ヘビメタパパの書斎 › 2013年11月

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2013年11月28日

サンタに願いを...2013

さて、11月も終わりが近づき、電光石火疾風迅雷で駆け抜けていくであろう12月を迎えますね。

12月といえば・・あの季節ですよ。
そう、クリスマスですよ。

別にクリスチャンでもないし、何がおめでたいんだよ。なんでロマンティックなムードに酔いしれてんだよ。
・・と、思ったりしましたが(今でも多少思いますが)、子供がいれば一大イベントとして盛り上げざるをえないですね。
ま、ナナメに見るよりは、素直に楽しんだほうがいい気もしますしね。

クリスマスといえば、サンタさんですね。



さて、今年のサンタさんは(サザエさん予告風に)

三年生のボウズ。
まだ純粋に信じてるっぽい。
「そろそろサンタさんに手紙書かんといかん!」と気合い入れてましたね。
今年は自分で貯めたお金で3DS(LL)を購入したこともあり、ゲームソフトを所望らしい。
ワタシのスマホで、たまにパズドラをやってることもあり、パズドラZが狙い。

去年まではパズルとかナノブロックとかを欲しがったんですが、今年は
「ああいうのは作ってるときは楽しいけど、作っちゃったらあとは飾るだけやで。ナノブロックは壊すのもメンドくさいし」
ということで。


五年生のムスメ。
こちらは信じてるかどうか微妙だ。けど、冬が近づいてきて
「今年はサンタさんに何お願いしよっかなー(チラッ)」
「あー、これ欲しいんやさなー。あ!サンタさんに頼めばいいんや!(チラッ)」

と、策略的な「チラッ」を多発するようになった。
が、一応「サンタさんへの手紙」を書いていましたね。
その手紙も「去年は欲しかったものをくれてありがとう」とお礼から入るあたりも何か策略が見え隠れするのは気のせいか。
その手紙によると「PSPか3DS、無理なら、あめをわたがしにするやつがほしいです」とのこと。

PSPや3DSは、ボウズが3DSを欲しがったときに「3DSは高いで、サンタさんは無理やろ」ということで自分で買わせた経緯もあるから、ちょい難しいと思われる。
が、その「アメ玉をわたがしにする機械」も、なかなかの値段だ。
けど、以前もこういった「クッキングトイ」を買っても、普段なかなか使わないのが実情。
奥様に「ちょっと二人で相談してみてよ」と女子トークでホンネを聞き出してもらおうかと画策中であります。


しかし、サンタさんの真実をいつ伝えるべきなのか、いつ知るのか、なかなか駆け引きが面倒な年頃だ。
まわりの人は「んなもん、もう知っとるに決まっとるなけ。親に気をつかって知らんフリしとるだけやさ」と言う。

ちなみにLINEの同級生グループで同じ世代のムスメを持つママに訪ねたところ
・今んところ信じてるっぽい。
・疑ってるけど、「信じないとサンタさん来ないよ」と言ってる
・既に高校生やけど、「五年生の頃には知ってたけど、知らんフリしてた」
・ま、自分から言い出すまではそのままでいいんじゃない?

といった意見がありましたね。

ムスメは来年は6年生だからなー。さすがにもう・・・と、去年も同じようなことを思ってたけど、同じようなクリスマスを迎えてしまいましたね。
ボウズも来年は4年生だし、どうなることでしょうかね。

冒頭のももクロの歌詞のように「♪いくつになったって信じてる、サンタのおじさん」というわけにはいかないでしょうねぇ。




  

Posted by テン at 07:45Comments(0)子供たち棚

2013年11月19日

まさか、の‥

「まさかの!」と言うべきか。
「ついに!」と言うべきか。

大騒ぎになるわけでもなく、大々的なアナウンスがあるわけでもなく、細々と、本当にヒッソリと、来日公演が決まりました。
正直、「今じゃないだろ」「もう○○年早かったらなー」という感は否めないわけですが。

というわけで、そのバンドの最新作を。

DARKMOOR [ARS MUSICA]



スペイン発。
なんだかんだで9枚目になりますか。早いもんですね。

エリサ嬢がヴォーカルだった2nd~3rdあたりでは「クサすぎて異臭騒ぎになる」と言われたほどのメロディで加速度的にファンのココロを鷲掴みにしてきた彼ら。
「クサすぎる」というキーワードは、ワタシのようなB級メロスピを愛する人には最上級の賛辞といえる。
そして「鷲掴みにした」と言っても、ワタシのようなB級メロスピを愛する人のココロだけだったかもしれないが、別にいいのだ。

その後、エリサ嬢が脱退してから、その「極上B級のクサさ」が徐々に薄くなっていったことで、少しファン層が変わってきたのではないかと思う。
もっとバッサリ言ってしまえば、そのころのファンで既に見限ってしまった人もいるかもしれない。

が、個人的にはエリサ嬢が抜けてからの6thとなる[TAROT]が一番の名作だと思っているので、まだ一応追いかけていた。
が、やはりここ数作の作風の変化には戸惑いを隠せない。

