ヘビメタパパの書斎 › 2017年06月
スポンサーリンク
この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
2017年06月14日
ニッポンの強者の宴~後編~
さて、クラブチッタ川崎にて行われた「PURE ROCK JAPAN 2017」。
続編です。
:
:
:
ALDIOUSからの転換中、流れてくるBGMはHELLOWEEN、ANGRA、そしてまさかのCHROMING ROSE!!
テンションが上がっていく中、いよいよ初の摩天楼オペラのライブが幕を開けます!
【摩天楼オペラ】
オープニングは、最新アルバムでもオープングを飾った[PANTHEON]!!
適度なスピード感を伴いながら、ヴィジュアル系的な耽美さとシンフォニックメタルの魅力が共存した「今の摩天楼オペラ」を象徴するような曲ですね。
気がつけば、ワタシの回りは圧倒的に女性が多くなっています。
[止まるんじゃねぇ]を挟み、放たれたのは[BURNING SOUL]!!
彼らの楽曲の中でも屈指のスピードチューン。
完全に「ヘヴィメタル」を貫く、強靱な曲だ。
ヴォーカルの苑のハイトーンは、ライブでも実に力強い。若干苦しそうな場面はあるものの、曲の魅力を充分に表現してくれています。
ゴリゴリと全てを薙ぎ倒していくかのようなリフも心地いい!
が、このあたりでちょっとした違和感が。
周りにいる女性たちが、みんな同じような振り付け、同じようにアタマを、髪を振り乱す。
特に曲の始まりからサビまで、一致団結したかのような振り付けの「予定調和」感はなんだか居心地の悪さを感じます。
そして、長い髪をブルンブルンと歌舞伎役者顔負けのように振り回す様は「イソギンチャクの高速回転」といったイメージ。
‥これ、ラウドパークのときにも感じたな‥と思い返せば、the GazettE のときと同じ空間だ。これは。
「摩天楼オペラはヴィジュアル系のニオイが強すぎる」という声も聞かれるわけですが、こういった空間を目の当たりにしてしまうと「ですよねー」と言わざるを得ない。
音楽性はメタル寄りなんですけどねぇ。
MCでは
「ここにいるヤツら、全部メタラーなんだろ‥どうかしてるぜ(笑)」
「みんな、ツーバス大好きだろ。俺たちもツーバス大好きでここまでやってきたぜ」
と、メタルファンをニヤニヤと共感させてくれました。
そして後半。
「俺たちが一気にメタルへ舵を切った、この曲」という語りに導かれ‥
待望の名曲[GLORIA]へ!!
ワタシが彼らのことを知り、一気に引き込まれていった曲だ。
もちろん、最初から最後まで、全部一緒に歌える。
だから、声の限りに歌う。
♪Spirits in our song embrace Gloria , All the pain and hurt's put behind
愛した過去と同じように この先はあるさ
♪We will see the world full of Gloria , Even stains will color our days
人に在るべき心を誤魔化さない 強さを持って‥
素晴らしい。こみあげてくるものを隠せない。涙腺が緩むのを感じる。
その感慨の中、ラストに披露されたのは‥
[PHOENIX]!!
メンバーの脱退もあり、まさに生まれ変わりとなったミニアルバムから、まさに不死鳥の如く蘇ったキラーチューン。
ここ数作、ちょっと不完全燃焼の感がありましたが、この曲で「やっぱり摩天楼オペラは最高だ!!」と再認識させてくれた曲。
今の段階で、間違いなく今年のベストチューン候補の曲。
SONATA ARCTICAを思わせる、キラキラとポジティブなメロディ。
感慨冷めやらぬ中、さらなる感動を振りまきながら駆け抜けていきました。
間違いなく、確信を持って、「この日のベストアクトだった!!」と断言できるステージでした。
正直なところ、摩天楼オペラはキラーチューンと、そうでない曲のクオリティに開きがあると感じることがある。
それでも、彼らの持つ名曲たち、そしてライブでのポテンシャルはスバ抜けている。
ヴィジュアル系だから‥と敬遠していた人たちも、彼らの鋼鉄のスピリットを充満させたステージは魅力的に見えたのではないでしょうか。
本当に素晴らしかった!
川崎まで行ってよかった!
GLORIA/摩天楼オペラ
‥この曲は、ニッポンのEmerald Swordだ!
