ヘビメタパパの書斎 › 2020年05月
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2020年05月25日
メタルはみんなのもの
まさに「夢」だった初来日が叶ったEvokenFest2017。
そしてこの春、まさかの単独来日が予定されていました。
‥が、このコロナ禍で延期に。
そういえばこのアルバムにまだ触れていない気がするので、こんなときこそ、ポジティブなバンド、ポジティブな音で。
FREEDOM CALL [ Master Of Light ]

2016年リリース。これが9枚目のアルバムになります。
なんだか「永遠の中堅」といった印象がありますが、1999年デビューだから20年経ってるんですね。
「まだ来日していないけど、来日してほしいバンド3つ」みたいな会話のときには
「まずFreecomCall。そしてHeavenly。そしてThe Poodles」と言っていたのですが、そのくらい私にとっては大切なバンドなのです。
ドコドコドコドコという疾走感。
チンチンチンチンチンと織りまぜられるスネア(?)の音。
プァープァパーと被せられてくるオーケストラというかファンファーレというか。
ウォーウォオォーーと重ねられてくるコーラス。
若干小馬鹿にしているように聞こえてしまうかもしれないのですが、全てが愛おしいのです。
こういった憎めないところがいいわけですが、こういうのが苦手な人がいるであろうこともよく分かるのです。
キャッチーに明朗に疾走するサウンドは純然な「ジャーマンメタル」に属する存在として認知されていたように思います。
今となっては「ジャーマンメタル」という定義自体も人それぞれ、狭義な人もいれば広域的に捉える人もいる。
とはいえ、一つの象徴的な存在であるこは間違いないでしょう。
‥と言えるほど知名度がないところが複雑なところですが。
キラキラと煌き、幻想的な世界観とともに輝いていた1st~2nd。
一気に「躁」系メタルへと存在感を見いだした3rd~5th。
そして、個人的にちょっと「あれ‥」という時期となっていたその後の数年。
そしてこのアルバムは、再び彼らが自らの「フリコ印」を強く印象づけるアルバムとなりました。
やや押し売り&押しつけとも思えるくらいにフリコ印。
その刻印の中には「俺たちはこれで生きていく」という強い信念を感じます。
徹頭徹尾、メタル。
徹頭徹尾、ポジティブ。
ある意味、「キャラ作り」と言えるくらいの徹底っぷり。
このアルバムに於けるジャケットのダサさも秀逸。
こういったところもこのアルバムへの自信なのかもしれません (と言っておいて、何もフォローになっていないことに気づくわけですが)
ちなみにEvokenFestではこのジャケットを大きくプリントされたTシャツが販売されていましたが、私は手を伸ばすことができなかった。
これは踏み絵である。
ファン失格である。
アルバムの内容はといえば、もうフリコ節である。それ一色である。
以下余白はフリーダムコールに捧げるよ。
:
:
:
:
と、マサ伊藤氏のように書いてしまいたいところですがそういうわけにもいきませんね。
冒頭を飾る[Metal Is For Everyone]。
メタルはみんなのもの。
なんという分かりやすさ。なんという高揚感。なんというダサさ(褒めてる)。
「stronger than the law」ですよ。なんという心強さ。
ライブでも感じましたが、「これが俺たちだ」「これが俺たちのアンセムだ」「これからは俺たちはメタルの伝道師だ」という強いメッセージ。
違うのだ。
これはFreedomCallのアンセムではなくヘヴィメタルのアンセムとして語られていくのです(おおげさ)
[Hammer of The Gods]のキャッチーに刻まれるリズムも彼らが得意とするところ。
荘厳なイントロ&コーラスに導かれ、「♪パララ~パララーララー」というファンファーレとともに「ドコドコドコ」と疾走する[A World Beyond]。
