ヘビメタパパの書斎 › LOUDPARK13
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2013年11月05日
鋼鉄の宴13~まとめの巻
ということで、長々と綴ってきたLOUDPARK13の感想、所感、などなどのレポートもどき。
最後に、来年のLOUDPARK14へ参戦したいと思っている方々の参考になれば、という「まとめ」を。
思いつくままに順不同でいきますね。
【先行物販】
毎年、非難のターゲットになる物販。
今年も
・先行物販販売、8:00~9:00
・9:00になったら並んでる人がいてもシャットアウト
・その後は入場してから購入。(入場口から、スーパーアリーナをほぼ一周したような遠方)
というスタイル。
初日は「並んでた人は9時すぎても買えます!ってアナウンスがありました」というツイートもありましたが、逆に例年で慣れてる人は「こんだけ並んでたら無理だな」と入場列の方へ並んだことでしょう。
そういう人たちからは非難を浴びても仕方ない対応。
とにかく、先行物販の列を一定人数で切るか、買えなかった人は優先的に入場できるようにするか、とか考えてほしい。
7時前に並んで買えない、で、買えなくて入場列並んだら、遥か後方。なんておかしい。
【通常物販】
昨年は物販購入で4時間~5時間待ちというカオスっぷりでした。
が、今年は11時すぎの段階で物販列ナシ。
ただ、この時点で人気のグッズは売り切れますから、欲しいモノは先行物販か、入場列に早めに並ぶしかありません。
ちなみに今年は、この時点でCARCASS/BABYMETALの全サイズ、TRIVIUMの主要サイズは売り切れ。
インギーは、スピベガの時点で全部残ってた・・・ボスのご機嫌を損ねなければいいが・・と、これまた伯爵に気をつかう小心者。
【レコード会社ブース】
サンプラーCDを配ってたり、来日Tシャツを売ってたりします。
今年は何も買わず。
レコード会社の熱気や品揃えが例年より弱かったような気がしますね。
終盤までインギーの自伝は山積みで残っていましたが、どうなったんでしょうね・・・と、これまた(以下同文)。
【入場】
今年は非常にスムーズ。並んでなくても15分くらいで入れましたかね。
入場時、500円でドリンクチケットを強制購入です。
【かさ】
今年は雨のラウドパーク。個人的には雨は2回目。
入場ゲート付近から先行物販のあたりまでは屋根があるので、入場時に並ばないのであれば傘は不要かもしれません。
(横殴りの雨だと吹き込んできますが)
折り畳み傘は持込オッケー。
通常の傘はゲート外に置いていくことになります。
ちなみにワタシは、先行物販列の後ろの方に屋根があるか自信が無かったので、ビニール傘。無くなる覚悟で。
が、この傘の把手のところにムスメが「傘、なくさないように」ってちょっとしたシールを貼ってくれてた。
このシールのおかげか、数百本の傘が並ぶ中でも、帰りにシッカリと残っていましたよ。
ビニール傘が無くならずにしっかり手元に戻るとは・・メタラー、規律正しい。
【クローク】
今年は指定席をとってたので使わず。たしか、例年500円。
例年は会場内ですが、今年は会場外のみ。
入場前に預けていかないとアリーナに降りれません。(まぁ、紛失や勝手に移動させられるリスク覚悟で自由席に置く、って手もありますが)
これ、なんの理由があって外になったんですかね。
会場内で物販行った人はどうすればいいんですかね。
ワタシのようにレコード会社ブースでの買い物を楽しみにしてる人はどうすればいいんですかね。
来年以降は会場内に戻してほしいものだ。
(とはいえ、終了後には毎年混乱するのだが)
【ドリンク&フード】
オフィシャルドリンクバーのコスプレ女子は、今年もクオリティ高かった。
ヒソカな楽しみでもあります。
ビールは600円だったかな。
ケンタはシナシナのヤツ×2で500円。
その他のフードも500円~1000円くらいかな。不思議なことに、ラウパではハラ減らないから、フードは別に興味ナシ。
【再入場】
入場時に「再入場の際に半券が必要になります」って言ってたので、たぶんOKなんだろう。
今まで一度も再入場したことないですが。
あ、今年は仕事でトラブったときに、いったんホテル戻って再入場、って覚悟を決めた瞬間がありましたね。そういえば。
【アリーナ導線関係】
今年は骨折のためアリーナには一度も降りませんでした。
スタンドから見ていたところによると、左右のステージ間の移動は、いったん一番後方の方まで戻ってから逆ステージに移動する、という遠回りな形態。
これまた、この意味が分からないですね。
別にそれで何か混雑が解消するとは思えないのですが。
昨年の入場規制突破などの混乱を避けるためでしょうかね。
もう少しスムーズに移動できるようにしてほしいものです。
【スタンド観戦】
何度も前述した通り、今年は骨折のためアリーナに行くことができず、サークルピットを羨ましく眺めつつスタンド観戦。
体力的には余裕あります。
そして、パフォーマンスを眺めつつ、twitterの流れを眺めつつ・・・というスタイルを楽しんだわけですが、これはこれでいいもんだなーと。
生々しい状況に共感できるし。
しかし、ライブの最中によくこれだけの人数がツイートできるもんだなな・・・と思ってたけど、スタンドから見てると、アリーナでスマホ使ってる人が多いのがよくわかる。暗闇で画面が光ってるから。
【メタT】
毎年「安定の黒率」を誇るメタラーたち。
今年は過去の「LOUDPARK」Tシャツが一番多かったですかね。やっぱり年数を重ねてきてますから、数回目という人も増えてきているのでしょう。
次がSTRATOVARIUS。女性のストラト率が高かったのが印象的。
続いてTRIVIUM。
インギーもけっこう多かったですね。
二日目のメンツ的なこともあって、デスメタル系が少なかったかな。
【総括】
KING DIAMONDのキャンセル。
カバーバンドが二つもある。
BABYMETALの存在。
そしてトリを任されたYNGWIE MALMSTEEN。
いろいろな意味で賛否の分かれた二日目ですが、結果的には初日よりも動員が多かったと聞きました。
BABYMETALの盛り上がり、YNGWIE MALMSTEENの盛り上がりは、いわゆるメタルフェスの神髄とは異なるものだと思いますが、どちらも「楽しさ」という点では過去屈指。
そして若手ENFORCER、未知の大物MOKOMA、既に貫祿のTRIVIUM、安定のSTARATOVARIUS。
2011年もメンツが叩かれていたわけですが、個人的にはすごく楽しかった。
そして、今年もすごく楽しかった。
「心配するよりも、行けば結局楽しいラウパ」ということを再認識しましたよ。
そして、昨年の混雑は何だったんだ。という快適さ。
個人的にはラインナップも重要ですが、この「混雑」も重要。
一日を快適に過ごせたという意味では、昨年よりも精神的満足度は高かった気がします。
初日の動員、二日目の動員、ラインナップの弱体化、と、来年以降を危ぶむ声は根強いわけですが、なんとかがんばってほしいものです。
あと、トリにラウド系を持ってくるの、もうやめませんかね。
以前のLIMP BIZKIT、今年のSTONE TEMPLE PILOTSのスカスカっぷりはバンドに気の毒。
今年の盛り上がりを見れば、別にEUROPEあたりがヘッドでもいいんじゃないですかね。
「EUROPEがヘッド(笑)」という頑なメタラーもいるかもしれませんが、実際にそれが盛り上がるのも事実だし。
あと、やっぱり物販は何か工夫してほしいなぁ。
:
:
ということで、長々とおつきあいいただいた方(いるのか?)、ありがとうございました!

最後に、来年のLOUDPARK14へ参戦したいと思っている方々の参考になれば、という「まとめ」を。
思いつくままに順不同でいきますね。
【先行物販】
毎年、非難のターゲットになる物販。
今年も
・先行物販販売、8:00~9:00
・9:00になったら並んでる人がいてもシャットアウト
・その後は入場してから購入。(入場口から、スーパーアリーナをほぼ一周したような遠方)
というスタイル。
初日は「並んでた人は9時すぎても買えます!ってアナウンスがありました」というツイートもありましたが、逆に例年で慣れてる人は「こんだけ並んでたら無理だな」と入場列の方へ並んだことでしょう。
そういう人たちからは非難を浴びても仕方ない対応。
とにかく、先行物販の列を一定人数で切るか、買えなかった人は優先的に入場できるようにするか、とか考えてほしい。
7時前に並んで買えない、で、買えなくて入場列並んだら、遥か後方。なんておかしい。
【通常物販】
昨年は物販購入で4時間~5時間待ちというカオスっぷりでした。
が、今年は11時すぎの段階で物販列ナシ。
ただ、この時点で人気のグッズは売り切れますから、欲しいモノは先行物販か、入場列に早めに並ぶしかありません。
ちなみに今年は、この時点でCARCASS/BABYMETALの全サイズ、TRIVIUMの主要サイズは売り切れ。
インギーは、スピベガの時点で全部残ってた・・・ボスのご機嫌を損ねなければいいが・・と、これまた伯爵に気をつかう小心者。
【レコード会社ブース】
サンプラーCDを配ってたり、来日Tシャツを売ってたりします。
今年は何も買わず。
レコード会社の熱気や品揃えが例年より弱かったような気がしますね。
終盤までインギーの自伝は山積みで残っていましたが、どうなったんでしょうね・・・と、これまた(以下同文)。
【入場】
今年は非常にスムーズ。並んでなくても15分くらいで入れましたかね。
入場時、500円でドリンクチケットを強制購入です。
【かさ】
今年は雨のラウドパーク。個人的には雨は2回目。
入場ゲート付近から先行物販のあたりまでは屋根があるので、入場時に並ばないのであれば傘は不要かもしれません。
(横殴りの雨だと吹き込んできますが)
折り畳み傘は持込オッケー。
通常の傘はゲート外に置いていくことになります。
ちなみにワタシは、先行物販列の後ろの方に屋根があるか自信が無かったので、ビニール傘。無くなる覚悟で。
が、この傘の把手のところにムスメが「傘、なくさないように」ってちょっとしたシールを貼ってくれてた。
このシールのおかげか、数百本の傘が並ぶ中でも、帰りにシッカリと残っていましたよ。
ビニール傘が無くならずにしっかり手元に戻るとは・・メタラー、規律正しい。
【クローク】
今年は指定席をとってたので使わず。たしか、例年500円。
例年は会場内ですが、今年は会場外のみ。
入場前に預けていかないとアリーナに降りれません。(まぁ、紛失や勝手に移動させられるリスク覚悟で自由席に置く、って手もありますが)
これ、なんの理由があって外になったんですかね。
会場内で物販行った人はどうすればいいんですかね。
ワタシのようにレコード会社ブースでの買い物を楽しみにしてる人はどうすればいいんですかね。
来年以降は会場内に戻してほしいものだ。
(とはいえ、終了後には毎年混乱するのだが)
【ドリンク&フード】
オフィシャルドリンクバーのコスプレ女子は、今年もクオリティ高かった。
ヒソカな楽しみでもあります。
ビールは600円だったかな。
ケンタはシナシナのヤツ×2で500円。
その他のフードも500円~1000円くらいかな。不思議なことに、ラウパではハラ減らないから、フードは別に興味ナシ。
【再入場】
入場時に「再入場の際に半券が必要になります」って言ってたので、たぶんOKなんだろう。
今まで一度も再入場したことないですが。
あ、今年は仕事でトラブったときに、いったんホテル戻って再入場、って覚悟を決めた瞬間がありましたね。そういえば。
【アリーナ導線関係】
今年は骨折のためアリーナには一度も降りませんでした。
スタンドから見ていたところによると、左右のステージ間の移動は、いったん一番後方の方まで戻ってから逆ステージに移動する、という遠回りな形態。
これまた、この意味が分からないですね。
別にそれで何か混雑が解消するとは思えないのですが。
昨年の入場規制突破などの混乱を避けるためでしょうかね。
もう少しスムーズに移動できるようにしてほしいものです。
【スタンド観戦】
何度も前述した通り、今年は骨折のためアリーナに行くことができず、サークルピットを羨ましく眺めつつスタンド観戦。
体力的には余裕あります。
そして、パフォーマンスを眺めつつ、twitterの流れを眺めつつ・・・というスタイルを楽しんだわけですが、これはこれでいいもんだなーと。
生々しい状況に共感できるし。
しかし、ライブの最中によくこれだけの人数がツイートできるもんだなな・・・と思ってたけど、スタンドから見てると、アリーナでスマホ使ってる人が多いのがよくわかる。暗闇で画面が光ってるから。
【メタT】
毎年「安定の黒率」を誇るメタラーたち。
今年は過去の「LOUDPARK」Tシャツが一番多かったですかね。やっぱり年数を重ねてきてますから、数回目という人も増えてきているのでしょう。
次がSTRATOVARIUS。女性のストラト率が高かったのが印象的。
続いてTRIVIUM。
インギーもけっこう多かったですね。
二日目のメンツ的なこともあって、デスメタル系が少なかったかな。
【総括】
KING DIAMONDのキャンセル。
カバーバンドが二つもある。
BABYMETALの存在。
そしてトリを任されたYNGWIE MALMSTEEN。
いろいろな意味で賛否の分かれた二日目ですが、結果的には初日よりも動員が多かったと聞きました。
BABYMETALの盛り上がり、YNGWIE MALMSTEENの盛り上がりは、いわゆるメタルフェスの神髄とは異なるものだと思いますが、どちらも「楽しさ」という点では過去屈指。
そして若手ENFORCER、未知の大物MOKOMA、既に貫祿のTRIVIUM、安定のSTARATOVARIUS。
2011年もメンツが叩かれていたわけですが、個人的にはすごく楽しかった。
そして、今年もすごく楽しかった。
「心配するよりも、行けば結局楽しいラウパ」ということを再認識しましたよ。
そして、昨年の混雑は何だったんだ。という快適さ。
個人的にはラインナップも重要ですが、この「混雑」も重要。
一日を快適に過ごせたという意味では、昨年よりも精神的満足度は高かった気がします。
初日の動員、二日目の動員、ラインナップの弱体化、と、来年以降を危ぶむ声は根強いわけですが、なんとかがんばってほしいものです。
あと、トリにラウド系を持ってくるの、もうやめませんかね。
以前のLIMP BIZKIT、今年のSTONE TEMPLE PILOTSのスカスカっぷりはバンドに気の毒。
今年の盛り上がりを見れば、別にEUROPEあたりがヘッドでもいいんじゃないですかね。
「EUROPEがヘッド(笑)」という頑なメタラーもいるかもしれませんが、実際にそれが盛り上がるのも事実だし。
あと、やっぱり物販は何か工夫してほしいなぁ。
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ということで、長々とおつきあいいただいた方(いるのか?)、ありがとうございました!

