ヘビメタパパの書斎 › 2009年04月

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2009年04月30日

スイート・テン

全くの私事なのですが・・・。




先日、結婚10周年を迎えました。

世間一般では「SWEET 10 DIAMOND」とかって盛り上げてますけどね。
「スイートテンは二度と来ないから」とかって盛り上げてますけどね。

ワタシのような小市民には、「身の丈を知る」ってコトバがあってですね。
生きることに必死なのですよ。
スウィートにダイヤを買ってあげる余裕はないのですよ。
8周年も9周年も11周年も二度と来ないのですよ。
ロマンチックでムーディーな中でダイヤモンドを手渡す・・なんてシチュエーションは、裕福でセレブな限られた人たちだと思うのですよ。
えぇ、えぇ、ヒガミですけどね。

:
:
:

そうは言いながらも、一応節目の日ではある。

でも、花束は結婚後数年間、誕生日や結婚記念日に贈ったけど、「枯れる」「食えない」という理由で「いらないから」と言われている。
ダイヤモンドも、チビっこいヤツなら小遣いで買えるかもしれないが、スイートテン仕様のヤツなんか無理である。

いろいろ考えたんですけどね。

「買い物ついでに、ちょっと買ってきた」的な小さな花束を渡し、「何か買いに行こうか」と誘ってみた。
「ナニ?ワタシも買わならんの?お返しはできんよ。」とクギを刺される。
んなつもりはないんだが・・・。

結局、市内某店でネックレスとピアスを買った。
たいした金額ではない。けど、自分としてはフンパツしたつもりだ。

夜は子供といっしょに、安い居酒屋的なところへ行った。
ホントは二人で行きたかったけどね。
でも、子供がいたからココまでこれたのかもしれないし、、子供がいることが現在の自分たちの姿だし。
ま、いいんじゃないの。

ウチは二人とも酒を飲む。
外で飲むと帰りの心配をしないといけないから、外で飲む機会は少ない。
「外で飲む=代行で帰る」ってのはササヤカながらゼイタクなハナシである。


焼き鳥を片手に、「10年経って、どう?」と聞いてみる。

キムチを頬張り、「うーん、特に感慨深いものはないな。多分このまま、こんな感じなんやろな」と現実的感想を述べる奥様。

から揚げを手づかみし、「オレ、おとーさんとおかーさんよりも、じーちゃんとばーちゃんのウチの子になりたかった。毎日お菓子くれるで。」とクダラナイ理由で生い立ちを問うボウズ。

イカ焼きを食いながら、「ワタシはおとーさんと、ずっと一緒におるでな。ホチキスみたいにくっついとるでな。」と策略的ながらもウレシイことを言うムスメ。

夫婦で会話をしようにも、「しっこ」「ウ○コ」「テレビ見たい」「帰りたい」「ハラ痛い」「明日はドラクエ行くでな」などと矢継ぎ早に割り込んでくる子供たち。

やっぱり、我が家のような「毎日が火の車、自転車操業的家庭」では「スウィート」とは程遠く、現実的毎日の通過点として経過していくのだ。
こんなトーチャンですまない。
  

Posted by テン at 07:45Comments(5)雑記棚

2009年04月28日

小野正利が!

「小野正利」と聞いて、「あぁ、あの曲ね。」とピンときた方。

そう。
この曲[You're the Only・・・]が有名ですが、発売は1992年。
もう「懐メロ」的懐古になってしまいますかね。





♪いつまでも二人このまま~

という力強く伸びのあるハイトーンが耳に残っている方も多いのではないでしょうか。

で?
なぜ?
このブログで小野正利?

