ヘビメタパパの書斎 › 2016年12月
スポンサーリンク
この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
2016年12月27日
天使が舞い降りる時間
前日のPHANTOM EXCALIVER & SEX MACHINEGUNSの余韻も冷めぬ中‥
これまたタイミングよく観る事ができました。
しかもツアーファイナル!
GALNERYUS [UNBREAKABLE TOUR 2016] FINAL

会場は新宿BLAZE。いつもウロウロする周辺ですが、初めての会場です。
ガルネリウスのライブは3度目になるでしょうか。
最初はLOUDLARKでのステージ。[RAISE MY SWORD]が新曲としてお披露目されたステージでした。
2度目は「UNDER THE FORCE OF COURAGE」リリースに伴うツアーを名古屋で。
今回参戦の大きな希望と目的は、その二つのライブで聞く事ができなかった、大好きな大好きな名曲[ANGEL OF SALVATION]を聞きたいということにつきます。
あ、できればあの曲もあの曲も‥という思いは膨らみますがね。
仕事を終え、19:00開演に向けてボチボチと現地へ。
整理番号はBの120という番号。
聞いた情報によると、まずAの人たちが入場、その後Bの人たちが入場なんだけど、Aの番号がどのくらいあるかはライブによって違う、とのこと。
‥全部通しでいい気がするんですが、何か意図があるんでしょうかね。
到着した際に「Bの300番台の方~」と呼んでたので、私もイソイソと入場。
物販をチラ見、行列ができたのでスルーし、荷物とパーカーをコインロッカーへ(300円でした)。
前日のファントム&マシンガンズのときは、ミニリュックを背負って、パーカーは腰に巻いて参戦しましたが、ガルネリは人口密度高そう‥と思っての判断。
結果的には、この判断は正解だった。
入場した時間が遅かったこともあって、場内はパンパン。
密度で場内の気温が上がってるんじゃないかというくらいの混み具合です。
BGMにはメタリカやSIXX:A.M.が流れ‥
数分遅れで場内が暗転。オープニングは‥[STRUGGLE FOR THE FREEDOM FLAG]!
私が彼らと出会った曲であり、それは私が最初に手にしたファーストアルバムの1曲目でもある。
私にとっても思い入れが深く、当時のSYUが「ずっとXとかが好きで音楽をやってきて、この曲を生み出せたことが嬉しい」と語っていた、ファンにとってもバンドにとっても大切な曲だと思う。
この曲を彩っていたYAMA-Bはもういない。
そして、今、フロントマンとして中心で輝くのは、小野正利、いや、SHO、いや、やはり「小野さん」という呼び方が一番シックリくる。
そう、小野さんだ。
YAMA-Bが歌っていたときのザラついたアンダーグラウンド感は、限りなく希薄になっている。
が、小野さんでしか体現できない、スケールの大きな、メジャー感を纏った飛翔感は、この曲に新たな魅力を宿す。
どちらが好きかと言われれば、「やっぱりこの曲はYAMA-Bだな」という本能的なココロはあっても、甲乙つけがたい。
全ての曲を小野さんの色に染めてしまうだけのカリスマ性を持っている。
続いては[NEW LEGEND]。これまた、YAMA-Bの時代の名曲だ。
ちょうど過渡期となった[ONE FOR ALL - ALL FOR ONE]アルバムのチューンだ。
この頃から日本語詩を取り入れ、若干のキャッチーさを見せ、YAMA-Bの新たな魅力を感じはじめた頃だったでしょうか。
この少しの「変化」が、YAMA-B脱退への導火線として、既に火が灯っていたのかもしれません。
SYUのギターソロも、初期の慟哭と現在の泣きとの、ちょうど中間点にある気がします。
1stアルバムか[IN THE DELIGHT]もプレイ。
‥懐かしいね。ストラグルの印象が強くて、私の記憶に埋もれてましたが、久しぶりに思い出しました。
[BEYOND THE END OF DESPAIR...]からは[MY LAST FAREWELL]をプレイ。
これまた、懐かしい曲です。
途中に挟まれた新曲も、実にGALNERYUSらしい疾走感を携えた曲でした。
そして、小野さんのMCは実に暖かい。温かい。
GALNERYUS加入時に「メタルっぽいMCできないけど、それもいいの?」と言っていたそうですが、それも実に小野さんらしい。
MCでホッコリとしたムードに空気を一変させ、
曲が始まれば神がかったハイトーンで空気を一変させる。
そして、その圧倒的な存在感に負けない楽器隊。
ガルネリウスのライブは、まさに「超人たちの宴」といった空間なのだ。
その「超人たち」に新たに加わった「ふーみん」こと、FUMIYA。
THOUSAND EYES、Unlucky Morpheusといったバンドで既知の方も多いかと思いますが、ふーみんの存在感もその「宴」の一翼を担った。
違和感なく溶け込んでいたように感じました。
本編ラストは、最新アルバムからの[SOUL OF THE FIELD]→[RAISE MY SWORD]。
どちらも最新アルバムの中で存在感を放っていた曲ですが、特に[RAISE MY SWORD]での盛り上がりは凄まじいものがありました。
そしてアンコールへと向い、SYUのギターソロを経て、導かれたイントロは[DESTINY]!!
小野さんの「一緒に歌いましょう!」と言われるまでもなく、大合唱が場内を包みます。
そして再びのアンコールで流れてきたイントロ‥全身に鳥肌がたち、涙腺のロックが解除されたような錯覚に陥り‥
待望の[ANGEL OF SALVATION]へ。
‥何も言うことはない。歌詞は全て脳内にインプットされているから、思いの丈を振り絞って一緒に歌い、小野さんの声、SYUのギターに身を委ねるだけだ。
まさに天使が舞い降りてくるかのような空間だ。
永遠にこの時間が終わってほしくない。このままずっと聞いていたい、このままずっとこの空間に埋もれていたい。
そんな思いも虚しく、そして大好きな曲だからこそ、15分近い曲もあっと言う間に時間が過ぎ‥
その夢のような時間はアウトロへと向かっていきました。
:
:
今さら私ごときが言うことではありませんが、もうすっかり「小野さん仕様」のバンドになったなぁと感じました。
そして、それはヴォーカルがYAMA-Bから小野さんに変わったときに「こんな路線にいってくれると嬉しいなぁ」と思っていた路線そのもの。
初期からのファンの中には、小野さんのメジャー感、そして、J-POP的な要素も見える歌詞がダメで離れた人もいると思う。
そういった意味では、HELLOWEENのヴォーカルがマイケル・キスクからアンディ・デリスに変わった事象&印象と重なる感もある。
HELLOWEENでも
「やっぱりマイケル・キスクだろ。アンディなんかハロウィンの声じゃない」って人もいれば
「アンディ・デリスから入ってからの優しいメロディがいい。キスケ時代は古臭い」って人もいるだろう。
YAMA-Bと小野さんも、似ている。
私は、キスケ時代もアンディ時代も大好きだ。
そして、YAMA-B時代も大好きだ。
そして、小野さんの時代も大好きだ。
それぞれの時代に合った、それでいて同じ事を繰り返すのでなく新境地を切り開いていくGALNERYUS。
それでありながら、クオリティが全く落ちないことが凄いことだと思う。
その点でもHELLOWEENと印象が被るなぁと感じた夜でした。
‥しかし、[SILENT REVELATION]も、[ENDELSS STORY]も、他にもアレもアレも聞きたかった‥という思いが残りましたが、贅沢ってもんですかね。
GALNERYUS - "ANGEL OF SALVATION" (LIVE)
これまたタイミングよく観る事ができました。
しかもツアーファイナル!
