ヘビメタパパの書斎 › 2009年09月

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2009年09月30日

王者の轍

三沢光晴亡き今。

彼の双肩にかかる期待は大きい。大きすぎる。
そして、期待するファンは彼の満身創痍の身体のことも知っている。
葛藤。
そして、腰にベルトを巻いていなくても、「絶対王者」と呼び続けるのだ。

思えば長い道程だったんだなぁ。
「絶対王者」と呼ばれるまでの道程は。

そして、声を大にして言いたい。

「プロレス、サイコー!」

鉄人 小橋建太 絶対王者への道



なんとDVD 6枚組(!)である。
ロングラン上映である。
が、あっというまである。

オレンジタイツ時代の小橋。
その前に立ちふさがるスタン・ハンセンのラリアットやスティーブ・ウイリアムスのバックドロップ。
そうそう、強かったよななぁ、ガイジンが。
そういえば名古屋へ全日本プロレスを見に行ったときに、となりの女の子(3~4歳)がジョニー・エース「え~しゅ~」って黄色い声援を送ってて「子供ができたらこんなムスメに育てよう!」って心に誓った・・・こともあったなぁ。

一歩一歩、「若手のホープ」から「四天王」へと登り詰めていく。

正直、この頃の「典型的ベビーフェイス」の小橋は好きではなかった。
が、全日本の終盤からは有無を言わさぬ説得力と威圧感が出てきた。
ここに至るまでのプロセスを回顧していくだけでも感無量だ。
だが、まだDVD半分だ。

そしてNOAHの方舟へ。

高山三沢との死闘もさることながら、やはりドームでの佐々木健介戦の昂りは尋常じゃない。
さらに「GRAND SWARD」ときたら、そりゃアナウンサーの声も「あぁぁ!変えた~!!」って裏返るっちゅーの。




曰く付きの大森戦や、鬼と化した蝶野戦など、「コレは入れてほしかったなぁ」という贅沢は言うまい。



ヒザのケガと戦い、さらにガンとも戦い、未だにプロレスのリングに立ち続ける小橋建太。

「プロレス?八百長じゃん」
「プロレス?最初っから勝ち負けが決まってるんでしょ」
「プロレス?総合格闘技がホンモノじゃん」


などと思っている諸氏。
昔は好きだったけど、そういった「事情」を理解してしまって、最近はプロレスから遠ざかった諸氏。

ま、裏の事情(っつーか、もう「裏」ってほどでもないか)は、そうですけどね。
別に否定もしませんし、ソレがイヤで見ないなら別にいいですけどね。
もったいないなぁ。
ドームをこれだけ熱気で包み込むことができる競技って少ないと思うけどね。
まだまだドッコイ、プロレスは生きてますよ。(あんまり元気ないけど)

「プロレスを超えたものがシューティングではなく、シューティングを超えたものがプロレスなんだ」
というジャイアント馬場さんのコメントが全てです。

プロレス、UWF、極真、K-1、PRIDE、総合格闘技 etc....
いろいろなモノを見てきましたけどね。

ワタシは、顔面を殴って血みどろの総合格闘技よりも、「夢」のあるプロレスを愛するのだ。

  

Posted by テン at 07:38Comments(2)プロレス格闘技棚

2009年09月28日

連絡網

ムスメ&ボウズの運動会も無事終わり・・・

運動会そのものについては、イロイロと感慨深いものはあったものの割愛しとこう。
ワタシなんかより、他のブロガーさんがコドモの運動会の記事いっぱい書いてらっしゃるし。
それよりも今回、考えさせられるモノがあった。

それは「連絡網」である。

連絡網
懐かしい響きですらある。
小学校の運動会の連絡で久しぶりに「連絡網」を使ったよ。

携帯電話、さらに携帯メールが連絡の主流の昨今。
「連絡網」という、ある意味アナログな手法が新鮮に思えたんだな。

運動会で他の人と話してると、「イマドキ、みんなメールで連絡とってんだから連絡網要らないよね」ってな声を聞いた。

否!
断じて否!