そんな中、唐突に来日公演が決まった。

結婚前には月イチ程度のペースでライブに通ったワタシではあるが、結婚してからというもの、年に一度のLOUDPARK以外は極力ライブを封印してきた。
まぁ「封印」なんてカッコイイ言葉で表現しなくても、端的に言えば「小遣い制サラリーマン」「奥様への遠慮」という二点に尽きるわけだが。

最近の来日アーティストのチケットは高い。とにかく高い。
丸一日、たくさんのバンドを楽しめるLOUDPARKが14000円程度なのに、単独公演で8000円とか10000円とかもザラだ。
そんな中、今回は3500円という良心的価格。
しかもキャパ150人という、「異臭騒ぎ」の頃の喧騒とは程遠いコンパクトなライブだ。
値段も安いし、ここで見ておかないと二度と見れないかもという思いと、応援したい思いとで、久々の単独ライブ参戦を決意しましたよ。

・・・おっと、ライブの話が長くなってしまった。


上述の通り、名作[TAROT]を分水嶺として作風は一気にアーティスティックな方向へシフトしていました。
初期の魅力であった疾走感や攻撃力は影をひそめ、歌劇的世界観をシンフォニックに彩っていくような音楽性になってきました。
とはいえ、DARKMOORらしさ(といっても、エリサ脱退以降のね)は充分に感じられるわけですが。

そして今作。
基本的な音楽性はここ数作の延長線上と言っていいでしょう。

今作はさらに「おとぎ話」のような、絵本のストーリーを紡ぐかのような、さらに誤解を恐れずに例えるならメルヘンのような、と言うべきだろうか。
陶酔した世界の中に、やはりDARKMOORの刻印が押されたメロディが展開していきます。
やはりスピード感は控えめ。

「メルヘン的」な象徴でもあるオープニングのインストナンバー、[ARS MUSICA]は、ロールプレイングゲームのプロローグ、オープニングを思わせる展開。

そしてDARKMOOR的メロディが宿る、「スペインの至宝」と呼ばれた(よね?)彼らのアンセムとなるようなタイトル[FIRST LANCE OF SPAIN]
初期のメロディとスケールアップした音楽性が融合したキラーチューンであり、[TAROT]の頃に近いと言えるのではないでしょうか。

[THE ROAD AGAIN]も同様に、適度な攻撃力に、情感あふれるメロディが印象的な良曲。
女性コーラスの被せかたがワタシ好みです。

[LIVING IN A NIGHTMARE]は、このアルバム筆頭の疾走チューン。
メロディックパワーメタル的疾走感にオペラティックなアレンジが印象的。

そしてこのアルバム、こういった「らしい曲」もいくつかありつつ、その他の曲が驚きなのだ。

メロハー的イントロに導かれ、温もりが溢れたコマーシャルなサビを迎える[THIS IS MAY WAY]は、まるでMEAT LOAFのような印象を残します。
この曲を聞いたエリサ時代のファンは、そっと「停止」ボタンを押してしまうかもしれません。
いい曲なのだが、DARKMOORでこの展開は意外だ。

さらに驚きなのが[GARA & JONAY]
ピアノから始まり、曲の盛り上がり方、歌いまわし(声質は全くことなるけど)、すべてがROBBY VALENTINEなのだ。
おそらくロビーが歌っていたら、名曲として名を残したであろう曲なのだ。
で、歌詞が「♪Only you, forever my girlfriend..」と来たもんだ。
この曲を聞いたエリサ時代のファンは、そっと(以下略)
いい曲なのだが、DAKMOORで(以下略)

というわけで、「来日するし、久しぶりに買ってみるか」という初期のファンにとってはショッキングな内容かもしれませんね。
方向性の変移のパターンという意味では、KAMELOTを思わせます。

個人的には、エリサ嬢の時代を引きずっているわけではないので、まだまだ[TAROT]的名作を生み出してくれると期待しているんですがね。
彼ら得意のクラシックのメタルアレンジも期待しているんですがね。
この方向性はしばらく続きそうですかね。

ライブでは、このアルバムが中心になることでしょう。
エリサ時代の曲はあまり期待できないかもしれませんが、せめて[TAROT]から数曲チョイスしてくれることを願うばかりです。


Dark Moor - First Lance of Spain















  

Posted by テン at 07:38Comments(2)D

2013年11月12日

骨折の骨折り損⑤

さて、LOUDPARKを経て落ち着いてきた感のある「第5中足骨骨折」の状況。

ほぼ一ヶ月が経過しましたね。


< 35日目 > (5週間 経過)

前回、まるまる4週間を経過してとりあえずこのまま様子を見る、ということになりましたね。
さらにその一週間後。

お医者様「痛みはない?」
ワタシ「はい」
お医者様「じゃ、もう少しこのまま様子をみようか」
ワタシ「(ですよねー)はい」

ということで、超簡略的な診察で終了。
この間も超音波のリハビリは続けていますよ。


< 42日目 > (6週間/一ヶ月半 経過)