GALNERYUS [UNBREAKABLE TOUR 2016] FINAL

会場は新宿BLAZE。いつもウロウロする周辺ですが、初めての会場です。
ガルネリウスのライブは3度目になるでしょうか。
最初はLOUDLARKでのステージ。[RAISE MY SWORD]が新曲としてお披露目されたステージでした。
2度目は「UNDER THE FORCE OF COURAGE」リリースに伴うツアーを名古屋で。
今回参戦の大きな希望と目的は、その二つのライブで聞く事ができなかった、大好きな大好きな名曲[ANGEL OF SALVATION]を聞きたいということにつきます。
あ、できればあの曲もあの曲も‥という思いは膨らみますがね。
仕事を終え、19:00開演に向けてボチボチと現地へ。
整理番号はBの120という番号。
聞いた情報によると、まずAの人たちが入場、その後Bの人たちが入場なんだけど、Aの番号がどのくらいあるかはライブによって違う、とのこと。
‥全部通しでいい気がするんですが、何か意図があるんでしょうかね。
到着した際に「Bの300番台の方~」と呼んでたので、私もイソイソと入場。
物販をチラ見、行列ができたのでスルーし、荷物とパーカーをコインロッカーへ(300円でした)。
前日のファントム&マシンガンズのときは、ミニリュックを背負って、パーカーは腰に巻いて参戦しましたが、ガルネリは人口密度高そう‥と思っての判断。
結果的には、この判断は正解だった。
入場した時間が遅かったこともあって、場内はパンパン。
密度で場内の気温が上がってるんじゃないかというくらいの混み具合です。
BGMにはメタリカやSIXX:A.M.が流れ‥
数分遅れで場内が暗転。オープニングは‥[STRUGGLE FOR THE FREEDOM FLAG]!
私が彼らと出会った曲であり、それは私が最初に手にしたファーストアルバムの1曲目でもある。
私にとっても思い入れが深く、当時のSYUが「ずっとXとかが好きで音楽をやってきて、この曲を生み出せたことが嬉しい」と語っていた、ファンにとってもバンドにとっても大切な曲だと思う。
この曲を彩っていたYAMA-Bはもういない。
そして、今、フロントマンとして中心で輝くのは、小野正利、いや、SHO、いや、やはり「小野さん」という呼び方が一番シックリくる。
そう、小野さんだ。
YAMA-Bが歌っていたときのザラついたアンダーグラウンド感は、限りなく希薄になっている。
が、小野さんでしか体現できない、スケールの大きな、メジャー感を纏った飛翔感は、この曲に新たな魅力を宿す。
どちらが好きかと言われれば、「やっぱりこの曲はYAMA-Bだな」という本能的なココロはあっても、甲乙つけがたい。
全ての曲を小野さんの色に染めてしまうだけのカリスマ性を持っている。
続いては[NEW LEGEND]。これまた、YAMA-Bの時代の名曲だ。
ちょうど過渡期となった[ONE FOR ALL - ALL FOR ONE]アルバムのチューンだ。
この頃から日本語詩を取り入れ、若干のキャッチーさを見せ、YAMA-Bの新たな魅力を感じはじめた頃だったでしょうか。
この少しの「変化」が、YAMA-B脱退への導火線として、既に火が灯っていたのかもしれません。
SYUのギターソロも、初期の慟哭と現在の泣きとの、ちょうど中間点にある気がします。
1stアルバムか[IN THE DELIGHT]もプレイ。
‥懐かしいね。ストラグルの印象が強くて、私の記憶に埋もれてましたが、久しぶりに思い出しました。
[BEYOND THE END OF DESPAIR...]からは[MY LAST FAREWELL]をプレイ。
これまた、懐かしい曲です。
途中に挟まれた新曲も、実にGALNERYUSらしい疾走感を携えた曲でした。
そして、小野さんのMCは実に暖かい。温かい。
GALNERYUS加入時に「メタルっぽいMCできないけど、それもいいの?」と言っていたそうですが、それも実に小野さんらしい。
MCでホッコリとしたムードに空気を一変させ、
曲が始まれば神がかったハイトーンで空気を一変させる。
そして、その圧倒的な存在感に負けない楽器隊。
ガルネリウスのライブは、まさに「超人たちの宴」といった空間なのだ。
その「超人たち」に新たに加わった「ふーみん」こと、FUMIYA。
THOUSAND EYES、Unlucky Morpheusといったバンドで既知の方も多いかと思いますが、ふーみんの存在感もその「宴」の一翼を担った。
違和感なく溶け込んでいたように感じました。
本編ラストは、最新アルバムからの[SOUL OF THE FIELD]→[RAISE MY SWORD]。
どちらも最新アルバムの中で存在感を放っていた曲ですが、特に[RAISE MY SWORD]での盛り上がりは凄まじいものがありました。
そしてアンコールへと向い、SYUのギターソロを経て、導かれたイントロは[DESTINY]!!
