ヘビメタパパの書斎 › 子供たち棚

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2023年10月19日

それぞれの秋。2023

いつも春にこういったことを書き綴るのですが季節は巡ってしまいまして‥。

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大学3年生になったムスメ。

某関東の地方大学に通うムスメですが、二年生の冬になり「私決めた!東京で一人ぐらしする!」と宣言。勝手に宣言。
‥もうアパートは三年目も再契約しているんですが。
バタバタと物件を探し。
バタバタと再契約解除をお願いし。

引越しの見積の際には
「とてもお一人様向けプランは適用できない荷物の量なので通常の引越しになります」
と20万越えの見積になり驚愕し。

とりあえず引越し業者さんには単身向けプラン分(×2)でお願いしつつ、あとは私の車で運ぶことになり。
3~4往復しましたよ。
結果、私は5泊6日の引越しの手伝い。

で、無事に東京都民となりました。
中学~高校と東京に憧れてたムスメ。ひとつ願いがかなってよかった。
(すんげぇオカネかかったって奥様はプリプリしてましたが)

3年生になり、学業も充実していよいよ就職活動も始まります。
‥ってのは一般的な大学生の話。

ムスメは東京の劇団に所属しているらしく、東京都内での稽古と大学の二刀流。
そんなことしてる場合なのか‥と思いつつ、どちらもそこそこ電車の時間も費用もかかるのに継続しているのは尊敬に値します。
そのためにタフなバイトも続けているようですね。

さらにこの秋。
ムスメ「これからM1行ってくる」
「おー、お笑い好きやもんな。見た芸人さんが決勝いくといいな」
ムスメ「違うさ。出るんやさ」
「!?」

もちろん一回戦敗退ですが、「楽しかった!ちゃんとM1のステージやった!」と、いい記念になったようです。

学業も(最低限ですが)頑張りつつ、やりたいことに全力で自力で立ち向かうムスメ。
「大学生のときにやっておけばよかった‥って後悔したくない」
という思いをカタチにしています。

がんばれムスメ!就職活動も頼むぞムスメ!




春から大学生になったボウズ。

無事第一志望の大学に受かり、新たな生活が始まりました。
「学校に近いところならなんでもいい」と言っていたので、受かることを祈りつつ選んでいたアパートも無事契約。

ボウズも東京なので、いまはムスメもボウズも東京都民
まさかそんな日がくるとは‥。

ムスメのときはコロナで制限があった入学式。
ボウズのときは私も奥様も参加できました。
スーツを纏ったボウズの凛々しさは感慨深いものがありましたね。

ハードルが高いと思われた第一志望の大学は、入試が狭き門だったことも当然ですが、入学してからがなかなか大変らしく
「ついていくのが精一杯」
だそうだ。

ボウズの高校時代、「まったく会話がない」「聞いても返事がない」「いつも機嫌悪い」と嘆いていた奥様。
私は「高校男子の母親に対する態度なんてそんなもんやさ」「受験が終わればちょっと落ち着くさ」と話していました。

で、実際大学生になって‥。
ときどき
「友達と○○いってきた」
「友達とウチで餃子パーティーやった」

と報告がくるようになりました。

奥様との直接ラインも頻繁らしく、「なー、言った通りやったろー」と(思ったより早い雪解けでしたが)。

サークルにも参加し、そのサークルの報告もしてくれる。
犬猿の仲だったムスメとも直接いろいろやりとりしているようだ。

そうそう、もともとこういう子だったんですよ。
元に戻っただけなんですよ。

一人で料理もよく作るらしく、帰省すると
「お父さんがよく作ってた○○とか○○、こないだ作った」
「レシピさえあればなんとでもなるもんやな」

とか言ってるので、私が料理してきたレパートリーはもう網羅しちゃいそうな勢いだ。
「お父さんが作ってた料理、思ったより簡単やん」
とか思われてそうでちょっと切ないものがありますね。

この半年の一人暮らしで一気にオトナになってきたボウズ。
この先もきっと大きく高いハードルがあることでしょう。

けど、その試練は自分で選んだ道の先の試練。
もう私が協力できるのは皆無なくらい先を進んでいますが、自分らしく突破してほしいものですね。
ガンバレ!ボウズ!





そしてときどき東京出張がある私。
先日の出張の際にはムスメとボウズが私の拠点である新宿まできてくれました。
で、歌舞伎町で3人で夕飯。

二次会に向かう際には私を差し置いて二人でワイワイ話ながら並んで歩く。
‥あんなに仲が悪かったのに。



なんとも不思議な感覚であり、とても感慨深いものがありましたね。




ということで、春からは私と奥様の二人暮らしに。
とはいえ、ボウズは朝から夜まで学校や図書館に行ってたこともあり、その延長のような感じですね。

この先は子供という緩衝材がなくなり、生活を続けていくためにはさらなる努力と奥様への思いやりが必要になることでしょう。
甘えることなく頑張らねば。




  

Posted by テン at 07:57Comments(0)子供たち棚

2023年03月16日

ボウズ、18歳になる

2月某日。

ボウズが18歳の誕生日を迎えました。

18歳といえば、制度が変わったことで「成人」
あのボウズがなぁ‥という感慨深さを感じますね。

中学卒業時から急激に伸びた身長も一段落。(とはいえ私より圧倒的に大きいけど)
すっかり佇まいに落ち着きが出てきて安堵するやら嬉しいやら。

思えばコロナコロナコロナコロナの高校生活でした。

弁当食べるときも一人だったんだろな、とか。
校歌を歌うこともなかったんだろな、とか。
マスクの下の顔を知らないままの友達もいたのかもな、とか。

部活もコロナ禍ということで制限され、その制限に耐えられず一年生で退部。
道標を失ったボウズは自然と机に向かう時間が増えていったのでした。

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そしてこの3月。

第一志望だった大学に無事合格。
春から一人暮らしが始まります。

合格発表の日。
私はその時間だけ自宅に戻りました。
その時間を刻一刻と待っていました。

時間になっても部屋から出てこない。
ちょうど帰省してたムスメに「どうしよう‥結果聞いてきてもいいやろか」と尋ね、部屋へ向いました。

部屋の前に着いたときにドアが開き、「お父さん!合格した!!」と絶叫のボウズ。
二人で抱き合いました。
強く強く抱き合い、私は号泣しました。
「おめでとう!ホントがんばったな!」と私。
「ありがとう!ホントありがとう!」とボウズ。
こんなにドラマティックな瞬間、二度とないだろうな、と。


二年生後半の頃は、まるでアスリートのようなストイックさでした。
声をかけるのを躊躇するほど。
常に時計を見て、分刻みで夕御飯やお風呂の時間を自己管理。
近寄りがたい空気を醸しだしていました。

が。
三年生夏頃から、急にその空気感が穏やかになりました。
以前のようにテレビ見ながら夕飯食べたり、部屋でスマホ見てたり。
冬の三者懇談でも「三年生になって柔らかくなったな」と言われてて、あー、学校でも同じでしたか、と。

いままで自分でコツコツ続けてきたボウズのことだから、自分なりにペース配分を考えてるんだろなと心配はしませんでした。
が、奥様は違った。
ストイックだと「やりすぎや。このままいったらもたんで心配や」
ちょっと穏やかになると「本番近いのに気が抜けとるで心配や」
ほどほどってのは難しいものですねぇ。

奥様はボウズと「ぜんぜん会話にならん。話しかけても返事すら聞こえん」と言ってますが、私はわりと問題なし。
なので、コミュニケーションはもっぱら私が担当。
同じ部屋にいるのに、奥様→私→ボウズ みたいな会話もしばしば。
まぁ、私も母親って鬱陶しかったなぁ、と。照れの裏返しなんですけどね。

受験への帯同ももちろん私。
奥様が「ひとつくらいは私が行こうか?」と言っても「なんで?お父さんのほうがいい」と。
男同士だと会話も少ないけど、そのくらいのほうが楽なのでしょうね。


塾に通うこともなく、自分のやり方で道を切り拓いたボウズ。
私は毎日普段通りの生活を続けること、必要と言われた参考書をかってやること。そんなことしかできませんでした。

合格後は憑き物が落ちたように柔和な表情が戻り、「あぁ、こうやって笑う子だったなぁ」と思い出しました。


春からの一人暮らし。
「お父さん、あっちのほうって虫おるかなぁ」
「お父さん、とりあえずお父さんのチャーハンの作り方教えて」

と、不安は募るようですが、なんとかなるさ!

今までコツコツコツコツ積み上げてきた努力は、自分を支える「体幹」になっているはず。
その体幹は簡単には崩れないはず。

身長、足の大きさ、体力、頭脳。
全てで父親を大きく凌駕していったボウズに幸あれ。  

Posted by テン at 07:30Comments(2)子供たち棚

2022年07月29日

ボウズ、17歳になる

先日ムスメが20歳になったということで記事を書きましたが‥。

そういやボウズもその間に歳を重ねているわけで。
ボウズの誕生日の頃って、なんだかたまたまブログ休んでる時期と重なるんですよ・・

ということで、いまさらですが、2022年2月に巻き戻したつもりで書きますね。
以下読んで下さる方はヒエヒエ豪雪の2022年2月に記憶を戻して読んでくださいませ。

なにをいまさら、と言われてもいいのです。
私の記録・記憶なのですから・・。


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2月某日。
ボウズが17歳の誕生日を迎えました。

高校二年生
もうとっくに私の身長を追い越し、足のサイズは28センチ。

キッチンで料理とか洗い物しているときに隣に立たれると、「‥お‥おぅ‥」という圧迫感を感じます。

ボウズが高校に入学したのは、まさにコロナ禍の始まりの時期。
高校の二年間をコロナ禍とともに過ごしてきたことになりますね。

昼食時間は黙食。昼休みにワイワイとご飯を食べたりふざけあったり‥という当たり前の光景が失われていることに胸が痛みます。

高校一年生のときは、部活と勉強の両立。
私も送迎をしたりして、まだ辛うじて「高校生活」らしい生活が送れていたように思います。

が。
コロナの拡大により部活動が停止。
再開したとしても、通常の練習はできず筋トレのみの日々が続いたり。
「部活が楽しくない。つか、今の練習で部活続けても意味がない」
と言い、二年生になってから部活を辞めました。
小学校一年生から続けてきたことを、ここで辞めるという寂しさはありましたが、ボウズの言うこともわかる。
すごくわかる。

ボウズは何かを決めるとき、何かを答えるときに
「自分にとって意味があるのか」を考えて結論を出す。
奥様が何か聞いても「それ聞いてなんか意味あるの?」などと答えるものだから、奥様とボウズはかみ合わない。

二年生になり、部活を辞め。
そのエネルギーの矛先は勉強へ向かいました。

塾には行かないと言ってるので、自分で学習。図書館や学校や他のところも含めて。

まずはテレビを見る時間を制限しはじめた。楽しみにしていたいくつかの番組も見なくなった。
ゴハンのときにちょっと見るだけ。

そしてゴハンも身近に時計を置き、「○分以内で食べる」ということを意識しているようだ。

スマホも、学校にも持っていかないし外にも持っていかない。
家での勉強中もタイマーでロックがかかるボックスにセットして、寝る前と朝しか見ていないようだ。

とにかく「ストイック」という言葉がピッタリの生活。まるでアスリートのようだ。
そんなボウズを見てると、私の脳内ではときどき「ロッキーのテーマ」が流れる。
そのくらいストイックだ。

そんなボウズを中心に生活が回りだすと、我が家も必然的に生活リズムができる。
朝、ボウズの弁当を作る。
夜は遅い時間に帰ってくるけど、毎日同じ時間だから、帰ったらすぐに食べられるように温かい夕飯を並べる。
そして夕飯後にはお風呂に入れるように私たちは先に済ませておく。

土日も弁当もって勉強にいくから、平日と全く同じルーティーン。
単調な日々と思いきや、これはこれで「こういう地味かつ地道な日々こそ、毎日なにかが蓄積されているんだろうな」という充足感を感じます。