様子を見るということで、特に記すこともないまま一週間経過。
ほぼ痛みはない。

あ、そういえばこの週に社員旅行がありましてね。
まるまる二日間歩きっぱなしでしたね。

折った箇所は痛みはないのだが、その箇所を無意識のうちにかばっているようで、反対側の指先やら、ふくらはぎやら、いろいろなところに痛みが。
ちょっと調子いいからって、調子に乗ってはいけませんね。

そして、社員旅行から戻って診察。

お医者様「調子、どう?」
ワタシ「はぁ、何も変わりませんね。」
お医者様「骨折して一ヶ月半だよね・・・じゃ、シーネ外してみようか」
ワタシ「・・いいんですか!?」
お医者様「レントゲン見ると、だいぶ白くなってきてるし」(骨が形成されているらしい)
ワタシ「(ホントだ!)」
お医者様「こうやって(骨折箇所を押したり、指先を曲げたり)・・痛い?」
ワタシ「大丈夫です」
お医者様「じゃ、外して生活してみようか。ただ、長時間歩くときはシーネ使ってね」

ということで、骨折からほぼ一ヶ月半。
無事に素足リターンズ!


で、そういえば今までギプスの経過とかを載せてなかったので、載せておきましょうかね。
オッサンの足なんぞ、あんまりキレイなものじゃないから、見たくない方はココで引き返すといいかもしれませんよ。

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①完全ギプス。初日から二週間装着。ひざ下から、ほぼ指先までフル装備。




②半分ギプス。二週間目から、約10日間装着




③シーネ(グラスシーネ?)。カパッとハメる簡易的なヤツ。25日目から42日目まで




この先、まだまだリハビリは続きますね。
あとは通院が終了した頃に、何かまとめ的に書ければ・・と思っておりますよ。


  

Posted by テン at 07:59Comments(4)雑記棚

2013年11月08日

期待と不安の復帰劇

「TNTにトニー・ハーネル復帰!」というニュースが駆けめぐっている。(ワタシの脳内だけかもしれませんがね)

TNTが大好きな人。(ワタシです)
過去のTNTでのゴタゴタでウンザリな人。(ワタシです)
音楽性の変移で興味を失いつつある人。(ワタシです)
だけどトニー・ハーネルが大好きな人。(ワタシです)

いまさら諸手を挙げて「ウッシャ!」というわけでもなく、だからといって「やっぱTNTはトニー・ハーネルだからな」という思いもありつつ、まぁあんまり期待しちゃアレだからさ、まぁ適度なところでゴニョゴニョ・・という複雑な心境でしょう。

上述の通り、TNT大好きなワタシなので、今までいくつかTNTのアルバムには触れてきました。
が、まだ一番の名作については書いていない。
思い入れがありすぎて、勇気が要るんだよね。

ならば今こそ!と思ったんですが、まぁまだ今はそのときじゃない。本格始動後「おかえり!」と言えたあとでもいいかな、と思ったりして。

ということで、トニーが参加したこのアルバムを。

WESTWORLD [WESTWORLD]




1998年リリース。
もう15年経ちますか・・そうですか・・・。
TNTトニー・ハーネル、そして今は亡きRIOTマーク・リアリが組んだプロジェクトだ。
1998年・・・ということで、Wikiで紐解いてみると・・・
TNTは解散状態から復活作[FIREFLY]をリリースした頃。(まぁ、このアルバムあたりからTNTの「復活」「再始動」はアテにしないことにしている)
RIOTはといえば、名作[THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE][INISHMORE]という連作が終わったあと。

異色といえば異色、アリっちゃぁアリ。
両方のバンドが大好きだったワタシには驚愕の組み合わせだった。

何度も書いているかもしれませんが、ワタシのHR/HMの入り口はTNT[INTUITION]HELLOWEEN[LIVE IN UK]だった。
そしてその頃から20年近く、「好きなヴォーカルは?」と聞かれると「西のトニー・ハーネル、東のカル・スワン!」と自信と誇りを持って言い切るほど好きだった。

[REALIZED FANTASIES]での変化は容認できたものの(というか、むしろ好きなアルバム)、[FIREFLY]は高々と復活を宣言しておいて、自らそのハシゴを外すかのような出来ばえだった。

今にして思えば、そんな頃にリリースされていたアルバムだ。
RIOTにしても、この後数枚は低迷して、劇的復活作[IMMORTAL SOUL]のあとでマークを失ったわけで・・・なんとも複雑なところだ。

そんなWESTWORLD
RIOTのブレインとTNTのフロントマンがどう融合するのかが見物ですね。

音楽性は、一言で言えば「正統派」でしょうか。
適度にメロディアス、キャッチー。
そこに切り込むマークのギター。
トニーのヴォーカルは、TNTのときよりも自由な表現力に満ちており、いわゆる「北欧メタル」を体現していたときよりも[REALIZED FANTASIES]でのスタイルに近いですかね。

