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2009年05月27日

見た目から入ってもいい?

先日、東京へ行った際にDISK UNIONへ行ってきた。
・・・毎回、とりあえずブラブラと行くんだけどね。

その際、東京の夜を彩っていただいた鋼鉄天使さんも同行してくださり、その方からオススメされていたものの、なかなか購入に至らなかったアルバムを買ったのです。

そのバンド、ヴォーカルの女性にインパクトがあって、楽曲云々よりもその姿のインパクトが先行してしまっていた。




どうですか。ルックスとタトゥーのコントラストがステキです。
こう見えて子持ちです、この女性。
その女性、マリア・ブリンクを擁するバンド。

IN THIS MOMENT / THE DREAM




なんだか最近、女性ヴォーカルものが増えてきてたこともあって、「どーせその他モロモロと同じだろ」と思ってました。
もっとムーディーゴシカルで敷居が高いと思ってました。

が。

思ったよりも曲がメロディアス。
思ったよりもマリアの声がキュート

で、キュートな声があるかと思えば、突然スクリーモなヴォーカルが飛び出したりと多彩なのです。
やはり事前からマリア嬢の存在が気になっていただけあって、どうしても耳は彼女の声を中心に追いかけてしまいます。

楽曲としては、ポップな曲からモダン風の曲もあるのですが、全体的にはメランコリックなメロディラインですね。
これまた突然アグレッシブな曲が登場したりしますが、個人的にはキャッチーな曲にマリア嬢のキュートなヴォーカルが乗るタイプの曲が好きです。

わりとバラエティに富んでいながら散漫な印象は薄く、気持ちよく最後まで聴けるアルバムです。
マリア嬢の存在もあり、コマーシャルなセンスもあり、今後もしかしたら飛躍的に化けるかも・・・と思います。

とりあえず、マリア嬢のイメージはこの動画でチェックだ!
普段ワタシのブログで扱うような音楽に興味のない男性諸氏もチェックだ!
フリフリドレスで腰をフリフリしながら歌ってるマリア嬢をチェックだ!




  

Posted by テン at 07:29Comments(6)I

2009年04月08日

コンビネーション

やっぱり、このコンビだよなぁ。

彼のシャウトと彼のギターのコンビネーションがあって、初めてバンドとして成立するんだよなぁ、と改めて痛感。

IMPELLITTERI / WICKED MAIDEN



しかし、「インペリテリ」っていう英語の綴り、何度書いても覚えられない・・
ややこしいなぁ。

さて、「ロブ・ロック 復帰!」というニュースは、ひとまず「インペリテリ」ブランドに「安心の品質保証、安心のクオリティ」が約束されたような感がある。
しかし、同時に過去の名作との比較を余儀なくされるという反面のリスクも抱えるわけで・・・。

結果、中期の名作たちには及ばないものの、新たな船出としての気合は充分に伝わってくる「快作」だと思います。

クリス・インペリテリのギターは、今までよりも重厚な音圧を演出しながらも、ソリッドな「キレ」が心地よいです。
いわゆる「ネオクラシカル」的路線を継承しながらも、新鮮な感触です。

そしてロブ・ロックのヴォーカルは「あぁ、帰ってきたなぁ。やっぱコレだよなぁ」と郷愁にふけるような想いを抱かせてくれます。
オープニングを飾る[Wicked Maiden]でのシャウトで「んむはぁぁぁ!」というコーフンを抑えられない諸氏も多いのではないでしょうか。
別に特段に「上手い」ってわけじゃないんだよなぁ。冷静に聴くと。
ただ、この組み合わせは、やっぱり「この組み合わせしかないな」と思わせる説得力があるんだな。
Yingwieが誰と組んでも、しょせんは「インギー+歌うヒト」になってしまうのに対し、クリス+ロブだと途端に「バンド」になるムードがあるからフシギだ。

でも。

いい作品なんだけど、イマイチ突出できてないかなぁ・・・というのが結論。
ちょっと装いを新たにしたけど、いつものインペリテリ。
ドキッとするリフがあったり、ソロがあったりするけど、いつものインペリテリ。
前述した通り、「間違いなくインペリテリ」なサウンドなんだけど、「インペリテリじゃないとできない何か」が足りない気がするんだよなぁ。
「マァマァ、いいんじゃないの」と「うーん、もう一押し」がフクザツに交差する出来なのでした。

