ヘビメタパパの書斎 › 2007年06月

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2007年06月29日

運命と月光

メタルとクラシックは密接に繋がっている。
というか、メタルバンドのメンバーが「元々、クラシックを学んでいた。」「クラシックが好きだった」なんてことはよくある話。
特に様式美、ネオクラシカル系では影響がモロに表れてきます。
自分が知ってるクラシックだけでも、数々の曲が引用されています。

以前、モーツァルトの[レクイエム]のメタルアレンジに触れたことがありました。
また同じバンドですが、今回はベートーベンで来ましたよ。

DARK MOOR [TAROT] 収録の [THE MOON]



スパニッシュメロディックパワーメタルですね。
エリサ脱退後、魅力であったメロディラインに陰りが見えた感がありました。
が、完全復活です。
むしろB級臭が薄まりスケールアップ。
「異臭騒ぎで警察が駆けつけるほど」と言われていたクサいメロディ、そしてシンガロングを誘うクワイア。共に健在…というか復活です。
当然の如く、フックのあるメロディックパワーメタルが満載なのですが、やはりクライマックスは彼らお得意のクラシックアレンジ。

基本的にはベートーベンの「運命」をベースに「月光」のアレンジを組み込んでおります。
「運命」の「ジャジャジャジャーン!」と始まるところはチープな感はありますが、そこから12分弱という長さを感じさせない構成力。
スピードとパワーを携えて、Aメロ~Bメロ~恍惚哀愁涙腺崩壊のサビへと駆け上がっていく。
その激しさと美しさが同居したサビ。思わず天を仰ぎますね。
そのムードから一転、「月光」の静寂を迎え、また徐々に視界が開けていくような明るさを伴って盛り上がっていく。
その高揚感といったら!もう!ホントに!コレだからメタルはやめられないよ!と拳を握りしめてしまいます。
前回取り上げた[Dies irae]に匹敵する、彼らの代表曲になっていくでしょう。

クラシックアレンジの曲って、ヘタすると安っぽいパロディのようになってしまいます。
確かに彼らのアレンジも微妙なラインではありますが、なんといっても他のバンドにはない強力無比なメロディラインとの相乗効果が魅力でしょう。
さ、モーツァルト、ベートーベンと名曲を紡いだ彼ら…次はどうする?
  

Posted by テン at 07:04Comments(0)D

2007年06月27日

所詮お笑い…と言わないで

お笑いブームらしいです。

一応、キライではないので土曜日の夜にはお笑いの番組を見たりします。
が、なんだか感性が合う芸人が少ないんだな。

自分「…今のオモシロイ?」
奥様「…全然。どこで笑っていいかわからん。」

と、1時間の番組中ほとんどがそんな会話。
スケバン風、プロレスラー風、DJ風、ダンサー風、キックボクサー風…といった「まずはキャラクターから」という芸人は概ね苦手です。
じゃ見るなよ!と言われても、たまにアタリがあるからなぁ。
個人的嗜好だと典型的な「コント」系がスキですね。

そんな中、どこぞの番組で「コイツ、スゴい!」と直感的に思ったのが劇団ひとり
独自の世界観を持つネタの中で演じられるキャラクターは、どれも個性的。
まさに「一人劇団」といった趣。
「劇団ひとり」という芸名が言い得て妙だな。と印象に残っていました。
その彼が本を出したという。
しかも結構売れているという。

劇団ひとり「陰日向に咲く」



一応読んでみようと思っていたんですけどね。
ヒネクレモノ&あまのじゃくな自分としては、「そんなに売れてんだ。ふーん。」と素直に手が伸びず…。
最近になってたまたま借りることができたので、「それならまぁ、読むか。」と。

短編集ですが、それぞれの話で少しづつ繋がりがあって…というのが基本。
(あまり細かく解説すると、これから読む人もいるかもしれないし。)

前半。
彼らしい世界観&キャラで「なるほどなぁ。」と思いながらも「ま、こんなとこかな。」と。
期待通りだけど、期待以上じゃない。

後半。
一気に畳みかける。
短編集で「畳みかける」ってのもヘンだけど、ホントにそうなんです。
泣けるシーンあり、心温まるシーンあり。
ラスト近くでは、パズルのピースが一気にはまっていくような爽快感もあり。
そして読み終わった後には、また最初に戻って読み直したくなる。

個性のあるキャラクターたちが、それぞれの話の中で強烈な存在感を見せてくれています。
そのそれぞれの個性が、最終的には「ひとり劇団」の中で役割を果たしている、そういった構成力は彼のネタにも通じるところがあります。

