ヘビメタパパの書斎 › 2013年10月

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2013年10月29日

鋼鉄の宴13~中盤戦

さて、秋のメタルの祭典LOUDPARK13のレポート(いや、単なる参戦記録、雑感、感想の域を脱していませんが)の中盤戦ですよ。
例によって、興味ない方はスルー推奨ですよ。たぶん長文だし。

例年であればボチボチ体力的にツラくなってくる時間帯ですが、今年はアリーナ行かずにスタンド観戦なので、体力的な心配はいりませんね。

:
:

MOKOMAが終了したところで、お客様からの電話。どうやらトラブルのようだ。
どうなる、ラウドパーク。
どうなる、自分。
・・ということで不安が脳裏をよぎる中盤戦へ突入です。

【AMORPHIS】

彼らのライブをブ厚い防音扉越しに片耳で認識しつつ、お客様との電話。
しかも単純には解決できない系統のトラブルだ。

Kさんに「ごめん、仕事トラブった。終わり次第戻ります」と連絡を入れ、電話でトラブル対応。
そんな中でも聞き覚えのあるナンバーのリフが扉越しに聞こえてくる。
「あー、この曲もやったんだな」と脳内咀嚼しつつ、ひたすらトラブル解決の糸口を探る。

そして次に待ち受けるのははBABYMETALだ。
どんなパフォーマンスを見せてくれるのが、なんとか見てみたいところだ。

しかし、時間はどんどん過ぎていく。
・・これはもう、いったんホテルに戻ってパソコンで作業しないと無理かもしれんね。
じゃ、BABYMETALを諦める?
その次のTRIVIUMを諦める?
なんとかSPIRITUAL BEGGARSまで引っ張れないか?
脳内はフル回転だ。

そして・・AMORPHISのライブは終了。
全く見ることができませんでしたね。
けっこう楽しみにしてたんだけどね。
ベストアクトに挙げてる人もいましたね。
残念。
仕方ありません。

で、AMORPHISのライブが終了して5分後、トラブル解決!

話が伝わりにくい中で対応にご協力いただいたお客様には感謝感謝だ。
そしてダッシュで(いや、骨折してて走れないので、ココロの中では全力ダッシュのつもりで)、BABYMETALへ向かいますよ。

【BABYMETAL】

最初の方で書いたかもしれませんが、今年は「クロークがわりの意味も兼ねて」ということで初めて指定席をとってみました。
しかも結構いい席!!
が、見たいバンドは逆側のステージがほとんどだったこともあり、反対側の自由席で3人分確保。指定席は全く使っていませんでした。
が、BABYMETALだけは近くでパフォーマンスを見たい!と思い、Kさんに「トラブル解決したから、指定席で見てくる」と連絡。Kさんたちはアリーナで見ていたそうな・・これまた、でらうらやま!

BABYMETALの出演に関しては賛否両論ありました。
・・まぁ、純粋なメタラーの方々には「否」が圧倒的だったようですが。
ワタシ個人は「LOUDPARKという舞台に適しているか」という議論は置いといて(コレ、キリがないと思うので)、ジャパメタも大好き、ももクロも大好き、というユルいメタラーなので、けっこう楽しみにしてました。

もともとは「・・なんだよ、これ」と圧倒的否定派だったのですが、「紅月」という曲を聞いて「これは完全にX。つか、サイレントジェラシー。」と思いつつも、エックス大好きだったのでカラダが反応してしまったのです。
・・カッコいいじゃんか、この曲。
・・つか、名曲じゃんか。
そして、他のライブでも「コルセット限定ライブ」などという、これまたエックス世代がニヤニヤしそうなギミック等にも、ももクロに通じる策略を感じつつ、見事に踊らされてしまった人なのだ。

というわけで、トラブル解決後、大急ぎで指定席に座り、その直後にスタート!!ギリギリ間に合った!!

一曲目は[BABYMETAL DEATH]!この曲はワタシも「・・歌じゃねぇじゃん。ただセリフ言ってるだけじゃん。」と思ってた曲ですが、バッギングサウンドは完全にスラッシュ・・というか、グラインドコア的な混沌。
最初からビッグなサークルピットが生まれています。

平均年齢14歳(!)という彼女たちのステージパフォーマンスは堂々としたものだ。
14歳といえば、ワタシのムスメと大差ない年齢だ。
屈強な男たちの熱狂と、冷静沈着な彼女たちの姿のコントラストは異様でありながらが美しいものでありました。
これは楽しそうだ・・俺もアリーナ行きたかった・・。

その後数曲を経て、シングルカットされた「メギツネ」を経て・・ライブではあまりやらないと聞いていたあの曲のイントロが!
「紅月」だ!!(TOSHIの「紅だぁ!」風に)
そのイントロ~リフが刻まれた時点で、ちょっぴり涙が出ましたね。
上述した通り、Xが好きで、あのメロディがカラダに染みついている世代には有無を言わさず反応してしまうのではないでしょうか。
中盤のギターハーモニーでも完全にサイレントジェラシーなリフで異様な高揚感に包まれます。

BABYMETALを否定していたメタラー(特にメロスピ好きな人)は、このあたりで「しょせんアイドル。メタルじゃねぇ。けど、カッコいい。反応しちゃダメなのにカッコイイ」という、脳内で天使vs悪魔のような葛藤と戦っていたのではないでしょうか。
で、結局メタリックなサウンドに反応するDNAが勝ってしまった人が多いのではないでしょうか。
そうであってほしいですが、どうでしょうかね。

最後の「イジメ、ダメ、ゼッタイ」では、イントロが始まった瞬間にアリーナに大きな空間が二つ現れます。
モーセが海を割ったように現れた空間で繰り広げられるのは・・・そう、WALL OF DEATH
しかもダブルで!
鋭いリフと、SLAYER[ANGEL OF DEATH]のオープニングをパクっt(いや、オマージュした)叫びに導かれ、巨大なWALL OF DEATHがダブルで発生!!
巨大なサークルピット、サビで繰り広げられる「Xジャンプ」ならぬ「×(ダメ)ジャンプ」は熱狂の盛り上がりを見せています。

全バンドの中で、WALL OF DEATHが発生したのは彼女たちだけだったのはないでしょうか。
終了してからも賛否両論あると思いますし、否定派の方々の気持ちもよーーくわかります。同じメタラーだし。
けど、あの熱狂はまさにヘヴィメタルが生み出すエナジーそのもの。
それに身を委ねたほうが楽しいと思うんだよね。

オープニングでの煽り映像では、メタリカのメンバーとの写真や、サマソニでのBABYMETALのライブを見守るラーズの写真。
途中で挟まれた映像では、来日中のKISSをネタに使ったり、BURRN!誌のロゴを刻印した書物が出てきたり、伊藤政則氏を神にデフォルメした画像が出てきたり・・狙いがあざといのだ。けど、それが楽しいのだ。

ライブを冷静に眺めてると、アリーナの客層は「アイドル目的」の人たちは少ないようだ。普通のLOUDPARKの客層だ。
「集客のためにアイドルかよ。」という意見もいろいろあったが、実はあまり集客に影響は無かったんじゃないかと思う。

このライブを見て、一層嫌悪感を持った人と、もう一度見たい!楽しかった!という人が真っ二つだったように思う。
個人的には「もう一度見たい!」と思いましたよ。
単純に、もう一度あの「ヘヴィメタル然とした熱狂」に身を委ねてみたいから。