典型的なフリコの曲展開ですね。
中期のドラマ性と初期のキラキラ感、どちらも美味しく頂ける良曲です。
ストレートなメロパワチューンで、ややスペイシーなアレンジが耳に残る[Kings Rise And Fall]。
勇壮な語りからの爆裂疾走へとつなげる[Hail The Legend]。
いかにもジャーマンメタル然としたブリッジ~サビへの飛翔感がたまりません。
シリアスにソリッドに疾走する[Riders In The Sky]。純然たるヘヴィメタル感が秀逸です。
‥と、まぁ、とにかく彼らから久しく離れている方がいらっしゃれば、このアルバムからまた戻ってきてほしい。
いままで聞いたことのない方には一度聞いて頂きたい。
で、「これは無理」と思えば、他のアルバムは聞く必要がない。
そのくらい、彼らの「印籠」となり得るアルバムだなと思います。
アルバムのクオリティ、個人的好き嫌いでいえば、もっと好きなアルバムがある。もっと好きな曲がある。
けど、ここまで開き直って、自らを誇示しているアルバムという意味ではとても大きな意味を持つアルバムになると思うのです。
そしてこの次に発売されたアルバムのタイトルは「M.E.T.A.L.」。
やはり彼らは強い信念で自らのメタル道を突き進むことを決めたのだ。
その強い意志に幸多からんことを。
そしてそのスピリッツに感化される人が一人でも増えることを。
EvokenFestでの盛り上がりかた、その後のフリコへの評価を思えば、それは決して夢物語でない。はず。
FREEDOM CALL - "Metal is for Everyone" (Official Video)
そしてこの春、まさかの単独来日が予定されていました。
‥が、このコロナ禍で延期に。
そういえばこのアルバムにまだ触れていない気がするので、こんなときこそ、ポジティブなバンド、ポジティブな音で。
FREEDOM CALL [ Master Of Light ]

2016年リリース。これが9枚目のアルバムになります。
なんだか「永遠の中堅」といった印象がありますが、1999年デビューだから20年経ってるんですね。
「まだ来日していないけど、来日してほしいバンド3つ」みたいな会話のときには
「まずFreecomCall。そしてHeavenly。そしてThe Poodles」と言っていたのですが、そのくらい私にとっては大切なバンドなのです。
ドコドコドコドコという疾走感。
チンチンチンチンチンと織りまぜられるスネア(?)の音。
プァープァパーと被せられてくるオーケストラというかファンファーレというか。
ウォーウォオォーーと重ねられてくるコーラス。
若干小馬鹿にしているように聞こえてしまうかもしれないのですが、全てが愛おしいのです。
こういった憎めないところがいいわけですが、こういうのが苦手な人がいるであろうこともよく分かるのです。
キャッチーに明朗に疾走するサウンドは純然な「ジャーマンメタル」に属する存在として認知されていたように思います。
今となっては「ジャーマンメタル」という定義自体も人それぞれ、狭義な人もいれば広域的に捉える人もいる。
とはいえ、一つの象徴的な存在であるこは間違いないでしょう。
‥と言えるほど知名度がないところが複雑なところですが。
キラキラと煌き、幻想的な世界観とともに輝いていた1st~2nd。
一気に「躁」系メタルへと存在感を見いだした3rd~5th。
そして、個人的にちょっと「あれ‥」という時期となっていたその後の数年。
そしてこのアルバムは、再び彼らが自らの「フリコ印」を強く印象づけるアルバムとなりました。
やや押し売り&押しつけとも思えるくらいにフリコ印。
その刻印の中には「俺たちはこれで生きていく」という強い信念を感じます。
徹頭徹尾、メタル。
徹頭徹尾、ポジティブ。
ある意味、「キャラ作り」と言えるくらいの徹底っぷり。