塾にいってないから、参考書も自分で「おとーさん、次はコレ頼むわ」と選んでくる。
親はボウズが望む環境、望むものを揃えてあげるだけだ。

ムスメのときは、塾に通い、オープンキャンパス何度も通い(けっきょく見に行ってない大学だったし)、多額の投資をしたことを思えば、手もかからないしお金もかからない。

そんなボウズを見て奥様は「心配しかない」「ぜんぜんしゃべってくれん」と心配しています。
が。
私は心配していない。ボウズの表情を見ていれば着々と進んでいることが分かる。
ボウズなりの覚悟で、ボウズなりの歩幅で、ボウズなりの目線で、受験に向かっている。


まだ明確な目標はなく、やりたいことがあるわけでもなく、行きたいところがあるわけでもない。
「決まってないからこそ、やれることをやっておけば選択肢が広がる」と言っていた。

♪なんにもないってこと、そりゃぁなんでもありってこと。
♪キミの行きたい場所へどこでも行ける。


受験まで残り一年。回りのことは心配せず駆け抜けろボウズ。

♪新しい星が瞬く世界へ、Sail Away!!


hide with Spread Beaver - ROCKET DIVE


  

Posted by テン at 07:27Comments(0)子供たち棚

2022年07月22日

ムスメ、20歳になる

このブログを始めたときにはまだ保育園児だったムスメ。
ついに節目の20歳となりました。

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昨年念願の大学生となり、独り暮らしを始めたムスメ。
離ればなれになり、寂しくて毎日のようにライン通話をしていたムスメ。
料理が苦手で「おとさーん、はやくこっちきて作りおきのおかずをたくさん作って」「クッキーたくさん焼いてもってきて」と言っていたムスメ。

そんなムスメも大学2年生となりました。

たまにアパートへ行くと、部屋の汚さは相変わらず。
掃除が苦手で(なんだか苦手ばっかりですね)私が掃除しても「おとーさんの掃除は適当すぎる!ちゃんとやって!」と文句を言いつつ、自分ではできないから渋々見守る感じ。

が、この一年で様々な成長が見られました。

帰省は私の送迎が基本でしたが、「いざというときのために自分で」と公共交通機関での帰省も経験。

バイトは朝早いため、私の目覚ましコールで起きてましたが、二年生になり「自分で起きてみる」とチャレンジ。
今のところノーミス。エラい。

料理もバリエーションは少ないものの、自分でいろいろ作れるようになった。
作った料理を報告してくれる写真を見てもサマになってきた。

一年生のときは私が東京へ出張にいくたびに「私も合流する!メシおごって!一緒に泊まる!」と言っていましたが‥
最近は「東京なー。別に目的もないしなー。別にいいかなー」と。
高校生のときに「東京!東京!」と大騒ぎしてたのがウソのようだ。

断れずにいくつか加入したサークルも、「いややなー。断りづらいなー」と言いつつ、自分がやりたいこと以外はカット。

住民票を移したことで各種書類もアパートに届き、イヤでも自分で市役所へ行って手続きが必要になる。
そのあたりの経験も自信になっているようです。

最近では「年金の書類が届いた‥ついに来てしまった」「手続きメンドい」とブツブツ言いながら、私と一緒に「学生免除」の手続き中。
このあたりは私も初めての経験だ。

友達と温泉にいったり、旅行に行ったり‥とプライベートも充実しているようでなにより。

ラインを送ればすぐに既読になり、逆にしょっちゅうライン通話を求めてきた昨年から一転。
こちらがラインを送っても深夜まで既読にならないこともしょっちゅう。
充実の生活の証ということにしておきましょう。

帰省してきても、会話から自信が見えて、「あー、子供からオトナになっていく階段を登っているなぁ。着実に登っているなぁ」と感じます。
いよいよ私も子離れが必要なようですね。

子供の成長は嬉しいものだ。
そしてちょっぴり寂しいものだ。

ひとつひとつの思い出が宝石のように輝き、ひとつひとつの思い出が涙腺を緩ませる。
そんな思い出を当たり前のように毎日の生活でバラまき散らしてくれたムスメには感謝しかありません。

今年の冬には成人式。
晴れ着も決まり、いよいよ「成人」というステージへ登ります(とはいえ、制度上は18歳で成人ですが)。

幼少期から綴ってきたムスメの成長記もこれで一区切りにしたほうがよさそうですね。

過去の記事を振り返ることはあまりありませんが(なんだか恥ずかしい)、いつかこの記録が私にとってステキなアルバムのような存在なってくれるでしょうか。
そのアルバムを残させてくれたひだっちブログさんにも感謝ですね。

たくさんの思い出をありがとう、ムスメ。
たくさんの感動をありがとう、ムスメ。
たくさんの愛情をありがとう、ムスメ。
一緒に成長させてくれてありがとう、ムスメ。

そしてなにより、産まれてくる前に私が「女の子だったら、こんな子に育ってほしいな」と思い描いた理想の女性になってくれてありがとう、ムスメ。

そして大きく自由に羽ばたいていってほしい。

愛するムスメ、20歳おめでとう!



  

Posted by テン at 07:30Comments(0)子供たち棚

2021年08月10日

ムスメ、19歳になる

7月某日。
ムスメが19歳の誕生日を迎えました。

早いなぁ。
このブログを始めた頃は年中さんくらいだったのになぁ。

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春から大学生になったムスメ。
第一志望の大学ではなかったけど、まさかここに受かるとは‥というところに合格。
積み重ねてきたものが、意外なところで発揮されたのであるなぁ、と感じました。

そしてひとり暮らしがスタート。

そこそこ遠いところなので、私もすぐに飛んで行けるところではない。
アパートの準備をして、いよいよ「明日からひとり暮らし、がんばれ!」と玄関で別れ、その帰路は胸を締めつけられる寂しさでした。
これでしばらく会えないんだなぁ‥と。

が。

時代ってのはすごいですね。
ほぼ毎日のようにLINEでのビデオ通話がかかってきて、長々とダラダラと語り合ってしまう。
高校三年生のときは朝から夜まで塾に行ってて顔を合わせない時間が多かったことを思えば、そのときよりも一緒に過ごしているような感覚になります。

そして「ゴールデンウィークだ」「連休だ」というタイミングで帰省するから、なんだかんだで会いに行く。
そして私が出張になると、その出張先で合流して一緒に泊まったり観光したりゴハン食べたりする。
私もこのコロナ禍でライブに行けないから、ライブのために貯めてる貯金は現在ズブズブとムスメに流出中だ。

二人で過ごす夜は、延々と語り合う。
その時間が愛おしい。


アパートへ迎えにいくときには、「おとーさん、いろいろ作って冷凍しといて」と言われるので、いろいろなものを作り置きして冷凍してくる。
ハンバーグ、きんぴら、トマトソース、ホワイトソース、ドライカレー‥冷凍庫がパンパンになるくらい作ってくる。
最初はそれに頼って生活していたようだ。

けど、最近は少しづつ自分で作るようになったようだ。
「○○買ってきたけど、なに作るといい?」
「○○が▲円って、安い?」
「スープ作りたいけど、調味料なにがあう?」
「○○作りたいけど、簡単に作れる方法ある?」

と、頻繁にLINEが届く。
その都度、LINEノートでレシピを伝える。
作った写真が送られてくる。
メンドくさいながらも頑張っているようです。
現在の得意料理はポトフとのことですが、しょせん私が伝えたレシピなので「野菜やらウインナー入れて、クレイジーソルト+コンソメで煮込むだけ」のヤツ。

ムスメは、私と奥様を上手く使い分けているようだ。
料理、パソコン、各種手続き関係は私。
勉強、サークル、人づきあい関係は奥様。

私と奥様は必然的に「今日なにか連絡あった?」と聞きあう。
コミュニケーションが増える。
ムスメなりの気遣い&策略なのかもしれません。


19歳の誕生日は、初めて一人で迎える誕生日になりました。
その日を迎えるまでは「寂しすぎる。ありえん。」とブツブツ言ってましたが、誕生日のお祝いメッセージを送ったら「夏休みの帰省のときに、改めてお祝いしてな!」と図々しいことを言ってたので、本人なりの思いでその日を迎えたようです。

4月~5月は様々な葛藤があったようだ。
「大学やめたい」「帰りたい」と言っていた日々だった。

けど、徐々にLINEビデオ通話の回数も減り、弱音も少なくなった。
接点が減るのは寂しいけど、たまに話す会話では明るさも戻り安堵しています。

まだまだ大学生活は始まったばかり。
コロナ禍はまだまだ続きますが、たくさんの思い出を作ってほしいと願うばかりです。

おめでとう!ムスメ!
  

Posted by テン at 07:37Comments(0)子供たち棚

2021年04月27日

それぞれの春~2021

このブログを始めたのが2006年12月
そこから数えて、いち、に、さん、し‥(指折り数えてます)

15回目の春を迎えました。なんだかキリがいいですね。15回目。
ってことは、だいたい15歳づつくらいトシを重ねたわけで‥

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18歳になったムスメ。

大学受験という大きな節目を迎え、ピリピリした秋~冬でした。(ピリピリしはじめるのが遅い)
高校一年生で東京、千葉、埼玉。
高校二年生で富山、岐阜、新潟。
高校三年生で大阪。

さまざまなオープンキャンパスおよび大学見学(私との二人旅とも言う)を経て‥。

結果的には、とある地方の国公立大学に合格。
オープンキャンパスどころか、直前まで名前すら挙がってなかった大学だから、最後の最後まで分からないものだ。

学校周辺および生活環境は高山よりも田舎ですが、東京まで二時間程度で行ける場所なので、ムスメの念願だった「都会に行きたい」という思いは半分くらいは叶ったと言えるかもしれない(言えるのか?)
実際、「東京は住むにはキツいし、ここは田舎やけど生活しやすいし、いつでも東京に行けるし、ベストな選択やった!」と喜んでいる。
なにより、「国公立!」を目標にしていたので、それを達成してくれたのは素晴らしいと思う。(私は正直諦めてた)

合格発表後、とりあえず現地へ行ってみよう(行ったことないので)、そしてアパート探してこよう、ということで、一泊二日の二人旅へ。
その帰路は「あぁ、4月になったらお別れなのか・・」と私がセンチメンタルになってしまいました。
が、実際の引っ越しの日は、車に積み込んだ荷物の多さに愕然として感傷的な気分になることもなく、再び二人で現地へ。

足りないものを買い込み、部屋を整え、困ったときに食べられるように作りおきおかずを冷凍し‥
夜な夜な二人で思い出や未来を語る。
とてもとても充実して大切な時間を過ごしてきました。

徐々に生活にも慣れてきたようですが、
「オンライン授業が分からん」
「奨学金が分からん」
「カレーの作り方ががわからん」
「スーパーでどれを買っていいかわからん」

と毎日のようにビデオ通話しているので、むしろ受験生で夜遅かったときよりも顔を合わせる時間が増えたのでは‥と。
まぁ、慣れるまでの短い時間でしょうけどね。

私自身が高卒なので、大学で学ぶということも、センター試験とはなんぞやということも、全く分からなかった。
最初は「なにをやりたいかを探すために大学へいく」「大学は人生の夏休み」というムスメの言葉を聞いて、行く意味ないとすら思ってた。

が、オープンキャンパスに通い、そのたびにムスメと未来を語り、受験に立ち向かうムスメの姿を見て、「がんばってほしい」と思うようになった。
楽しんできてほしい、と思うようになった。

今は「東京に近いところで暮らして、高山のありがたみを感じるようになって、大学卒業したら帰ってきたい」と言っているが、大学生活の四年間はその思いを簡単に覆すほど楽しいものであってほしい。

半額シールが貼られた肉や魚の写真を送ってきては「いい買い物した!」と喜んでいるものの、「それ、元値はウチで買えないような高級なヤツ‥」とか。
とりあえずウインナーあるといろいろ便利やぞ、とアドバイスしたら「買ってきた!」とシャウエッセンの写真を送ってきたりとか。
「味噌汁しばらく飲めるように作りだめした!」と、鍋二つに満杯の味噌汁を作ったりとか。

そんな生活感&価値観のズレも徐々にアジャストしてくれる‥してくれるはず‥してくれるんじゃないかな‥してくれよ‥。

がんばれ!ムスメ!




