないグッズは二日目に残ってないこともあります。
そのあたりは、各自の物欲に応じて‥ですね。
【入場列】
昨年は一日券がAゲート、二日券がBゲートと分かれていたため、実にスムーズでした。
一昨年までは、どちらもAゲートで時間がかかるし列が無節操でした。
今年はその中間案のような・・どちらもAゲートだけど、列は分かれて並ぶ、というスタイル。これは初じゃないでしょうか。
なぜ物販でも入場でもBゲートを使わなかったのかは謎のままですが‥。
そして今年は二日とも雨。
なので、列がすべて入場し終わってから入ろうと思ってました。(入場列は屋根がない箇所も多い)
結果・・
初日 9:30から列が動き始めて入場が10:00。30分。
二日目 9:40から列が動き初めて入場が10:00。15分。
初日は一日券のほうが流れが早いです。
二日目は二日券のほうが流れが早いです。
客の入りは昨年よりは少なかったので一概には言えないですが、10:00からオープニングアクトが始まる場合、そしてそれを見たい場合は、入場列に並んだほうがよさそうです。
【雨のラウパ】
なんだかんだで半分くらいは雨天の印象がありますね。
秋雨前線の季節だからでしょうか。
雨といえば傘。
傘は折り畳みは持ち込みOK(といってもクローク行きですが)
長い傘は入り口に置いていくことになります。
数百本の傘が置かれるわけですから、自分の傘が残ってない覚悟で向かったほうがいいかと思います。
(とはいえ、数年前、ビニール傘にムスメが「無くさないように」ってちょっとしたシールを貼ってくれたら残ってたので驚きました)
【途中退場・再入場】
今年もできたようです。できなかった年はないです。
個人的には、途中退場したことがないので仕組みは分かりませんが‥
そして、最近はさいたまスーパーアリーナ横の広場で「世界市」という各種フード・ドリンクが楽しめるイベントが重なってるようです。
行ってる人も多いようなので、興味がある方は一度どうぞ~。
【クローク】
昨年からサブステージの後方に配置されました。
その効果か、近年はスムーズになっているように思います。
① 大きなゴミ袋のような袋を500円で購入
② それに荷物を入れて、口を結ぶ
③ クロークに預ける
という流れ。
「ちょっと入れたいものがあるから」というのはダメで、一度取り出すと再び預けるのにまた500円かかります。
【導線】
ほぼ昨年と同じでしたが、メインアリーナ後方からサブアリーナへ直接繋がる貴重な導線が今年はクローズ。
これのせいで、物販付近まで出てから移動する必要があるという遠回りになりました。
来年も3ステージであれば、この直線的な導線は復活させてほしいものです。
メインアリーナ内の移動は、ここ数年同様、最後方まで移動してグルッと逆ステージに移動する、という導線でした。
【アリーナへの持ち込み】
アナウンスとしては「水しか持ち込み禁止」。
ですが、アリーナへ入るときもノーチェック。
近年、どんどん悪化している気がします。
ボディバッグ的なものはいい。以前チェックしてたときもOKだったし、密集してもそれほど邪魔にならない。
大きなリュック。
ボストンバッグ。
キャリーバッグ。
なんでもあり。
そういった大きな荷物につまづく人もチラホラ。
2010年は「この大きさまでしか持ち込めません」ってプラカードを掲げ、アリーナに入るときにはチェックされた。
だんだんザルになっていきます。
けが人、トラブルが発生する前に改善したほうがいいと思うけどなー。
【スタンドの自由席問題】
これも毎年恒例。
自由席にタオルや服を置いて「キープ」しちゃう人たち。
「取られてもいいものを置いて、ダメモトで・・・」って程度で半ば諦めと共にキープしている人なら、トラブルはないだろう。
けど、「俺がとってた席に勝手に座るんじゃねぇ!」的なスタンスと人がいるとトラブルの元。
自由席は、公園のベンチや駅のシートみたいなものだ。
空いてれば座る。
持ち主不明のものがおいてあれば、よけて座る、もしくは、あとから落とし物として届ける。そんな類のもの。
キープするなら、そういうスタンスで‥。
けど、これがある以上はトラブルは避けられないと思うので、事前にアナウンスをしっかりしてほしいと思います。
スタンドは全部指定席にしちゃう・・・ってのは暴論ですかねぇ。
【フード&ドリンク】
これまた毎年恒例ですが、現地ではロクに食わないので、参考になる情報はありませぬ・・・
ビールは小さなコップで600円。ずっと同じです。
食べたのは
初日 : ケンタッキー2ピース。例年の通り、シナシナ。
二日目 : ロッテリア てりやきバーガー。他のバーガーは売り切れ。
ワタシは入場前(9時頃)に、けやき広場地下のロッテリアやローソンで「ブランチ」くらいのつもりでできるだけハラを満たしておいて、現地ではあまり食べない・・って感じにしています。
だって、食事中に「あの曲をやったのかぁぁぁ!!」という後悔をしたくないから。
そう、以前のARCH ENEMYの[ENEMY WITHIN]のように・・(泣)
【メタラーのファッション】
まぁ、当然ですが90%くらいはメタTです。真っ黒です。
今年はRIOTが多かったかな。
DISSECTIONを着てた人がいて「おぉ!!」ってなりました。
ワタシは
・初日 : 毎年恒例の正装、HAMMERFALL
・二日目 : GOTTHARD
でしたよ。
【大きな違和感】
物販で、ほぼ等身大の水着グラビアアイドルのポスター? カレンダー? が売られていて「???」と思った。
「まさか、ALDIOUSのメンバーがここまで・・」と勘違いした。
その勘違いは二日目に判明した。
今年は、メインアリーナでバンドの演奏が始まる前に、K-1とかで見る「ラウンドガール」的なコがいたのだ。
MCの説明によると、「ラウンドガールならぬ、ラウドガールの○○ちゃんです!!(名前忘れた)」と。
そして「○○ちゃんの等身大カレンダーが物販で売っています!!」とのこと。
・・これだったのか。
オフィシャルTをザクザク切り裂いて谷間やウエストを露出している姿は、普段なら「おーーーー」と唸るところですが、「切り裂いたバックプリントのバンドたちに謝れ」という思いがフツフツと沸いていたのはワタシだけではないはず。
来年からは要りません。
あ、ホントのメタル好きな人ならグラビアアイドルだろうが俳優だろうが声優だろうが男だろうが女だろうが歓迎です。
(男だとサマにならないか・・・)
【持ち物】
持ち物についても過去の記事を参照して頂ければと思いますが、今年「あるといいなー」と思ったものを。
自分の覚えのため、も兼ねて。
・ペットボトルホルダー : 水は持ち込めるため、腰からぶら下げておけるといいかな。
・歯磨きガム : 汗をかいて、水分が排出されるとクチの中がちょっと気持ち悪くなります。フリスクなどと併用で。
・延長コード : ホテルでコンセントが遠いとき。目ざましのためにスマホを枕元においておくのは必須だから。
【バンド総括】
初日ベストアクト : ALDIOUS / BLIND GUARDIAN
ALDIOUSは、想像以上の華やかさとメンバーの個性に惹きつけられました。インパクトという点ではダントツ。
BLIND GUARDIANは、あのアルバムを丸ごと再現。ライブでは難しいと聞いていた名曲たちが再現され、目頭が熱くなりました。
二日目ベストアクト : SIXX:A.M. / SYMPHONY X
SIXX:A.M.はメンバーの色気、曲のムード、ショーとして確立されたステージ・・パーフェクトでした。
SYMPHONY X、待ちわびた期待を余裕で上回るパフォーマンス、セットリスト。ホント、待っててよかった・・・。
【総括】
参戦前は「一日目がメイン、二日目はボチボチ・・」と思ってましたが、終わってみれば二日目のほうが印象に残りました。
これがあるから、来年も二日通し券だな・・と思ってしまいます。
10周年だった昨年と比べると、前評判はイマイチでしたが、もちろんバンドのパフォーマンスは文句無し。
客の入りも昨年のカオスを思えば穏やかなもの。
(アリーナ後方は、数年前にもあったような、ゆったりスペースと化していました)
さいたまスーパーアリーナでの開催も7回。
いろいろ試行錯誤してきたかと思いますので、来年以降もそれを踏まえてベストな運営をお願いしたいのですが・・
・Bゲートは使ってほしい。入場でも物販でも。貴重な屋根スペースを使わない意味が分からない。
・先行物販は枚数を限定してほしい。
そして、できれば早めの時間に予約券を配布して、予定枚数で終了・・って感じで、ずっと並ばなくていい工夫を。
・自由席問題にそろそろメスを。明確にしないとトラブルのもと。
・同じくアリーナへの持ち込み問題も明確に。2010年のようにしてほしい。
・そして何より、2ステージに戻してほしいです。
バンドのカブりで諦めざるをえないのは心苦しい。
今年も「MYRATH、よかったのか‥(泣)」「MASTERPLAN、HELLOWEENの曲をやったのか・・(泣)」とクヤシイ思いをしました。
とはいえ、これも最後に毎回言うことですが、なんだかんだで「行けば楽しいラウパ」。
今年も大満足でした。
運営の方々に感謝。
バンドに感謝。
友人に感謝。
そして、家族に感謝。
LOUDPARK17への準備は、LOUDPARK16が終わった翌日から始まっています。
また来年!!
2016年10月24日
鋼鉄の宴16~2日目 後半戦
長々と綴ってきたラウドパーク16の感想ですが、いよいよ二日目の終盤戦。
駆け抜けていきますよ!
[ Amorphis & Killswitch Engage ]
SIXX:A.M.、そしてSYMPHONY Xが素晴らしすぎて「もうワタシのラウパはこれで終わりでいいや・・」というくらいの満足感。
ですが、まだステージは続きます。
エクストリームステージでは、前回のラウパでは仕事の電話対応で見ることができなかったAmorphis。
メインアリーナでは、一度は見てみたいKillswitch Engage。
迷いに迷いつつ、ハシゴすることとなりました。
まずは、エクストリームステージのAmorphis。
到着したときに演奏されたのが[On Rich and Poor]。聞きたかった曲だ!!
もうこの頃の彼らは「メロディックデスメタル」とかってカテゴリを飛び出していたように感じます。
こういったメロディアスなチューンを聞くと、「なぜ彼らがエクストリームステージ? キルスウィッチと逆でいいのでは?」と思ってしまいます。
続いて演奏された曲は、曲名は忘れました、たしか初期のアルバムに入ってた曲!
(後で確認したら、[TALES FROM THE THOUSAND LAKES]からの[Drowned Maid]だったようです)
ワタシにとってのAmorphisは、この頃の印象が強い。
バンドロゴも、デスメタルらしくヘンな毛みたいなのがモジャモジャしてるロゴの頃。
(今回、このロゴのTシャツが売っていて「あー、初期のロゴ!!」と思って、即買い)
さらには浮遊感の心地いい[Silver Bride]。
定番とサプライズを絡め、実にいいセットリスト!!!
が、Killswitch Engageも気になる・・・ということで、メインアリーナへ移動。
・・と言いたいところですが、あまりにもキケンなカオリがするので、Killswitch Engageは今回唯一のスタンドからの観戦。
以前聞いてたときの印象としては、「ちょっと聞きやすい感じのメタルコア」って印象でしたが・・(「メタルコア」の印象が曖昧で、雰囲気です)
わりとメロディがハッキリしてるなーと感じました。
そして、爆裂疾走チューンが多いのかと思いきや、そうでもない。
それでも場内は大きなピット&モッシュが発生しています。
・・あの中にいなくて良かった。
以前からKillswitch Engageは、ワタシのような年配のメタルファンと、若いメタル(に限らず、ヘヴィな音楽全般)ファンの架け橋のような存在だと思っていた。
それは、TRIVIUMやAVENGED SEVENFOLDにも同じことを感じていた。
今回、それを改めて再認識した。
エナジーが有り余ってる若者にも、そして、メロディを大切にしたいワタシたちのような世代にも。
満遍なくアピールできる力を持っています。
AMORPHIS - Silver Bride
[ Dizzy Mizz Lizzy ]
Killswitch Engage終了後、パンパンのアリーナからゾクゾクと人が引き上げていきます。
そしてガランと空いた空間は、次のNIGHTWISHに待機する人たちがポツポツと。
ワタシも同じく、NIGHTWISHのためにそちらのアリーナに入ります。
ということで、Dizzy Mizz Lizzyは反対側からの観戦となりました。
2年連続の参戦。
そして、その間には単独公演も挟んでいる。
それでも、アリーナは溢れ返っています。彼らへの期待が表れていますね。
ステージには白い幕。
セットはその幕の奥に隠されています。
そして開演。
幕が張られた状態のまま、新譜のオープニングとなるインストチューン[Phlying Pharaoh]。
期待が高まります!
そして白布が消える!
さらに、まさかのパイロ!大きな爆発音と煙!
場内で「うぉぉぉぉーーー!!」と声にならない驚きの絶叫があがります。
Nightwish待機のステージ側でも、興奮を押さえられず立ち上がる人、人、人。
再結成後にリリースされた[I Would If I Could But I Can't]からスタート。
バックには複数のモニター。
演奏するメンバー、熱狂のアリーナを次々と映し出します。
そして、ULTIMATE STATEとBIG ROCK STAGEの中間に配置され、各バンドのパフォーマンスを映し出す大きなモニターは白黒という演出。
前回のシンプルなステージングから一転、趣向を凝らしたステージングです。
続いて[Waterline]へ!
既に会場内は彼らの空間と化しています。
Dizzy Mizz Lizzyの凄いのはココだと思うのだ。
演奏、バンドのパフォーマンス、曲調はシンプルかつコンパクト。
そして、前回はその年のベストアクトとして名高いSabatonの後。
今年も熱狂の坩堝と化したKillswitch Engageの後。
それなのに、たった数曲で会場内を一変させ、「飲み込んでしまう」という印象。
SabatonやKillswitch Engageですら、彼らを引き立たせるコントラストにしてしまう。
この求心力です。
そして(音響のおかげもあってか)、音が前回よりもパワフルでカタマリとなって畳みかけてくる。
シンプルなだけに、一つ一つの音の輪郭が明確に伝わってくる。
それがその説得力に一役買っていると思う。
ラストはもちろん名曲[Glory]。
NIGHTWISH側のアリーナもほぼ総立ち。そして、会場全体が大合唱。
全てのバンド、すべての曲を通じて、一番の一体感だったのではないでしょうか。
エクストリームステージが楽しみで来ているデスメタル&エクストリームメタルファンがいる。
BLIND GUARDIANやRAGEやCAIN'S OFFERINGが好きなメロパワ/メロスピファンがいる。
DOKKENやWHITESNAKEやSCORPIONSが好きな年輩もいる。
シンフォニックなメタル、アメリカンハード・・・多種多様に細分化された「HR/HM」が好きなファンが集うLOUDPARK。
そんな多種多様なメタラーが一体になれるバンド。
それがDizzy Mizz Lizzyだと思う。
年に2回も来て、さらに今回のLOUDPARKに決まっても、待ちわびているファンが多いこと。
「一度は見ておいたほうがいい」という声が多いこと。
説得力に溢れたパフォーマンスでした。
Dizzy Mizz Lizzy - Glory
[ Nightwish ]
実は、最近のアルバムはあまり聞いていない。
それでも[Oceanborn]を聞いたときの衝撃は記憶に新しく、[Imaginaerum]収録の[Storytime]は今でも大好きだ。
そういった断片的な印象だけを抱えつつ・・
ミステリアスなオープニングからスタート!
最初の2曲は最近のアルバムからでしょうか。
オペラティックな声だったターヤ。
キュートかつポップとも言えたアネット。
その二人の時代しか知らないワタシにとって、現在のヴォーカルであるフローラは全くイメージになかった。
個性的だった前任二人とは違い、女性ヴォーカルの王道ともいえる声の美しさ・繊細さ・力強さを兼ね備えた、いいヴォーカルだなと感じました。
聞けば、現在妊娠中とのこと。
・・それなのに全力で髪を振り回しながらのパフォーマンス。ひとごとながら「無理しないでね」と思ってしまいます。
そしてマジカル&ファンタジックなイントロから[Storytime]が!!
あの印象的なMV、そしてアネットの声。
どうしてもそのイメージが焼きついていますが、フローラの歌うこの曲も悪くない。
中盤には、個人的には「まさか!!」だった[Wishmaster]も披露。
ところどころで存在感を放つ管楽器、効果的に使われるスモーク。
なぜかゴリラの着ぐるみも登場。
上述した通り、知らない曲のほうが多かったわけですが、それでも一大エンターテンメントとしての構成力はさすが。
こうした女性ヴォーカルを配したシンフォニックなサウンドの先駆けともいえるバンドの、さすがの貫祿を見ました。
NIGHTWISH - Storytime (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
[ Whitesnake ]
前回の来日は震災直後の2011年。
アーティストが来日を避ける風潮の中でした。
ワタシにとっての白蛇は初体験は、[Slip of the Tongue]のツアーだったでしょうか。
もうずいぶん昔の話。
当時購入したTシャツもヨレヨレになっている。
が、そのときの記憶は鮮明だ。
デイヴィッド・カヴァデールの色気、パフォーマンス。「これこそがスターか・・」と思いました。
そして2011年。
ブログにも書いたかと思いますが、音程を下げて歌う姿には「・・老いたなぁ」という切なさが込み上げてきました。
大好きだった曲も、サビがきてようやく「あ、この曲だったのか・・」と気づくほどでした。
そして5年が経過した今年。
2011年にギターソロでスポットライトを浴びたダグ・アルドリッチはもういない。
その年のパフォーマンスが脳裏をよぎる。
そして、毎年のことですが、二日目のトリの時間となると、体力の限界も近い。
そんな中、白蛇のパフォーマンスが始まります。
聞き覚えのある、そして、一気に記憶を呼び覚ますリフ。
いきなりの[Bad Boys]!!