小野さんの「一緒に歌いましょう!」と言われるまでもなく、大合唱が場内を包みます。
そして再びのアンコールで流れてきたイントロ‥全身に鳥肌がたち、涙腺のロックが解除されたような錯覚に陥り‥
待望の[ANGEL OF SALVATION]へ。
‥何も言うことはない。歌詞は全て脳内にインプットされているから、思いの丈を振り絞って一緒に歌い、小野さんの声、SYUのギターに身を委ねるだけだ。
まさに天使が舞い降りてくるかのような空間だ。
永遠にこの時間が終わってほしくない。このままずっと聞いていたい、このままずっとこの空間に埋もれていたい。
そんな思いも虚しく、そして大好きな曲だからこそ、15分近い曲もあっと言う間に時間が過ぎ‥
その夢のような時間はアウトロへと向かっていきました。
:
:
今さら私ごときが言うことではありませんが、もうすっかり「小野さん仕様」のバンドになったなぁと感じました。
そして、それはヴォーカルがYAMA-Bから小野さんに変わったときに「こんな路線にいってくれると嬉しいなぁ」と思っていた路線そのもの。
初期からのファンの中には、小野さんのメジャー感、そして、J-POP的な要素も見える歌詞がダメで離れた人もいると思う。
そういった意味では、HELLOWEENのヴォーカルがマイケル・キスクからアンディ・デリスに変わった事象&印象と重なる感もある。
HELLOWEENでも
「やっぱりマイケル・キスクだろ。アンディなんかハロウィンの声じゃない」って人もいれば
「アンディ・デリスから入ってからの優しいメロディがいい。キスケ時代は古臭い」って人もいるだろう。
YAMA-Bと小野さんも、似ている。
私は、キスケ時代もアンディ時代も大好きだ。
そして、YAMA-B時代も大好きだ。
そして、小野さんの時代も大好きだ。
それぞれの時代に合った、それでいて同じ事を繰り返すのでなく新境地を切り開いていくGALNERYUS。
それでありながら、クオリティが全く落ちないことが凄いことだと思う。
その点でもHELLOWEENと印象が被るなぁと感じた夜でした。
‥しかし、[SILENT REVELATION]も、[ENDELSS STORY]も、他にもアレもアレも聞きたかった‥という思いが残りましたが、贅沢ってもんですかね。
GALNERYUS - "ANGEL OF SALVATION" (LIVE)
2016年12月22日
愛と青春と鋼鉄の宴 ~ 聖剣の巻
さて、渋谷TSUTAYA O-EASTでのPhantom Excaliver & SEX MACHINEGUNS、ミラクルなツーマンライブ。
続いてはPhantom Excaliver !
彼らを見るのは、長野での兀突骨とのライブ以来ですね。
2014年9月に、衝撃のMV「Mother Earth」をアップ。
2014年のLOUDPARKでは、けやき広場付近で、寒風吹きすさぶ中でデモCDを手配り。Kacchangに「応援してます!」と声をかけたときの嬉しそうな表情は今も脳裏に焼きついています。
2015年のLOUDPARKでは、場内でのCD配り。あの髪形&装いでウロウロしていたKacchangに「写真いっしょにいいですか?」と声をかけさせてもらった。
そしてメジャーアルバムデビュー。
O-WESTでの単独ライブ。
まさに駆け足でスターダム(というと大げさか‥)へと。
オープニングアクトのSEX MACHINEGUNSが素晴らしかったので、「大丈夫か、ファントム‥」という不安もよぎりますが‥
場内が暗転、そして流れてきたイントロは‥
まさかのSymphony X の[Prelude]!!
私が大好きなアルバム「V」のオープニングを飾り、名曲[Evolution (The Grand Design) ]へと雪崩込む、そのイントロだ。
バックで何か語りが入っているが、耳に入らない。
このイントロだけで、テンションが振り切ってしまう。
マシンガンズといい、ファントムといい、オープニングのチョイスの素晴らしさ(というか、私へのフィット感)、なんなんでしょうか。
オープニングは[The Rebellion]!!
たしか、彼らが手配りしていた[MOTHER EARTH]のカップリング曲だったでしょうか。
意外なチョイスでしたが、疾走感、サビの「オー!オオオオー!オオオー!」の大コーラス。
会場が早くも一体感に包まれ、このチョイスが間違ってなかったことを体感します。
続いては[METAL HEART]。
「ヘヴィメタルを、死語とは言わせねぇ!」の語りから導かれる、徹底的に「メタル」フォーカスしたスラッシーな曲。
実にライブ映えする曲です。
途中、新曲と思われる曲も数曲。
その中でも「俺たちは東京ドームを目指す!そのことを思い描き、書いた曲」との紹介から披露された[ANTHEM]は、実に彼ららしい新曲。
次のアルバムも期待できそうです。
MCでは、この日を迎えられたことへの感謝と喜びを何度も口にし、観客やSEX MACHINEGUNSへの感謝を何度も口にする。
そして、そのたびにVo.のKacchangは目に涙を浮かべるような感慨深い表情を見せる。
なんでも、昨年の同時期に行われたO-WESTでのライブでもマシンガンズを誘ったそうだ。
その際には「ナニサマだ、お前ら」という門前払いだったそうな。
それが一年を経て、この舞台。
彼らもファンも感慨深いに決まっている。
Kacchangに至っては、名前の末尾の「g」は、もちろんAnchangリスペクトですよね。ずっとそういう思いで私は見てきました。
そして、彼らの背後に大きく掲げられた「聖剣」のバックドロップ。

「バックの色づかいはペイントで作りました。いまどき、フォトショップじゃなくてペイントですよ!」
「そして、このロゴはLINEカメラです(笑)」とのこと。
このあたりも、等身大の彼らであるなぁと感じます。
後半では、彼らのファーストアルバムのオープニングチューンとなった「鋼鉄の誓い」へ。
マツによる「♪はてなく、長い道を突き進んで行け、駆け抜けろ、大切なものを守るために」という歌詞。
まさにアルバムリリース前から今に至る彼らを象徴する歌詞で、私も声を張り上げつつ感慨深さに包まれます。
「リメンバーーー!」「エーーーッックス!!」(もちろんxジャンプ)の掛け合いが盛り上がる[Remember X]を経て‥
ラストを飾ったのは[聖剣伝説 Episode Ⅰ]。
アルバムのラストに配されていた、彼らの懐の深さと未来を感じるチューンです。
グッとくるサビのメロディは、彼らのチューンの中でも珠玉ではないでしょうか。
この曲ではベースの存在感が際立つわけですが、今回のライブ全体を通じて、ベースのだいごろうの存在感が際立っていたように感じました。
言うまでもなく、このバンドの象徴はあのヴィジュアル&あの声のKacchangにある。
そして、ハイトーンのクリーンヴォイス担当、マツにある。
が、今回のライブで最も「このバンドのキモだな」と感じたのがベースのだいごろうだった。
若干荒れ気味に、ワイルドに展開するKacchangのパフォーマンス。
リーダー然とし、疾走感を担う、ギターのマツ。
彼らをまさに「屋台骨」的に支えている印象が強く残りました。
そして、いったん本編は終了し‥当然、まだやっていない曲がある。
なんとも微妙なアンコールの歓声から‥
[Destiny~人生に捧げたHeavy Metal~]へ!