2013年11月01日
鋼鉄の宴13~後半戦
さて、例年であれば体力の限界!(千代の富士風に)が近づく後半戦。
今年はスタンド観戦なので余裕でありますよ。
ってことで、LOUDPARK13の記録、後半戦スタート。
【SPIRITUAL BEGGARS】
元CARCASS、現ARCH ENEMY、そしてミスター・ラウドパークと呼ばれるマイケル・アモットのバンドだ。
このバンド、どうも個人的にはフィットしない。
せっかくなら、CARCASSかARCH ENEMYがいいんだよなー。
実際、過去のLOUDPARKでSPIRITUAL BEGGARSをアリーナで見ていて、寝落ちしてしまったという経験もあるほど、どうも馴染まないのだ。
ってことで、この日最初のメシタイムに充てることに。
今回も例年の通り、シナシナのケンタッキー×ビール数杯を流し込む。
ケバブとかマグロ丼とか「ラウパメシといえばコレだろ」的意見はよく聞くのですが、なんか毎年ケンタ。シナシナ。
これがワタシのラウパメシ。
再度物販に行ってみたりレコード会社ブースに行ってみたりしている間に、演奏終了予定時間が近づく。
席に戻る。
・・爆睡中のSちゃん。目を覚まし「んぁー、よく寝た!」とスッキリした表情。Kさんも「俺も寝ましたよ」とのこと。
スピベガが睡眠を誘うのは、ワタシだけではなかったようだ。
次回はARCH ENEMYできてね。アモット。(CARCASSはしばらく無理っぽいから)
【STRATOVARIUS】
今や北欧メタルの大御所と呼んでもいいでしょう。
彼らのライブを見るのは何年ぶりだろう。どのツアーか覚えてないほど過去のことだ。
その間に、創始者のティモ・トルキが脱退。
屋台骨を支えてきた、実はイェンス・ヨハンソンと並んでこのバンドの大黒柱だったと思うドラマーのヨルグ・マイケルも脱退。
最近のアルバムも「悪くないんだけどね。間違いなくストラトなんだけどね。なんだかね。」という状態だったので、単独ツアーに向かう気分になれなかった。
とはいえ、ワタシのメタル史において非常に大きな存在だったことは間違いないバンドだ。
当然、今回の目玉のひとつだ。
オープニングは最近のアルバムから[UNDER FLAMING SKIES]。
これまた微妙なチョイス。こういうミディアムテンポの曲は2~3曲目に配置してほしいなー、とフクザツな気分でスタート。
この微妙かつフクザツな心境をかきけすように、ソリッドなリフが鳴り響く。STRATOVARIUS屈指のスピードチューン[SPEED OF LIGHT]!!
この曲、リリース当時は実はあまり好きじゃなかった。「速いのはいいけど、メリハリがなぁ・・」という感じだ。
が、これだけの年数を経て、スケールが大きくなったバンドで演奏されると、やはりその魅力は際立つ。
間奏での「♪テケテケテケテケテケテケテケテケテ、デッデッ!!」というブレイク(タメ)もバシッとキメる。(このパートが好きなんだよね)
その後、最近のアルバムの曲を立て続けに演奏。
最近はスペイシーなムードを纏った曲が多い。悪くない。悪くないんだが・・やっぱりワタシはトルキ時代の曲が好きだ。
そして、トルキ時代の終焉近くに生まれた名曲[EAGLEHEART]へ!!
この頃はバンドのゴタゴタもあって、興味が薄れかけてきていた。その中でキラリと光る佳曲だ。
これは予想外だったのでウレシイ!
さらに壮大な[DESTINY]へ。
このアルバム、この曲がリリースされた当時のティモ・コティペルトは正直微妙だった。
加入前にトルキが「今度のヴォーカルがマイケル・キスクとジェフ・テイトを足して2で割ったようなヤツだ」と言ってて期待がパンパンに膨らんだ後だったから、よけいに「・・それはないわー」と思ったのもあるかもしれない。
今となっては、中音域の安定感、芯の通った高音域、そして何より「ブレる」ことが無くなってきた。
そのティモ(もう「小ティモ」じゃなくてもいいよね)のヴォーカルで、「新たに生まれ変わった」感すらある。
そして、イェンスのキーボードがあの「♪トテトテトテトテトテトテトテトテトテトテトテトテ・・」を奏でる。
名曲[BLACK DIAMOND]!!!
美しく儚いキーボードから導かれる疾走感と叙情性溢れるメロディに会場は歓喜と驚喜の坩堝!
歌詞といい曲調といい、メロスピ嫌いな人からは叩かれる要素満載だと思うわけですが、ワタシ、こういうの大好物ですから。
とっても分かりやすい(チープ、ともいう)歌詞は、シンガロングを巻き起こすのにはうってつけだ。
そしてバラード等を挟み、ラストに持ってきたのは[HUNTING HIGH AND LOW]だ。
個人的にSTRATOVARIUSの最高傑作であるアルバムのオープニングチューンだから、思い入れの強い曲だ。
・・このアルバムからなら[GLORY OF THE WORLD]もたまにはチョイスしてほしいんですが、まぁゼイタクな話だろう。
[EAGLEHEART]と並んで、初期の疾走感とは異なる、華麗かつ貫祿が漂うスピード感を持つ名曲だ。
サビでは「♪I AM HUNTING HIGH AND LOW~!!」と観客と掛け合い。
当然、ワタシもスタンド席から大合唱&ガッツポーズ!
ここでのオーディエンスの大コーラスは、背筋が震えるような感動を覚えましたね。
みんなストラトが大好きなんだね。
が、どれだけ疾走感がある曲でも一切サークルピットが発生しないところが、TRIVIUMあたりと客層の違いが見えて面白いですね。
ということで、すんごく久しぶりのSTRATOVARIUSでしたが、前半でチョイ中だるみしたものの、後半の畳みかけは劇的でした。
やっぱり名曲をたくさん持ってるバンドは強い。
それをチョイスするバンドは賢い。(去年のSONATA ARCTICAも、ココなんだよなー。コレを間違わなければ叩かれずにすんだのに・・)
そして、やっぱりティモ・トルキ時代のSTARATOVARIUSが好きなんだなー、と再認識。
あ、あとティモ・コティペルトの成長ぶりには驚かされました。
Kさんも「ヴォーカル、若々しいっすね」って言ってましたね。
いいヴォーカルになってくれたよ。
【LAST IN LINE】
結果的に「トリ前」ですね。
DIOの名曲をカバーする、というバンドですね。
正直、DIOのことはあまり詳しくないのでゴタクを並べるのはやめときましょうね。
とりあえず
ヴィヴィアン・キャンベルがギターを弾いてくれる、というのはウレシイ。
ヴィニー・アピスのドラムは、この日一番の圧力だったと思います。
ヴォーカルは知らない人。(事前に調べてもない)
ディオの代わりを担う、という重責の中で、パワフルでヴォリュームのある声を聴かせてくれました。
ディオに似ている/似ていないという議論は抜きにして、かなりワタシの好きなタイプのヴォーカルですね。ニルス・パトリック・ヨハンソンのパワーを思い出しましたよ。
[STAND UP AND SHOUT] [HOLY DIVER]といった、ワタシでも知っている曲もたくさん。
そしてラストは当然[WE ROCK]!!
この曲での会場での一体感はディオへの思いも相まって、また格別なムードに包まれていたように思います。
安定感バツグン、いいショウでしたよ。
【YNGWIE MALMSTEEN】
そしてKING DIAMONDのキャンセルで一躍トリということになったインギー。
まぁ、立ち位置がどこであれ、彼の「オレオレ」っぷりにブレはないでしょう。
このYNGWIE MALMSTEEN。以前ブログで書いた気がするが、過去に見てきた全てのバンドの全てのライブの中で圧倒的に「ワースト」だ。
とにかく、印象が薄かったことが印象に強く残っている。(ニホンゴがおかしいかもしれないが、いいのだ)
とにかく、アンコール(だったと思う)で[BURN]を演奏して「唯一、ココだけだな。盛り上がったの」というレベルなのだ。
最近はセットリストもいいらしいので、この印象を払拭してくれるだろう。と期待していたのだ。
開始前。
前バンドからのセット切替えは10分。
残り5分。ノイズ(ハウリング?)がスゴい。全く安定していない。
予定時刻。まったく状況は変わらない。
5分経過。いろいろなスタッフが入れ代わり立ち代わりでアンプをチェックする。
10分経過。ノイズは消えない。不快なハウリングが会場に響きわたる。
・・これ、ヤバいんじゃね。
・・安定してからなんてことになると、すんげぇ時間かかるんじゃね。
・・インギー、怒ってキャンセルするんじゃね。
会場の誰もがそう心配したそのとき、バックステージから「OK!」の声が!
そのまま始めやがった!
会場の誰もが「このままやんのかよ!」「オッケー!じゃねぇよ!」とココロの中でツッコミを入れたはずだ。
そしてそのノイズをかき消す(というか、ギターの音で上塗りする)ように、名曲[RISING FORCE]がスタート!
ステージの左5分の1くらいの位置にドラムセット、その前にベース、その前にキーボード。
そしてステージの右5分の4くらいに「万里の長城」と揶揄されるほどのマーシャルアンプの壁。
そのマーシャルの前で「華麗に」ステップを踏むインギー。
つま先で「チマチマチマチマ」と歩くステップ、足を大きく振り上げるアクション。どれも声を出して笑ってしまうのだ。
・・だって、インギーのキャラに加えて、今の体型だからさ。
ヴォーカルはキーボードの人が兼任。この人が意外と上手い。
系統としてはジョー・リン・ターナーを少し太めに(声のことね)した感じだろうか。だから[RISING FORCE]はかなりカッコいい。
これは掘り出しものじゃね?
この後もハウリングは止まらない。
頻繁にバックへ戻っていくインギー。
インギーがいなくなると、間をつなぐためにフツーに英語で観客に話しかけるベース。
このベースの人がカワイイ声で「コンバンワ、ニホン」「アリガトー、ニホン」と語りかけるたびに、会場はホッコリしたムードに包まれる。
何度もバックへ戻るから、何度も話しかけるのだ。
しかも、インギーへの忠誠心がすさまじいのだ。
「ギターを弾く人はいるか?君たちのヒーローの帰りを待とう」
「イングヴェイ!イングヴェイ!」(イングヴェイコールを煽る)
「彼こそがマエストロ!」
などと持ち上げるのだ。(あ、訳はザックリ&雰囲気ね)
そしてさらに、ベースが必死に気をつかってこういったトークで盛り上げようとしてる途中で、有無を言わさずサウンドチェックの「ギュイーン」「ピロピロ」といった音が割り込んでくるのだ。
で、ベース氏は「(ん?戻ってくるのか)」といったんトークを切るものの、やっぱり戻ってこずに再びホッコリトークに入るのだ。
そして、ノイズの中で戻ってきてはギターソロの曲([FAR BEYOND THE SUN]と[SPELLBOUND]くらいしか分からなかった)を自由気ままに弾き倒す。
途中で自ら、アンプを調整する。
弾く。
調整する。
弾く。
調整する。
バックへ戻る。
ベースしゃべる。
途中サウンドチェックでトーク中断。
ベースしゃべる。
インギー戻る。
弾く。
調整する。
・・以下、無限ループ。
ショーの大半がこんな感じ。全体の時間の80%くらいはギターソロ(というか、インストナンバー)だったような気がします。
で、このギターソロの時間も観客はノイズやらバンドメンバーやらへの気遣いで満ち満ちているのだ。
バックへ戻る時に駄々っ子のようにギターを叩きつけるシーンを見せたインギー。
私たちの席からは、ちょうどバックステージに戻るところが見えるのだ。
でも、ステージに戻ると笑顔で動き回るから、さすがだ。
途中、ギター破壊のパフォーマンスを見せる。
とりあえず真っ二つには割れて、小さく割れた方は観客席に投げ入れる。
が、あと片方が投げるには大きすぎたため、もっと割ろうとする。
上へ放り投げる。
床に叩きつける。
コードからまる。
また投げる。
叩きつける。
壊れない。
壊れない。
壊れない。
壊れない。
諦めて、そのまま観客席に投げる。
これまた「壊れないじゃん(笑)」「諦めんのかよ(笑)」「そのまま投げんのかよ(笑)」というツッコミが場内一斉に起こっていたことでしょう。
そして定番の[HEAVEN TONIGHT]が流れて、「もう終わりかよ!」というムードに包まれる。
いつもの「誰も歌ってくれないコーラス」も定番なのに続けているようだ。
ショーの途中でもどんどん人が帰ってたのに、この曲が終わってさらにどんどん人が帰る。
が、ラストはあの曲が残っている。はず。
そしてインギーが戻ってくる![I'LL SEE THE LIGHT TONIGHT]だ!
この曲ではギターもヴォーカルもキーボードも、いいバランスで会場は最高潮に!(人少ないけど)
これだけグダグダだったのに、最後は屈指の名曲で大団円!