連絡網、最強である。

ワタシは、ケータイのメールがニガテだ。
元々、PC派だからってのもあるけど、あんなチビっこいボタンでチマチマチマチマチマチマと文章を入力するのがスンゴイストレスだ。
奥様との連絡、友人との連絡で使わざるを得ないから使っているものの、文章は簡潔明瞭を心がけている。
っつーか、そうじゃないと集中力が持続しないのだ。
途中で「あー!!メンドクセー!!」とメールを破棄して電話をかけちゃうことも多い。
どうしても長文が必要なときは、パソコンで入力→マイ携帯に送信→それを転送・・・ってな手法をとる。
むしろ、家や会社でパソコンが使えるときは、ほとんどその手法だ。
もしくは、「パソコンに送っておいたから見ておいてね。」とかね。
あと、送ったメールが数時間経ってから遅れて届いたり、巷に溢れるメールのトラブルを聞いてると、イマイチ信用できないんだな。

が、朝とか夜とか仕事中とか、「今、電話していいんだろか」ってな時に気軽に要件を伝えられるメールは便利なトコもある。
あ、そういえばマックとかのケータイクーポンもフル活用しちゃったりしてるな。
あ、そういえば出張先からブログをケータイでアップ!とかチャレンジしちゃったりしてるな。
・・・・なんだ、結局使ってるな、イロイロ。
あんまり説得力なくなっちゃったな。

と、まぁワタシのように、「ケータイメール」がニガテなヒトもいるのだ。
電話に限らず、デジタルモノなんてのは、所詮アナログモノの補助なのだ。

こんなときだからこそ、アナログな手法を残してほしいと思うのだ。

連絡網の電話が掛かってきて、「シッカリ聞いて、次の人へ伝えなきゃ」という緊張感。
連絡網を片手に、次の人の電話番号を調べて電話するときの緊張感。
そして、その要件を伝えるという緊張感。
(なぜかウチの奥様はイヤがるので、ワタシの役回りだったが)
こういったのって、「あぁ、やっぱコレだな。確実だな」って思いませんか。

それに、直接声を聞けるというコミュニケーションツールとしての存在意義。
コレって、ケータイのメールには無いものだと思うんだよね。
(ま、声を聞かずにメールだから書けるってこともあるのだが・・・。)
なんつーかな、人と人との温度っていうか・・・。
コレも大事だなって思いませんか。

思いませんか。
そうですか。
いいんです。

所詮は、メールを送って返事がないと「届いてないんだろか」と心配になって、センター問い合わせを繰り返すような「デジタル非対応仕様」なオッサンだけのハナシですから。
  

Posted by テン at 07:26Comments(2)雑記棚

2009年09月25日

ヘア哀歌

メタル好きのオトコたるもの、一度は「ロングヘア」「長髪」に憧れるのではないだろうか。

ワタシも例外ではないのだ。実は。

若かりし頃。
ワタシの唯一のメタルフレンドのオトコが長髪だった。
当時、盛んにCMしてた「ティモテ」なるシャンプーだったかトリートメントだったかを愛用し、温泉にいけば「マイティモテ」を持参し、「ティモテサイコー!」と声高に叫んでいた。
そのせいか、サラサラのロングヘアーだった。

ウチに連れてこれば、幼いイトコには「にーちゃんの部屋に、オバケがきた」と泣かれ、
友人の家に行けば、母親が「彼女か!」と喜んでケーキを振る舞われ、
同僚に「長州力のマネ?」と言われれば驚喜して「心の友よ!」とジャイアン風に握手を求め、
同僚に「江口ヨースケのマネ?」と言われればブチ切れて髪の毛も切っちゃう。
そんなヤツだ。

その彼がライブでヘッドバンキングしながら長髪を振り乱す姿は、羨望だった。
オレも髪の毛、ブルンブルンしたい。
周りが迷惑でも、ブルンブルンしたい。
歌舞伎役者のように、ブルンブルンしたい。
メタルシャツに長髪で、ブルンブルンしたい。
ティモテのCMのように、トリートメントしたい。

そう思って一念発起した。

時代がバレてしまうのだが、「江口ヨースケ」を上回る髪の長さの彼に対して、ワタシも「吉田エーサク」とか、最近だと「ホトちゃん」を越える程度までは伸ばした。
前髪やサイドを指でつまんで引っ張れば、クチに届くくらいまでは伸ばした。

そんな中途半端な長さでも、ライブで「ブルンブルン」してれば、それなりに「おぉ、メタラーっぽいヘドバンしてる!」と実感できたのだ。
(何がメタラーっぽいのかわからんが)

さぁ!
これからだ!
もっと伸ばすぞ!

