ヘビメタパパの書斎 › T
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2014年01月21日
「初めて」の記憶
「初めて」というのは、総じて記憶に残ることが多い。
ワタシが初めて買ったレコード(もちろんCDではない)は、うしろゆびさされ組だった。
・・・当時、奇面組ファンだったからね。まぁ、またこの話は機会があれば書こうかと。
そしてこのCD(この頃はCD)は、「初めて買った輸入盤」だった。
TESLA / GREAT RADIO CONTROVERSY

今となってはベテランのアメリカンハードロックバンド。
1989年リリースの2ndですね。
このアルバムを手にとったのは、おそらく高校卒業直後くらいだったでしょうかね。
当時、ハードロック/ヘヴィメタルの魅力に引き込まれはじめた頃。
その頃から「輸入盤は安く買える」ということは噂では聞いていた。
自分の地元にはもちろん輸入盤を買える店などなく、通販などはまだまだメジャーじゃない。
もともと高山のヒトじゃないワタシは、当時ウワサで「高山で輸入盤が買えるよ」と聞いて車を飛ばして駆けつけたものの(たしか、別院の近くだったかな。)、メタル系が皆無でガッカリした記憶がある。
そして、たしか家族で岐阜の某大型ショッピングセンターへ行ったときだったかな。
まぁまぁの数の輸入盤が並んでいるブースを見つけた。
当時のことを御存じの方しか分からないかもしれないが、その頃の輸入盤はCDケースを縦に二つ並べたくらいの大きな箱に入っていて、非常に目につきやすかった。
上述の通り、メタルを聞き始めたばかりの頃だったから、知識は薄い。
なんとなく感覚で「このバンド名」「このジャケット」「なんかメタルっぽい」と思って手にとったのがこのアルバム。
あの店、あの迷った感覚、あの手に取った感覚は今でも鮮明に覚えています。
:
:
:
さて、このアルバム。正直購入当時は「地味だなー」と思った。
まぁ、そこそこ聞き込んだものの、あまり好きにはなれなかった。
そりゃそうだよなー。この頃はHELLOWEENとかXとかのスピード感に溺れてた頃だからね。
が、トシを重ねていくにつれ、なかなか味わい深いアルバムだな、と思うのだ。
トータルでの印象は「骨太なアメリカンハードロック」といったところでしょうかね。
が、アメリカのバンドが持ち合わせた土着的なムードを漂わせているものの、カラッとした独特の明るさはやや薄め。
どちらかというと、ブリティッシュハードロックに通じるようなシリアスさを持ち合わせています。
ヴォーカルの声質などもあって、Cinderellaあたりと比較したくなるわけですが、ブルージーかつ土埃を感じるようなCinderellaとは一線を画していますね。
このバンド、この数年後にリリースされた「Five Man Acoustical Jam」で再評価された印象があるわけですが、そこでクローズアップされた代表曲[LOVE SONG]はこのアルバムに収録しています。
買った当初は、このアルバムの中ではスピード感のある[Yesterdaze Gone]しかいい曲ないなー、と思ったのですが、今となってはこの曲は逆に浮いている気がしますね。
前半の[Hang Tough][Lady Luck]あたりでは、ドッシリと構えたガッツ溢れる本格的ハードロックを聴かせてくれます。
この「地に足がついたドッシリ感」がこのアルバムの魅力だと思います。
後半に[Love Song][Paradise]と名バラードを二曲並べるのも心憎い。これまた素晴らしい流れなのです。
購入当初に抱いた「地味」という印象は、今でも的外れではない部分もあると思います。
たしかに印象薄い曲もあるし。
それでも「名前も知らずに手にとった、初めての輸入盤」という点では、なかなかいいチョイスだったんじゃないかな、と思ってますよ。
ちなみに、当時からフシギなアルバム名だなーと思ってた[Great Radio Controversy]。
今さらながら翻訳してみたら「グレートなラジオの論争」とのことで・・うーん・・。
TESLA - Hang Tough (ミュージックビデオあったなんて、初めて知った!)