サビ云々ではなく、そのリフだけで場内が「うぉぉぉー!!」という空気に包まれます。
カヴァーデルの声は、よく出ている。
音程は下げてるけど、それでもその艶っぽさは存分に発揮されている。
そして数曲を挟んで[Fool for Your Loving]へ。
この曲でも途中までその曲だと気づかなかった・・・。
WHITESNAKEのライブは、評価が分かれると思う。
最初っから現在のカヴァーデルのパフォーマンスを織り込み済みで「このくらいは下げてくるだろうし、このくらいのパフォーマンスだろうな」と思っていた人にとっては、今回は「おぉ、今回はいいじゃん!頑張ってるじゃん!」と思えたと思う。
逆に、昔の印象が強いままに期待してた人にとっては「・・カヴァーデルぅぅ(泣)」という印象だったかもしれない。
ワタシは、今年は前者。2011年は後者。
が、体力の限界も近づき・・・ありがとうカヴァーデル。最後まで見たかったけど、ごめんよカヴァーデル。
ということで、会場を後にします。
二日間の余韻と恍惚を残しつつ・・ありがとうLOUDPARK。
あとは、毎年恒例の「まとめ」的なものをつづって締めくくりたいと思いますよ。
Whitesnake - Bad Boys
駆け抜けていきますよ!
[ Amorphis & Killswitch Engage ]
SIXX:A.M.、そしてSYMPHONY Xが素晴らしすぎて「もうワタシのラウパはこれで終わりでいいや・・」というくらいの満足感。
ですが、まだステージは続きます。
エクストリームステージでは、前回のラウパでは仕事の電話対応で見ることができなかったAmorphis。
メインアリーナでは、一度は見てみたいKillswitch Engage。
迷いに迷いつつ、ハシゴすることとなりました。
まずは、エクストリームステージのAmorphis。
到着したときに演奏されたのが[On Rich and Poor]。聞きたかった曲だ!!
もうこの頃の彼らは「メロディックデスメタル」とかってカテゴリを飛び出していたように感じます。
こういったメロディアスなチューンを聞くと、「なぜ彼らがエクストリームステージ? キルスウィッチと逆でいいのでは?」と思ってしまいます。
続いて演奏された曲は、曲名は忘れました、たしか初期のアルバムに入ってた曲!
(後で確認したら、[TALES FROM THE THOUSAND LAKES]からの[Drowned Maid]だったようです)
ワタシにとってのAmorphisは、この頃の印象が強い。
バンドロゴも、デスメタルらしくヘンな毛みたいなのがモジャモジャしてるロゴの頃。
(今回、このロゴのTシャツが売っていて「あー、初期のロゴ!!」と思って、即買い)
さらには浮遊感の心地いい[Silver Bride]。
定番とサプライズを絡め、実にいいセットリスト!!!
が、Killswitch Engageも気になる・・・ということで、メインアリーナへ移動。
・・と言いたいところですが、あまりにもキケンなカオリがするので、Killswitch Engageは今回唯一のスタンドからの観戦。
以前聞いてたときの印象としては、「ちょっと聞きやすい感じのメタルコア」って印象でしたが・・(「メタルコア」の印象が曖昧で、雰囲気です)
わりとメロディがハッキリしてるなーと感じました。
そして、爆裂疾走チューンが多いのかと思いきや、そうでもない。
それでも場内は大きなピット&モッシュが発生しています。
・・あの中にいなくて良かった。
以前からKillswitch Engageは、ワタシのような年配のメタルファンと、若いメタル(に限らず、ヘヴィな音楽全般)ファンの架け橋のような存在だと思っていた。
それは、TRIVIUMやAVENGED SEVENFOLDにも同じことを感じていた。
今回、それを改めて再認識した。
エナジーが有り余ってる若者にも、そして、メロディを大切にしたいワタシたちのような世代にも。
満遍なくアピールできる力を持っています。
AMORPHIS - Silver Bride
[ Dizzy Mizz Lizzy ]
Killswitch Engage終了後、パンパンのアリーナからゾクゾクと人が引き上げていきます。
そしてガランと空いた空間は、次のNIGHTWISHに待機する人たちがポツポツと。
ワタシも同じく、NIGHTWISHのためにそちらのアリーナに入ります。
ということで、Dizzy Mizz Lizzyは反対側からの観戦となりました。
2年連続の参戦。
そして、その間には単独公演も挟んでいる。
それでも、アリーナは溢れ返っています。彼らへの期待が表れていますね。
ステージには白い幕。
セットはその幕の奥に隠されています。
そして開演。
幕が張られた状態のまま、新譜のオープニングとなるインストチューン[Phlying Pharaoh]。
期待が高まります!
そして白布が消える!
さらに、まさかのパイロ!大きな爆発音と煙!
場内で「うぉぉぉぉーーー!!」と声にならない驚きの絶叫があがります。
Nightwish待機のステージ側でも、興奮を押さえられず立ち上がる人、人、人。
再結成後にリリースされた[I Would If I Could But I Can't]からスタート。
バックには複数のモニター。
演奏するメンバー、熱狂のアリーナを次々と映し出します。
そして、ULTIMATE STATEとBIG ROCK STAGEの中間に配置され、各バンドのパフォーマンスを映し出す大きなモニターは白黒という演出。
前回のシンプルなステージングから一転、趣向を凝らしたステージングです。
続いて[Waterline]へ!
既に会場内は彼らの空間と化しています。
Dizzy Mizz Lizzyの凄いのはココだと思うのだ。
演奏、バンドのパフォーマンス、曲調はシンプルかつコンパクト。
そして、前回はその年のベストアクトとして名高いSabatonの後。
今年も熱狂の坩堝と化したKillswitch Engageの後。
それなのに、たった数曲で会場内を一変させ、「飲み込んでしまう」という印象。
SabatonやKillswitch Engageですら、彼らを引き立たせるコントラストにしてしまう。
この求心力です。
そして(音響のおかげもあってか)、音が前回よりもパワフルでカタマリとなって畳みかけてくる。
シンプルなだけに、一つ一つの音の輪郭が明確に伝わってくる。
それがその説得力に一役買っていると思う。
ラストはもちろん名曲[Glory]。
NIGHTWISH側のアリーナもほぼ総立ち。そして、会場全体が大合唱。
全てのバンド、すべての曲を通じて、一番の一体感だったのではないでしょうか。
エクストリームステージが楽しみで来ているデスメタル&エクストリームメタルファンがいる。
BLIND GUARDIANやRAGEやCAIN'S OFFERINGが好きなメロパワ/メロスピファンがいる。
DOKKENやWHITESNAKEやSCORPIONSが好きな年輩もいる。
シンフォニックなメタル、アメリカンハード・・・多種多様に細分化された「HR/HM」が好きなファンが集うLOUDPARK。
そんな多種多様なメタラーが一体になれるバンド。
それがDizzy Mizz Lizzyだと思う。
年に2回も来て、さらに今回のLOUDPARKに決まっても、待ちわびているファンが多いこと。
「一度は見ておいたほうがいい」という声が多いこと。
説得力に溢れたパフォーマンスでした。
Dizzy Mizz Lizzy - Glory
[ Nightwish ]
実は、最近のアルバムはあまり聞いていない。
それでも[Oceanborn]を聞いたときの衝撃は記憶に新しく、[Imaginaerum]収録の[Storytime]は今でも大好きだ。
そういった断片的な印象だけを抱えつつ・・
ミステリアスなオープニングからスタート!
最初の2曲は最近のアルバムからでしょうか。
オペラティックな声だったターヤ。
キュートかつポップとも言えたアネット。
その二人の時代しか知らないワタシにとって、現在のヴォーカルであるフローラは全くイメージになかった。
個性的だった前任二人とは違い、女性ヴォーカルの王道ともいえる声の美しさ・繊細さ・力強さを兼ね備えた、いいヴォーカルだなと感じました。
聞けば、現在妊娠中とのこと。
・・それなのに全力で髪を振り回しながらのパフォーマンス。ひとごとながら「無理しないでね」と思ってしまいます。
そしてマジカル&ファンタジックなイントロから[Storytime]が!!
あの印象的なMV、そしてアネットの声。
どうしてもそのイメージが焼きついていますが、フローラの歌うこの曲も悪くない。
中盤には、個人的には「まさか!!」だった[Wishmaster]も披露。
ところどころで存在感を放つ管楽器、効果的に使われるスモーク。
なぜかゴリラの着ぐるみも登場。
上述した通り、知らない曲のほうが多かったわけですが、それでも一大エンターテンメントとしての構成力はさすが。
こうした女性ヴォーカルを配したシンフォニックなサウンドの先駆けともいえるバンドの、さすがの貫祿を見ました。
NIGHTWISH - Storytime (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
[ Whitesnake ]
前回の来日は震災直後の2011年。
アーティストが来日を避ける風潮の中でした。
ワタシにとっての白蛇は初体験は、[Slip of the Tongue]のツアーだったでしょうか。
もうずいぶん昔の話。
当時購入したTシャツもヨレヨレになっている。
が、そのときの記憶は鮮明だ。
デイヴィッド・カヴァデールの色気、パフォーマンス。「これこそがスターか・・」と思いました。
そして2011年。
ブログにも書いたかと思いますが、音程を下げて歌う姿には「・・老いたなぁ」という切なさが込み上げてきました。
大好きだった曲も、サビがきてようやく「あ、この曲だったのか・・」と気づくほどでした。
そして5年が経過した今年。
2011年にギターソロでスポットライトを浴びたダグ・アルドリッチはもういない。
その年のパフォーマンスが脳裏をよぎる。
そして、毎年のことですが、二日目のトリの時間となると、体力の限界も近い。
そんな中、白蛇のパフォーマンスが始まります。
聞き覚えのある、そして、一気に記憶を呼び覚ますリフ。
いきなりの[Bad Boys]!!
サビ云々ではなく、そのリフだけで場内が「うぉぉぉー!!」という空気に包まれます。
カヴァーデルの声は、よく出ている。
音程は下げてるけど、それでもその艶っぽさは存分に発揮されている。
そして数曲を挟んで[Fool for Your Loving]へ。
この曲でも途中までその曲だと気づかなかった・・・。
WHITESNAKEのライブは、評価が分かれると思う。
最初っから現在のカヴァーデルのパフォーマンスを織り込み済みで「このくらいは下げてくるだろうし、このくらいのパフォーマンスだろうな」と思っていた人にとっては、今回は「おぉ、今回はいいじゃん!頑張ってるじゃん!」と思えたと思う。
逆に、昔の印象が強いままに期待してた人にとっては「・・カヴァーデルぅぅ(泣)」という印象だったかもしれない。
ワタシは、今年は前者。2011年は後者。
が、体力の限界も近づき・・・ありがとうカヴァーデル。最後まで見たかったけど、ごめんよカヴァーデル。
ということで、会場を後にします。
二日間の余韻と恍惚を残しつつ・・ありがとうLOUDPARK。
あとは、毎年恒例の「まとめ」的なものをつづって締めくくりたいと思いますよ。
Whitesnake - Bad Boys
2016年10月21日
鋼鉄の宴16~2日目 中盤戦
さて、二日目の続きですよ。
ワタシにとって、二日間の山場のひとつともいえる、二日目中盤戦です!
[ SIXX:A.M ]
SIXX:A.M.・・・
MOTLEY CRUEの存在を知っていて、その音楽性を知っていて、ニッキー・シックスの存在感を知っている人。
そして、このバンドが始動していることを知ってるけど、聞いたことのない人。聞こうとしていない人。
数カ月前のワタシと同じです。
そして、こう思いませんでしたか。
「あれだけモトリーでキャッチーなことやってるから、どうせサイドプロジェクトなんてモダンヘヴィネスでしょ。ジャケットやロゴもそんな感じだし」
数カ月前のワタシと同じです。
もしそんな「数カ月前のワタシ」と同じ人がいらっしゃったら、すぐにYOUTUBEでチェックすることをオススメします。
「なんだこれは!?」と驚嘆の声をあげることでしょう。
このバンドも、今回ときどき登場するMさんからオススメして頂いた。
半信半疑だったが、メロディ至上主義のメタルファン、いや、ロックファン全てにオススメしたい。
ケバい(←褒めてるつもり)モトリークルーが苦手でも、これは聞いてみてほしい。
そんな最近このバンドを好きになった新参者のワタシですが、すごく楽しみにしていたから期待は膨らみます。
オープニングは[This Is Gonna Hurt]!
ややタテノリのリズムとグルーヴが心地よい曲。「ヘイ!ヘイ!」の掛け合いも盛り上がります。
そして始まった直後から、メンバーの存在感がハンパない!
ニッキー・シックスはもちろんだが、ヴォーカルのジェイムズ・マイケル、ギターのDJアシュバの色気がハンパない!
そして後方に控える女性コーラス二人の色気と存在感もハンパない!
当然、そのライブ全体を覆う「ショー」感がハンパない!
他には絶対にマネのできない「一大エンターテインメント」感がハンパない!
一曲目からグイグイその世界に引きこまれて・・いや、惹きこまれていきます。
続いては[RISE]。
ヘヴィでありながらメロウなメロディでサビが展開していくこの曲、SIXX:A.M.ならではだな、と思います。
途中で「今度のニューアルバムからの新曲」として演奏された曲も、実に彼ららしい曲でした。
[Everything Went to Hell]では、ニッキーとDJアシュバがDEVILっぽい仮面をつけて登場。
コーラスの女性も巻き込んでのパフォーマンスが展開されます。
このコーラスの女性2人、バックでコーラスしてない時も動きを合わせて、けっこう激しく踊っているのだ。
単なるコーラスに収まらず、そのショーのアクセントとして実に大きな役割を果たしています。
[Prayers for the Damned]、[Stars]といった、各アルバムの象徴的なチューンを絡めて・・
ラストは[Life Is Beautiful]!!
アルバムを聞いている中では「そこそこ好きな曲」という位置づけですが、この会場で、この空気の中で聞くと「なんという素晴らしい曲だ!」と陶酔してしまいます。
ワタシも含めて、多くのオーディエンスが「まさに今が Life Is Beautiful!!」と感じたことでしょう。
結局、ワタシが大好きな[Relief]や[Live Forever]や[Goodbye My Friends]は披露されなかった。
それでもココロの奥底から「なんというショーを見てしまったんだ・・素晴らしかった!」と思えました。
彼ら3人が中心となって構築するその世界は唯一無二。
言葉にならない感動でした。
終演後、出口へ向かう途中、このバンドを教えてくれたMさんと偶然出会い・・
目が合い、無言で手を握り、「・・良かった!すごく良かったよ!」と共に感動を分け合いました。
ということで、一足早いですが、「これは二日間のベストアクトだろ。これは覆せないだろ」と思いました。
繰り返しになりますが、モトリークルーしか聞いてない人。是非聞いてみてください。
そしてライブを見る機会があったら、必ず見てください。
そうそう、補足になってしまいますが・・
このステージに感動したMさん、「やっぱりTシャツ買ってくる!!」と、その足で先行物販へ向いましたが、やはり買えず。
ワタシも数年前、THE HAUNTEDで同じ体験をしました。
先行物販の段階では、どれだけ素晴らしいショーになるか分からないので判断は難しいですが、好きなバンドは後悔しないように買っておくといですね。
Sixx: A.M. - Live Forever
:
:
:
ということで、SIXX:A.M.の感動の余韻を残したまま・・
ウリ・ジョン・ロートのステージが始まるわけですが・・・
ここまで何も食ってない。
これからも食う余裕はない。
ということで、ようやく食事タイムとなりましたよ。
時間で言うと15:00くらい。
とりあえずいつものケンタ&ロッテリアブース付近へ。
初日はケンタを食ったから・・ということで、今回はハンバーガーを。
さいたまスーパーアリーナのロッテリアは種類が限られてるわけですが「これ、ください」とお願いすると
「申し訳ありません、今はてりやきバーガーしかありません」
とのこと。
てりやきって気分でもないなーと思いつつ、他行くのもメンドいなーということで、てりやきバーガー+ビール。
通路に座り込んでモシャモシャグビグビやってると‥またしてもMさんと遭遇。
お互い、ビールを追加購入して改めて乾杯しつつ、SIXX:A.M.の余韻に浸ります。
その場で新しい出会いもありつつ‥ワタシは次にはSYMPHONY Xが控えています。
Mさんと、そして、新しく出会った方と別れ・・耳栓を装着し直し・・・ついに待望のSYMHONY X!!!
[ Uli Jon Roth ]
SYMPHONY X側で待機しつつ、最後の曲だけは聞けました。
通称「仙人」こと、ウリ・ジョン・ロート。
あのイングヴェイが師と仰ぐ(らしい)、伝説のギタリストですね。
アルバムは一枚だけ持ってましたが、「・・うーん」って印象だった記憶。
私自身、楽器を演奏できないのですが、素人が見ても仙人の滑らかな指の動きは尋常じゃない。
まだにギターの上を滑るように、そして柔和に撫でるように。
こんなに優しくギターを弾きながら、なぜこれだけ強靱な音が生み出せるんだ!? と驚きました。
仙人として崇められるその存在、断片的にですが感じることができました。
しかし・・還暦越えですよ。驚愕です。
[ SYMPHONY X ]
MANOWAR、SYMPHONY X が見られる‥(涙)・・という劇的なLOUDPARKの予定が一転、共にキャンセルという涙にくれた2014年。
そして、2016年。彼らにとって、そしてファンにとってリヴェンジの機会が訪れました。
直前まで「またキャンセルするんじゃないか」という不安。
しかも直前には台風。
脳裏をよぎるトラウマワード「船便」。(←これは彼らじゃないですが)
幕があくまでは拭いきれぬ不安。
そしていよいよそのときは訪れました。
ULTIMATE STATEに表示される「SYMPHONY X」のロゴ。
ついに始まります!