・・・だったかのようにまとめたインギーは、さすが王者だ(棒読み)。
最近のセットリストに組み込まれていたという[NEVER DIE]や[DEMON DRIVER]といった期待の名曲たちは演奏されませんでした。
内容やセットリストだけを見れば、個人的には前回のインギーのライブをさらに下回る最低のライブだったと思います。
が、「いやー、楽しかった!」という充足感と満足感は、インギーのキャラクターでしょうかね。
KING DIAMONDのキャンセルからこのライブまで、全てインギーのために仕組まれたブックかと思えるほど。まさに王者の奇跡でしょうか。
ホント、オナカいっぱいです。
彼がトリでよかった。皮肉じゃなく。
これだけみんなが笑顔に包まれるライブはそうそうないでしょう。
そしてそのみんなの笑顔の大きな要素は、あのベース氏でしょう。
開演前にはステージから記念写真を撮り。(演奏後に写真撮るのは時々見るけど、開演前、しかもバンドではなく個人的に、ってのは稀)
ボスのご機嫌によって生まれてしまう「間」をホッコリトークでひたすらつなぎ。
ボスを徹底的にヨイショし。
ステージでは脇役に徹し。
ちょっと調子にのって前に出るとインギーに怒られ。
そしてまたヒッソリと立ち位置へ戻っていく。
名もなきベーシスト(いや、名前はあるし、調べれば分かるんでしょうが、ここはあえて・・・)、彼こそがLOUDPARKのMVP。
この日参戦した多数の人たちはきっと同じ思いを抱いたことでしょう。
その日のTWITTERではトレンドに「インギー」が現れ、中には「LOUDPARKのベストであり、ワーストでもある」という声が聞かれました。まさにその通り。
見なかった人は損しましたね。と断言できる、ある意味では「伝説」のステージとなったことでしょう。
終了後、酒を飲みながらインギーの話は尽きることなく・・腹はよじれるほどに、涙が出るほどに、笑いながら語り合いました。
:
:
:
インギーが楽しすぎて、感想が長くなってしまいましたね。
ホント最後は彼が全部持って行った感じですね。
ということで、LOUDPARK13は無事終了。
八代亜紀に始まり、BABYMETAL、そしてラストのインギーまで「ネタ満載」だった今年。
きっと賛否両論でしょうね。
個人的には、例年とは異なった充足感に満たされましたよ。
あとは「まとめ」的にいろいろ書きますね。今度。
今年はスタンド観戦なので余裕でありますよ。
ってことで、LOUDPARK13の記録、後半戦スタート。
【SPIRITUAL BEGGARS】
元CARCASS、現ARCH ENEMY、そしてミスター・ラウドパークと呼ばれるマイケル・アモットのバンドだ。
このバンド、どうも個人的にはフィットしない。
せっかくなら、CARCASSかARCH ENEMYがいいんだよなー。
実際、過去のLOUDPARKでSPIRITUAL BEGGARSをアリーナで見ていて、寝落ちしてしまったという経験もあるほど、どうも馴染まないのだ。
ってことで、この日最初のメシタイムに充てることに。
今回も例年の通り、シナシナのケンタッキー×ビール数杯を流し込む。
ケバブとかマグロ丼とか「ラウパメシといえばコレだろ」的意見はよく聞くのですが、なんか毎年ケンタ。シナシナ。
これがワタシのラウパメシ。
再度物販に行ってみたりレコード会社ブースに行ってみたりしている間に、演奏終了予定時間が近づく。
席に戻る。
・・爆睡中のSちゃん。目を覚まし「んぁー、よく寝た!」とスッキリした表情。Kさんも「俺も寝ましたよ」とのこと。
スピベガが睡眠を誘うのは、ワタシだけではなかったようだ。
次回はARCH ENEMYできてね。アモット。(CARCASSはしばらく無理っぽいから)
【STRATOVARIUS】
今や北欧メタルの大御所と呼んでもいいでしょう。
彼らのライブを見るのは何年ぶりだろう。どのツアーか覚えてないほど過去のことだ。
その間に、創始者のティモ・トルキが脱退。
屋台骨を支えてきた、実はイェンス・ヨハンソンと並んでこのバンドの大黒柱だったと思うドラマーのヨルグ・マイケルも脱退。
最近のアルバムも「悪くないんだけどね。間違いなくストラトなんだけどね。なんだかね。」という状態だったので、単独ツアーに向かう気分になれなかった。
とはいえ、ワタシのメタル史において非常に大きな存在だったことは間違いないバンドだ。
当然、今回の目玉のひとつだ。
オープニングは最近のアルバムから[UNDER FLAMING SKIES]。
これまた微妙なチョイス。こういうミディアムテンポの曲は2~3曲目に配置してほしいなー、とフクザツな気分でスタート。
この微妙かつフクザツな心境をかきけすように、ソリッドなリフが鳴り響く。STRATOVARIUS屈指のスピードチューン[SPEED OF LIGHT]!!
この曲、リリース当時は実はあまり好きじゃなかった。「速いのはいいけど、メリハリがなぁ・・」という感じだ。
が、これだけの年数を経て、スケールが大きくなったバンドで演奏されると、やはりその魅力は際立つ。
間奏での「♪テケテケテケテケテケテケテケテケテ、デッデッ!!」というブレイク(タメ)もバシッとキメる。(このパートが好きなんだよね)
その後、最近のアルバムの曲を立て続けに演奏。
最近はスペイシーなムードを纏った曲が多い。悪くない。悪くないんだが・・やっぱりワタシはトルキ時代の曲が好きだ。
そして、トルキ時代の終焉近くに生まれた名曲[EAGLEHEART]へ!!
この頃はバンドのゴタゴタもあって、興味が薄れかけてきていた。その中でキラリと光る佳曲だ。
これは予想外だったのでウレシイ!
さらに壮大な[DESTINY]へ。
このアルバム、この曲がリリースされた当時のティモ・コティペルトは正直微妙だった。
加入前にトルキが「今度のヴォーカルがマイケル・キスクとジェフ・テイトを足して2で割ったようなヤツだ」と言ってて期待がパンパンに膨らんだ後だったから、よけいに「・・それはないわー」と思ったのもあるかもしれない。
今となっては、中音域の安定感、芯の通った高音域、そして何より「ブレる」ことが無くなってきた。
そのティモ(もう「小ティモ」じゃなくてもいいよね)のヴォーカルで、「新たに生まれ変わった」感すらある。
そして、イェンスのキーボードがあの「♪トテトテトテトテトテトテトテトテトテトテトテトテ・・」を奏でる。
名曲[BLACK DIAMOND]!!!
美しく儚いキーボードから導かれる疾走感と叙情性溢れるメロディに会場は歓喜と驚喜の坩堝!
歌詞といい曲調といい、メロスピ嫌いな人からは叩かれる要素満載だと思うわけですが、ワタシ、こういうの大好物ですから。
とっても分かりやすい(チープ、ともいう)歌詞は、シンガロングを巻き起こすのにはうってつけだ。
そしてバラード等を挟み、ラストに持ってきたのは[HUNTING HIGH AND LOW]だ。
個人的にSTRATOVARIUSの最高傑作であるアルバムのオープニングチューンだから、思い入れの強い曲だ。
・・このアルバムからなら[GLORY OF THE WORLD]もたまにはチョイスしてほしいんですが、まぁゼイタクな話だろう。
[EAGLEHEART]と並んで、初期の疾走感とは異なる、華麗かつ貫祿が漂うスピード感を持つ名曲だ。
サビでは「♪I AM HUNTING HIGH AND LOW~!!」と観客と掛け合い。
当然、ワタシもスタンド席から大合唱&ガッツポーズ!
ここでのオーディエンスの大コーラスは、背筋が震えるような感動を覚えましたね。
みんなストラトが大好きなんだね。
が、どれだけ疾走感がある曲でも一切サークルピットが発生しないところが、TRIVIUMあたりと客層の違いが見えて面白いですね。
ということで、すんごく久しぶりのSTRATOVARIUSでしたが、前半でチョイ中だるみしたものの、後半の畳みかけは劇的でした。
やっぱり名曲をたくさん持ってるバンドは強い。
それをチョイスするバンドは賢い。(去年のSONATA ARCTICAも、ココなんだよなー。コレを間違わなければ叩かれずにすんだのに・・)
そして、やっぱりティモ・トルキ時代のSTARATOVARIUSが好きなんだなー、と再認識。
あ、あとティモ・コティペルトの成長ぶりには驚かされました。
Kさんも「ヴォーカル、若々しいっすね」って言ってましたね。
いいヴォーカルになってくれたよ。
【LAST IN LINE】
結果的に「トリ前」ですね。
DIOの名曲をカバーする、というバンドですね。
正直、DIOのことはあまり詳しくないのでゴタクを並べるのはやめときましょうね。
とりあえず
ヴィヴィアン・キャンベルがギターを弾いてくれる、というのはウレシイ。
ヴィニー・アピスのドラムは、この日一番の圧力だったと思います。
ヴォーカルは知らない人。(事前に調べてもない)
ディオの代わりを担う、という重責の中で、パワフルでヴォリュームのある声を聴かせてくれました。
ディオに似ている/似ていないという議論は抜きにして、かなりワタシの好きなタイプのヴォーカルですね。ニルス・パトリック・ヨハンソンのパワーを思い出しましたよ。
[STAND UP AND SHOUT] [HOLY DIVER]といった、ワタシでも知っている曲もたくさん。
そしてラストは当然[WE ROCK]!!
この曲での会場での一体感はディオへの思いも相まって、また格別なムードに包まれていたように思います。
安定感バツグン、いいショウでしたよ。
【YNGWIE MALMSTEEN】
そしてKING DIAMONDのキャンセルで一躍トリということになったインギー。
まぁ、立ち位置がどこであれ、彼の「オレオレ」っぷりにブレはないでしょう。
このYNGWIE MALMSTEEN。以前ブログで書いた気がするが、過去に見てきた全てのバンドの全てのライブの中で圧倒的に「ワースト」だ。
とにかく、印象が薄かったことが印象に強く残っている。(ニホンゴがおかしいかもしれないが、いいのだ)
とにかく、アンコール(だったと思う)で[BURN]を演奏して「唯一、ココだけだな。盛り上がったの」というレベルなのだ。
最近はセットリストもいいらしいので、この印象を払拭してくれるだろう。と期待していたのだ。
開始前。
前バンドからのセット切替えは10分。
残り5分。ノイズ(ハウリング?)がスゴい。全く安定していない。
予定時刻。まったく状況は変わらない。
5分経過。いろいろなスタッフが入れ代わり立ち代わりでアンプをチェックする。
10分経過。ノイズは消えない。不快なハウリングが会場に響きわたる。
・・これ、ヤバいんじゃね。
・・安定してからなんてことになると、すんげぇ時間かかるんじゃね。
・・インギー、怒ってキャンセルするんじゃね。
会場の誰もがそう心配したそのとき、バックステージから「OK!」の声が!
そのまま始めやがった!
会場の誰もが「このままやんのかよ!」「オッケー!じゃねぇよ!」とココロの中でツッコミを入れたはずだ。
そしてそのノイズをかき消す(というか、ギターの音で上塗りする)ように、名曲[RISING FORCE]がスタート!
ステージの左5分の1くらいの位置にドラムセット、その前にベース、その前にキーボード。
そしてステージの右5分の4くらいに「万里の長城」と揶揄されるほどのマーシャルアンプの壁。
そのマーシャルの前で「華麗に」ステップを踏むインギー。
つま先で「チマチマチマチマ」と歩くステップ、足を大きく振り上げるアクション。どれも声を出して笑ってしまうのだ。
・・だって、インギーのキャラに加えて、今の体型だからさ。
ヴォーカルはキーボードの人が兼任。この人が意外と上手い。
系統としてはジョー・リン・ターナーを少し太めに(声のことね)した感じだろうか。だから[RISING FORCE]はかなりカッコいい。
これは掘り出しものじゃね?
この後もハウリングは止まらない。
頻繁にバックへ戻っていくインギー。
インギーがいなくなると、間をつなぐためにフツーに英語で観客に話しかけるベース。
このベースの人がカワイイ声で「コンバンワ、ニホン」「アリガトー、ニホン」と語りかけるたびに、会場はホッコリしたムードに包まれる。
何度もバックへ戻るから、何度も話しかけるのだ。
しかも、インギーへの忠誠心がすさまじいのだ。
「ギターを弾く人はいるか?君たちのヒーローの帰りを待とう」
「イングヴェイ!イングヴェイ!」(イングヴェイコールを煽る)
「彼こそがマエストロ!」
などと持ち上げるのだ。(あ、訳はザックリ&雰囲気ね)
そしてさらに、ベースが必死に気をつかってこういったトークで盛り上げようとしてる途中で、有無を言わさずサウンドチェックの「ギュイーン」「ピロピロ」といった音が割り込んでくるのだ。
で、ベース氏は「(ん?戻ってくるのか)」といったんトークを切るものの、やっぱり戻ってこずに再びホッコリトークに入るのだ。
そして、ノイズの中で戻ってきてはギターソロの曲([FAR BEYOND THE SUN]と[SPELLBOUND]くらいしか分からなかった)を自由気ままに弾き倒す。
途中で自ら、アンプを調整する。
弾く。
調整する。
弾く。
調整する。
バックへ戻る。
ベースしゃべる。
途中サウンドチェックでトーク中断。
ベースしゃべる。
インギー戻る。
弾く。
調整する。
・・以下、無限ループ。
ショーの大半がこんな感じ。全体の時間の80%くらいはギターソロ(というか、インストナンバー)だったような気がします。
で、このギターソロの時間も観客はノイズやらバンドメンバーやらへの気遣いで満ち満ちているのだ。
バックへ戻る時に駄々っ子のようにギターを叩きつけるシーンを見せたインギー。
私たちの席からは、ちょうどバックステージに戻るところが見えるのだ。
でも、ステージに戻ると笑顔で動き回るから、さすがだ。
途中、ギター破壊のパフォーマンスを見せる。
とりあえず真っ二つには割れて、小さく割れた方は観客席に投げ入れる。
が、あと片方が投げるには大きすぎたため、もっと割ろうとする。
上へ放り投げる。
床に叩きつける。
コードからまる。
また投げる。
叩きつける。
壊れない。
壊れない。
壊れない。
壊れない。
諦めて、そのまま観客席に投げる。
これまた「壊れないじゃん(笑)」「諦めんのかよ(笑)」「そのまま投げんのかよ(笑)」というツッコミが場内一斉に起こっていたことでしょう。
そして定番の[HEAVEN TONIGHT]が流れて、「もう終わりかよ!」というムードに包まれる。
いつもの「誰も歌ってくれないコーラス」も定番なのに続けているようだ。
ショーの途中でもどんどん人が帰ってたのに、この曲が終わってさらにどんどん人が帰る。
が、ラストはあの曲が残っている。はず。
そしてインギーが戻ってくる![I'LL SEE THE LIGHT TONIGHT]だ!
この曲ではギターもヴォーカルもキーボードも、いいバランスで会場は最高潮に!(人少ないけど)
これだけグダグダだったのに、最後は屈指の名曲で大団円!