元々ハードロック界隈のヒトであり、その圧倒的力量もあって、ヒソカに「メタル界復帰待望論」が渦巻いてはいたのです。多分。
その、あくまでも「タラレバ」だった待望論が一時的とはいえ現実のものになるのです。

しかも、あのGALNERYUSで。

2009年5月30日。クラブチッタ川崎。
「PURE ROCK JAPAN LIVE 2009」なるイベントが開催されます。

【出演】 陰陽座、CONCERTO MOON、SEX MACHINEGUNS、GALNERYUS

垂涎ですね。

で、その中のGALNERYUSですが、ヴォーカルだったYAMA-Bが脱退したのは既報の通り
後任は憶測が憶測を呼んだ。
そんな中、一夜限り。

GALNERYUS feat. Masatoshi Ono!
http://blog.livedoor.jp/purerockjapan2009/archives/50237768.html

もしかして、このまま・・・なんてことは・・・ないか。
実際に足を運ぶことはできませんが、楽しみだなぁ。

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小野正利がメタル界隈のヒトだったとき
(埋め込みできないようなので、↓をクリッククリック。)

http://www.youtube.com/watch?v=6YJKNI2SSHQ

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小野正利が X-JAPANの「紅」を軽々と歌いあげる



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そして、GALNERYUSの名曲達を彼流に染め上げるわけだ。


Galneryus - Silent Revelation




Galneryus - NEW LEGEND




Galneryus - Struggle For The Freedom Flag




いやー、今日はコーフンしてイロイロと貼っちゃったよ。
  

Posted by テン at 13:24Comments(3)国産

2009年04月27日

健在です

「キスケ」こと、マイケル・キスクHELLOWEENを脱退したのが1993年。
15年以上の月日が経過しました。

その間、ところどころでアルバイト的にバンドにゲスト参加しながらも、基本的には「メタルは歌わないからね。ヤだかんね。」というスタンスだった。
そのキスケをフロントマンに置いて始動したバンドは、「プロジェクト的色合い」が強いながらも「キスケ健在!」をアピールするには充分だった。

そのバンドが2ndをリリースします。(あれ?もうしたんだっけ?調べずに記事にしてゴメンナサイ)
そんなわけで久しぶりに1stを聞いてみました。

PLACE VENDOME [PLACE VENDOME]



バンドの構成は、PINKCREAM69のメンバー+キスケですね。
特にPC69のデニス・ワードはプロデューサーとしても敏腕辣腕ぶりを発揮してた中でのアルバムです。

全体的には「メタル、ヤだかんね」のキスケの意向を受けてか、ソフトかつ爽やかムードです。
AOR的って言っちゃっていいのかな。
時にはTERRA NOVAあたりを思い出すほどの爽快さもあったり。
この暖かくなった季節、ドライブのBGMにもピッタリじゃん!といったサウンド。

が、そこはキスケ。
BGMにしようと思っても、キスケの存在感はバツグン。強烈に耳に引っ掛かり「単なるBGM」にならないフックを備えています。
さすがだねぇ。
ハイトーンの伸びはしなやかに。
中~低音のボリュームは力強く幅広く。

こうなると、サワヤカチューンだけでなく、メタリックな曲も聞きたくなりますね。当然。
で、さすがデニス・ワード。
パワーメタリックにならない程度にハードロックした佳曲を提供してくれてます。

Place Vendome [Cross The Line]



どーですか!
中期PINKCREAM69 meets KISKE といった、この趣。
やっぱハードロック界隈でブイブイ言わせてほしいぞ、キスケ。

でもさ。

キスケが抜けたHELLOWEENに、PINKCREAM69のアンディ・デリスが加入して「アンディ with HELLOWEEN」的なPINKCREAM69色を上手く迎合したアルバムをリリースして。
アンディが抜けたPINKCREAM69のメンバーがキスケを加えたこのアルバムをリリースして。

皮肉というか、巡り合わせというか・・・。
わかんないもんだなぁ。


  