高校二年生になったボウズ。

中学三年生でようやく自分の部屋を持ちたいと言い出し、部活が終わってから急激に背が伸び始め、高校生活が始まり‥

一気に大人びた。

少年らしさは消え、背は一気に私を追い抜き、会話も落ち着き、自分の部屋で過ごすことが多くなった。

身長、頭脳、体力。いまや私がボウズに勝っているものは何一つない。
完全に、そして瞬時に、父親という存在を越えていった。
感慨に浸る間もないほど一気に越えていった。

もともと「新しいことを勉強したりチャレンジできるのが楽しい」というボウズ。
ムスメの受験に感化されてか、ムスメの赤本を借りてきては「なるほど‥大学受験っぽい問題やな」などとブツブツ言っている。
「っぽい」とはなんなのか、高卒の父には分かりませぬ。

小学校から続けてきたスポーツも、高校入学時で一応部活動に所属したものの、二年生になって「辞めてきた」と。
コロナで充実した練習ができないこと、練習内容やみんなの姿勢がボウズの思っていたような前向きなものではなかったことが原因のようで、そのキモチは私もよくわかる。
「まぁ、あとは趣味で続けていくさ」とのことで、自分で決めたことだからそれでいいと思う。

高校生男子らしく、母親に対してはつっけんどんな態度が目立つようになってきた。
いわゆる反抗期のようなトンガったものではなく、ただ単に「母親は(もっといえば女は)メンドくせぇ」という態度だ。

奥様は「ぜんぜん私と話そうとしない」「聞いても無視する」とブツブツ言ってますが、高校生男子としてはいたって普通だ。
むしろ、私が自分自身を思い返せば、全然素直で話もしてる方だなと思う。

そして私との会話は(減ってはきたものの)今までと変わらない。真っ直ぐに育ってくれたなと思う。
このあたりは、父親と息子という関係性だと、この頃の「距離感」がどの程度がいいのかが分かるからかもしれない。

まだ何か目標があるわけではないようですが、ひたすら部屋とか図書館で参考書に向かう日々。
奥様は「ヤバい。このまま引きこもる‥」と心配していますが、私は全く心配していない。

うまく時間をコントロールして、マンガ読んだりスマホで遊んだりしているのを知ってるし、追い詰められて机に向かっているわけではないのも伝わってくるから。

コロナ禍、修学旅行はどうなるだろうか。オープンキャンパスはどうなるだろうか。
さまざまな不安を抱えた高校二年生のスタート。

だけど、ムスメの三年間の受験へのストーリーを共有してきたから、その経験をボウズに伝えていくのは私の役目だ。

来年の春には志望校が決まっているだろうか。
まだまだ落ち着かない日々が続くと思う。

がんばれ!ボウズ!


  

Posted by テン at 07:38Comments(0)子供たち棚

2020年09月07日

ムスメ、18歳になる

7月某日。
ムスメが18歳になりましたよ。

このブログを始めた頃は保育園児だったでしょうか。
光陰矢の如しでありますね。

18歳になって最初の感想は「やっと選挙行ける。選挙楽しみ」とのこと。
そう、最近は政治に興味があるのだ。
新聞やニュースを読みながら、私と二人で政治や選挙のことで話が盛り上がる。
ニュース嫌い、政治全く興味なしの奥様は「何を話しとるかわからん。選挙も何が楽しいかわからん」と。

文系大学を目指しているムスメは、新聞の社説を切り取って、自分なりの言葉で短くまとめる、というルーティーンを毎日続けている。
春くらいだったでしょうかね。
もうそのノートも3冊目だ。
そのまとめた記事を私が目を通して添削(というほどでもないけど)をするのもルーティーン。
我が家では奥様を除く私&ムスメ&ボウズは本を読むのが大好きで、本について語ったりすることも多い。
そういう中だから、そういった文章の添削といった内容は私の役割になっている。
最初はマーカー&赤線だらけだったけど、最近は「OK!」「バッチリ!」というコメントを書き込むことも多くなった。
ムスメから「しっかり読んでないやろ。適当にチェックしとるやろ」と突っ込まれますが、ホントに上達していると思うのです。

一応志望校も絞り込んできてはいるものの、まだ自分なりの時間配分、時間の使い方が上手くできていない。
だから日々の行動にバラつきがあって、奥様をイライラさせている日々だ。
一年生で埼玉・千葉・東京。
二年生で岐阜・富山・新潟。
そして三年生で誕生日祝いも兼ねて関西。
これだけオープンキャンパス行ってる(=オカネを使っている)から、奥様としてはもっとシッカリせいと言いたいところなのでしょう。

私としては、ムスメはケツを叩いてやる気になるタイプじゃないし、マイペースで回り道しながらも結果を出してきたから、もう少し見守りたいと思う。
・・なんて、もう試験まで数カ月なんですがね。

今年になって、
「あー、お父さんと一緒に過ごす父の日も最後やな」
「あー、家族で過ごす誕生日も最後やな」

と、節目節目で「今年で最後」を感じているようだ。
それは私も同じ。
来年以降、ムスメがいない我が家という光景が想像つかない。

来年のブログでは、大学生活を送っているムスメの話になるのでしょうか・・まぁ、合格すれば、ですが。

「最近太ってきたで、ダイエットする」
「お父さんと一緒に腹筋する」
「一人暮らしする前に料理勉強したい。お父さんからアレとアレの作り方を習っておく」


などと前向きな話もしてますが、何一つ実現に至っていない。
まさに言うだけ番長である。

朝もなかなか自分で起きることができず「これで大丈夫なのか・・」と心配になりますが、世のお父さん&お母さんは同じ心配をして、同じ心配の中で送り出し、同じ心配の中でなんだかんだで独り立ちしていったのでしょう。
だからきっと、なんだかんだで新生活を迎えることになるのでしょう。(合格すれば、ですが)

コロナで大学生活もアルバイトも心配なことだらけだ。
高校生活も変則的なことが多い春夏だった。

じぃじとばぁばを心配して、「じぃじとばぁばと離れたくない」と言っている優しいムスメ。
春にはサクラサクことを願って‥ハッピーバースデイ、ムスメ。  

Posted by テン at 07:49Comments(2)子供たち棚

2020年04月10日

それぞれの春~2020

コロナで生活環境が一変しつつある中ですが‥
我が家の子供たちもまた一つ「オトナの階段」を登ることになりました。

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ムスメはついに高校3年生
ブログを始めたころは保育園に入るか入らないかという時期だったでしょうか。

基本的には反抗期もなく、ココロもカラダもスクスクと育ってここまできたなと思います。
今でもたまには一緒に風呂に入ったり、「二階までおんぶしてくれ」と言ってくるあたりは、これでいいのかと思いつつも嬉しいことだ。

最近はお笑いがブームで、お気に入りの芸人さんのことを語りまくる。
テレビでは時間があるとお笑いを見る。
そして奥様から「アンタいいかげんに勉強しろ!」と雷を落とされるところまでがワンセット。

そして奥様とムスメがご機嫌で話しているときの二人のテンションの高さは「あぁ、これが女子会のノリか」と感じます。
ボウズがその場をヒッソリと去っていく気持ちも分かります。

高校一年生のときには「絶対東京の大学いくでな」ということで、
・東京
・埼玉
・千葉
それぞれのオープンキャンパスへ。
私と二人で行ったのですが、「あぁ、ムスメと二人旅もこれが最後かなぁ」と思ったものでした。

高校二年生のときには「新潟の大学がいいな」ということで、新潟のオープンキャンパスへ。
私と二人で行ったのですが、「あぁ、ムスメと二人旅もこれが最後かなぁ」と思ったものでした。

そして今年。
「お笑いの本場の近くで過ごしたいので、大阪」と言い始めている。
夏には大阪のオープンキャンパスへ行く予定だ。
私と二人で(以下略)となることでしょう。

そういえば冬には二人で富士急ハイランドも行きましてね。
「これが最後かなぁ(感慨深い)という感情を抱くたびに「‥いや、この既視感は‥また次もあるのでは」と感じています。

とはいえ、来年の春にはなんらかの結果が出ていることでしょう。

我が家のムードメーカーであるムスメ。
来春はどこで桜を眺めることになるでしょうか。

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そしてボウズは高校入学
早いものだ。そして全く実感がない。

中学三年生の夏までは体重も50kg未満で、身長も私よりも小さかったのに、今ではグングンと余裕で追い抜いていった。
(まぁ、その頃から足のサイズは28.0だったので伸びる予感はありましたが)
「部活終わって、筋肉が落ちると一気に伸びるよ。」という話は聞いたことがありましたが、ここまで劇的とは‥

そして、ずっと「自分の部屋はいらん。居間でいい」と言っていたのに、冬のある日に「そろそろ自分の部屋で寝てみようかな」と。
そしてそこから間もなく「そろそろ自分の部屋で過ごそうかな」と。
そこから一気に自分の部屋で過ごすことが増えました。
そりゃそうですよね。思春期男子ですから。

自分の部屋ではLINE通話で友達との会話を楽しんだりYOUTUBEを見たりと自由気ままな生活を送っているようです。

奥様は中学に入って早々から、ボウズの「音楽聞きながら勉強」「スマホが近くにある中で勉強」というスタイルを不安がっていた。
なんとか辞めさせたいと思っていた。
けど、私がわりとそういうスタイルだったし、ムスメと違って時間の切替と集中力の切替ができるタイプなので「成績が落ちるまで見守ってやったら」とお願いしました。

結果、素晴らしい成績で志望校に合格。

小学校から「お父さんみたいにヘタクソな字になりたくない」と続けてきた習字でも県に入賞するレベル。

基本的には、ジョジョが好きで、ワンピースが好きで、プロレスが好きで、YOUTUBEが好き。というスタンスはずっと変わらない。
けど、好きなことと、やるべきことをしっかり切り換えることができるのはボウズの素晴らしいところだ。

自分のやり方で結果を出したボウズ。尊敬です。

奥様に対しては無視したり返事が投げやりだったり不機嫌だったりするボウズですが、私に対しては今のところ「友達」というか「同志」のような距離感。
奥様はいつもそんなボウズにプリプリしていますが、中3~高1の男子で母親に素直すぎるほうが心配だ。
「あの年頃の男子なんて、あれが普通やさ」と説得していますが、このプリプリはしばらくつづくことでしょう。

「矢場とんが好きやで、名古屋の大学へ行きたい」と言っているボウズですが、高校生活で新たな目標を見つけてくれるといいですね。


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ムスメにとっては勝負の一年。
ボウズにとっては前進の一年。

コロナで先行き不透明な春になってしまいましたが、来年のこの時期をブログでは笑って迎えられることを願うばかりです。  

Posted by テン at 07:16Comments(2)子供たち棚

2019年07月31日

ムスメ、17歳になる。

7月某日。
ムスメが17歳になりましたよ。

第一声は「やっとセブンティーン(愛読誌)に追いついた!」と。

いつもこういう節目で思うわけですが、このブログを始めた頃には4歳くらいでしたかね。
そして今や高校二年生。大きくなったものです。

一応大学進学を目指しているらしく、イヤイヤながらも一応勉強を頑張っているようだ。
以前のように「とりあえず東京の大学行ければどこでもいい」といったザックリしたイメージから、多少具現化しているようですが、まだまだ流動的なようだ。

高校一年生の昨夏に、私と二人で東京→千葉→埼玉とオープンキャンパスをハシゴしてきたわけですが、今となっては「ただ観光してきただけだな」という感が強い。
今年は岐阜、富山、新潟‥と、オープンキャンパスにいく予定だ。