そしてトリを飾るのは‥
【GALNERYUS】
YAMA-B在籍時の1stアルバムから、小野さんに代わってからもずっと好きなバンドだ。
ライブは‥ラウドパーク、[UNDER THE FORCE OF COURAGE]のツアー、先日の新宿のライブ‥で、なんだかんだで4回目になりますね。
いつ見ても、毎回彼らのプロフェッショナルっぷりには驚嘆させられます。
フェスの限られた時間で、どんなセットリストを魅せてくれるでしょうか。
そして、参戦決定のときにアナウンスされた「彼らにとって、史上初の『あること』を披露」とは、なんでしょうか。
そして、直前にアナンウスされた「重大発表」とは、なんでしょうか。
オープニングにチョイスされたのは、[Braving Flag]!!
やや意外なチョイスだったでしょうか。
が、個人的には大好きな曲です。
もうすっかり、小野さんの声が馴染んできた感のある曲の代表格でしょうか。
[The Sign Of The Next Generation]も、小野さんによって新たな息吹を吹き込まれた(というか、新しい曲に生まれ変わった?)、中期の名曲。
おなじみ[Hunting For Your Dream]を挟み‥
ちなみに、「重大発表」は‥
小野さん「なんと‥なんと‥昨年新たに加入したドラムのFUMIYAが‥」
観客「おー」「えー!!」「いやー!!!」
小野さん「なんと‥髭を剃りました!!」
観客「(笑)」
というやりとりに始まり、秋にリリースされるニューアルバムの情報がアナウンスされましたね。
そして後半には、あのイントロが![The Force Of Courage]!
[ANGEL OF SALVATION]と並ぶ、15分近い大曲であり名曲!!
[UNDER THE FORCE OF COURAGE]の再現ライブではもちろん披露されましたが、こういったフェスで[ANGEL OF SALVATION]を差し置いて披露されるのは珍しいのではないでしょうか。
どちらかというと[ANGEL OF SALVATION]のほうがクローズアップされている感もありますが(もちろんワタシも大好きですが)、この曲の叙情性とドラマは唯一無二。
この曲も大好きなのだ。
長い曲ですが、あっというまに時間は過ぎていきます。
そしてラストにチョイスされたのは[Raise My Sword]!!
もちろん場内は声をそろえて大合唱。声の限りに叫びます!!
‥トリとしての曲数は、全然物足りないものでした。
[Destiny]
[Angel of Salvation]
[Silent Revelation]
[Struggle for the Freedom Flag]
といった、個人的に大好きな曲も演奏されませんでした。
それでも、「あー、いいライブだった。素晴らしい空間だった」と思わせてくれるガルネリウス。
小野さんのほのぼのとしたパフォーマンスやMCから、一転して神々しさと鬼神のような力強さを併せ持つパフォーマンス。
SYUを筆頭に、まさに「超人たちの宴」といった感のあるバンドメンバー。
圧倒的な存在感と安定感を見せつけ、「やっぱりガルネリウスは格が違う」と見せつけてくれました。
GALNERYUS - THE FORCE OF COURAGE The Sense Of Our Lives
‥長いのに、最後まで途切れない緊張感がサイコーです。
【オマケ】
最後に、それぞれのバンドメンバーがステージに集結し、セッションで披露されたのは、IRON MAIDEN の[The Trooper]!!
リフが爪弾かれた瞬間、アリーナの人波は一気に前方へ。
まさかの、この日一番の圧縮率の高さを見せました。
歌詞カードを見ながら歌う小野さんの姿は微笑ましかった‥。
【総括】
それぞれのバンドの持ち時間は、ほぼ同じ(一時間前後)だったでしょうかね。
ガルネリウスでは物足りなさを感じつつも、GYZEでは「嬉しい誤算のステージの長さ」だったわけで、これは一長一短でしょうか。
オーディエンスは、それぞれの目的のバンドがあった感があり、興味のないバンドのときは少し引いて構えていたように感じました。
若干アウェイだったGYZE。
年齢層の高い男性が中心だったALDIOUS。
バンギャが猛威を振るった摩天楼オペラ。
そして、会場全体を暖かくも濃密な一体感で包んでくれた、トリのGALNERYUS。
こういった楽しみ方も、こういったフェスならではでしょうか。
それぞれのファンが、興味のなかったバンド、聞いたことのないバンドに興味を持ってくれて、こういったジャンルの底上げになることを願うばかりです。
個人的には全部のバンドが楽しみでしたが、全部のバンドが素晴らしかった!