最新アルバムの[Nevermore]から幕開け。
ややモダンな音像、ザクザクとしたリフ。それでいてスペーシーで空間の広がりと深さを感じるサビ。
最近のSYMPHONY Xの「らしさ」が見える曲です。
開幕直後は音のバランスが悪く、ラッセル・アレンのヴォーカルもちょっと引っ込みがち。
しかし、徐々に改善し、彼の超人的パフォーマンスが輝きを魅せ始めます。
続いて、幻想的なデジタルサウンド、マイケル・ロメオの「整然とした不協和音」ともいえる独特のギターリフ。
[UNDERWORLD]です。
テクニカルな展開、怒りをぶつけるかのような力強いサビ前のメロディ。
そしてキーボードに彩られて煌びやかに飛翔していくかのようなサビ。
初期からのファンでも「これだよなぁ・・これだよ。」と思える曲です。
そう、最近の彼らはややシンフォニックに、テクニカルに、難解になってきた感がある。
ワタシがDREAM THEATERから離れていったときと同じような感覚がある。
それでもこういった曲を聞くと「やっぱりSYMPHONY X、サイコーだ!」と思えます。
そして中盤には、早くもキラーチューンである[Set the World on Fire]が登場!!
初期に見られた、彼ららしい様式美を纏った、パワーメタル的側面を持ち合わせた名曲です。
この適度なモダンなリフ+様式美+パワーメタル的疾走感。
これこそがワタシの中での「理想のSYMPHONY X」像。
アリーナは爆発的な熱狂に包まれます。
この曲はラスト付近で出てくると思ってた。
そうなると、このあとどうなるんだ?
最近の曲を続けて、この曲の盛り上がりがピークになるのか?
それとも‥
恍惚の時間とともに、期待と不安が入り交じります。
[Serpent's Kiss]を挟み、続いて登場したのは・・
美しいキーボードの音色。
スピード感のあるリフ。
アリーナはもうみんな分かってる。拳が上がる。上がる。上がる。
彼らの代表的アルバムである[THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY]からの名曲、[Out of the Ashes]!!!
今の彼らからすると単調なリズムかもしれない。
それでも、このコンパクトな疾走感、そしてアルバムジャケット通りの「聖」なムードに満ちた曲だ。
サビでは大合唱!
マイケル・ロメオの奏でるリフ、ラッセル・アレンのストロングな声。
全てが一体となり、この日のハイライトと思わせる盛り上がりとなりました。
・・が、これでは終わらない。
ゴリゴリとしたリフをバラ撒きながら突進し、美しいハーモニーに導かれ・・・
そのアルバムのオープニングチューンである[Of Sins and Shadows]!
熱狂はとどまるところを知らず「まさか!まさか!」という興奮の坩堝と化します。
・・が、これでは終わらない。
最初に刻まれた1音のリフだけで絶叫に近い歓声が上がる。
同じく[THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY]からの名曲[Sea of Lies]!!
穏やかに、たゆたうようなメロディから、大きな海原へ拡がっていくかのようなスケールの大きなサビ。
「♪シーオブラーーーーーアァァーーーーーィーーー」というコーラスがアリーナを覆います。
・・なんというセットリスト!!
・・なんというファン想いのセットリスト!!
終わってみれば、SIXX:A.M.と並ぶベストアクト候補。
2014年はキャンセルになったけど、来てくれてよかった。
待っていてよかった。
期待していてよかった。
SYMPHONY Xが好きでよかった。
万感の思いとは、こういう瞬間のことを言うのでしょう。
ラストの[THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY]からの3連発は、個人的ラウパの歴史の中でも「語り継ぐべきラスト3曲」となりました。
素晴らしかった!!
Symphony X - Of Sins and Shadows
:
:
:
ということで、「もうワタシのラウドパークは終わりでもいいかな・・」という満足感がよぎる中、後半へ続きます。
ワタシにとって、二日間の山場のひとつともいえる、二日目中盤戦です!
[ SIXX:A.M ]
SIXX:A.M.・・・
MOTLEY CRUEの存在を知っていて、その音楽性を知っていて、ニッキー・シックスの存在感を知っている人。
そして、このバンドが始動していることを知ってるけど、聞いたことのない人。聞こうとしていない人。
数カ月前のワタシと同じです。
そして、こう思いませんでしたか。
「あれだけモトリーでキャッチーなことやってるから、どうせサイドプロジェクトなんてモダンヘヴィネスでしょ。ジャケットやロゴもそんな感じだし」
数カ月前のワタシと同じです。
もしそんな「数カ月前のワタシ」と同じ人がいらっしゃったら、すぐにYOUTUBEでチェックすることをオススメします。
「なんだこれは!?」と驚嘆の声をあげることでしょう。
このバンドも、今回ときどき登場するMさんからオススメして頂いた。
半信半疑だったが、メロディ至上主義のメタルファン、いや、ロックファン全てにオススメしたい。
ケバい(←褒めてるつもり)モトリークルーが苦手でも、これは聞いてみてほしい。
そんな最近このバンドを好きになった新参者のワタシですが、すごく楽しみにしていたから期待は膨らみます。
オープニングは[This Is Gonna Hurt]!
ややタテノリのリズムとグルーヴが心地よい曲。「ヘイ!ヘイ!」の掛け合いも盛り上がります。
そして始まった直後から、メンバーの存在感がハンパない!
ニッキー・シックスはもちろんだが、ヴォーカルのジェイムズ・マイケル、ギターのDJアシュバの色気がハンパない!
そして後方に控える女性コーラス二人の色気と存在感もハンパない!
当然、そのライブ全体を覆う「ショー」感がハンパない!
他には絶対にマネのできない「一大エンターテインメント」感がハンパない!
一曲目からグイグイその世界に引きこまれて・・いや、惹きこまれていきます。
続いては[RISE]。
ヘヴィでありながらメロウなメロディでサビが展開していくこの曲、SIXX:A.M.ならではだな、と思います。
途中で「今度のニューアルバムからの新曲」として演奏された曲も、実に彼ららしい曲でした。
[Everything Went to Hell]では、ニッキーとDJアシュバがDEVILっぽい仮面をつけて登場。
コーラスの女性も巻き込んでのパフォーマンスが展開されます。
このコーラスの女性2人、バックでコーラスしてない時も動きを合わせて、けっこう激しく踊っているのだ。
単なるコーラスに収まらず、そのショーのアクセントとして実に大きな役割を果たしています。
[Prayers for the Damned]、[Stars]といった、各アルバムの象徴的なチューンを絡めて・・
ラストは[Life Is Beautiful]!!
アルバムを聞いている中では「そこそこ好きな曲」という位置づけですが、この会場で、この空気の中で聞くと「なんという素晴らしい曲だ!」と陶酔してしまいます。
ワタシも含めて、多くのオーディエンスが「まさに今が Life Is Beautiful!!」と感じたことでしょう。
結局、ワタシが大好きな[Relief]や[Live Forever]や[Goodbye My Friends]は披露されなかった。
それでもココロの奥底から「なんというショーを見てしまったんだ・・素晴らしかった!」と思えました。
彼ら3人が中心となって構築するその世界は唯一無二。
言葉にならない感動でした。
終演後、出口へ向かう途中、このバンドを教えてくれたMさんと偶然出会い・・
目が合い、無言で手を握り、「・・良かった!すごく良かったよ!」と共に感動を分け合いました。
ということで、一足早いですが、「これは二日間のベストアクトだろ。これは覆せないだろ」と思いました。
繰り返しになりますが、モトリークルーしか聞いてない人。是非聞いてみてください。
そしてライブを見る機会があったら、必ず見てください。
そうそう、補足になってしまいますが・・
このステージに感動したMさん、「やっぱりTシャツ買ってくる!!」と、その足で先行物販へ向いましたが、やはり買えず。
ワタシも数年前、THE HAUNTEDで同じ体験をしました。
先行物販の段階では、どれだけ素晴らしいショーになるか分からないので判断は難しいですが、好きなバンドは後悔しないように買っておくといですね。
Sixx: A.M. - Live Forever
:
:
:
ということで、SIXX:A.M.の感動の余韻を残したまま・・
ウリ・ジョン・ロートのステージが始まるわけですが・・・
ここまで何も食ってない。
これからも食う余裕はない。
ということで、ようやく食事タイムとなりましたよ。
時間で言うと15:00くらい。
とりあえずいつものケンタ&ロッテリアブース付近へ。
初日はケンタを食ったから・・ということで、今回はハンバーガーを。
さいたまスーパーアリーナのロッテリアは種類が限られてるわけですが「これ、ください」とお願いすると
「申し訳ありません、今はてりやきバーガーしかありません」
とのこと。
てりやきって気分でもないなーと思いつつ、他行くのもメンドいなーということで、てりやきバーガー+ビール。
通路に座り込んでモシャモシャグビグビやってると‥またしてもMさんと遭遇。
お互い、ビールを追加購入して改めて乾杯しつつ、SIXX:A.M.の余韻に浸ります。
その場で新しい出会いもありつつ‥ワタシは次にはSYMPHONY Xが控えています。
Mさんと、そして、新しく出会った方と別れ・・耳栓を装着し直し・・・ついに待望のSYMHONY X!!!
[ Uli Jon Roth ]
SYMPHONY X側で待機しつつ、最後の曲だけは聞けました。
通称「仙人」こと、ウリ・ジョン・ロート。
あのイングヴェイが師と仰ぐ(らしい)、伝説のギタリストですね。
アルバムは一枚だけ持ってましたが、「・・うーん」って印象だった記憶。
私自身、楽器を演奏できないのですが、素人が見ても仙人の滑らかな指の動きは尋常じゃない。
まだにギターの上を滑るように、そして柔和に撫でるように。
こんなに優しくギターを弾きながら、なぜこれだけ強靱な音が生み出せるんだ!? と驚きました。
仙人として崇められるその存在、断片的にですが感じることができました。
しかし・・還暦越えですよ。驚愕です。
[ SYMPHONY X ]
MANOWAR、SYMPHONY X が見られる‥(涙)・・という劇的なLOUDPARKの予定が一転、共にキャンセルという涙にくれた2014年。
そして、2016年。彼らにとって、そしてファンにとってリヴェンジの機会が訪れました。
直前まで「またキャンセルするんじゃないか」という不安。
しかも直前には台風。
脳裏をよぎるトラウマワード「船便」。(←これは彼らじゃないですが)
幕があくまでは拭いきれぬ不安。
そしていよいよそのときは訪れました。
ULTIMATE STATEに表示される「SYMPHONY X」のロゴ。
ついに始まります!
最新アルバムの[Nevermore]から幕開け。
ややモダンな音像、ザクザクとしたリフ。それでいてスペーシーで空間の広がりと深さを感じるサビ。
最近のSYMPHONY Xの「らしさ」が見える曲です。
開幕直後は音のバランスが悪く、ラッセル・アレンのヴォーカルもちょっと引っ込みがち。
しかし、徐々に改善し、彼の超人的パフォーマンスが輝きを魅せ始めます。
続いて、幻想的なデジタルサウンド、マイケル・ロメオの「整然とした不協和音」ともいえる独特のギターリフ。
[UNDERWORLD]です。
テクニカルな展開、怒りをぶつけるかのような力強いサビ前のメロディ。
そしてキーボードに彩られて煌びやかに飛翔していくかのようなサビ。
初期からのファンでも「これだよなぁ・・これだよ。」と思える曲です。
そう、最近の彼らはややシンフォニックに、テクニカルに、難解になってきた感がある。
ワタシがDREAM THEATERから離れていったときと同じような感覚がある。
それでもこういった曲を聞くと「やっぱりSYMPHONY X、サイコーだ!」と思えます。
そして中盤には、早くもキラーチューンである[Set the World on Fire]が登場!!
初期に見られた、彼ららしい様式美を纏った、パワーメタル的側面を持ち合わせた名曲です。
この適度なモダンなリフ+様式美+パワーメタル的疾走感。
これこそがワタシの中での「理想のSYMPHONY X」像。
アリーナは爆発的な熱狂に包まれます。
この曲はラスト付近で出てくると思ってた。
そうなると、このあとどうなるんだ?
最近の曲を続けて、この曲の盛り上がりがピークになるのか?
それとも‥
恍惚の時間とともに、期待と不安が入り交じります。
[Serpent's Kiss]を挟み、続いて登場したのは・・
美しいキーボードの音色。
スピード感のあるリフ。
アリーナはもうみんな分かってる。拳が上がる。上がる。上がる。
彼らの代表的アルバムである[THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY]からの名曲、[Out of the Ashes]!!!
今の彼らからすると単調なリズムかもしれない。
それでも、このコンパクトな疾走感、そしてアルバムジャケット通りの「聖」なムードに満ちた曲だ。
サビでは大合唱!
マイケル・ロメオの奏でるリフ、ラッセル・アレンのストロングな声。
全てが一体となり、この日のハイライトと思わせる盛り上がりとなりました。
・・が、これでは終わらない。
ゴリゴリとしたリフをバラ撒きながら突進し、美しいハーモニーに導かれ・・・
そのアルバムのオープニングチューンである[Of Sins and Shadows]!
熱狂はとどまるところを知らず「まさか!まさか!」という興奮の坩堝と化します。
・・が、これでは終わらない。
最初に刻まれた1音のリフだけで絶叫に近い歓声が上がる。
同じく[THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY]からの名曲[Sea of Lies]!!
穏やかに、たゆたうようなメロディから、大きな海原へ拡がっていくかのようなスケールの大きなサビ。
「♪シーオブラーーーーーアァァーーーーーィーーー」というコーラスがアリーナを覆います。
・・なんというセットリスト!!
・・なんというファン想いのセットリスト!!
終わってみれば、SIXX:A.M.と並ぶベストアクト候補。
2014年はキャンセルになったけど、来てくれてよかった。
待っていてよかった。
期待していてよかった。
SYMPHONY Xが好きでよかった。
万感の思いとは、こういう瞬間のことを言うのでしょう。
ラストの[THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY]からの3連発は、個人的ラウパの歴史の中でも「語り継ぐべきラスト3曲」となりました。
素晴らしかった!!
Symphony X - Of Sins and Shadows
:
:
:
ということで、「もうワタシのラウドパークは終わりでもいいかな・・」という満足感がよぎる中、後半へ続きます。
2016年10月20日
鋼鉄の宴16~2日目 前半戦
さて、朝から(といっても、お昼近いですが)、心地よい「朝イチピット」に参加して昂りが残る中、二日目の続きですよ。
[ KUNI ]
次のお楽しみは、Savage Messiahと同じステージでの The Dead Daisies 。
ということで、そのままアリーナにステイして、反対側のステージを眺めます。
続いてはKUNI。
LOUDPARK10では、良くも悪くも独特の空間を作り出し、複雑な印象を抱いたステージングでしたが、今年はどうなることでしょうか。
・・と言いつつ、ほとんど曲を知らないのです。
横目で見てるわけですが、ヴォーカルの力強さが印象的。
そう、今回のヴォーカルはジェフ・スコット・ソート。
曲自体は、オーソドックスなハードロック。
やや地味な印象は否めません。
唯一知ってる[Looking For Action]。これはキャッチーでいい曲ですね。
ラストにはKISSのカバーを披露。
そして唐突に「今日、このステージで引退します!!」と引退宣言。
しかも、そのMCを他のメンバーの割り込みで切られてしまうという状況。
驚きと戸惑いが拡がる中、終了。
・・今回も、なんとも独特な空間を作り出してくれました。
しかし、ジェフ・スコット・ソートが元気で良かった。
Kuni (クニ) - Lookin' For Action (Japan Aid 2nd, Showa Kinen Park, Tokyo, Japan, 1987-10-04)
[ The Dead Daisies ]
その微妙な空気の余韻を残した中、The Dead Daisies。
もともと、このバンドの参戦がアナウンスされたときは「・・名前は聞いたことあるな」って程度。
が、このバンドにダグ・アルドリッチが加入したことを知ると「ダグのバンドか!これは見なくては!」と思いました。
ヴォーカルはジョン・コラビ。
さらに、マルコ・メンドーサを加えて、「実はスゴいバンド」なのだ。
事前に聞いていたサウンドとしては、広大かつ荒涼としたアメリカンハードハードロック(R&R)といった印象でしょうか。
こういったバンドもラウパの成分としては大切だと思うのだ。
ということで、始まりますよ!
オープニングから独特のグルーヴを纏い、それぞれが存在感を示し、貫祿を魅せてくれます。
ダグはいつも通りの笑顔。
以前からこのブログでは書いてることですが、個人的にはダグは「縁の下の力持ち」が似合うと思う。
このバンドでは、自分が自ら前に出る必要もないけど、WHITESNAKE時代のように「一歩引く」という必要もない。
ひとつの大切なピースとしてバンドを支えている感が伝わってきて、実にフィットしているなと感じました。
音楽性的には、今までの遍歴とは異なる気がしますが、それでも違和感はありません。
ジョン・コラビは「・・こんな風貌だったけ?」と思いましたが、今の風貌、声質。「これでいいじゃないか!」という安心感があります。
[Make Some Noise]での観客との掛け合いも楽しい!
もともとアメリカンハードロックが大好きなワタシ。
産業ロック的な音も好き。
そして、こういったザラっとした乾いた空気のバンドも大好きなのだ。
BON JOVIあたりでいえば、こういった乾いた曲こそが真骨頂だと思ってるくらいだ。
(イコール、リッチー・サンボラの色がどれだけ入るかによるわけですが・・)
ラストには有名曲[Helter Skelter]をカバー。
・・そういえば、この曲はMOTLEY CRUEもチョイスしてたな・・と思うと、ファンサービスなのか、別の意図があるのか、特に他意はないのか‥と思っちゃいますが、盛り上がったのでヨシとしましょう。
個人的にはダグの元気な姿を見られただけで満足。
このバンド、続いてほしいなーと思いましたよ。
THE DEAD DAISIES - Make Some Noise (Live in Belfast)
[ Lacuna Coil ]
次のRIOTに備え、再び同じ場所にステイして、隣ではLacuna Coil。
Lacuna Coil‥一枚持ってたな、確か。
けど、ハマることもなかったし、特に聞きなおすこともなく参戦。
フィメールゴシックの草分け的存在・・というと大げさかもしれませんが、わりと活動の歴史は長かったように記憶しています。
曲をほとんど知らない&記憶してないので、知ったかぶりでの感想は避けさせていただきますが‥
ヘヴィかつドラマティックな空気は凛として、息が詰まるような緊張感でした。
サウンドが胸から入り、ハラの奥底に沈殿していくかのような。
その中で光を放つメランコリックなメロディ。
それを彩るヴォーカルの女性。
ゴシックメタルは普段あんまり聞かない。
けど、こうしてライブで聞くと、その空気の張りつめ方は独特のものがある。
そしてそのファッションを含めたヴィジュアル的な要素は、多くのバンドがリスペクトしているんだろうな、ということを感じました。
(「あ、アレって○○っぽいな」って感じることが多々あったので)
実に印象深いステージとなりました。
で、気になって後から調べてみたんですが・・・
イタリアのバンドだったのか! そんな情報、忘れてた!