アルバムリリース後に発表されている曲の中ではダントツに好きな曲だ。
「METAL IS MY LIFE!!!!」の叫びに導かれ、徹頭徹尾ポジティブに駆け抜けていく、まさに彼らが標榜する「青春メタル」の真骨頂と言える曲だ。
「あのときの衝動や興奮は今でも覚えている。俺たちはメタルを‥愛してる!」
なんと素晴らしい叫びでしょうか。
「これからも信じてる、メタルは裏切らない!」
なんと素晴らしい叫びでしょうか。
そして「俺たちは、まだやってない曲があるよなぁ‥」という煽りから‥
もちろんラストは[Mother Earth]!!!
私とファントムを結びつけた、色褪せぬ名曲だ。
「母なる大地よ、ヴァァァァァァァー!!!」の叫びでは、なんとWall of Deathが発生。
私は残念ながら離れていたので参加できませんでしたが、尋常じゃない盛り上がり!
会場全体を覆う一体感と多幸感。
この「多幸感」こそが彼らの魅力であり、彼らが目指す「青春メタル」の一面でしょうか。
まさに大団円にふさわしいエンディングとなりました。
:
:
:
正直に言うと、トータルで言えば「やっぱりマシンガンズの存在感が凄まじかった」という印象が残るライブだった。
「対バンキラー」の異名をとっていた頃の彼らから何も衰えていない。
ドラムの厚み。
ギターの存在感。
全体的なステージング。
まだまだファントムにとっては偉大すぎる壁であることを感じられるステージだった。
そりゃそうだ。
Phantom Excaliverは、マシンガンズと比べたら「まだ歩み始めたばかり」のバンドだから。
そんな中でも、マシンガンズだけでなく、他のミュージシャンたちが「ファントムはすげぇ」と言っている片鱗は見ることができた。
改めて体感することができた。
MVにも見られるように、コミカルな面をクローズアップしているから、受け付けられないメタルファンは多いと思う。
それでも、そのフザケた(←褒めてる)中でも、手堅いテクニックとブレない方向性がある。
それを一緒に楽しむことができれば‥と願うばかりです。
「東京ドームを目指す」という言葉は、本音半分、リップサービス半分‥ってとこでしょうか。
それでも、それだけポジティブにデカい夢を語る。
そして、まさにそのポジティブさが音楽性と共鳴し、さらに力強さを増している、増していく。そんな気がします。
Phantom Excaliver 「Mother Earth」 Official Music Video
続いてはPhantom Excaliver !
彼らを見るのは、長野での兀突骨とのライブ以来ですね。
2014年9月に、衝撃のMV「Mother Earth」をアップ。
2014年のLOUDPARKでは、けやき広場付近で、寒風吹きすさぶ中でデモCDを手配り。Kacchangに「応援してます!」と声をかけたときの嬉しそうな表情は今も脳裏に焼きついています。
2015年のLOUDPARKでは、場内でのCD配り。あの髪形&装いでウロウロしていたKacchangに「写真いっしょにいいですか?」と声をかけさせてもらった。
そしてメジャーアルバムデビュー。
O-WESTでの単独ライブ。
まさに駆け足でスターダム(というと大げさか‥)へと。
オープニングアクトのSEX MACHINEGUNSが素晴らしかったので、「大丈夫か、ファントム‥」という不安もよぎりますが‥
場内が暗転、そして流れてきたイントロは‥
まさかのSymphony X の[Prelude]!!
私が大好きなアルバム「V」のオープニングを飾り、名曲[Evolution (The Grand Design) ]へと雪崩込む、そのイントロだ。
バックで何か語りが入っているが、耳に入らない。
このイントロだけで、テンションが振り切ってしまう。
マシンガンズといい、ファントムといい、オープニングのチョイスの素晴らしさ(というか、私へのフィット感)、なんなんでしょうか。
オープニングは[The Rebellion]!!
たしか、彼らが手配りしていた[MOTHER EARTH]のカップリング曲だったでしょうか。
意外なチョイスでしたが、疾走感、サビの「オー!オオオオー!オオオー!」の大コーラス。
会場が早くも一体感に包まれ、このチョイスが間違ってなかったことを体感します。
続いては[METAL HEART]。
「ヘヴィメタルを、死語とは言わせねぇ!」の語りから導かれる、徹底的に「メタル」フォーカスしたスラッシーな曲。
実にライブ映えする曲です。
途中、新曲と思われる曲も数曲。
その中でも「俺たちは東京ドームを目指す!そのことを思い描き、書いた曲」との紹介から披露された[ANTHEM]は、実に彼ららしい新曲。
次のアルバムも期待できそうです。
MCでは、この日を迎えられたことへの感謝と喜びを何度も口にし、観客やSEX MACHINEGUNSへの感謝を何度も口にする。
そして、そのたびにVo.のKacchangは目に涙を浮かべるような感慨深い表情を見せる。
なんでも、昨年の同時期に行われたO-WESTでのライブでもマシンガンズを誘ったそうだ。
その際には「ナニサマだ、お前ら」という門前払いだったそうな。
それが一年を経て、この舞台。
彼らもファンも感慨深いに決まっている。
Kacchangに至っては、名前の末尾の「g」は、もちろんAnchangリスペクトですよね。ずっとそういう思いで私は見てきました。
そして、彼らの背後に大きく掲げられた「聖剣」のバックドロップ。

「バックの色づかいはペイントで作りました。いまどき、フォトショップじゃなくてペイントですよ!」
「そして、このロゴはLINEカメラです(笑)」とのこと。
このあたりも、等身大の彼らであるなぁと感じます。
後半では、彼らのファーストアルバムのオープニングチューンとなった「鋼鉄の誓い」へ。
マツによる「♪はてなく、長い道を突き進んで行け、駆け抜けろ、大切なものを守るために」という歌詞。
まさにアルバムリリース前から今に至る彼らを象徴する歌詞で、私も声を張り上げつつ感慨深さに包まれます。
「リメンバーーー!」「エーーーッックス!!」(もちろんxジャンプ)の掛け合いが盛り上がる[Remember X]を経て‥
ラストを飾ったのは[聖剣伝説 Episode Ⅰ]。
アルバムのラストに配されていた、彼らの懐の深さと未来を感じるチューンです。
グッとくるサビのメロディは、彼らのチューンの中でも珠玉ではないでしょうか。
この曲ではベースの存在感が際立つわけですが、今回のライブ全体を通じて、ベースのだいごろうの存在感が際立っていたように感じました。
言うまでもなく、このバンドの象徴はあのヴィジュアル&あの声のKacchangにある。
そして、ハイトーンのクリーンヴォイス担当、マツにある。
が、今回のライブで最も「このバンドのキモだな」と感じたのがベースのだいごろうだった。
若干荒れ気味に、ワイルドに展開するKacchangのパフォーマンス。
リーダー然とし、疾走感を担う、ギターのマツ。
彼らをまさに「屋台骨」的に支えている印象が強く残りました。
そして、いったん本編は終了し‥当然、まだやっていない曲がある。
なんとも微妙なアンコールの歓声から‥
[Destiny~人生に捧げたHeavy Metal~]へ!