・・・と思った矢先。

会社から「そのへんにしとけ」とNGが出た。
そりゃそうだろな。
お客様のところへ訪問したりするのに、長髪のワカゾーを連れていけんわな。

ちなみに、その「長髪の友人」は東京在住だ。
そのへん、都会だと多少はユルいんだろか。

その後、時を経て。

ワタシは今、ボウズ頭である。
ビジネス上、長髪はダメでボウズ頭はいいのか!という素朴な点は置いておこう。

東京へ行ったりして、「長髪+メタルシャツ」というヒトを見ると、いまだに「あぁ、あのとき伸ばしてりゃぁなぁ・・」と思うのだ。

ボウズ頭+メタル好き。
当時、「ありえねーだろ!」と思った組み合わせを自分自身がすることになるとは・・・。

っつーか、「ある程度トシとったら、メタル卒業して、クラシックかジャズ聞くんだろな。」と語っていたワタシ&長髪の友人は、未だにメタルから卒業する気配もなく・・・二人とも二児の父となり・・・ヘンな落ち着きだけ出てきたものの・・・全く進歩してないのが問題なのだ。

  

Posted by テン at 07:26Comments(4)雑記棚

2009年09月20日

秋なのに…

大掃除!
冬は寒いし、手は痛いし、子供は「寒い」って手伝いしねーし。
ってことで、秋にやろうぜ!ってな話なのだ。
でも、子供は手伝いせず近所で遊んでて、結局同じなのだ。
でも、いい天気だから気持ちいいのだ。
  

Posted by テン at 13:57Comments(0)

2009年09月19日

狩ったる!
















毎年恒例、リンゴ狩りだ!
狩るぜ!狩るぜ!狩るぜ!
食うぜ!食うぜ!食うぜ!
  

Posted by テン at 10:10Comments(2)

2009年09月18日

Highwayからの分岐点

前作 [LOST HIGHWAY]から二年ほど経ち・・・いよいよ動きだしたようです。

まずはシングルをリリースします。
そして、その曲がオフィシャルにアップされてますよ!
(いきなり始まります!音量&お仕事中は注意!)
http://www.bonjovi.com/bonjovi/splash/

BON JOVI [WE WEREN'T BORN TO FOLLOW]



まずジャケットに目を奪われますね。
結構スキです。このデザイン。
アリーナロックバンド的スケール。
セピアっぽいというか、経年の焼けっぽいというか、そんな色合い。
[WE WEREN'T BORN TO FOLLOW]ってトコのフォントスタイルもスキです。
なんだかノスタルジックなニオイを感じます。

さて、肝心の曲ですが。

内包した「温もり」は前作を踏襲しつつも、スタイルとしては[CRUSH][BOUNCE]あたりに近いかな・・・と。
ライブ映えしそうなノリのよさは好感触です。
前作に物足りなさを感じた方々からは、概ね好評を得るのではないでしょうか。

あとはアルバムがリリースされないとなんとも言えませんが・・・

BON JOVIクラスになると、アルバムがリリースされること自体がイベントになってる感があって、前作の「カントリー風」と言われたアルバムのように多少音楽性がブレて「えー!」的なネガティブな意見があっても、騒動に埋没しちゃってる気がするんだよね。
でも、この曲を聞いて、「今だから言っちゃうけどさ。もうカントリーはいいよ!やっぱこの路線だよ!」ってなヒトも多いんじゃないだろか。

とはいえ。
この曲がアルバムのキラートラックになるようだと、ちょっと弱いぞ。と思います。
逆に、全体の流れの中で「おぉ、ココにいたか!コレも悪くないんだよな」的な位置づけになるようなレベルだと楽しみです。

正直、一番自分が好きだったBON JOVIの姿とは乖離があって、「新作リリース!」と言われても結構冷静なのですが、そうは言いながらも「来るか!いよいよ!」という昂りもあるんだな。

齢を重ね、渋みと深みと貫祿を増して「Back to the Roots」の時が来るハズ!と期待しちゃってるんだな。

勝手なもんだな。

BON JOVI - WE WEREN'T BORN TO FOLLOW

  

Posted by テン at 07:32Comments(2)B

2009年09月16日

兄弟キタ!

ウチに兄弟がきた!
兄弟といっても、今まで我が家のCD収納を支えてきたラックが、もうイッパイイッパイになってしまったので、その「兄弟」として新しいCDラックを購入したのだ!