いわゆる「行って満足。行っただけで、なんとなく頑張ってる気になる」というヤツですね。

この点については、奥様の「買っただけで満足」「買っただけで健康になったような痩せたような気になる」という血をひいているのでしょう。

新潟と岐阜はまた私と二人旅。
私はそういう時間が作れるだけでそれなりにシアワセだ。成果がなくても。

反抗期とは無縁。
今も相変わらず私にくっついてくるし、お風呂も一緒に入ることもしばしば。
二人で最近読んだ本の話をする時間は、「あぁ‥いいものだな、ムスメというのは」と思うのだ。

ムスメを迎えに行って「おとーさん、なんか買ってこ」と言われると「しゃなーないな(ニコニコ)」だから、奥様に「甘い!甘すぎる!」と叱られる。
けど、いいのだ。
甘えてくれるうちが華なのだ。

勉強と並行して、とある部活に打ち込んでいる。
高校入った直後は全く異なる別の部活に二つ入部してましたが、その二つを早々に退部して今の部活へ。
充実している様子が伝わってきます。

勉強と部活で「ドラマ見る時間がない!」とプリプリしてますが、オン/オフをうまく使い分けてほしいものだ。

誕生日のプレゼントは「掃除機!」
コードレスで、可愛くて、けどあまり高くなくて‥ということですが、なかなかピンときたものが見つからない。
未だに探しているところで、もしかしたらこのままプレゼントの話は風化するのでは‥と懸念してしまうほどだ。

誕生日の夕食は「肉くいたい!」ってことで、焼きとり屋へ。
私はビール飲めるし、最高のチョイス。
我が家の4人の中では一番の大食漢。よく食べるのだ。とてもシアワセそうに。

「おとーさん、私もダイエットする」
という言葉を定期的に発し、自然消滅していき、また同じセリフを吐き‥を繰り返しているわけですが、
「少しづつでも毎日続けろ」
と話した腹筋は続いているらしく、
「なーなー、おとーさん、このへん(脇腹)触ってみ。ちょっとくびれとるやろ(このとき全裸)
「おー、すげー!くびれてるやん!(微々たるもの)
というちょっぴりの満足感に浸っている。

いいのだ。
ムスメはシアワセそうに食べ、シアワセそうに笑うのが魅力なのだ。
それでいいのだ。

ハッピーバースデイ!ムスメ!  

Posted by テン at 07:32Comments(0)子供たち棚

2019年04月23日

それぞれの春~2019

光陰矢の如し。
ホント、時の経つのは早いものですねぇ‥

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ボウズは中3に。
いよいよ義務教育最終年となりました。
なんだか高校生になる(なれたら、ですが)なんてことが信じられません。

ということは、部活もあと数カ月。
ボウズにとってどの程度感慨深いかは分かりませんが、なんといってもいろいろ関わってきた私自身が寂しい。

クラス替えでは、「まぁ、良くもなく、悪くもなく」らしいですが、部活が同じで仲良しの子と一緒になれたようで、最後の一年をその子と駆け抜けられるのは私も嬉しい。

今年の誕生日プレゼントには「家の中で懸垂ができるヤツがほしい」と。
そう、私とボウズは日々一緒に筋トレしている。
私は一年ちょっと、ボウズはそれを追いかけるように一年弱くらい。

私はアラフィフだからトレーニングよりも衰えのほうが勝ってて成果は薄めですが、ボウズはスゴい。
腹筋も背筋もバッキバキで美しい。
まさに「細マッチョ」である。
私が惚れ惚れするほどである。
けど、相変わらず小さい。相変わらず体重が軽い。
このモチベーションが部活動が終わってしまうと同時に途絶えてしまうのではないかと心配する日々だ。

相変わらず怖がりで、まだ自分の部屋は要らないらしい。
リビングのソファーを自分のスペースであるかのように占有している姿を見て、奥様やムスメがカリカリする日々だ。
イヤホンを使ってYoutubeを聞きながらの勉強スタイルは、奥様からずっと怒られているものの、それなりに成果を出しているからボウズも強気なものだ。

そしてこの一年の間に読書に目覚めた。
もともと私やムスメが読んでいたわけですが、「どれが面白い?」「次は何がいいと思う?」と私+ムスメ+ボウズでワイワイ相談するのは楽しい。
蚊帳の外の奥様だけは「また私が分からん話をして!」とプリプリしていますが‥。
読むのが早いボウズを見て、私やムスメは「ヤバい‥あいつ、追いついてくる‥」と謎の危機感を感じています。

この一年で伸びたといえば、プロレスへの興味と知識量だ。
スマホ会員に登録し、日々情報をチェック。
私もプロレス大好きでしたが、結婚を機にプロレスからは距離をおいていました。
が、ボウズのおかげでその熱が再燃。
試合結果を予想したり、一緒にテレビで観戦しながら興奮したり‥というのは、強く強くDNAを感じる瞬間であり、シアワセな瞬間だ。

今のところ、私とボウズの関係は「お互いに理解しあえる友人」のような良好な関係かなと私は勝手に思っています。
奥様とボウズの関係は「オトコの考えていることは分からん!」「オンナはめんどくさい!」と、一般的な反抗期の母子に近いものがありつつも、まぁ穏やかなものだ。

いつまでこの関係性が続くか分かりませんが、健全な高校生になるためのラストスパートを駆け抜けてほしいものです。




そしてムスメは高2に。

‥うーん、コメントしづらいほど変わらないのだ。ムスメは。
今でも時々一緒にお風呂に入ったり、「疲れたで、二階までおんぶして」とか言ってくる。
そりゃ、トーチャンとしては嬉しいものですが、「世の女子高生は、こんなんじゃない気がする‥」という不安もちょっぴり。

部活動に精を出しつつ、塾にも通いつつ、宿題もこなしつつ‥ホント、今の高校生は大変ですね。
‥と書くと、全てソツなくこなしているかのように見えますが、そうはいかない。

ドラマを見たい。
インスタを見たい。
映画も見たい。

このあたりの優先度のつけかたがヘタクソだから、本当にやらなきゃいけないことが後回しになる。
このあたりも全く変わっていない。

それどころか
「私は最終日に本気出すタイプやで大丈夫」
「みんな徹夜してるから、私もイザとなれば徹夜すれば大丈夫」

という謎の自信を身につけ始めている。
‥が、結局間に合わなかったりするのだ。
そもそも食べること、寝ることが大好きなムスメに、最後にストイックに追い込むなんてことができるわけがないのである。

奥様は「そんなんでいいのか!」とプリプリして、ムスメと言い合ったりしてますが、なんだかんだで女子同士仲良しなので、揉めたり、キャッキャしたりと女子らしい喧騒に包まれる日々だ。

私としては「そこまで無理しなくても、楽しい高校生活を送ってほしいなぁ」と思うわけですが。

高1の夏には、私と二人で東京へ行き、いくつかのオープンキャパスに参加してきた。
「高2になったら出かけられなくなるし、高1から受験は始まってるんだって先生が言ってた」
というのがその言い分だ。
‥が、途中で丸一日原宿に付き合わされたということを思えば、本気度はアヤシい。

今年も「●●大学を見にいきたいで、おとーさんオープンキャパスの情報収集よろしく」と、また東京遠征の話をしています。
‥それ、ただ東京行きたいだけじゃないのか‥と思いつつ、ムスメと二人で東京なんてこれが最後かなぁ‥と。
‥毎回「これが最後かなぁ」と思って、最後にならないわけですが。

ムスメは食べ盛りだ。
食べることが大好きで、腹八分目なんてことができなくて、満足&満腹まで食べちゃうところは私にそっくりだ。

たくさん食べれば、当然太る。
「おとーさん、どうしよう。最近太ったでメニューをちょっと変えて」
「おとーさん、今度こそ本気で筋トレやるで手伝って」
「おとーさん、今日からオヤツ我慢する」

と風物詩のように言ってますが、続いた試しがない。

そして筋トレで少し脂肪が減った私の腹周りをつかみ
「なんでおとーさんばっかり痩せてんのよ!ズルい!キラい!」
と、謎の言いがかりをつけてくるところまでが様式美だ。

ムスメはいつまでたってもカワイイ。高校生になってもデブってもカワイイ。
あと数年で家を出て行くつもりらしいが、充実した高校生ライフを送ってほしいものです。


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新元号を迎える今年。
ボウズにとっては受験という大きな節目。
ムスメにとっても進路を決める大きな節目。

来年の今頃、それぞれの決断が最良であることを願うばかりですね。



  

Posted by テン at 07:33Comments(0)子供たち棚

2018年04月24日

それぞれの春~2018

今年も、新しい春がやってきました。
春ということは、それぞれが一つ階段を登る季節。

このブログを始めたときの子供たちの幼さを思うと、「早いもんだなー」と感じますね。

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ムスメはついに女子高生に。
高校生ですよ、高校生。
このブログを初期からご存じの方にとっては驚きを感じられるのではないでしょうか。

集中力がなくて、本を読むのが好きで、食べることが好きで‥というワタシにそっくりな性格の中、中学2年生頃からマイペースでコツコツと努力を積み重ねてきた。
キモチが持続しない中でも、うまく時間を使って、「家にいると甘えるから」とコツコツ図書館へ通った。
「頑張りすぎるなよ」と話すと「おとーさんがそうやって優しくするもんで、私も甘えてまうんやんか!」と怒られたりもした。

不器用ながらも細く長く積み重ね、志望校合格という結果をたぐり寄せた。
頑張ってくれたなぁと思います。

家の中では相変わらず
「朝やぞ。起きろ」
ムスメ「‥起きれん。おとーさん、身体抱えて起こして」
と、自立しているとは言い難い、高校生とは言い難い生活ではあるのですが、外では「おとーさんは近づくな」と手厳しい。
まぁ、嫌われてないだけヨシとしましょう(たぶん)

そして女子高生生活がスタート。

クラスメイトも今までの知った顔だけではなく、たくさんの新しい顔ぶれになった。
ムスメは
「なんか、女子のほとんどが『人見知りで、自分から話しかけられないので、たくさん話しかけてください』とかって言っとってな。『誰に話しかければいんや!』って一人で心の中でツッコんでた」
と。
私も人見知りだから、そうやって堂々と振る舞えるところは尊敬する。
空気を読んでいるのか、空気を読んでいないのか、なんとなく馴染んでいくスキルを持っている。

部活は全く新しいことをやりたいらしい。

現在のところ、候補は「放送部か演劇部がいいなぁ。ホントは茶道部がいいけど、みんな可愛い顔の人ばかりやで、私は顔でアウトや。おとーさんのせいや」と。
おしゃべりが大好きなムスメだから、そういう方面もアリかなぁ‥とは思う。

そして高校生活はお金がかかる。
数万円単位でポンポン消えていく。

「高校入ったら当然」といった流れでスマホを購入。
我が家では初のiPhoneです。
「みんなiPhoneなんやさ!私もiPhoneがいい!」と言ってたムスメですが、普段なら私も奥様も「みんなって何人よ。誰と誰よ。ヨソはヨソ。ウチはウチ!」でバッサリ切り捨てるところなのですが‥
奥様が「そうやよな。みんなiPhoneやよな。私もiPhoneがいい。よくわかる。」という方向に話が流れて‥
さらには
「古いモデルでいいやろ」
奥様「みんなそんな古いヤツ使ってないでかわいそう」
と、なぜか奥様も「みんなそうだから」説を唱え始めて、けっこういいヤツになりました。

そして、なんだか「塾に入るのが当然」のような空気の中、塾のお金も高額だ。
とりあえず家計へのメスの第一弾として私のお小遣い削減というキビシイ英断が下った。

今のところ、大きな目標はないみたいだ。
小学校の頃に思い描いていた「保育士」はもう霧散してしまったようだ。

「勉強のための勉強」になってしまっているようで、ちょっと心配になるところではあるのですが、「東京で暮らしたい」という思いは強いようです。
これから厳しい日々になるとは思いますが、そのボンヤリとしてるけど確固たる目標に向かって頑張ってほしいものです。






ボウズは、中学2年生に。

‥相変わらず小さい。相変わらず細い。相変わらず軽い。
そう思ってたんですがね。

進級するのを機に学校の靴を買い換えににった際、サイズを計ってもらったら「26センチですね」と。
‥私の靴のサイズが25.5~26.0ですよ。

その身長で、私の足のサイズを越えるなんてこと、あるわけがない!
あってはならない!