・・・だったかのようにまとめたインギーは、さすが王者だ(棒読み)。
最近のセットリストに組み込まれていたという[NEVER DIE]や[DEMON DRIVER]といった期待の名曲たちは演奏されませんでした。
内容やセットリストだけを見れば、個人的には前回のインギーのライブをさらに下回る最低のライブだったと思います。
が、「いやー、楽しかった!」という充足感と満足感は、インギーのキャラクターでしょうかね。
KING DIAMONDのキャンセルからこのライブまで、全てインギーのために仕組まれたブックかと思えるほど。まさに王者の奇跡でしょうか。
ホント、オナカいっぱいです。
彼がトリでよかった。皮肉じゃなく。
これだけみんなが笑顔に包まれるライブはそうそうないでしょう。
そしてそのみんなの笑顔の大きな要素は、あのベース氏でしょう。
開演前にはステージから記念写真を撮り。(演奏後に写真撮るのは時々見るけど、開演前、しかもバンドではなく個人的に、ってのは稀)
ボスのご機嫌によって生まれてしまう「間」をホッコリトークでひたすらつなぎ。
ボスを徹底的にヨイショし。
ステージでは脇役に徹し。
ちょっと調子にのって前に出るとインギーに怒られ。
そしてまたヒッソリと立ち位置へ戻っていく。
名もなきベーシスト(いや、名前はあるし、調べれば分かるんでしょうが、ここはあえて・・・)、彼こそがLOUDPARKのMVP。
この日参戦した多数の人たちはきっと同じ思いを抱いたことでしょう。
その日のTWITTERではトレンドに「インギー」が現れ、中には「LOUDPARKのベストであり、ワーストでもある」という声が聞かれました。まさにその通り。
見なかった人は損しましたね。と断言できる、ある意味では「伝説」のステージとなったことでしょう。
終了後、酒を飲みながらインギーの話は尽きることなく・・腹はよじれるほどに、涙が出るほどに、笑いながら語り合いました。
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インギーが楽しすぎて、感想が長くなってしまいましたね。
ホント最後は彼が全部持って行った感じですね。
ということで、LOUDPARK13は無事終了。
八代亜紀に始まり、BABYMETAL、そしてラストのインギーまで「ネタ満載」だった今年。
きっと賛否両論でしょうね。
個人的には、例年とは異なった充足感に満たされましたよ。
あとは「まとめ」的にいろいろ書きますね。今度。
2013年10月29日
鋼鉄の宴13~中盤戦
さて、秋のメタルの祭典LOUDPARK13のレポート(いや、単なる参戦記録、雑感、感想の域を脱していませんが)の中盤戦ですよ。
例によって、興味ない方はスルー推奨ですよ。たぶん長文だし。
例年であればボチボチ体力的にツラくなってくる時間帯ですが、今年はアリーナ行かずにスタンド観戦なので、体力的な心配はいりませんね。
:
:
MOKOMAが終了したところで、お客様からの電話。どうやらトラブルのようだ。
どうなる、ラウドパーク。
どうなる、自分。
・・ということで不安が脳裏をよぎる中盤戦へ突入です。
【AMORPHIS】
彼らのライブをブ厚い防音扉越しに片耳で認識しつつ、お客様との電話。
しかも単純には解決できない系統のトラブルだ。
Kさんに「ごめん、仕事トラブった。終わり次第戻ります」と連絡を入れ、電話でトラブル対応。
そんな中でも聞き覚えのあるナンバーのリフが扉越しに聞こえてくる。
「あー、この曲もやったんだな」と脳内咀嚼しつつ、ひたすらトラブル解決の糸口を探る。
そして次に待ち受けるのははBABYMETALだ。
どんなパフォーマンスを見せてくれるのが、なんとか見てみたいところだ。
しかし、時間はどんどん過ぎていく。
・・これはもう、いったんホテルに戻ってパソコンで作業しないと無理かもしれんね。
じゃ、BABYMETALを諦める?
その次のTRIVIUMを諦める?
なんとかSPIRITUAL BEGGARSまで引っ張れないか?
脳内はフル回転だ。
そして・・AMORPHISのライブは終了。
全く見ることができませんでしたね。
けっこう楽しみにしてたんだけどね。
ベストアクトに挙げてる人もいましたね。
残念。
仕方ありません。
で、AMORPHISのライブが終了して5分後、トラブル解決!
話が伝わりにくい中で対応にご協力いただいたお客様には感謝感謝だ。
そしてダッシュで(いや、骨折してて走れないので、ココロの中では全力ダッシュのつもりで)、BABYMETALへ向かいますよ。
【BABYMETAL】
最初の方で書いたかもしれませんが、今年は「クロークがわりの意味も兼ねて」ということで初めて指定席をとってみました。
しかも結構いい席!!
が、見たいバンドは逆側のステージがほとんどだったこともあり、反対側の自由席で3人分確保。指定席は全く使っていませんでした。
が、BABYMETALだけは近くでパフォーマンスを見たい!と思い、Kさんに「トラブル解決したから、指定席で見てくる」と連絡。Kさんたちはアリーナで見ていたそうな・・これまた、でらうらやま!
BABYMETALの出演に関しては賛否両論ありました。
・・まぁ、純粋なメタラーの方々には「否」が圧倒的だったようですが。
ワタシ個人は「LOUDPARKという舞台に適しているか」という議論は置いといて(コレ、キリがないと思うので)、ジャパメタも大好き、ももクロも大好き、というユルいメタラーなので、けっこう楽しみにしてました。
もともとは「・・なんだよ、これ」と圧倒的否定派だったのですが、「紅月」という曲を聞いて「これは完全にX。つか、サイレントジェラシー。」と思いつつも、エックス大好きだったのでカラダが反応してしまったのです。
・・カッコいいじゃんか、この曲。
・・つか、名曲じゃんか。
そして、他のライブでも「コルセット限定ライブ」などという、これまたエックス世代がニヤニヤしそうなギミック等にも、ももクロに通じる策略を感じつつ、見事に踊らされてしまった人なのだ。
というわけで、トラブル解決後、大急ぎで指定席に座り、その直後にスタート!!ギリギリ間に合った!!
一曲目は[BABYMETAL DEATH]!この曲はワタシも「・・歌じゃねぇじゃん。ただセリフ言ってるだけじゃん。」と思ってた曲ですが、バッギングサウンドは完全にスラッシュ・・というか、グラインドコア的な混沌。
最初からビッグなサークルピットが生まれています。
平均年齢14歳(!)という彼女たちのステージパフォーマンスは堂々としたものだ。
14歳といえば、ワタシのムスメと大差ない年齢だ。
屈強な男たちの熱狂と、冷静沈着な彼女たちの姿のコントラストは異様でありながらが美しいものでありました。
これは楽しそうだ・・俺もアリーナ行きたかった・・。
その後数曲を経て、シングルカットされた「メギツネ」を経て・・ライブではあまりやらないと聞いていたあの曲のイントロが!
「紅月」だ!!(TOSHIの「紅だぁ!」風に)
そのイントロ~リフが刻まれた時点で、ちょっぴり涙が出ましたね。
上述した通り、Xが好きで、あのメロディがカラダに染みついている世代には有無を言わさず反応してしまうのではないでしょうか。
中盤のギターハーモニーでも完全にサイレントジェラシーなリフで異様な高揚感に包まれます。
BABYMETALを否定していたメタラー(特にメロスピ好きな人)は、このあたりで「しょせんアイドル。メタルじゃねぇ。けど、カッコいい。反応しちゃダメなのにカッコイイ」という、脳内で天使vs悪魔のような葛藤と戦っていたのではないでしょうか。
で、結局メタリックなサウンドに反応するDNAが勝ってしまった人が多いのではないでしょうか。
そうであってほしいですが、どうでしょうかね。
最後の「イジメ、ダメ、ゼッタイ」では、イントロが始まった瞬間にアリーナに大きな空間が二つ現れます。
モーセが海を割ったように現れた空間で繰り広げられるのは・・・そう、WALL OF DEATH!
しかもダブルで!
鋭いリフと、SLAYERの[ANGEL OF DEATH]のオープニングをパクっt(いや、オマージュした)叫びに導かれ、巨大なWALL OF DEATHがダブルで発生!!
巨大なサークルピット、サビで繰り広げられる「Xジャンプ」ならぬ「×(ダメ)ジャンプ」は熱狂の盛り上がりを見せています。
全バンドの中で、WALL OF DEATHが発生したのは彼女たちだけだったのはないでしょうか。
終了してからも賛否両論あると思いますし、否定派の方々の気持ちもよーーくわかります。同じメタラーだし。
けど、あの熱狂はまさにヘヴィメタルが生み出すエナジーそのもの。
それに身を委ねたほうが楽しいと思うんだよね。
オープニングでの煽り映像では、メタリカのメンバーとの写真や、サマソニでのBABYMETALのライブを見守るラーズの写真。
途中で挟まれた映像では、来日中のKISSをネタに使ったり、BURRN!誌のロゴを刻印した書物が出てきたり、伊藤政則氏を神にデフォルメした画像が出てきたり・・狙いがあざといのだ。けど、それが楽しいのだ。
ライブを冷静に眺めてると、アリーナの客層は「アイドル目的」の人たちは少ないようだ。普通のLOUDPARKの客層だ。
「集客のためにアイドルかよ。」という意見もいろいろあったが、実はあまり集客に影響は無かったんじゃないかと思う。
このライブを見て、一層嫌悪感を持った人と、もう一度見たい!楽しかった!という人が真っ二つだったように思う。
個人的には「もう一度見たい!」と思いましたよ。
単純に、もう一度あの「ヘヴィメタル然とした熱狂」に身を委ねてみたいから。
【TRIVIUM】
BABYMETALが終了したので、Kさんたちが待つ反対側自由席へ移動。
この「移動」ができるのも、ギプスが簡単になったおかげだ。ありがたいことだ。
そして、ワタシもKさんも楽しみにしていたTRIVIUMが始まりますよ。
TRIVIUMのライブは、震災直後に行われたLOUDPARK11以来。
モダンながらもパワーメタル風なメロディを持ち合わせた、ワタシのようなオッサンとKさんのような若者をジョイントしてくれるかのようなバンドだと思う。
そして、[THROES OF PERDITION]からスタート!・・やや意外なオープニングですね。
新曲の[BRAVE THIS STORM]からだと思いましたよ。
個人的に好きな[DOWN FROM THE SKY]を経て、待望の[BRAVE THIS STORM]へ!
モダンヘヴィネスと独特のウネりに、印象的なメロディラインが乗る、最近のTRIVIUMの得意とする、そしてワタシが大好きなパターンの曲だ。
たしか前回は演奏しなかった(ような気がする)[A GUNSHOT TO THE HEAD OF TREPIDATION]も披露。
テクニカルな間奏が印象的。
そして、事前にキイチが「日本ではKIRISUTE GOMENは絶対やるからね」と言っていた通り、あのイントロが爪弾かれる!
ワタシはスタンドから思わず「ヴォォォォォー!」と叫ぶ!
大きな空間ができるアリーナ!
「He who walks the fire breathes!!!」の叫びと共に、空間を切り裂く強靱なリフ!
アリーナでは巨大なサークルピット!
この瞬間のサークルピットが、この日の全バンドの中での最大瞬間風速だったと思います。
くそー、アリーナにいたかったよー!
その後、これまた大好きな曲[IN WAVES]も披露。
ラウパ前日に、この曲を歌いたいがためにカラオケへ行ったほど好きな曲だ。
最初に聞いた時は「・・地味だ。地味すぎる」と思ったものの、ジワジワとハマっていった曲だ。
一聴してハマるタイプの曲(メロスピ、メロパワに多い)は、わりと飽きるのも早い。
が、こういうタイプの曲は、ジックリ浸透してくるから飽きないのだ。わりと。
キイチのパフォーマンスは、いつものことながら細身でイケメンな外見とは異なり、ストロングなシャウトとメロウなノーマルヴォイスを使い分け、ストロングな印象を残す。
他のメンバーも安定の演奏で、そのヘヴィネスを支えている。
前回が素晴らしかったから、そのイメージもあって自分の中での「期待のハードル」は高かったと思う。
が、そのハードルを軽々と越えて「いやー、やっぱりTRIVIUMはカッコイイ!」と思わせてくれました。
純粋なパフォーマンスという意味ではベストアクトでしょうかね。
(今年は、前述のBABYMETALや、後述するYNGWIE MALMSTEENなど、比較対象に困るパフォーマンスが多かった・・)
けど、今回突然演奏時間が増えたってことで、「今回こそ [ANTHEM] が聞ける!かも!」と思ってたんですが・・やっぱ演ってくれないんですね。
また数年後にきてくれるだろうから、そのときにはお願いしますよ。
ってことで、BABYMETALとTRIVIUMで恍惚の中、後半戦へ向かいます。
もうしばしおつきあいくだせぇ。
例によって、興味ない方はスルー推奨ですよ。たぶん長文だし。
例年であればボチボチ体力的にツラくなってくる時間帯ですが、今年はアリーナ行かずにスタンド観戦なので、体力的な心配はいりませんね。
:
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MOKOMAが終了したところで、お客様からの電話。どうやらトラブルのようだ。
どうなる、ラウドパーク。
どうなる、自分。
・・ということで不安が脳裏をよぎる中盤戦へ突入です。
【AMORPHIS】
彼らのライブをブ厚い防音扉越しに片耳で認識しつつ、お客様との電話。
しかも単純には解決できない系統のトラブルだ。
Kさんに「ごめん、仕事トラブった。終わり次第戻ります」と連絡を入れ、電話でトラブル対応。
そんな中でも聞き覚えのあるナンバーのリフが扉越しに聞こえてくる。
「あー、この曲もやったんだな」と脳内咀嚼しつつ、ひたすらトラブル解決の糸口を探る。
そして次に待ち受けるのははBABYMETALだ。
どんなパフォーマンスを見せてくれるのが、なんとか見てみたいところだ。
しかし、時間はどんどん過ぎていく。
・・これはもう、いったんホテルに戻ってパソコンで作業しないと無理かもしれんね。
じゃ、BABYMETALを諦める?
その次のTRIVIUMを諦める?
なんとかSPIRITUAL BEGGARSまで引っ張れないか?
脳内はフル回転だ。
そして・・AMORPHISのライブは終了。
全く見ることができませんでしたね。
けっこう楽しみにしてたんだけどね。
ベストアクトに挙げてる人もいましたね。
残念。
仕方ありません。
で、AMORPHISのライブが終了して5分後、トラブル解決!
話が伝わりにくい中で対応にご協力いただいたお客様には感謝感謝だ。
そしてダッシュで(いや、骨折してて走れないので、ココロの中では全力ダッシュのつもりで)、BABYMETALへ向かいますよ。
【BABYMETAL】
最初の方で書いたかもしれませんが、今年は「クロークがわりの意味も兼ねて」ということで初めて指定席をとってみました。
しかも結構いい席!!
が、見たいバンドは逆側のステージがほとんどだったこともあり、反対側の自由席で3人分確保。指定席は全く使っていませんでした。
が、BABYMETALだけは近くでパフォーマンスを見たい!と思い、Kさんに「トラブル解決したから、指定席で見てくる」と連絡。Kさんたちはアリーナで見ていたそうな・・これまた、でらうらやま!