アルバムリリース後に発表されている曲の中ではダントツに好きな曲だ。
「METAL IS MY LIFE!!!!」の叫びに導かれ、徹頭徹尾ポジティブに駆け抜けていく、まさに彼らが標榜する「青春メタル」の真骨頂と言える曲だ。
「あのときの衝動や興奮は今でも覚えている。俺たちはメタルを‥愛してる!」
なんと素晴らしい叫びでしょうか。
「これからも信じてる、メタルは裏切らない!」
なんと素晴らしい叫びでしょうか。
そして「俺たちは、まだやってない曲があるよなぁ‥」という煽りから‥
もちろんラストは[Mother Earth]!!!
私とファントムを結びつけた、色褪せぬ名曲だ。
「母なる大地よ、ヴァァァァァァァー!!!」の叫びでは、なんとWall of Deathが発生。
私は残念ながら離れていたので参加できませんでしたが、尋常じゃない盛り上がり!
会場全体を覆う一体感と多幸感。
この「多幸感」こそが彼らの魅力であり、彼らが目指す「青春メタル」の一面でしょうか。
まさに大団円にふさわしいエンディングとなりました。
:
:
:
正直に言うと、トータルで言えば「やっぱりマシンガンズの存在感が凄まじかった」という印象が残るライブだった。
「対バンキラー」の異名をとっていた頃の彼らから何も衰えていない。
ドラムの厚み。
ギターの存在感。
全体的なステージング。
まだまだファントムにとっては偉大すぎる壁であることを感じられるステージだった。
そりゃそうだ。
Phantom Excaliverは、マシンガンズと比べたら「まだ歩み始めたばかり」のバンドだから。
そんな中でも、マシンガンズだけでなく、他のミュージシャンたちが「ファントムはすげぇ」と言っている片鱗は見ることができた。
改めて体感することができた。
MVにも見られるように、コミカルな面をクローズアップしているから、受け付けられないメタルファンは多いと思う。
それでも、そのフザケた(←褒めてる)中でも、手堅いテクニックとブレない方向性がある。
それを一緒に楽しむことができれば‥と願うばかりです。
「東京ドームを目指す」という言葉は、本音半分、リップサービス半分‥ってとこでしょうか。
それでも、それだけポジティブにデカい夢を語る。
そして、まさにそのポジティブさが音楽性と共鳴し、さらに力強さを増している、増していく。そんな気がします。
Phantom Excaliver 「Mother Earth」 Official Music Video
2016年12月20日
愛と青春と鋼鉄の宴 ~ マシンガンズの巻
時々東京への出張があったりします。
で、たまたまライブが重なったりすることもあります。
ということで、今回運良く参戦できたのが‥
聖剣伝説 Episode IV ~ 青春爆走物語 ~

最近お気に入りのPhantom Excaliverに、なんとSEX MACHINEGUNSも参戦するツーマンライブ。
今大好きなバンド。
昔大好きだったバンド。
なんという組み合わせでしょうか。
会場は渋谷、TSUTAYA O-EAST。
この会場は二度目。
一度目はなんとファビオ・リオーネを擁してのANGRA。
ANGRAと同じ会場でファントム&マシンガンズを見れるとは‥感慨深いものがありますね。
会場に入るまで、どっちがトリだろうか‥と気になっていたわけですが‥
入場してみると、バックドロップにはSEX MACHINEGUNSのロゴ!
ということは、Phantom Excaliverの前座にSEX MACHINEGUNSってことか!!
私がマシンガンズを聞きまくってた頃は武道館を埋めちゃうレベルでしたからね。
信じられないというか、これまた感慨深いというか‥
客入れのBGMでは、IN FLAMESの[TAKE THIS LIFE]が流れたりして「おぉ」と思ったり。
そして、場内が暗転、SEX MACHINEGUNS開幕!
流れたイントロは、なんとHELLOWEENの[Invitation]!!
そう、あの名作[Keeper of the seven keys part 2]のオープニング、そしてこの後に[Eagle fly free]へ!!という、プレリュード。
そして、叩き出されたリフは[みかんのうた]!
初期マシンガンズの代表曲であり、その頃の象徴とも言える曲。
最初っからフルスロットル、全力ヘッドバンギング、全力シンガロング!
「みかん!みかん!みかん!」の大合唱。
振り上げられるコブシ、コブシ、コブシ、コブシ。
マシンガンズの全盛期には、ライブを見た友人曰く「マシンガー(マシンガンズのファンの総称ね)たちの、振り付けというか、予定調和というか、そういうのが鬱陶しい」と聞いてましたが、みかんのうたを見る限り、それはあんまりなさそうで安堵。
まぁ、ジャパニーズメタルでは、マシンガンズに限らずそういう要素はありますからねぇ。
多少は、いわゆる「バンギャ」っぽい人もチラホラしますが、わりと普通の空間だったように感じます。
続いては[食べたいなめたい危険地帯]。
懐かしい曲ですねぇ。「あー、あったあった!」って思いました。
アルバム「バーベキュー・マイケル」の曲でしたかね。
このアルバムから選ぶなら、「愛こそすべて」「みどりのおばちゃん」「全国大会」あたりを聞きたかったところですが。
つづいて[ONIGUNSOW]!当時「マシンガンズで最速」と言われた曲。
「オニ!オニ!オニ!」では、握る拳にチカラが漲ります。
中盤、知らない曲やうろ覚えの曲(たぶん最近の曲)を挟み‥
そしてMCでは
「ファントムめ‥俺たちをオープニングアクトで使いやがって!」
「ファントムは今、勢いのあるバンドですからね。今のうちに若い芽は摘み取ってやりますよ」
と優しく愛のある毒舌。
そしてアッというまに「残り3曲」との声が。
あと3曲、なにかなー、アレかなー、アレかなー‥と代表曲が脳裏をよぎる中‥
[BURN~愛の炎を燃やせ~]がスタート!
ゴリゴリザクザクとしたリフ、マシンガンズにしてはシリアスなメロディと歌詞。
これも大好きな曲だよ‥(泣)。
さらには[桜島]へ!
一番大好きなアルバムに収録されてた曲です。
アルバムで聞いてるとそれほどでもなかったわけですが、ライブDVDを見ると「これは盛り上がる!」と見方が変わった曲。
「ドカンドカンドカンドカン!」
やはり盛り上がります。
そして当然ラストは‥[GERMAN POWER]!!