ワタシが初めて買ったレコード(もちろんCDではない)は、うしろゆびさされ組だった。
・・・当時、奇面組ファンだったからね。まぁ、またこの話は機会があれば書こうかと。
そしてこのCD(この頃はCD)は、「初めて買った輸入盤」だった。
TESLA / GREAT RADIO CONTROVERSY

今となってはベテランのアメリカンハードロックバンド。
1989年リリースの2ndですね。
このアルバムを手にとったのは、おそらく高校卒業直後くらいだったでしょうかね。
当時、ハードロック/ヘヴィメタルの魅力に引き込まれはじめた頃。
その頃から「輸入盤は安く買える」ということは噂では聞いていた。
自分の地元にはもちろん輸入盤を買える店などなく、通販などはまだまだメジャーじゃない。
もともと高山のヒトじゃないワタシは、当時ウワサで「高山で輸入盤が買えるよ」と聞いて車を飛ばして駆けつけたものの(たしか、別院の近くだったかな。)、メタル系が皆無でガッカリした記憶がある。
そして、たしか家族で岐阜の某大型ショッピングセンターへ行ったときだったかな。
まぁまぁの数の輸入盤が並んでいるブースを見つけた。
当時のことを御存じの方しか分からないかもしれないが、その頃の輸入盤はCDケースを縦に二つ並べたくらいの大きな箱に入っていて、非常に目につきやすかった。
上述の通り、メタルを聞き始めたばかりの頃だったから、知識は薄い。
なんとなく感覚で「このバンド名」「このジャケット」「なんかメタルっぽい」と思って手にとったのがこのアルバム。
あの店、あの迷った感覚、あの手に取った感覚は今でも鮮明に覚えています。
:
:
:
さて、このアルバム。正直購入当時は「地味だなー」と思った。
まぁ、そこそこ聞き込んだものの、あまり好きにはなれなかった。
そりゃそうだよなー。この頃はHELLOWEENとかXとかのスピード感に溺れてた頃だからね。
が、トシを重ねていくにつれ、なかなか味わい深いアルバムだな、と思うのだ。
トータルでの印象は「骨太なアメリカンハードロック」といったところでしょうかね。
が、アメリカのバンドが持ち合わせた土着的なムードを漂わせているものの、カラッとした独特の明るさはやや薄め。
どちらかというと、ブリティッシュハードロックに通じるようなシリアスさを持ち合わせています。
ヴォーカルの声質などもあって、Cinderellaあたりと比較したくなるわけですが、ブルージーかつ土埃を感じるようなCinderellaとは一線を画していますね。
このバンド、この数年後にリリースされた「Five Man Acoustical Jam」で再評価された印象があるわけですが、そこでクローズアップされた代表曲[LOVE SONG]はこのアルバムに収録しています。
買った当初は、このアルバムの中ではスピード感のある[Yesterdaze Gone]しかいい曲ないなー、と思ったのですが、今となってはこの曲は逆に浮いている気がしますね。
前半の[Hang Tough][Lady Luck]あたりでは、ドッシリと構えたガッツ溢れる本格的ハードロックを聴かせてくれます。
この「地に足がついたドッシリ感」がこのアルバムの魅力だと思います。
後半に[Love Song][Paradise]と名バラードを二曲並べるのも心憎い。これまた素晴らしい流れなのです。
購入当初に抱いた「地味」という印象は、今でも的外れではない部分もあると思います。
たしかに印象薄い曲もあるし。
それでも「名前も知らずに手にとった、初めての輸入盤」という点では、なかなかいいチョイスだったんじゃないかな、と思ってますよ。
ちなみに、当時からフシギなアルバム名だなーと思ってた[Great Radio Controversy]。
今さらながら翻訳してみたら「グレートなラジオの論争」とのことで・・うーん・・。
TESLA - Hang Tough (ミュージックビデオあったなんて、初めて知った!)