BABYMETALの出演に関しては賛否両論ありました。
・・まぁ、純粋なメタラーの方々には「否」が圧倒的だったようですが。
ワタシ個人は「LOUDPARKという舞台に適しているか」という議論は置いといて(コレ、キリがないと思うので)、ジャパメタも大好き、ももクロも大好き、というユルいメタラーなので、けっこう楽しみにしてました。
もともとは「・・なんだよ、これ」と圧倒的否定派だったのですが、「紅月」という曲を聞いて「これは完全にX。つか、サイレントジェラシー。」と思いつつも、エックス大好きだったのでカラダが反応してしまったのです。
・・カッコいいじゃんか、この曲。
・・つか、名曲じゃんか。
そして、他のライブでも「コルセット限定ライブ」などという、これまたエックス世代がニヤニヤしそうなギミック等にも、ももクロに通じる策略を感じつつ、見事に踊らされてしまった人なのだ。
というわけで、トラブル解決後、大急ぎで指定席に座り、その直後にスタート!!ギリギリ間に合った!!
一曲目は[BABYMETAL DEATH]!この曲はワタシも「・・歌じゃねぇじゃん。ただセリフ言ってるだけじゃん。」と思ってた曲ですが、バッギングサウンドは完全にスラッシュ・・というか、グラインドコア的な混沌。
最初からビッグなサークルピットが生まれています。
平均年齢14歳(!)という彼女たちのステージパフォーマンスは堂々としたものだ。
14歳といえば、ワタシのムスメと大差ない年齢だ。
屈強な男たちの熱狂と、冷静沈着な彼女たちの姿のコントラストは異様でありながらが美しいものでありました。
これは楽しそうだ・・俺もアリーナ行きたかった・・。
その後数曲を経て、シングルカットされた「メギツネ」を経て・・ライブではあまりやらないと聞いていたあの曲のイントロが!
「紅月」だ!!(TOSHIの「紅だぁ!」風に)
そのイントロ~リフが刻まれた時点で、ちょっぴり涙が出ましたね。
上述した通り、Xが好きで、あのメロディがカラダに染みついている世代には有無を言わさず反応してしまうのではないでしょうか。
中盤のギターハーモニーでも完全にサイレントジェラシーなリフで異様な高揚感に包まれます。
BABYMETALを否定していたメタラー(特にメロスピ好きな人)は、このあたりで「しょせんアイドル。メタルじゃねぇ。けど、カッコいい。反応しちゃダメなのにカッコイイ」という、脳内で天使vs悪魔のような葛藤と戦っていたのではないでしょうか。
で、結局メタリックなサウンドに反応するDNAが勝ってしまった人が多いのではないでしょうか。
そうであってほしいですが、どうでしょうかね。
最後の「イジメ、ダメ、ゼッタイ」では、イントロが始まった瞬間にアリーナに大きな空間が二つ現れます。
モーセが海を割ったように現れた空間で繰り広げられるのは・・・そう、WALL OF DEATH!
しかもダブルで!
鋭いリフと、SLAYERの[ANGEL OF DEATH]のオープニングをパクっt(いや、オマージュした)叫びに導かれ、巨大なWALL OF DEATHがダブルで発生!!
巨大なサークルピット、サビで繰り広げられる「Xジャンプ」ならぬ「×(ダメ)ジャンプ」は熱狂の盛り上がりを見せています。
全バンドの中で、WALL OF DEATHが発生したのは彼女たちだけだったのはないでしょうか。
終了してからも賛否両論あると思いますし、否定派の方々の気持ちもよーーくわかります。同じメタラーだし。
けど、あの熱狂はまさにヘヴィメタルが生み出すエナジーそのもの。
それに身を委ねたほうが楽しいと思うんだよね。
オープニングでの煽り映像では、メタリカのメンバーとの写真や、サマソニでのBABYMETALのライブを見守るラーズの写真。
途中で挟まれた映像では、来日中のKISSをネタに使ったり、BURRN!誌のロゴを刻印した書物が出てきたり、伊藤政則氏を神にデフォルメした画像が出てきたり・・狙いがあざといのだ。けど、それが楽しいのだ。
ライブを冷静に眺めてると、アリーナの客層は「アイドル目的」の人たちは少ないようだ。普通のLOUDPARKの客層だ。
「集客のためにアイドルかよ。」という意見もいろいろあったが、実はあまり集客に影響は無かったんじゃないかと思う。
このライブを見て、一層嫌悪感を持った人と、もう一度見たい!楽しかった!という人が真っ二つだったように思う。
個人的には「もう一度見たい!」と思いましたよ。
単純に、もう一度あの「ヘヴィメタル然とした熱狂」に身を委ねてみたいから。
【TRIVIUM】
BABYMETALが終了したので、Kさんたちが待つ反対側自由席へ移動。
この「移動」ができるのも、ギプスが簡単になったおかげだ。ありがたいことだ。
そして、ワタシもKさんも楽しみにしていたTRIVIUMが始まりますよ。
TRIVIUMのライブは、震災直後に行われたLOUDPARK11以来。
モダンながらもパワーメタル風なメロディを持ち合わせた、ワタシのようなオッサンとKさんのような若者をジョイントしてくれるかのようなバンドだと思う。
そして、[THROES OF PERDITION]からスタート!・・やや意外なオープニングですね。
新曲の[BRAVE THIS STORM]からだと思いましたよ。
個人的に好きな[DOWN FROM THE SKY]を経て、待望の[BRAVE THIS STORM]へ!
モダンヘヴィネスと独特のウネりに、印象的なメロディラインが乗る、最近のTRIVIUMの得意とする、そしてワタシが大好きなパターンの曲だ。
たしか前回は演奏しなかった(ような気がする)[A GUNSHOT TO THE HEAD OF TREPIDATION]も披露。
テクニカルな間奏が印象的。
そして、事前にキイチが「日本ではKIRISUTE GOMENは絶対やるからね」と言っていた通り、あのイントロが爪弾かれる!
ワタシはスタンドから思わず「ヴォォォォォー!」と叫ぶ!
大きな空間ができるアリーナ!
「He who walks the fire breathes!!!」の叫びと共に、空間を切り裂く強靱なリフ!
アリーナでは巨大なサークルピット!
この瞬間のサークルピットが、この日の全バンドの中での最大瞬間風速だったと思います。
くそー、アリーナにいたかったよー!
その後、これまた大好きな曲[IN WAVES]も披露。
ラウパ前日に、この曲を歌いたいがためにカラオケへ行ったほど好きな曲だ。
最初に聞いた時は「・・地味だ。地味すぎる」と思ったものの、ジワジワとハマっていった曲だ。
一聴してハマるタイプの曲(メロスピ、メロパワに多い)は、わりと飽きるのも早い。
が、こういうタイプの曲は、ジックリ浸透してくるから飽きないのだ。わりと。
キイチのパフォーマンスは、いつものことながら細身でイケメンな外見とは異なり、ストロングなシャウトとメロウなノーマルヴォイスを使い分け、ストロングな印象を残す。
他のメンバーも安定の演奏で、そのヘヴィネスを支えている。
前回が素晴らしかったから、そのイメージもあって自分の中での「期待のハードル」は高かったと思う。
が、そのハードルを軽々と越えて「いやー、やっぱりTRIVIUMはカッコイイ!」と思わせてくれました。
純粋なパフォーマンスという意味ではベストアクトでしょうかね。
(今年は、前述のBABYMETALや、後述するYNGWIE MALMSTEENなど、比較対象に困るパフォーマンスが多かった・・)
けど、今回突然演奏時間が増えたってことで、「今回こそ [ANTHEM] が聞ける!かも!」と思ってたんですが・・やっぱ演ってくれないんですね。
また数年後にきてくれるだろうから、そのときにはお願いしますよ。
ってことで、BABYMETALとTRIVIUMで恍惚の中、後半戦へ向かいます。
もうしばしおつきあいくだせぇ。
2013年10月25日
鋼鉄の宴13~前半戦
さて、例年の通り長文になってしまう鋼鉄の宴LOUDPARK13の参戦記録。
期待膨らむ前半戦。
まずはオープニングアクトから!
【METAL CLONE X】
METAL CLONE X。またの名を鉄色クローンX。
知っている人は知っている、知らない人は知らない(あたりまえ)、ももいろクローバーZのメタルアレンジカバーバンドであります。
ももクロ。
カバーバンド。
この二点だけでLOUDPARKへの参戦を嫌悪する方もいらっしゃるかと思います。(ちなみにワタシは、ももクロも好きなので問題なし)
が、メンバーが
ギター : マーティー・フリードマン(元MEGADETH)
ヴォーカル : フレディ(ChthoniC)
この名前だけ並べると、なかなかワクワク感がありますね。
もともと、ももクロにハマったキッカケは、ももクロのライブでのマーティーの演奏だったわけですから、それをナマで見られるということで期待が高まります。
さらに「ゲストあり!」とのことでしたので、これまた期待が高まります。
このバンドでゲストというと、当然ももクロ本人を期待するわけですが、この日は夕方から愛媛でライブ。
ということで
本命:ドリスちゃん(ChthoniC)
大穴:ももクロ(ダッシュで参戦)
あたりを予想してましたね。
オープニングは、予想に反してなんと[Chai Maxx]。怪盗少女か無限の愛を想定してたので、ちょっと意外。
ももクロ好きな人じゃないと、知らないと思うんだ。
で、やはりアリーナは前方以外は全く無反応ですね。
そしてサイリウムは前方アリーナに5本のみ(シッカリ数えられる本数)。
その後、[行くぜっ!怪盗少女]でやや反応が増えましたね。
そして、その後にまさかの八代亜紀登場!
マーティと共に「雨の慕情」メタルバージョンを経て、マーティ作曲の新曲を披露!
・・まさかゲスト八代亜紀とは全く想像できませんでしたね。
「みなさ~ん、おはよ~」「マ~ティ~、がんばってね~」とホッコリトークで場を和ませ、去っていきましたね。
その後、待望の猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」へ!
マーティーのギターソロは、通常バージョン。ももクリで見せてくれた、マーティスペシャルバージョン(?)が聞きたかった。
ラストに新曲を披露して終了。次回アルバムはカバーではなくオリジナルになるそうだ。
このバンドについて、良し悪しを語る必要はあまりないかなと思います。
ももクロの曲をフレディが歌い、マーティーがギターを奏でる。それだけのバンドだから。
とはいえ、八代亜紀の登場もあって適度に温まってきた会場。オープニングアクトとしての役割は充分に果たしてくれたと思いますよ。
【BREAKING ARROWS】
元SIAM SHADEのギターが、アメリカで結成したバンドらしいですね。
事前にYOU TUBEで一曲聞いたものの、「可もなく不可もない」という印象だったので、休憩するつもりでしたが、まだ始まったばかりで休憩の必要もないし、Kさん夫妻がオープニングからアリーナへ行ってたので、荷物の番も兼ねて鑑賞。
結果、意外とライブ映えするバンドだな、と。
基本的にはカラッとしたアメリカンハードであり、そこにちょっぴり切なさが入り交じったような。
一聴しただけで一緒にコーラスしたり拳を振り上げたりできるような曲もあり、好感持てましたね。
さらに好感度をアップさせたのが、スクリーンに時折映し出されるドラム!
なんと、なんと、なんと、黒髪眼鏡女子なのだ!
黒髪眼鏡女子なのだ!
(まぁ、強調することではありませんが個人的に大切なので二度言いました)
このコが力強くドラムを叩き、にこやかに、表情豊かな笑顔を見せてくれる。
いやー、いいコでした。
ということで、やっぱライブを見ると思いは変わるもんだなーと。
曲としては、もう少し日本寄りの曲にするのか、もっと思いっきりダイナミックな方向へ行くのか、ハッキリとした方向性が見えてくると、魅力が増すような気がします。
今後に期待しましょう!
【ENFORCER】
個人的にかなり楽しみにしていたバンドです。
行きの道中、このバンドについては意見が分かれまして・・
ワタシ:古くさいところがイイ!まっしぐらでイイ!
Sちゃん:なんかカッコいい!
Kさん:ちょい単調すぎて飽きる。
そう、Kさんはワタシよりも随分若く、さらに自分でバンドもやっている強者。
このNWOBHM的なサウンドは古くて単調に感じたのだと思います。それもよーーく解ります。やっぱ人それぞれ思いが違って、面白いよね。
ENFORCERは、NWOBHMを想起させるオールドスタイルなメタルを現代に蘇らせたようなサウンドだ。
初期IRON MAIDEN的、という人もいるでしょうね。
この直球ド真ん中、ピュアな情熱に溢れたサウンドは、我々世代を「これこれ!!よくこれをやってくれたよ!!若いのに!!」と驚喜させてくれます。
実際、LOUDPARKへ参戦しているメタラーにも概ね好評のようで、開演前から「ENFORCER!! ENFORCER!!」とエンフォーサーコール。
期待は高まりますね。
イントロが始まり、大歓声!そこから[Death Rides This Night]へ!
「ジャジャッジャッジャッジャーーーーー ジャジャッジャッジャッジャッジャッジャーー」と「あのリフ」が刻まれていきます。
巻き起こるサークルピット。
バンドのビジュアル、そしてフォーメーション。
ヘヴィメタルとは何たるものなのか、それを明瞭かつ単純に明示してくれています。
期待通りのステージングに終始ニヤニヤしっぱなしのワタシ。
上手い/下手という議論を超越したエネルギーと爆走感。
そしてフックのあるメロディ。
初日のLOST SOCIETYあたりもだけど、メタラーが無条件に条件反射してしまうサウンドを若手が具現化してくれているのがウレシイではないですか。
終始このエネルギーを持続したまま、無事終了。
終了した時点で「先行物販でENFORCERのTシャツ買った俺、勝ち組。」と誇らしくなりましたよ。
【MOKOMA】
このバンドのことは、この春くらいまで名前すら知らなかった。
国内盤、出てないらしいし。
この春(だっけ?)にフィンランドフェスが行われ、TURISASらと共演。
で、このフィンフェスで観客にアンケートをとり、「もう一度見たいバンドがLOUDPARK出演!」という経緯があった。
この時点でワタシは「よっしゃ!!このメンツならTURISASだな!!久しぶりにバトゥ!!メトゥ!!ができるわけだな!!」と確信していた。
が、発表されたのがこのMOKOMA。
「・・なんだよー。TURISAS見たかったのにー」と思いつつ、いろいろ見てみると、「あれなら当然MOKOMA」「よし!!MOKOMAきた!!」と軒並み高評価。
そしてYOUTUBEでチェック。
・・なるほど、これは確かに楽しそうだ。
行きの車中でもKさん夫妻に「これは楽しみ!!」と好感触だった。
ってことで、この二人はアリーナ観戦。・・でらうらやまであります。
やはり期待は大きいらしく、アリーナはENFORCERと同じくらいの埋まり具合ですかね。
そしてスタート!!