あと、サラッと一気に読めてしまうボリュームも魅力ですね。
仕事→夕食→風呂→子供と寝る→また仕事っていう、オレの人生なんなんだ的無限ループの中でも簡単に読めてしまいます。
私は前半で「ま、いっか。」と一旦中断しましたが、通しで読んでしまうことをオススメします。
  

Posted by テン at 07:10Comments(4)本棚

2007年06月25日

枝でアート

世界生活文化センターでちょっとしたイベントがありました。
キッズランドよりは人も少なく、落ち着いた雰囲気。

自然とのふれあいデー ~ 枝でアート



前から知ってはいたけど、事前予約ってところがメンドクサくて。
直前になって「どーせ日曜は雨だし、行ってみるか。」と重い腰をあげる。

基本的には、山で刈り取ってきた枝や木の実を組み合わせた創作工作。
特に何か指示があるわけじゃなく、時間内で自由に。
枝を丸めたり紐で縛ったり。
と、そんなことを4歳のムスメや2歳のボウズが気長に続くわけもなく…。
ボウズは「パイパイちょーだい!」と奥様にベッタリ。(←まだ乳離れする気配ナシ)
ムスメは「キュアレモネード作って!」。と指示するのみ。(←最近、態度がデカい)

そんな状況は馬耳東風で夢中の自分。
楽しいんだ、コレが。
室内に充満した木の香りが心地いい。
自分「コレ、目にしたらカワいいやろ?」
ムスメ「うん。いいね。口はコレで笑った口にしたら、もっとカワいいよ!」
自分「そやな。いいな!」

アッという間のタイムアップ。合計3点を製作。



今は我が家の壁に張りついておりますです。

しかし先週の人形劇といい、子供のために…って言いつつ、
「アンタが一番楽しんでんじゃないの。」とは奥様談。
ま、普段の生活でもそうですが、子供と一緒に全力で楽しむ…ってのは自分のモットーですからね。
  

Posted by テン at 07:00Comments(2)子供たち棚

2007年06月21日

「らしい」と思うけど。

発売前から「カントリーらしい」「いつもと違うらしい」と憶測が飛び交ってました。
しかし結果的には「BON JOVI印」が随所に刻印された、「間違いなくBON JOVI」なアルバムでした。

BON JOVI [LOST HIGHWAY]




位置づけとしては [THESE DAYS] の次あたりでリリースされても不思議じゃないサウンド。
元々、彼らが持ち合わせていたカントリー調の(っていうと分かりにくいなぁ。個人的にはウエスタンっぽく感じる)楽曲を自然体でクローズアップしてきたようなムードです。
ジョンとリッチーのソロ的色合いがここで交わったというか、うまくブレンドされた感があります。
(ちょっとジョンのブレンド率が高めですが…。)

[Livin' On A Prayer][Born To Be My Baby][It's My Life]のような、アリーナ型ロックアンセムこそが BON JOVI だよ!
…といった趣の方には「地味だな~なんだか。」と思われるかもしれません。
前作が意図的(?)に輪郭のハッキリしたストレートな楽曲が多かっただけに余計そう思うかもしれません。

良く言えば、とても温もりに溢れ、オトナになった彼らの等身大のアルバムだと思います。
穏やかで柔和な表情が見えるサウンド。
ガツンとくる力強さはなくても、ゆるやかにジックリと心に染み込んできます。

ただ、その反面…。

以前にも触れましたが、私個人がBONJOVIに求めるサウンドは「土埃と砂煙の舞うブルージーな空気」。
そういった「ザラつき感」がもう少し欲しかった。
ま、このあたりは二人のブレンド率によって変わるんでしょうけど。

あと、BON JOVI といえば[In These Arms][These Days]のように穏やかな曲調ながらも、一発で胸をザクリと抉るような哀愁のメロディも大きな魅力。
そういった一撃必殺悶絶胸キュン曲が欲しかったかな。

メロディは相変わらず美しい。
彼らのルーツであろう土着的空気が全体を覆っているのもウレシイ。
けど、ロック界のモンスターBON JOVIのイメージに対して、今回のリラックスムード。
このギャップを消化しきれていない自分は頭のカタいオッサンかもしれません。

彼らの歴史の中で見れば「名盤!絶対聴いとけ!」というほどのレベルではありませんが、
一つの節目になるような気がします。
この「節目」が、単なる「通過点」なのか。
今後の行く末を決定づける「分水嶺」になるのか。
とても興味深いところです。  