【TRIVIUM】

BABYMETALが終了したので、Kさんたちが待つ反対側自由席へ移動。
この「移動」ができるのも、ギプスが簡単になったおかげだ。ありがたいことだ。
そして、ワタシもKさんも楽しみにしていたTRIVIUMが始まりますよ。
TRIVIUMのライブは、震災直後に行われたLOUDPARK11以来。
モダンながらもパワーメタル風なメロディを持ち合わせた、ワタシのようなオッサンとKさんのような若者をジョイントしてくれるかのようなバンドだと思う。

そして、[THROES OF PERDITION]からスタート!・・やや意外なオープニングですね。
新曲の[BRAVE THIS STORM]からだと思いましたよ。
個人的に好きな[DOWN FROM THE SKY]を経て、待望の[BRAVE THIS STORM]へ!
モダンヘヴィネスと独特のウネりに、印象的なメロディラインが乗る、最近のTRIVIUMの得意とする、そしてワタシが大好きなパターンの曲だ。

たしか前回は演奏しなかった(ような気がする)[A GUNSHOT TO THE HEAD OF TREPIDATION]も披露。
テクニカルな間奏が印象的。

そして、事前にキイチが「日本ではKIRISUTE GOMENは絶対やるからね」と言っていた通り、あのイントロが爪弾かれる!
ワタシはスタンドから思わず「ヴォォォォォー!」と叫ぶ!
大きな空間ができるアリーナ!
「He who walks the fire breathes!!!」の叫びと共に、空間を切り裂く強靱なリフ!
アリーナでは巨大なサークルピット!

この瞬間のサークルピットが、この日の全バンドの中での最大瞬間風速だったと思います。
くそー、アリーナにいたかったよー!

その後、これまた大好きな曲[IN WAVES]も披露。
ラウパ前日に、この曲を歌いたいがためにカラオケへ行ったほど好きな曲だ。
最初に聞いた時は「・・地味だ。地味すぎる」と思ったものの、ジワジワとハマっていった曲だ。
一聴してハマるタイプの曲(メロスピ、メロパワに多い)は、わりと飽きるのも早い。
が、こういうタイプの曲は、ジックリ浸透してくるから飽きないのだ。わりと。

キイチのパフォーマンスは、いつものことながら細身でイケメンな外見とは異なり、ストロングなシャウトとメロウなノーマルヴォイスを使い分け、ストロングな印象を残す。
他のメンバーも安定の演奏で、そのヘヴィネスを支えている。

前回が素晴らしかったから、そのイメージもあって自分の中での「期待のハードル」は高かったと思う。
が、そのハードルを軽々と越えて「いやー、やっぱりTRIVIUMはカッコイイ!」と思わせてくれました。

純粋なパフォーマンスという意味ではベストアクトでしょうかね。
(今年は、前述のBABYMETALや、後述するYNGWIE MALMSTEENなど、比較対象に困るパフォーマンスが多かった・・)

けど、今回突然演奏時間が増えたってことで、「今回こそ [ANTHEM] が聞ける!かも!」と思ってたんですが・・やっぱ演ってくれないんですね。
また数年後にきてくれるだろうから、そのときにはお願いしますよ。

ってことで、BABYMETALとTRIVIUMで恍惚の中、後半戦へ向かいます。
もうしばしおつきあいくだせぇ。
  

Posted by テン at 07:34Comments(0)LOUDPARK13

2013年10月25日

鋼鉄の宴13~前半戦

さて、例年の通り長文になってしまう鋼鉄の宴LOUDPARK13の参戦記録。
期待膨らむ前半戦。
まずはオープニングアクトから!

【METAL CLONE X】

METAL CLONE X。またの名を鉄色クローンX
知っている人は知っている、知らない人は知らない(あたりまえ)、ももいろクローバーZのメタルアレンジカバーバンドであります。
ももクロ。
カバーバンド。
この二点だけでLOUDPARKへの参戦を嫌悪する方もいらっしゃるかと思います。(ちなみにワタシは、ももクロも好きなので問題なし)
が、メンバーが
ギター : マーティー・フリードマン(元MEGADETH)
ヴォーカル : フレディ(ChthoniC)
この名前だけ並べると、なかなかワクワク感がありますね。

もともと、ももクロにハマったキッカケは、ももクロのライブでのマーティーの演奏だったわけですから、それをナマで見られるということで期待が高まります。
さらに「ゲストあり!」とのことでしたので、これまた期待が高まります。
このバンドでゲストというと、当然ももクロ本人を期待するわけですが、この日は夕方から愛媛でライブ。
ということで
本命:ドリスちゃん(ChthoniC)
大穴:ももクロ(ダッシュで参戦)
あたりを予想してましたね。

オープニングは、予想に反してなんと[Chai Maxx]。怪盗少女か無限の愛を想定してたので、ちょっと意外。
ももクロ好きな人じゃないと、知らないと思うんだ。
で、やはりアリーナは前方以外は全く無反応ですね。
そしてサイリウムは前方アリーナに5本のみ(シッカリ数えられる本数)。
その後、[行くぜっ!怪盗少女]でやや反応が増えましたね。

そして、その後にまさかの八代亜紀登場!
マーティと共に「雨の慕情」メタルバージョンを経て、マーティ作曲の新曲を披露!
・・まさかゲスト八代亜紀とは全く想像できませんでしたね。
「みなさ~ん、おはよ~」「マ~ティ~、がんばってね~」とホッコリトークで場を和ませ、去っていきましたね。

その後、待望の猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」へ!
マーティーのギターソロは、通常バージョン。ももクリで見せてくれた、マーティスペシャルバージョン(?)が聞きたかった。

ラストに新曲を披露して終了。次回アルバムはカバーではなくオリジナルになるそうだ。

このバンドについて、良し悪しを語る必要はあまりないかなと思います。
ももクロの曲をフレディが歌い、マーティーがギターを奏でる。それだけのバンドだから。
とはいえ、八代亜紀の登場もあって適度に温まってきた会場。オープニングアクトとしての役割は充分に果たしてくれたと思いますよ。


【BREAKING ARROWS】
SIAM SHADEのギターが、アメリカで結成したバンドらしいですね。
事前にYOU TUBEで一曲聞いたものの、「可もなく不可もない」という印象だったので、休憩するつもりでしたが、まだ始まったばかりで休憩の必要もないし、Kさん夫妻がオープニングからアリーナへ行ってたので、荷物の番も兼ねて鑑賞。

結果、意外とライブ映えするバンドだな、と。

基本的にはカラッとしたアメリカンハードであり、そこにちょっぴり切なさが入り交じったような。
一聴しただけで一緒にコーラスしたり拳を振り上げたりできるような曲もあり、好感持てましたね。

さらに好感度をアップさせたのが、スクリーンに時折映し出されるドラム!
なんと、なんと、なんと、黒髪眼鏡女子なのだ!
黒髪眼鏡女子なのだ!
(まぁ、強調することではありませんが個人的に大切なので二度言いました)
このコが力強くドラムを叩き、にこやかに、表情豊かな笑顔を見せてくれる。

いやー、いいコでした。

ということで、やっぱライブを見ると思いは変わるもんだなーと。
曲としては、もう少し日本寄りの曲にするのか、もっと思いっきりダイナミックな方向へ行くのか、ハッキリとした方向性が見えてくると、魅力が増すような気がします。
今後に期待しましょう!