恒例、ご当地でのサビ変更は、
「青春パワーのやりすぎで、俺のケツからトーマスが」
という、これまた愛に満ちたものでした。
:
:
素晴らしかった。
ずっと大好きだったバンドで、ここ最近は離れてたけど、やっぱり大好きだ。
そして、ここ数年で指折りに楽しいライブだった。
そして、ここ数年で一番アタマを振ったライブだった。
そして、やっぱり彼らのフォーメーションはカッコよかった。
今度はフルセットで見てみたい。
だって、まだ「ファミレスボンバー」も「SEX MACHINEGUN」も「TEKKEN II」も聞いてないんだから。
当時と比べたら、若干破天荒さは穏やかになった印象がある。
そりゃそうだ。
ANCHANG曰く「もうすぐ20年」らしいから。
私が聞いていたのもその頃。
奥様と出会う前から大好きだったバンドのライブにようやく参戦できたヨロコビ。
至高の空間でした。
そして、続いてはPHANTOM EXCALIVER!!
‥の感想は、次回に。
SEX MACHINEGUNS - BURN~愛の炎を燃やせ~
で、たまたまライブが重なったりすることもあります。
ということで、今回運良く参戦できたのが‥
聖剣伝説 Episode IV ~ 青春爆走物語 ~

最近お気に入りのPhantom Excaliverに、なんとSEX MACHINEGUNSも参戦するツーマンライブ。
今大好きなバンド。
昔大好きだったバンド。
なんという組み合わせでしょうか。
会場は渋谷、TSUTAYA O-EAST。
この会場は二度目。
一度目はなんとファビオ・リオーネを擁してのANGRA。
ANGRAと同じ会場でファントム&マシンガンズを見れるとは‥感慨深いものがありますね。
会場に入るまで、どっちがトリだろうか‥と気になっていたわけですが‥
入場してみると、バックドロップにはSEX MACHINEGUNSのロゴ!
ということは、Phantom Excaliverの前座にSEX MACHINEGUNSってことか!!
私がマシンガンズを聞きまくってた頃は武道館を埋めちゃうレベルでしたからね。
信じられないというか、これまた感慨深いというか‥
客入れのBGMでは、IN FLAMESの[TAKE THIS LIFE]が流れたりして「おぉ」と思ったり。
そして、場内が暗転、SEX MACHINEGUNS開幕!
流れたイントロは、なんとHELLOWEENの[Invitation]!!
そう、あの名作[Keeper of the seven keys part 2]のオープニング、そしてこの後に[Eagle fly free]へ!!という、プレリュード。
そして、叩き出されたリフは[みかんのうた]!
初期マシンガンズの代表曲であり、その頃の象徴とも言える曲。
最初っからフルスロットル、全力ヘッドバンギング、全力シンガロング!
「みかん!みかん!みかん!」の大合唱。
振り上げられるコブシ、コブシ、コブシ、コブシ。
マシンガンズの全盛期には、ライブを見た友人曰く「マシンガー(マシンガンズのファンの総称ね)たちの、振り付けというか、予定調和というか、そういうのが鬱陶しい」と聞いてましたが、みかんのうたを見る限り、それはあんまりなさそうで安堵。
まぁ、ジャパニーズメタルでは、マシンガンズに限らずそういう要素はありますからねぇ。
多少は、いわゆる「バンギャ」っぽい人もチラホラしますが、わりと普通の空間だったように感じます。
続いては[食べたいなめたい危険地帯]。
懐かしい曲ですねぇ。「あー、あったあった!」って思いました。
アルバム「バーベキュー・マイケル」の曲でしたかね。
このアルバムから選ぶなら、「愛こそすべて」「みどりのおばちゃん」「全国大会」あたりを聞きたかったところですが。
つづいて[ONIGUNSOW]!当時「マシンガンズで最速」と言われた曲。
「オニ!オニ!オニ!」では、握る拳にチカラが漲ります。
中盤、知らない曲やうろ覚えの曲(たぶん最近の曲)を挟み‥
そしてMCでは
「ファントムめ‥俺たちをオープニングアクトで使いやがって!」
「ファントムは今、勢いのあるバンドですからね。今のうちに若い芽は摘み取ってやりますよ」
と優しく愛のある毒舌。
そしてアッというまに「残り3曲」との声が。
あと3曲、なにかなー、アレかなー、アレかなー‥と代表曲が脳裏をよぎる中‥
[BURN~愛の炎を燃やせ~]がスタート!
ゴリゴリザクザクとしたリフ、マシンガンズにしてはシリアスなメロディと歌詞。
これも大好きな曲だよ‥(泣)。
さらには[桜島]へ!
一番大好きなアルバムに収録されてた曲です。
アルバムで聞いてるとそれほどでもなかったわけですが、ライブDVDを見ると「これは盛り上がる!」と見方が変わった曲。
「ドカンドカンドカンドカン!」
やはり盛り上がります。
そして当然ラストは‥[GERMAN POWER]!!
恒例、ご当地でのサビ変更は、
「青春パワーのやりすぎで、俺のケツからトーマスが」
という、これまた愛に満ちたものでした。
:
:
素晴らしかった。
ずっと大好きだったバンドで、ここ最近は離れてたけど、やっぱり大好きだ。
そして、ここ数年で指折りに楽しいライブだった。
そして、ここ数年で一番アタマを振ったライブだった。
そして、やっぱり彼らのフォーメーションはカッコよかった。
今度はフルセットで見てみたい。
だって、まだ「ファミレスボンバー」も「SEX MACHINEGUN」も「TEKKEN II」も聞いてないんだから。
当時と比べたら、若干破天荒さは穏やかになった印象がある。
そりゃそうだ。
ANCHANG曰く「もうすぐ20年」らしいから。
私が聞いていたのもその頃。
奥様と出会う前から大好きだったバンドのライブにようやく参戦できたヨロコビ。
至高の空間でした。
そして、続いてはPHANTOM EXCALIVER!!
‥の感想は、次回に。
SEX MACHINEGUNS - BURN~愛の炎を燃やせ~
2016年12月06日
ブログ10周年&11年目へ
このブログを開始したのが2006年12月4日。
ということで、10周年を迎え、11年目に突入するようです。
ひだっちブログの管理画面でも「10周年です!!」的な表示が出てきて、「おー、さすが10周年」と思ってしまいますね。
まぁ、節目節目で振り返るのは似たようなパターンの話になりがちですが‥
このブログを始めたときは、ムスメは4歳くらいでしょうか。年少さんかな。
カワユかったのだ。
そしてボウズは1歳後半くらいでしょうか。乳飲み子ですかね。
カワユかったのだ。
開設当初は子供の話も多かった気がしますが、最近では誕生日とか年度末のタイミングで振り返るくらいになりましたね。
子供にもプライバシーがある、もちろんSNSに何かを載せるにも本人の思いを鑑みる、というのがワタシの持論なので、それなりの年齢になったら、あまり具体的な話は避けるようになってきます。
仕方ないよね。
もともと、プレゼンで連敗して「なんとか語彙を広げなければ」という意図でスタートしたこのブログ。
結果的にそれが実現できているかは定かではないのですが、ブログを始めたからこその人脈は今でも脈々と継続しています。
ブログ上で繋がって下さる方。
実際にお会いして、長ーーいおつきあいをして下さってる方。
遠方からこのブログを見つけてくださり、出張のときとかにお会いできてる方。
全ての方々がワタシの宝物です。
ブログのおかげで人生と自分自身が変わった、と確信しております。
それもこれも皆様のおかげです。
感謝!