Posted by テン at 06:57Comments(5)B

2007年06月18日

もうひとつの話

行ってきました。
奥様とは「そんなに来ないよな、多分。」と話していたものの、着いたら大行列。

劇団プーク 「すてきな三にんぐみ~もうひとつの話」




あの絵本のタイトルを冠しているものの、まったく違うストーリーですね。
一応、「伝説の三にん」ということで絵本の彼らも登場しますが。

絵本に馴染んだムスメとボウズが、異なるストーリーでどれだけ楽しめるか心配でした。
時間も、1時間45分くらいかかったし。

結果、ボウズは前半はカブりつきで夢中でしたが、休憩後に寝てしまいました。
逆にムスメは前半は「おとーさん、つかれた…」などと言っていましたが後半は楽しんだようで、最後はスタンディングオベーション。
大興奮で拍手してました。

実際、オトナも楽しめました。
たかだか人形劇…と思っていた自分が情けない。
人形の動き、イヌの動き、場面チェンジの絶妙な間、そして一言一言のセリフの力強さ。
ストーリーの楽しさ、劇団の方々のパフォーマンスにただただ感嘆するのみでした。

子供たちも「○○レンジャーショー」とかとは一味違った「ナマの雰囲気」を楽しんでくれたと思います。
とても貴重な、いい経験でした。
  

Posted by テン at 08:52Comments(0)雑記棚

2007年06月13日

早起きしたら得するか?

早起きは三文の得。

できるだけ早起きするようにしています。
職場がチト遠いってことで冬場に少しでもゆとりを持って…ってのがキッカケ。
でも、自分以上に早起きでお仕事をなさっている方も多いでしょうけど。

早起きして得(?)すること。
・道路がガラガラ。余裕の運転。
・空気が違う。澄んでいるって感じ。
・会社で仕事前にコーヒーを飲む余裕がある。


逆にツラいとこ。
・夜、チビたちを寝かせつけるつもりが一緒に寝てしまう。
・この季節でも、朝は結構寒い日がある。寒暖差が激しくなる。


そんなんだから、起きても「うーん、もう少し…あと5分…」なんてこともしばしば。
そこで「起きなくては!」と背中を押してくれるのが

[早起き生活] http://www.hayaoki-seikatsu.com/



毎朝起きたら、パソコンを起動して「今起きた」ボタンをポチっとな。
そうすると、日々の生活リズムがグラフ化されます。
別に誰が見てるわけでもない。
でも不思議なもので、少し早く目覚めても「もう少し…」の前に「あぁ、ポチっとしないと…」と思うようになる。
土日は子供の方が早いこともあるので、押せないことも多いけど…。

「今起きた」ボタンじゃなくても、後から日付と起きた時間を入力できます。
けど、何だか正直に入力しても反則してるような気になる。

今朝もいつもより早く起きたけど「ポチっと」しました。


シロートの私でもグラフをサイドバーに簡単に貼り付けできるのも魅力。
とりあえず、つけてみましたよ。

ついでにタイトルやらプロフィールの写真やら、マイナーチェンジ。
基本的にメンドクサがりなので手をつけるつもりはなかったのですが、ま、ついでってことで。
みなさん、いろいろ手を加えているようですが、ホントに尊敬しますよ。

なんだかタイトルが見にくいなぁ。とか思うけど、面倒くさくなったのでまたそのうち。
  

Posted by テン at 06:21Comments(3)雑記棚

2007年06月11日

微炭酸メタル

さ、半袖だけで過ごせるシーズンです。
メタルシャツの季節です。

窓全開で車に乗っているのが心地よいです。
この春~夏にかかる季節に聴きたくなるアルバムがコレ。

TERRA NOVA [Break Away]



オランダ発、ハードポップです。
その音楽性を一言で現すならば「微炭酸系メタル」とでもいいましょうか。
ビールグビグビメタルといえば KORPIKLAANI
そしてスキッと爽やか微炭酸といえば TERRA NOVA
そんなとこです。

最大の魅力は透明感に溢れ、明るくてポップなのにエッジの効いた楽曲。
そして少しカスれ気味ハスキーボイスのヴォーカル。
ジャケットの写真も抽象的ながらも爽やか感を演出してくれていますが、まさにこんな感じ。
アメリカンロックっぽい明るさがありながら、全体的に哀愁漂う感があるのが、やはりオランダ産だからでしょうか。

勢い良くオープニングを飾る[Break Away]の爽快感。
ドラマティックな展開を見せるハイライトチューン[Right Now]
そしてTERRA NOVA はバラードの美しさも秀逸です。