スラッシーなリフと共に疾走していくスタイルは、すぐにビッグなサークルピットを生み出します。
このサークルのスピード感もスゲぇ!!
MOKOMAのスタイルは、スラッシュメタルをベースに、フォーキーかつトラディショナルなメロディラインが印象的だ。
疾走感の中に、牧歌的であり民族的な薫りがプンプン漂う。
そして、飲んだくれたオヤジが似合うアヤーヤヤーヤ的風情は、あのKorpiklaaniに通じるものがありますね。
さらに、彼らの歌は英語ではないのだ。母国語・・フィンランド語でしょうかね。
この母国語がスンゲェ巻き舌発音が多く、この「巻き舌ヴォーカル」がスピード感の中にも音楽的な粘りを加えるエッセンスとなり、これがクセになるのだ。
MOKOMAのメンバーは、この熱狂の反応がおそらく想定外だったのでしょう。
驚きと喜びの表情を見せ、満足げ。
オーディエンスは、その姿を見てさらに彼らを盛り上げていく。
ライブならではの相乗効果が波状攻撃のようにアリーナを包み込んでいきます。
おそらく、彼らをベストアクトに挙げる人も多いのではないでしょうか。
まだまだ日本では知名度が高いとはいえないMOKOMA。
このライブで一気に株を挙げましたね。
CDを売るための最大の販促活動はライブだね。
そして・・
MOKOMAが終わり、「いやー、ENFORCERといいMOKOMAといい、北欧サイコーだぜ!!そして次はAMORPHISだぜ!!」と思った瞬間、お客様から着信が。
・・電話か・・出ないわけにはいかないな・・。
どうなる、AMORPHIS。
とういうことで、次回中盤戦へ続きます。
期待膨らむ前半戦。
まずはオープニングアクトから!
【METAL CLONE X】
METAL CLONE X。またの名を鉄色クローンX。
知っている人は知っている、知らない人は知らない(あたりまえ)、ももいろクローバーZのメタルアレンジカバーバンドであります。
ももクロ。
カバーバンド。
この二点だけでLOUDPARKへの参戦を嫌悪する方もいらっしゃるかと思います。(ちなみにワタシは、ももクロも好きなので問題なし)
が、メンバーが
ギター : マーティー・フリードマン(元MEGADETH)
ヴォーカル : フレディ(ChthoniC)
この名前だけ並べると、なかなかワクワク感がありますね。
もともと、ももクロにハマったキッカケは、ももクロのライブでのマーティーの演奏だったわけですから、それをナマで見られるということで期待が高まります。
さらに「ゲストあり!」とのことでしたので、これまた期待が高まります。
このバンドでゲストというと、当然ももクロ本人を期待するわけですが、この日は夕方から愛媛でライブ。
ということで
本命:ドリスちゃん(ChthoniC)
大穴:ももクロ(ダッシュで参戦)
あたりを予想してましたね。
オープニングは、予想に反してなんと[Chai Maxx]。怪盗少女か無限の愛を想定してたので、ちょっと意外。
ももクロ好きな人じゃないと、知らないと思うんだ。
で、やはりアリーナは前方以外は全く無反応ですね。
そしてサイリウムは前方アリーナに5本のみ(シッカリ数えられる本数)。
その後、[行くぜっ!怪盗少女]でやや反応が増えましたね。
そして、その後にまさかの八代亜紀登場!
マーティと共に「雨の慕情」メタルバージョンを経て、マーティ作曲の新曲を披露!
・・まさかゲスト八代亜紀とは全く想像できませんでしたね。
「みなさ~ん、おはよ~」「マ~ティ~、がんばってね~」とホッコリトークで場を和ませ、去っていきましたね。
その後、待望の猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」へ!
マーティーのギターソロは、通常バージョン。ももクリで見せてくれた、マーティスペシャルバージョン(?)が聞きたかった。
ラストに新曲を披露して終了。次回アルバムはカバーではなくオリジナルになるそうだ。
このバンドについて、良し悪しを語る必要はあまりないかなと思います。
ももクロの曲をフレディが歌い、マーティーがギターを奏でる。それだけのバンドだから。
とはいえ、八代亜紀の登場もあって適度に温まってきた会場。オープニングアクトとしての役割は充分に果たしてくれたと思いますよ。
【BREAKING ARROWS】
元SIAM SHADEのギターが、アメリカで結成したバンドらしいですね。
事前にYOU TUBEで一曲聞いたものの、「可もなく不可もない」という印象だったので、休憩するつもりでしたが、まだ始まったばかりで休憩の必要もないし、Kさん夫妻がオープニングからアリーナへ行ってたので、荷物の番も兼ねて鑑賞。
結果、意外とライブ映えするバンドだな、と。
基本的にはカラッとしたアメリカンハードであり、そこにちょっぴり切なさが入り交じったような。
一聴しただけで一緒にコーラスしたり拳を振り上げたりできるような曲もあり、好感持てましたね。
さらに好感度をアップさせたのが、スクリーンに時折映し出されるドラム!
なんと、なんと、なんと、黒髪眼鏡女子なのだ!
黒髪眼鏡女子なのだ!
(まぁ、強調することではありませんが個人的に大切なので二度言いました)
このコが力強くドラムを叩き、にこやかに、表情豊かな笑顔を見せてくれる。
いやー、いいコでした。
ということで、やっぱライブを見ると思いは変わるもんだなーと。
曲としては、もう少し日本寄りの曲にするのか、もっと思いっきりダイナミックな方向へ行くのか、ハッキリとした方向性が見えてくると、魅力が増すような気がします。
今後に期待しましょう!
【ENFORCER】
個人的にかなり楽しみにしていたバンドです。
行きの道中、このバンドについては意見が分かれまして・・
ワタシ:古くさいところがイイ!まっしぐらでイイ!
Sちゃん:なんかカッコいい!
Kさん:ちょい単調すぎて飽きる。
そう、Kさんはワタシよりも随分若く、さらに自分でバンドもやっている強者。
このNWOBHM的なサウンドは古くて単調に感じたのだと思います。それもよーーく解ります。やっぱ人それぞれ思いが違って、面白いよね。
ENFORCERは、NWOBHMを想起させるオールドスタイルなメタルを現代に蘇らせたようなサウンドだ。
初期IRON MAIDEN的、という人もいるでしょうね。
この直球ド真ん中、ピュアな情熱に溢れたサウンドは、我々世代を「これこれ!!よくこれをやってくれたよ!!若いのに!!」と驚喜させてくれます。
実際、LOUDPARKへ参戦しているメタラーにも概ね好評のようで、開演前から「ENFORCER!! ENFORCER!!」とエンフォーサーコール。
期待は高まりますね。
イントロが始まり、大歓声!そこから[Death Rides This Night]へ!
「ジャジャッジャッジャッジャーーーーー ジャジャッジャッジャッジャッジャッジャーー」と「あのリフ」が刻まれていきます。
巻き起こるサークルピット。
バンドのビジュアル、そしてフォーメーション。
ヘヴィメタルとは何たるものなのか、それを明瞭かつ単純に明示してくれています。
期待通りのステージングに終始ニヤニヤしっぱなしのワタシ。
上手い/下手という議論を超越したエネルギーと爆走感。
そしてフックのあるメロディ。
初日のLOST SOCIETYあたりもだけど、メタラーが無条件に条件反射してしまうサウンドを若手が具現化してくれているのがウレシイではないですか。
終始このエネルギーを持続したまま、無事終了。
終了した時点で「先行物販でENFORCERのTシャツ買った俺、勝ち組。」と誇らしくなりましたよ。
【MOKOMA】
このバンドのことは、この春くらいまで名前すら知らなかった。
国内盤、出てないらしいし。
この春(だっけ?)にフィンランドフェスが行われ、TURISASらと共演。
で、このフィンフェスで観客にアンケートをとり、「もう一度見たいバンドがLOUDPARK出演!」という経緯があった。
この時点でワタシは「よっしゃ!!このメンツならTURISASだな!!久しぶりにバトゥ!!メトゥ!!ができるわけだな!!」と確信していた。
が、発表されたのがこのMOKOMA。
「・・なんだよー。TURISAS見たかったのにー」と思いつつ、いろいろ見てみると、「あれなら当然MOKOMA」「よし!!MOKOMAきた!!」と軒並み高評価。
そしてYOUTUBEでチェック。
・・なるほど、これは確かに楽しそうだ。
行きの車中でもKさん夫妻に「これは楽しみ!!」と好感触だった。
ってことで、この二人はアリーナ観戦。・・でらうらやまであります。
やはり期待は大きいらしく、アリーナはENFORCERと同じくらいの埋まり具合ですかね。
そしてスタート!!
スラッシーなリフと共に疾走していくスタイルは、すぐにビッグなサークルピットを生み出します。
このサークルのスピード感もスゲぇ!!
MOKOMAのスタイルは、スラッシュメタルをベースに、フォーキーかつトラディショナルなメロディラインが印象的だ。
疾走感の中に、牧歌的であり民族的な薫りがプンプン漂う。
そして、飲んだくれたオヤジが似合うアヤーヤヤーヤ的風情は、あのKorpiklaaniに通じるものがありますね。
さらに、彼らの歌は英語ではないのだ。母国語・・フィンランド語でしょうかね。
この母国語がスンゲェ巻き舌発音が多く、この「巻き舌ヴォーカル」がスピード感の中にも音楽的な粘りを加えるエッセンスとなり、これがクセになるのだ。
MOKOMAのメンバーは、この熱狂の反応がおそらく想定外だったのでしょう。
驚きと喜びの表情を見せ、満足げ。
オーディエンスは、その姿を見てさらに彼らを盛り上げていく。
ライブならではの相乗効果が波状攻撃のようにアリーナを包み込んでいきます。
おそらく、彼らをベストアクトに挙げる人も多いのではないでしょうか。
まだまだ日本では知名度が高いとはいえないMOKOMA。
このライブで一気に株を挙げましたね。
CDを売るための最大の販促活動はライブだね。
そして・・
MOKOMAが終わり、「いやー、ENFORCERといいMOKOMAといい、北欧サイコーだぜ!!そして次はAMORPHISだぜ!!」と思った瞬間、お客様から着信が。
・・電話か・・出ないわけにはいかないな・・。
どうなる、AMORPHIS。
とういうことで、次回中盤戦へ続きます。
2013年10月23日
鋼鉄の宴13~序章
年に一度の鋼鉄の宴、LOUDPARK13!!
今年は直前に足を骨折するというアクシデントがあり、半ば諦めていましたが・・なんとか参戦することができました。
この飛騨地方や高山周辺で、来年開催されるであろうLOUDPARK14に向けて「来年は行ってみようかなー」という方々の背中を押せるように、参考になるように、そして自分自身の記憶を留めるために。
もうね、お年寄りだからね。忘れちゃうんだよね、書いておかないと。
昨年までの記事は「LOUDPARK」カテゴリをご覧いただき、比較してみて頂ければと思いますよ。
・・あ、そうすると文章が毎年進歩してないことが晒されてしまいますが。
まず、毎年快く(たぶん)送り出してくれる奥様&子供たちに感謝を!
忙しい時期に連絡とれなくなってしまい、いつもご迷惑をおかけしてしまうお客様にも感謝を!
そして、昨年に続き今年も同行してくれたKさん&初参戦となった奥様のSちゃん。
彼らなしでは今年の参戦は叶わなかった。
こんなオッサンメタラーと一緒に楽しんでくれて、ホントありがとう!
今年は仕事が変わって忙しくて行けなかったTちゃん。来年はまた一緒に行こう!・・お互い足のケガに気をつけて。
新婚かつ、いつも仕事が多忙なLさん。まだ一緒にサークルピットを走る夢は諦めてないぜ!
ということで、ワタシを取り巻くすべてに感謝とビッグなメロイックサインを掲げつつ、鋼鉄の宴13のレポ(つか、独り言)、始まります。
興味のある方だけどうぞ~。
例によって、たぶん長文になると思います。
興味のない方はスルー推奨ですよ。
:
:
:
今年は久々の二日間開催。
で、結果的に2日目を選んだ経緯はチョイ前の記事をご覧いただければと思いますよ。
開催前日の18日。大きな出来事が二つあった。
まず一つめは、ワタシの足のギプスが、つま先からヒザ下まであったモノから、足の甲にカパッと装着する簡易的なモノに替わったこと。
これで飛躍的に歩きやすくなった。
ガッチリ固定のギプスより痛みはあるが、現地での移動を考えれば、これはすごくありがたい!