そして1994年デビュー。もう20年選手なんだな。
そういう意味では、やはり先駆者として他のバンドのお手本であり、ひとつのスタイルとして存在し続けているんだな、と。
Lacuna Coil - Delirium
[ RIOT ]
ワタシの音楽史の中でも、とても大きな位置を占めるRIOT。
もちろん、大好きなバンドだ。
前回は2014年でしたかね。
マーク・リアリを失った後という感傷的な空気も手伝って、実に感慨深いステージでした。
それから2年。
今回は[Fire Down Under]の35周年記念ということで、そのアルバムを中心としたスペシャルなものになる、と。
・・正直に言っちゃっていいですか。
ワタシ、このアルバムにあんまり思い入れがないのです。
[THUNDERSTEEL]アルバムからRIOTに入り、そこから遡ったわけですが、その中でも一番印象が薄いのです。
だから、「・・普通のセットリストでやってくれないかなー」という思いがありました。
とはいえ、ワタシにとってスペシャルなバンドですから、もちろん期待を込めて観ますよ。
バックトドップには[Fire Down Under]と、現段階での最新作[Unleash the Fire]が並んでいます。
・・なんともネタにされそうな光景です。
ジョニーも進化してるなーと感じますね。
オープニングは当然、[Fire Down Under]からの[Swords and Tequila]。
そうそう、この曲は覚えてる。わりといい曲だなーって思ってた。
現メンバーで、そして素晴らしい音響の中で聞くと、そのソリッドな魅力は際立つ。
続いて[Fire Down Under]。
さらに続いて‥と、軒並み[Fire Down Under]の曲が続きます。
ワタシは思いました。
「やっぱり、THUNDERSTEEL以降のRIOTが好きなのだ」と。
もちろんTHUNDERSTEEL以前にも好きな曲もあるけどね。
[THUNDERSTEEL][THE PRIVILEGE OF POWER]のメタリックで鋭利な音。
酷評されてたけど、実はバランスがいい[NIGHTBREAKER]。
異なる世界観へ舵を切った[THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE][INISHMORE]。
それは、どの時期でも「RIOTだから好き」なのではなく「どの時代もワタシが好きな音」だったからに他ならない。
だからこそ、今回のライブでの[Fire Down Under]再現は、より一層その思いが強くなることとなりました。
結果・・・
そんな複雑な想いを抱きつつ、途中で次のSIXX:A.M.に備えて隣のステージへ移動。
ラスト2曲の定番チューン[Thundersteel][Warrior]という名曲たちは隣のステージから味わうこととなりました。
とはいえ、やっぱりこの2曲は「あー、やっぱりRIOT最高だな」と大団円にしちゃう説得力を持ってます。
そういう曲を持ってるバンドは強い!
やや複雑な思いとなったRIOTのステージ。
ちなみに来年はワタシの大好きなアルバム[INISHMORE]から20年ですよ(つい最近の気がするので、信じられないですが‥)
是非とも[INISHMORE]再現のステージを実現させてほしいものです。
Riot - Swords & Tequila
:
:
:
ということで、二日目はいよいよ、楽しみなバンドが続く中盤戦へ突入しますよ。
[ KUNI ]
次のお楽しみは、Savage Messiahと同じステージでの The Dead Daisies 。
ということで、そのままアリーナにステイして、反対側のステージを眺めます。
続いてはKUNI。
LOUDPARK10では、良くも悪くも独特の空間を作り出し、複雑な印象を抱いたステージングでしたが、今年はどうなることでしょうか。
・・と言いつつ、ほとんど曲を知らないのです。
横目で見てるわけですが、ヴォーカルの力強さが印象的。
そう、今回のヴォーカルはジェフ・スコット・ソート。
曲自体は、オーソドックスなハードロック。
やや地味な印象は否めません。
唯一知ってる[Looking For Action]。これはキャッチーでいい曲ですね。
ラストにはKISSのカバーを披露。
そして唐突に「今日、このステージで引退します!!」と引退宣言。
しかも、そのMCを他のメンバーの割り込みで切られてしまうという状況。
驚きと戸惑いが拡がる中、終了。
・・今回も、なんとも独特な空間を作り出してくれました。
しかし、ジェフ・スコット・ソートが元気で良かった。
Kuni (クニ) - Lookin' For Action (Japan Aid 2nd, Showa Kinen Park, Tokyo, Japan, 1987-10-04)
[ The Dead Daisies ]
その微妙な空気の余韻を残した中、The Dead Daisies。
もともと、このバンドの参戦がアナウンスされたときは「・・名前は聞いたことあるな」って程度。
が、このバンドにダグ・アルドリッチが加入したことを知ると「ダグのバンドか!これは見なくては!」と思いました。
ヴォーカルはジョン・コラビ。
さらに、マルコ・メンドーサを加えて、「実はスゴいバンド」なのだ。
事前に聞いていたサウンドとしては、広大かつ荒涼としたアメリカンハードハードロック(R&R)といった印象でしょうか。
こういったバンドもラウパの成分としては大切だと思うのだ。
ということで、始まりますよ!
オープニングから独特のグルーヴを纏い、それぞれが存在感を示し、貫祿を魅せてくれます。
ダグはいつも通りの笑顔。
以前からこのブログでは書いてることですが、個人的にはダグは「縁の下の力持ち」が似合うと思う。
このバンドでは、自分が自ら前に出る必要もないけど、WHITESNAKE時代のように「一歩引く」という必要もない。
ひとつの大切なピースとしてバンドを支えている感が伝わってきて、実にフィットしているなと感じました。
音楽性的には、今までの遍歴とは異なる気がしますが、それでも違和感はありません。
ジョン・コラビは「・・こんな風貌だったけ?」と思いましたが、今の風貌、声質。「これでいいじゃないか!」という安心感があります。
[Make Some Noise]での観客との掛け合いも楽しい!
もともとアメリカンハードロックが大好きなワタシ。
産業ロック的な音も好き。
そして、こういったザラっとした乾いた空気のバンドも大好きなのだ。
BON JOVIあたりでいえば、こういった乾いた曲こそが真骨頂だと思ってるくらいだ。
(イコール、リッチー・サンボラの色がどれだけ入るかによるわけですが・・)
ラストには有名曲[Helter Skelter]をカバー。
・・そういえば、この曲はMOTLEY CRUEもチョイスしてたな・・と思うと、ファンサービスなのか、別の意図があるのか、特に他意はないのか‥と思っちゃいますが、盛り上がったのでヨシとしましょう。
個人的にはダグの元気な姿を見られただけで満足。
このバンド、続いてほしいなーと思いましたよ。
THE DEAD DAISIES - Make Some Noise (Live in Belfast)
[ Lacuna Coil ]
次のRIOTに備え、再び同じ場所にステイして、隣ではLacuna Coil。
Lacuna Coil‥一枚持ってたな、確か。
けど、ハマることもなかったし、特に聞きなおすこともなく参戦。
フィメールゴシックの草分け的存在・・というと大げさかもしれませんが、わりと活動の歴史は長かったように記憶しています。
曲をほとんど知らない&記憶してないので、知ったかぶりでの感想は避けさせていただきますが‥
ヘヴィかつドラマティックな空気は凛として、息が詰まるような緊張感でした。
サウンドが胸から入り、ハラの奥底に沈殿していくかのような。
その中で光を放つメランコリックなメロディ。
それを彩るヴォーカルの女性。
ゴシックメタルは普段あんまり聞かない。
けど、こうしてライブで聞くと、その空気の張りつめ方は独特のものがある。
そしてそのファッションを含めたヴィジュアル的な要素は、多くのバンドがリスペクトしているんだろうな、ということを感じました。
(「あ、アレって○○っぽいな」って感じることが多々あったので)
実に印象深いステージとなりました。
で、気になって後から調べてみたんですが・・・
イタリアのバンドだったのか! そんな情報、忘れてた!
そして1994年デビュー。もう20年選手なんだな。
そういう意味では、やはり先駆者として他のバンドのお手本であり、ひとつのスタイルとして存在し続けているんだな、と。
Lacuna Coil - Delirium
[ RIOT ]
ワタシの音楽史の中でも、とても大きな位置を占めるRIOT。
もちろん、大好きなバンドだ。
前回は2014年でしたかね。
マーク・リアリを失った後という感傷的な空気も手伝って、実に感慨深いステージでした。
それから2年。
今回は[Fire Down Under]の35周年記念ということで、そのアルバムを中心としたスペシャルなものになる、と。
・・正直に言っちゃっていいですか。
ワタシ、このアルバムにあんまり思い入れがないのです。
[THUNDERSTEEL]アルバムからRIOTに入り、そこから遡ったわけですが、その中でも一番印象が薄いのです。
だから、「・・普通のセットリストでやってくれないかなー」という思いがありました。
とはいえ、ワタシにとってスペシャルなバンドですから、もちろん期待を込めて観ますよ。
バックトドップには[Fire Down Under]と、現段階での最新作[Unleash the Fire]が並んでいます。
・・なんともネタにされそうな光景です。
ジョニーも進化してるなーと感じますね。
オープニングは当然、[Fire Down Under]からの[Swords and Tequila]。
そうそう、この曲は覚えてる。わりといい曲だなーって思ってた。
現メンバーで、そして素晴らしい音響の中で聞くと、そのソリッドな魅力は際立つ。
続いて[Fire Down Under]。
さらに続いて‥と、軒並み[Fire Down Under]の曲が続きます。
ワタシは思いました。
「やっぱり、THUNDERSTEEL以降のRIOTが好きなのだ」と。
もちろんTHUNDERSTEEL以前にも好きな曲もあるけどね。
[THUNDERSTEEL][THE PRIVILEGE OF POWER]のメタリックで鋭利な音。
酷評されてたけど、実はバランスがいい[NIGHTBREAKER]。
異なる世界観へ舵を切った[THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE][INISHMORE]。
それは、どの時期でも「RIOTだから好き」なのではなく「どの時代もワタシが好きな音」だったからに他ならない。
だからこそ、今回のライブでの[Fire Down Under]再現は、より一層その思いが強くなることとなりました。
結果・・・
そんな複雑な想いを抱きつつ、途中で次のSIXX:A.M.に備えて隣のステージへ移動。
ラスト2曲の定番チューン[Thundersteel][Warrior]という名曲たちは隣のステージから味わうこととなりました。
とはいえ、やっぱりこの2曲は「あー、やっぱりRIOT最高だな」と大団円にしちゃう説得力を持ってます。
そういう曲を持ってるバンドは強い!
やや複雑な思いとなったRIOTのステージ。
ちなみに来年はワタシの大好きなアルバム[INISHMORE]から20年ですよ(つい最近の気がするので、信じられないですが‥)
是非とも[INISHMORE]再現のステージを実現させてほしいものです。
Riot - Swords & Tequila
:
:
:
ということで、二日目はいよいよ、楽しみなバンドが続く中盤戦へ突入しますよ。
2016年10月19日
鋼鉄の宴16~2日目 朝イチ編
鋼鉄の宴、LOUDPARK16。
初日の疲労も色濃い中、迎えた二日目です。
まずは二日目の先行物販~朝イチのバンドたちあたりからいきましょうか!
:
:
初日に物販とレコード会社ブースをチェックしているので、二日目は特に慌てる必要もなく、ゆっくり出発。
というのが例年のパターンです。
が、今年は前日に友人からオフィシャルTの購入を頼まれたので、「二日目の先行物販は、どんな感じかなー」という来年以降への参考も含めて、先行物販開始に合わせてホテルを出ます。
(ちなみに、前日の16時すぎに行ってみたときは、オフィシャルTは全てソールドアウトでした)
7:30 ホテル発。
7:40 さいたまスーパーアリーナ着。
今年の先行物販は7:30~。
ということで、だいたいその時間に合わせて現地へ入りました。
・・・列がない。
入り口となる階段付近に人がいない。
入り口に近づいてみると、「先行物販最後尾」の看板を持ったスタッフがポツン・・と。
「・・これ、並んでるんですか?」
「いえ。そのまま入場してください」
・・・あっさりかよ!
そして、特に並ぶことなく、早々に友人へのオフィシャルT、購入完了。
そういや以前も8時くらいに通ったらガラガラだったことがあったなー。
が、空いているかわりに・・・というわけではありませんが、
・MyrathやExodusは既にソールドアウト
・Children of Bodomやその他いくつか、サイズが限られたのしか残ってない
といった側面もありました。
例年通り、最後に改めてまとめますが、
・どうしても欲しいデザイン&サイズがあれば、苦労してでも初日に並ぶ。(なんとなく、6時すぎくらいに並べば間違いなさそう)
・いくつか欲しいのがあって、どれか買えればいいや、って場合は、二日目に並ぶ(いや、並ばなくても開始時間に合わせていけば余裕)
といったところでしょうかね。
その後、購入したTシャツを持ってホテルへ戻り、コーヒーを飲んで一休み。
外はけっこう強めの雨。
二日目も入場が始まる頃に合流すればいいかなー、と、ユルく出発。
9:30 入場時間に合わせて現地入り。
当日券売り場付近の屋根があるところで、列が動き出すのを待ちます。
・・待ちます。
・・・待ちます。
・・・・動かない。どうなってんだ。
結果、動き出したのは9:45くらい。
ワタシはこの日、オープニングアクトとなるFury of Fearが見たいのだ!
間に合わないではないか!!
と思いましたが、結果、10:00直前に入場。
二日券の二日目は、リストバンドの確認のみ。
チケットのやりとり、ワンドリンクチケットのやりとりがないので、とてもスムーズ。
そしてさらに、二日券の方々は初日に物販を買ってる人が多いから荷物確認にも多少時間を取られますが、ワタシ同様、二日目は手ぶらって人が多いのも要因でしょうか。
というわけで、手ぶら入場の二日目。
耳栓を装着して、早々にアリーナへ!オープニングアクト、間に合いました!
[ Fury of fear ]
「出れんの!? ラウパ!?」 という、アマチュアからラウパのオープニングアクトを選出する、という、初の試みから選ばれた彼ら。
一応、事前に「どんな感じかなー」とYoutubeでチェック。
・・これは・・ワタシが一番好きな頃のYngwie Malmsteenの疾走曲を思わせる様式美。
とりあえず見ておきたい!! という思いがとても強かったのです。
10:00ギリギリに入りましたが、右側最前列を確保・・・まだ人少ないし、しょせんアマチュアって思ってスルーしちゃう人も多いんだろうな。
そして演奏がスタート。
YouTubeで聞いた通りの様式美。
キラキラドコドコとシンフォニックに疾走。
そしてヴォーカルのハイトーンも素晴らしい。
おそらくこのバンドの中心人物と思われるギターは、やはりインギーを思わせる衣装&ギターソロ。
共に好印象です。
さきほどインギーっぽい、と書きましたが、ところどころで感じる国産感はConcerto Moonを思い出します。
演奏してくれた曲は2曲だけだったかな。
それでも、その2曲はおそらくメタルフェスであることを意識しての選曲だったのでしょう。
共に攻撃力と美しさを兼ね備えた、求心力のある曲だったと思います。
そのパフォーマンスも含め、事前の期待以上でしたし、ワタシの大好きな音ですから、これからも応援したいと思います。
この「 出れんの!? ラウパ!? 」の企画については賛否両論ありましたが、個人的には「まぁ、あってもいいんじゃないでしょうかね」といったところ。
毎年やってほしい!というほど肯定もしないし、いらねーだろ!っていうほど否定もしない。
なるほどー、こういう企画もアリだな。と思いました。
あ、オマケですが‥
昼ころに仕事の電話の対応で通路に出ていたら、中心人物と思われるギター&ヴォーカルの二人と遭遇。
「ステージ見ました。良かったです!!応援してます!!」
と声をかけたところ、小声でかしこまって「ありがとうございます!!」と。
さらに好印象になりました。
そういえば、数年前にPhamtom Excaliverのメンバーにそうして声をかけさせてもらい、ヒソカに応援し、メジャーデビューから旋風を巻き起こしている(よね?)ことを思うと、こうして世に出る前から出会えるということはシアワセかもしれません。
Fury Of Fear - Hunger never Filled
[ Savage Messiah ]
Fury of fearのアリーナから、グルッと大きく遠回りして隣のアリーナへ移動。
朝が早いと、このあたりの移動もスムーズです。
このバンドも初めて。
事前にYoutubeで聞いた程度ですが、時にスラッシー、時に正統派パワーメタル。
ゴリゴリザクザクとした音像が心地よく、「これは早朝から楽しみ!」と期待していました。
オープニングから疾走感タップリの曲が!これはYoutubeで聞いた曲だな。
ENFORCERを聞いている時に類似した心地よさです。
中盤にはミディアム&ガッツィーなチューンも。
METAL CHURCHを思わせる正統派ストロング路線のヘヴィメタルだな、と感じました。
そんな中、後ろからポンポンと肩を叩く人が。
振り返ってみると、初日に名前を出させて頂いたMさんの旦那様!
よくこのアリーナ、しかも演奏中の中でみつけてくれたのです。
この旦那様、カラダがデカい!ワタシと並ぶと、ワタシは「見上げる」といった感じになるのです。
そして後半、再び疾走チューンに!