FIREHOUSEか、TERRA NOVAか・・というほどセンチメンタルかつメランコリックかつ甘美なイントロに導かれてスタートする名曲[ILLUSIONS]
サビでの高揚感もトニーの魅力が発揮されていますね。
[I BELONG]は、ややヘヴィでモダン風な展開ながらも、最終的にはキャッチーな印象を残します。
[LOVE YOU INSANE]でのサビは、TNTで魅せたあのトニーの「慟哭」が蘇るかのようです。

トータルでは多少地味かな、という感触は残りますが、この時期にこのアルバム、ということで評価すれば及第点ではないでしょうか。
特にTNTに失望していた人には、キラリと光明が差し込んだのではないでしょうか。(ワタシです)

:
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話は元に戻って・・いまさらTNTに全盛期の「北欧然としたメロディ」を期待しても厳しいと思う。
まぁ、それを期待している人も少ないだろうし、それに固執して「過去の焼き直し」なんかも望んでない。

トニー・ハーネルを愛する身(いや、愛した、というべきか)としては、とにかくトニーのイキイキとしたヴォーカルが堪能できれば充分だ。

「名作INTUITIONから25年という節目だから」という彼本人の言葉から読み取ると、何か記念ツアー的なものもあるかもしれない。
・・FIREFLYツアーがイマイチだったから、こちらも微妙なんだけどね。実は。

とりあえず、来年のLOUDPARKに期待したいところ。
SONATA ARCTICAのようにセットリストを間違えなければ、間違いなく熱狂と感涙の渦になるはずだから。


Westworld - Illusions



  

Posted by テン at 07:24Comments(2)W

2013年11月05日

鋼鉄の宴13~まとめの巻

ということで、長々と綴ってきたLOUDPARK13の感想、所感、などなどのレポートもどき。

最後に、来年のLOUDPARK14へ参戦したいと思っている方々の参考になれば、という「まとめ」を。
思いつくままに順不同でいきますね。

【先行物販】
毎年、非難のターゲットになる物販。
今年も
・先行物販販売、8:00~9:00
・9:00になったら並んでる人がいてもシャットアウト
・その後は入場してから購入。(入場口から、スーパーアリーナをほぼ一周したような遠方)
というスタイル。
初日は「並んでた人は9時すぎても買えます!ってアナウンスがありました」というツイートもありましたが、逆に例年で慣れてる人は「こんだけ並んでたら無理だな」と入場列の方へ並んだことでしょう。
そういう人たちからは非難を浴びても仕方ない対応。
とにかく、先行物販の列を一定人数で切るか、買えなかった人は優先的に入場できるようにするか、とか考えてほしい。
7時前に並んで買えない、で、買えなくて入場列並んだら、遥か後方。なんておかしい。

【通常物販】
昨年は物販購入で4時間~5時間待ちというカオスっぷりでした。
が、今年は11時すぎの段階で物販列ナシ。
ただ、この時点で人気のグッズは売り切れますから、欲しいモノは先行物販か、入場列に早めに並ぶしかありません。
ちなみに今年は、この時点でCARCASS/BABYMETALの全サイズ、TRIVIUMの主要サイズは売り切れ。
インギーは、スピベガの時点で全部残ってた・・・ボスのご機嫌を損ねなければいいが・・と、これまた伯爵に気をつかう小心者。

【レコード会社ブース】
サンプラーCDを配ってたり、来日Tシャツを売ってたりします。
今年は何も買わず。
レコード会社の熱気や品揃えが例年より弱かったような気がしますね。
終盤までインギーの自伝は山積みで残っていましたが、どうなったんでしょうね・・・と、これまた(以下同文)。

【入場】
今年は非常にスムーズ。並んでなくても15分くらいで入れましたかね。
入場時、500円でドリンクチケットを強制購入です。

【かさ】
今年は雨のラウドパーク。個人的には雨は2回目。
入場ゲート付近から先行物販のあたりまでは屋根があるので、入場時に並ばないのであれば傘は不要かもしれません。
(横殴りの雨だと吹き込んできますが)
折り畳み傘は持込オッケー。
通常の傘はゲート外に置いていくことになります。
ちなみにワタシは、先行物販列の後ろの方に屋根があるか自信が無かったので、ビニール傘。無くなる覚悟で。
が、この傘の把手のところにムスメが「傘、なくさないように」ってちょっとしたシールを貼ってくれてた。
このシールのおかげか、数百本の傘が並ぶ中でも、帰りにシッカリと残っていましたよ。
ビニール傘が無くならずにしっかり手元に戻るとは・・メタラー、規律正しい。

【クローク】
今年は指定席をとってたので使わず。たしか、例年500円。
例年は会場内ですが、今年は会場外のみ。
入場前に預けていかないとアリーナに降りれません。(まぁ、紛失や勝手に移動させられるリスク覚悟で自由席に置く、って手もありますが)
これ、なんの理由があって外になったんですかね。
会場内で物販行った人はどうすればいいんですかね。
ワタシのようにレコード会社ブースでの買い物を楽しみにしてる人はどうすればいいんですかね。
来年以降は会場内に戻してほしいものだ。
(とはいえ、終了後には毎年混乱するのだが)