そして、2006年にメタル界ではどんなことがあったのか‥とネットを探ってみました。
・DISSECTIONが解散し、その中心人物だったジョン・ノトヴェイトが自殺
衝撃的でした。ブラックメタルの中で唯一無二に好きなバンドでした。
・RHAPSODY、RHAPSODY OF FIREに改名
‥10年も経ってたっけ。
・LOUDPARK06開催、ラウドパークの歴史が始まる。
そうか、ワタシのブログとLOUDPARKは同じ年に始まってるのか。感慨深いね。
この頃は子供に手がかかって、ライブなんて夢のまた夢、って状態でした。
:
:
こうしてみると、10年前ってつい最近だね。
長かったように感じるわけですが。
開設当時は「持ってる枚数のことを思えば、2~3日おきに更新しても余裕だな!」と思ってましたが、気持ちの継続、時間の確保、などなど、いろいろな言い訳の下にズルズルと更新ペースは落ちていきました。
それでも、冒頭の思いを胸に、少しづつ継続しております。
開設当初とは異なり、twitterにfacebook、その他モロモロの気軽なSNSが生まれている昨今。
ブログの必要性は当時とは変わってきている気がします。
それでも、ワタシにとっては特別な場所。
どれだけSNSが蔓延しようと、細々とでも継続していきたいと思っておりますよ。
こんな自己満足のブログですが、興味のある方は引き続きおつきあいいただければと思います。
:
:
:
ということで、毎年ブログの周年のタイミングはこのバンド。
最初の投稿で軽ーく触れただけですが、最初の投稿で取り上げたということで思い入れがあるのだ。
今回はこのアルバムを。
ANGRA [SECRET GARDEN]

ご存じブラジルの至宝、ANGRA。
2014年リリース、現状での最新作ですね。
通算8枚目。
アンドレ・マトスで3枚。
エドゥ・ファラスキで4枚。
そして‥エドゥが喉の不調のこともあり、脱退。
ゲストヴォーカリストとしてRHAPSODY(OF FIRE)のファビオ・リオーネを迎えました。
ファビオはライブでの助っ人扱い。
次のヴォーカリストまでのつなぎ。
ワタシも含めてですが、そう思ってたファンは多いのではないでしょうか。
が、ファビオを「ゲスト」扱いのままでサラッとリリースされたのがこのアルバム。
ANGRAファンにとって、ファビオ・リオーネの評価は賛否両論でしょうか。
イタリアというお国柄、そしてRHAPSODYという音楽性。
その「色濃さ」「個性の強さ」がANGRAという個性と交わることができるのか、それを受入れられるのか、によるでしょうか。
そんな強烈な個性を持つ「ゲスト」を迎えての本作。
トータルで見ると「地味かな」というのが率直な印象。
ただ、これが才能の枯渇とは思いたくないし、ファビオを迎えるにあたって「典型的ANGRAサウンド」は控えめに、若干無難かつプログレッシヴな方向へ舵を切らせた印象です。
いわゆるトライバルなムードは少なめ。
象徴でありファンが望むであろうANGRAらしいスピードチューンも少なめ。
そして、そのスピードチューンは「聞きたいだろうから前半と後半に置いておきました」という浮いた感すら漂います。
とはいえ、それらのチューンの殺傷力はさすが。
アレンジもヘヴィで壮大な場面が目立ち、ANGRAらしい穏やか&幻想的&民族的なサウンドは控えめ。
ところどころ、キコ・ルーレイロのソロを思い出すような場面も。
オープニングを飾る[NEWBORN ME]。
ANGRA+ファビオ・リオーネという組み合わせのひとつの答えとなるであろうサウンドです。
ファビオの声を生かしつつ、最近のANGRAサウンドの側面が見え隠れする、ひとつの試金石と言えるでしょうか。
続く[BLACK HEARTED SOUL]。荘厳なコーラス、流麗なギターリフに導かれての典型的ANGRAサウンド。
ファビオほどの個性をもってしても、その個性を「ANGRAだ!」という個性でねじ伏せるだけの魅力に溢れます。
ANGRAの各アルバムには、そのアルバムを象徴するようなスピードチューンが配されますが、この曲もそれらに肩を並べます。
後半の[PERFECT SYMMETRY]は、エドゥに歌わせたらまた別の魅力が伝わってきそうだなと思わせるチューン。
ワタシはエドゥ・ファラスキの実力と魅力は大いに認めた上で、アンドレ・マトスのあの線の細い高音ヴォーカルも大好きだ。
だから、ANGRAはどの時代も大好きだ。
が、いまだにANGRA+ファビオという組み合わせには違和感を拭えない。
実際、ファビオを迎えてのライブを見て「ファビオって、アンドレ・マトスの曲にフィットするんだな」という意外な発見はあり、このアルバムに対しての思いも多少は変わりましたが。
この先、ANGRAとファビオはどんな共存をしていくのか。
MEGADETHのメンバーとなったキコ・ルーレイロ。
そして最近になって、なんとRHAPSODY (OF FIRE)を脱退してしまったファビオ。
この複雑に絡み合う関係がどうなっていくのでしょうか。
二つの個性のぶつかり合いは、相殺されるリスクを孕みつつ、大きな爆発力を秘めているとも言える。
今は複雑な思いではあるのですが、ファビオ・リオーネもANGRAも大好きだ。
もし続けていくのであれば、その爆発力に期待したいと思いますし、それを成し遂げられると信じています。
Angra "Black Hearted Soul" Official Music Video from the album "Secret Garden"
この映像は、前回の来日時+ワタシが参戦した渋谷でのライブでしょうかね。いろいろ思いが蘇ります。
ということで、10周年を迎え、11年目に突入するようです。
ひだっちブログの管理画面でも「10周年です!!」的な表示が出てきて、「おー、さすが10周年」と思ってしまいますね。
まぁ、節目節目で振り返るのは似たようなパターンの話になりがちですが‥
このブログを始めたときは、ムスメは4歳くらいでしょうか。年少さんかな。
カワユかったのだ。
そしてボウズは1歳後半くらいでしょうか。乳飲み子ですかね。
カワユかったのだ。
開設当初は子供の話も多かった気がしますが、最近では誕生日とか年度末のタイミングで振り返るくらいになりましたね。
子供にもプライバシーがある、もちろんSNSに何かを載せるにも本人の思いを鑑みる、というのがワタシの持論なので、それなりの年齢になったら、あまり具体的な話は避けるようになってきます。
仕方ないよね。
もともと、プレゼンで連敗して「なんとか語彙を広げなければ」という意図でスタートしたこのブログ。
結果的にそれが実現できているかは定かではないのですが、ブログを始めたからこその人脈は今でも脈々と継続しています。
ブログ上で繋がって下さる方。
実際にお会いして、長ーーいおつきあいをして下さってる方。
遠方からこのブログを見つけてくださり、出張のときとかにお会いできてる方。
全ての方々がワタシの宝物です。
ブログのおかげで人生と自分自身が変わった、と確信しております。
それもこれも皆様のおかげです。
感謝!