そんな中でのベストアクトは、やはり摩天楼オペラ!
首もノドも腕も、すべて燃え尽きました‥次回は是非LOUDPARK17で!
続編です。
:
:
:
ALDIOUSからの転換中、流れてくるBGMはHELLOWEEN、ANGRA、そしてまさかのCHROMING ROSE!!
テンションが上がっていく中、いよいよ初の摩天楼オペラのライブが幕を開けます!
【摩天楼オペラ】
オープニングは、最新アルバムでもオープングを飾った[PANTHEON]!!
適度なスピード感を伴いながら、ヴィジュアル系的な耽美さとシンフォニックメタルの魅力が共存した「今の摩天楼オペラ」を象徴するような曲ですね。
気がつけば、ワタシの回りは圧倒的に女性が多くなっています。
[止まるんじゃねぇ]を挟み、放たれたのは[BURNING SOUL]!!
彼らの楽曲の中でも屈指のスピードチューン。
完全に「ヘヴィメタル」を貫く、強靱な曲だ。
ヴォーカルの苑のハイトーンは、ライブでも実に力強い。若干苦しそうな場面はあるものの、曲の魅力を充分に表現してくれています。
ゴリゴリと全てを薙ぎ倒していくかのようなリフも心地いい!
が、このあたりでちょっとした違和感が。
周りにいる女性たちが、みんな同じような振り付け、同じようにアタマを、髪を振り乱す。
特に曲の始まりからサビまで、一致団結したかのような振り付けの「予定調和」感はなんだか居心地の悪さを感じます。
そして、長い髪をブルンブルンと歌舞伎役者顔負けのように振り回す様は「イソギンチャクの高速回転」といったイメージ。
‥これ、ラウドパークのときにも感じたな‥と思い返せば、the GazettE のときと同じ空間だ。これは。
「摩天楼オペラはヴィジュアル系のニオイが強すぎる」という声も聞かれるわけですが、こういった空間を目の当たりにしてしまうと「ですよねー」と言わざるを得ない。
音楽性はメタル寄りなんですけどねぇ。
MCでは
「ここにいるヤツら、全部メタラーなんだろ‥どうかしてるぜ(笑)」
「みんな、ツーバス大好きだろ。俺たちもツーバス大好きでここまでやってきたぜ」
と、メタルファンをニヤニヤと共感させてくれました。
そして後半。
「俺たちが一気にメタルへ舵を切った、この曲」という語りに導かれ‥
待望の名曲[GLORIA]へ!!
ワタシが彼らのことを知り、一気に引き込まれていった曲だ。
もちろん、最初から最後まで、全部一緒に歌える。
だから、声の限りに歌う。
♪Spirits in our song embrace Gloria , All the pain and hurt's put behind
愛した過去と同じように この先はあるさ
♪We will see the world full of Gloria , Even stains will color our days
人に在るべき心を誤魔化さない 強さを持って‥
素晴らしい。こみあげてくるものを隠せない。涙腺が緩むのを感じる。
その感慨の中、ラストに披露されたのは‥
[PHOENIX]!!
メンバーの脱退もあり、まさに生まれ変わりとなったミニアルバムから、まさに不死鳥の如く蘇ったキラーチューン。
ここ数作、ちょっと不完全燃焼の感がありましたが、この曲で「やっぱり摩天楼オペラは最高だ!!」と再認識させてくれた曲。
今の段階で、間違いなく今年のベストチューン候補の曲。
SONATA ARCTICAを思わせる、キラキラとポジティブなメロディ。
感慨冷めやらぬ中、さらなる感動を振りまきながら駆け抜けていきました。
間違いなく、確信を持って、「この日のベストアクトだった!!」と断言できるステージでした。
正直なところ、摩天楼オペラはキラーチューンと、そうでない曲のクオリティに開きがあると感じることがある。
それでも、彼らの持つ名曲たち、そしてライブでのポテンシャルはスバ抜けている。
ヴィジュアル系だから‥と敬遠していた人たちも、彼らの鋼鉄のスピリットを充満させたステージは魅力的に見えたのではないでしょうか。
本当に素晴らしかった!
川崎まで行ってよかった!
GLORIA/摩天楼オペラ
‥この曲は、ニッポンのEmerald Swordだ!