Posted by テン at 07:32Comments(0)P

2009年04月24日

MAISON KAYSER

前回の頑固パンに続き・・・。

東京出張の翌週は名古屋へ出張。
帰りの電車を待つ間、JRタカシマヤ地下をプラプラ。

いやー、デパ地下めぐりって楽しいですね。

で、当然のごとく足はパン屋へ向かうわけです。
で、「ん、こんな店あったけ?」と思ったのがこの店。

MAISON KAYSER ~ メゾンカイザー in タカシマヤ

パッと見た印象は「外カリ内フワ」のフランスパン系。
印象としては名駅のPAULに近いんだろうか。

実はこのPAULのパンが我が家(というか、奥様)にイマイチ評価を得られず・・・。

そうはいっても、新しい店ならば買わねばなるまい。

数人の列ができているので、並ぶ。
並んでいるのは、みんな女性。
その背後に並び、様子を伺う。

ハナシは逸れるが、パン屋さんだと女性客の方が多い。
そんな中に一人中年のオッサンがポツリ・・という切なすぎるシチュエーションもしばしば。
で、並んでいるときのアクションに困るのはワタシだけでしょうか。
一点を見つめてジッとしててもアヤシイ。
落ち着きなくしててもアヤシイ。
フツーに紛れててもアヤシイ。
とにかく存在がアヤシイ。

さてこの店、自分でトングで掴んでトレイに乗せるタイプじゃない。
口頭で注文するタイプだ。

個人的には、このタイプは好きじゃない。
やっぱり自分で選んで、掴んで、トレイが満たされていくというのもパン選びの楽しみの一環だと思うのだ。

ま、現実的には先日の「頑固パン」といい、関市の名店「ペイザン」といい、結構そういうタイプの店はある。
カウンターで全てが見渡せるくらいの規模の店ならまだいい。

しかしですね。

このメゾンカイザーはカウンターがL字型になってて、注文時に全体が見渡せない。
これはイカンと思う。

で、注文する時には後ろに人が並んでるから、ゆっくり決められない。
急かされるように「コレとコレとコレと」と目に見える範囲のパンからチョイスしていく。
で、そういった系統のパン屋さんだから、子ども向けのパンも乏しい。
子供たちよ、スマン。と思いながら、自分の好みのパンを選んだわけです。

落ち着かねー!

結果としてはですね。
PAULのときよりは好評でした。

チーズがのったヤツ、ハート型の甘めのやつ、オニオンのやつ、ベリー系のドッシリ系のやつ。
このへんがウマかった。

しかしですね。
次回はメゾンカイザーのお隣さんの店、いつも定番の「ポンパドール」に落ち着くかもしれません。
だって、自分で掴めて、子ども向けのパンも多いんだもん。

ちょっぴりオシャレな、おフランス的ムードは我が家にはフィットしないのかもしれません・・・。
そういえばタカシマヤの中の「FAUCHON」だっけ?あそこのパンも我が家では印象薄だったなぁ。
  

Posted by テン at 07:44Comments(2)食記棚

2009年04月21日

覚醒か?

スッタモンダの末、ティモ・トルキを排除(?)して「STRATOVARIUS」を名乗ることにしたようです。

そのSTRATOVARIUS、近々新作をリリースします。
後期STRATOVARIUSの顛末や作品クオリティを知る人にとっては、「ま、いまさらだな」といったところではないでしょうか。

でも、ちょっと待った。
その諦めは、コレを聞いてから判断してみてください。

透明感と煌きを纏った心地よいスピード感。
存在感抜群のイェンス・ヨハンソン(Key)と、ヨルグ・マイケル(Dr)。
そしてビミョーなティモ・コティペルトのヴォーカル。

すべてが「あのSTRATOVARIUS」です。

もしかしたら、もしかするかもしれませんよ~。

Stratovarius - Deep Unknown



Stratovarius - Higher We Go



経緯といい、クオリティといい、アンドレ・マトス脱退後に生まれたANGRAの神盤「REBIRTH」を思い出しますね。
「原点回帰」だけにとどまらない、何かから解き放たれたようなエネルギーを感じます。

アルバム全曲中の、「特にオイしい曲」なだけで、他は退屈かもしれませんから、まだまだ分かりませんが。
あまり自分の中でハードルを上げすぎないように、適度な期待でその日を待とう!
  