現在のラックは約800枚収納だが、既に許容量を越え、ダンボールやら机の上やらに収納できないCDが散乱していた。
かれこれ半年がかりくらいで奥様を説得しつつ、家庭内稟議を通し、ようやく辿り着いたこの日。
なんせ奥様はワタシのCDを見て「売ったらいくらになるかな~」などと皮算用するくらいだから、必要性を全く感じていない。
さらに場所が二階だから、重量も気になるらしい。
そんな中でようやく「弟分」ともいえるラックが鎮座。
感無量なのである。

元々、散らかってようが、ホコリが舞ってようが、整理整頓できてなかろーが、あまり気にしない性格のワタシである。
が。
CDだけはキレイにジャンル別/バンド別に収納されていないとストレスなのだ。スンゴク。
許せないのだ。
納得できないのだ。
キレイに収納された棚をズラズラと眺めて、「うーん、イイ!」「今日はコレだな」ってのが自己満足&自己恍惚の時間なのだ。




さて、予算と場所の問題もあって「兄貴分」の棚と同様に約800枚収納のCDラックである。

元々の棚がコレで・・・・



「兄弟」並んだのがコレ!



うーん、ゆとりの生活。
うーん、セレブリティ。
うーん、ヒルズ族に負けてねーぞ。
・・・と、根拠のない充足感。
これでセレブリティを感じるんだから、安いチープなオトコである。我ながら。

散乱したCDは、兄貴分の棚弟分の棚とでジャンル分けすることから始めないといけない。
ちょっと時間がかかりそうである。
後日に先送りだ。

まずはMDを整理しよう!そうしよう!
MDは、今後あまり増えることはない。録音する機器も壊れてるし。
で、とにかく並べる。



・・・MDはたいしたことないと思ってたのに、既に2段使っちゃったよ。

さ、次はどっかの休みでCD整理。
棚別にジャンル分けをせねば。

コッチにアメリカンハード
コッチには北欧
北欧と様式美は近くのゾーンのほうがいいだろな。
で、その上あたりにメロディアスハードだな。
スラッシュはアメリカンハードの下あたりが定番だな。

・・・こんなクダラナイこと考えて、ニタニタしてるワタシは、やっぱチープなのだ。  

Posted by テン at 07:42Comments(4)雑記棚

2009年09月14日

ナナ、夏過ぎて

我が家のウサギナナが無事に夏を越えてくれた。

過去にハムスターを夏に死なせてしまってからというもの、毎日怯えながら帰宅しては「ナナは!?」と確認してた。

気密住宅だからか、ウチは夏がとにかく暑い!
だからといって、外も暑い。
で、共働きだから、日中もお世話できない

結局、風呂&脱衣場を全面換気して、そのへんに置いておいた。
なんとか一番過酷な季節を越えてくれたのはウレシイ限りだ。

さて、そのナナですが・・・・

未だに抱っこをイヤがるのだ。
部屋をウロウロさせてるときに、ゴマカシながら、そーっと抱っこすると、なんとかヒザに乗ってくれる。
が、ケージからそのまま抱っこしようと思っても暴れ回る。

ナナをくれた人もウサギを飼っているのだが、そのウチでは何の抵抗もなく抱かれてるから、そんなイメージだったのに・・・。
巷で流行ってる(?)、「うさんぽ」なるものも夏の緑が茂ってる時期に楽しもうと思ってたのに・・・。

しかも、食欲がスンゴいから、丸々としてるのだ。



ナナをくれた人も「・・・・大きいね。」と驚いてるぞ。

で、抱かれてくれないから、ツメも切れない。
だから、室内だといろんなところがキズだらけ。

うーん、うさぎとの「理想の生活」は遠い・・・。
「ナナ、ただいま~(抱っこしてカワカワ)」ってなイメージだったんだけどなぁ。


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:

で、夏を越えたと思ったら、もう朝晩は秋どころか冬を思わせる冷え込み。
すぐに「あぁ、冬を越えてくれるだろうか」という心配にスイッチしてるのだ。

・・・でも、昔、スキー場でリフト乗ってて下を見ると、ウサギがピョンピョンしてたと思うけど・・・ウサギは冬に強いんだろか。
  

Posted by テン at 07:44Comments(2)ペット棚

2009年09月11日

ニッポンジンデヨカッタナリ

いやー、ニッポン人で良かったよ。
そして、この情報過多の時代でも埋もれた宝石ってのはゴロゴロしてるんだなと思うと、たかだかHeavyMetalっていう狭義なジャンルであっても音楽ってのは奥が深いなぁ。