そしてトリを飾るのは‥
【GALNERYUS】
YAMA-B在籍時の1stアルバムから、小野さんに代わってからもずっと好きなバンドだ。
ライブは‥ラウドパーク、[UNDER THE FORCE OF COURAGE]のツアー、先日の新宿のライブ‥で、なんだかんだで4回目になりますね。
いつ見ても、毎回彼らのプロフェッショナルっぷりには驚嘆させられます。
フェスの限られた時間で、どんなセットリストを魅せてくれるでしょうか。
そして、参戦決定のときにアナウンスされた「彼らにとって、史上初の『あること』を披露」とは、なんでしょうか。
そして、直前にアナンウスされた「重大発表」とは、なんでしょうか。
オープニングにチョイスされたのは、[Braving Flag]!!
やや意外なチョイスだったでしょうか。
が、個人的には大好きな曲です。
もうすっかり、小野さんの声が馴染んできた感のある曲の代表格でしょうか。
[The Sign Of The Next Generation]も、小野さんによって新たな息吹を吹き込まれた(というか、新しい曲に生まれ変わった?)、中期の名曲。
おなじみ[Hunting For Your Dream]を挟み‥
ちなみに、「重大発表」は‥
小野さん「なんと‥なんと‥昨年新たに加入したドラムのFUMIYAが‥」
観客「おー」「えー!!」「いやー!!!」
小野さん「なんと‥髭を剃りました!!」
観客「(笑)」
というやりとりに始まり、秋にリリースされるニューアルバムの情報がアナウンスされましたね。
そして後半には、あのイントロが![The Force Of Courage]!
[ANGEL OF SALVATION]と並ぶ、15分近い大曲であり名曲!!
[UNDER THE FORCE OF COURAGE]の再現ライブではもちろん披露されましたが、こういったフェスで[ANGEL OF SALVATION]を差し置いて披露されるのは珍しいのではないでしょうか。
どちらかというと[ANGEL OF SALVATION]のほうがクローズアップされている感もありますが(もちろんワタシも大好きですが)、この曲の叙情性とドラマは唯一無二。
この曲も大好きなのだ。
長い曲ですが、あっというまに時間は過ぎていきます。
そしてラストにチョイスされたのは[Raise My Sword]!!
もちろん場内は声をそろえて大合唱。声の限りに叫びます!!
‥トリとしての曲数は、全然物足りないものでした。
[Destiny]
[Angel of Salvation]
[Silent Revelation]
[Struggle for the Freedom Flag]
といった、個人的に大好きな曲も演奏されませんでした。
それでも、「あー、いいライブだった。素晴らしい空間だった」と思わせてくれるガルネリウス。
小野さんのほのぼのとしたパフォーマンスやMCから、一転して神々しさと鬼神のような力強さを併せ持つパフォーマンス。
SYUを筆頭に、まさに「超人たちの宴」といった感のあるバンドメンバー。
圧倒的な存在感と安定感を見せつけ、「やっぱりガルネリウスは格が違う」と見せつけてくれました。
GALNERYUS - THE FORCE OF COURAGE The Sense Of Our Lives
‥長いのに、最後まで途切れない緊張感がサイコーです。
【オマケ】
最後に、それぞれのバンドメンバーがステージに集結し、セッションで披露されたのは、IRON MAIDEN の[The Trooper]!!
リフが爪弾かれた瞬間、アリーナの人波は一気に前方へ。
まさかの、この日一番の圧縮率の高さを見せました。
歌詞カードを見ながら歌う小野さんの姿は微笑ましかった‥。
【総括】
それぞれのバンドの持ち時間は、ほぼ同じ(一時間前後)だったでしょうかね。
ガルネリウスでは物足りなさを感じつつも、GYZEでは「嬉しい誤算のステージの長さ」だったわけで、これは一長一短でしょうか。
オーディエンスは、それぞれの目的のバンドがあった感があり、興味のないバンドのときは少し引いて構えていたように感じました。
若干アウェイだったGYZE。
年齢層の高い男性が中心だったALDIOUS。
バンギャが猛威を振るった摩天楼オペラ。
そして、会場全体を暖かくも濃密な一体感で包んでくれた、トリのGALNERYUS。
こういった楽しみ方も、こういったフェスならではでしょうか。
それぞれのファンが、興味のなかったバンド、聞いたことのないバンドに興味を持ってくれて、こういったジャンルの底上げになることを願うばかりです。
個人的には全部のバンドが楽しみでしたが、全部のバンドが素晴らしかった!