【ENFORCER】
個人的にかなり楽しみにしていたバンドです。
行きの道中、このバンドについては意見が分かれまして・・
ワタシ:古くさいところがイイ!まっしぐらでイイ!
Sちゃん:なんかカッコいい!
Kさん:ちょい単調すぎて飽きる。
そう、Kさんはワタシよりも随分若く、さらに自分でバンドもやっている強者。
このNWOBHM的なサウンドは古くて単調に感じたのだと思います。それもよーーく解ります。やっぱ人それぞれ思いが違って、面白いよね。

ENFORCERは、NWOBHMを想起させるオールドスタイルなメタルを現代に蘇らせたようなサウンドだ。
初期IRON MAIDEN的、という人もいるでしょうね。
この直球ド真ん中、ピュアな情熱に溢れたサウンドは、我々世代を「これこれ!!よくこれをやってくれたよ!!若いのに!!」と驚喜させてくれます。

実際、LOUDPARKへ参戦しているメタラーにも概ね好評のようで、開演前から「ENFORCER!! ENFORCER!!」とエンフォーサーコール。
期待は高まりますね。
イントロが始まり、大歓声!そこから[Death Rides This Night]へ!
「ジャジャッジャッジャッジャーーーーー ジャジャッジャッジャッジャッジャッジャーー」と「あのリフ」が刻まれていきます。
巻き起こるサークルピット。
バンドのビジュアル、そしてフォーメーション。
ヘヴィメタルとは何たるものなのか、それを明瞭かつ単純に明示してくれています。

期待通りのステージングに終始ニヤニヤしっぱなしのワタシ。
上手い/下手という議論を超越したエネルギーと爆走感。
そしてフックのあるメロディ。
初日のLOST SOCIETYあたりもだけど、メタラーが無条件に条件反射してしまうサウンドを若手が具現化してくれているのがウレシイではないですか。

終始このエネルギーを持続したまま、無事終了。
終了した時点で「先行物販でENFORCERのTシャツ買った俺、勝ち組。」と誇らしくなりましたよ。


【MOKOMA】
このバンドのことは、この春くらいまで名前すら知らなかった。
国内盤、出てないらしいし。

この春(だっけ?)にフィンランドフェスが行われ、TURISASらと共演。
で、このフィンフェスで観客にアンケートをとり、「もう一度見たいバンドがLOUDPARK出演!」という経緯があった。
この時点でワタシは「よっしゃ!!このメンツならTURISASだな!!久しぶりにバトゥ!!メトゥ!!ができるわけだな!!」と確信していた。

が、発表されたのがこのMOKOMA。
「・・なんだよー。TURISAS見たかったのにー」と思いつつ、いろいろ見てみると、「あれなら当然MOKOMA」「よし!!MOKOMAきた!!」と軒並み高評価。
そしてYOUTUBEでチェック。
・・なるほど、これは確かに楽しそうだ。

行きの車中でもKさん夫妻に「これは楽しみ!!」と好感触だった。
ってことで、この二人はアリーナ観戦。・・でらうらやまであります。
やはり期待は大きいらしく、アリーナはENFORCERと同じくらいの埋まり具合ですかね。

そしてスタート!!
スラッシーなリフと共に疾走していくスタイルは、すぐにビッグなサークルピットを生み出します。
このサークルのスピード感もスゲぇ!!

MOKOMAのスタイルは、スラッシュメタルをベースに、フォーキーかつトラディショナルなメロディラインが印象的だ。
疾走感の中に、牧歌的であり民族的な薫りがプンプン漂う。
そして、飲んだくれたオヤジが似合うアヤーヤヤーヤ的風情は、あのKorpiklaaniに通じるものがありますね。
さらに、彼らの歌は英語ではないのだ。母国語・・フィンランド語でしょうかね。
この母国語がスンゲェ巻き舌発音が多く、この「巻き舌ヴォーカル」がスピード感の中にも音楽的な粘りを加えるエッセンスとなり、これがクセになるのだ。

MOKOMAのメンバーは、この熱狂の反応がおそらく想定外だったのでしょう。
驚きと喜びの表情を見せ、満足げ。
オーディエンスは、その姿を見てさらに彼らを盛り上げていく。
ライブならではの相乗効果が波状攻撃のようにアリーナを包み込んでいきます。

おそらく、彼らをベストアクトに挙げる人も多いのではないでしょうか。
まだまだ日本では知名度が高いとはいえないMOKOMA。
このライブで一気に株を挙げましたね。
CDを売るための最大の販促活動はライブだね。

そして・・

MOKOMAが終わり、「いやー、ENFORCERといいMOKOMAといい、北欧サイコーだぜ!!そして次はAMORPHISだぜ!!」と思った瞬間、お客様から着信が。

・・電話か・・出ないわけにはいかないな・・。

どうなる、AMORPHIS
とういうことで、次回中盤戦へ続きます。
  

Posted by テン at 07:58Comments(0)LOUDPARK13

2013年10月24日

骨折の骨折り損④

さて、骨折の経過と記録。
いよいよLOUDPARK本番を迎える第四週目です。

< 24日目 >
LOUDPARK直前の診察。
何事もなく東京遠征は叶うのか・・

お医者様「どう?調子?」
ワタシ「はぁ、松葉杖を外して生活してますが、特に痛みもありません」
お医者様「あ、そう。じゃ、また来週ね。」
ワタシ「(そんだけかよ!)・・あの・・ギプス、ちょっと歩きにくいので、短めにカットとかできますか?もうすぐ東京なので」
お医者様「じゃ、くるぶしのあたりまでカットしようか?」
ワタシ「それが可能であれば・・」
お医者様「というか、それであれば、こないだ渡した簡易的なヤツ使ってもいいんだよ」
ワタシ「アレ、なんか心配でまだ使ってないんですが・・」
お医者様「痛みがなければ大丈夫だと思うよ。」

ということで、簡易的ギプス?シーネ?に切替え。
薄っぺらくて、コの字みたいな形になってるギプスみたいなのを、足の外側からカパッっとはめるヤツだ。
で、足の裏と足の甲をカバーしてくれる。
これをつけて、リハビリへ向かう。
はめる。
歩く。
ジンジンとした痛みがあるが、骨折の痛みではなく、筋肉の痛みであることが体感で分かる。
これはたぶん慣れで消えるだろう。
痛みを感じながらも30分ほど歩いてみる。
で、休憩すると痛みは消える。
大丈夫。
いける。
休憩して消えるってことは、やっぱり無理してるわけじゃなく、筋肉が慣れてないだけだ。
LOUDPARK参戦に向けて、また一つハードルを超えた。

< 25日目 >
東京入り前日。
ひたすらリハビリ。歩く。歩く。階段も歩く。
痛みはまだ消えないが、休んでみると全く痛みがないので、「いける!」と確信。


< 26日目 >
参戦前日。東京入り。
現地までは友人の車なので、そこについては安心。
現地に到着し、大宮駅周辺を歩く。
15:00くらいから、夜まで、ウロウロする。
夜の20:00の時点で、足の裏がかなり痛む。コの字のギプス的なヤツが足の裏を圧迫してるのだ。きっと。
とはいえ、このくらいの時間までは耐えられることを知ることができた。

< 27日目 >
参戦当日。
早朝から物販に並ぶ。ココでは、ほとんど座ってたので問題なし。
会場入り。友人が階段から近い席を確保してくれたおかげで、ほぼ座って観戦。
途中、物販やレコード会社ブース、飲食ブースへウロウロするが、この程度は問題ないことは前日で把握している。
やはり骨折箇所付近のジンジンとした痛みは残るが、前日の足の裏の痛みはこの日はナシ。
アリーナへ向かいたい衝動を押さえ、ほぼスタンドから観戦で終了。
ホテルに戻っても、ほとんど痛みはない。
無事に参戦できた喜びと耳鳴りを抱えて睡眠。