【ドリンク&フード】
オフィシャルドリンクバーのコスプレ女子は、今年もクオリティ高かった。
ヒソカな楽しみでもあります。
ビールは600円だったかな。
ケンタはシナシナのヤツ×2で500円。
その他のフードも500円~1000円くらいかな。不思議なことに、ラウパではハラ減らないから、フードは別に興味ナシ。

【再入場】
入場時に「再入場の際に半券が必要になります」って言ってたので、たぶんOKなんだろう。
今まで一度も再入場したことないですが。
あ、今年は仕事でトラブったときに、いったんホテル戻って再入場、って覚悟を決めた瞬間がありましたね。そういえば。

【アリーナ導線関係】
今年は骨折のためアリーナには一度も降りませんでした。
スタンドから見ていたところによると、左右のステージ間の移動は、いったん一番後方の方まで戻ってから逆ステージに移動する、という遠回りな形態。
これまた、この意味が分からないですね。
別にそれで何か混雑が解消するとは思えないのですが。
昨年の入場規制突破などの混乱を避けるためでしょうかね。
もう少しスムーズに移動できるようにしてほしいものです。

【スタンド観戦】
何度も前述した通り、今年は骨折のためアリーナに行くことができず、サークルピットを羨ましく眺めつつスタンド観戦。
体力的には余裕あります。
そして、パフォーマンスを眺めつつ、twitterの流れを眺めつつ・・・というスタイルを楽しんだわけですが、これはこれでいいもんだなーと。
生々しい状況に共感できるし。
しかし、ライブの最中によくこれだけの人数がツイートできるもんだなな・・・と思ってたけど、スタンドから見てると、アリーナでスマホ使ってる人が多いのがよくわかる。暗闇で画面が光ってるから。

【メタT】
毎年「安定の黒率」を誇るメタラーたち。
今年は過去の「LOUDPARK」Tシャツが一番多かったですかね。やっぱり年数を重ねてきてますから、数回目という人も増えてきているのでしょう。
次がSTRATOVARIUS。女性のストラト率が高かったのが印象的。
続いてTRIVIUM
インギーもけっこう多かったですね。
二日目のメンツ的なこともあって、デスメタル系が少なかったかな。

【総括】
KING DIAMONDのキャンセル。
カバーバンドが二つもある。
BABYMETALの存在。
そしてトリを任されたYNGWIE MALMSTEEN

いろいろな意味で賛否の分かれた二日目ですが、結果的には初日よりも動員が多かったと聞きました。

BABYMETALの盛り上がり、YNGWIE MALMSTEENの盛り上がりは、いわゆるメタルフェスの神髄とは異なるものだと思いますが、どちらも「楽しさ」という点では過去屈指。
そして若手ENFORCER、未知の大物MOKOMA、既に貫祿のTRIVIUM、安定のSTARATOVARIUS

2011年もメンツが叩かれていたわけですが、個人的にはすごく楽しかった。
そして、今年もすごく楽しかった。

「心配するよりも、行けば結局楽しいラウパ」ということを再認識しましたよ。

そして、昨年の混雑は何だったんだ。という快適さ。
個人的にはラインナップも重要ですが、この「混雑」も重要。
一日を快適に過ごせたという意味では、昨年よりも精神的満足度は高かった気がします。

初日の動員、二日目の動員、ラインナップの弱体化、と、来年以降を危ぶむ声は根強いわけですが、なんとかがんばってほしいものです。

あと、トリにラウド系を持ってくるの、もうやめませんかね。
以前のLIMP BIZKIT、今年のSTONE TEMPLE PILOTSのスカスカっぷりはバンドに気の毒。
今年の盛り上がりを見れば、別にEUROPEあたりがヘッドでもいいんじゃないですかね。
「EUROPEがヘッド(笑)」という頑なメタラーもいるかもしれませんが、実際にそれが盛り上がるのも事実だし。

あと、やっぱり物販は何か工夫してほしいなぁ。


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ということで、長々とおつきあいいただいた方(いるのか?)、ありがとうございました!





  

Posted by テン at 07:58Comments(0)LOUDPARK13

2013年11月01日

鋼鉄の宴13~後半戦

さて、例年であれば体力の限界!(千代の富士風に)が近づく後半戦。
今年はスタンド観戦なので余裕でありますよ。

ってことで、LOUDPARK13の記録、後半戦スタート。

【SPIRITUAL BEGGARS】

CARCASS、現ARCH ENEMY、そしてミスター・ラウドパークと呼ばれるマイケル・アモットのバンドだ。
このバンド、どうも個人的にはフィットしない。
せっかくなら、CARCASSかARCH ENEMYがいいんだよなー。

