ヘビメタパパの書斎 › 2020年04月

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2020年04月28日

まだ見ぬ名曲たち

ヘヴィメタルという沼に足を踏み入れて30年ほど。
まだまだ知らないバンドは埋もれているものだ。
こういう出会いがあると、まだ見ぬ(まだ聞かぬ)名曲たちに思いを馳せることができる。

JADED HEART [ Common Destiny ]




ドイツ出身。
以前から名前だけは目にしたことがあったものの、購入に至るタイミングがなくここまで来てしまいました。

そしてこのアルバムはWikiによると2013年リリースの11枚目
1stアルバムが1994年
こうして見るとコンスタントにリリースしているのがよくわかります。どうりで名前を見かけるわけですね。

たまたま[With You]を聞き、一目惚れ(一耳惚れ)。
そしてこのアルバムと最新作を購入しました。

音楽性はといえば、王道メロディアスハードロック。
ザックリ例えると、ちょっとハード路線のHaremScaremといった印象でしょうか。

カッチリとしていながらも甘美。
ストロングでありつつマイルド。
ほどよく中庸をいくサウンドは万人に心地よく響くのではないでしょうか。

ソウルフルなヴォーカルもサウンドにマッチ。
主張しすぎることなくバンドのサウンドを支えているように映ります。

オープニングを飾る[With You]
上述した通り、メロハーファン必聴の極上チューン。
この一曲で虜になるメロハーファンは多いのではないでしょうか(私です)。
80'sを想起するキーボードとリフに導かれるイントロ。
サビのメロディ、ハーモニー。
ややダークかつミステリアスな間奏パートも魅力的。
初期BonJoviのようでもあり、TerraNovaのようでもあり、コーラスはHaremScarem的でもあり。
そういった美味しいところがパンパンにギュウギュウに詰め込まれた名曲です。

物憂げなメロディが印象的な[Into Tears]
穏やかに優しくメロディーラインを撫でていくかのようなサビが胸に染みいります。
哀愁漂うギターソロも素晴らしい。

ややハードにドライヴする[Buried Alive]
ハードロック感を前面に押し出しつつも、AOR的な印象も。
Aメロ~Bメロあたりではリチャード・マークスを思い出したりしました。
リフは硬質でありながら全体的な印象はあくまでも穏やかに耳を撫でる。こういったところがこのバンドの魅力でしょうか。

ライブで盛り上がりを見せそうな[Run And Hide]は初期のFairWarningを想起しますね。

[Are We Mental]はサビの歌詞の盛り上げ方がHELLOWEENの某曲と重なるわけですが、たしかにジャーマン的でしょうか。
PINKCREAM69あたりに通じるものがあるかもしれません。
そういえばサビの声質もデイヴィッド・リードマンに近いような‥。

「♪オーオーオー」のコーラスが心震わせる[Life is Bearutiful]
こういった曲が終盤に配されることで最後までテンションを落とすことなくアルバム全体を引き締めています。


‥と、どうしても私が好きな路線の曲をクローズアップしてしまいますが、適度に緩急をつけつつも終始緊張感が持続するアルバムになっています。
その緊張感の中で惜しみなく放たれる美しいメロディーとコーラスが強いフックとなって耳に残ります。

ある意味では「優等生」的すぎる感もありますが、それでもこのクオリティはメロハーアルバムの中でも秀逸。

これから彼らを注目していきたいと思いますが‥アルバムリリースは現在14枚。
全部を知るには時間がかかりそうですが、少しづつ彼らの魅力を発見できるであろうワクワクは音楽好きで良かったと思わせてくれます。


Jaded Heart - With You (Official Video Clip)


  

Posted by テン at 07:48Comments(2)J

2020年04月14日

マスクでメタル

久しぶりの雑記になりますが‥マスク買えませんよね。
朝からあれだけ行列ができてたら「ダメだコリャ」ってなりますよね。

我が家は私以外みんな花粉症なのでマスクは多めに備蓄していたのですが‥

奥様から「そろそろマスクが少なくなってきた」という声を受けまして、じゃ作ればいいじゃん。と。

なぜか布やガーゼやマスクひもは奥様が「昔買ったのがいっぱいある」ということで、素材はバッチリ。
「ミシンはあそこにあるでな」と、ミシンもバッチリ。

学生時代以来のミシンに戸惑いながら、チャレンジ・ザ・マスク!



もう着ることないXLのRoyalHuntのTシャツ。
この頃の物販って、Mサイズの上がXLだったような記憶があります。だから、我が家にはけっこういくつかXLサイズがあるのだ。
しかも海外サイズだからブカブカなのだ。

こうして蘇るとは‥なんだか感慨深いですね。


そして、仕事に使えそうな生成りとか、奥様&子供たち向けのマスクも。




マスク作り、すごく楽しいです。
作り始めた日は、楽しくて楽しくて一日作り続けてしまいました。

ミシンの操作はもう覚えてなかったので、説明書&奥様の指導でクリア。
そこさえクリアできれば、簡単に作れます。

もう着れないメタルTシャツ、色褪せてしまったメタルTシャツはたくさんある。
いろんなマスクを作って、出かけるときに「今日はどのメタTにしようかな」とウキウキするのと同じように、マスクも選べるようになりそうです。

もうドラッグストアの行列を見てイライラしなくてもいい!
高騰しているマスクを買わなくてもいい!