< 29日目 >
東京から戻って、診察の日。
痛みもずいぶん減ってきた。慣れてきたんだろう。
とはいえ、東京遠征で酷使した足がどうなっているか心配なところだ。

レントゲンを確認。
お医者様「まだ骨はくっついてないですが、ズレはないですね。」
ワタシ「(ヨシャ!!)」
お医者様「じゃ、あとは来週ね。引き続きリハビリで」
ワタシ「あの・・まだこの簡単なギプスはつけてたほうがいいんですよね」
お医者様「だね。まだしばらくは。」
ワタシ「分かりました。これ、足がパンパンにむくんでるときに作ったので、今、むくみがとれてきてスカスカなんですが・・」
お医者様「あ、ホントだね。じゃ、作り直そうか」

ということで、簡単なギプスのヤツを作り直す。
今だから冷静に見たり聞いたりできるんですが、お医者様は「グラスシーネ」って呼んでたような気がしますよ。
柔らかい板状のモノを適した長さにカットし、先生が「バン!バン!」って叩いて、それを足にフィットさせる。
そうすると、そのまま固まる。ってシロモノだ。
看護婦さん曰く「熱で固まるんですよ~」とのこと。

いやー、現代医療って素晴らしい。


しばらくは大きな進展はないかもしれませんが、次は11月上旬に大阪への社員旅行が控える。
幹事だからさ。どうしても行かないとさ。

ま、LOUDPARKへ行けたんだから、どこでもいけるさ!
  

Posted by テン at 07:58Comments(0)雑記棚

2013年10月23日

鋼鉄の宴13~序章

年に一度の鋼鉄の宴、LOUDPARK13!!
今年は直前に足を骨折するというアクシデントがあり、半ば諦めていましたが・・なんとか参戦することができました。
この飛騨地方や高山周辺で、来年開催されるであろうLOUDPARK14に向けて「来年は行ってみようかなー」という方々の背中を押せるように、参考になるように、そして自分自身の記憶を留めるために。
もうね、お年寄りだからね。忘れちゃうんだよね、書いておかないと。

昨年までの記事は「LOUDPARK」カテゴリをご覧いただき、比較してみて頂ければと思いますよ。
・・あ、そうすると文章が毎年進歩してないことが晒されてしまいますが。

まず、毎年快く(たぶん)送り出してくれる奥様&子供たちに感謝を!
忙しい時期に連絡とれなくなってしまい、いつもご迷惑をおかけしてしまうお客様にも感謝を!

そして、昨年に続き今年も同行してくれたKさん&初参戦となった奥様のSちゃん
彼らなしでは今年の参戦は叶わなかった。
こんなオッサンメタラーと一緒に楽しんでくれて、ホントありがとう!

今年は仕事が変わって忙しくて行けなかったTちゃん。来年はまた一緒に行こう!・・お互い足のケガに気をつけて。
新婚かつ、いつも仕事が多忙なLさん。まだ一緒にサークルピットを走る夢は諦めてないぜ!

ということで、ワタシを取り巻くすべてに感謝とビッグなメロイックサインを掲げつつ、鋼鉄の宴13のレポ(つか、独り言)、始まります。
興味のある方だけどうぞ~。

例によって、たぶん長文になると思います。
興味のない方はスルー推奨ですよ。

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今年は久々の二日間開催。
で、結果的に2日目を選んだ経緯はチョイ前の記事をご覧いただければと思いますよ。

開催前日の18日。大きな出来事が二つあった。

まず一つめは、ワタシの足のギプスが、つま先からヒザ下まであったモノから、足の甲にカパッと装着する簡易的なモノに替わったこと。
これで飛躍的に歩きやすくなった。
ガッチリ固定のギプスより痛みはあるが、現地での移動を考えれば、これはすごくありがたい!
結果的には、このおかげでずいぶん楽しめる幅が広がりました。

そしてもう一つ。この日衝撃のニュースが。
参戦する20日のトリであったKING DIAMONDが急遽キャンセルとなったのだ。
錯綜する情報、混乱と喧騒のtwitter。
この日の夜、キャンセルに伴う変更が発表される。
後半のバンドがそれぞれ持ち時間を10分づつ増やし、終了時間もやや前倒しになるという。

KING DIAMONDの希少価値を思えば残念至極であるのだが、個人的目玉はSTRATOVARIUS/TRIVIUM/YNGWIE MALMSTEEN
彼らの持ち時間が増え、当初予定していなかった曲が増えるのはウレシイ。
さらに骨折中の身としては早く帰ることができるものもウレシイ。
ということで、「ギプスといい、この件といい、完全に追い風モードだな、うん。」と前向きに捉えることに。

そんなわけで、この日の最終ラインナップはコチラ。

METAL CLONE X
BREAKING ARROWS
ENFORCER
MOKOMA
AMORPHIS
BABYMETAL
TRIVIUM
SPIRITUAL BEGGARS
STRATOVARIUS
LAST IN LINE
YNGWIE MALMSTEEN


【前日】
朝から初日参戦者のツイートを流し読み。
昨年の先行物販の酷さは昨年の記事を読み返して頂ければと思いますが、それに懲りた(学んだ)人たちが多く、昨年よりも列は早く埋まっているようだ。
「6時の時点で100人越え」とのツイートを見て驚愕する。
結局、6時半くらいから並んでた人がギリギリ入れたとのこと。
(が、最終的には並んでた人はみんな入れてもらえた、というツイートもありましたが)
この時点で、朝の物販はかなり早めに並ぶことを覚悟する。
この足では、入場して、アリーナの一番奥の物販までダッシュすることはできないから、並ぶしかないのだ。

9:30 上述したKさんの車で、さいたまへ。
今年は骨折してることもあり、移動も考慮して、さいたまスーパーアリーナ隣接のホテルを予約。徒歩5分。
結果的にはダブルベッドの部屋しか空いておらず、二つ並ぶ枕を眺めて切なくなったり、値段は高くなるし、ということもありましたが、やはり今回は「近い」というのが最大の魅力。
来年からもココにしようかなー。

車中では、予習も兼ねて参加バンドの音楽を楽しむ。
みんなで一緒に期待を膨らませていくのが車移動の最大の楽しみと言ってもいいでしょう。
そんなこんなで、時間はアッというまに過ぎていきます。
そしてだいたい15時くらいには現地着。
スムーズであります。

駐車場に車を入れて、大宮駅へ移動。まず軽く串カツで乾杯。無事にココまで来れたということに感無量。
その後、Kさん希望のラーメン二郎大宮店へ。
そしてKさん夫妻といったん分かれ、ワタシは久々のメタルカラオケへ。TRIVIUMIN WAVESが入った!ということで、それを歌うために。
当然、その後はSTRATOVARIUS / YNGWIE MALMSTEEN / ANGRA / EUROPE ・・と、ひとりラウパ前夜祭。

最後にホテル周辺で合流して三次会的に軽く飲んで終了。

いよいよ翌日の参戦に備えてフトンに入ります。
昨日のツイートを眺めて、6時起床、6時半前には物販の列に並びたいなー。ということで目覚ましを6時にセット。
・・・が、眠れない。
今年は骨折して来れないと思ってたのに、なんとかこの日を迎えることができた。
例年よりも感慨深いものがあります。
そして、翌日の先行物販の心配もあり・・天気、雨予報なんだよなー。


