ヘビメタパパの書斎 › 2011年08月

スポンサーリンク

この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
  

Posted by at

2011年08月23日

出会えてよかった!

今年に入ってイチオシのバンドだ。

以前1stと3rdのことは書いたけど、その後2ndを購入してしばらく経ってしまいましたが・・・


THE POODLES [SWEET TRADE]




スウェーデン発。2007年発表。2nd。

ワタシは最近になってこのバンドを知ったので、順序としては3rd→1st→そしてこの2ndということになります。

前にも書いたけど、このバンドを今年に入るまで知らなかったことを激しく後悔しつつ、こういったバンドが埋もれていることにヨロコビを感じたりしています。
GOTTHARDのウェットな哀愁に親しみやすいメロディを上乗せしたような・・・というところでしょうか。

さて。

結論から先に言ってしまうと、このアルバムも素晴らしい。
1st~3rdまで、微妙に異なる個性を持ちつつも質の高いメロディーという点では共通。

ザックリと書いてしまうと

アルバム全体のメロディの質 : 2nd > 1st > 3rd
アルバムの安定感 : 3rd > 2nd > 1st
キラーチューン : 1st > 2nd > 3rd

・・・ってとこでしょうかね。
とにかく甲乙つけがたいのです。

上記のように、この2ndでは一撃必殺チューンは乏しいものの、とにかく「捨て曲がない」という点に尽きます。
最初に聞いた感触は「・・・地味だな」と。
ですが、聞けば聞くほどメロディに深みがある。ガツン!とくる曲は無くても、ジックリと浸透してくるメロディが満載。

ヘヴィなリズムと「Hey!Hey!」という野太いコーラスに導かれるオープニングチューン[Flesh And Blood]
「お!?」と戸惑ったのも束の間、キャッチーかつ哀愁のメロディへと展開していき、グッと鷲掴み。
続く[Line Of Fire]ではLAメタル的なイントロダクションからコマーシャルなサビへと。RECKLESS LOVEのような雰囲気ですね。
[Raise The Banner]ではシリアスなムードを湛えつつも胸キュンのサビが秀逸。

・・・と、一曲一曲挙げたらキリがないのですが、全ての曲がこのレベルで網羅されているわけです。
おっと、終盤に配置された[Band Of Brothers]も名曲です。曲タイトルもイイではないですか。ちょっと初期のFair Warningっぽいかと。

曲のインパクトでは1stの[Metal Will Stand Tall]を越えるものはありませんが、アルバムとしてイチオシするなら間違いなくこの2nd。
・・・ただ、このアルバムの前にやっぱり1stを聞いてほしいけどね。

ワタシが今まで知らなかったように、このバンドのことを知らないHR/HMファンも多いんじゃないかと思う。
メディアへの露出も少ないし。

ビジュアルといい、サウンドといい、意図的に80年代的オマージュを盛り込んでいるあたりを策略的に感じてしまう人もいるかもしれませんが、WIG WAGほどロコツじゃないし、敷居は低いと思うんだよね。
個人的には、ここ数年の中で一番「あぁ、出会えてよかった!」と思えるバンドです。

骨太さと中心に据えつつ、キャッチーでポップな彩りが心地いい。
キラキラとしたいわゆる「北欧メタル」ではないのですが、「やっぱり北欧だな」と思わせるメロディセンス。
全てのバランスが絶妙です。

メロハーが好きな方は是非!


The Poodles - Flesh And Blood
(本人たち登場しない上に、某映画のパクりですが・・・わりと違和感ないような)




Raise the banner - The Poodles
(「The official swedish Olympia-song for 2008!」だってさ。なるほど、そういう画像だな)





  

Posted by テン at 07:32Comments(0)P

2011年08月18日

ナナ、引っ越す

スクスクと育ち(いや、育ちすぎの感もあるが)、無事に春に2歳になった我が家のウサギ、ナナ



ウサギにとって、あのフカフカフワフワモフモフの毛ってのは、夏にはツラいだろうな、と思う。
我々にとっては、あの毛こそが萌えポイントであることに間違いはないのですが。

あまり日光に当てるのもイヤだろし、だからといって室内ばかりってのもカワイソウだなぁ、と思って、ちょっと扱いに迷う季節だ。

:
:
:

さて。

もともとナナはムスメの友達の家で知り合いから「ウサギどう?」と言われ、その時に「よかったらもう一匹いるけど、他に飼いたい人いない?」ってことでウチに来てくれた経緯がある。
(ところで、ウサギの数え方って正式には「1羽、2羽」なんですね。なんだか違和感あるので、勝手に「匹」で呼びますね。)