今日はこれだけのチューンでもサークルピットできないなーと思ってたところ、この旦那様が再びワタシの肩を叩き、反対サイドのアリーナを指さし、その指をグルグル(「ピット、できてるよ!」の意)、そして「行ってきたら?」というサイン。
背が高いから、全体が見渡せるのだ。
ワタシもハンドサインで「あっち」「いきませんか?」と聞きますが、同じくハンドサインで「やめとく」と。
迷いましたが、再びハンドサインで「スイマセン。行ってきます!」と人混みをかき分けて駆けだす。
小さなピットですが、本日初めてのサークルピット。
アグレッシヴに疾走するチューンをバックにピットへ飛び込みます。
カラダとカラダがぶつかり、汗が飛ぶ。
小さなサークルピットでしたが、漲るエネルギーを発散することができました。
終演後、Mさんの旦那様に「よく見つけてくれましたね」と聞いたところ、「いや、斜め後方から入ってきたら、なんとなく「お?」って思ったよ。」と。
・・奥様から「アンタはヘンな意味で目立つから、気をつけろ」と言われてますが「・・そういうことか」と思いました。
Savage Messiah、いいライブでした。
普段、熱心に聞くタイプのバンドではないかもしれませんが、ライブで真価を発揮するタイプのバンドですね。
こういったバンドが見られるのもフェスの楽しみです。
Savage Messiah - Iconocaust
二日目は始まったばかり。まだまだ続きます。
初日の疲労も色濃い中、迎えた二日目です。
まずは二日目の先行物販~朝イチのバンドたちあたりからいきましょうか!
:
:
初日に物販とレコード会社ブースをチェックしているので、二日目は特に慌てる必要もなく、ゆっくり出発。
というのが例年のパターンです。
が、今年は前日に友人からオフィシャルTの購入を頼まれたので、「二日目の先行物販は、どんな感じかなー」という来年以降への参考も含めて、先行物販開始に合わせてホテルを出ます。
(ちなみに、前日の16時すぎに行ってみたときは、オフィシャルTは全てソールドアウトでした)
7:30 ホテル発。
7:40 さいたまスーパーアリーナ着。
今年の先行物販は7:30~。
ということで、だいたいその時間に合わせて現地へ入りました。
・・・列がない。
入り口となる階段付近に人がいない。
入り口に近づいてみると、「先行物販最後尾」の看板を持ったスタッフがポツン・・と。
「・・これ、並んでるんですか?」
「いえ。そのまま入場してください」
・・・あっさりかよ!
そして、特に並ぶことなく、早々に友人へのオフィシャルT、購入完了。
そういや以前も8時くらいに通ったらガラガラだったことがあったなー。
が、空いているかわりに・・・というわけではありませんが、
・MyrathやExodusは既にソールドアウト
・Children of Bodomやその他いくつか、サイズが限られたのしか残ってない
といった側面もありました。
例年通り、最後に改めてまとめますが、
・どうしても欲しいデザイン&サイズがあれば、苦労してでも初日に並ぶ。(なんとなく、6時すぎくらいに並べば間違いなさそう)
・いくつか欲しいのがあって、どれか買えればいいや、って場合は、二日目に並ぶ(いや、並ばなくても開始時間に合わせていけば余裕)
といったところでしょうかね。
その後、購入したTシャツを持ってホテルへ戻り、コーヒーを飲んで一休み。
外はけっこう強めの雨。
二日目も入場が始まる頃に合流すればいいかなー、と、ユルく出発。
9:30 入場時間に合わせて現地入り。
当日券売り場付近の屋根があるところで、列が動き出すのを待ちます。
・・待ちます。
・・・待ちます。
・・・・動かない。どうなってんだ。
結果、動き出したのは9:45くらい。
ワタシはこの日、オープニングアクトとなるFury of Fearが見たいのだ!
間に合わないではないか!!
と思いましたが、結果、10:00直前に入場。
二日券の二日目は、リストバンドの確認のみ。
チケットのやりとり、ワンドリンクチケットのやりとりがないので、とてもスムーズ。
そしてさらに、二日券の方々は初日に物販を買ってる人が多いから荷物確認にも多少時間を取られますが、ワタシ同様、二日目は手ぶらって人が多いのも要因でしょうか。
というわけで、手ぶら入場の二日目。
耳栓を装着して、早々にアリーナへ!オープニングアクト、間に合いました!
[ Fury of fear ]
「出れんの!? ラウパ!?」 という、アマチュアからラウパのオープニングアクトを選出する、という、初の試みから選ばれた彼ら。
一応、事前に「どんな感じかなー」とYoutubeでチェック。
・・これは・・ワタシが一番好きな頃のYngwie Malmsteenの疾走曲を思わせる様式美。
とりあえず見ておきたい!! という思いがとても強かったのです。
10:00ギリギリに入りましたが、右側最前列を確保・・・まだ人少ないし、しょせんアマチュアって思ってスルーしちゃう人も多いんだろうな。
そして演奏がスタート。
YouTubeで聞いた通りの様式美。
キラキラドコドコとシンフォニックに疾走。
そしてヴォーカルのハイトーンも素晴らしい。
おそらくこのバンドの中心人物と思われるギターは、やはりインギーを思わせる衣装&ギターソロ。
共に好印象です。
さきほどインギーっぽい、と書きましたが、ところどころで感じる国産感はConcerto Moonを思い出します。
演奏してくれた曲は2曲だけだったかな。
それでも、その2曲はおそらくメタルフェスであることを意識しての選曲だったのでしょう。
共に攻撃力と美しさを兼ね備えた、求心力のある曲だったと思います。
そのパフォーマンスも含め、事前の期待以上でしたし、ワタシの大好きな音ですから、これからも応援したいと思います。
この「 出れんの!? ラウパ!? 」の企画については賛否両論ありましたが、個人的には「まぁ、あってもいいんじゃないでしょうかね」といったところ。
毎年やってほしい!というほど肯定もしないし、いらねーだろ!っていうほど否定もしない。
なるほどー、こういう企画もアリだな。と思いました。
あ、オマケですが‥
昼ころに仕事の電話の対応で通路に出ていたら、中心人物と思われるギター&ヴォーカルの二人と遭遇。
「ステージ見ました。良かったです!!応援してます!!」
と声をかけたところ、小声でかしこまって「ありがとうございます!!」と。
さらに好印象になりました。
そういえば、数年前にPhamtom Excaliverのメンバーにそうして声をかけさせてもらい、ヒソカに応援し、メジャーデビューから旋風を巻き起こしている(よね?)ことを思うと、こうして世に出る前から出会えるということはシアワセかもしれません。
Fury Of Fear - Hunger never Filled
[ Savage Messiah ]
Fury of fearのアリーナから、グルッと大きく遠回りして隣のアリーナへ移動。
朝が早いと、このあたりの移動もスムーズです。
このバンドも初めて。
事前にYoutubeで聞いた程度ですが、時にスラッシー、時に正統派パワーメタル。
ゴリゴリザクザクとした音像が心地よく、「これは早朝から楽しみ!」と期待していました。
オープニングから疾走感タップリの曲が!これはYoutubeで聞いた曲だな。
ENFORCERを聞いている時に類似した心地よさです。
中盤にはミディアム&ガッツィーなチューンも。
METAL CHURCHを思わせる正統派ストロング路線のヘヴィメタルだな、と感じました。
そんな中、後ろからポンポンと肩を叩く人が。
振り返ってみると、初日に名前を出させて頂いたMさんの旦那様!
よくこのアリーナ、しかも演奏中の中でみつけてくれたのです。
この旦那様、カラダがデカい!ワタシと並ぶと、ワタシは「見上げる」といった感じになるのです。
そして後半、再び疾走チューンに!
今日はこれだけのチューンでもサークルピットできないなーと思ってたところ、この旦那様が再びワタシの肩を叩き、反対サイドのアリーナを指さし、その指をグルグル(「ピット、できてるよ!」の意)、そして「行ってきたら?」というサイン。
背が高いから、全体が見渡せるのだ。
ワタシもハンドサインで「あっち」「いきませんか?」と聞きますが、同じくハンドサインで「やめとく」と。
迷いましたが、再びハンドサインで「スイマセン。行ってきます!」と人混みをかき分けて駆けだす。
小さなピットですが、本日初めてのサークルピット。
アグレッシヴに疾走するチューンをバックにピットへ飛び込みます。
カラダとカラダがぶつかり、汗が飛ぶ。
小さなサークルピットでしたが、漲るエネルギーを発散することができました。
終演後、Mさんの旦那様に「よく見つけてくれましたね」と聞いたところ、「いや、斜め後方から入ってきたら、なんとなく「お?」って思ったよ。」と。
・・奥様から「アンタはヘンな意味で目立つから、気をつけろ」と言われてますが「・・そういうことか」と思いました。
Savage Messiah、いいライブでした。
普段、熱心に聞くタイプのバンドではないかもしれませんが、ライブで真価を発揮するタイプのバンドですね。
こういったバンドが見られるのもフェスの楽しみです。
Savage Messiah - Iconocaust
二日目は始まったばかり。まだまだ続きます。
2016年10月18日
鋼鉄の宴16~1日目 後半戦
さて、先行物販のための早起きがカラダに効いてくる後半戦。
・・まだ初日だからね。
無理はできないんですがね。
[ SHINEDOWN ]
LORDS OF BLACKと並んで、最近になってその音楽の素晴らしさを知ったバンド。
海外では日本とは比べ物にならないレベルの人気を誇り、先日の日本公演のようなライブハウスのキャパでは見れないバンドだ。
音楽性としてはメタルかというと、ややモダンヘヴィネスな印象がありますが、それでもそのスケールが大きくメロウなサウンドは魅力的。
オープニングから最も楽しみしていた曲&最も熱い曲、[Adrenaline]!!!!
ツイッターでも「この曲が一曲目だったらいいなー。ないかなー」とつぶやいてたことが現実に!
まさにアドレナリンがフツフツと湧き上がります!
メンバーはスーツで身を固め、実にクール!
そして、そのパッツンパッツンのシャツからニョキ!っと露出している腕は、そのシャツがはちきれんばかりの豪腕。
これだけで萌える女子、続出じゃないでしょうか。
スタイリッシュかつエネルギッシュに繰り広げられるパフォーマンスは、LOUDPARKではあまり感じることのない新鮮なものでした。
まさにアリーナロック!
独特のグルーヴと憂いのあるメロディ。
そして、こうした大きな会場で、大きな音で聞くと、やはり彼らの曲のダイナミズムが伝わってきます。
なんというか、豪快でありながら洗練されている、という感じでしょうか。
あとから、ファンの方から「・・すごいアウェイ感で、ノリも良くなくて、メンバーに申し訳なかった」といった声を聞いた。
ワタシはそのアリーナの中心にいたわけではないけど、全くそんな感じはしなかった。
充分にオーディエンスを引きつけていたと思いました。
さらには徐々にチカラが湧き上がってくるパワーチューン[Unity]も前半で登場!
聞きたかった曲たちが次々と披露され、「このバンドを知ってよかったー!」と思いました!
[Enemies][Second Chance]といった好きな曲も登場。
まだまだ聞き始めて浅いバンドですが、今まで聞いたことのないサウンドに触れ、その素晴らしさを知り、早々にライブで出会えたのはシアワセでした。
Shinedown - Adrenaline
[ CHILDREN OF BODOM ]
今までのラウドパークの中で、何度か登場していたにも関わらず、3ステージの兼ね合いで一度も見たことのなかったチルボド。
今年はついに見れそうです。
今年は出演決定!→キャンセル!→再度出演決定!
という、「キャンセルをキャンセル」という新しい展開を見せて驚かせてくれました。
オフィシャルページに記載された彼らのTシャツも[Hate Crew Deathroll]のジャケット!
いまさらといえばいまさらですが、好きなジャケットなので欲しい!
・・と思ったのですが、バックプリントが無くて断念。惜しい!
その惜しい思いを抱えつつ、スタート!
なんと、いきなり[Silent Night, Bodom Night]から!
わりとセットリストがよくない、といったウワサを聞いていたので驚きです。
ワタシ自身、チルボドは[Hate Crew Deathroll]あたりが好きなので、それ以降の曲ばかりだとちょっと・・・と思っていたので、「おぉぉぉぉぉー!」と昂ります。
続いて、[Are You Dead Yet? ]アルバムからだった気がする数曲を挟んで・・
アレキシの「Follow the ・・・」の言葉だけで大歓声が!
そう、[Follow the Reaper]!
これまた初期の名曲だ。
その興奮冷めやらぬ中、アレキシの「Needled 24・・・?」の問いかけに、オーディエンスは拳を振り上げながら「セヴーーーン!」と応えます。
待望の、そして念願の、[Needled 24]!!!
ワタシが最も聞きたかった曲!
オープニングのリフが爪弾かれる中、目の前で空洞が発生します。
もちろんWall of Deathの準備です。
・・といいながら、待ち切れずに暴れてる人たちがいるので中途半端ではありましたが、刻まれるリフと同時に突入!ウォールオブデス!
そこからサークルピットが発生し、興奮を吐き出すかのように一心不乱にピット&モッシュ。
結果として、これがこの日唯一のピットとなりました。
そして次は個人的トリであるBlind Guardianが待っており、チルボドの後半とカブるため、泣く泣くアリーナを後に。
・・いや、泣く泣くといいつつも、思っていた以上に聞きたい曲が聞けたのでそれなりに満足。
初期の楽曲を、今のストロングな音像で聞くと、また印象が違うわけですが、それはそれで素晴らしかった。
淡々とステージを牽引していくアレキシ・ライホの存在感も抜群。
初期を中心に聞いていたワタシにとっては、「チルボド、いいバンドになったなー」と再認識しました。
・・とはいえ、やっぱりサウンド的には初期3~4枚が好きだなー。
Children Of Bodom - Needled 24/7
[ BlindGuardian ]
このブログを時々覗いてくださる方ならご存知かもしれない。
ワタシはジャーマンメタルでメタルに目覚め、ジャーマンメタル、メロディックスピードメタル、メロディックパワーメタルを貪欲に吸収して今に至っている。
そのワタシの音楽遍歴の中で、最も重要だったバンド。
そして、音楽の好みは変わるものですが、「このバンドが一番好き」と言ってた期間が最も長かったバンド。
それがブラインドガーディアンだ。
1993年に[TOKYO TALES]としてリリースされたジャパンツアーの名古屋公演は、今までの参戦した中でのベストライブ。
20年以上が経過した今でも、その評価は全く揺るがないほどのクオリティだった。
それ以来のブラガになりますね。
最近の音楽性は重厚かつシンフォニック、ちょっとハードルが高くなっている感があって、バンドとの距離を感じている中。
どんなセットリストでしょうか。
期待は膨らみます。
場内、暗転。スタート!
バンドの後方に張られたバックドロップは・・・[Imaginations From the Other Side]!!
なぜ今、コレなんだ・・という思い。
そして、「そういや、このアルバムを再現するツアーが云々・・って言ってた気がする・・」という記憶。
オープニングは[Imaginations From the Other Side]!
「♪イマージネーション、フロームジアザーサイッ!」という大コーラスが場内を包みます。
ハンズィは髪を短く刈り上げ、体型もスリムになり、なんかすんげぇ小顔になってる!という印象です。
声もよく出ています。
(といっても、さすがに最高音域は厳しく、フェイクを入れてましたが・・・)
この曲が披露された時点で「このオープニングは・・・」とドキドキします。
続いての強靭なリフは・・・もちろん[I'm Alive]!!
「♪アーイムアーーライッ!マイフレンッ!」という大コーラスが場内を包みます。
(包んでばっかりですが、ホントにそうだし、それがブラガのライブの真骨頂)
改めて聞くと、実にソリッド。そうそう、このあたりまでのブラガが私の一番大好きなブラガだったんだよ。
この前半2曲を聞くと
「アルバムまるごとだと、それだけで持ち時間終わっちゃうのか?アルバムの収録時間、どのくらいだったけ?」という不安。
「ってことは、あの曲とあの曲・・昔は「この曲はライブでは難しい」って言ってた気がする、大好きな曲も入るのか?」というワクワク。
いろいろな感情が渦巻いてきます。
当然の流れとして[A Past And Future Secret]の穏やかな時間が流れ・・
私の大好きな曲、[The Script For My Requiem]!!!
この曲が、たしか以前のインタビューで「ライブでは難しい」と言ってた気がする曲。
アルバム通りのヘヴィなリフ、やや静かなAメロ~Bメロ。
そして崇高なサビ。
「♪Returning of the miracles...It's my own requiem」という大合唱。
最初は静かに、続いて刻まれるリフと共に。
まさに会場全体が作り上げるレクイエム。
劇的な空間が膨れ上がります。
その後、アルバム通りの数曲を挟み・・・
このアルバムで最も好きな、歴代ブラガの中でも屈指に大好きな[Another Holy War]へ!
この曲にどれだけ勇気をもらったことか。
仕事でもうダメだと思った頃に、この曲を繰り返し聞いて気分を高揚させていた時代が脳裏をよぎります。
「♪Why am I born , Will I fail to rise again , Another crucifixion for Another holy war..」
からの
「♪アナザホーリーウォーーォーーー」のコーラスで、全身が熱くなり、目に涙が浮かびます。
・・いい曲だ。大切な曲だ。大好きな曲だ。
今、聞いてもココロの昂りが抑えられない。
このまま終わってほしくない。ずっと続いてほしい。そう思いました。
そしてアルバムを完全再現した後に「最後の一曲」として選ばれたのは・・
[Mirror Mirror]!!
ケルティックで哀愁に満ちたメロディを纏い疾走していく、彼らの中期の代表曲。
この曲もいい曲だ!