Posted by テン at 07:23Comments(2)S

2009年04月17日

頑固ぱん

とある日。
たまたま奥様が見てたテレビをワタシも横目で見てた。

ウチの奥様は柳原可奈子さんがスキだ。
その柳原可奈子さんがオススメのパン屋さんを紹介していた。

ま、いろんな番組でこういったコーナーはある。
が、大体にして東京とか大阪とか名古屋とか大都市だ。
見たからって、「ケッ!どーせイナカモンにはカンケーないハナシさ。」って思う。
どーってことはない。

けど、パン好きな我々はクギづけだった。

フムフム、ナルホド、ヘー、ウマそうだな。

でお店の紹介。ダラダラと聞いていたら、聞いたことのある駅の名前だ。
東京方面へ出張したときによく通る沿線上じゃないか!
これは次回出張時に行くしかないだろ!と鼻息を荒くしていました。

で、入院前のハナシですが、東京弾丸出張の際にようやく実現しました。

頑固ぱん(東京都中野区上高田 3-20-10)
http://www.gankopan.com/

当日は朝から、みぞれまじりの雨。駅に下りた頃にはでした。(たしか2月末くらい)
駅を降り、地図を辿る。
駅を降りて同じ方向に歩いていく女性たちを見て、「きっとみんな同じ店に行くんだ。ヤバい、急がないと」と勝手に思い込む。
歩いていく女性、全員がライバルに見えてくる。
「負けてなるものか!」と足どりは早まる。

パンの香り、鼻腔をくすぐる。近いぞ、コレは。
女性たちの後をつけていく中年サラリーマンの姿は、交番があったら「ちょっといいかな」と声を掛けられること間違いなしだ。
そんなことを考えていたら、パンの香りが薄まる。
行きすぎた。

パンの香りの源を求めて戻る。で、発見。思ったより小さい店だ。



さ、入店。
先程の個人的妄想をヨソに、お客は自分一人。店員のおねえさんが「イラッシャイマセ~」と愛想よくお出迎え。

ジックリ選ぶ。タップリ買い込む。
柳原可奈子さんオススメのチョコガナッシュも、当然お買い上げ。

全体的に値段は高めかな。
フツーにアレ、コレ、ソレと買ってたら2000円オーバー。
で、会計中に奥から「クリームパーン、焼き上がりました~」との声が。
店員のおねえさん、すかさず「クリームパン、焼き上がりました~」と相槌。
繰り返すが、お客は自分一人。
その相槌は、ステキなスマイルと共にワタシにロックオンされて向けられていることは疑う余地もない。

「・・・クリームパンもください」

断れないでしょ、このシチュエーションでは。





このクリームパン、結果的には子供たちに大好評。
他のパンもシンプル、素朴といった感じで我が家の好みにピッタリ。
普段買うには高価だけど、たまに買うんなら充分にモトをとれる味でした。
  

Posted by テン at 07:44Comments(4)食記棚

2009年04月15日

衝撃的手紙

手術当日の朝。

奥様がコドモたちからの手紙を預かってきてくれた。
まぁ、昨年の入院時の手術の時と比べれば、今回の手術は多少気が楽だとはいえ、やはり不安なものだ。
だからコドモたちが手紙を書いてくれたってことだけで「ウシ!行ってきたるぞ!」と思えるものだ。

ムスメ

「おとうさん、しゅずつ(手術のことね)がんばってね。げんきになったら、たたかいしようね」

・・・もうすぐ小学校になるオンナノコが戦いを楽しみにしてちゃいけません。


ボウズは字が書けないから、ムスメの代筆だ

「おとーさん、いきててね」

・・・イントロから衝撃的すぎるフレーズが飛び出した。

「もしいきてたら、たたかいと、どらくえやろうね」

・・・結局戦いか。で、ドラクエか。


どうやらワタシの家庭内での存在意義が「戦いごっこ」「ドラクエ」に集約されているらしい。
それでもボウズが「生きててほしい」なんて願ってくれるまでに成長したかー・・と感慨深いモノがあったのです。