【当日 開演前】
いつも5時前に起きてるせいか、この日も4:45に目覚める。もう少し寝たいなーと思いつつ、トイレ行ったら完全に目が覚めてしまう。
うーん・・ま、早めに並ぶか。
けど、あんまり早く並ぶとトイレが心配なんだよなー。
物販列からトイレ、遠いんだよなー。
しかも一人だから、近くにいる人に「すいません、ちょっとトイレ行ってきていいですか?」ってお願いしないといけないんだよなー。俺、コミュ障なんだよなー。

いろいろと葛藤を抱えつつ、ひとまず出発。
幸い、まだ雨は降っていない。
先行物販はワタシ一人。Kさん夫妻の分はワタシがまとめて買うのだ。
で、5時半現地着。真っ暗です。
真っ暗の中、先行物販列を目指す。
・・誰も・・誰もいない・・
と思ったら、先頭の方にヒッソリと佇む数人の人影。
この時点で、5~6人は並んでいます。メタラーの鑑だ。
ワタシも並ぶ。壁側にもたれて、座る。座って待てるというのは、骨折ボディにはありがたいことだ。

そして次に並んできた女性が「どちらから?」「何時から並んでます?」とかいろいろ話しかけてくる。
最初は戸惑いつつも、仲良くなっておけば前述のトイレ問題は一気に解決!ということもあり、そこそこ親しく時間をつぶす。
なぜか「ツイッターアカウント見つけましたから、フォローしましたね!」というエスパーかよ!的な一面もある彼女。
昨年もどうやら物販列の近くにいたようだ。
彼女たちは先行物販の最終入場者。
ワタシたちは直前で先行物販の入場を打ち切られた人。
くそー、去年仲良くなっておけば、チルボドTシャツ頼めたのに!

ということで、5時半~8時まで、ダラダラと語りながら過ごす。
お互い順番にグッズを窓越しにチェックに行ったり、トイレに行ったり。

そして8時に先行物販開場!当然、すぐ入場できましたよ。
いろいろ迷ったけど、オフィシャルT、デザインが気に入ったENFORCER、毎回レアですぐ売り切れるCARCASSを購入。
入場後、それぞれの買い物へ向かったあとは出会うこともなく・・名前も知らない彼女のおかげで、先行物販が楽になりましたよ。
こんな駄ブログ見てないと思うけど(いや、もしかしたらツイッターを見つけてくれた彼女だから見つけるかも)、ありがとう!

物販購入後には雨が降り出していました。
ということで、いったん地下(けやき広場、という地下のちょっとしたモールがある)へエスケープ。
Kさん夫妻からの連絡を待ちます。
で、開場直前の9:20、合流。

雨が降ってる中で並ぶほどでもないので(物販買ったという安心感)、入場列が無くなってからボチボチと行きましょうかね、と。
昨年は30分以上待たされたわけですが、15分ほどで無事入場。



Kさん夫妻は自由席を確保に向かい、ダッシュできない私はゆっくりとレコード会社ブースへ。
レコード会社ブースも毎年の楽しみの一つ・・ですが、今年はイマイチでしたね。

その後、自由席を確保してくれた二人のもとへ合流。
ゲート入り口から近くて、あまり階段をアップダウンしなくていいところをキープしてくれました。
今年は見たいバンドはほぼ左側ステージに固まってるので、左側の自由席で観戦。

ちなみに今年は指定席を買っていたのですが、これは右側。
まぁ自由席がとれなかったら、指定席に荷物置けばいいか、という程度だったので、そのまま放置。

席に座り、ドリンクチケットでビールをゲットし、オープニング前に乾杯!

思えば昨年はこんな余裕も無いほどカオスだったから、今年はずいぶん時間にゆとりがある。

というわけで、初っぱなから長くなりましたが、次回から各バンドの所感などを並べていきたいと思いますよ。
  

Posted by テン at 07:35Comments(2)LOUDPARK13

2013年10月17日

骨折の骨折り損③

さて、第5中足骨骨折からの早期復活を狙う第三週目です。

ちょうど二週間経過して、ギプスが半分になった!というのが前回までのお話。

半分になった→取り外し可能→→お風呂オッケー!!ということで、いままでビニール袋でカバーして一切濡らせなかった左足を遂にシャワー。
目に見えて汚れていたわけではないものの、やっぱり二週間ぶりということで、いろんなモノが洗い流されるような気分。
これだけでもストレスが一つ消化されましたね。

そして、翌日からリハビリを中心に進めます。


< 15日目 >
まず、超音波治療。
骨折した箇所に超音波を当てると、治癒が早いらしいのだ。

先生に骨折した箇所に油性マジックで「○」をつけてもらっているので、リハビリ担当の人もスムーズに装着。
ベッドに横たわり、超音波治療器をセット。
すんげぇ大がかりなモノを想像してたんですが、実際にはストップウォッチみたいなサイズの機器です。
この超音波治療を20分。

そして、本来であればもっとゆっくりリハビリするところですが、なにしろLOUDPARKが目前だ。
「先生から、松葉杖なしで東京行けるって聞いてるので、それに合わせたリハビリをお願いします」と申し出る。

とりあえずは、片手の松葉杖での歩行の練習から入りましたね。
そして、片松葉杖を使うってことは、骨折した左足も地面につくわけです。かかと歩きのような感じですが。

ギプス+包帯の足を地面につくのは、室内ならまだしも、外ではちょっと汚れやらが気になります。
ということで、この日にAMAZONで「ギプス用サンダル」を購入しました。


< 17日目 >
超音波治療&片手松葉杖生活、3日目。
AMAZONからギプスシューズも届き、外でも左足を少しづつ使えるようになってきました。

片手使える、ということは、荷物も持てる、買い物も行ける。
一気に生活が開けてきましたね。

そして、片手松葉杖に慣れてきて、左足への重心の使い方も慣れてきて、松葉杖なしでもなんとか歩行できるようなレベルまできましたよ。

この日のリハビリで
ワタシ「こんな感じで、杖なしでも歩けるんですが、痛みがなければこんな感じでいいでしょうかね?」
リハビリ先生「・・いや、まだ二週間ちょっとですし、できるだけ慌てないほうが・・」
ワタシ「あと、左足を使ってると、なんだかふくらはぎが『つる』というか、スジが痛いというか・・」
リハビリ先生「・・うーん、今まで使ってなかったからですかねぇ・・」

・・なんだか煮え切らない。

気持ちは焦るのだが、まだLOUDPARKまでは一週間以上ある。
この数日で結論を出そうとせずに、来週あたりから加速度的に慣れていけばいいだろ。

そして、この頃から「もうどうせ行くなら、杖あってもギプスあってもいいや。どうせ指定席orアリーナの空いてるトコで見るだけだし」と諦めというか開き直りの心境になってきましたよ。


< 19日目 >
ドライブ兼、買い物兼、リハビリも兼ねて家族で外出。
とりあえず片手松葉杖。

が、使ってても、ほとんど杖に荷重がかからず、ほぼ二足歩行できていることに気づく。
・・一応、先生からは「外せたら、外していいですよ」って言われたし。けど、リハビリの人からは「無理しないほうが・・」って言われたな。
ってことで、外してみる。

なんか違和感はあるけど痛みはない。
ちょっとコレで進めてみようかと。


< 20日目 >
普通の休日。家でウロウロしたり、買い物行ったり。
ということで、この日は一日松葉杖なしで過ごす。
買い物行って、普通に買い物カゴを持つ。
久しぶりにキッチンに立ち、子供とお菓子作ったり、夕食を準備したり。
普通のことが、普通にできる、ということがどれだけありがたいか痛感。