ということで、帰ってきてから足のサイズを比べてみたところ‥ボウズのほうが少し大きい。
ボウズ「ヨッシャ!!!」
「マジかよぉぉぉ‥」

この調子で身長も伸びていってくれるでしょうか。

部活は、この低身長であることもあって、なかなか苦労している。
周りの子たちは、どんどん大きくなっているから。
けど、「楽しい」と言っているので、それがなによりだ。

今までは周りは「○○先輩」ばかりだったが、春からはボウズが「○○先輩」と呼ばれるようになるのだ。
‥想像できない。

クラス替えは「一年生のときに仲良しやった○○と離れたけど、代わりに○○とか○○と一緒になれたし、先生もいい先生やった!」と、なかなかいい編成になれたようだ。
班も「いいメンバーになった!」ということで、まずまずの船出と言えるでしょう。

ムスメが「何かあると誘惑に負けてしまうから、その誘惑から離れて勉強する」という方法をとっていたのに対し、ボウズは「音楽聞きながらでも、オヤツ食べながらでも、集中すれば問題ない」という手法。
実際、それでそこそこの成績を出しているから、その方法が合っているのだろうなと思う。
‥奥様からすると「音楽聞きながらとかイヤホンしながらとか、ありえん!」らしいのですが。
私もその手法だったから、よーく分かる。

ムスメは「中2くらいから、自分なりに勉強方法をしっかり見つけないと苦労するよー」と言っている。
ボウズは「別に大丈夫やろ」と、どこ吹く風。

今のところ、明確な進路は決めてないようだ。
距離のこと、部活のこと、友達のこと、いろいろな角度でいろいろな候補があるようですが、それを決めるのはこれから本格化していくことでしょう。

部活では、夏が終われば三年生が去り、ボウズたちが引っ張っていくことになる。
そして何か目指すものがあるのであれば、今年くらいからそれを見つける必要もあるでしょう。

ムスメが言う通り、中学2年生は大きな分水嶺。どうやって過ごしてくれるでしょうか。

‥そして、相変わらず「自分の部屋はいらんでな」と言ってるボウズが自立する日はいつでしょうか。





子供が中学生になって、我が家の生活リズムは大きく変わった。
そして、ついに一人が高校生になった。

どんなライフサイクルになっていくのか、今は全く読めません。
‥とりあえず、毎朝の弁当作りがある、というのは大きな変化ですね。

それぞれの春。
それぞれの一年。

充実した一年になることを願いたいものです。







  

Posted by テン at 07:23Comments(2)子供たち棚

2018年02月09日

ボウズ、13歳になる

2月某日。
ボウズが13歳になりましたよ。

このブログを始めた頃は保育園にも入っていなかったわけですから、ずいぶん成長したものです。
早いものですねぇ。

中学生になって初めての誕生日ということになるわけですが‥
なんだかあまりそういう感じはしないのです。

まだまだカラダも小さく、精神的にも子供っぽく(これはまぁ男子全般に言えるかもしれませんが)、いまだに暗いところは怖がる。

とはいえ、随分筋肉質な体型になってきたりして、男子から男性への階段を昇り始めたという気はします。

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最近のボウズはといえば、イマドキの子供らしく、スマホにベッタリではある。
YOUTUBEを見ながら勉強。
‥いや、見ながらというと否定されるかもしれませんね。BGMにしながら勉強。

「まだ自分の部屋はいらん」と言うので(たぶん一人だと怖い)、結局リビングで勉強。

他の音が入ってこないように、そして自分の音が漏れないようにイヤホンで勉強。

これが奥様との揉め事の種として根強い。

「そもそも勉強のときに何か聞きながらなんてありえん!」
「イヤホン使ってると、こっちが話しかけても聞こえてない!」


というのが奥様の言い分。まぁ、分かります。

が、私もわりと音楽聞きながら、ラジオ聞きながらの「ながら」勉強が主体だったので、どちらかというとボウズ寄り。

「そもそも勉強のときに何か聞きながらなんてありえん!」

そのほうが集中できるのです。

「イヤホン使ってると、こっちが話しかけても聞こえてない!」

だって、そのくらい音量上げないとテレビの音や会話が気になって集中できない。

と、ボウズに意見を聞く間でもなく、そう思うのです。

が、そんなことをストレートに奥様に言えるわけもない私ですので、
「まぁ、成績が順調な間は、好きなやり方にしておけばいいんじゃないか」
という言い訳でボウズを泳がせている、という状況です。

‥ボウズ、成績が落ちないように頑張ってくれ。それまでは擁護するから。


中学生となれば、部活部活部活部活部活の日々でもある。
先輩や先生に恵まれ、今のところは「楽しい!」と言っている。同時に「キツい」「無理やろ、あれ」「おとーさん、やってみ!」と体力的にはけっこう追い込まれているようです。
その代わり、筋肉や体型に表れてきているので、お風呂に入っては「けっこう腕に筋肉ついてきたな」「ふくらはぎもけっこう‥」「腹筋もなかなか‥」と自分で満足しているようだ。

そうなると逆に「おとーさん、腹まわりヤベーな」「前はともかく、後ろから見るとタルんどるな」と私への忠告が増えてくる。
クヤしいから、私も腹筋ローラーを買ったりして、ちょっぴりづつですが鍛えるようにしていますよ。
‥今のところ効果はなさそうですが。

そうそう、今でも基本は私と一緒にお風呂に入る。
部活の話。
筋肉の話。
パズドラの話。
プロレスの話。
私とボウズは共通の話題も多くて、わりと会話が弾む。

が、奥様は「あの子はホントに何も話さん子や!話しても返事が曖昧やし!」とプリプリしている。

奥様に対しては多少反抗的になってきた。
父親が男の子に諭すように叱ることに比べて、母親はわりとピシャッ!と叱ることが多いから、「わかっとるさ!」的なクヤシさがあるのだと思う。
そういうこともあって、そして上記のようなことを話しても「おかーさんはどうせ分からんし」ということもあるんだろうと思う。

このあたりは、奥様とムスメの会話の弾み方を思えば、まぁお互いさまでしょうかね、とは思う。


そうそう、小学校低学年~中学年あたりでハマってたプロレス熱が再燃したのも中学生になってから。
当時は全日本プロレス派でしたが、今は新日本プロレス派。
正月の東京ドーム大会も二人で興奮しながら見ましたよ。

勝敗を予想したり。
次のカードを予想したり。
ユニットの魅力を話したり。

私もプロレスが大好きだった。結婚してから離れたけど。
この歳になって、大好きなプロレスの話を子供と一緒にできる、熱く語れるというのはシアワセなことだ。



誕生日のプレゼントに選んだのは、磁気ネックレス
私も奥様も肩こりがあるので、ずっと磁気ネックレスをつけている。
ある日、ボウズが「ちょっと頭が痛い‥」と言ってたときに、奥様が「これつけて寝てみ?」と貸したところ、翌朝スッキリしていてクセになったようです。
デザインは自分で選び、「カッコいい‥」と惚れ惚れしながら夜な夜なつけて眠っています。
風呂に入っては「これ、カッコいいなぁ‥」と自分のカラダ同様に惚れ惚れしながら鏡を見つめています。

‥ひょっとして、ボウズにはちょっとナルシストな風味があるんでしょうかね。


誕生日の食事には「おとーさんのピザとグラタン!」ということで、奥様やムスメからは「‥そんなん、ウチの定番料理やん」と言われましたが、「いいんやさ!一番食べたいんやで!」と頑なに押し通しました。
そういってくれるのは嬉しいことです。


まだまだ幼いところも多く、本格的な思春期を迎えるのはこれからだと思う。
最近は「おとーさん、どっか出かけんの?」と、一人の時間を求めることも増えてきた。
男の子だから当然、一人の時間も欲しくなってくるだろうと思う。

親が鬱陶しいと思うことも増えてくるだろう。

私自身が、思春期を迎えるボウズにどう寄り添っていけるか、いつまでこの距離にいられるか、心配は尽きない。

が、今のままでいい。今のままのボウズでノビノビと成長していってほしいと思います。

おめでとう!ボウズ!
  

Posted by テン at 07:02Comments(2)子供たち棚

2017年07月27日

ムスメ、15歳になる。

7月某日。

ムスメが15歳の誕生日を迎えました。
15歳
なんだろ、この「ピンと来ない」感覚。

こういう節目のたびに書いてるかもしれませんが、このブログを始めたときは年中さんくらいだったでしょうか。
それを思い返すと時の流れの速さを感じるとともに、「細々と、長々と続けてるんだな・・」と思います。

さて、最近のムスメ。

小6から中1の頃は「私は反抗期!怒らせると怖いよ!」とアピールしてましたが、「はいはい」って程度で流してました。
まぁ、ちょっとキレっぽいところは出てきたけど、憎悪と反逆心のような、いわゆる「反抗」の色合いが薄かった。
というか、皆無だった。

そして中3の今。

ムスメ「なー、おとーさん、私っていつ反抗期になるんやろ」
ワタシ「あ?オマエ、中1の頃に自分で反抗期って言っとったやろ」
ムスメ「そうやったっけ?覚えてない」
ワタシ「・・」

どうやら、反抗期は過ぎ去ったようだ。
いや、高校に入った頃(入れたら)に第二波がやってくるのだろうか。

ワタシ自身、ムスメが小さいころから「子供ではなく、一人の人間として、友人のような距離感で、尊重して」という思いで接してきた。
それが今になって、ワタシに対してもリターンしてきてるような感覚だ。
ベタベタするわけでもなく、離れていくわけでもなく。
ほどよい距離感はずっと変わってない。

ときどき、お風呂に一緒に入る。
ときどき、おんぶしたりする。
ときどき、居間でくつろいでるとくっついてくる。

外では
「おとーさん、来るな!おかーさんにして!」
「近づかないで!」

とケンモホロロではありますが‥

そして、ワタシとムスメは読書が大好きなので、お互いにオススメの本を語り合う。
お風呂で語りだすと奥様が「長い!いいかんげんにして!」と怒ってくるほどの語りっぷりだ。
ムスメと本の話をするのは楽しい。
ワタシがキッカケで本を読み始めたという経緯もあるから。

美術館も興味を持ち始めた。
クラシックも少し興味を持った。

そんなとき

ムスメ「おとーさん、絵画が分かりやすい本、ある?」
ワタシ「これとか、これとか」

ムスメ「おとーさん、○○みたいな曲のクラシック、ある?」
ワタシ「これとか、これとか」

そんなとき、ムスメは
「おとーさん、美術が好きな自分とかクラシックが好きな自分がカッコイイと思っとるんやろ。勘違いすんなよオッサン」
と憎まれ口を叩きつつ、
「とりあえずもらっていくけど。ありがとう」
と去っていく。

そうそう、反抗期(自称)が終わってから、「ありがとう」が増えてきたのも印象的だ。
これも幼い頃から「勉強はどうでもいい。ありがとうとごめんなさいが言える人間になれば、それだけで充分」と話してきたことが染みついてる‥と思いたい。




誕生日プレゼントは直前まで迷った挙げ句、図書カードに。
ムスメらしいチョイスだ。

できれば現金とか金券的なモノは(金額が露骨だから)避けたいな、と思ってましたが、このくらいの年齢になれば仕方ないだろう。

夕食は寿司。

ケーキには毎年恒例、サーティワンのアイスケーキ。

ロウソクを立てて、♪ハッピーバースデー を歌って‥
‥という目論見を考える間もなく、切ったすぐから食っていく。





今年はいよいよ高校受験。

小学校の頃に明確に描いていた「夢」は、少し方向性が変わってきているようだ。
目指している学校も、いろいろ迷いが出てきているようだ。

いっぱい迷って、その中で自分で後悔しない道を見つけてほしい。


たくさん小説を読みながら、ダラダラとドラマを見ながら、ダラダラとオヤツを食いながら‥という生活の中で、充分な勉強成績のムスメ。
尊敬する。

そして、産まれてきたときに「こんな女の子に育ってほしい」と描いていた姿に限りなく近い成長っぷりを魅せてくれているムスメに感謝したいと思います。

おめでとうムスメ!