実際、過去のLOUDPARKでSPIRITUAL BEGGARSをアリーナで見ていて、寝落ちしてしまったという経験もあるほど、どうも馴染まないのだ。

ってことで、この日最初のメシタイムに充てることに。

今回も例年の通り、シナシナのケンタッキー×ビール数杯を流し込む。
ケバブとかマグロ丼とか「ラウパメシといえばコレだろ」的意見はよく聞くのですが、なんか毎年ケンタ。シナシナ。
これがワタシのラウパメシ。

再度物販に行ってみたりレコード会社ブースに行ってみたりしている間に、演奏終了予定時間が近づく。
席に戻る。
・・爆睡中のSちゃん。目を覚まし「んぁー、よく寝た!」とスッキリした表情。Kさんも「俺も寝ましたよ」とのこと。
スピベガが睡眠を誘うのは、ワタシだけではなかったようだ。

次回はARCH ENEMYできてね。アモット。(CARCASSはしばらく無理っぽいから)


【STRATOVARIUS】

今や北欧メタルの大御所と呼んでもいいでしょう。
彼らのライブを見るのは何年ぶりだろう。どのツアーか覚えてないほど過去のことだ。
その間に、創始者のティモ・トルキが脱退。
屋台骨を支えてきた、実はイェンス・ヨハンソンと並んでこのバンドの大黒柱だったと思うドラマーのヨルグ・マイケルも脱退。
最近のアルバムも「悪くないんだけどね。間違いなくストラトなんだけどね。なんだかね。」という状態だったので、単独ツアーに向かう気分になれなかった。
とはいえ、ワタシのメタル史において非常に大きな存在だったことは間違いないバンドだ。
当然、今回の目玉のひとつだ。

オープニングは最近のアルバムから[UNDER FLAMING SKIES]
これまた微妙なチョイス。こういうミディアムテンポの曲は2~3曲目に配置してほしいなー、とフクザツな気分でスタート。
この微妙かつフクザツな心境をかきけすように、ソリッドなリフが鳴り響く。STRATOVARIUS屈指のスピードチューン[SPEED OF LIGHT]!!
この曲、リリース当時は実はあまり好きじゃなかった。「速いのはいいけど、メリハリがなぁ・・」という感じだ。
が、これだけの年数を経て、スケールが大きくなったバンドで演奏されると、やはりその魅力は際立つ。
間奏での「♪テケテケテケテケテケテケテケテケテ、デッデッ!!」というブレイク(タメ)もバシッとキメる。(このパートが好きなんだよね)

その後、最近のアルバムの曲を立て続けに演奏。
最近はスペイシーなムードを纏った曲が多い。悪くない。悪くないんだが・・やっぱりワタシはトルキ時代の曲が好きだ。

そして、トルキ時代の終焉近くに生まれた名曲[EAGLEHEART]へ!!
この頃はバンドのゴタゴタもあって、興味が薄れかけてきていた。その中でキラリと光る佳曲だ。
これは予想外だったのでウレシイ!

さらに壮大な[DESTINY]へ。
このアルバム、この曲がリリースされた当時のティモ・コティペルトは正直微妙だった。
加入前にトルキが「今度のヴォーカルがマイケル・キスクとジェフ・テイトを足して2で割ったようなヤツだ」と言ってて期待がパンパンに膨らんだ後だったから、よけいに「・・それはないわー」と思ったのもあるかもしれない。
今となっては、中音域の安定感、芯の通った高音域、そして何より「ブレる」ことが無くなってきた。
そのティモ(もう「小ティモ」じゃなくてもいいよね)のヴォーカルで、「新たに生まれ変わった」感すらある。

そして、イェンスのキーボードがあの「♪トテトテトテトテトテトテトテトテトテトテトテトテ・・」を奏でる。
名曲[BLACK DIAMOND]!!!
美しく儚いキーボードから導かれる疾走感と叙情性溢れるメロディに会場は歓喜と驚喜の坩堝!
歌詞といい曲調といい、メロスピ嫌いな人からは叩かれる要素満載だと思うわけですが、ワタシ、こういうの大好物ですから。
とっても分かりやすい(チープ、ともいう)歌詞は、シンガロングを巻き起こすのにはうってつけだ。

そしてバラード等を挟み、ラストに持ってきたのは[HUNTING HIGH AND LOW]だ。
個人的にSTRATOVARIUSの最高傑作であるアルバムのオープニングチューンだから、思い入れの強い曲だ。
・・このアルバムからなら[GLORY OF THE WORLD]もたまにはチョイスしてほしいんですが、まぁゼイタクな話だろう。
[EAGLEHEART]と並んで、初期の疾走感とは異なる、華麗かつ貫祿が漂うスピード感を持つ名曲だ。

サビでは「♪I AM HUNTING HIGH AND LOW~!!」と観客と掛け合い。
当然、ワタシもスタンド席から大合唱&ガッツポーズ!
ここでのオーディエンスの大コーラスは、背筋が震えるような感動を覚えましたね。
みんなストラトが大好きなんだね。