しかし退院後。

ボウズ「オレのてがみの『いきててね』ってところ、おもしろかったろー」

・・・イヤイヤ、意味が分かりませんが。
  

Posted by テン at 07:40Comments(2)子供たち棚

2009年04月13日

また訃報‥

先日の樋口宗孝さんに続き、また訃報だ。

ジャパニーズハードロック界を席巻した REACTION というバンドを御存じの方はいらっしゃるだろうか。
そのREACTIONのYASUさんが急逝されたそうだ。

懐かしい名前だ。REACTION
たしか「ライヴハウスの帝王」とかって呼ばれてたぞ。
なんと、この春に再結成(!)する予定だったそうだ。順調だったら。

学生時代、ワタシの友人がREACTION大好きだった影響で、ワタシも聞いていた。

完成度で言えばラストアルバムだった(と思う)[TWIST AND SHOUT]だろうな。
インパクトで言えば1stの[INSANE]だろう。




特に[INSANE]に漂う危険でトンがった空気は「タダモノじゃない!」と当時思ったものだ。
発売の1985年から20年以上経過しても、ちょっぴり青臭くてコッパズカシイような思い出と共に鮮烈な記憶を残している。

歌詞はチープだし、ヴォーカルは「勢い」重視だし、そんなにレベルは高いわけじゃないですね。実際。
が、このストレートなスピードが心地よかったのです。
スピード感のあるロケンローと言いましょうか・・。
もっと乱暴に言えば「疾走するLAメタル」とでも言いましょうか・・。

REACTION - INSANE (ちょっとフェイクが・・・)



Reaction - Joy Ride (ちょっと音質が・・・)



再結成の予定があったと聞けば、余計に悔やまれる!

R.I.P ...
  

Posted by テン at 07:48Comments(0)国産

2009年04月10日

獣の奏者エリン

以前、「獣の奏者」という本を読んだ!という感想を書いた。
(コレですね→ http://ten.hida-ch.com/e9998.html)

最近になって、その「獣の奏者」がアニメ化されていることを知った。

我が家では、ちょっとしたブームになりつつある。


「獣の奏者エリン」~教育テレビ 毎週土曜日 午後6時25分より~


ある日、新聞欄で見つけて「ほー」と思いつつチャンネルを合わせたんですけどね。
で、ワタシは本のストーリーを思い出しながら「あー、あったあった。こんな場面。」的に回顧してたわけですが、コドモたちがハマってしまいまして。

「こんどエリン、いつ?」
「なんでおかーさん死んじゃったの?」
「なんで?なんで?なんで?なんで?」

と矢継ぎ早に質問を浴びせてくるわけです。

で、奥様もワタシが原作を読んだと知って
「なんでお母さんはエリンと一緒に逃げなかったの?」
「闘蛇とか王獣って、どんな生き物?」
「なんで音のない笛で静かになるの?」

(まぁ、こういった類の質問が出る場合、あまりファンタジー向きのヒトではない。
 ラピュタとか見ても「なんで飛行石で城が浮くの?」って言うヒトかもしれない。)

うーむ。
一応読んだが、ブログの記事の日付を見れば2年前ではないか。
細かい描写は覚えていないのだ。
(ヌックとモックだっけ?あんな2人はいなかった気がするが。)
一応説明してはみるものの、自分でもアヤシイもんだ。





ところでテレビアニメ版の印象ですが・・・。
NHKでの放送、子ども向けの時間帯ってことを考えれば、妥当な出来だとは思います。
原作では時折感じ取れたハングリーさとか、チクチクと胸を刺すような感覚とか・・ちょっぴりマイルドな仕上がりかなぁ。

かなり温かみのあるデザイン。
穏やかで柔和な、ある意味ではポップとも言える人物たち。
(ポポロクロイスを思い出すようなタッチですね)