  

Posted by テン at 07:10Comments(0)子供たち棚

2017年04月21日

それぞれの春 2017

今年も無事に春を迎えました。
春は、進級と進学の季節。

このブログ、ボウズが保育園に入る前、ムスメが年中さんの頃から続いているわけですが‥

ついに二人揃って中学生ですよ。

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中学3年生になったムスメ。

中1の頃は「私は反抗期やでな!」と強がっていたものの、なんだか最近素直になってきた。
素直に「ありがとう」
素直に「おいしいね」
素直に「ごめん」

まぁ、相変わらずクチは悪いのですが、ところどころでそういった素直さが顔を出す。

元々、クチは悪いけど、根は素直なコだったから、自分で「反抗期!」と言ってても全く心配していなかった。
だから、「あー、もう強がるのに疲れたのか。もう自称反抗期は終わりか。」という程度だ。

ずっと勉強を頑張っているが、2年生後半ころから、日付をまたぐこともしばしば。
ワタシのほうが先に寝ちゃう日のほうが多い。

とはいえ、そういう「頑張ってる」中で、コツコツと小説を読んでいる。
もともと、ワタシが読んでた本を「試しに読んでみる」と持って行ったのがキッカケなのですが、ドンドンと他の本も読んでいる。
そして
「これ、面白いで、読んで!」
「読んだら感想教えて!」
「おとーさんが読んだ本で、面白かったやつ、教えて!」

と、小説の話になると二人で会話が弾む。

シアワセな時間だ。

「この本、二日で読めた」とかって聞くと、一応「おー、すげーな!」と話すものの、「(部屋で勉強してるんじゃないのかよ‥)」とも思う。
が、そういう時間は大切だと思う。
だから、自分の時間の活用の中で無理せずに勉強も好きなこともコツコツ続けば‥と思う。

そして、相変わらず「東京!東京!」とウルさい。
東京への憧れが強いのだ。
ワタシとしては、将来も近くにいてほしいなーというのがホンネだが、ここまで来ると、ホントに東京へ行きそうな気配だ。
「将来の下見」を口実に、昨夏もワタシと二人で東京へ行きましたが、今年もちょっとしたキッカケがあって東京へ行くかもしれない。
満員電車とかに乗って、ウンザリして諦めてくれませんかねぇ‥と思うけど、無理でしょうねぇ。

クラス替えでは、中学校生活最後の一年を、保育園のときからの親友と一緒に過ごせることになった。
年少さんから数えて、12年間。ずっと仲良しのコ。
高校も一緒の高校へ進もうとしているようだし、部活も同じ。
最後の一年を、大切な友達と一緒に、充実して楽しい一年にしてほしいものだ。

そして、受験という大きな壁に立ち向かってほしい。





中学1年生になったボウズ。

‥小さい。小さいのだ。まだ。
背も低い。
体重も軽い。

けど、なぜか足は大きくて、風呂でワタシと足の大きさを比べると、片足だけはほぼ一緒のサイズ。
もう片足は、なぜか1センチ以上違うんですが‥。

中学生になったことで、奥様は「そろそろ自分の部屋を用意して、そっちで生活しろ」と言ってますが、ボウズは「別にいらんし」の一点張り。
教科書が変わったこと、服装が変わったこと以外は、小学校の頃と何も変わらない。

ワタシに対しては、以前から友達のような感覚でいろいろ話しかけてくるし、語り合う。

奥様に対しては、相変わらず甘えている時間がある反面、無愛想な言葉で返したり、不機嫌に舌打ちしたり、と、少しづつ思春期&反抗期の兆しを見せる。
奥様はボウズに対して「カワイイ!」「ムカつく!」とを繰り返していることで、「どうすればいいか分からん!オトコは分からん!」とプリプリしている。

そりゃそうだ。
ワタシもムスメから少なからず突っかかってこられることはあるし。
けど、それは異性の親に対しては当然の通過点だと思うから、あまり気にしないし、むしろ「そうか、そういう感情になってきたか」と安堵すら覚える。

奥様にも「ずっとベタベタしとるだけの男の子のほうが心配やろ」と言うと「うーーー‥そりゃそうやけど‥」と渋々納得。

そのうち、ワタシに対してもいろいろな感情が芽生えてくると思う。
男の子の思春期がメンドくさいのは、ワタシが一番よく知っている。
見守ってやらねば‥と思いますよ。

そして、中学に入って、勉強が増えた。
ボウズはワタシと同じで、ヘッドフォンで音楽を聞いたりして、外音をシャットダウンして集中力を高めるタイプだ。
そういう姿を見て「あー、ワタシと同じだな」と思って見守ってるわけですが、奥様は「耳が悪くなる!」「こっちの声が聞こえてない!」とプリプリしてますが‥
ムスメのようにユルく長時間‥というタイプではなく、短期集中型。
やるときはトコトン。
やらないときは全く。
そのあたりもワタシと同じだ。

て、ムスメのように日付をまたぐことは無いにしても、23時前後に寝ることが多くなってきた。
そして、今まではワタシと一緒に早起きだったボウズも、さすがに朝の寝起きが悪くなってきた。
これから部活が始まって、さらにキツくなってくると思う。

けど、まだまだ体力勝負できる年齢。
そして、まだまだ体力向上する年齢。
根性で乗り切ってほしいものだ。

一年生のクラスでは、小学校の頃から一番仲良しだったコと一緒になれた。
そのコとは部活も一緒になるようだ。

部活では良きライバルに(といっても、体型で劣ってるから、ボウズが追いかけていく身になるけど)。
勉強では良き相談相手に。

ワタシ自身は「親友」と呼べる友人は高校時代以降の友人ばかりだから、幼いころから続く友人関係が、ずっと持続してくれれば‥と思います。





二人が中学生になって、我が家の生活スタイルもガラリと変わっていくことになりそうです。

少しでも、子供たちと時間を共有できればなー、と思いますよ。

  

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2017年02月14日

ボウズ、12歳になる

2月某日。
ボウズが12歳の誕生日を迎えました。

このブログを始めたときには、まだ乳飲み子でしたねぇ。
光陰矢の如し、とは、まさにこのこと。

6年生になって、何か大きく変わったかと言えば、そんなに変わってない気がしますが‥

とはいえ、少しづつ変化の兆しも。

まず、わりと一人の時間を好むようになってきた。
土日に買い物に行くときも、あまりついてこない。
それどころか、「何時から出かけるの?」「どのくらい出かけるの?」と、親がいない時間を楽しみたいように聞こえるフシがある。

そして、たまーーに女子から電話がかかってきたりする。
ハッキリとは言わないけど、電話をわざわざ居間から持ち出したり、声のトーンや言葉づかいが変わったり、分かりやすいんだもん。
「今どきの六年生は男子も恋バナするんやさ」って言ってたもんな、風呂で。

そういえば、ワタシも中学時代に女の子から電話がかかってきて
「誰から?」
「‥友達が、貸してるゲームのことでちょっと‥(ゴニョゴニョ)」
「‥アンタはホントにウソがヘタやな」
「(ナンデバレルンダヨ‥マジカヨ‥)」
といったやりとりがあったことを思い出します。

が、あれはワタシがウソが下手だったわけではなく(下手だけど)、親なら分かるのだ。ということが分かったのだ。


そして、今、ハマっていることといえば
・youtubeでユーチューバーの動画を見ること
・スーパーマリオメーカー
・パズドラ
・DS版 ドラゴンクエスト5

といったところでしょうか。

‥ゲームやスマホばっかりですね。そりゃぁ奥様に「いい加減にしろー(キーーー!!)」って言われますね。
まぁ、ワタシもゲーマーで深夜までゲームやってたので、あまり大きいことはいえないのです。

そうそう、ワタシが大好きだったドラクエ5。このゲームのことで語り合えるのはシアワセなことだなと思います。


誕生日の食事のリクエストは、「おとーさん手作りの、から揚げとコロッケ!」ということでドッサリ準備。
ケーキは最近我が家がお気に入りの某ホテルのケーキ。

そしてクリスマスプレゼントは「抱き枕が欲しい!」と。
抱き枕‥ワタシもずっと欲しいと思ってて、まだ買っていない。うらやまであります。





そんなボウズ。
いよいよ春から中学生であります。

‥早いなぁ。

部活はほぼ決まっているようなので、心配いらないでしょう。
ムスメが苦労している中学の宿題&勉強も、ボウズはわりと短期集中型、やるときは集中して、あとは全力でダラダラする。って感じなので、なんとなくこなしていける気がしています。

難しくなるであろう友人関係が一番心配なところですが‥
ボウズいわく
「学校行くと、で、友達に囲まれると、わりとからかわれるように、お調子者っぽく振る舞っちゃう。おとーさんの飲み会の時の姿と同じなんやさ。」
と。

‥なるほど。ワタシが近所でバーベキューとかするときの姿をずっと見てきたからな。
決してその姿が正解だとは思わないけど‥

そして、そういう立場も時には苦しいから、あまり無理しないでほしい。
そういう立ち振る舞いをしていても、根本はデリケートな性格だということを知っていてほしい。

中学、高校は、その優しさゆえに苦労することがたくさんあると思う。
けど、今のまま、真っ直ぐに育ってくれれば嬉しい。

今は毎日、一緒に風呂に入ったり語り合ったりしているけど、思春期に入り、少しづつトーチャンから離れていくことだろう。

来年の今頃、またブログを書く場面があれば、今の思いが杞憂だった、と笑えるくらい、ノビノビと、もう少しズルく育ってくれてもいい。


おめでとうボウズ!  

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2016年08月02日

ムスメ、14歳になる

7月某日。

ムスメが14歳の誕生日を迎えましたよ。
現在中学2年生
このブログがスタートした頃は年中さんくらいだったでしょうかね。
光陰矢の如し、とは、まさにこのこと。
電光石火の速度でここまで来てしまった感があります。

小さくて、おとうさん大好きで、甘えん坊で‥

と、いうのは、もちろんその年中さんの頃の話だ。

今はクチは悪い、態度は悪い。
それでも今のところは「ただ強がってる」「ただ周りのマネしてる」だけって雰囲気が漂い、カワイイものだ。

「キモい!」「キモース!」などといった今風のコトバをトーチャンに投げかける。
が、その表情は明るく、本心からの言葉ではない(と思いたい)から、カワイイものだ。

本人いわく「私は反抗期なんやでな!怒るんやでな!」と言いつつ、どう反抗していいか分かってない。
ただ、なんとなく親に罵声っぽいものを浴びせるのが反抗期だと思っているフシがある。カワイイものだ。

‥と、なんだか「悪いコになりたいのに、全然変わってない」感が漂う。
不器用なんだよなー、と思いつつ、本心から反抗する必要がないってことは、いまのところ悪くないなーと思います。


朝起きると、「はよこっちきてよ!」と半ギレしながらワタシをベッドに呼び、2階のベッドから1階のリビングまでおんぶして運ぶ。
‥姫か、と。

風呂あがりには全裸でソファー。
中2だから、それなりに女性っぽいラインになってきてるのに、全く気にしない。
これがボウズにどういう影響を及ぼすのか、ワタシ自身はそういう環境になかったため、想像がつかない。

最近はダイエットがマイブームのようだ。

今までは、夜遅いワタシの夕食時に、「あ、これウマそう!」などと言って奪っていったものだが、「‥美味しそうやなー。ハラ減ったなー」と言いながら自分の部屋へイソイソを向かっていく。
どうしても我慢できないときも、「これ、カロリー高い?」「この時間に食べると太るヤツ?」と注意を怠らない。
‥そのくらい、大差ないわい、と言いたいところでありますが。