ただ、左足はギプスがある分、数センチ高くなっているので、歩くときにどうしてもカックンカックンする。
しかも、できるだけカカトで歩くように、ってことなので、その不自然さはさらに増してしまう。
なんか両方のヒザとか腰とか、微妙に痛みというか違和感を覚えます。

しかし、この二日間で足のむくみが一気に減ってきましたね。
やっぱり動かすと血行がよくなるんでしょうかね。

< 21日目 >
骨折して、丸々三週間経過しての診察。
ワタシ「とりあえず痛みもないし、歩き始めたんですが、問題ないですかね」
お医者様「まぁ、いいでしょう。できるだけカカトでね」
ワタシ「で、東京は・・」
お医者様「ん?今週だっけ?出張のときだけ簡単なシーネでもいいよ」
ワタシ「でも、このギプスのほうが間違いないですかね?」
お医者様「そりゃ、こっちはシッカリと固定できるからね」

ということで、LOUDPARKはギプス装着で向かうことを決意。
そりゃギプスなしで身軽なほうがいいけど、松葉杖ナシで行けるというだけで充分だ。安全性も無視できないから、自分の中での折衝案、というところか。


:
:

そして、LOUDPARK前の報告はこれで終わりだと思います。
あとは、鋼鉄の宴から戻って、何事もなければ(いや、なにかあっても)、完治するまでメモっていこうと思いますよ。





  

Posted by テン at 07:20Comments(0)雑記棚

2013年10月15日

鋼鉄の宴、目前!

メタラーにとっての盆暮れ正月。と言っても過言ではない、秋のメタルフェスLOUDPARK13

アナウンスが遅いのはここ数年定番なので、グチグチ言っても仕方ないのですが、ようやく全ラインナップが確定!
今年は久々の2DAYS!!

左足の骨折はまだ癒えておらず、痛々しくギプス姿なわけですが、年に一度のお祭り。このために一年働いてきたと言っても過言じゃない。
ここはガッツとメッタルハー!!(by ACCEPT)で乗り切ればいい。

というわけで、今年の最終ラインナップはコチラ!



二日開催ってのは、見たいバンドが割れるから迷うんだよね。
・・まぁ、昨年も一日開催とはいえ、サブステージが同時進行だったから、CHILDREN OF BODOMOUTRAGEは諦めざるをえなかったわけですが。

今年のラインナップだと
19日 : 北欧メタルの始祖、EUROPE。RHAPSODYのファビオ・リオーネがVoを担う、新生(?)ANGRA。狂乱と熱狂のリヴァプールの残虐王CARCASS
20日 : メロスピ鉄板、STRATOVARIUS。最近セットリストがイイらしいYNGWIE MALMSTEEN。数年前のラウパの興奮も記憶に新しいTRIVIUM
迷う要素としては、このあたりの比較でしょうか。個人的に。

結果、20日の参戦をチョイスしましたよ。
昨年と比べると「弱い」と言われていますが、一度は見てみたかったBABYMETALも決まって、なかなか楽しそうなのではないかと。

・・とはいえ、DEVIN TOWNSEND、BEHEMOTH、LORDI、THERIONあたりを見ると、「レア感」という意味では19日も捨てがたいところだったんですがねぇ。


そしてタイムテーブルも発表されましたね。参戦予定の20日はこんな順番。
◎~× は、個人的な「見たい!」度ですね。

UL : ULTIMATE STAGE
BR : BIGROCK STAGE
---------------- -------------------

UL : ○METAL CLONE X

BR : ×BREAKING ARROWS

UL : ◎ENFORCER

BR : ○MOKOMA

UL : ○AMORPHIS

BR : ◎BABYMETAL

UL : ◎TRIVIUM

BR : ×SPIRITUAL BEGGARS

UL : ◎STRATOVARIUS

BR : △LAST IN LINE

UL : ◎YNGWIE MALMSTEEN

BR : ○KING DIAMOND


・・ということで、BREAKING ARROWSの時間にレコード会社ブース。
SPIRITUAL BEGGARSがメシタイムになりそうです。

2010年(だったっけ?)の参戦レポにも書いた記憶があるのですが、SPIRITUAL BEGGARS見ててアリーナで寝落ちしたという歴史がありまして。
マイケル・アモットには申し訳ないのですが、CARCASSARCH ENEMYと比べるとどうも感性に合わないのだ。

BABYMETALの位置については喧々囂々だと思うわけですが、METAL CLONE Xのバックバンドが「ダブルヘッダー」らしいので、まぁやむを得ないでしょう。
時間はAMORPHISのほうが長そうだし。

そのMETAL CLONE Xは、マーティー・フリードマンフレディ(Chthonic)という強者が、ももいろクローバーZのカバーを演奏するということで、ももクロも好きなワタシは、これはこれで楽しみ。
「ゲスト出演!」ってアナウンスされてるらしいので、これも楽しみ。
ももクロは、この日の夕方に愛媛でライブがあるらしいので、さすがに「本人出演」は厳しい気がしますが・・
ただ、昨年の物販の混乱&入場のカオスを思い出すと・・あの状況が再び起こるようであれば、見れないかもしれません。

そして、ENFORCER~AMORPHIS~TRIVIUM~STRATOVARIUS~YNGWIE・・と、見たいバンドが一つのステージに偏ったのもありがたいですね。


今年の個人的興味は・・
・まさに賛否両論、BABYMETALはどんなステージを見せてくれるのか
・YNGWIE MALMSTEENは、過去の個人的ワーストライブの悪夢を払拭してくれるのか
・ストラト→インギーと続く中で、個人的ベストキーボーディストであるイェンス・ヨハンソンは何か見せてくれるのか
・昨年の悪夢の物販は改善されるのか
・そして、骨折した足は何事もなく無事に帰還できるのか


もし、無事に帰還できたら、毎年恒例の長文ブログで報告したいと思いますよ。
  

Posted by テン at 07:18Comments(0)LOUDPARK13

2013年10月10日

骨折の骨折り損②

さて、骨折からの、めざせLOUDPARK!! 続編です。

<第2週目>

骨折から一週間。
松葉杖生活も少しづつ慣れてきたところだ。

ただ、やはり体力的に元気なのに身動きできないというストレスは鬱積してきている。

骨折した足は、相変わらず何もしていなければ痛みはない。
が、イスに座っているときのムクみがハンパない。
ギプスからニクがはみ出んばかりのパンパンっぷり。

これが、足を机に置いてたり、睡眠時に足を高くして寝た翌朝とかは逆にスカスカになる。
既に足が細くなってきているのかもしれない。

LOUDPARKの続報は次々のアナウンスされる。
思いは募るが、次の診察までは全く判断ができない状況だ。


<10日目>

一週間ぶりの通院。
・・・混んでる。しかも年配の女性ばっかり。
「なんで自分だけココにいるんだろ・・・」と切なくなってきます。

レントゲン撮影。
三度目なので、何も言われなくても配置、角度が分かるので即終了。
さて、診察のほどはいかに・・

お医者様「ズレはないですね。大丈夫です。」
ワタシ「(安心)」
お医者様「今日、ギプスを半分くらいにしてもいいですが・・」
ワタシ「(お!マジすか!)」
お医者様「やっぱり次回にしましょう。」
ワタシ「(なんだよ!その手のひら返し!)」
お医者様「次回、4日後にギプスを半分にしましょう」