・・・しかし、[Hi-Scool Revolution]はイラネーんじゃないかなぁ。


Wicked Maiden



  

Posted by テン at 07:48Comments(6)I

2009年01月05日

Welcome! 2009

2009年を迎えました。
皆様にとって素晴らしい年になることを願いつつ、ワタシもスタートします。

さて。
一応「音楽カテゴリ」だし、音楽の話からスタートしよっかな。

新年に最初に聴く音楽って大事だと思いませんか。
大事だと思います。ワタシは。
昨年のオープニング記事は・・・なるほど、ヒネリがないなぁ、我ながら。

本年度ワタシのオープニングにチョイスしたのはこの曲。

IRON MAIDEN [THE NUMBER OF THE BEAST]



意外といえば意外だが、IRON MAIDENを記事にするのはコレが初めて。
これだけ名曲を生んだバンドなのに。

そう、ワタシにとってIRON MAIDENは「聴きたくなると繰り返し聴くけど、聴かない時期は全く聴かない」という位置づけのバンド。
なんつーかな。曲の印象が強すぎて、棚に手を伸ばしただけで脳内に曲が流れて、「もう聴いた気分になる」というバンド。

そして「名ヴォーカリスト」として名高いブルース・ディッキンソン
熱心なファンには怒られるかもしれませんが、ワタシは彼の中音~高音の音程がイマイチ好きになれないのだ。
そんなこんなで、結構微妙な位置づけなのだ。IRON MAIDEN。

しかし、この曲は名曲だ。ワタシはIRON MAIDENといえばこの曲。
「Six!! Six!! Six !!」なのだ。

[THE NUMBER OF THE BEAST]
http://jp.youtube.com/watch?v=AUOpUqni0_g


[666]といえば、悪魔的数字。獣の数字。まさに NUMBER OF THE BEAST。
コレが新年にふさわしいかどうかは別にして、オープニングの語り~静かなリフ~ブルースのシャウト という流れは文句ナシのオープニングチューン。
さきほどブルースの声が云々と書いたものの、やっぱりカッコイイのである。
妙に明るい曲調がコアなファンにとっては鼻につくかもしれません。
全面に押し出されたスティーブ・ハリスのベースが気になるかもしれません。(ま、これは「仕様」だけどね)

なんだかんだ言っても、外せない。
なんだかんだ言っても、名曲揃い。
なんだかんだ言っても、他のフォロワーを寄せつけない。

やっぱり王道なのだ。IRON MAIDEN
  

Posted by テン at 07:28Comments(5)I

2008年07月03日

不遇

「IMPELLITTERIにロブ・ロックが戻る」

ふーん。
迷走してからなぁ。
気付いたかな、ファンが求める姿に。
でも、本心かな。妥協かな。

IMPELLITTERIといえば、なんというか不遇なイメージがある。

高速ギタリストとしてギネスに登録されながらも・・・
常にイングヴェイ・マルムスティーンと比較され、
そこから脱却しようとして音楽性を変えては叩かれ、
また元のスタイルに戻し、
アメリカでは売れないからヴォーカルを変えてモダンにシフトし、
で、またロブ・ロックか。

けど、アルバムとしては良質なのが多いんだよね。
これはアルバムなのかEPなのかわからないけど、名盤です。

IMPELLITTERI [Victim Of The System]



イングヴェイと比較されるけど、音楽性はちょっと違うよね。
ネオ・クラシカルと十把一絡げにするのは簡単だけどさ。

イングヴェイのように大仰な様式美でもなく、ギターソロも感情を抑えてるっていうか、バリバリのテクを披露することを優先しているような。
クラシカルなフレーズを塗しつつもコンパクト。
一気に駆け抜けていくスピード感。
で、ロブ・ロックのハイトーンヴォーカルが乗ることで、よりメタリックな印象に。
このメタリック一気呵成の爽快感が魅力です。

昔、IMPELLITTERIのお好みMDを作った時に、18曲か19曲収録できてしまって、自分で「多いわ!」と突っ込んだ記憶があるほどコンパクト。
でも、これだけ入れると「同じパターンだな」って気付いちゃうんだよね。
やっぱ不遇だ・・・。
  

Posted by テン at 06:49Comments(0)I