お気に入りの生地で、お気に入りの手作りマスク、みなさまも是非とも!




  

Posted by テン at 08:21Comments(0)雑記棚

2020年04月10日

それぞれの春~2020

コロナで生活環境が一変しつつある中ですが‥
我が家の子供たちもまた一つ「オトナの階段」を登ることになりました。

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ムスメはついに高校3年生
ブログを始めたころは保育園に入るか入らないかという時期だったでしょうか。

基本的には反抗期もなく、ココロもカラダもスクスクと育ってここまできたなと思います。
今でもたまには一緒に風呂に入ったり、「二階までおんぶしてくれ」と言ってくるあたりは、これでいいのかと思いつつも嬉しいことだ。

最近はお笑いがブームで、お気に入りの芸人さんのことを語りまくる。
テレビでは時間があるとお笑いを見る。
そして奥様から「アンタいいかげんに勉強しろ!」と雷を落とされるところまでがワンセット。

そして奥様とムスメがご機嫌で話しているときの二人のテンションの高さは「あぁ、これが女子会のノリか」と感じます。
ボウズがその場をヒッソリと去っていく気持ちも分かります。

高校一年生のときには「絶対東京の大学いくでな」ということで、
・東京
・埼玉
・千葉
それぞれのオープンキャンパスへ。
私と二人で行ったのですが、「あぁ、ムスメと二人旅もこれが最後かなぁ」と思ったものでした。

高校二年生のときには「新潟の大学がいいな」ということで、新潟のオープンキャンパスへ。
私と二人で行ったのですが、「あぁ、ムスメと二人旅もこれが最後かなぁ」と思ったものでした。

そして今年。
「お笑いの本場の近くで過ごしたいので、大阪」と言い始めている。
夏には大阪のオープンキャンパスへ行く予定だ。
私と二人で(以下略)となることでしょう。

そういえば冬には二人で富士急ハイランドも行きましてね。
「これが最後かなぁ(感慨深い)という感情を抱くたびに「‥いや、この既視感は‥また次もあるのでは」と感じています。

とはいえ、来年の春にはなんらかの結果が出ていることでしょう。

我が家のムードメーカーであるムスメ。
来春はどこで桜を眺めることになるでしょうか。

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そしてボウズは高校入学
早いものだ。そして全く実感がない。

中学三年生の夏までは体重も50kg未満で、身長も私よりも小さかったのに、今ではグングンと余裕で追い抜いていった。
(まぁ、その頃から足のサイズは28.0だったので伸びる予感はありましたが)
「部活終わって、筋肉が落ちると一気に伸びるよ。」という話は聞いたことがありましたが、ここまで劇的とは‥

そして、ずっと「自分の部屋はいらん。居間でいい」と言っていたのに、冬のある日に「そろそろ自分の部屋で寝てみようかな」と。
そしてそこから間もなく「そろそろ自分の部屋で過ごそうかな」と。
そこから一気に自分の部屋で過ごすことが増えました。
そりゃそうですよね。思春期男子ですから。

自分の部屋ではLINE通話で友達との会話を楽しんだりYOUTUBEを見たりと自由気ままな生活を送っているようです。

奥様は中学に入って早々から、ボウズの「音楽聞きながら勉強」「スマホが近くにある中で勉強」というスタイルを不安がっていた。
なんとか辞めさせたいと思っていた。
けど、私がわりとそういうスタイルだったし、ムスメと違って時間の切替と集中力の切替ができるタイプなので「成績が落ちるまで見守ってやったら」とお願いしました。

結果、素晴らしい成績で志望校に合格。

小学校から「お父さんみたいにヘタクソな字になりたくない」と続けてきた習字でも県に入賞するレベル。

基本的には、ジョジョが好きで、ワンピースが好きで、プロレスが好きで、YOUTUBEが好き。というスタンスはずっと変わらない。
けど、好きなことと、やるべきことをしっかり切り換えることができるのはボウズの素晴らしいところだ。

自分のやり方で結果を出したボウズ。尊敬です。

奥様に対しては無視したり返事が投げやりだったり不機嫌だったりするボウズですが、私に対しては今のところ「友達」というか「同志」のような距離感。
奥様はいつもそんなボウズにプリプリしていますが、中3~高1の男子で母親に素直すぎるほうが心配だ。
「あの年頃の男子なんて、あれが普通やさ」と説得していますが、このプリプリはしばらくつづくことでしょう。

「矢場とんが好きやで、名古屋の大学へ行きたい」と言っているボウズですが、高校生活で新たな目標を見つけてくれるといいですね。


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ムスメにとっては勝負の一年。
ボウズにとっては前進の一年。

コロナで先行き不透明な春になってしまいましたが、来年のこの時期をブログでは笑って迎えられることを願うばかりです。  

Posted by テン at 07:16Comments(2)子供たち棚