当然、そのムスメの友達の家でもウサギを飼っていたわけですが、そのウサギが先日亡くなってしまったとの知らせを受けた。

ムスメの友達は大きな失意と悲しみで、思い出しては泣き、空っぽのウサギ小屋の前に来ては泣き・・・という状況らしい。
その話をしてくれた友達のお母さんも涙目だった。

で、
「もうしばらくペットは飼えない。小屋も思い出が多すぎてツラい。処分したいけど、せっかくなので良かったら使ってくれませんか。」
という打診を受けた。

正直、迷った。

ムスメも、その友達の家のウサギを可愛がっていたから、いろいろな思いがあるだろうし。
けど、そのまま捨てられる(もしくは売られる)のも心苦しいな・・・ということ、そして小屋のサイズが1サイズ大きいので、ナナにとっては広々してていいかもな・・・ということで、ありがたく受け取ることにした。

ってことで、早速引っ越し。



手入れが行き届いてて、すんごくキレイ。新品同様と言っても過言ではない状態です。

トイレの場所、水の位置とかで、しばらく落ち着かない感じのナナでしたが、今は快適に過ごしている・・・と思う。


さて、肝心の(?)ムスメの反応ですが・・・・

引っ越した小屋を見るなり
ムスメ「あ・・・ナナの家が変わった」
ワタシ「うん・・・これ、分かるか?」
ムスメ「分かるよ。○○ちゃんちの▲▲の家やな」
ワタシ「あのな、これな・・・」
ムスメ「知っとるよ。○○ちゃんから聞いてた。誰にも言わないでって言ってたから、おとーさんにもナイショにしてた」
ワタシ「・・・」
ムスメ「▲▲のかわりに、ナナが使ってくれたほうが、○○ちゃんも▲▲も喜ぶと思うよ!」
ワタシ「そっか。そうやな。」

・・・ということで、逆にムスメに元気をもらいました。

ムスメも、より一層ナナを可愛がってくれている気がします。
こういうフとしたトコで、精神的な成長を感じるなぁ。



  

Posted by テン at 07:30Comments(0)ペット棚

2011年08月12日

悲劇、不遇、そして・・・

今年度のメタルの祭典、LOUDPARKのヘッドを飾る(予定)のWHITESNAKE

諸手を上げて「ヤッタ!白蛇!キター!」というほど、スキなわけではないが、楽しみなバンドではある。
前回ライブを見にいった時に買ったTシャツのTOUR DATEを見たら1992年だったから、ほぼ10年ぶりだしね。

で、今回の白蛇。個人的にもう一つ楽しみなのがギターのダグ・アルドリッチの存在だ。
今回はそのダグが在籍していたバンドを。


BAD MOON RISING [BAD MOON RISING]




アメリカ出身、これが1stですね。
1991年発表なので、ちょうど20年ですか・・・。

前身となるLIONでの悲劇的経緯もあって
「悲劇のバンド→同情→判官贔屓→持ち上げられる→いや、冷静に聞くとそんなに持ち上げるほどのバンドじゃないんじゃね?→不遇のバンド」
という、なんだかツイてない人達だな・・・という印象がある。

かくいうワタシもLION時代から追ってBAD MOON RISINGに辿り着いたわけではない。
このアルバムが彼らに出会ったファーストコンタクトだ。
印象的なバンド名、美しいジャケット、悲劇を伴った経緯・・・メタル初心者であったワタシが興味を持つには充分な要素を持っていました。

音楽性は、アメリカンな要素もありながらも基本的にブリティッシュハードの薫りが強い気がします。
叙情性のあるメロディと時折見せるブルージーなリズム。
今にして思えば、WHITESNAKEに近い・・・と言えなくもない。
そう思えば「ダグが白蛇!?」というサプライズも「あぁ・・ま、アリだったのかもな」と思います。

当時、「ビッグ・イン・ジャパン」(日本でだけ売れてる)の象徴のような存在だったこともあり、いろいろ揶揄されたこともあったわけですが・・・
確かに大絶賛される名作ではないけど、ハードロックのツボを押さえた良作だと思うんですよね。
シットリ聞かせる曲、ドライヴ感のある曲、ポップな曲・・・そこそこバラエティに富んだ曲たちも、それぞれ平均値以上ではないでしょうか。

が、それ以上にワタシがこのバンドを愛していた理由は、ヴォーカリストのカル・スワンの存在だ。

ワタシは、つい最近まで「好きなヴォーカルは?」と問われると「西のトニー・ハーネル、東のカル・スワン!」と答えていた。
今でこそシーンから遠ざかっていることもあり、名前を出しづらくなってきているものの、20年以上メタルを聞き続けてきた中でも指折りのヴォーカルだ。
今でもホントに大好きだ。