「♪Mirror Mirror on the wall , True hope lies beyond the coast , You're a damned kind can't you see , That the winds will change...」
もちろん、これも場内大合唱だ。
結果として、聞きたかった1st~4thまでの曲は皆無。
それでも充実の時間でした。
[The Script For My Requiem]
[Another Holy War]
の2曲が聞けただけで、「あー、ブラガが大好きだったんだよ」という記憶を呼び覚まし、感動的な空間を体感できました。
今となっては、ヨーロッパでは数万人規模のヘッドライナーを務める彼ら。
キングダムステージという小さなステージ(一応、キングダムのトリですが・・)で来日してくれたことに感謝。
Blind Guardian - Another Holy War
:
:
:
そして、4時前起床という疲労が限界を迎え、スコーピオンズは見ることなく会場を後に。
一応、少しは見ておきたかったんですがね。
ブラガで燃え尽き、一気に体力が底をつきました。
また明日もあるし・・・ということで、翌日へ続きますよ。
・・まだ初日だからね。
無理はできないんですがね。
[ SHINEDOWN ]
LORDS OF BLACKと並んで、最近になってその音楽の素晴らしさを知ったバンド。
海外では日本とは比べ物にならないレベルの人気を誇り、先日の日本公演のようなライブハウスのキャパでは見れないバンドだ。
音楽性としてはメタルかというと、ややモダンヘヴィネスな印象がありますが、それでもそのスケールが大きくメロウなサウンドは魅力的。
オープニングから最も楽しみしていた曲&最も熱い曲、[Adrenaline]!!!!
ツイッターでも「この曲が一曲目だったらいいなー。ないかなー」とつぶやいてたことが現実に!
まさにアドレナリンがフツフツと湧き上がります!
メンバーはスーツで身を固め、実にクール!
そして、そのパッツンパッツンのシャツからニョキ!っと露出している腕は、そのシャツがはちきれんばかりの豪腕。
これだけで萌える女子、続出じゃないでしょうか。
スタイリッシュかつエネルギッシュに繰り広げられるパフォーマンスは、LOUDPARKではあまり感じることのない新鮮なものでした。
まさにアリーナロック!
独特のグルーヴと憂いのあるメロディ。
そして、こうした大きな会場で、大きな音で聞くと、やはり彼らの曲のダイナミズムが伝わってきます。
なんというか、豪快でありながら洗練されている、という感じでしょうか。
あとから、ファンの方から「・・すごいアウェイ感で、ノリも良くなくて、メンバーに申し訳なかった」といった声を聞いた。
ワタシはそのアリーナの中心にいたわけではないけど、全くそんな感じはしなかった。
充分にオーディエンスを引きつけていたと思いました。
さらには徐々にチカラが湧き上がってくるパワーチューン[Unity]も前半で登場!
聞きたかった曲たちが次々と披露され、「このバンドを知ってよかったー!」と思いました!
[Enemies][Second Chance]といった好きな曲も登場。
まだまだ聞き始めて浅いバンドですが、今まで聞いたことのないサウンドに触れ、その素晴らしさを知り、早々にライブで出会えたのはシアワセでした。
Shinedown - Adrenaline
[ CHILDREN OF BODOM ]
今までのラウドパークの中で、何度か登場していたにも関わらず、3ステージの兼ね合いで一度も見たことのなかったチルボド。
今年はついに見れそうです。
今年は出演決定!→キャンセル!→再度出演決定!
という、「キャンセルをキャンセル」という新しい展開を見せて驚かせてくれました。
オフィシャルページに記載された彼らのTシャツも[Hate Crew Deathroll]のジャケット!
いまさらといえばいまさらですが、好きなジャケットなので欲しい!
・・と思ったのですが、バックプリントが無くて断念。惜しい!
その惜しい思いを抱えつつ、スタート!
なんと、いきなり[Silent Night, Bodom Night]から!
わりとセットリストがよくない、といったウワサを聞いていたので驚きです。
ワタシ自身、チルボドは[Hate Crew Deathroll]あたりが好きなので、それ以降の曲ばかりだとちょっと・・・と思っていたので、「おぉぉぉぉぉー!」と昂ります。
続いて、[Are You Dead Yet? ]アルバムからだった気がする数曲を挟んで・・
アレキシの「Follow the ・・・」の言葉だけで大歓声が!
そう、[Follow the Reaper]!
これまた初期の名曲だ。
その興奮冷めやらぬ中、アレキシの「Needled 24・・・?」の問いかけに、オーディエンスは拳を振り上げながら「セヴーーーン!」と応えます。
待望の、そして念願の、[Needled 24]!!!
ワタシが最も聞きたかった曲!
オープニングのリフが爪弾かれる中、目の前で空洞が発生します。
もちろんWall of Deathの準備です。
・・といいながら、待ち切れずに暴れてる人たちがいるので中途半端ではありましたが、刻まれるリフと同時に突入!ウォールオブデス!
そこからサークルピットが発生し、興奮を吐き出すかのように一心不乱にピット&モッシュ。
結果として、これがこの日唯一のピットとなりました。
そして次は個人的トリであるBlind Guardianが待っており、チルボドの後半とカブるため、泣く泣くアリーナを後に。
・・いや、泣く泣くといいつつも、思っていた以上に聞きたい曲が聞けたのでそれなりに満足。
初期の楽曲を、今のストロングな音像で聞くと、また印象が違うわけですが、それはそれで素晴らしかった。
淡々とステージを牽引していくアレキシ・ライホの存在感も抜群。
初期を中心に聞いていたワタシにとっては、「チルボド、いいバンドになったなー」と再認識しました。
・・とはいえ、やっぱりサウンド的には初期3~4枚が好きだなー。
Children Of Bodom - Needled 24/7
[ BlindGuardian ]
このブログを時々覗いてくださる方ならご存知かもしれない。
ワタシはジャーマンメタルでメタルに目覚め、ジャーマンメタル、メロディックスピードメタル、メロディックパワーメタルを貪欲に吸収して今に至っている。
そのワタシの音楽遍歴の中で、最も重要だったバンド。
そして、音楽の好みは変わるものですが、「このバンドが一番好き」と言ってた期間が最も長かったバンド。
それがブラインドガーディアンだ。
1993年に[TOKYO TALES]としてリリースされたジャパンツアーの名古屋公演は、今までの参戦した中でのベストライブ。
20年以上が経過した今でも、その評価は全く揺るがないほどのクオリティだった。
それ以来のブラガになりますね。
最近の音楽性は重厚かつシンフォニック、ちょっとハードルが高くなっている感があって、バンドとの距離を感じている中。
どんなセットリストでしょうか。
期待は膨らみます。
場内、暗転。スタート!
バンドの後方に張られたバックドロップは・・・[Imaginations From the Other Side]!!
なぜ今、コレなんだ・・という思い。
そして、「そういや、このアルバムを再現するツアーが云々・・って言ってた気がする・・」という記憶。
オープニングは[Imaginations From the Other Side]!
「♪イマージネーション、フロームジアザーサイッ!」という大コーラスが場内を包みます。
ハンズィは髪を短く刈り上げ、体型もスリムになり、なんかすんげぇ小顔になってる!という印象です。
声もよく出ています。
(といっても、さすがに最高音域は厳しく、フェイクを入れてましたが・・・)
この曲が披露された時点で「このオープニングは・・・」とドキドキします。
続いての強靭なリフは・・・もちろん[I'm Alive]!!
「♪アーイムアーーライッ!マイフレンッ!」という大コーラスが場内を包みます。
(包んでばっかりですが、ホントにそうだし、それがブラガのライブの真骨頂)
改めて聞くと、実にソリッド。そうそう、このあたりまでのブラガが私の一番大好きなブラガだったんだよ。
この前半2曲を聞くと
「アルバムまるごとだと、それだけで持ち時間終わっちゃうのか?アルバムの収録時間、どのくらいだったけ?」という不安。
「ってことは、あの曲とあの曲・・昔は「この曲はライブでは難しい」って言ってた気がする、大好きな曲も入るのか?」というワクワク。
いろいろな感情が渦巻いてきます。
当然の流れとして[A Past And Future Secret]の穏やかな時間が流れ・・
私の大好きな曲、[The Script For My Requiem]!!!
この曲が、たしか以前のインタビューで「ライブでは難しい」と言ってた気がする曲。
アルバム通りのヘヴィなリフ、やや静かなAメロ~Bメロ。
そして崇高なサビ。
「♪Returning of the miracles...It's my own requiem」という大合唱。
最初は静かに、続いて刻まれるリフと共に。
まさに会場全体が作り上げるレクイエム。
劇的な空間が膨れ上がります。
その後、アルバム通りの数曲を挟み・・・
このアルバムで最も好きな、歴代ブラガの中でも屈指に大好きな[Another Holy War]へ!
この曲にどれだけ勇気をもらったことか。
仕事でもうダメだと思った頃に、この曲を繰り返し聞いて気分を高揚させていた時代が脳裏をよぎります。
「♪Why am I born , Will I fail to rise again , Another crucifixion for Another holy war..」
からの
「♪アナザホーリーウォーーォーーー」のコーラスで、全身が熱くなり、目に涙が浮かびます。
・・いい曲だ。大切な曲だ。大好きな曲だ。
今、聞いてもココロの昂りが抑えられない。
このまま終わってほしくない。ずっと続いてほしい。そう思いました。
そしてアルバムを完全再現した後に「最後の一曲」として選ばれたのは・・
[Mirror Mirror]!!
ケルティックで哀愁に満ちたメロディを纏い疾走していく、彼らの中期の代表曲。
この曲もいい曲だ!
「♪Mirror Mirror on the wall , True hope lies beyond the coast , You're a damned kind can't you see , That the winds will change...」
もちろん、これも場内大合唱だ。
結果として、聞きたかった1st~4thまでの曲は皆無。
それでも充実の時間でした。
[The Script For My Requiem]
[Another Holy War]
の2曲が聞けただけで、「あー、ブラガが大好きだったんだよ」という記憶を呼び覚まし、感動的な空間を体感できました。
今となっては、ヨーロッパでは数万人規模のヘッドライナーを務める彼ら。
キングダムステージという小さなステージ(一応、キングダムのトリですが・・)で来日してくれたことに感謝。
Blind Guardian - Another Holy War
:
:
:
そして、4時前起床という疲労が限界を迎え、スコーピオンズは見ることなく会場を後に。
一応、少しは見ておきたかったんですがね。
ブラガで燃え尽き、一気に体力が底をつきました。
また明日もあるし・・・ということで、翌日へ続きますよ。
2016年10月14日
鋼鉄の宴16~1日目 中盤戦
さて、LOUDPARK16、一日目。まだまた楽しみなバンドが続く中盤戦!!
[ RAGE ]
ずっと大好きなバンドだ。
そして、音楽性が変わりつつ、メンバーが変わりつつも、その時代その時代でのどのサウンドも好きな珍しいバンドだ。
前回のLOUDPARKでは、RAGEの次に登場するDRAGONFORCEのサークルピットの楽しさ、そしてBABYMETALがサプライズゲストになるのでは!?という噂に惹かれて、逆側のアリーナから眺めていた。
結果・・「やっぱりRAGEのほうに行けばよかったぁぁぁ!」という後悔に苛まれた。
その後、共にRAGE後期を支えてきたヴィクター・スモールスキが脱退。
双方の脱退後のインタビューでは、決して円満な印象ではなかった。
そして、時を同じくしてピーヴィーが始動させたREFUGE。
バンド名通り、その時代(初期)の楽曲を中心にライブを披露するバンド?プロジェクト?だ。
来日公演も記憶に新しいところ。
となると、ヴィクター期の楽曲、REFUGEで演奏してる時代の楽曲は控えめ、つまり中期の楽曲とニューアルバムが中心でしょうか。
・・という想像を膨らませてワクワクしていたところ、フラッと隣に立ったのが新宿のメタルバーGODZのスタッフさん。
「いやー、これだけの人数がいる中で、隣になるなんてこともあるんですねぇ」と。
ホントそうですねぇ。
オープニングはニューアルバムから[The Devil Strikes Again]!
まぁ、想定通りですね。ストロングかつゴリゴリとスピードで押し切る、ピーヴィーらしいファストチューン。
今後のRAGEの道標となりそうな曲です。
続いては[Days of December]!
やや地味な時代と言われるアルバム[Thirteen]からのチョイスです。
このアルバムや、[Ghosts]も含め、この頃のミステリアスで深みのある音も悪くないのだ。
さらに[Black in Mind]!
さらに[End of All Days]!!
イメージしていた通り、REFUGEで演奏している時代と、ヴィクター時代のちょうど谷間アルバムたちからの披露。
どのアルバムも大好きだから、「これは・・レアな曲を聴けた!そしてやっぱりいい曲だ!」という感慨が包みます。
この時代のピーヴィーのヴォーカルスタイルは、既に過去のハイトーン時代から決別している時期なので、今でも問題なく歌えています。
いや、若干苦しそうですが・・まぁ、この表情もピーヴィーの個性だと思えば通常運転でしょうか。
若干ギターの音が引っ込みがちな気がしますが、ベースのピーヴィを中心としたバンドですし、こんなもんでしょうかね。
終盤には[Solitary Man]。
さらには定番の[Don't Fear the Winter]を立て続けにチョイス。
REFUGEでもチョイスしているであろう時代の曲ですが、やはりこの頃の曲は思い入れがあることもあって格別です。
ラストは定番の[Higher Than the Sky]。
Higher Than the Skyは、定番化しすぎて、観客との掛け合いが若干クドいこともあって、さらには「そんなに代表曲として奉る曲かなー」という思いもあって、「もういいかなー」って気がしなくもないですが、やっぱり鉄板で盛り上がります。
やらなきゃやらないで「あー、やらなかったかー」って思っちゃうだろうし。
そういう意味では、ラスト2曲はHELLOWEENにおける[FUTURE WORLD][I WANT OUT]のような存在になりつつあるのかもしれません。
期待通り、中期の楽曲を中心にチョイス、後半には代表曲をチョイス・・と、満足できるセットリストでした。
やっぱりRAGEのライブは楽しい!
私のような思い入れタップリの人だけでなく、「そういやそんなバンドもいたなー」ってオーディエンスも楽しめたのではないでしょうか。
Rage - The Devil Strikes Again
[ ARMORED SAINT ]
RAGEとDANGER DANGERの間にチラ見。
聞きたかった曲はタイミング合わずに聞けませんでしたが、ジョン・ブッシュのストロングな歌唱、正統派のサウンドは想像以上の迫力でした。
泣く泣くステージを後にしましたが、フルセットで見たかったなー。
Armored Saint - Left Hook from Right Field ft.
[ DANGER DANGER ]
いまさらDANGER DANGER・・・という声が聞こえてきそうですね。
バブリーな時代に、その時代の寵児として持て囃され、その後迷走する・・・という教科書通りの転落ぶりを見せたバンド。
ですが、実は最近のアルバムでは良質なサウンドで生まれ変わっているのです。
その生まれ変わった名作[REVOLVE]からの曲をセットリストに入れてくるのか。
やはり華やかだった時代の楽曲で固めてくるのか。
どちらを選んだとしても盛り上がること間違いなし。
実はこの日の目玉の一つだったDANGER DANGER。
さぁ、アメリカンなステージが始まります!(そういえば、このバンドがキングダムステージってのは違和感ありますね)
オープニングは[Crazy Nites]!
2ndアルバムからの、「♪ウォォォウォーウォォォー!」というオーディエンスとの掛け合いが盛り上がる曲です。
なんとなく後半に出てきそうなイメージの曲だったので意外でしたが、それでも掴みはok!
さらにはあのイントロ・・・[Under the Gun]!
テッド・ポーリーの見た目は、ややふくよかになっていますが、その魅力は変わっていない。
スター性溢れる笑顔でオーディエンスを巻き込んでいきます。
そのテッドのイントロダクションに導かれ・・・会場はまさに銃が暴発したかのような熱狂!
当時は「BonJoviのRunnawayじゃねーか(笑)」と揶揄されたものですが、やっぱりいい曲です。
・・まぁ、曲の展開とかが似てることは否定しませんが。
私にとって「DangerDangerといえばこの曲!」の一つなので、早々に登場したことに狂喜乱舞。
そして[Monkey Business][I Still Think About You]といった、やはり初期の曲と立て続けにチョイス。
やっぱりこの時代の曲で埋め尽くすのか・・・という気配が漂います。
とはいえ、「それはそれでいい!」という恍惚が同時に漂います。
後半には、これまた待望の[Rock America]!
[Under the Gun]と並んで大好きな曲!盛り上がらないはずがない!場内をシンガロングが包みます。
ここまでで「これだけ連発して大丈夫なのか?」と思っちゃうわけですが・・・
ラスト2曲には[Bang Bang][Naughty Naughty]!
まだこの曲が残ってたかぁぁ!という底力を見ました。
結果、潔く初期の曲に終始。
せっかくいいアルバムを出しても、やっぱりこういう方向性で生きていくんだなーという切なさと、やっぱりこの頃は黄金期だったなーという記憶を呼び覚ましてくれました。
実にいいライブでした。
アメリカンハードロックの心地よさを味わい、いよいよ初日も後半戦です。
まだまだ続きますが、続きは後半で。
Danger Danger - Under The Gun
2016年10月13日
鋼鉄の宴16~1日目 前半戦
さて、いよいよ開幕、LOUDPARK16。一日目です。
[ LORDS OF BLACK ]
さきほど声をかけてくれた関東のMさんから「絶対、テンさん好きですよ!」とお勧めしてもらい、ハマったバンド。
もともと、再結成RAINBOWのヴォーカルに抜擢されたロニー・ロメロが在籍するバンド、という程度の知識しかなかった。
今回も発表されたときは「RAINBOW再結成ブームで選んだだけ」「もしかしてRAINBOWがくるなら、その抱き合わせ」
って程度の失礼な認識しかなかった。
が。
スペインのバンドらしい、コッテリとしたパワーメタルを聞かせる。
そして、そのコッテリ感が大好きなのだ。
最初っから楽しみなバンドの登場です。
オープニングは[Merciless]。
ロニーの声はやはり強靭。
ロニー・ジェイムズ・ディオの系譜を引き継ぐヴォーカルスタイルは、ニルス・パトリック・ヨハンソンを思わせます。
バンド全体の中でも、その声の存在感が一つ浮き出てる気がします。
エクストリームステージの音響は、それぞれの楽器が独立してるような・・というか、うまくまとまってない気がしますが、まぁ慣れでしょうか。
短い持ち時間の中ですが、事前の情報だと
「We Rock をカバーするらしい」
「Neon Knights をカバーするらしい」
といった情報もありました。
・・どっちも好きな曲なんだけどね。
それよりはオリジナルの曲をやってほしいよね。
そんな思いの中、後半へ進み・・・
一番大好きな[Ghost of You]のイントロが!全身を鳥肌が包みます。
オリエンタルともいえる穏やかなパートから徐々に情感と力強さに満ちたサビへ。
痺れる中盤のインストパートの魅力的なギターリフ。それを支えるダイナミックなバスドラム。
鳥肌は治まりません。
スピードやパワーに傾倒したチューンではないのに、心臓を鷲掴みにされる感覚は、ワタシがこのバンドにココロ奪われた感覚と類似します。
さらにバンドの象徴ともいえるでしょう、[Lords of Black]へ!