[Right Now]の素晴らしさがあるせいか、このアルバムの印象が強いですが、1stも上質なハードポップ。
メタルファンだけでヒッソリと楽しむには勿体ない。
プロモーションさえしっかりすれば、一般的にもブレイクしたと思うけどなぁ。  

Posted by テン at 06:43Comments(2)T

2007年06月08日

頂点の、さらに上へ

自分が、そのバンドに求める理想の音楽。
そのバンドがやりたい究極の音楽。
そして、提供されたアルバムのクオリティ。

この3つが満たされたときに、「最高傑作!」と誰もが思えるアルバムになる…と思う。

過去に何度かあった。
聞いた瞬間に、「コレがこのバンドの理想のアルバムで、きっとこれが頂点だろうな」と思ったことが。
例えば…
ROYAL HUNT [PARADOX]
STRATOVARIUS [INFINITE]

そして、近々アルバムが出る(もう出た?)はずの

KAMELOT [EPICA]



アメリカ産とは思えない叙情性を湛えたメロディックパワーメタルです。
ゲーテの「ファウスト」をモチーフにしているそうですが、スイマセン…そっちは無知なので知りません…。

ガッツポーズ間違いなし、劇メロキラーチューンの[Center Of The Universe]で幕を開け
[Ⅲ WAYS TO EPICA]でのエピローグまで緊張感が途切れることはありません。
全体的にダークな色調…というよりは、ミステリアスな雰囲気が支配していると言ったほうがいいかな。
そこに適度なアグレッション。
そして、美しく切なくキャッチーなメロディ。
このバランスが絶妙なんだ。
深くなりすぎず、単調になりすぎず。
単なる「メロパワ」でなく、難解なプログレでもない。

まさに「KAMELOTとは」を的確に最上級のサウンドで表現してくれています。
ロイ・カーンの色気がある歌唱も素晴らしい。
「このアルバムは墓場まで持っていくぞランキング」をつけるなら、確実に片手には入りますね。

この次のアルバムとなった前作 [THE BLACK HALO]では、少しヘヴィは方向へシフトしました。

ROYAL HUNTも、STRATOVARIUSも、やはりそれらの作品を越えることはできていません。
(あくまで自分の評価だけですけどね。悪しからず。)
越えられなくても、「ま、あのアルバムがあるから、しゃーないな。」と納得できています。

さ、KAMELOT は [EPICA] を越えるアルバムを届けてくれるのでしょうか。

  

Posted by テン at 07:03Comments(0)K

2007年06月06日

てをあげろ!

毎晩毎晩、寝る前に絵本を読みます。
基本は4歳のムスメが「おとーさん、よんで!」
2歳のボウズが「おかーさん、よみて!」(注:よみて→読んで のコト)

が、最近はボウズまでもが「おとーさん、よみて!」とフトンに入ってくる。
「なんだよ~せまいなぁ。どっちか、おかあさんの方へ行けよ~」と言いながらニヤニヤ。
左にムスメ、右にボウズと両脇に抱え、一枚のフトンで本を読んであげるのは結構シアワセ。
二人分読んであげると、長くなってしまうのがツラいとこだけど。

絵本って、おかあさんが読んであげた方が優しく胸に響く本が多いと思います。
実際、おかあさんと子供っていう話も多い気がするし。
でも父親が読んでやった方がフンイキが出る本もあると思うんですよね。

すてきな三にんぐみ トミー・アンゲラー作



王道ですから、今さらとココで…というのも気恥ずかしいのですが。

「あらわれでたのは、くろマントに、くろい ぼうしの さんにんぐみ。
 それはそれは こわーい、どろぼうさまの おでかけだ。」


夜の闇、黒、怪しいヤツら。
コワいコワい三人が闊歩する姿は、父親が少し低い声で読んであげたら雰囲気が倍増。
でもなぜか子供がそれほど怖がらない。
それは本当は優しいオジさんって知ってるから。

前半の黒と青を基調にしたモノトーンから、後半に出てくる子供の赤色が印象的です。

はじめにこの本を買ってきたのは、ムスメが2歳のころかなぁ。
奥様は「ちょっと、怖がるんじゃないの?」と言ってましたが、
自分は「いぃや。このストーリーなら大丈夫!」と。
結果、ムスメもボウズもお気に入りの一冊となったのでした。
ボウズは「てをあげろ!」のセリフでは素直に両手を挙げております。

図書館に行けばコレのビッグブックがあります。
このビッグブック、ボウズが大好きでよく読んであげます。
読んであげているとポツポツと他の子供が集まってくることもしばしば。
やっぱ男の声で読んであげた方がコワくていいぞぉ。