情感タップリ、深くて、熱い。
アルバムの出来はソコソコでも、カルのヴォーカルが生きる曲であれば、それだけで魅力的だった。
そういう意味で、このアルバムはカルの魅力を充分に引き出していて、アルバムの印象をグッと引き上げている。

当時はフロントマンのカル・スワン、その横で「縁の下の力持ち」的に支えるダグ・アルドリッチ・・・というイメージが強かった。
(あくまでワタシのイメージね)

それが、今となっては・・・ダグはDIOWHITESNAKEで完全に開花。
カルは音楽シーンから遠ざかり・・・。
さらにはダグのインタビューで「カル、最近バンド始めたみたいなんだ。頑張ってほしいよね」と完全に上から目線で語られる始末。
うーん、今の立場を思えば当然とはいえ、なんともフクザツなトコだ。

今回白蛇で来日するダグ・アルドリッチを「判官贔屓」目線で見る人はもういないと思う。
完全にカヴァーデルのパートナーとしての信頼を勝ち得ているように感じるし。

で、ワタシと同じようにBAD MOON RISINGを愛した人たちにとっては、思い入れの深いステージになることでしょう。
ちなみに、レヴ・ビーチ(元WINGER)も一緒だぜ!

・・・・このあたりが、今年のラウドパークが「オッサンホイホイ」と呼ばれる所以でしょうかね。


Bad Moon Rising : Full Moon Fever




Bad Moon Rising - Old Flames


  

Posted by テン at 07:43Comments(2)B

2011年08月09日

Xperiaの落とし穴

ちょっと前のハナシですが、ようやくスマートフォンに乗り換えました。

Xperia arc です。

Xperia acro も出てたし、GALAXYⅡも出てたんですけどね。
ま、オサイフだのワンセグだのって機能は使ってないし、新しい機種が出てたおかげで少し安くなってたしね。

元々、それほどスマホの必要性は感じてなかったし、正直「普通のケータイでいいや。つか、普通のケータイ+ipod touchって組み合わせが最強なんじゃね?」と思ってたんですけどね。
結局あんまり値段変わらないんだよね。

それなら・・・ってことで。

「スマホにしたら、元のケータイには戻れない」ってことは、周辺のスマホ保持者から何度か聞いてはいた。
けど、「んなこたぁねぇだろ。」とマユツバに思ってました。

が、これはホントに戻れないですね。
電話かけにくい、メール使いづらい、ミスタッチ多い・・・と、いろいろ気になるマイナスポイントがあっても、余裕でお釣りがくる楽しさです。

ワカンナイながらも、いろいろ楽しんでおりますよ。はい。

:
:
:

が。
買った当初から、やたら再起動が多い。

文字入力してて落ちる、ブラウザ見てて落ちる。平均すると2日に一度くらいの頻度で勝手に再起動がかかる。
simejiっていう後から追加した文字入力アプリが相性悪いんだろか。

で、先日は電池残量が60%くらいあったのでフツーに操作してたら表示が突然「0%」になり、強制終了。
電源を投入しても電池切れマークが表示されて起動すらしない。
急いで充電ケーブルを繋いだものの、現象変わらず。

オロオロしながら焦ること数分。ようやく起動。

そしてここ数日は反応が悪くなることもしばしば。
例えるなら、PCでウィルス対策のアップデートが流れてマウスの動きが悪くなって
「あれ?あれ?動かねー。カチカチカチカチ(マウスクリック)・・・やっぱ動かねー。→あれ、動きだした。あ!いっぱいクリックしたからいっぱい起動してんじゃねーか!!」
という状態に似ている。

タスクキルアプリも入れたんだけどな。
そういや、コレ入れてから重いような気がしなくもない。

近所で同じくXperia arcを購入してる人からは「俺のは全然落ちんぞ。オメーのやつだけやろ。」と言われている。
そういや、昔っからデジタルモノとは相性が悪くて、なんだか初期不良が多いのだ。
DVDプレイヤー買う→フタ、開かなくなる→気に入ってたから、もう一度同じの買う→またフタ開かなくなる・・・なんてこともあった。

なんだか手がかかるなー、と思うのだが、そんなことがあっても「ま、いっか」と思える。
いまさらながら、文明の利器っつーのはスゲー!と思うのです。


  

Posted by テン at 07:26Comments(2)雑記棚

2011年08月03日

キャンプはカレーですか?