が、どれだけ疾走感がある曲でも一切サークルピットが発生しないところが、TRIVIUMあたりと客層の違いが見えて面白いですね。

ということで、すんごく久しぶりのSTRATOVARIUSでしたが、前半でチョイ中だるみしたものの、後半の畳みかけは劇的でした。
やっぱり名曲をたくさん持ってるバンドは強い。
それをチョイスするバンドは賢い。(去年のSONATA ARCTICAも、ココなんだよなー。コレを間違わなければ叩かれずにすんだのに・・)
そして、やっぱりティモ・トルキ時代のSTARATOVARIUSが好きなんだなー、と再認識。

あ、あとティモ・コティペルトの成長ぶりには驚かされました。
Kさんも「ヴォーカル、若々しいっすね」って言ってましたね。
いいヴォーカルになってくれたよ。




【LAST IN LINE】

結果的に「トリ前」ですね。
DIOの名曲をカバーする、というバンドですね。
正直、DIOのことはあまり詳しくないのでゴタクを並べるのはやめときましょうね。

とりあえず
ヴィヴィアン・キャンベルがギターを弾いてくれる、というのはウレシイ。
ヴィニー・アピスのドラムは、この日一番の圧力だったと思います。
ヴォーカルは知らない人。(事前に調べてもない)
ディオの代わりを担う、という重責の中で、パワフルでヴォリュームのある声を聴かせてくれました。
ディオに似ている/似ていないという議論は抜きにして、かなりワタシの好きなタイプのヴォーカルですね。ニルス・パトリック・ヨハンソンのパワーを思い出しましたよ。
[STAND UP AND SHOUT] [HOLY DIVER]といった、ワタシでも知っている曲もたくさん。
そしてラストは当然[WE ROCK]!!
この曲での会場での一体感はディオへの思いも相まって、また格別なムードに包まれていたように思います。

安定感バツグン、いいショウでしたよ。



【YNGWIE MALMSTEEN】

そしてKING DIAMONDのキャンセルで一躍トリということになったインギー。
まぁ、立ち位置がどこであれ、彼の「オレオレ」っぷりにブレはないでしょう。

このYNGWIE MALMSTEEN。以前ブログで書いた気がするが、過去に見てきた全てのバンドの全てのライブの中で圧倒的に「ワースト」だ。
とにかく、印象が薄かったことが印象に強く残っている。(ニホンゴがおかしいかもしれないが、いいのだ)
とにかく、アンコール(だったと思う)で[BURN]を演奏して「唯一、ココだけだな。盛り上がったの」というレベルなのだ。
最近はセットリストもいいらしいので、この印象を払拭してくれるだろう。と期待していたのだ。

開始前。
前バンドからのセット切替えは10分。
残り5分。ノイズ(ハウリング?)がスゴい。全く安定していない。
予定時刻。まったく状況は変わらない。
5分経過。いろいろなスタッフが入れ代わり立ち代わりでアンプをチェックする。
10分経過。ノイズは消えない。不快なハウリングが会場に響きわたる。

・・これ、ヤバいんじゃね。
・・安定してからなんてことになると、すんげぇ時間かかるんじゃね。
・・インギー、怒ってキャンセルするんじゃね。

会場の誰もがそう心配したそのとき、バックステージから「OK!」の声が!
そのまま始めやがった!
会場の誰もが「このままやんのかよ!」「オッケー!じゃねぇよ!」とココロの中でツッコミを入れたはずだ。
そしてそのノイズをかき消す(というか、ギターの音で上塗りする)ように、名曲[RISING FORCE]がスタート!

ステージの左5分の1くらいの位置にドラムセット、その前にベース、その前にキーボード。
そしてステージの右5分の4くらいに「万里の長城」と揶揄されるほどのマーシャルアンプの壁。
そのマーシャルの前で「華麗に」ステップを踏むインギー。
つま先で「チマチマチマチマ」と歩くステップ、足を大きく振り上げるアクション。どれも声を出して笑ってしまうのだ。
・・だって、インギーのキャラに加えて、今の体型だからさ。

ヴォーカルはキーボードの人が兼任。この人が意外と上手い。
系統としてはジョー・リン・ターナーを少し太めに(声のことね)した感じだろうか。だから[RISING FORCE]はかなりカッコいい。
これは掘り出しものじゃね?

この後もハウリングは止まらない。
頻繁にバックへ戻っていくインギー。
インギーがいなくなると、間をつなぐためにフツーに英語で観客に話しかけるベース。
このベースの人がカワイイ声で「コンバンワ、ニホン」「アリガトー、ニホン」と語りかけるたびに、会場はホッコリしたムードに包まれる。
何度もバックへ戻るから、何度も話しかけるのだ。
しかも、インギーへの忠誠心がすさまじいのだ。
「ギターを弾く人はいるか?君たちのヒーローの帰りを待とう」
「イングヴェイ!イングヴェイ!」(イングヴェイコールを煽る)
「彼こそがマエストロ!」
などと持ち上げるのだ。(あ、訳はザックリ&雰囲気ね)
そしてさらに、ベースが必死に気をつかってこういったトークで盛り上げようとしてる途中で、有無を言わさずサウンドチェックの「ギュイーン」「ピロピロ」といった音が割り込んでくるのだ。
で、ベース氏は「(ん?戻ってくるのか)」といったんトークを切るものの、やっぱり戻ってこずに再びホッコリトークに入るのだ。