そんな中でのベストアクトは、やはり摩天楼オペラ!
首もノドも腕も、すべて燃え尽きました‥次回は是非LOUDPARK17で!
2017年06月09日
ニッポンの強者の宴~前編~
基本的に関東や関西へのライブでの「遠征」は秋のLOUDPARKのみ。と決めているのですが‥
あまりにも魅力的なラインナップで、その禁を破っての遠征となりました。
場所はクラブチッタ川崎。
「PURE ROCK JAPAN 2017」へ参戦してきましたよ。

参加バンドは‥
国産メロデスの若き旗手、GYZE。
ガールズメタルの先鋭、ALDIOUS。
ヴィジュアル系ながらもメロディックなメタルを標榜する、摩天楼オペラ。
そしてジャパニーズメタルの雄、GALNERYUS。
これだけ揃えば「行かねば!」と思いますよね。
:
:
さて、当日。
特に物販は「買えれば買う、って程度かなー」ということで深く考えていなかったわけですが、先行でフェスのオフィシャルTのみ販売するとのこと。
「まぁ、デザインを見てから考えるか」ということで、14:30販売に向け、10分ほど前に到着。
‥既に並んでいますね。30人ほどでしょうか。
とはいえ、ラウドパークを思えば全然たいしたことないので、気楽に待ちます。
そして、ドンドン進んでいく列。
そりゃ一種類だけだから、迷う必要ないからね。早いよね。
そしてワタシの順番になって‥
デザイン。うーん、まぁまぁかな。どっちでもいいかな。
けど、シッカリとそれぞれのバンドのロゴが刻まれたバックプリントは魅力的!
最近のLOUDPARKのバックプリントは、同一フォントで刻まれてることが多いので、オリジナルのフォントだと魅力が増すのだ。
・・買っておくか。
そして、次に迷うのがサイズ。
LOUDPARKでは海外サイズのMを買うのですが‥国内サイズってワンサイズ大きいほうがいいんだろか。
チラっとワタシの前の人たちのチョイスを見ていると、明らかにワタシよりも2まわりくらい大きい人がLを買っている。
あの人がLなら‥ワタシがLだと大きいな。
ということで、迷いながらもMサイズを購入。
で、買ってしまえばその後は、購入したTシャツを広げては、プリントされたバンドロゴを眺めては「あー、素晴らしい。この4バンドのロゴが並んでるなんて‥」とウットリ。

そんなウットリを繰り返しつつ、開場後にボチボチと会場入り。
この時点でオフィシャルTは売り切れ。
買っておいて良かった!
それぞれのバンドTは‥うん、オフィシャルTにしておいてよかった。というところ。
入場してみると、さすがクラブチッタ。最近参戦したライブハウスの中ではダントツに広い!
開演直前になっても、わりと余裕のある空間です。
耳栓を装着して、いよいよ開幕!
登場順は公式にはアナウンスされていなかったわけですが、トップバッターで登場したのは‥
【GYZE】
LOUDPARKでのオープニングアクトで熱狂的な空間を作ってくれた彼ら。
そして、その後にリリースされた3rdアルバムの素晴らしさは先日書かせて頂きましたね。
ライブ映えしそうな曲たちが並ぶアルバムからどの曲がチョイスされるのか。
そして過去のアルバムからは、あの曲は演奏してくれるのでしょうか。
期待がパンパンに膨らむ中、開演です!
オープニングを飾ったのは3rdアルバムの一曲目、[Pirates Of Upas]!!
このアルバムを象徴するかのような、そしてGYZEの魅力が詰まった、アグレッシヴかつメロディアスなチューンです。
すでにサークルピットに飛び込みたくなるかのような衝動に駆られますが、まだこの段階ではピットは発生してないようです。
サビでの「♪Snow Pirates , Yes We Are!! Snow Pirates , Yes We Are!! 」というシンガロング、突き上げられる拳。拳。拳。
開幕からアドレナリン全開!
[Black Shumari]や[Perryi Rain Dragon]といったチューンを挟み、中盤ではまさかの[Moonlight Sonata]!!