そして、2006年にメタル界ではどんなことがあったのか‥とネットを探ってみました。
・DISSECTIONが解散し、その中心人物だったジョン・ノトヴェイトが自殺
衝撃的でした。ブラックメタルの中で唯一無二に好きなバンドでした。
・RHAPSODY、RHAPSODY OF FIREに改名
‥10年も経ってたっけ。
・LOUDPARK06開催、ラウドパークの歴史が始まる。
そうか、ワタシのブログとLOUDPARKは同じ年に始まってるのか。感慨深いね。
この頃は子供に手がかかって、ライブなんて夢のまた夢、って状態でした。
:
:
こうしてみると、10年前ってつい最近だね。
長かったように感じるわけですが。
開設当時は「持ってる枚数のことを思えば、2~3日おきに更新しても余裕だな!」と思ってましたが、気持ちの継続、時間の確保、などなど、いろいろな言い訳の下にズルズルと更新ペースは落ちていきました。
それでも、冒頭の思いを胸に、少しづつ継続しております。
開設当初とは異なり、twitterにfacebook、その他モロモロの気軽なSNSが生まれている昨今。
ブログの必要性は当時とは変わってきている気がします。
それでも、ワタシにとっては特別な場所。
どれだけSNSが蔓延しようと、細々とでも継続していきたいと思っておりますよ。
こんな自己満足のブログですが、興味のある方は引き続きおつきあいいただければと思います。
:
:
:
ということで、毎年ブログの周年のタイミングはこのバンド。
最初の投稿で軽ーく触れただけですが、最初の投稿で取り上げたということで思い入れがあるのだ。
今回はこのアルバムを。
ANGRA [SECRET GARDEN]

ご存じブラジルの至宝、ANGRA。
2014年リリース、現状での最新作ですね。
通算8枚目。
アンドレ・マトスで3枚。
エドゥ・ファラスキで4枚。
そして‥エドゥが喉の不調のこともあり、脱退。
ゲストヴォーカリストとしてRHAPSODY(OF FIRE)のファビオ・リオーネを迎えました。
ファビオはライブでの助っ人扱い。
次のヴォーカリストまでのつなぎ。
ワタシも含めてですが、そう思ってたファンは多いのではないでしょうか。
が、ファビオを「ゲスト」扱いのままでサラッとリリースされたのがこのアルバム。
ANGRAファンにとって、ファビオ・リオーネの評価は賛否両論でしょうか。
イタリアというお国柄、そしてRHAPSODYという音楽性。
その「色濃さ」「個性の強さ」がANGRAという個性と交わることができるのか、それを受入れられるのか、によるでしょうか。
そんな強烈な個性を持つ「ゲスト」を迎えての本作。
トータルで見ると「地味かな」というのが率直な印象。
ただ、これが才能の枯渇とは思いたくないし、ファビオを迎えるにあたって「典型的ANGRAサウンド」は控えめに、若干無難かつプログレッシヴな方向へ舵を切らせた印象です。
いわゆるトライバルなムードは少なめ。
象徴でありファンが望むであろうANGRAらしいスピードチューンも少なめ。
そして、そのスピードチューンは「聞きたいだろうから前半と後半に置いておきました」という浮いた感すら漂います。
とはいえ、それらのチューンの殺傷力はさすが。
アレンジもヘヴィで壮大な場面が目立ち、ANGRAらしい穏やか&幻想的&民族的なサウンドは控えめ。
ところどころ、キコ・ルーレイロのソロを思い出すような場面も。
オープニングを飾る[NEWBORN ME]。
ANGRA+ファビオ・リオーネという組み合わせのひとつの答えとなるであろうサウンドです。
ファビオの声を生かしつつ、最近のANGRAサウンドの側面が見え隠れする、ひとつの試金石と言えるでしょうか。
続く[BLACK HEARTED SOUL]。荘厳なコーラス、流麗なギターリフに導かれての典型的ANGRAサウンド。
ファビオほどの個性をもってしても、その個性を「ANGRAだ!」という個性でねじ伏せるだけの魅力に溢れます。
ANGRAの各アルバムには、そのアルバムを象徴するようなスピードチューンが配されますが、この曲もそれらに肩を並べます。
後半の[PERFECT SYMMETRY]は、エドゥに歌わせたらまた別の魅力が伝わってきそうだなと思わせるチューン。
ワタシはエドゥ・ファラスキの実力と魅力は大いに認めた上で、アンドレ・マトスのあの線の細い高音ヴォーカルも大好きだ。
だから、ANGRAはどの時代も大好きだ。
が、いまだにANGRA+ファビオという組み合わせには違和感を拭えない。
実際、ファビオを迎えてのライブを見て「ファビオって、アンドレ・マトスの曲にフィットするんだな」という意外な発見はあり、このアルバムに対しての思いも多少は変わりましたが。
この先、ANGRAとファビオはどんな共存をしていくのか。
MEGADETHのメンバーとなったキコ・ルーレイロ。
そして最近になって、なんとRHAPSODY (OF FIRE)を脱退してしまったファビオ。
この複雑に絡み合う関係がどうなっていくのでしょうか。
二つの個性のぶつかり合いは、相殺されるリスクを孕みつつ、大きな爆発力を秘めているとも言える。
今は複雑な思いではあるのですが、ファビオ・リオーネもANGRAも大好きだ。
もし続けていくのであれば、その爆発力に期待したいと思いますし、それを成し遂げられると信じています。
Angra "Black Hearted Soul" Official Music Video from the album "Secret Garden"
この映像は、前回の来日時+ワタシが参戦した渋谷でのライブでしょうかね。いろいろ思いが蘇ります。