そして、ノイズの中で戻ってきてはギターソロの曲([FAR BEYOND THE SUN][SPELLBOUND]くらいしか分からなかった)を自由気ままに弾き倒す。
途中で自ら、アンプを調整する。
弾く。
調整する。
弾く。
調整する。
バックへ戻る。
ベースしゃべる。
途中サウンドチェックでトーク中断。
ベースしゃべる。
インギー戻る。
弾く。
調整する。
・・以下、無限ループ。
ショーの大半がこんな感じ。全体の時間の80%くらいはギターソロ(というか、インストナンバー)だったような気がします。
で、このギターソロの時間も観客はノイズやらバンドメンバーやらへの気遣いで満ち満ちているのだ。

バックへ戻る時に駄々っ子のようにギターを叩きつけるシーンを見せたインギー。
私たちの席からは、ちょうどバックステージに戻るところが見えるのだ。
でも、ステージに戻ると笑顔で動き回るから、さすがだ。

途中、ギター破壊のパフォーマンスを見せる。
とりあえず真っ二つには割れて、小さく割れた方は観客席に投げ入れる。
が、あと片方が投げるには大きすぎたため、もっと割ろうとする。
上へ放り投げる。
床に叩きつける。
コードからまる。
また投げる。
叩きつける。
壊れない。
壊れない。
壊れない。
壊れない。
諦めて、そのまま観客席に投げる。
これまた「壊れないじゃん(笑)」「諦めんのかよ(笑)」「そのまま投げんのかよ(笑)」というツッコミが場内一斉に起こっていたことでしょう。

そして定番の[HEAVEN TONIGHT]が流れて、「もう終わりかよ!」というムードに包まれる。
いつもの「誰も歌ってくれないコーラス」も定番なのに続けているようだ。

ショーの途中でもどんどん人が帰ってたのに、この曲が終わってさらにどんどん人が帰る。

が、ラストはあの曲が残っている。はず。

そしてインギーが戻ってくる![I'LL SEE THE LIGHT TONIGHT]だ!
この曲ではギターもヴォーカルもキーボードも、いいバランスで会場は最高潮に!(人少ないけど)

これだけグダグダだったのに、最後は屈指の名曲で大団円!
・・・だったかのようにまとめたインギーは、さすが王者だ(棒読み)。

最近のセットリストに組み込まれていたという[NEVER DIE]や[DEMON DRIVER]といった期待の名曲たちは演奏されませんでした。
内容やセットリストだけを見れば、個人的には前回のインギーのライブをさらに下回る最低のライブだったと思います。
が、「いやー、楽しかった!」という充足感と満足感は、インギーのキャラクターでしょうかね。
KING DIAMONDのキャンセルからこのライブまで、全てインギーのために仕組まれたブックかと思えるほど。まさに王者の奇跡でしょうか。
ホント、オナカいっぱいです。
彼がトリでよかった。皮肉じゃなく。
これだけみんなが笑顔に包まれるライブはそうそうないでしょう。

そしてそのみんなの笑顔の大きな要素は、あのベース氏でしょう。
開演前にはステージから記念写真を撮り。(演奏後に写真撮るのは時々見るけど、開演前、しかもバンドではなく個人的に、ってのは稀)
ボスのご機嫌によって生まれてしまう「間」をホッコリトークでひたすらつなぎ。
ボスを徹底的にヨイショし。
ステージでは脇役に徹し。
ちょっと調子にのって前に出るとインギーに怒られ。
そしてまたヒッソリと立ち位置へ戻っていく。
名もなきベーシスト(いや、名前はあるし、調べれば分かるんでしょうが、ここはあえて・・・)、彼こそがLOUDPARKのMVP。
この日参戦した多数の人たちはきっと同じ思いを抱いたことでしょう。

その日のTWITTERではトレンドに「インギー」が現れ、中には「LOUDPARKのベストであり、ワーストでもある」という声が聞かれました。まさにその通り。
見なかった人は損しましたね。と断言できる、ある意味では「伝説」のステージとなったことでしょう。

終了後、酒を飲みながらインギーの話は尽きることなく・・腹はよじれるほどに、涙が出るほどに、笑いながら語り合いました。





インギーが楽しすぎて、感想が長くなってしまいましたね。
ホント最後は彼が全部持って行った感じですね。


ということで、LOUDPARK13は無事終了。

八代亜紀に始まり、BABYMETAL、そしてラストのインギーまで「ネタ満載」だった今年。
きっと賛否両論でしょうね。
個人的には、例年とは異なった充足感に満たされましたよ。

あとは「まとめ」的にいろいろ書きますね。今度。

  

Posted by テン at 07:31Comments(0)LOUDPARK13