このアルバムに於けるジャケットのダサさも秀逸。
こういったところもこのアルバムへの自信なのかもしれません (と言っておいて、何もフォローになっていないことに気づくわけですが)
ちなみにEvokenFestではこのジャケットを大きくプリントされたTシャツが販売されていましたが、私は手を伸ばすことができなかった。
これは踏み絵である。
ファン失格である。
アルバムの内容はといえば、もうフリコ節である。それ一色である。
以下余白はフリーダムコールに捧げるよ。
:
:
:
:
と、マサ伊藤氏のように書いてしまいたいところですがそういうわけにもいきませんね。
冒頭を飾る[Metal Is For Everyone]。
メタルはみんなのもの。
なんという分かりやすさ。なんという高揚感。なんというダサさ(褒めてる)。
「stronger than the law」ですよ。なんという心強さ。
ライブでも感じましたが、「これが俺たちだ」「これが俺たちのアンセムだ」「これからは俺たちはメタルの伝道師だ」という強いメッセージ。
違うのだ。
これはFreedomCallのアンセムではなくヘヴィメタルのアンセムとして語られていくのです(おおげさ)
[Hammer of The Gods]のキャッチーに刻まれるリズムも彼らが得意とするところ。
荘厳なイントロ&コーラスに導かれ、「♪パララ~パララーララー」というファンファーレとともに「ドコドコドコ」と疾走する[A World Beyond]。
典型的なフリコの曲展開ですね。
中期のドラマ性と初期のキラキラ感、どちらも美味しく頂ける良曲です。
ストレートなメロパワチューンで、ややスペイシーなアレンジが耳に残る[Kings Rise And Fall]。
勇壮な語りからの爆裂疾走へとつなげる[Hail The Legend]。
いかにもジャーマンメタル然としたブリッジ~サビへの飛翔感がたまりません。
シリアスにソリッドに疾走する[Riders In The Sky]。純然たるヘヴィメタル感が秀逸です。
‥と、まぁ、とにかく彼らから久しく離れている方がいらっしゃれば、このアルバムからまた戻ってきてほしい。
いままで聞いたことのない方には一度聞いて頂きたい。
で、「これは無理」と思えば、他のアルバムは聞く必要がない。
そのくらい、彼らの「印籠」となり得るアルバムだなと思います。
アルバムのクオリティ、個人的好き嫌いでいえば、もっと好きなアルバムがある。もっと好きな曲がある。
けど、ここまで開き直って、自らを誇示しているアルバムという意味ではとても大きな意味を持つアルバムになると思うのです。
そしてこの次に発売されたアルバムのタイトルは「M.E.T.A.L.」。
やはり彼らは強い信念で自らのメタル道を突き進むことを決めたのだ。
その強い意志に幸多からんことを。
そしてそのスピリッツに感化される人が一人でも増えることを。
EvokenFestでの盛り上がりかた、その後のフリコへの評価を思えば、それは決して夢物語でない。はず。
FREEDOM CALL - "Metal is for Everyone" (Official Video)
2020年05月11日
新たなストーリー、開幕。
なんだかんだで10年以上続いているこのブログですが、たまに覗いて頂ける方々には私の趣味嗜好はなんとなく伝わっている(というかバレている)と思います。
そう。
そんな私のハートを射抜く、大好きなタイプのバンドが日本から生まれました。
Chaos O Sanctuary [KINGDOM OF THE GLORIFIED]

日本発。
2019年リリース、これがデビュー作となります。
そもそも私は全く知りませんでした。
が、たまたまtwitterで流れてきて、たまたま聞いて、もうカラダが勝手にamazonをクリックしていた‥という、ここまで数分の出来事。
そのくらい私のココロを瞬殺してくれました。
メロディ。