ジョウンもイメージよりは「いいオジサン」だし。
エリンも可愛いし。
ソヨンは・・・あんな感じかなぁ。

闘蛇や王獣も、普段からHeavyMetal的世界観で接しているからか、もっと
「ドラゴンです!」
「獰猛です!」
「残虐です!」
「キバ鋭いです!」
「ロニー・ジェイムス・ディオです!」

的なイメージがあったけど、現実に姿を現すと「うーん、まぁ遠からず近からず・・・」といったトコだ。

ま、ワタシ自身は原作とのギャップに苦しみつつも、やはり今後が楽しみだ。
これからの王獣との触れ合い、国の騒乱に巻き込まれていくエリンの姿がどのように描かれるのか。

子供たちと一緒に楽しみたいと思います。

が!

途中で放送を知ったせいで、肝心の冒頭でありながらクライマックスでもある「母との別れ」のシーンを見ていないのだ!
コレがハッキリしないことには、子供たちの「ナンデなんでナンデなんで」攻撃は収まらないのだ。

と思ったらですね。
4月から再放送を開始してます。

ワタシと同じ境遇の方は是非!
再放送は土曜日夜11時からですよ!

http://www9.nhk.or.jp/anime/erin/

  

Posted by テン at 07:47Comments(2)雑記棚

2009年04月09日

いよいよ始まった!

いよいよだ。
ピカピカだ。

ムスメが無事、入学式を終えた。

「おとーさん、入学式は一緒にきてくれるの?」
「せんせい、こわい?」
「学校まで送ってくれんとイヤや」


などと不安一色の入学。
だいじょーぶ、だいじょーぶ、と落ち着かせようとしても、やはり不安な様子だ。





さて、当日。

親としては、卒園式のことを思えばそれほど感慨深いものはない。
クラス分けや担任の先生が気になるくらいだ。

そのクラス分け。

保育園の友達や近所の友達と、どの程度一緒になるかが焦点である。
結果、希望は叶わなかったものの、保育園の仲良しさんと一緒だったり、近い机に知ってる子がいたりで、「まぁ、やむなし。ギリギリ合格点」といったところだ。
ま、ゼイタクは言うまい。

入学式そのものは、保育園の「ホンワカ仲良しムード」とは一線を画す、いかにも「義務教育です!」といった堅いムードに息苦しさを感じる。
そういえば、こんなんだったなぁとの思いもよぎる。
親も「いよいよ始まるんだぞ!」と身が引き締まる思いだ。

クラスに入って、席につく。
まわりには知らない子も多い。
仲良しさんは、ずーっと離れた席だ。

人見知りで口ベタなワタシにしてみれば、自分自身がこういった場に放り込まれたら心労で胃が痛くなりそうだ。
子供は環境に順応しやすいとはいえ、そんなワタシの子供である。
きっと心細いだろなぁ。ガンバレ!

翌日からの登校は近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒だ。
昨年、近所の女の子が毎日毎日泣きながら、お母さんに付き添われて学校へ向かった姿を見てたから
「ウチのムスメも泣き虫だからな~。きっと泣くぞ~。」と思ってココロの準備をしてた。

けど。
無事にニコニコと学校へ向かう姿を見て、「おぉおぉ、リッパになって」と感無量。
「感無量」とか「感慨深い」とか「感動」とか、ヤケに「感」の文字が目につく今日このごろだ。
  

Posted by テン at 07:41Comments(4)子供たち棚

2009年04月08日

コンビネーション

やっぱり、このコンビだよなぁ。

彼のシャウトと彼のギターのコンビネーションがあって、初めてバンドとして成立するんだよなぁ、と改めて痛感。

IMPELLITTERI / WICKED MAIDEN



しかし、「インペリテリ」っていう英語の綴り、何度書いても覚えられない・・
ややこしいなぁ。

さて、「ロブ・ロック 復帰!」というニュースは、ひとまず「インペリテリ」ブランドに「安心の品質保証、安心のクオリティ」が約束されたような感がある。
しかし、同時に過去の名作との比較を余儀なくされるという反面のリスクも抱えるわけで・・・。