ワタシ「あの・・10月中旬の東京出張は・・どんなもんでしょうか」
お医者様「じゃ、4日に半分のギプス、一週間後に歩行用のシーネにしましょう」
ワタシ「で、半分ってどんな感じなんでしょうか」
お医者様「今のギプスを縦にパカッと切ってね、それが取り外しできるようになります。お風呂もオッケーですよ」

ということで、この日は何も変わらず
あとは、この4日後を待つだけだ。

4日後ということは、骨折してちょうど二週間。

半ギプスへのイメージがわかないまま、終了。


<14日目>

ちょうど二週間経過。

この日は、診察前に別室へ通されまして。
なんか形はピザカッターみたいなヤツの電動のヤツで「はい、ギプス切りますねー」と。
なんか足がプルプルします。微妙に怯えてるんですかね、ワタシが。

「ギーーーーーーーン」と機械音と響かせつつ、繊細かつ大胆に・・だといいんですが、わりと大雑把な感じでカットしていきます。
そして、ギプスは真っ二つになりましたね。
二週間ぶりに姿を現した足は・・パンパンであります。
そして、感覚的にもなんだか自分の足じゃないような、なにか違うものが左足についているような違和感があります。

その後、レントゲン&診察。

お医者様「ズレてないですね。いまのところ」
ワタシ「で、今後はどんな感じで・・」
お医者様「ひとまず半分になったギプスを足にパカッと装着して、包帯でぐるぐる巻いておいてください。」
ワタシ「あのー・・来週の東京は・・」
お医者様「あ、そうだったね。じゃ、明日から超音波治療とリハビリに入ろうか」

ということで、次の壁であるリハビリを迎えます。

前回のスネ骨折のときに、このリハビリが地味ながらキツいことを身をもって経験しているわけですが、LOUDPARKに向けてと思えば何の弊害もない。
ジャンジャンバリバリとリハビリに励む所存でありますよ。
  

Posted by テン at 07:29Comments(2)雑記棚

2013年10月03日

骨折の骨折り損①

先日、足を骨折しましてですね。
約5年ほど前にスネを折って以来の骨折でして。

自分の記録、他にも同じ症状で悶々としている方の手助けになればと思いまして、簡単に経過をまとめていこうと思いますよ。
一週間ごとくらいにまとめていければいいな、と。

というわけで、第一週の記録です。

<9月某日>

会社へ出勤。
だいだい5時半~6時くらいに出社するスタイルであります。早朝は電話鳴らない、一人で没頭できる、夕方はサクッと帰る、とイイコトづくしだからね。
そして、給湯用ポットへ水を蓄える。最初に出社した人の仕事であります。
給湯室へ向かう。

ちょっとした段差があるのですが、そこで左足首を「グキッ」とヒネってしまう。
まぁ、別にコケたわけでもないし、手をつくほどでもない。
ホントにただ「ヒネった」だけ。
「イテーなオイ!」と自分自身にココロの中でツッコみを入れつつ、日常業務へ。

が、徐々に痛みが増してくる。しかも足首ではなく左足外側。
そして、尋常じゃなく腫れてきている。
デスクワークしてるには問題ないが、歩こうとすると尋常じゃない痛みが。

この腫れかた、この痛み・・この時点で骨折していることをなんとなく悟る。

朝の仕事を一通り片づけて、整形外科へ。
すでに歩くのはシンドい。
レントゲンを撮る。

お医者様「えー、折れてますね。」
ワタシ「(・・やっぱり)」
お医者様「小指の根元のほうの骨が折れてますね。今のところ骨にズレはないので、このままギプスで固定するか、手術するか、どちらにしますか?」
ワタシ「(俺に決めろと!?)・・・以前、スネを折って手術しましたが、けっこう大変だったし入院もキツいので、ギプスで・・」
お医者様「分かりました。ギプスで固定して、ズレなければそのまま。ズレてきたら手術ですね」
ワタシ「・・はい」

ギプスを装着。
指先が少し出る程度を残して、指先からひざ下のあたりまでガッチリと固定。
そして松葉杖。

お医者様「じゃ、あとは明後日にもう一度来てね。ズレてないか見るから」
ワタシ「はい」

ということで、とりあえず終了。

幸い左足なので、車の運転は可能ということもあって、そのまま仕事へ。
当然、この日は精神的に凹んで仕事にならないわけであります。

診断書を見ると「第5中足骨骨折」と呼ばれるもののようだ。
ネットで調べると、「第5中足骨基部骨折」「下駄骨折」「下駄履き骨折」などと呼ばれて、足を捻っただけで簡単に折れるらしい。
(ところで「基部」がついてるのと、ついてないのは症状が違うんだろか・・)
・・ついてない。まったくもってついてない。

そしてなんといっても心配は10月20日に開催されるメタルの祭典、LOUDPARKへ参戦できるかどうかだ。
骨折の数日前にチケット買ったばかりなんですが・・。

<初日~2日目>

家でもほとんど身動きはとれない。
奥様とコドモたちに頼りっぱなしの生活だ。
みんなが動いてくれてるのに、自分は何もできない。足の痛みとか生活の不便さよりも、コレが一番精神的にキツい。

風呂は、左足にタオル&ビニール袋の二重包装(?)で対応。
トイレはまぁ松葉杖でなんとかOK。
寝室が二階なのだが、これはさすがに松葉杖はキケンなので、オシリをついてズリズリと移動。
疲れる。とにかく疲れるのだ。

ワタシ&奥様の弁当はワタシが朝作るんですが(奥様はワタシの出社時間は寝てる)、ひとまずキッチンにあるイスなどを駆使して、なんとか準備。
そう凝ったものは作れないが、なんとかなりそうだ。

<3日目>
骨折後、最初の受診。とにかく骨がズレてないかどうかがポイントだ。
「ズレてたら入院だから、よろしく」と家族に言い残し、医者へ向かう。
なんだか、タッチで和也が最後に家を出て行ったシーンが脳裏をよぎる・・おっと、トシがバレる。

お医者様「ズレてないですね。このまま様子を見ましょう。次は一週間後ね。」
ワタシ「(・・一週間放置か。)」
以上。

せっかくなので、気になることを聞いてみる

ワタシ「アルコールは・・」
お医者様「適量ならいいですよ。」
ワタシ「左足は全くつかないほうがいいんですかね」
お医者様「いや、少しづつカカトに体重かけたほうがいいですよ」

そして・・気になるLOUDPARKへの参戦については・・
ワタシ「10月中旬に東京へ出張があるんですが(出張で濁したわけじゃなく、本当に出張もある)
お医者様「うーん・・まぁ、大丈夫でしょう。そのまま靴をはくってわけにはいかないかもしれないけど」
ワタシ「(ヨシャ!じゃ、ラウパもいいんじゃね!?)」

というわけで、何も変化なく日常生活へ。

<4日目~7日目>

普通にデスクワークをするには全く痛みはなく、「治ったんじゃね?」と錯覚するほど。
ただ、フとした拍子に左足にチカラが入ったり、衝撃があったりすると激痛が走る。
この激痛で一気に現実へ引き戻される。

睡眠時も痛みはない。が、毎日毎日
・「もう治った!ヤッホー!」と走り回る夢
・治ってないはずなのに、全く痛くない夢
・簡単なギプスに変わって、「もうすぐ治るよー」って夢

を見るようになった。ホントに毎日だ。
そして寝返りができないので、腰が痛くて目が覚める。そしてこれまた現実へ引き戻されて、オシリをズリズリしながら一階へ降りていくのだ。

そして、この頃から奥様が夜のうちに弁当をつめてくれて、ワタシは朝、それを冷蔵庫から持っていく。というスタイルに。
朝の負担が減って、これだけでも随分ありがたいことだ。