風呂の前か後には、腹筋運動を欠かさない。
‥と言いたいところですが、なぜか腹筋補助もワタシの担当らしく、ワタシの時間があるときに限られるから、けっこう欠かしてる。

腹の側筋。
腹筋。
フトモモ。

一日30回づつくらいやっては、「なー、なんかフトモモ痩せた気がする」「ねー、腹筋、ちょっと固くなってきたろ?」と自己満足。
‥変わってねーよ!数日で変わらねーよ!と言ってやりたいところだ。

こんなんだから、多少機嫌が悪い日でも
「お、なんか最近小顔になってきたんじゃね?」「お、顔がちょっとシュッとしてきたな」
と言ってやれば「ホント!?ワタシもそう思っとったんやさ」とニヤニヤ。
まぁ、ホントにちょっとシュッとしてきた気がするわけですが、これは親馬鹿補正かもしれない。

誕生日プレゼントは、このダイエットブームの気流に乗ってか「トランポリンが欲しい!」と言っていたが、さすがに場所の問題もあり却下。
代わりに「東京に旅行にいきたい」と。
予算的には余裕でオーバーだが、来年は受験でどこも行けないだろうし、ずっと行きたいって言ってたし(6年生のときに卒業旅行名目で行ったけど)‥。
奥様、渋々了承。
けど、さすがに家族全員で行くわけにも行かないので、ワタシと二人で行くことになりそうだ。
ムスメは「えー、おとーさんと行くのー」とブツブツ言ってるが、顔は笑ってるので、「これはいい小間使いになりそうだ」と思ってるんだろう。



そして相変わらず、ももクロばかり聞いている。

そしてテレビドラマが大好きで、録画用ハードディスクの容量を食うため、奥様との諍いが断えない。
容量だけでなく、勉強時間が減ることについても、奥様との諍いが断えない。


ワタシと同じで、小説を読むのが大好き。
ワタシが「アレが面白かったなら、次はコレを読んでみ」と読んだ本のオススメを教えてあげたり、ムスメが学校の図書館で借りてきて面白かった本を「おとーさん、次コレ読んでみて!」とオススメしてくれたりする。
ムスメが読みたがってた本を先に読むと「ズルい!ワタシが読みたかったのに!」とライバル心を燃やしたりしてくる。
だからこちらも、ムスメに負けないくらい、ムスメと話ができるくらい本を読みたいと思う。

お互い読み終わって、その本の感想を語り合ってる時間は、けっこう至高の時間。

ボウズと奥様が入り込めない空間だから、その語り合いが長くなると、ボウズや奥様が不機嫌になってくる。
ムスメは「気になるなら読めばいいにか」と気に留めてないが、ワタシは若干空気が重くて気になるところでもあるのですが、話してるとつい夢中になってしまうのだ。







保育園や小学校低学年のときには、「今が可愛さのピークで、どんどんオトナになって、距離が離れていくんだろなー」と思ってた。
たしかに、どんどんオトナにはなっていきつつある。
もう「女の子」というよりは「女」になっていきつつある。

ちょうどオトナへの過渡期で強がりたい自分と隠せない自分が混在しているデリケートな時期。

けど、やっぱり今もカワイイものだなーと思う。

クチが悪くても、反抗期を自認してても、ムスメの根幹はなにも変わっていない。
そして、「こんなふうにオトナになっていってほしいなー」と思い描いてた、そのイメージに限りなく近い姿で成長してくれている。

ワタシにとっては100点満点のムスメだ。

これだけドラマを見て、小説を読んでても、成績は学生時代のワタシより断然素晴らしい。
奥様はもっと上を目指してほしいとおもっているようだし、ドラマや小説で順位が落ちていくことへの危機感が激しい。

が、ワタシとしては、これだけ自分の好きなことに時間を費やしても、それなりの成績を残しているだけで充分だ。
多少落ちてきたとしても、それも経験だ。


今のままの、フリーダムかつ笑顔に満ちたムスメのままで成長してほしいと思う。

おめでとう!ムスメ!




  

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2016年05月11日

それぞれの春 2016

今年もそれぞれが進級する季節を迎えました。

‥早い。早いです。一年一年が早いです。

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:
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ムスメは中学二年生に。

ブログを始めた頃は年中さんくらいだったと思うので、それを思うとずいぶん長いなーと感じます。

日々、勉強勉強(してるつもり)。
日々、塾通い。

なんだかんだで平日のほとんどを塾やらなんやらに費やす。
そしてその後に勉強だから、毎日23時とか24時。
そして土日は部活。

ムスメが中学生になり、平日の生活リズム、土日の生活リズム(というか予定の立て方)がここまで変わるとは思わなかった。

成績は多少の乱高下がありつつも、私から見れば充分な成績。
‥奥様から見ると若干物足りなさを感じているようで、勉強の量や内容で喧々囂々の日々だ。

ムスメの勉強スタイルはワタシに似ている。
「なにかやりながらのほうが捗る。一人で静かなところだとよけいに集中できない」ってタイプだ。
だから、音楽を聞きながらとか別に普通なのですが、奥様から見ると「なにかやりながら勉強なんかできるわけない!」と思っているようだ。
ワタシも中学・高校時代はラジオや音楽が勉強の友だった。
だから、その気持ちは理解できる。

そして、保育園のときから仲良しだったコとずっと仲良し。
中学生になり、同じ部活に入り、さらにその親密度は増したようだ。
ワタシも小さいころから知ってるコだから、そういうコと良好な関係を築けてるのはいいことだし、すごいことだと思う。

毎週のように土日の部活のあとはどちらかの家へ自転車で向かう。
そして二人で勉強する。

このあたりも奥様から見ると「友達なんかと一緒にやって進むはずがない」と思っているようだが、一人のときよりも圧倒的効率の良さで片づける。
お互いの相乗効果が出ているようだ。
素晴らしい!

日常生活ではクチが悪くなってきた。まぁ、友達の影響もあるだろうし、仕方ないかなと思う。
そのクチの悪さで「私は反抗期!」と自分で言っているが、もしこれがホントに反抗期ならユルいもんだなーと思う。
今でも風呂上がりは素っ裸で居間をウロウロ。
ベッドから起きてくるときは「おとーさん、おんぶして居間まで連れてって」
‥あまり成長していない気がします。

中学校に入った頃から小説を読むのが好きになってきた。
ワタシが読んでた本を「ちょっと読んでみる」と言って持っていったのがキッカケだ。

今ではお互いに競うように読み、お互いに感想を言い、お互いにオススメの本を語り合う。
ササヤカなことだけど、すごくシアワセなことだ。

二年生になり、夏を過ぎれば部活でも最上級生。
そして次は受験。

まだまだ道は険しく五里霧中だけど、今のユルさのまま進んでほしいと思う。

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:

ボウズは小学六年生に。

六年生とは言っても、まだまだ甘えが抜けない。
そして怖がりなところは何も変わっていない。

夜のトイレ。
夜の着替え。
風呂。
寝るとき。

いまだに誰かが一緒じゃないとビクビクしている。
このあたりもワタシの小さい頃と一緒だから、何も責めるつもりもないし、じっくりと強くなってくれればいい。

ゲームも大好きだが、基本は外遊びが好きだ。
五年生の間に、どれだけの靴、どれだけのサッカーボールをボロボロにしたことか。
友達の中には、ひたすら友達の家でゲーム、外でも携帯用ゲーム、という子も多い。
そんな子たちからは村八分にされることも多くて、同級生からノケモノ扱いされたこともあった。

それでも外で遊びたいから、小さい子であろうが、大きな兄ちゃんだろうが、公園で誰かを見つけては一緒に遊ぶ。
そしてそのために、誰かと約束してなくても毎日公園へ向かう。
そのアクティブさは素晴らしいと思う。

五年生のときに、二階の空き部屋をボウズの部屋として開放し、勉強机も運び込んだものの、いまだに物置状態のままだ。
「ずっと子供部屋いらんでな」と今でも頑なに拒否している。
ムスメが六年生になったころから少しづつ自分の部屋を使いだしたのとは雲泥の差だ。
このあたりも、思春期を迎えれば親に見られたくないことも増えてイヤでも自分の部屋が欲しくなるだろうから、慌てることはない。

カラダはまだまだ小さい。
小さいけど、筋肉質にはなってきている。
ワタシが嫉妬するレベルだ。

細身だったカラダが筋肉質になったことで、奥様は「なんか最近太ってきたんじゃない?」と言っていたけど、全然太ってない。
いわゆる細マッチョ体型だ。

食事も肉が好き。特に鶏皮を甘辛く煮たヤツを作ると、ひたすら食っている。さらに翌朝、パンに挟んで食う。
揚げ物も大好き。
そして野菜はできるだけ遠慮したい‥というスタンスだが、いろいろ工夫して、できるだけ苦手(というか一切食べられない)野菜を減らしてやりたいと思っている。
今のところ、セロリや小松菜といったちょっとクセがある野菜も、一応調理法を工夫すれば食べてくれている。
‥とはいえ、スキあらば残すのだが。

ムスメや奥様が「アブラっこい肉は苦手。揚げ物もそんなにたくさん食べられない」と言うので、夕飯の献立で悩むことも増えてきた。

そして中学生のムスメを見ているせいか「中学ってめんどくさいな。小学校卒業したら仕事していかんの?」と言っている。
そんなボウズは最近「パティシエになりたい」と言い出した。

ワタシは「自分のツマミは自分で作る。自分のオヤツも自分で作る」がモットーなので、毎週のようにオヤツを作る。
最近、「オレも一緒に作る!」と加担してくる。
いきつけのケーキ屋さんでボウズと一緒にこの話をしたところ「パティシエは大変やぞー。けど、凄く楽しいぞ!10年後に待ってるから!」と言われ、目を輝かせていた。
この思い、一過性のものなのか、続くのか‥





来年はボウズも中学生になる。
このブログが「ムスメもボウズも中学生」になるまで続くとは思わなかったし、まだ続くかどうか分かりませんが‥
来年の「それぞれの春」が素晴らしいものになるように願うばかりです。


  

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2016年02月05日

ボウズ、11歳になる

先日、ボウズが11歳の誕生日を迎えましたよ。

このブログを始めた頃には保育園にすら行ってなかった(と思う)ので、それを思うと早かったような長かったような。

考えてみると、ムスメが11歳になったときとはずいぶん違うなと思います。
もうすっかり気分はオトナの仲間入りをして、反抗期に憧れる女子(反抗するわけじゃない)になりつつあったムスメ。
相変わらず子供のままのボウズ。

自分の部屋を欲しがるわけでもなく。
寝るときも誰かと一緒に寝たがる。
風呂も誰かと入りたがる。
「オレ、自分の部屋いらんでな」「オトナになってもこの家から出ていかんでな」と、全く一人立ちの気配ナシ。
(今年の大掃除のときに、むりやり子供部屋を用意しましたが物置状態)

まぁ、奥様からすればそのベッタリ具合がカワユくてカワユくて‥なんだろうなと思う。

多少、計算した甘えが見え隠れするわけですが、そのあたりは奥様は気づいていない。
ワタシはもちろん気づいている。
ムスメもけっこう感じ取ってて、ボウズと奥様がいないところで「なー、アレどうなのよ。わざとらしい!おかあさんも気づいてないし!」とプリプリしている。
が、ワタシはムスメの計算に気づいてないんだろうから五分五分なのである。

誕生日のプレゼントはWii-U。ずっと欲しかったスーパーマリオメーカーだ。
といっても、誕生日にしては高価すぎるので、半分くらいはお年玉から払う、という条件つきだ。

ボウズはチマチマコツコツとしたことが好きだ。

昔からパズルとかブロックとか積み木といったことが大好きで、小学生になってもナノブロックやジグソーパズルに没頭していた。
このスーパーマリオメーカー、そんなボウズにピッタリだ。

コツコツと自分でコースを作り、試行錯誤し、だんだんと完成度を高めていく。
きっとワタシなら途中でめんどくさくなるような地道な作業に没頭している。

ありがたいことに、勉強は短時間で集中して仕上げる集中力を持っている。
‥必要最低限のことしかやらないことに奥様はプリプリしているが、まずは「やるべきことはキッチリこなす」というラインは中学生になって宿題が増えても大切なことだと思うから、これはこれでいいのだ。