毎年、ムスメの誕生日前後にはキャンプ!と決まっている。

ムスメも「ワタシの誕生日、キャンプあるし、プールも始まるし、冷し中華がおいしいし(めん類大好き)、ほんといいときに生まれたよ!」とホクホクだ。
で、ボウズの方ほチラチラ見て「・・冬は寒いもんな(ニヤリ)。でもまぁ、スキーできるし、雪だるま作れるし、冬でもいいさ!」とドヤ顔でフォローするのだが、優越感に浸っているのは間違いない。

で、キャンプといえばだよね!
サンセットの海岸で貝殻拾うよね!
で、釣った魚でバーベキューだよね!

・・・という確固たる思いがあるのだが、今回はチト思い通りに行かなかった。

まず、その候補日が北陸方面が完全に雨予報だったことで、やむなく海のキャンプは諦めざるをえなかったこと。
そして、奥様が「キャンプといえばカレーでしょ」という強い思いがあるらしく、キャンプのたびに「カレーカレーカレーカレーカレー」と言ってたのだが・・・ワタシは上記の通り「海辺でバーベキュー、そしてビアビアビアだろ。つか、それ以外の選択肢はないだろ。」という思いがあるのです。
で、子供たちに「カレーにする?バーベキューにする?」と確認したところ、
ムスメ「食えりゃどっちでもいい」
ボウズ「どっちかといえばカレーやな」
・・・ってことで、カレーになりました。ま、海釣りできないならバーベキューの楽しみも半減だからヨシとしよう。




で、いろいろ調べてたら、その日に犬山のキャンプ場「ツリークライミング」なるイベントが開催されていることを知る。
以前行って子供たちからも好評だったし、久々に行ってみよか・・・ってことで、決定。

このキャンプ場、ティピーと呼ばれるインディアンテントがウリだ。



利用料は結構安価だし、テント設営の手間はないし、トーチャンにはありがたいことだ。
ティピーの横に車を置き、タープを張ろう・・・と思ったが、大きな木の木陰になっていてくれたおかげで、日除け不要。
ってことでタープ要らず。

で、早速川辺を散歩。どうやら洞窟だの滝だのがあるらしいのだ。
道中はこんな感じ
この紹介ページの中にある「名も無き滝」が子供たちの遊び場としては最適でしたよ。

散歩から戻ったら、早速カレーの準備。
今回は「なんとしてもカレー」を主張した奥様にオマカセ。
ワタシはハンゴウで米を炊き、その横で小さなバーベキューコンロを設置して、控えめにバーベキュー。(←結局、バーベキューを諦めきれず)
で、カレー、ウマかったです。
子供がいるから当然甘口になるわけですが、ガラムマサラを持ち込んでバサバサと投入して喰らうとビールのツマミにもなるのだ。

夕食後・・・
テントの中は、この季節ならではの「蚊帳」もセッティングされている。
ムシ対策は万全ですね。女性&子供にはウレシイところですね。

子供たちを寝かせつけ、ランタンの下で奥様と二次会。ランタンのボンヤリとした光の癒しはキャンプならでは。
海、行きたかったけどなー。
ま、これはこれで楽しかったなー。
あの滝、結構よかったなー。
でも、今年もう一度チャンスがあれば海行きたいなー。
・・・などと他愛もない会話がダラダラ流れつつ、バーベキュー設営時からひたすら飲んでいたワタシは、先にテントへ撤収。

翌朝。

お年寄りなので朝が早いワタシは、4時半起床。
「朝、クワガタ探しに行くで、絶対起こしてな!」と言ってたボウズを叩き起こす。
・・・が、起きない。ま、仕方ないですね。
一人でクワガタ探しに行きましたよ。
結果、ミヤマクワガタのペア(交尾中のところを拝借。ゴメンよ)、メスのクワガタ、計3匹を捕獲。
それを見たボウズは「なんで起こしてくれんかったんよー」とウルサいが、スルー。

前日のカレーとウインナーでカレーサンドを作り、さ、ツリークライミングへ出発!
・・・出発っても、すぐ横の木で開催されたんですけどね。

ツリークライミングってのは、木にロープを引っかけてグイグイと登っていくってシロモノですね。
こんな感じです。

説明を聞いていても全く理解できず、「こりゃウチの子供たちには無理じゃね?っつか、オトナでもキビシイんじゃね?」と奥様とヒソヒソ。

が、イザ始まってしまえば、それなりに登っていく子供たち。



子供の環境適応能力ってのはスゲーな、と。

・・・ってことで、海のキャンプじゃなかったのでクヤシい思いをしながらも、これはこれで楽しかったですね。はい。

だけど、結局この日の北陸は快晴でした。
やっぱ強行突破で海行けばよかったよ・・・という思いと、ま、楽しかったからヨシとしよう、という妥協とが未だに葛藤しているのでした。

  

Posted by テン at 07:44Comments(0)雑記棚