仕事中、YouTubeニコニコ動画をBGMにしてるんですがね。
久々に聞いた瞬間に息が詰まり背筋が震えるような感覚が蘇りました。
HeavyMetalを聴き始めた頃なんて新しい出会いが次々とあって、そういう「感覚」も結構あったんだけどね。

ニコニコ動画の
「やはり世界で一番クサいメロディを作れるのは日本人だな」
というコメントが如実に表す通り、イントロからラストまで「ひたすらクサいメロディ」をマシンガンの如く叩き込んできます。
これでもか!
これでもか!
これでもか!
と放たれる怒濤の美旋律は、プリズムのように次々と輝きを変化させながらも衰えることはありません。

MINSTRELIX / Thirst for ...

ニコニコ動画バージョン
(ニコ動アカウントあるヒトは是非コチラで盛り上がりを一見!)
↓↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1839238


YouTubeバージョン
(ニコ動の引っ越し版?ニコ動アカウントがない方はコチラで)



この大阪発のバンド、デモ音源でコレですよ。
いきなり自分たちでメチャクチャ高いハードルを設定したようなもんですよ。
今後は常にこの曲と比較されていくわけですよ。
しかもコレがライブ会場無料配布だけで正式リリースされていないなんて・・・。

海外のメロディックスピードメタル勢を例えに出すなら、SONATA ARCTICADARK MOOR といったところでしょうか。
ANGRAっぽいというコメントもありますが・・・。

でも、そういった欧州のテイストとは何かが違うんだな。
そこがニッポン人の感性なんだろな。
適度なB級クサメタル臭もソノ手のファンには「コレコレ!」という喝采必至の甘美なニオイなんだな。

バンド名の由来をオフィシャルで調べてみたら

「Minstrel(中世吟遊詩人)とRelic(遺物、遺産、名残)を掛け合わせた造語。諸国を旅してハープやリュートに合わせて詩や歌を吟じたとされる吟遊詩人。ヨーロピアンメタルや民族・民謡音楽からの影響、欧州文化への傾倒が強かったバンドの曲調に中世ヨーロッパに実在した吟遊詩人のイメージを重ね合わせ、現代の吟遊詩人となり物語を伝承していくという思いが込められている。」

・・・もうね、タマンナイ。
ココだけで泣ける。
ココだけで震える。
ココだけでメシ三杯食える。

中世欧州の文化、様式美、民族、建築、信仰。
そんな世界観を愛するワタシにとっては「オレのこと呼んだ?」と言わんばかりの感性の一致なのだ。

現在はヴォーカルが変わって女性ヴォーカルになったようです。
そのバージョンも聴きましたが・・・最初のインパクトに比べると残念ながら劣るものの、コレはコレで・・・まぁ・・・なんとか・・・頑張ってるなぁ。
  

Posted by テン at 07:37Comments(4)国産

2009年09月09日

夢と現実の間

巷では新インフルが猛威を振るっている。

そんな中。ボウズとムスメが続けて熱を出した。

まず、ボウズがヤラれた。

なんかカラ咳が多いなぁと思ってたら、熱も出てきた。38.5℃だ。
ま、それほどグッタリしてないし、ノドが痛いわけでもないし、インフルってことはないな。
・・・と思いながらも、共働きのウチとしては保育園を休んだらじいちゃん&ばあちゃんちに預かってもらうことになるから

「うつされたらかなわん。まず、インフルか調べてこい」

ってことで調べた。セーフでした。

ボウズは中途半端な熱がダラダラ続くタイプだ。だいたい38℃台をウロウロしながら、中途半端に元気な状態で3日間ほど。
で、だいたい元気になったなぁ・・・と思ったその夜中。

ムスメが、「おとーさん、しっこ」とワタシを起こす。
普段は夜中に起きることなんてないのに、珍しいなぁと思いながら抱っこしてみると・・・熱い。
メチャンコ熱い。
スンゲェ熱い。
熱を計ってみたら、39.8℃