というわけで、はたしてLOUDPARKへ参戦は叶うのか・・・

  

Posted by テン at 07:41Comments(0)雑記棚

2013年10月01日

受け継がれるDNA

さて、久しぶりにプロレスカテゴリへの投稿ですね。
最近、ボウズがプロレスにハマってて、その経緯やら一緒に見にいった話やら・・。

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ワタシ個人は小学生の頃にじいちゃんの影響で新日本プロレスにハマり、中学生~高校生でいったん離れ、卒業後に四天王プロレスで復活。
と、同時に前田日明のRINGSの心酔する、といった経緯を辿ったわけですが・・。
最近はテレビ放送も減ってきたこともあり、雑誌やYOUTUBEで追う程度でした。

が、我が家にBSを導入して、また時々見るようになった。
まぁ以前ほどの熱は無かったんですがね。

そんな中、ワタシがプロレスを見ている横で「なにこれ!スゲー!」と目をランランと輝かせるボウズ。
録画してあるプロレスを何度も何度も繰り返して見る中で、最近のプロレス事情はワタシよりも詳しいところまで来てしまった。
そして、ワタシが独身時代にプロレス観戦へ通い、買い集めたパンフレットを見ては
「武藤とか秋山、ハゲてないやん!」
「三沢って強かったんやな・・」
「スタン・ハンセンの試合見たい!」
「猪木の必殺技って、なにやったの?」
「おとーさん、技の言いあいっこしようぜ!」

と、ひたすら貪欲だ。DNAっつーのは不思議ですね。

そのボウズの最近のトレンドはと言えば・・

<選手>
①諏訪魔 ②オカダカズチカ ③ジョー・ドーリング
ちなみにバーニングが大キライ。

<団体>
全日本プロレスが一番好き。次に新日本&ドラゴンゲート。
なぜかNOAHはイマイチらしい。
が、全日本は武藤派と諏訪魔派に分かれてしまって悲しいようだ。


そして9月。
富山での新日本プロレス
名古屋での全日本プロレス
同じく名古屋で旗揚げシリーズがある武藤率いる新団体W-1

一度は生で見せてやりたい、という思いで「好きなの選べ」とボウズに話し、迷いに迷って選んだ結果・・
「やっぱ諏訪魔とジョー・ドーリングを見たい!」ということで全日本プロレス名古屋大会をチョイス。
っつーことで行ってきましたよ。

既に長文になる予感アリアリなので、以下はプロレスに興味ある方だけどうぞ。




今回の会場は名古屋国際会議場
以前、WHITESNAKEやHELLOWEEN、そしてDEF LEPPARDあたりもココで見たような気がします。

王道トーナメント決勝戦ということで、混雑を予想して事前に前売り券を買おうとしたのですが、子供の前売りは無いとのことで当日券購入。
一応、発売の一時間前には会場にIN。が、既に会場には若い子を中心に列ができてます。
「・・おいおい、全日本プロレスこんなに人気あんのかよ!」と心配して会場を目指しますが、全日本プロレスの会場はその長蛇の列とは逆方向。
どうやら、同日にきゃりーぱみゅぱみゅのコンサートがあった模様です。
プロレス側には、数人のファンが待機しているのみ。・・そうだよなー、やっぱり。

で、待ってる間、いろんな選手が前を通過します。

まず金丸発見。写真を撮ろう!と勧めるが、「バーニング嫌いやで行かん」と固辞するボウズ。
次、「別にいい」とこれまた固辞するボウズ。
次、秋山。これはワタシ個人の思い入れもあって強制連行。握手&写真撮影。同じく待ってる方が「写真撮りますよー」と言ってくださったので、甘えて3人で。
待望の諏訪魔は現れず。残念。
そしてジョー・ドーリングはフラッと現れたものの、ボウズが「あ・・あ・・」と固まってしまっている間に戻ってしまいましたね。

さらに登場。
ベテラン(?)のファンの方が「曙はねぇ、なかなか写真撮らせてくれないんですよ。特に大人だと。子供一人で行けば断らないかもしれないですよ」との助言を頂き、ボウズに「一人で言って来い!」と突入させる。
もともと、今回のトーナメントで「曙は秋山に勝って、最後に決勝まで来る。」と予想していたほどの思い入れがあるボウズだ。
「曙さん、写真撮らせてください!」とハキハキと申し出るボウズ。
無言&無表情でボウズの横に並んでくれた曙。表情、コワいです。
そしてなんとか二人の写真を撮ることができましたよ。ボウズ、感無量。写真を見ると、曙の大きさが際立ちます。

15:00 前売り券発売。懸念していたほど並ぶこともなく、すんなり購入。
リングサイド6000円。特別リングサイド7000円。ってことで、1000円の差額なら・・と特別リングサイドを購入。

16:00 入場。「すげぇ!近ぇ!」と大興奮のボウズ。ひとまずパンフレットを購入し、本日の対戦カードをチェック。
ボウズは、予想通りが決勝へ来ていることは知っていたが、あと片方のブロックでジョー・ドーリング潮崎のどちらが上がってくるかは知らなかった。
当然、ジョーの勝ち上がりで「ジョー×曙、そして今日はジョーが勝ってチャンピオン」を期待していたわけですが、カード記載には「曙×潮崎」
「・・あー、潮崎か・・曙、がんばってほしいなー」と呟く。アンチバーニングだからね。

グッズ販売コーナーへ行っていろいろ物色。
が、「別にいい。パンフレットだけで。」と無欲なボウズ。
ももクロのコンサートで「アレも欲しい!コレも欲しい!で、腹減った!なんか食わせて!」と貪欲なムスメと違って、ホントに欲しいもの意外はどうでもいいタイプなのだ。

試合が始まる。渕×雅夫の鉄板オープニングマッチ。
ボディスラムで叩きつけられる音だけで「すげー!テレビと全然違う!」と目をキラキラさせている。
チョップの音。
フェンスに叩きつけられる音。
選手の声。
全てがテレビで伝わらない迫力だ。
そうそう、こういうことを知ってほしくて連れてきたのだ。

赤コーナーの入場ゲートに近い席だったこともあり、選手の入退場時には花道へ駆けていき、選手にタッチを求めるボウズ。
特に諏訪魔の試合では入場でも退場でも「二回づつタッチしてきた!」と興奮していましたね。

各試合の内容はもっと専門的なブログや雑誌にお任せするとして・・

トーナメントで脱落してくれたおかげで、諏訪魔&ジョー・ドーリングのタッグが見れたことで結果オーライ。
決勝戦では応援していたが勝ってくれて、これまたオーライ。

とてもいい大会でした。

帰路では「今日の試合見て、秋山は少し好きになった」と言っていたボウズ。
そうそう、秋山らしい冷酷な攻めで、最後はリストクラッチエクスプロイダーだったよな。
で、「曙と潮崎もいい試合やったろ?潮崎も好きになったか?」と聞いてみると「いや、潮崎は絶対にキライ」と。
小橋や秋山よりも大森を応援してきたトーチャンの血流がここでも感じられますね。

最近は高山でプロレスが開催されることも減ってきました。
たしかゼロワンが最後だったかなー。当時、大森も参戦してて一人で見に行ったもんですが、今度はボウズも一緒に行けますね。

しかしムスメのももクロといい、ボウズのプロレスといい、親子のDNAってのは不思議なものであるなぁと痛感しておりますよ。
  

Posted by テン at 07:27Comments(0)プロレス格闘技棚