結果的には、このおかげでずいぶん楽しめる幅が広がりました。
そしてもう一つ。この日衝撃のニュースが。
参戦する20日のトリであったKING DIAMONDが急遽キャンセルとなったのだ。
錯綜する情報、混乱と喧騒のtwitter。
この日の夜、キャンセルに伴う変更が発表される。
後半のバンドがそれぞれ持ち時間を10分づつ増やし、終了時間もやや前倒しになるという。
KING DIAMONDの希少価値を思えば残念至極であるのだが、個人的目玉はSTRATOVARIUS/TRIVIUM/YNGWIE MALMSTEEN。
彼らの持ち時間が増え、当初予定していなかった曲が増えるのはウレシイ。
さらに骨折中の身としては早く帰ることができるものもウレシイ。
ということで、「ギプスといい、この件といい、完全に追い風モードだな、うん。」と前向きに捉えることに。
そんなわけで、この日の最終ラインナップはコチラ。
METAL CLONE X
BREAKING ARROWS
ENFORCER
MOKOMA
AMORPHIS
BABYMETAL
TRIVIUM
SPIRITUAL BEGGARS
STRATOVARIUS
LAST IN LINE
YNGWIE MALMSTEEN
【前日】
朝から初日参戦者のツイートを流し読み。
昨年の先行物販の酷さは昨年の記事を読み返して頂ければと思いますが、それに懲りた(学んだ)人たちが多く、昨年よりも列は早く埋まっているようだ。
「6時の時点で100人越え」とのツイートを見て驚愕する。
結局、6時半くらいから並んでた人がギリギリ入れたとのこと。
(が、最終的には並んでた人はみんな入れてもらえた、というツイートもありましたが)
この時点で、朝の物販はかなり早めに並ぶことを覚悟する。
この足では、入場して、アリーナの一番奥の物販までダッシュすることはできないから、並ぶしかないのだ。
9:30 上述したKさんの車で、さいたまへ。
今年は骨折してることもあり、移動も考慮して、さいたまスーパーアリーナ隣接のホテルを予約。徒歩5分。
結果的にはダブルベッドの部屋しか空いておらず、二つ並ぶ枕を眺めて切なくなったり、値段は高くなるし、ということもありましたが、やはり今回は「近い」というのが最大の魅力。
来年からもココにしようかなー。
車中では、予習も兼ねて参加バンドの音楽を楽しむ。
みんなで一緒に期待を膨らませていくのが車移動の最大の楽しみと言ってもいいでしょう。
そんなこんなで、時間はアッというまに過ぎていきます。
そしてだいたい15時くらいには現地着。
スムーズであります。
駐車場に車を入れて、大宮駅へ移動。まず軽く串カツで乾杯。無事にココまで来れたということに感無量。
その後、Kさん希望のラーメン二郎大宮店へ。
そしてKさん夫妻といったん分かれ、ワタシは久々のメタルカラオケへ。TRIVIUMのIN WAVESが入った!ということで、それを歌うために。
当然、その後はSTRATOVARIUS / YNGWIE MALMSTEEN / ANGRA / EUROPE ・・と、ひとりラウパ前夜祭。
最後にホテル周辺で合流して三次会的に軽く飲んで終了。
いよいよ翌日の参戦に備えてフトンに入ります。
昨日のツイートを眺めて、6時起床、6時半前には物販の列に並びたいなー。ということで目覚ましを6時にセット。
・・・が、眠れない。
今年は骨折して来れないと思ってたのに、なんとかこの日を迎えることができた。
例年よりも感慨深いものがあります。
そして、翌日の先行物販の心配もあり・・天気、雨予報なんだよなー。
【当日 開演前】
いつも5時前に起きてるせいか、この日も4:45に目覚める。もう少し寝たいなーと思いつつ、トイレ行ったら完全に目が覚めてしまう。
うーん・・ま、早めに並ぶか。
けど、あんまり早く並ぶとトイレが心配なんだよなー。
物販列からトイレ、遠いんだよなー。
しかも一人だから、近くにいる人に「すいません、ちょっとトイレ行ってきていいですか?」ってお願いしないといけないんだよなー。俺、コミュ障なんだよなー。
いろいろと葛藤を抱えつつ、ひとまず出発。
幸い、まだ雨は降っていない。
先行物販はワタシ一人。Kさん夫妻の分はワタシがまとめて買うのだ。
で、5時半現地着。真っ暗です。
真っ暗の中、先行物販列を目指す。
・・誰も・・誰もいない・・
と思ったら、先頭の方にヒッソリと佇む数人の人影。
この時点で、5~6人は並んでいます。メタラーの鑑だ。
ワタシも並ぶ。壁側にもたれて、座る。座って待てるというのは、骨折ボディにはありがたいことだ。
そして次に並んできた女性が「どちらから?」「何時から並んでます?」とかいろいろ話しかけてくる。
最初は戸惑いつつも、仲良くなっておけば前述のトイレ問題は一気に解決!ということもあり、そこそこ親しく時間をつぶす。
なぜか「ツイッターアカウント見つけましたから、フォローしましたね!」というエスパーかよ!的な一面もある彼女。
昨年もどうやら物販列の近くにいたようだ。
彼女たちは先行物販の最終入場者。
ワタシたちは直前で先行物販の入場を打ち切られた人。
くそー、去年仲良くなっておけば、チルボドTシャツ頼めたのに!
ということで、5時半~8時まで、ダラダラと語りながら過ごす。
お互い順番にグッズを窓越しにチェックに行ったり、トイレに行ったり。
そして8時に先行物販開場!当然、すぐ入場できましたよ。
いろいろ迷ったけど、オフィシャルT、デザインが気に入ったENFORCER、毎回レアですぐ売り切れるCARCASSを購入。
入場後、それぞれの買い物へ向かったあとは出会うこともなく・・名前も知らない彼女のおかげで、先行物販が楽になりましたよ。
こんな駄ブログ見てないと思うけど(いや、もしかしたらツイッターを見つけてくれた彼女だから見つけるかも)、ありがとう!
物販購入後には雨が降り出していました。
ということで、いったん地下(けやき広場、という地下のちょっとしたモールがある)へエスケープ。
Kさん夫妻からの連絡を待ちます。
で、開場直前の9:20、合流。
雨が降ってる中で並ぶほどでもないので(物販買ったという安心感)、入場列が無くなってからボチボチと行きましょうかね、と。
昨年は30分以上待たされたわけですが、15分ほどで無事入場。

Kさん夫妻は自由席を確保に向かい、ダッシュできない私はゆっくりとレコード会社ブースへ。
レコード会社ブースも毎年の楽しみの一つ・・ですが、今年はイマイチでしたね。
その後、自由席を確保してくれた二人のもとへ合流。
ゲート入り口から近くて、あまり階段をアップダウンしなくていいところをキープしてくれました。
今年は見たいバンドはほぼ左側ステージに固まってるので、左側の自由席で観戦。
ちなみに今年は指定席を買っていたのですが、これは右側。
まぁ自由席がとれなかったら、指定席に荷物置けばいいか、という程度だったので、そのまま放置。
席に座り、ドリンクチケットでビールをゲットし、オープニング前に乾杯!
思えば昨年はこんな余裕も無いほどカオスだったから、今年はずいぶん時間にゆとりがある。
というわけで、初っぱなから長くなりましたが、次回から各バンドの所感などを並べていきたいと思いますよ。
今年は直前に足を骨折するというアクシデントがあり、半ば諦めていましたが・・なんとか参戦することができました。
この飛騨地方や高山周辺で、来年開催されるであろうLOUDPARK14に向けて「来年は行ってみようかなー」という方々の背中を押せるように、参考になるように、そして自分自身の記憶を留めるために。
もうね、お年寄りだからね。忘れちゃうんだよね、書いておかないと。
昨年までの記事は「LOUDPARK」カテゴリをご覧いただき、比較してみて頂ければと思いますよ。
・・あ、そうすると文章が毎年進歩してないことが晒されてしまいますが。
まず、毎年快く(たぶん)送り出してくれる奥様&子供たちに感謝を!
忙しい時期に連絡とれなくなってしまい、いつもご迷惑をおかけしてしまうお客様にも感謝を!
そして、昨年に続き今年も同行してくれたKさん&初参戦となった奥様のSちゃん。
彼らなしでは今年の参戦は叶わなかった。
こんなオッサンメタラーと一緒に楽しんでくれて、ホントありがとう!
今年は仕事が変わって忙しくて行けなかったTちゃん。来年はまた一緒に行こう!・・お互い足のケガに気をつけて。
新婚かつ、いつも仕事が多忙なLさん。まだ一緒にサークルピットを走る夢は諦めてないぜ!
ということで、ワタシを取り巻くすべてに感謝とビッグなメロイックサインを掲げつつ、鋼鉄の宴13のレポ(つか、独り言)、始まります。
興味のある方だけどうぞ~。
例によって、たぶん長文になると思います。
興味のない方はスルー推奨ですよ。
:
:
:
今年は久々の二日間開催。
で、結果的に2日目を選んだ経緯はチョイ前の記事をご覧いただければと思いますよ。
開催前日の18日。大きな出来事が二つあった。
まず一つめは、ワタシの足のギプスが、つま先からヒザ下まであったモノから、足の甲にカパッと装着する簡易的なモノに替わったこと。
これで飛躍的に歩きやすくなった。
ガッチリ固定のギプスより痛みはあるが、現地での移動を考えれば、これはすごくありがたい!
結果的には、このおかげでずいぶん楽しめる幅が広がりました。
そしてもう一つ。この日衝撃のニュースが。
参戦する20日のトリであったKING DIAMONDが急遽キャンセルとなったのだ。
錯綜する情報、混乱と喧騒のtwitter。
この日の夜、キャンセルに伴う変更が発表される。
後半のバンドがそれぞれ持ち時間を10分づつ増やし、終了時間もやや前倒しになるという。
KING DIAMONDの希少価値を思えば残念至極であるのだが、個人的目玉はSTRATOVARIUS/TRIVIUM/YNGWIE MALMSTEEN。
彼らの持ち時間が増え、当初予定していなかった曲が増えるのはウレシイ。
さらに骨折中の身としては早く帰ることができるものもウレシイ。
ということで、「ギプスといい、この件といい、完全に追い風モードだな、うん。」と前向きに捉えることに。
そんなわけで、この日の最終ラインナップはコチラ。
METAL CLONE X
BREAKING ARROWS
ENFORCER
MOKOMA
AMORPHIS
BABYMETAL
TRIVIUM
SPIRITUAL BEGGARS
STRATOVARIUS
LAST IN LINE
YNGWIE MALMSTEEN
【前日】
朝から初日参戦者のツイートを流し読み。
昨年の先行物販の酷さは昨年の記事を読み返して頂ければと思いますが、それに懲りた(学んだ)人たちが多く、昨年よりも列は早く埋まっているようだ。
「6時の時点で100人越え」とのツイートを見て驚愕する。
結局、6時半くらいから並んでた人がギリギリ入れたとのこと。
(が、最終的には並んでた人はみんな入れてもらえた、というツイートもありましたが)
この時点で、朝の物販はかなり早めに並ぶことを覚悟する。
この足では、入場して、アリーナの一番奥の物販までダッシュすることはできないから、並ぶしかないのだ。
9:30 上述したKさんの車で、さいたまへ。
今年は骨折してることもあり、移動も考慮して、さいたまスーパーアリーナ隣接のホテルを予約。徒歩5分。
結果的にはダブルベッドの部屋しか空いておらず、二つ並ぶ枕を眺めて切なくなったり、値段は高くなるし、ということもありましたが、やはり今回は「近い」というのが最大の魅力。
来年からもココにしようかなー。
車中では、予習も兼ねて参加バンドの音楽を楽しむ。
みんなで一緒に期待を膨らませていくのが車移動の最大の楽しみと言ってもいいでしょう。
そんなこんなで、時間はアッというまに過ぎていきます。
そしてだいたい15時くらいには現地着。
スムーズであります。
駐車場に車を入れて、大宮駅へ移動。まず軽く串カツで乾杯。無事にココまで来れたということに感無量。
その後、Kさん希望のラーメン二郎大宮店へ。
そしてKさん夫妻といったん分かれ、ワタシは久々のメタルカラオケへ。TRIVIUMのIN WAVESが入った!ということで、それを歌うために。
当然、その後はSTRATOVARIUS / YNGWIE MALMSTEEN / ANGRA / EUROPE ・・と、ひとりラウパ前夜祭。
最後にホテル周辺で合流して三次会的に軽く飲んで終了。
いよいよ翌日の参戦に備えてフトンに入ります。
昨日のツイートを眺めて、6時起床、6時半前には物販の列に並びたいなー。ということで目覚ましを6時にセット。
・・・が、眠れない。
今年は骨折して来れないと思ってたのに、なんとかこの日を迎えることができた。
例年よりも感慨深いものがあります。
そして、翌日の先行物販の心配もあり・・天気、雨予報なんだよなー。
【当日 開演前】
いつも5時前に起きてるせいか、この日も4:45に目覚める。もう少し寝たいなーと思いつつ、トイレ行ったら完全に目が覚めてしまう。
うーん・・ま、早めに並ぶか。
けど、あんまり早く並ぶとトイレが心配なんだよなー。
物販列からトイレ、遠いんだよなー。
しかも一人だから、近くにいる人に「すいません、ちょっとトイレ行ってきていいですか?」ってお願いしないといけないんだよなー。俺、コミュ障なんだよなー。
いろいろと葛藤を抱えつつ、ひとまず出発。
幸い、まだ雨は降っていない。
先行物販はワタシ一人。Kさん夫妻の分はワタシがまとめて買うのだ。
で、5時半現地着。真っ暗です。
真っ暗の中、先行物販列を目指す。
・・誰も・・誰もいない・・
と思ったら、先頭の方にヒッソリと佇む数人の人影。
この時点で、5~6人は並んでいます。メタラーの鑑だ。
ワタシも並ぶ。壁側にもたれて、座る。座って待てるというのは、骨折ボディにはありがたいことだ。
そして次に並んできた女性が「どちらから?」「何時から並んでます?」とかいろいろ話しかけてくる。
最初は戸惑いつつも、仲良くなっておけば前述のトイレ問題は一気に解決!ということもあり、そこそこ親しく時間をつぶす。
なぜか「ツイッターアカウント見つけましたから、フォローしましたね!」というエスパーかよ!的な一面もある彼女。
昨年もどうやら物販列の近くにいたようだ。
彼女たちは先行物販の最終入場者。
ワタシたちは直前で先行物販の入場を打ち切られた人。
くそー、去年仲良くなっておけば、チルボドTシャツ頼めたのに!
ということで、5時半~8時まで、ダラダラと語りながら過ごす。
お互い順番にグッズを窓越しにチェックに行ったり、トイレに行ったり。
そして8時に先行物販開場!当然、すぐ入場できましたよ。
いろいろ迷ったけど、オフィシャルT、デザインが気に入ったENFORCER、毎回レアですぐ売り切れるCARCASSを購入。
入場後、それぞれの買い物へ向かったあとは出会うこともなく・・名前も知らない彼女のおかげで、先行物販が楽になりましたよ。
こんな駄ブログ見てないと思うけど(いや、もしかしたらツイッターを見つけてくれた彼女だから見つけるかも)、ありがとう!
物販購入後には雨が降り出していました。
ということで、いったん地下(けやき広場、という地下のちょっとしたモールがある)へエスケープ。
Kさん夫妻からの連絡を待ちます。
で、開場直前の9:20、合流。
雨が降ってる中で並ぶほどでもないので(物販買ったという安心感)、入場列が無くなってからボチボチと行きましょうかね、と。
昨年は30分以上待たされたわけですが、15分ほどで無事入場。

Kさん夫妻は自由席を確保に向かい、ダッシュできない私はゆっくりとレコード会社ブースへ。
レコード会社ブースも毎年の楽しみの一つ・・ですが、今年はイマイチでしたね。
その後、自由席を確保してくれた二人のもとへ合流。
ゲート入り口から近くて、あまり階段をアップダウンしなくていいところをキープしてくれました。
今年は見たいバンドはほぼ左側ステージに固まってるので、左側の自由席で観戦。
ちなみに今年は指定席を買っていたのですが、これは右側。
まぁ自由席がとれなかったら、指定席に荷物置けばいいか、という程度だったので、そのまま放置。
席に座り、ドリンクチケットでビールをゲットし、オープニング前に乾杯!