ムスメはボウズと異なり、40℃越えも時々ある。
だから、39℃台で慌てたりはしない。けど、この日は違った。

ウトウトと眠りにつくと、何か普通に会話しているのだ。夢の中で。
そしてしばらくすると「おとーさん、寝れんのやさ。やで、何かおはなししようか。」などとパッチリと目を覚ます。
そしてまた眠りにつき、笑ったり喋ったり夢の中の世界に落ちていくのだ。
夢と現実の区別がつかず、夢と現実の間を彷徨っているのだ。

その「ひとり舞台」をずーっと眺めているうちに、「コレはフツーじゃない」と思って迷いに迷ったが一応深夜救急外来に診察した。
結果は、やっぱり「様子見」だった。

救急外来の先生に尋ねた。
「最近、こういう子供の救急外来、多いですか?」

先生「もうね、そんなんばっかですよ。」

・・・多少、ウンザリしてるように見えたのは気のせいではあるまい。

結局、ムスメは最高で40.5℃まで上昇した。
過去の経験上、ムスメは解熱座薬で熱を冷ますと逆に全然治らない。
一度、ピークまで上がってしまうと、そこから一気に快方に向かう。

さすがに40℃を越えると、常に解熱座薬を手にして様子を見ながら、「何か変化があったらスグにシリに突っ込むぞ」という体制で見守る。
途中で目を半開きで寝てたときはキンチョーしたが、なんとかヤマを越えた。

あ、インフルじゃなかったですよ、ムスメも。

:
:
:

その怒濤のような一週間に、奥様は誕生日を迎えた。
先日、記事にした学校のことも重なったりして、「スンゴク記憶に残る誕生日になった」と皮肉まじりに呟いていたのでした。
  

Posted by テン at 07:34Comments(2)子供たち棚

2009年09月06日

今夜はコレなのだ











今夜は少し遅れた奥様のプチ誕生会なのだ。
子供が風邪ひいて、延期してたのだ。
今夜はピザなのだ。
定番なのだ。
でも奥様はまだ仕事なのだ。
これから焼くのだ。
ビール大好きなワタシも、ピザのときは安い赤ワインなのだ。
  

Posted by テン at 16:50Comments(0)

2009年09月04日

疑惑

先日の話だ。

ムスメは両親が共働きなので、いわゆる「お残り」で夕方まで学校に預けている。
で、奥様が学校へ迎えにいったら、スンゴイ形相で泣きはらしていたそうなのだ。

聞いてみると・・・


その「お残り」クラスで、一年生の私物が隠されるという事件(というほどでもないが)が頻発しているらしく、その「犯人探し」が行われたらしいのだ。
まぁ、親のひいき目を差し引いても、「超」がつくほど小心者であるウチのムスメはそんなことできるわきゃない。
むしろ、そのくらいの度胸がほしいくらいだ。(不謹慎ですが)

先生から「何か隠したことのある子は、こっちへ来なさい」と言われ、数名の一年生がついていったそうな。
で、なぜかウチのムスメもヒョコヒョコと(いや、「ビクビクと」かな)ついていったらしいのだ。
心当たりがないのに、ついていくムスメもどうかと思うが・・・。

そして、コッテリと絞られたらしいのだ。

一年生ですよ。
まだまだ幼いもんだ。(ウチだけ?)
ウソつきゃ顔で分かる。(ウチだけ?)
隠し事をしてても顔で分かる。(ウチだけ?)
それでも、ウソを見て見ぬふりをして信じてる素振りを見せることで、コドモにも罪悪感が植えつけられて反省するってこともあると思うのだ。(ウチだけ?)
ビエビエ泣いてるのに、「ウソつくな!ホントのこと言え!顔見れば分かる!」などと追求したって、号泣が加速するだけだと思うのだ。
・・・ま、時と場合によるけど。

結局、泣き崩れて言葉にならないムスメは、先生にロクに話もできず帰ってきたらしいのだ。
で、何か隠していたのか、聞いてみたところ・・・

「夏休みに、弟が保育園に行ってるときに、おかーさんにジュースを買ってもらったのを、弟にナイショにして隠してた」

ってことだったらしい。

学校の「お残り」と関係ないじゃん!