いつもはママが読んでいるという家庭でもパパに押しつけてやってほしい一冊です。
  

Posted by テン at 06:52Comments(0)子供たち棚

2007年06月05日

伝説は伝説のままで‥。

Dynamite!! USA 。見ました。

この情報過多の時代、否が応にも事前に試合結果は耳に入るもの。
そういった事情があったとしても‥。

桜庭×ホイス。
「七年ぶりの再戦」って煽ってたけど、そっか‥もう七年か‥。

「プロレスラーは本当は強いんです!」というプロレスファン感涙の名言を残し、
前回のホイス戦ではプロレスファンの涙腺を歓涙で枯れさせてくれました。
結果だけでなく、入場から試合中までファンを楽しませてくれる試合運び。
その躍動感を伴った輝きはホントに眩しかった。
(今回の中継、入場の後半カットしたな。あれで一気に冷めたよ。)

お互いにピークを過ぎた彼らに、あの輝きを期待する方がムリってもの。
あの試合の幻影を引きずっていた自分にはツラいものがあったぁな。

田村との「因縁の試合」もPRIDE絡みで実現しそうですが、すっかり機を逸した感があり「あと10年、せめて5年早く見たかった。」と思います。

しかし、所は安定感があるなぁ。なんだか安心して見てられるよ。
それとレスナー。強いなぁ。この試合だけじゃホントのところは分からないけど。
今後、ボブ・サップ的扱いにならないことを祈ります。
あと、あの会場はデカすぎ。
  

Posted by テン at 00:55Comments(0)プロレス格闘技棚

2007年06月04日

Wedding Song

古~い友人の結婚式に参加してきました。
結構久々です、結婚式参列。

自分のときは、あんな風やこんな風だったなぁ…と思い出してしまいました。
自分が結婚するときには「絶対BGMはメタル系を使いたい!」との思いがありました。
…奥様にしてみれば、いい迷惑だ。

結果、各シーンで使う数曲のうち2曲は好きにしていいよ。ということになりました。
ま、一応「それなり」の曲をチョイスしないとなぁ。
自分一人の結婚式じゃないからなぁ、むしろ奥様のための結婚式だからなぁ。
「爽やか」「明るい」「重すぎない」…といったところに気をつけて、と。

で、実際に使った曲の一つが…
VAN HALEN [DREAMS]



キーボードで始まるイントロ。
徐々に盛り上がっていくメロディ。
サビでの魂を揺さぶる高揚感。
サミーの声が少し存在感ありすぎですが、ヨシとしよう。
この曲でお色直し後の入場(だった気がする…)をしたのですが、そりゃもう自分だけは「結婚して良かった!」とテンションあがりっぱなし。
自分の中では、ここが結婚式のクライマックスだった…というと言い過ぎでしょうか。

逆に,絶対に使いたい!間違いなくマッチする!と思っていたけど、いざイメージしたら難しいなぁ…と思ったのが
AEROSMITH [ANGEL]
この切ないメロディは入場/退場には寂しいし、ケーキ入刀には盛り上がりにくいかなぁ、家族への手紙なんてのはやらなかったし。
でも、きっとこの曲はどこかの結婚式で上手に使われているだろなとは思いますけどね。  

Posted by テン at 06:22Comments(0)V

2007年06月01日

国産魂

Heavy metal … 日本では「ヘビメタ」と略されております。
ただ、「ヘビメタ」って一般的にはあんまり印象が良くないような気がします。
なので、Heavy metalファンの中には「ヘビメタ」と略すことに嫌悪感を覚える人も少なくないと思います。

そんな「ヘビメタ」イメージを逆手にとって具現化した「国産ヘビメタ」バンド。

SEX MACHINEGUNS [MADE IN JAPAN]



音楽性はジャーマンメタルやスラッシュメタルのオイシイところ取り。
それはもはや、オマージュというよりは「パクり」、ヘタをすれば「コピー」。
歌詞もコミカル。
でもいいんです。それで。
きっと自分たちの好きな音楽を、日本の「ヘビメタ化」させただけの話。
聞いていると「あぁ、メタル好きなんだなぁ。」とストレートに伝わってくる。
それだけで何だかウレシイ。

メタルの熱さと激しさを分かりやすく伝えてくれる彼ら。
聞いているだけでコブシを握りたくなる曲。

TekkenⅡ/American Z/Operation Tiger/Onigunsow といったヘヴィな曲が揃うこのアルバムが一番好きかな。

「イロモノ」と言われても否定できませんが、国産ヘビメタ魂を存分に見せつけてくれています。
  

Posted by テン at 07:17Comments(2)国産