スピード。
シンフォ。
流麗。
荘厳。
華麗。
メロディックスピードメタル大好き。
シンフォニックメタル大好き。
ネオクラシカル大好き。
そんな人(私です)なら、その「好き」が全て詰まっています。パンパンに詰まっています。
そんな衝撃のデビューを飾った彼ら。なんといってもデビューと思えぬクオリティが驚きです。
そして国産バンドとはいえヴォーカルは違和感ない英語詩。
バンド結成の経緯はこのあたりのHPが分かりやすいと思いますが、要約するとですね‥。
「「ロールプレイングミュージック」をテーマとし、メロディックスピードメタルを基盤としつつ、クワイヤ等の導入により、シンフォニックかつオーケストラチックなサウンド要素が強く打ち出されている。」
もうココだけで「ありがとう‥ありがとう‥」と言いたくなりませんか。なりますよね。
・ヴォーカルのAndyはフランス人。
・紅一点のHikaruはプロのフロート奏者。美しい美貌だけでなく、フルートにシンセにクワイアの女性ヴォーカルも担当。
・アートワークはDragonForceの作品を手がけた人。
・プロダクションはNOCTURNAL BLOODLUSTやTHOUSAND EYES、CRYSTAL LAKE、Unlucky Morpheus、TEARS OF TRAGEDY、Serenity In Murderなどを手掛けた国内メタルシーンで数多くのアーティストのサウンドプロデュースを行ってきたSTUDIO PRISONERのHiro氏が制作を指揮
・アルファベットOの円の中を一つの空間、聖域とした
ワクワクする要素がテンコモリすぎますね。
そりゃ、これだけクオリティが高い作品になるのも頷けます。
音楽性は言わずもがな‥というか、目指していたものが一点の曇りもなく具現化された音像になっています。
ANGRAを思わせる「聖」なイメージを纏う崇高かつ荘厳なイントロダクション[Heaven's Gate]。
この手のジャンルではこういった音色のイントロダクションが用いられることが定番ではありますが、その盛り上げからのいわゆる「出オチ」になってしまうこともある。
が。
続くオープニングチューン、しかもタイトルトラックである[Kingkdom of the Glorified]でその懸念はいとも簡単に砕かれます。
シリアスなメロディをベースとしたスピード感。
抑揚と変化をつけた展開。
勇気と誇りに溢れたサビ。
冒頭から自信に満ちあふれている。とてもデビュー作の開幕曲とは思えない。
後半のソロパートのドラマティックさ、語りのパート、このあたりも好きな人にはたまらない。
さらに続く[Song for Salvation]。
一転し、天空飛翔乱舞キラキラポジティプ系スピードチューン。
もうね、こういうタイプの曲大好きなんですよ。
たまんないんですよ。
この曲でのAndyの歌唱がまた素晴らしい。強引なハイトーンで誇示するわけでなく、さりげなくメロディを撫でていく。
その「さりげなく」というのは、凄いことなのだ。このサウンドに埋もれることなく「さりげなく」歌えているのはその実力を示してくれています。
強い個性があるわけではない。でも、バンドの大きな武器としてサウンドを強いチカラで支えている。
Helloween、Galneryus、ThousandEyes‥「Salvation」がつく曲は名曲が多い。
舞い踊るようなリズムが印象的な[Evil'March]を経て‥
ラストを飾るのは[Betrayal of Flames]。
初期RHAPSODYを思わせる展開をベースにDragonGurdianのようなアレンジ、そしてラストに向かって劇的に駆け抜けていく垂涎のメロディラインはMinstreliXのよう。
心地よさと抑えられない昂りの余韻を残し、あっと言う間にこのアルバムは幕を閉じます。
そう、このアルバムは5曲構成のミニアルバム。
冒頭がイントロであることを差し引けば4曲。
物足りない?