で、奥様が一応先生に真相を伝えに行った。

なんつーかな。ホントにバカ正直なのだ。ウチのムスメは。
一人目の子供、しかも女の子。慎重に育てすぎたんだな、きっと。
曲がったことがキライ。
で、人が曲がったことをするのもキライ。
多少、狡いくらいでもいいと思うのだが・・・・無いものねだりだし、これは親の責任だから言うまい。

ま、先生の立場も分かる。
このご時世、難しい親が多いからね。(自分への戒めも含めて)
そして、怒られてもヘーキな子供もいるからね。
全員の子供を傷つけないように、全員の子供に効果がある叱り方なんて皆無なんだろうと思う。

でも、親としては「一年生相手にそこまでやるか」って気もしないでもない。
なかなか難しいものだ。

  

Posted by テン at 07:45Comments(2)子供たち棚

2009年09月02日

フクザツな扱い

最近、テレビでちょくちょくこの曲を耳にする。
それは元々のアーティストにスポットライトが当たるのではなく全く別の舞台で、だ。

先日の[BURN]もそうだけど、ファンは複雑なとこだろうな。
その曲は、このアルバムに収録されているのだ。

BON JOVI [CRUSH]



何度も書いてるかもしれませんが、ワタシが愛するBON JOVIサウンドは [NEW JERSEY][KEEP THE FAITH][THESE DAYS]あたりが代表的なとこだ。
土。砂。風。空。大地。夕陽。
そんな匂いに満ちたサウンドにこそ、BON JOVIの神髄を見出すのだ。

その大好きなアルバムたちの後にリリースされたこのアルバム。

なんといっても、[LIVIN' ON A PRAYER]の続編と言われ、トミーとジーナが登場する[IT'S MY LIFE]が目玉でしょうか。
曲の展開、あの「ワウワウ」という音、サビの盛り上がり。
まさにあの[LIVIN' ON A PRAYER]が孕んだ熱気をそのまま蘇らせて、よりダイナミックにしたような印象だ。

で、アルバム全体を通すとですね。
わりとアッサリめの味付けだと思うのだ。
透明色に近いアルバムといいますか、柔和で時折見せる渋い色合いは、ジョンのソロに通じるものがあるかな。

が、見方を変えれば、アメリカンハードロックのビッグバンドとしての貫祿と風情を見せてステップアップした感もあります。
後期~最近のBON JOVIが好きな方にとっては、「ここからのBON JOVIが好き!」というターニングポイントのアルバムになり得るかもしれません。

ワタシにとっては、リリースされたタイミングもあってか、やや印象が薄いアルバム。
特に、ジョンよりもリッチー派のワタシにとっては、なんだかスタイリッシュすぎるかなぁと思うのだ。
こういった「可もなく不可もない」という印象のアルバムは記憶に埋没してしまうこともあるのですが、「IT'S MY LIFEのアルバムだな」ということで存在感を維持している感があります。

が、[IT'S MY LIFE]も彼らの名曲の中では突出しているとも思えない。まぁ普通の出来だ。
リリースされた当時には、「なんだか無理して昔のムードに拘ってるなぁ」と感じたくらいだ。
で、どちらかというと、このアルバム内では浮いてるとすら思えるのだ。
単発で聞けば、いい曲なんだけどね。

GUNS N' ROSES[Use Your Illusion]における、[You Could Be Mine]に近い位置づけに思えるのだ。
ガンズらしいけど、このアルバムでは浮いてる。
けど、ガンズらしいから悪くはない。
けど、Appetite For Destructionの名曲たちと比べたら・・・まぁ普通の出来だな。
・・・コレコレ。コレに通じるのだ。

っても、AEROSMITH[AMAZING]を思い出すイントロと解放感に満ちたメロディが印象的な[ONE WILD NIGHT]は佳曲だし。
中盤の穏やかな曲は、ジョンの魅力を上手く引き出すことができてると思うし。
BON JOVIのお好みベスト(さすがに2枚組だ)を作るときには 1枚目のラストが [LIVIN' ON A PRAYER]、2枚目の1曲目に[IT'S MY LIFE]「ウーン、いい流れ」って自己満足に浸るくらいだからキライな曲ではない。

BON JOVI のアルバムの中では、案外と「賛否両論」が出るアルバムなのかもしれません。


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で、最初に話は戻りますが。
「なかやまきんに君」って御存じでしょうか。(おっと、ナイツ風になってしまった)

彼のネタで、この曲が使われてるんですね。



・・・うーん、フクザツなとこだ。
が、とりあえず邦楽に疎いワタシにとって、「知り合いとカラオケ行っても通じる洋楽」として貴重な曲になるのかも・・。


  

Posted by テン at 07:44Comments(0)B