思えば昨年はこんな余裕も無いほどカオスだったから、今年はずいぶん時間にゆとりがある。
というわけで、初っぱなから長くなりましたが、次回から各バンドの所感などを並べていきたいと思いますよ。
2013年10月15日
鋼鉄の宴、目前!
メタラーにとっての盆暮れ正月。と言っても過言ではない、秋のメタルフェスLOUDPARK13。
アナウンスが遅いのはここ数年定番なので、グチグチ言っても仕方ないのですが、ようやく全ラインナップが確定!
今年は久々の2DAYS!!
左足の骨折はまだ癒えておらず、痛々しくギプス姿なわけですが、年に一度のお祭り。このために一年働いてきたと言っても過言じゃない。
ここはガッツとメッタルハー!!(by ACCEPT)で乗り切ればいい。
というわけで、今年の最終ラインナップはコチラ!

二日開催ってのは、見たいバンドが割れるから迷うんだよね。
・・まぁ、昨年も一日開催とはいえ、サブステージが同時進行だったから、CHILDREN OF BODOMやOUTRAGEは諦めざるをえなかったわけですが。
今年のラインナップだと
19日 : 北欧メタルの始祖、EUROPE。RHAPSODYのファビオ・リオーネがVoを担う、新生(?)ANGRA。狂乱と熱狂のリヴァプールの残虐王CARCASS。
20日 : メロスピ鉄板、STRATOVARIUS。最近セットリストがイイらしいYNGWIE MALMSTEEN。数年前のラウパの興奮も記憶に新しいTRIVIUM。
迷う要素としては、このあたりの比較でしょうか。個人的に。
結果、20日の参戦をチョイスしましたよ。
昨年と比べると「弱い」と言われていますが、一度は見てみたかったBABYMETALも決まって、なかなか楽しそうなのではないかと。
・・とはいえ、DEVIN TOWNSEND、BEHEMOTH、LORDI、THERIONあたりを見ると、「レア感」という意味では19日も捨てがたいところだったんですがねぇ。
そしてタイムテーブルも発表されましたね。参戦予定の20日はこんな順番。
◎~× は、個人的な「見たい!」度ですね。
UL : ULTIMATE STAGE
BR : BIGROCK STAGE
---------------- -------------------
UL : ○METAL CLONE X
↓
BR : ×BREAKING ARROWS
↓
UL : ◎ENFORCER
↓
BR : ○MOKOMA
↓
UL : ○AMORPHIS
↓
BR : ◎BABYMETAL
↓
UL : ◎TRIVIUM
↓
BR : ×SPIRITUAL BEGGARS
↓
UL : ◎STRATOVARIUS
↓
BR : △LAST IN LINE
↓
UL : ◎YNGWIE MALMSTEEN
↓
BR : ○KING DIAMOND
・・ということで、BREAKING ARROWSの時間にレコード会社ブース。
SPIRITUAL BEGGARSがメシタイムになりそうです。
2010年(だったっけ?)の参戦レポにも書いた記憶があるのですが、SPIRITUAL BEGGARS見ててアリーナで寝落ちしたという歴史がありまして。
マイケル・アモットには申し訳ないのですが、CARCASSやARCH ENEMYと比べるとどうも感性に合わないのだ。
BABYMETALの位置については喧々囂々だと思うわけですが、METAL CLONE Xのバックバンドが「ダブルヘッダー」らしいので、まぁやむを得ないでしょう。
時間はAMORPHISのほうが長そうだし。
そのMETAL CLONE Xは、マーティー・フリードマン+フレディ(Chthonic)という強者が、ももいろクローバーZのカバーを演奏するということで、ももクロも好きなワタシは、これはこれで楽しみ。
「ゲスト出演!」ってアナウンスされてるらしいので、これも楽しみ。
ももクロは、この日の夕方に愛媛でライブがあるらしいので、さすがに「本人出演」は厳しい気がしますが・・
ただ、昨年の物販の混乱&入場のカオスを思い出すと・・あの状況が再び起こるようであれば、見れないかもしれません。
そして、ENFORCER~AMORPHIS~TRIVIUM~STRATOVARIUS~YNGWIE・・と、見たいバンドが一つのステージに偏ったのもありがたいですね。
今年の個人的興味は・・
・まさに賛否両論、BABYMETALはどんなステージを見せてくれるのか
・YNGWIE MALMSTEENは、過去の個人的ワーストライブの悪夢を払拭してくれるのか
・ストラト→インギーと続く中で、個人的ベストキーボーディストであるイェンス・ヨハンソンは何か見せてくれるのか
・昨年の悪夢の物販は改善されるのか
・そして、骨折した足は何事もなく無事に帰還できるのか
もし、無事に帰還できたら、毎年恒例の長文ブログで報告したいと思いますよ。
アナウンスが遅いのはここ数年定番なので、グチグチ言っても仕方ないのですが、ようやく全ラインナップが確定!
今年は久々の2DAYS!!
左足の骨折はまだ癒えておらず、痛々しくギプス姿なわけですが、年に一度のお祭り。このために一年働いてきたと言っても過言じゃない。
ここはガッツとメッタルハー!!(by ACCEPT)で乗り切ればいい。
というわけで、今年の最終ラインナップはコチラ!
二日開催ってのは、見たいバンドが割れるから迷うんだよね。
・・まぁ、昨年も一日開催とはいえ、サブステージが同時進行だったから、CHILDREN OF BODOMやOUTRAGEは諦めざるをえなかったわけですが。
今年のラインナップだと
19日 : 北欧メタルの始祖、EUROPE。RHAPSODYのファビオ・リオーネがVoを担う、新生(?)ANGRA。狂乱と熱狂のリヴァプールの残虐王CARCASS。
20日 : メロスピ鉄板、STRATOVARIUS。最近セットリストがイイらしいYNGWIE MALMSTEEN。数年前のラウパの興奮も記憶に新しいTRIVIUM。
迷う要素としては、このあたりの比較でしょうか。個人的に。
結果、20日の参戦をチョイスしましたよ。
昨年と比べると「弱い」と言われていますが、一度は見てみたかったBABYMETALも決まって、なかなか楽しそうなのではないかと。
・・とはいえ、DEVIN TOWNSEND、BEHEMOTH、LORDI、THERIONあたりを見ると、「レア感」という意味では19日も捨てがたいところだったんですがねぇ。
そしてタイムテーブルも発表されましたね。参戦予定の20日はこんな順番。
◎~× は、個人的な「見たい!」度ですね。
UL : ULTIMATE STAGE
BR : BIGROCK STAGE
---------------- -------------------
UL : ○METAL CLONE X
↓
BR : ×BREAKING ARROWS
↓
UL : ◎ENFORCER
↓
BR : ○MOKOMA
↓
UL : ○AMORPHIS
↓
BR : ◎BABYMETAL
↓
UL : ◎TRIVIUM
↓
BR : ×SPIRITUAL BEGGARS
↓
UL : ◎STRATOVARIUS
↓
BR : △LAST IN LINE
↓
UL : ◎YNGWIE MALMSTEEN
↓
BR : ○KING DIAMOND
・・ということで、BREAKING ARROWSの時間にレコード会社ブース。
SPIRITUAL BEGGARSがメシタイムになりそうです。
2010年(だったっけ?)の参戦レポにも書いた記憶があるのですが、SPIRITUAL BEGGARS見ててアリーナで寝落ちしたという歴史がありまして。
マイケル・アモットには申し訳ないのですが、CARCASSやARCH ENEMYと比べるとどうも感性に合わないのだ。
BABYMETALの位置については喧々囂々だと思うわけですが、METAL CLONE Xのバックバンドが「ダブルヘッダー」らしいので、まぁやむを得ないでしょう。
時間はAMORPHISのほうが長そうだし。
そのMETAL CLONE Xは、マーティー・フリードマン+フレディ(Chthonic)という強者が、ももいろクローバーZのカバーを演奏するということで、ももクロも好きなワタシは、これはこれで楽しみ。
「ゲスト出演!」ってアナウンスされてるらしいので、これも楽しみ。
ももクロは、この日の夕方に愛媛でライブがあるらしいので、さすがに「本人出演」は厳しい気がしますが・・
ただ、昨年の物販の混乱&入場のカオスを思い出すと・・あの状況が再び起こるようであれば、見れないかもしれません。
そして、ENFORCER~AMORPHIS~TRIVIUM~STRATOVARIUS~YNGWIE・・と、見たいバンドが一つのステージに偏ったのもありがたいですね。
今年の個人的興味は・・
・まさに賛否両論、BABYMETALはどんなステージを見せてくれるのか
・YNGWIE MALMSTEENは、過去の個人的ワーストライブの悪夢を払拭してくれるのか
・ストラト→インギーと続く中で、個人的ベストキーボーディストであるイェンス・ヨハンソンは何か見せてくれるのか
・昨年の悪夢の物販は改善されるのか
・そして、骨折した足は何事もなく無事に帰還できるのか
もし、無事に帰還できたら、毎年恒例の長文ブログで報告したいと思いますよ。
2013年07月08日
鋼鉄の宴、始動
さて、毎年秋に開催されるメタルの祭典、LOUDPARK。
今年も第一弾ラインナップが発表されましたね。
LOUDPARK13 第一弾!
STONE TEMPLE PILOTS with Chester Bennington
KING DIAMOND
EUROPE
STRATOVARIUS
LAST IN LINE
TRIVIUM
SPIRITUAL BEGGARS
BEHEMOTH
THERION
AMORPHIS
LORDI
DEVIN TOWNSEND PROJECT
BRING ME THE HORIZON
Crossfaith
ENFORCER
BREAKING ARROWS
まずは16組がアナウンスされました。
わりとコアなところを突いてきたな、という印象ですね。
「万人受け」という感じではありません。
・・ま、メタル自体が「万人受け」というジャンルじゃないんですけどね。
STONE TEMPLE PILOTSがヘッドライナーになりそうですね。
過去のMARILYN MANSON、SLIPKNOT、KORN、LIMP BIZKIT、といった流れを思えば妥当なところでしょう。
好き嫌いは別にして、仕方ないかなー、という思いです。
個人的目玉としては
・過去の名曲で大合唱、EUROPE
・メロスピ枠で選曲も良さげな、STRATOVARIUS
・若手(中堅?)の旗手、盛り上がり必至の、TRIVIUM
このあたりでしょうか。
DEVIN TOWNSENDもSTRAPPING YOUNG LADの頃に少し好きだったので気になるところ。
LORDIも楽しいでしょう。
ENFORCERはオープニングアクトに最適な熱さを見せてくれるでしょう。
THERION、AMORPHISあたりは数枚聞いたものの、ライブがどうなるか想像が難しい。
KING DIAMOND、BEHEMOTHあたりは好きな人には待望の、というか、奇跡的なラインナップなのではないでしょうか。
今回は12バンド×2日間、計24バンドの予定。
ってことは、残りは8組ですかね。
フィンフェスで一番人気になったらラウパ出演!で、確定っぽい、MOKOMA
STONE TEMPLE PILOTS & EUROPE とツアーしてるらしい、SOILWORK
あとはジャパメタ枠であと1組
そうするとあとは5組になってしまいますね。
正直、今までの中では一番ココロがトキメかないラインナップです。今のところ。
・・とはいえ、行くんですけどね。えぇ。
行けば楽しいからね、きっと。
現ラインナップだと、TRIVIUMとSTRATOVARIUSが一緒の日だといいなぁと思います。
プラス、ENFORCER、LORDIあたり。
たぶん、STONE TEMPLE PILOTS + EUROPE (+ SOILWORK)は固まると思うので、ストラトとは別の日になりそうな。
残り3カ月ほど。
追加バンドに期待してますよ。えぇ。
ENFORCER - Mesmerized By Fire
今年も第一弾ラインナップが発表されましたね。
LOUDPARK13 第一弾!
STONE TEMPLE PILOTS with Chester Bennington
KING DIAMOND
EUROPE
STRATOVARIUS
LAST IN LINE
TRIVIUM
SPIRITUAL BEGGARS
BEHEMOTH
THERION
AMORPHIS
LORDI
DEVIN TOWNSEND PROJECT
BRING ME THE HORIZON
Crossfaith
ENFORCER
BREAKING ARROWS
まずは16組がアナウンスされました。
わりとコアなところを突いてきたな、という印象ですね。
「万人受け」という感じではありません。
・・ま、メタル自体が「万人受け」というジャンルじゃないんですけどね。
STONE TEMPLE PILOTSがヘッドライナーになりそうですね。
過去のMARILYN MANSON、SLIPKNOT、KORN、LIMP BIZKIT、といった流れを思えば妥当なところでしょう。
好き嫌いは別にして、仕方ないかなー、という思いです。
個人的目玉としては
・過去の名曲で大合唱、EUROPE
・メロスピ枠で選曲も良さげな、STRATOVARIUS
・若手(中堅?)の旗手、盛り上がり必至の、TRIVIUM
このあたりでしょうか。
DEVIN TOWNSENDもSTRAPPING YOUNG LADの頃に少し好きだったので気になるところ。
LORDIも楽しいでしょう。
ENFORCERはオープニングアクトに最適な熱さを見せてくれるでしょう。
THERION、AMORPHISあたりは数枚聞いたものの、ライブがどうなるか想像が難しい。
KING DIAMOND、BEHEMOTHあたりは好きな人には待望の、というか、奇跡的なラインナップなのではないでしょうか。
今回は12バンド×2日間、計24バンドの予定。
ってことは、残りは8組ですかね。
フィンフェスで一番人気になったらラウパ出演!で、確定っぽい、MOKOMA
STONE TEMPLE PILOTS & EUROPE とツアーしてるらしい、SOILWORK
あとはジャパメタ枠であと1組
そうするとあとは5組になってしまいますね。
正直、今までの中では一番ココロがトキメかないラインナップです。今のところ。
・・とはいえ、行くんですけどね。えぇ。
行けば楽しいからね、きっと。
現ラインナップだと、TRIVIUMとSTRATOVARIUSが一緒の日だといいなぁと思います。
プラス、ENFORCER、LORDIあたり。
たぶん、STONE TEMPLE PILOTS + EUROPE (+ SOILWORK)は固まると思うので、ストラトとは別の日になりそうな。
残り3カ月ほど。
追加バンドに期待してますよ。えぇ。
ENFORCER - Mesmerized By Fire