いいのです。
このアルバムは
「アルバム3部作で完結する長編物語の第1部の序章となり、舞台は「遥か昔に存在した天に浮かぶ国」」
この世界観もたまりません。
だから、いいのです。
まだ彼のストーリーは始まったばかり。
ページを捲ったばかり。
このワクワクは、第二部までとっておきましょう。
Chaos O Sanctuary - Song for Salvation
そう。
そんな私のハートを射抜く、大好きなタイプのバンドが日本から生まれました。
Chaos O Sanctuary [KINGDOM OF THE GLORIFIED]

日本発。
2019年リリース、これがデビュー作となります。
そもそも私は全く知りませんでした。
が、たまたまtwitterで流れてきて、たまたま聞いて、もうカラダが勝手にamazonをクリックしていた‥という、ここまで数分の出来事。
そのくらい私のココロを瞬殺してくれました。
メロディ。
スピード。
シンフォ。
流麗。
荘厳。
華麗。
メロディックスピードメタル大好き。
シンフォニックメタル大好き。
ネオクラシカル大好き。
そんな人(私です)なら、その「好き」が全て詰まっています。パンパンに詰まっています。
そんな衝撃のデビューを飾った彼ら。なんといってもデビューと思えぬクオリティが驚きです。
そして国産バンドとはいえヴォーカルは違和感ない英語詩。
バンド結成の経緯はこのあたりのHPが分かりやすいと思いますが、要約するとですね‥。
「「ロールプレイングミュージック」をテーマとし、メロディックスピードメタルを基盤としつつ、クワイヤ等の導入により、シンフォニックかつオーケストラチックなサウンド要素が強く打ち出されている。」
もうココだけで「ありがとう‥ありがとう‥」と言いたくなりませんか。なりますよね。
・ヴォーカルのAndyはフランス人。
・紅一点のHikaruはプロのフロート奏者。美しい美貌だけでなく、フルートにシンセにクワイアの女性ヴォーカルも担当。
・アートワークはDragonForceの作品を手がけた人。
・プロダクションはNOCTURNAL BLOODLUSTやTHOUSAND EYES、CRYSTAL LAKE、Unlucky Morpheus、TEARS OF TRAGEDY、Serenity In Murderなどを手掛けた国内メタルシーンで数多くのアーティストのサウンドプロデュースを行ってきたSTUDIO PRISONERのHiro氏が制作を指揮
・アルファベットOの円の中を一つの空間、聖域とした
ワクワクする要素がテンコモリすぎますね。
そりゃ、これだけクオリティが高い作品になるのも頷けます。
音楽性は言わずもがな‥というか、目指していたものが一点の曇りもなく具現化された音像になっています。
ANGRAを思わせる「聖」なイメージを纏う崇高かつ荘厳なイントロダクション[Heaven's Gate]。
この手のジャンルではこういった音色のイントロダクションが用いられることが定番ではありますが、その盛り上げからのいわゆる「出オチ」になってしまうこともある。
が。
続くオープニングチューン、しかもタイトルトラックである[Kingkdom of the Glorified]でその懸念はいとも簡単に砕かれます。
シリアスなメロディをベースとしたスピード感。
抑揚と変化をつけた展開。
勇気と誇りに溢れたサビ。
冒頭から自信に満ちあふれている。とてもデビュー作の開幕曲とは思えない。
後半のソロパートのドラマティックさ、語りのパート、このあたりも好きな人にはたまらない。
さらに続く[Song for Salvation]。
一転し、天空飛翔乱舞キラキラポジティプ系スピードチューン。
もうね、こういうタイプの曲大好きなんですよ。
たまんないんですよ。
この曲でのAndyの歌唱がまた素晴らしい。強引なハイトーンで誇示するわけでなく、さりげなくメロディを撫でていく。
その「さりげなく」というのは、凄いことなのだ。このサウンドに埋もれることなく「さりげなく」歌えているのはその実力を示してくれています。
強い個性があるわけではない。でも、バンドの大きな武器としてサウンドを強いチカラで支えている。
Helloween、Galneryus、ThousandEyes‥「Salvation」がつく曲は名曲が多い。
舞い踊るようなリズムが印象的な[Evil'March]を経て‥
ラストを飾るのは[Betrayal of Flames]。
初期RHAPSODYを思わせる展開をベースにDragonGurdianのようなアレンジ、そしてラストに向かって劇的に駆け抜けていく垂涎のメロディラインはMinstreliXのよう。
心地よさと抑えられない昂りの余韻を残し、あっと言う間にこのアルバムは幕を閉じます。
そう、このアルバムは5曲構成のミニアルバム。
冒頭がイントロであることを差し引けば4曲。
物足りない?
いいのです。
このアルバムは
「アルバム3部作で完結する長編物語の第1部の序章となり、舞台は「遥か昔に存在した天に浮かぶ国」」
この世界観もたまりません。
だから、いいのです。
まだ彼のストーリーは始まったばかり。
ページを捲ったばかり。
このワクワクは、第二部までとっておきましょう。
Chaos O Sanctuary - Song for Salvation