アルバムではラストでボーナストラック扱いとなっていたものの、ワタシの大好きなヴェートーベンの「月光」をメロデス風にアレンジしたこの曲。
GYZEを初めて聞いた人も一気に惹きつけられたのではないでしょうか。
アルバムのリードチューンといってもいいでしょう、[The Bloodthirsty Prince]。
この曲あたりでピットができるかなーと思いましたし、実際、バンドメンバーも指をクルクル回して「ピット作れ!!」的なジェスチャーをしてましたが、そういった気配はなし。
うーん、ラウパのときとずいぶん雰囲気が違うなー‥と思いつつ‥
「次は俺たちの中で最も激しい曲。拳を振り上げるなり、ピットを作るなり、思いのままに楽しんでくれ!」という言葉に導かれて爪弾かれたリフは‥
[Final Revenge]!!
そう、ラウドパークで早朝からビッグなウォールオブデスとサークルピットを巻き起こしたこの曲。
リフに導かれるように、アリーナにポッカリと空間ができる。(小さいけど)
加速と同時に、人が解き放たれたように突入し、ぶつかり、グルグルと輪ができる。(少ないけど)
ワタシももちろん飛び込む。
やはりこの曲の煽動力は強い!
続いては1stの代表曲[Desire]!!
さらには最新アルバムのタイトルソング[Nothern Hell Song]!!
巻き起こる「♪Nothern Hell Song!!」の大合唱。
心地よい疲れとともに、彼らのステージは幕を降ろしました。
やはり最新アルバムの素晴らしさと、いかにライブにフィットする曲なのかを体感した時間となりました。
とはいえ、やはり唯一のメロデス系ということもあってか、若干アウェイな空気だったかなーと感じました。
そんな中でも若くして貫祿のステージを見せつけてくれたGYZE。
ヨーロッパツアーを経て余裕が生まれたパフォーマンスは、次はLOUDPARKのステージで、ビッグなウォールオブデスの再現とともに実現してほしいものです。
Final Revenge / GYZE
・・LOUDPARKでのパフォーマンス。どうしてもこの狂乱と比較しちゃうんですよね。
そして、熱いパフォーマンスを魅せてくれたGYZEに続いて登場したのは‥
【ALDIOUS】
昨今のガールズメタルブームの火付け役と言ってもいいでしょう。
ワタシが彼女たちのステージを見るのはLOUDPARK以来。
そのときは、サブステージとの兼ね合いもあって、少ししか見られませんでした。
が、その魅惑のステージは「もっとたくさん見てみたい!」と思わせてくれるものでした。
そしてその思いが、ようやく叶いますよ。
オープニングを飾るのは、最新アルバムからの[Utopia]。
最新アルバムで事前に公開されていた曲のうちの一曲ですね。
正直なところ、今まで数枚、彼女たちのアルバムを聞いてきましたが「うーん、悪くないんだけど、絶対的な何かがあるわけでもない」という印象でした。
イメージに縛られすぎて、なんだか窮屈に聞こえてしまうところがあったのです。
「ALDIOUSは、こういう音、こういうムードじゃないといけない」みたいな堅苦しさを感じたりしていたのです。
が。
今回のアルバムの曲は、そういうイメージから解き放された感があった。
この[UTOPIA]も、スピード感やリフの力強さは今までの魅力を保ちつつ、メロディの優しさ、歌詞の柔和さが印象的。
彼女たちの強さ、優しさ、華やかさがようやくバランスよく昇華した感がある。
ヴォーカルの声にも、歌詞がバッチリとフィット。
一つ上のステージに上がったことを強く感じさせてくれます。
オーディエンスも、GYZEのときよりも一体感が増している気がします。
(とはいえ、一部の女性たちは退屈そうに見てましたが‥摩天楼オペラ待ちでしょうかね)
ヘヴィでありながらも、やはり耳を惹きつける[GO AWAY]もライブに映えますね。
ラストは[Dominator]で駆け抜けて終了。
‥[Without You]で一緒に手拍子したかったなー。絶対やってくれると思ってたんだけどなー。
[LUFT][ULTIMATE MELODIOUS]も聴きたかったなー。
それでも、充分に彼女たちの魅力が感じられるステージとなりました。
LOUDPARKのときにも書いたかもしれませんが、ワタシにとってALDIOUSはプリキュアのように映る。
美しく、可憐で、華麗で、なんといっても強い。
個々の個性が際立つという意味でも。
なんとなく「悪くないんだけどね」という印象が続いていたわけですが、最新アルバムと今回のライブで「これからが楽しみだ!」と期待を抱かせてくれました。
Aldious / Utopia (YouTube version)
・・一皮むけた感のある名曲!