結果、中期の名作たちには及ばないものの、新たな船出としての気合は充分に伝わってくる「快作」だと思います。

クリス・インペリテリのギターは、今までよりも重厚な音圧を演出しながらも、ソリッドな「キレ」が心地よいです。
いわゆる「ネオクラシカル」的路線を継承しながらも、新鮮な感触です。

そしてロブ・ロックのヴォーカルは「あぁ、帰ってきたなぁ。やっぱコレだよなぁ」と郷愁にふけるような想いを抱かせてくれます。
オープニングを飾る[Wicked Maiden]でのシャウトで「んむはぁぁぁ!」というコーフンを抑えられない諸氏も多いのではないでしょうか。
別に特段に「上手い」ってわけじゃないんだよなぁ。冷静に聴くと。
ただ、この組み合わせは、やっぱり「この組み合わせしかないな」と思わせる説得力があるんだな。
Yingwieが誰と組んでも、しょせんは「インギー+歌うヒト」になってしまうのに対し、クリス+ロブだと途端に「バンド」になるムードがあるからフシギだ。

でも。

いい作品なんだけど、イマイチ突出できてないかなぁ・・・というのが結論。
ちょっと装いを新たにしたけど、いつものインペリテリ。
ドキッとするリフがあったり、ソロがあったりするけど、いつものインペリテリ。
前述した通り、「間違いなくインペリテリ」なサウンドなんだけど、「インペリテリじゃないとできない何か」が足りない気がするんだよなぁ。
「マァマァ、いいんじゃないの」と「うーん、もう一押し」がフクザツに交差する出来なのでした。

・・・しかし、[Hi-Scool Revolution]はイラネーんじゃないかなぁ。


Wicked Maiden



  

Posted by テン at 07:48Comments(6)I

2009年04月06日

朝食の憂鬱

ワタシがパンを愛するということは、以前からこのブログを覗いてくださっている方ならご存じかもしれません。
(「んなことたぁ知らねぇ」という方。このブログの右の「食記棚カテゴリ」内で時々パンのコトを書いてます。)

当然、我が家の朝食はパンが中心。
朝一番、ホームベーカリーからパンの香りが漂っているリビングに入るのはシアワセだ。
パンの香りは、みたらしだんごのショーユが焦げた香りと双璧をなす吸引力がある。

が、入院中の朝食はゴハンだ。
で、ゴハンなのに牛乳がついてくる。
この組み合わせが「ムキー!」と朝から気分がさえない一因だった。

途中から奥様に頼んで、パンを買ってきてもらった。
フツーにゴハンの朝食を「ゴチソーサマ」した後で、「さてさて、いよいよ、ボチボチ、コレですな」とパンを引っ張りだす。
一応、カロリー計算された病院食にアカラサマに反旗を翻すワケにはいかないので、小さなパンを一つ。

この小さなパン+牛乳が朝の楽しみとなった。

フワフワ、モクモクとしたパンの食感。ホットコーヒーが欲しくなるけど、一応療養中なのでカフェインはヤメトコと思って我慢。
ゴハンの横に置いてあると、あんなに小憎らしいと思えた牛乳も、パンと一緒なら一気に存在感を増す。

たかだかパンと牛乳じゃん!と思うなかれ。
パン好きなら、このキモチ分かってもらえると思うなぁ。

ちなみに退院間近になって「パン食にチェンジ可」ってことを知った。

で、切り換えたんですけどね。
「ゴハンの後にパンを追加で食べる」ほうが、なんだか楽しめました。  

Posted by テン at 07:20Comments(5)食記棚

2009年04月03日

積年の想い

入院中、NINTENDO DSを持ち込んだ。
普段は家でDSをジックリ・・なんて時間は皆無。
出張のときか、こういった想定外の時間ができたときくらいだ。

今回の入院中、「ドラゴンクエストⅤ」をプレイしてました。



今さら?ドラクエ5?