そして、天気のいい日(いや、多少天気が悪くても)は、外で遊びたがる。
一時、みんなゲームに夢中で、公園に行っても「誰もおらんかったで一人でバスケとかサッカーしてきた」と寂しそうに帰ってきていた。
が、最近、同じように外遊びが好きな友達ができたらしく、喜んで遊びにいって、服やズボンや靴をドロドロ&グチャグチャにして帰ってくる。
これまた奥様はカリカリしているが、そのくらい遊んできたということで褒めてあげることにしている。
奥様が面倒ならワタシが洗えばいいだけのことだ。


誕生日のディナー(というほどでもないけど)のリクエストは「おとうさんのコロッケ!おとうさんのから揚げ!」とのことだった。

学校の「にぶんのいち成人式(10歳)の作文で、「お父さんが作ってくれる料理が美味しくて大好きなので、ぼくもお父さんみたいな美味しいものを作る料理人になりたいです」という涙ぐましいことを言ったボウズ。
この日も「夕御飯、オレも手伝うでな!でも遊ぶ約束ができたらごめんな!」と言ってたが、結局「ごめん!外で遊ぶことになった!」と出かけていった。
それでいいのだ。

食後にはサーティーワンのアイスケーキ。ポッピングシャワーがお気に入りだ。

充実の誕生日だったらしく「いい誕生日やったなー」と恍惚の表情で眠りについた。


最近は体つきがオトコらしくなってきたボウズ。
風呂場で鏡を見ては「んー、まだまだやな。腹筋が足りん。腕も細い。おとーさん、どうすればいい?」と聞いてくる。
風呂上がりに二人で腹筋したりしてたが、某所で「小学生にあまり筋トレはお勧めしません」という話を聞いてからちょっと休憩中だ。
それでも充分に力強くなってきていると思う。
‥まだまだチビスケなのだが。


少し性格も確立されてきていると思うのだが、ボウズは優しすぎる傾向がある。
気をつかいすぎる傾向がある。
何事にも真っ直ぐすぎる。

女子(奥様ね)から見ると、それが最大の魅力であり長所に見えるかもしれないが、少しズルさも必要だと思う。
‥まぁ、このあたりはワタシと傾向が似てるから仕方ないけどね。


いよいよ小学生最後の6年生を迎えるボウズ。
中学生という過酷なステージに向かって、この一年で一皮むけてくれることを願うばかりだ。

おめでとう、ボウズ!
  

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2015年07月31日

ムスメ、13歳になる

ついに中学生になったムスメ。そして先日、13歳(たぶん)となりました。

このブログが保育園の頃から続いてるわけだから、自分もトシをとるわけであります。

中学校に入り、部活の選択では
「卓球にしたから、今日申し込んでくる!」→帰宅後「やっぱ吹奏楽に入部してきた」
という、相変わらずの優柔不断っぷり&フリーダムなムスメ。
まぁ、たぶん吹奏楽のほうが合ってると思うから、結果オーライだとは思う。

そして、中学生になってから、生活リズムは大きく変わった。
ムスメだけでなく、我が家全体のリズムが変わってきた感じだ。

まず、部活があるから、そのあとに習い事とかがあったりして、不在のことが増えてきた。
で、部活がある上に宿題の量も増えてきてるから、必然的に寝る時間が遅くなる。
23時とか0時とか、急にそんな生活。
さらにはそれでは間に合わないから「おとーさん、明日の朝は5時に起こして」という状態。

まぁ、そんな睡眠時間で体力が回復するわけもなく…
遅くまで起きていてはウトウト。
早く起きてきてはウトウト。
そんな日々である。

そして、部活から塾に直行するときには弁当持参。
今の夏休みは部活があるから弁当持参。

基本、我が家はワタシが早起きだから、奥様と自分の弁当はワタシが作る。
それにもう一人分加わることになる。
一人分増えることは別にいいのだ。一人も二人も三人も一緒だから。
けど、部活で友達や先輩と食べるとなると、彩りやパターンを考えないといけない。
多少は色とりどりにしたい。
野菜も食わせたい。
極力冷凍食品は少なめにしてやりたい。
けど、ムスメなりに「友達はこんなのだった」「今日のはイマイチだった」と報告してくる。
それを聞いて「うーん、じゃ、明日はこんな感じにしてみようかなー」とフトンの中で考える。
世の中の母は偉大であります。


誕生日プレゼントは、いろいろ迷ったあげく「カワイイ服が欲しい」と女の子らしいことを言ってきた。
そしてさらに「服は、おかーさんと二人で買いにいきたい」と。
着々と「女子のキズナ」は強まっているようだ。

誕生日ディナーは手巻き寿司
刺身、大好き少女なのだ。

誕生日ケーキは毎年恒例のサーティワンのアイスクリームケーキ。
生クリームが苦手だから、毎年コレをチョイスすることが多い。
毎年のように「ハッピーバースデー」を歌い、ローソクの火を消す。

3歳、4歳の頃と比べると、誕生日を迎えることに対しての感慨は本人もワタシも薄くなってきてるなとは思う。
思うけど、やはり無事にこの日を迎えることができるのはウレシイものである。

なにかにつけて「おかーさん」「おかーさん」と言うようになってきたムスメ。
そして、友達関係で悩むことが増えてきたムスメ。
幼いころからずっと家族ぐるみで仲良くしてきた友達と溝ができてしまったり、環境はドンドン変化している。

その悩みも、まず奥様に話し、その話をワタシには話さないことも増えてきた。
それはそれでいいと思う。
で、それでも解決しないときは相談してくれればいい。

こんなことを書いてると、ワタシとムスメのキズナは薄くなったように感じられるかもしれない。
けど、その点は全く心配していない。
いまのところ距離感は感じない。

扱いは多少邪険になってきているが、あくまで信頼関係と笑顔がある上でのそういった扱いだ(と思う)。
毎朝、ベッドから叩き起こしたあとは、おんぶでリビングまで移動する。かわいいもんである。
(まぁ、奥様から見たら「いいかげんにして!」だとは思うが)

新しい生活、新しいリズム、新しい交遊関係に悩みはじめているムスメ。
たくさん悩んで、たくさん壁にぶつかって、たくましく乗り越えていってほしいと思う。
そんなとき、そのチャランポランでフリーダムな性格が自らを救って、支えてくれると思う。

おめでとう、ムスメ。  

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2015年04月01日

ムスメ、卒業する

時々このブログに登場するムスメ。

ブログを始めた頃は4歳くらいでしたかね。
そしてこの3月。小学校を卒業しました。

「小学○年生のムスメが」とか書いてたのが、今度登場する頃には「中学1年生のムスメが」ってことになるわけだ。
・・イメージ沸かない。
・・というか、中学生女子のことをネット上で晒していいのか?と疑問に思ったりする。

まぁ、今までもこれからも、ブログに限らずfacebookでもtwitterでも子供の顔は載せるつもりないから、それが気分的ストッパーになっているかもしれない。

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卒業式当日。ワタシは有給を取った。
ムスメからは「おとーさんは来んでもいい!恥ずかしい!」と言われてたものの、そこは強権発動。
有無を言わさず(言ってるけど)、列席ですよ。えぇ。

卒業式は中学校の制服で行くことになっている。
朝、ムスメが制服を着た姿を見て「・・・ツッコみどころがないくらい、無難に似合ってる」と思いましたよ。
別に感慨深いわけでもない。
似合わなくて笑ってやるほどでもない。
とにかくフツーにフィットしているのだ。
これはなんだか拍子抜け。

その制服姿で、いつもの近所の子供たちと集団登校。

登校前に玄関で写真を撮ろうと試みたわけですが「恥ずかしい!」「みんな待っとるに!」という不機嫌な声とともに、当然写真うつりも不機嫌な表情。
・・まぁ、これはこれで思い出になるだろ。

そして奥様と学校へ。
・・圧倒的ママ率。パパ少ない。
不安に思って待合の教室へ向かうと・・あれ?そこそこパパもいるな。感覚的にはクラスの半分くらいはパパも同席って感じか。

体育館へ向かい、卒業生の入場を待つ。

凛々しく入場してくる6年生たち。
その中には・・・
保育園で同じクラスでいつもまとわりついてきた子。
低学年の頃によくウチで一緒に遊んだ子。
中学年の頃に一緒にお菓子を作ったりした子。
高学年の頃に一緒に塾の旅行でディズニーシーへ行った子。
一緒に習い事をやっている子。
思い入れがあるコもたくさんいる。そのコたちの成長を見ただけで涙腺が緩む。

ムスメは最後のクラスの最後の方。(名字が50音順の後半だから)

フシギなもので、自分のムスメの場合は
「おぉ、ちゃんと姿勢はいいな」「ニヤニヤすんなよ」と心配やら安堵やらが先に入ってしまい、感慨はあとまわし。
卒業証書授与の場面でもそれは同じ。
「大きい声で返事しろよ」「転ぶなよ」「ビシッとした姿勢で受け取れよ」とハラハラしながらその場面を眺める。
とりあえず無事受取り、卒業生全員によるお別れの言葉でも自分のパートをシッカリとこなし(声が小さかったけど)、滞りなく終了。

その後はクラスに戻って先生と最後のホームルームだ。

保育園の卒園のときもそうだったけど、個人的には先生からのお別れの挨拶が一番涙腺崩壊だ。
今回も先生が手紙を読み上げているときに、堪えていた涙が頬を伝ってしまった。
一年間とはいえ、それぞれ苦労や思い入れがある子供が巣立っていく姿というのは感無量だろうと思う。

最後には体育館で全体の写真撮影。

その合間合間で「あの子と写真撮る」「あの子とも撮る」といろいろな子と写真を撮る。
こういった場面で、いろんな子と写真を撮りたがるってことは、それだけ交流があって友達がいたってことだから、素晴らしいことだと思う。
「へー、この子と仲良しだったのか」という新しい発見があったりもした。

ワタシが個人的に思い入れがあるコを見つけると「おい、あの子とも撮れよ」と言うのだが「いいの!放っておいて!」とスルー。
チョッピリ寂しい。




ムスメから両親への手紙というものがあり、ウチに帰ってから奥様と二人で開封した。

そこには、今までの感謝の言葉が綴られており、二人で感涙に・・と、いいたいところだが、なんだか教科書通りの感謝なのだ。
フツーなのだ。

そして後半では・・
「これからも習い事をがんばります(できるだけ)」
「これからはお手伝いもします(できるときだけ)」

と、自分の志でありながら文末に保険をかけるようなあざとさがあり、「全く・・なにからなにまでアイツらしいな」と二人で苦笑。

基本、照れ屋だから自分の気持ちを真っ直ぐに表現するのが苦手なのだ。
ちょっと毒舌入れたりお笑い入れたりするのだ。
普段からそうなのだ。

ボウズは逆にストレートすぎるほどストレートに感情タップリなんだが・・・




外ではワタシと一緒にいることが恥ずかしくなってきている。(似すぎていてイヤ、だそうだ)
が、寝るときは「ベッドまでおんぶして」
起きるときには「居間までおんぶで運んで」
時には「風呂いくついでにトイレまでおんぶして」
と、甘えてくる。(というか、楽しようとしているだけか?)

中学生になってくると、こういう甘えや依存と、自分自身の自我の確立や自立といった感情とで葛藤することもあるだろう。
性別が違うから、ワタシがどれだけチカラになれるか分からない。

けど、今までもこれからも、彼女の意志を尊重して、自分の道を見つけられるまで見守っていきたいと思う。
親の意見を押しつけるようなことは極力避けたいと思う。
助けを求めてきたときだけ、助けてやれるような関係は続けておきたいと思う。

卒業おめでとう。ムスメ。
ちゃんと手伝いをして、おかあさんをカリカリさせないように。











  

Posted by テン at 06:56Comments(2)子供たち棚