:
:
:
さて、残りのバンドは「後半へ続く」ということで‥。
あまりにも魅力的なラインナップで、その禁を破っての遠征となりました。
場所はクラブチッタ川崎。
「PURE ROCK JAPAN 2017」へ参戦してきましたよ。

参加バンドは‥
国産メロデスの若き旗手、GYZE。
ガールズメタルの先鋭、ALDIOUS。
ヴィジュアル系ながらもメロディックなメタルを標榜する、摩天楼オペラ。
そしてジャパニーズメタルの雄、GALNERYUS。
これだけ揃えば「行かねば!」と思いますよね。
:
:
さて、当日。
特に物販は「買えれば買う、って程度かなー」ということで深く考えていなかったわけですが、先行でフェスのオフィシャルTのみ販売するとのこと。
「まぁ、デザインを見てから考えるか」ということで、14:30販売に向け、10分ほど前に到着。
‥既に並んでいますね。30人ほどでしょうか。
とはいえ、ラウドパークを思えば全然たいしたことないので、気楽に待ちます。
そして、ドンドン進んでいく列。
そりゃ一種類だけだから、迷う必要ないからね。早いよね。
そしてワタシの順番になって‥
デザイン。うーん、まぁまぁかな。どっちでもいいかな。
けど、シッカリとそれぞれのバンドのロゴが刻まれたバックプリントは魅力的!
最近のLOUDPARKのバックプリントは、同一フォントで刻まれてることが多いので、オリジナルのフォントだと魅力が増すのだ。
・・買っておくか。
そして、次に迷うのがサイズ。
LOUDPARKでは海外サイズのMを買うのですが‥国内サイズってワンサイズ大きいほうがいいんだろか。
チラっとワタシの前の人たちのチョイスを見ていると、明らかにワタシよりも2まわりくらい大きい人がLを買っている。
あの人がLなら‥ワタシがLだと大きいな。
ということで、迷いながらもMサイズを購入。
で、買ってしまえばその後は、購入したTシャツを広げては、プリントされたバンドロゴを眺めては「あー、素晴らしい。この4バンドのロゴが並んでるなんて‥」とウットリ。

そんなウットリを繰り返しつつ、開場後にボチボチと会場入り。
この時点でオフィシャルTは売り切れ。
買っておいて良かった!
それぞれのバンドTは‥うん、オフィシャルTにしておいてよかった。というところ。
入場してみると、さすがクラブチッタ。最近参戦したライブハウスの中ではダントツに広い!
開演直前になっても、わりと余裕のある空間です。
耳栓を装着して、いよいよ開幕!
登場順は公式にはアナウンスされていなかったわけですが、トップバッターで登場したのは‥
【GYZE】
LOUDPARKでのオープニングアクトで熱狂的な空間を作ってくれた彼ら。
そして、その後にリリースされた3rdアルバムの素晴らしさは先日書かせて頂きましたね。
ライブ映えしそうな曲たちが並ぶアルバムからどの曲がチョイスされるのか。
そして過去のアルバムからは、あの曲は演奏してくれるのでしょうか。
期待がパンパンに膨らむ中、開演です!
オープニングを飾ったのは3rdアルバムの一曲目、[Pirates Of Upas]!!
このアルバムを象徴するかのような、そしてGYZEの魅力が詰まった、アグレッシヴかつメロディアスなチューンです。
すでにサークルピットに飛び込みたくなるかのような衝動に駆られますが、まだこの段階ではピットは発生してないようです。
サビでの「♪Snow Pirates , Yes We Are!! Snow Pirates , Yes We Are!! 」というシンガロング、突き上げられる拳。拳。拳。
開幕からアドレナリン全開!
[Black Shumari]や[Perryi Rain Dragon]といったチューンを挟み、中盤ではまさかの[Moonlight Sonata]!!