いいんです。

初期ドラクエ5(スーパーファミコンだったっけ?)で既に2~3回クリア済ですが、それでもいいんです。

「ゲーム内で生まれてくる子供に、自分の子供の名前をつけてプレイする」という積年の想いを実現したかったのです。

ウチは幸い、ムスメとボウズ。
ゲームに出てくる子供も、男の子と女の子。

で、プレイしてクリアした感想はですね。

格別でした。

子供のセリフの一つ一つがグサグサと胸を刺し、涙腺を刺激するわけですよ。
これからドラクエ5をプレイする方がご覧になってるとマズいので、あまりネタバレ的な話は書けないのですが・・。

子供が生まれた時の母親の言葉。
母親と再会するシーン。
エンディングでの天からの言葉。


全てが重いのだ。

ゲーマーだった自分としては「ドラクエはⅢがサイキョーだろ。議論の余地ナシ」と思ってました。
ですけどね。
ワタシと同じくらいの年齢で、「昔、ドラクエシリーズやったぞ」って方で、現在は子持ちで「ゲームの時間なんか無ぇよ!」って方。
なんとかコレだけはプレイしてほしい。
間違いなく感涙に咽ぶことになるでしょう。

あとは結婚相手の名前を変更できたらサイコーなんだけどなぁ。
もし、そんな仕様のドラクエ5が出たら、そのためだけに購入しそうです。





ところで、既にドラクエ5をプレイした方。
結婚相手にフローラを選んだ人、いますか?
何度プレイしても、結局ビアンカを選ぶワタシは負け組でしょうかね?
「今回こそフローラ!」と思ってプレイするのですが、結局、情に流されてしまうんだなぁ、コレが。
  

Posted by テン at 07:35Comments(6)雑記棚

2009年04月01日

看護「士」

入院中に、つくづく感じた。

看護婦さんは天使だ。

ホント、感謝してもしてもしても足りない。
お医者様も含め、こういった方々にこそ国からタップリとオカネを使うべきだな。と思うぞ。

過酷な労働、患者のワガママ、それでも常にスマイル。
その笑顔に心底癒されます。
「白衣の天使」ってコトバがあったけど、ホントにその通りだよ。

今は「看護婦」じゃなく「看護士」と呼ぶそうな。個人的には「看護婦さん」って呼び方の方がスキだなぁ。
「保育士」なんかも、「保母さん」の方がスキだけどなぁ。
(ちなみにワタシは昔「保父さんになりたい!」ってのが夢だった。)

なにも全て画一化しなくても、こういった女性の母性が絶大なチカラを発揮する職業は、今まで通りの呼び方の方がシックリくると思うのですが・・・。


閑話休題。


そんな女性看護士の方々に混じって、今回は数名の男性看護士がいらっしゃった。
最近ではアタリマエなんでしょうかね。
最初は結構違和感がありました。

ワタシも含め、男性の方々なら
「そりゃ、男性看護士よりは女性看護士の方がいいわな。イヤイヤ、ヘンな下心とか抜きにしてさ、別に男性看護士でもいいんだけど、本能のレベルでは女性看護士の方がウレシイってもんでさ」とゴニョゴニョと言い訳しながらも思うものじゃないだろか。

現実に点滴の針を入れるときとかも、「オトコのチカラでやるよりも、女性にソッと刺してほしい」って思うもんじゃないだろか。

「調子、どうですか?」の一言も男性看護士からよりも女性看護士から言われたほうが「ハイ!元気デス!」ってハキハキ返事できるってもんじゃないだろか。

けど、入院患者さんには当然女性もいるわけで・・・

女性の立場からすれば、男性看護士だと気分が違うもんだろうか。
女性は勘がスルドいから、女性同士だと表情のウラに隠れた感情が見え隠れするってハナシもよく聞くし。
(ウチの奥様がムスメに対して「オンナの計算が見えるからムカつく」って言ってたが。)

そういう状況があるとすれば、女性患者+男性看護士って組み合わせは相性がいいのかもしれません。



  

Posted by テン at 08:04Comments(3)雑記棚