そしてさらに[Ghost of You]と双璧と言えるであろう[Shadows of War]!
ここまで私の大好きな曲をたたみかけてくるとは・・・!
[Shadows of War]のリフが聞こえてきたときには、このバンドを教えてくれた友人に「素晴らしいバンドを教えてくれてありがとう!」と叫びたくなる思いでした。
そのくらい、昂りと高揚が抑えられなかった。
結果、カバー曲を演奏することはなく、大好きな曲は後半に一気にたたみかける、という最高のセットリストでした。
私自身が最近知ったばかりだから大きなことは言えませんが、もっと売れてほしい。
素晴らしいライブでした。
Lords Of Black - Ghost Of You
[ ALDIOUS ]
ここ数年、「そろそろ来るだろ」と思い続けていたわけですが(期待というわけではなく、時流という意味で)、いよいよ参戦決定。
「嬢メタル」ブームを牽引してきた彼女たちですが、ライブでのMCによるとデビューして7年。
いろいろな女性バンドが生まれている中で、トップランナーとして、象徴として走り続けているのは素晴らしいことですね。
私自身は数枚しか聞いておらず、しかも熱中しているかといえばそうでもない。
いい曲もあるんだけどね。何か「コレだ!」というパンチ&フックが引っかからないのです。
とはいえ、そのパフォーマンスを楽しみにしていたのは事実。
LORDS OF BLACK終演後、ぼちぼちとアリーナへ向かい、途中から参戦。
・・華やかだ!!
そして、各メンバーの個性&キャラクターが際立っています。
一部では「キャバ嬢メタル」と揶揄されていますが、私の第一印象は「これは、プリキュアだな・・・」と。
強さ。
美しさ。
華やかさ。
艶やかさ。
可愛さ。
そして強い個性。
すべてを兼ね備えたヒロインのチームに見えたのです。
力強さもありつつ、それぞれのリフはどことなく繊細に感じます。
ヴォーカルの浮遊感というか柔和な声色は、メタルというよりはJ-POP的でしょうか。
ギターのコのMCでの
「私が高校生のときはEXODUSやARCH ENEMY、SONATA ARCTICAを着メロにしていました。
そんなバンドたちと共演できるのは夢のようで、私がここにいていいの?と思います」
という言葉は、多くのメタラーの(特に男性の)ハートを射抜いたことでしょう。
知らない曲が多い、という中でしたが[LUFT][Dominator]あたりの知ってた曲も披露してくれました。
楽しみにしていた[Ultimate Melodious]は、私の到着前に演奏されたようですね。残念。
MCのあとくらいに演奏された、キャッチーでキュートな曲も魅力的でした。
ただの「嬢メタル」に留まらないスケールの大きさと、その存在感は、初めて見る人に強いインパクトを残したことでしょう。
こういったバンドを見られるのもフェスの楽しみですね。
ALDIOUS - Luft
[ CAIN'S OFFERING ]
メインアリーナから再びキングダムステージへ移動。
続いてはCAIN'S OFFERING。
元SONATA ARCTICAのヤニ・リーマタイネン。
現STRATOVARIUSのティモ・コティペルト。
北欧メタルの象徴といえる二つのバンドのメンバーが融合したプロジェクトですね。
そこに私の大好きなキーボーディスト、イェンス・ヨハンソンも加入。
いよいよ「北欧のドリームバンド」的になってきました。(おおげさですが)
この時間帯は、チュニジアの期待のホープ、MYRATHとカブっていたため迷ったのですが、やはりティモとイェンスは見ておきたいなーということでこちらをチョイス。
オープニングは[Stormcrow]!
北欧らしい疾走感、流麗なメロディ。
もともとこのプロジェクトの曲は、今のティモの声に合わせて作ってる感じがするので、ティモも余裕を持って歌いあげています。
後で聞いた話では、ティモはノドの調子が悪かったようですが、全くそれを感じさせませんでした。
そのあたりも含めて、STRATOVARIUSに加入した当初と比べて、ホントにスケールアップしてるなと思います。
このことは、ライブを見るたびに感じます。
続いて、若干ミドルめの曲が続いていき・・・
立ったままの状態で睡魔が襲ってきました。
ヤバイ。
このまま倒れてしまいそうだ。
ポケットからミンティアを取り出してクチに含むも効果なし。
まわりの方に迷惑をかけてもよくないので、いったん前方から後方へ移動し、座ってライブを見ます。
キングダムステージは広いスペースの中の前方がステージなので、サイドや後方は座ったり寝たり飲み食いしたり・・・というフリーダムな状態なのだ。
座って一休みしたら少し目がさえてきたので、再び前方へ。
そしてラストは[I Will Build You A Rome]。
これもCAIN'S OFFERINGの個性を存分に発揮したメロディックスピードチューン。
スケールの大きなオープニングパート、そしてサビの飛翔感は、ティモ・トルキ時代のSTRATOVARIUSの面影を感じます。
まさに「大団円」といったムードで終了。
中盤にもう1~2曲、スピード感のある曲を配置してくれたらメリハリがあったかなーと思います。
が、それでも十分に「北欧の風」を伝えてくれました。
そういう音楽をやってきたメンバーが、そういう音楽をやるために集まったバンド。
当然、期待に相応した音楽になるわけで、そういった基盤とセンスを持っているってのは強いなーと感じました。
そしてやはりティモ・コティペルト。ホント、いいヴォーカリストになりました。
Cain's Offering - I Will Build You a Rome
さて、もう既に長くなった感がありますね。一気にまとめても疲れちゃうし、ここまででいったん前半戦としましょう。
中盤戦以降はまた次回に‥。
[ LORDS OF BLACK ]
さきほど声をかけてくれた関東のMさんから「絶対、テンさん好きですよ!」とお勧めしてもらい、ハマったバンド。
もともと、再結成RAINBOWのヴォーカルに抜擢されたロニー・ロメロが在籍するバンド、という程度の知識しかなかった。
今回も発表されたときは「RAINBOW再結成ブームで選んだだけ」「もしかしてRAINBOWがくるなら、その抱き合わせ」
って程度の失礼な認識しかなかった。
が。
スペインのバンドらしい、コッテリとしたパワーメタルを聞かせる。
そして、そのコッテリ感が大好きなのだ。
最初っから楽しみなバンドの登場です。
オープニングは[Merciless]。
ロニーの声はやはり強靭。
ロニー・ジェイムズ・ディオの系譜を引き継ぐヴォーカルスタイルは、ニルス・パトリック・ヨハンソンを思わせます。
バンド全体の中でも、その声の存在感が一つ浮き出てる気がします。
エクストリームステージの音響は、それぞれの楽器が独立してるような・・というか、うまくまとまってない気がしますが、まぁ慣れでしょうか。
短い持ち時間の中ですが、事前の情報だと
「We Rock をカバーするらしい」
「Neon Knights をカバーするらしい」
といった情報もありました。
・・どっちも好きな曲なんだけどね。
それよりはオリジナルの曲をやってほしいよね。
そんな思いの中、後半へ進み・・・
一番大好きな[Ghost of You]のイントロが!全身を鳥肌が包みます。
オリエンタルともいえる穏やかなパートから徐々に情感と力強さに満ちたサビへ。
痺れる中盤のインストパートの魅力的なギターリフ。それを支えるダイナミックなバスドラム。
鳥肌は治まりません。
スピードやパワーに傾倒したチューンではないのに、心臓を鷲掴みにされる感覚は、ワタシがこのバンドにココロ奪われた感覚と類似します。
さらにバンドの象徴ともいえるでしょう、[Lords of Black]へ!
そしてさらに[Ghost of You]と双璧と言えるであろう[Shadows of War]!
ここまで私の大好きな曲をたたみかけてくるとは・・・!
[Shadows of War]のリフが聞こえてきたときには、このバンドを教えてくれた友人に「素晴らしいバンドを教えてくれてありがとう!」と叫びたくなる思いでした。
そのくらい、昂りと高揚が抑えられなかった。
結果、カバー曲を演奏することはなく、大好きな曲は後半に一気にたたみかける、という最高のセットリストでした。
私自身が最近知ったばかりだから大きなことは言えませんが、もっと売れてほしい。
素晴らしいライブでした。
Lords Of Black - Ghost Of You
[ ALDIOUS ]
ここ数年、「そろそろ来るだろ」と思い続けていたわけですが(期待というわけではなく、時流という意味で)、いよいよ参戦決定。
「嬢メタル」ブームを牽引してきた彼女たちですが、ライブでのMCによるとデビューして7年。
いろいろな女性バンドが生まれている中で、トップランナーとして、象徴として走り続けているのは素晴らしいことですね。
私自身は数枚しか聞いておらず、しかも熱中しているかといえばそうでもない。
いい曲もあるんだけどね。何か「コレだ!」というパンチ&フックが引っかからないのです。
とはいえ、そのパフォーマンスを楽しみにしていたのは事実。
LORDS OF BLACK終演後、ぼちぼちとアリーナへ向かい、途中から参戦。
・・華やかだ!!
そして、各メンバーの個性&キャラクターが際立っています。
一部では「キャバ嬢メタル」と揶揄されていますが、私の第一印象は「これは、プリキュアだな・・・」と。
強さ。
美しさ。
華やかさ。
艶やかさ。
可愛さ。
そして強い個性。
すべてを兼ね備えたヒロインのチームに見えたのです。
力強さもありつつ、それぞれのリフはどことなく繊細に感じます。
ヴォーカルの浮遊感というか柔和な声色は、メタルというよりはJ-POP的でしょうか。
ギターのコのMCでの
「私が高校生のときはEXODUSやARCH ENEMY、SONATA ARCTICAを着メロにしていました。
そんなバンドたちと共演できるのは夢のようで、私がここにいていいの?と思います」
という言葉は、多くのメタラーの(特に男性の)ハートを射抜いたことでしょう。
知らない曲が多い、という中でしたが[LUFT][Dominator]あたりの知ってた曲も披露してくれました。
楽しみにしていた[Ultimate Melodious]は、私の到着前に演奏されたようですね。残念。
MCのあとくらいに演奏された、キャッチーでキュートな曲も魅力的でした。
ただの「嬢メタル」に留まらないスケールの大きさと、その存在感は、初めて見る人に強いインパクトを残したことでしょう。
こういったバンドを見られるのもフェスの楽しみですね。
ALDIOUS - Luft
[ CAIN'S OFFERING ]
メインアリーナから再びキングダムステージへ移動。
続いてはCAIN'S OFFERING。
元SONATA ARCTICAのヤニ・リーマタイネン。
現STRATOVARIUSのティモ・コティペルト。
北欧メタルの象徴といえる二つのバンドのメンバーが融合したプロジェクトですね。
そこに私の大好きなキーボーディスト、イェンス・ヨハンソンも加入。
いよいよ「北欧のドリームバンド」的になってきました。(おおげさですが)
この時間帯は、チュニジアの期待のホープ、MYRATHとカブっていたため迷ったのですが、やはりティモとイェンスは見ておきたいなーということでこちらをチョイス。
オープニングは[Stormcrow]!
北欧らしい疾走感、流麗なメロディ。
もともとこのプロジェクトの曲は、今のティモの声に合わせて作ってる感じがするので、ティモも余裕を持って歌いあげています。
後で聞いた話では、ティモはノドの調子が悪かったようですが、全くそれを感じさせませんでした。
そのあたりも含めて、STRATOVARIUSに加入した当初と比べて、ホントにスケールアップしてるなと思います。
このことは、ライブを見るたびに感じます。
続いて、若干ミドルめの曲が続いていき・・・
立ったままの状態で睡魔が襲ってきました。
ヤバイ。
このまま倒れてしまいそうだ。
ポケットからミンティアを取り出してクチに含むも効果なし。
まわりの方に迷惑をかけてもよくないので、いったん前方から後方へ移動し、座ってライブを見ます。
キングダムステージは広いスペースの中の前方がステージなので、サイドや後方は座ったり寝たり飲み食いしたり・・・というフリーダムな状態なのだ。
座って一休みしたら少し目がさえてきたので、再び前方へ。
そしてラストは[I Will Build You A Rome]。
これもCAIN'S OFFERINGの個性を存分に発揮したメロディックスピードチューン。
スケールの大きなオープニングパート、そしてサビの飛翔感は、ティモ・トルキ時代のSTRATOVARIUSの面影を感じます。
まさに「大団円」といったムードで終了。
中盤にもう1~2曲、スピード感のある曲を配置してくれたらメリハリがあったかなーと思います。
が、それでも十分に「北欧の風」を伝えてくれました。
そういう音楽をやってきたメンバーが、そういう音楽をやるために集まったバンド。
当然、期待に相応した音楽になるわけで、そういった基盤とセンスを持っているってのは強いなーと感じました。
そしてやはりティモ・コティペルト。ホント、いいヴォーカリストになりました。
Cain's Offering - I Will Build You a Rome
さて、もう既に長くなった感がありますね。一気にまとめても疲れちゃうし、ここまででいったん前半戦としましょう。
中盤戦以降はまた次回に‥。
2016年10月12日
鋼鉄の宴16~序章
今年も無事開催されました。
秋のヘヴィメタルフェスティバル、LOUDPARK16。
ということで、毎年恒例、自分の備忘録も兼ねた簡単なまとめを綴っていこうと思いますよ。
興味のない方々には全くもって退屈なものになっておりますので、興味のある方だけ・・。
一度は行ってみたいなーと思ってる方へ。
飛騨地方、高山から「来年こそ参戦してみたい!」と思っている方々へ。
何か情報源になればと思いますよ。
:
:
:
10月7日。金曜日。
早朝、高速バスで高山を出発。
例年のような昂りや興奮は控えめ。落ち着いた気持ちで上京。
まぁ、この日はいわゆる移動日なので、特筆するべきこともありませんが・・
新宿について、日高屋でレバニラでスタミナ補給後、埼京線で北上していきます。
埼京線、仕事でたまに乗りますが、池袋より北へ行くのはラウドパークのときだけ。
北上していくにつれ、だんだんと気持ちがラウパモードになっていきます。
15時。
気が早いですが、現地到着。
看板を眺めて、「今年も来れたなー」と実感&感慨深くなります。

まずは、先行物販の整列場所を確認。
翌日は曇り時々雨。
2014年まではBゲートが先行物販待機場所だったので屋根があったのですが、2015年からは別の場所になり、たしか屋根がなかった記憶があるのだ。
だから、翌日の雨に備えて屋根を確認。

・・・やっぱり、屋根つきの場所はちょっぴりですね。
先頭の30人前後って印象でしょうか。
この時点で「雨だったら、先行物販は諦めようかな・・」という気分になります。
そしてホテルへチェックイン。
昨年まで使ってた近くで格安なホテルが大手チェーンに買収され、一気に高値になったので、今回は初めて泊るホテルをチョイス。
若干割高ですが、
・さいたまスーパーアリーナまで、屋根の下で直通
・館内にコンビニ
・目の前にスーパー
・そのスーパーの中にサイゼリヤ
と、割高感を補って余りある素晴らしさ。
とりあえずチェックイン後、付近を散策。
そして、早めにサイゼリヤへGO。
相変わらず抜群のコスパの夕食を済ませ、天気予報をチェック
20%。
どうやら、朝のうちは雨は降らないっぽい。
ということで、翌日の先行物販に並ぶために、前年のワタシのブログを確認。
・・4時半ですでに結構並んでたのか。
一応小雨の可能性はあるし、4時にはホテルを出よう、と覚悟を決めて、早々に就寝。
・・物販、どんどん早くなります。
さぁ、起きられるでしょうか。
10月8日。土曜日。ラウドパーク初日。
けっこうアルコールを摂取して、いつもなら朝まで起きないんですが、この日は2時くらいから何度か目が覚める。
そのたびに「まだ大丈夫。寝てても大丈夫」と再び眠りにつくわけですが・・
結局、何度も目を覚ましては眠り、目を覚ましては眠り・・を繰り返し・・
3:45 諦めて起床。
4:00 ホテル出発。
当然真っ暗です。そして雨は降ってません。
例年よりは寒くない感じですね。
4:10 物販列到着。
・・もう30~40人くらいいますね。
そして、なんだか従業員通路のような細いところへ列が並び、そこで折り返しているようです。
その不思議な折り返し列のおかげで、無事に屋根下確保。
しかも照明つき!これはありがたい!