アルバムではラストでボーナストラック扱いとなっていたものの、ワタシの大好きなヴェートーベンの「月光」をメロデス風にアレンジしたこの曲。
GYZEを初めて聞いた人も一気に惹きつけられたのではないでしょうか。
アルバムのリードチューンといってもいいでしょう、[The Bloodthirsty Prince]。
この曲あたりでピットができるかなーと思いましたし、実際、バンドメンバーも指をクルクル回して「ピット作れ!!」的なジェスチャーをしてましたが、そういった気配はなし。
うーん、ラウパのときとずいぶん雰囲気が違うなー‥と思いつつ‥
「次は俺たちの中で最も激しい曲。拳を振り上げるなり、ピットを作るなり、思いのままに楽しんでくれ!」という言葉に導かれて爪弾かれたリフは‥
[Final Revenge]!!
そう、ラウドパークで早朝からビッグなウォールオブデスとサークルピットを巻き起こしたこの曲。
リフに導かれるように、アリーナにポッカリと空間ができる。(小さいけど)
加速と同時に、人が解き放たれたように突入し、ぶつかり、グルグルと輪ができる。(少ないけど)
ワタシももちろん飛び込む。
やはりこの曲の煽動力は強い!
続いては1stの代表曲[Desire]!!
さらには最新アルバムのタイトルソング[Nothern Hell Song]!!
巻き起こる「♪Nothern Hell Song!!」の大合唱。
心地よい疲れとともに、彼らのステージは幕を降ろしました。
やはり最新アルバムの素晴らしさと、いかにライブにフィットする曲なのかを体感した時間となりました。
とはいえ、やはり唯一のメロデス系ということもあってか、若干アウェイな空気だったかなーと感じました。
そんな中でも若くして貫祿のステージを見せつけてくれたGYZE。
ヨーロッパツアーを経て余裕が生まれたパフォーマンスは、次はLOUDPARKのステージで、ビッグなウォールオブデスの再現とともに実現してほしいものです。
Final Revenge / GYZE
・・LOUDPARKでのパフォーマンス。どうしてもこの狂乱と比較しちゃうんですよね。
そして、熱いパフォーマンスを魅せてくれたGYZEに続いて登場したのは‥
【ALDIOUS】
昨今のガールズメタルブームの火付け役と言ってもいいでしょう。
ワタシが彼女たちのステージを見るのはLOUDPARK以来。
そのときは、サブステージとの兼ね合いもあって、少ししか見られませんでした。
が、その魅惑のステージは「もっとたくさん見てみたい!」と思わせてくれるものでした。
そしてその思いが、ようやく叶いますよ。
オープニングを飾るのは、最新アルバムからの[Utopia]。
最新アルバムで事前に公開されていた曲のうちの一曲ですね。
正直なところ、今まで数枚、彼女たちのアルバムを聞いてきましたが「うーん、悪くないんだけど、絶対的な何かがあるわけでもない」という印象でした。
イメージに縛られすぎて、なんだか窮屈に聞こえてしまうところがあったのです。
「ALDIOUSは、こういう音、こういうムードじゃないといけない」みたいな堅苦しさを感じたりしていたのです。
が。
今回のアルバムの曲は、そういうイメージから解き放された感があった。
この[UTOPIA]も、スピード感やリフの力強さは今までの魅力を保ちつつ、メロディの優しさ、歌詞の柔和さが印象的。
彼女たちの強さ、優しさ、華やかさがようやくバランスよく昇華した感がある。
ヴォーカルの声にも、歌詞がバッチリとフィット。
一つ上のステージに上がったことを強く感じさせてくれます。
オーディエンスも、GYZEのときよりも一体感が増している気がします。
(とはいえ、一部の女性たちは退屈そうに見てましたが‥摩天楼オペラ待ちでしょうかね)
ヘヴィでありながらも、やはり耳を惹きつける[GO AWAY]もライブに映えますね。
ラストは[Dominator]で駆け抜けて終了。
‥[Without You]で一緒に手拍子したかったなー。絶対やってくれると思ってたんだけどなー。
[LUFT][ULTIMATE MELODIOUS]も聴きたかったなー。
それでも、充分に彼女たちの魅力が感じられるステージとなりました。
LOUDPARKのときにも書いたかもしれませんが、ワタシにとってALDIOUSはプリキュアのように映る。
美しく、可憐で、華麗で、なんといっても強い。
個々の個性が際立つという意味でも。
なんとなく「悪くないんだけどね」という印象が続いていたわけですが、最新アルバムと今回のライブで「これからが楽しみだ!」と期待を抱かせてくれました。
Aldious / Utopia (YouTube version)
・・一皮むけた感のある名曲!
:
:
:
さて、残りのバンドは「後半へ続く」ということで‥。