・・のですが、先頭付近の集団は夜中から(前夜から?)飲んでるらしく、尋常じゃないテンション。
そのうちの一人がワインをラッパ飲みしつつ列に近づいてきて
「みんな、盛り上がっていきましょー!」
「順番に年齢を言っていきましょー!」
「順番に何が目当てが言っていきましょー!」
と、周辺を巻き込んでいきます。
・・・そっとしておいてほしいなー。本、読みたいんだよなー。
が、その後、そのテンションは続かず寝落ちしたようです。
周りは隣の人とかと会話を交わしてますが、ワタシは黙々と読書(←人見知り)
5:00
ちょっと階段を上がって様子を確認。
この時点で100人くらいでしょうか。しかも小雨模様。
6:40
スタッフが現れ、列を作りなおします。
物販販売時間が8時から7時半に繰り上がった今年、この恒例行事も例年より早い感じ。
が、わざわざ全員を階段の上に上げて並びなおさせる、つまり、階段下の屋根から離され、野ざらしのところで待たされるわけです。
外はパラパラと小雨。
・・せっかく早く並んだのに。
7:20
プレミアムチケットの方々が入場。セレブですなぁ。
7:30
ほぼ予定通り、列が動き始めます。
スムーズに物販販売スペースまで誘導され・・・

が、例年通りといえば例年通りですが、早く並んでる方々は購入枚数がハンパない。
そして、受付スタッフはメタルのことは知らない女子。
「チルボドの・・」
「え?ちるぼど・・・」
「あ、チルドレンオブボドム・・」
といった具合に、確認に手間取り、全くレジが進みません。
そんな中、私がレジに到着する前に早々にソールドアウトになったのがCAIN'S OFFERINGのSサイズ。
その後、RIOT。
私もなんとか8時前には購入できましたよ。
ちなみに、8時半すぎに到着した方から「先行物販、終わってました・・」との連絡が。
開始が7:30なので、例年通り一時間で切ったんですかね。
外は雨。
けやき広場の地下のスペースでビールを購入し、入場時間の9:30を待ちます。
9:30 入場列付近
けっこう降ってます。
ってことで、屋根のあるところで入場列最後尾を待ちます。
昨年は
・一日券:Aゲート
・二日券:Bゲート
でしたが、今年は双方Aゲート。
ですが、一応列は分かれているようです。
入口近くで入場列最後尾を待ちますが・・来ない。来ない。
結局、最後尾が現れたのは10時前。
そして、10時ジャストにようやく入場!
レコード会社ブースを見てまわり、荷物をクロークに預け・・・
キングダムステージをウロウロしていたら、関東の友人Mさんが「テンさーん!」と声をかけてくれました。
少し時間もあることですし、二人で朝イチの乾杯!
その乾杯の途中、関西のKさん、関東のTさん・・といった、知人に出会う。
あれだけ広い中なのに会えるもんですねぇ。
そして、いよいよスタートです!
それぞれのバンドのレポート(というか、感想みたいなものです。セットリスト的なものも覚えてる範疇で‥)は、また後日!
秋のヘヴィメタルフェスティバル、LOUDPARK16。
ということで、毎年恒例、自分の備忘録も兼ねた簡単なまとめを綴っていこうと思いますよ。
興味のない方々には全くもって退屈なものになっておりますので、興味のある方だけ・・。
一度は行ってみたいなーと思ってる方へ。
飛騨地方、高山から「来年こそ参戦してみたい!」と思っている方々へ。
何か情報源になればと思いますよ。
:
:
:
10月7日。金曜日。
早朝、高速バスで高山を出発。
例年のような昂りや興奮は控えめ。落ち着いた気持ちで上京。
まぁ、この日はいわゆる移動日なので、特筆するべきこともありませんが・・
新宿について、日高屋でレバニラでスタミナ補給後、埼京線で北上していきます。
埼京線、仕事でたまに乗りますが、池袋より北へ行くのはラウドパークのときだけ。
北上していくにつれ、だんだんと気持ちがラウパモードになっていきます。
15時。
気が早いですが、現地到着。
看板を眺めて、「今年も来れたなー」と実感&感慨深くなります。

まずは、先行物販の整列場所を確認。
翌日は曇り時々雨。
2014年まではBゲートが先行物販待機場所だったので屋根があったのですが、2015年からは別の場所になり、たしか屋根がなかった記憶があるのだ。
だから、翌日の雨に備えて屋根を確認。

・・・やっぱり、屋根つきの場所はちょっぴりですね。
先頭の30人前後って印象でしょうか。
この時点で「雨だったら、先行物販は諦めようかな・・」という気分になります。
そしてホテルへチェックイン。
昨年まで使ってた近くで格安なホテルが大手チェーンに買収され、一気に高値になったので、今回は初めて泊るホテルをチョイス。
若干割高ですが、
・さいたまスーパーアリーナまで、屋根の下で直通
・館内にコンビニ
・目の前にスーパー
・そのスーパーの中にサイゼリヤ
と、割高感を補って余りある素晴らしさ。
とりあえずチェックイン後、付近を散策。
そして、早めにサイゼリヤへGO。
相変わらず抜群のコスパの夕食を済ませ、天気予報をチェック
20%。
どうやら、朝のうちは雨は降らないっぽい。
ということで、翌日の先行物販に並ぶために、前年のワタシのブログを確認。
・・4時半ですでに結構並んでたのか。
一応小雨の可能性はあるし、4時にはホテルを出よう、と覚悟を決めて、早々に就寝。
・・物販、どんどん早くなります。
さぁ、起きられるでしょうか。
10月8日。土曜日。ラウドパーク初日。
けっこうアルコールを摂取して、いつもなら朝まで起きないんですが、この日は2時くらいから何度か目が覚める。
そのたびに「まだ大丈夫。寝てても大丈夫」と再び眠りにつくわけですが・・
結局、何度も目を覚ましては眠り、目を覚ましては眠り・・を繰り返し・・
3:45 諦めて起床。
4:00 ホテル出発。
当然真っ暗です。そして雨は降ってません。
例年よりは寒くない感じですね。
4:10 物販列到着。
・・もう30~40人くらいいますね。
そして、なんだか従業員通路のような細いところへ列が並び、そこで折り返しているようです。
その不思議な折り返し列のおかげで、無事に屋根下確保。
しかも照明つき!これはありがたい!
・・のですが、先頭付近の集団は夜中から(前夜から?)飲んでるらしく、尋常じゃないテンション。
そのうちの一人がワインをラッパ飲みしつつ列に近づいてきて
「みんな、盛り上がっていきましょー!」
「順番に年齢を言っていきましょー!」
「順番に何が目当てが言っていきましょー!」
と、周辺を巻き込んでいきます。
・・・そっとしておいてほしいなー。本、読みたいんだよなー。
が、その後、そのテンションは続かず寝落ちしたようです。
周りは隣の人とかと会話を交わしてますが、ワタシは黙々と読書(←人見知り)
5:00
ちょっと階段を上がって様子を確認。
この時点で100人くらいでしょうか。しかも小雨模様。
6:40
スタッフが現れ、列を作りなおします。
物販販売時間が8時から7時半に繰り上がった今年、この恒例行事も例年より早い感じ。
が、わざわざ全員を階段の上に上げて並びなおさせる、つまり、階段下の屋根から離され、野ざらしのところで待たされるわけです。
外はパラパラと小雨。
・・せっかく早く並んだのに。
7:20
プレミアムチケットの方々が入場。セレブですなぁ。
7:30
ほぼ予定通り、列が動き始めます。
スムーズに物販販売スペースまで誘導され・・・

が、例年通りといえば例年通りですが、早く並んでる方々は購入枚数がハンパない。
そして、受付スタッフはメタルのことは知らない女子。
「チルボドの・・」
「え?ちるぼど・・・」
「あ、チルドレンオブボドム・・」
といった具合に、確認に手間取り、全くレジが進みません。
そんな中、私がレジに到着する前に早々にソールドアウトになったのがCAIN'S OFFERINGのSサイズ。
その後、RIOT。
私もなんとか8時前には購入できましたよ。
ちなみに、8時半すぎに到着した方から「先行物販、終わってました・・」との連絡が。
開始が7:30なので、例年通り一時間で切ったんですかね。
外は雨。
けやき広場の地下のスペースでビールを購入し、入場時間の9:30を待ちます。
9:30 入場列付近
けっこう降ってます。
ってことで、屋根のあるところで入場列最後尾を待ちます。
昨年は
・一日券:Aゲート
・二日券:Bゲート
でしたが、今年は双方Aゲート。
ですが、一応列は分かれているようです。
入口近くで入場列最後尾を待ちますが・・来ない。来ない。
結局、最後尾が現れたのは10時前。
そして、10時ジャストにようやく入場!
レコード会社ブースを見てまわり、荷物をクロークに預け・・・
キングダムステージをウロウロしていたら、関東の友人Mさんが「テンさーん!」と声をかけてくれました。
少し時間もあることですし、二人で朝イチの乾杯!
その乾杯の途中、関西のKさん、関東のTさん・・といった、知人に出会う。
あれだけ広い中なのに会えるもんですねぇ。
そして、いよいよスタートです!
それぞれのバンドのレポート(というか、感想みたいなものです。セットリスト的なものも覚えてる範疇で‥)は、また後日!
2016年10月04日
鋼鉄の宴16、準備編
いよいよ直前に迫ったLOUDPARK16。
この季節になると、ありがたいことにブログのアクセスも少しだけ増えるようです。
ということで、その検索キーワードを踏まえて、ラウドパークへ参戦するにあたっての準備品やメモをまとめてみようかと。
先行物販、準備、待機列‥などで検索して辿りついてくれた方々に。
そして私自身のまとめに。
田舎からの参加ならではの一面もあるかと思いますので、そのあたりはご容赦を。
・チケット
最優先、必ずチェック。です。
・高速バスチケット、電車の切符など
田舎からだと移動も大きな問題ですよね。
おそらく、事前に準備していることでしょう。こちらも必ずチェック。
・お金
移動、宿泊、グッズ‥大きな出費が見込まれます。
とはいえ、始まってしまえば大きな渦&波に飲み込まれてしまうことも多いので、全部持ち歩くことはしないほうがいいですね。
小出しで持っていきましょう。
・クレジットカードを写メしておく
クレジットカードは紛失のリスクがあるので持ち歩かないほうがいいかと。
とはいえ、ラウパ期間中だけオープンするオンラインショップがあって、物販がどうしても買えない、時間がないときにはそちらを使います。
スマホでクレジットカードの番号を写真に記録しておけば、スムーズに購入できますよ。
・耳栓
以前は「メタルに耳栓なんか軟弱ゥゥゥ!」と思ってましたが、やっぱり必須です。
耳栓がないと、当日はもちろん、数日間は酷い耳鳴りが続きます。
耳栓してても、そんなに音質に影響はありません。
・パーカー、防寒着
先行物販に並んだり、サイン会に並んだりするなら、Tシャツだけでは厳しいです。
早朝のさいたま、思ったより寒いです。
せめてパーカー、できたらさらに薄手の防寒着。
女性であればさらにニットキャップや手袋、カイロなんかがあってもいいかもしれません。
・Tシャツ
基本、メタルTになるでしょうか。
実際、圧倒的にメタルTが多いですが、もちろん普通の服の方もいらっしゃるので、気にしなくてもいいかと思いますが‥。
私の場合は 初日の移動日分、ラウパ初日分、ラウパ二日目分。帰路の分は現地で買ったTシャツでまかなう、って感じですかね。
・ズボン(パンツ)
スマホのバッテリーなどを持ち歩きたい、そしてアリーナでは手ぶら推奨なので、カーゴタイプのいくつかポケットがついてるヤツがいいですね。
ラウパ二日間はどうせ場内は熱気に満ちあふれてるので、初日に汗をかいても二日目もそのままでも大丈夫。
ですが、会場で着用した衣類は最終日は使わないほうがいいです。
ってことで、初日&最終日、ラウパ二日間、という2本あればいいのではないでしょうか。
・パソコン
私の場合は、仕事での緊急対応の可能性があるため、パソコンを持参します。
このパソコン、ラウパ会場からホテルへ戻ったあとに、記憶をメモっておいてブログへ繋げる‥という意味でも重宝します。
・折り畳み用シート(イス)
最近の先行物販やサイン会は激戦のため、朝の4時台から朝の8時近くまで冷たく寒いところで待機することになります。
どうせ購入したグッズやパーカーと一緒にクロークへ預けるので、何か待機時に楽になるものがあるといいと思います。
・本
スマホのバッテリーはあまり消費しないようにしたいので、先行物販待機時は本が重宝します。
・腕時計
いちいちスマホを取り出すよりは、腕時計のほうが楽です。
・スマホ予備バッテリー
早朝から深夜まで。いくらバッテリーの節約に気をつけても減るものは減る。備えあれば憂いなし。
・タオル
私はタオルを持たない人ですが、わりと持ってきてる人、多いので。
・
・
・
・
ということで、田舎だから、そして、先行物販に並ぶから、という準備品も多いですね。
ただライブを見れればいい!という方は、基本、チケットとお金だけもって、さいたまスーパーアリーナに突入でOK。
以前は小さなバッグを持って入場してましたが、アリーナで楽しむにはやはり手ぶらのほうが圧倒的に楽です。
それぞれの年の傾向や、さらに細かい情報については、各年の「まとめ」が参考になれば幸いです。
(私も、この季節になると各年を振り返って「なるほど‥そんな感じだったか」と思い出して参考にしております)
LOUDPARK10 http://ten.hida-ch.com/e253154.html
LOUDPARK11 http://ten.hida-ch.com/e386024.html
LOUDPARK12 http://ten.hida-ch.com/e493442.html
LOUDPARK13 http://ten.hida-ch.com/e581578.html
LOUDPARK14 http://ten.hida-ch.com/e660592.html
LOUDPARK15 http://ten.hida-ch.com/e736039.html
準備万端整えて、充実のメタルデイズを満喫しましょう!
この季節になると、ありがたいことにブログのアクセスも少しだけ増えるようです。
ということで、その検索キーワードを踏まえて、ラウドパークへ参戦するにあたっての準備品やメモをまとめてみようかと。
先行物販、準備、待機列‥などで検索して辿りついてくれた方々に。
そして私自身のまとめに。
田舎からの参加ならではの一面もあるかと思いますので、そのあたりはご容赦を。
・チケット
最優先、必ずチェック。です。
・高速バスチケット、電車の切符など
田舎からだと移動も大きな問題ですよね。
おそらく、事前に準備していることでしょう。こちらも必ずチェック。
・お金
移動、宿泊、グッズ‥大きな出費が見込まれます。
とはいえ、始まってしまえば大きな渦&波に飲み込まれてしまうことも多いので、全部持ち歩くことはしないほうがいいですね。
小出しで持っていきましょう。
・クレジットカードを写メしておく
クレジットカードは紛失のリスクがあるので持ち歩かないほうがいいかと。
とはいえ、ラウパ期間中だけオープンするオンラインショップがあって、物販がどうしても買えない、時間がないときにはそちらを使います。
スマホでクレジットカードの番号を写真に記録しておけば、スムーズに購入できますよ。
・耳栓
以前は「メタルに耳栓なんか軟弱ゥゥゥ!」と思ってましたが、やっぱり必須です。
耳栓がないと、当日はもちろん、数日間は酷い耳鳴りが続きます。
耳栓してても、そんなに音質に影響はありません。
・パーカー、防寒着
先行物販に並んだり、サイン会に並んだりするなら、Tシャツだけでは厳しいです。
早朝のさいたま、思ったより寒いです。
せめてパーカー、できたらさらに薄手の防寒着。
女性であればさらにニットキャップや手袋、カイロなんかがあってもいいかもしれません。
・Tシャツ
基本、メタルTになるでしょうか。
実際、圧倒的にメタルTが多いですが、もちろん普通の服の方もいらっしゃるので、気にしなくてもいいかと思いますが‥。
私の場合は 初日の移動日分、ラウパ初日分、ラウパ二日目分。帰路の分は現地で買ったTシャツでまかなう、って感じですかね。
・ズボン(パンツ)
スマホのバッテリーなどを持ち歩きたい、そしてアリーナでは手ぶら推奨なので、カーゴタイプのいくつかポケットがついてるヤツがいいですね。
ラウパ二日間はどうせ場内は熱気に満ちあふれてるので、初日に汗をかいても二日目もそのままでも大丈夫。
ですが、会場で着用した衣類は最終日は使わないほうがいいです。
ってことで、初日&最終日、ラウパ二日間、という2本あればいいのではないでしょうか。
・パソコン
私の場合は、仕事での緊急対応の可能性があるため、パソコンを持参します。
このパソコン、ラウパ会場からホテルへ戻ったあとに、記憶をメモっておいてブログへ繋げる‥という意味でも重宝します。
・折り畳み用シート(イス)
最近の先行物販やサイン会は激戦のため、朝の4時台から朝の8時近くまで冷たく寒いところで待機することになります。
どうせ購入したグッズやパーカーと一緒にクロークへ預けるので、何か待機時に楽になるものがあるといいと思います。
・本
スマホのバッテリーはあまり消費しないようにしたいので、先行物販待機時は本が重宝します。
・腕時計
いちいちスマホを取り出すよりは、腕時計のほうが楽です。
・スマホ予備バッテリー
早朝から深夜まで。いくらバッテリーの節約に気をつけても減るものは減る。備えあれば憂いなし。
・タオル
私はタオルを持たない人ですが、わりと持ってきてる人、多いので。
・
・
・
・
ということで、田舎だから、そして、先行物販に並ぶから、という準備品も多いですね。
ただライブを見れればいい!という方は、基本、チケットとお金だけもって、さいたまスーパーアリーナに突入でOK。
以前は小さなバッグを持って入場してましたが、アリーナで楽しむにはやはり手ぶらのほうが圧倒的に楽です。
それぞれの年の傾向や、さらに細かい情報については、各年の「まとめ」が参考になれば幸いです。
(私も、この季節になると各年を振り返って「なるほど‥そんな感じだったか」と思い出して参考にしております)
LOUDPARK10 http://ten.hida-ch.com/e253154.html
LOUDPARK11 http://ten.hida-ch.com/e386024.html
LOUDPARK12 http://ten.hida-ch.com/e493442.html
LOUDPARK13 http://ten.hida-ch.com/e581578.html
LOUDPARK14 http://ten.hida-ch.com/e660592.html
LOUDPARK15 http://ten.hida-ch.com/e736039.html
準備万端整えて、充実のメタルデイズを満喫しましょう!