2013年07月04日
シンデレラ、その後。
ワタシと年代が近い人で多少洋楽を齧った人なら、「シンデレラ」という名前を聞いて「おっ!」と思って頂けるかもしれない。
世間的にはパッと咲いて、パッと散った、という印象かもしれない。
さて、そのシンデレラの中心人物だった彼がソロアルバムをリリースしましたよ。
TOM KEIFER [ THE WAY LIFE GOES ]

「BON JOVIの弟分」的な位置づけで、華やかにデビューを果たしたCINDERELLA。
1stアルバムのリリースは1986年ですね。
それから合計4枚のアルバムをリリースしましたが音沙汰がすっかり途絶えてました。
そして今年、満を持してバンドのフロントマンであるトム・キーファーが「あの声」を引っさげて戻ってきました。
デビューアルバムであった[NIGHT SONGS]は、80年代当時の典型的サウンドを具現化してヒット。
冒頭の「おっ!」と思った人は、おそらくこの頃のイメージでしょう。
実は個人的にはこのアルバムはそれほどピンと来なかったし、今でもそれほど好きなアルバムではありません。
彼らの魅力は、2ndアルバム以降で如実に現れるブルーズへの傾倒、そしてトムのハスキーでザラついていながらも情感を振り絞るヴォーカルにあると思うのです。
基本的に、ワタシはキラキラドコドコと疾走するスピードメタル、キラキラとした北欧メタルをこよなく愛します。
が、こういったブルージーなサウンドでツボに入ると、これまた堪らないのだ。
Guns 'N Rosesのときにも「[Appetite For Destruction]よりも[Use Your Illusion]が好き!」と書いた気がするが、こういったサウンドに弱いのだ。
CINDERELLAは、その代表格だ。
このトム・キーファーのアルバムは、その路線を継承して失った数年間を埋めてくれる。
乾いたサウンド、ブルージーなギター、そしてトムのヴォーカル。
まさに思い描いていた通りの姿です。
全体的には、名作である2nd/3rdと比べるて、さらに肩の力が抜けている印象ですね。
そして、何かキーワードに縛られることなく、自由奔放に表現したいことを表現した姿であるなぁと感じます。
4thアルバムでは力強さが漲っていましたが、それと同一のベクトルながらも、ソロならではの趣を味わえるアルバムなのではないでしょうか。
トムのヴォーカルも、無理せず自然に歌っているように感じます。
ヘヴィメタルの期待する「刺激」は少ないかもしれません。
過去のCINDERELLAのアルバムと比べると地味かもしれません。
が、ココロの中を乾いた風が吹き抜けて、何か鬱積したものをサラサラと払っていくような心地よさは、まさに彼らが持ち合わせていた魅力。
2nd以降のCINDERELLAが好きな人なら、是非手にとってほしいアルバムです。
Tom Keifer - A Different Light
世間的にはパッと咲いて、パッと散った、という印象かもしれない。
さて、そのシンデレラの中心人物だった彼がソロアルバムをリリースしましたよ。
TOM KEIFER [ THE WAY LIFE GOES ]

「BON JOVIの弟分」的な位置づけで、華やかにデビューを果たしたCINDERELLA。
1stアルバムのリリースは1986年ですね。
それから合計4枚のアルバムをリリースしましたが音沙汰がすっかり途絶えてました。
そして今年、満を持してバンドのフロントマンであるトム・キーファーが「あの声」を引っさげて戻ってきました。
デビューアルバムであった[NIGHT SONGS]は、80年代当時の典型的サウンドを具現化してヒット。
冒頭の「おっ!」と思った人は、おそらくこの頃のイメージでしょう。
実は個人的にはこのアルバムはそれほどピンと来なかったし、今でもそれほど好きなアルバムではありません。
彼らの魅力は、2ndアルバム以降で如実に現れるブルーズへの傾倒、そしてトムのハスキーでザラついていながらも情感を振り絞るヴォーカルにあると思うのです。
基本的に、ワタシはキラキラドコドコと疾走するスピードメタル、キラキラとした北欧メタルをこよなく愛します。
が、こういったブルージーなサウンドでツボに入ると、これまた堪らないのだ。
Guns 'N Rosesのときにも「[Appetite For Destruction]よりも[Use Your Illusion]が好き!」と書いた気がするが、こういったサウンドに弱いのだ。
CINDERELLAは、その代表格だ。
このトム・キーファーのアルバムは、その路線を継承して失った数年間を埋めてくれる。
乾いたサウンド、ブルージーなギター、そしてトムのヴォーカル。
まさに思い描いていた通りの姿です。
全体的には、名作である2nd/3rdと比べるて、さらに肩の力が抜けている印象ですね。
そして、何かキーワードに縛られることなく、自由奔放に表現したいことを表現した姿であるなぁと感じます。
4thアルバムでは力強さが漲っていましたが、それと同一のベクトルながらも、ソロならではの趣を味わえるアルバムなのではないでしょうか。
トムのヴォーカルも、無理せず自然に歌っているように感じます。
ヘヴィメタルの期待する「刺激」は少ないかもしれません。
過去のCINDERELLAのアルバムと比べると地味かもしれません。
が、ココロの中を乾いた風が吹き抜けて、何か鬱積したものをサラサラと払っていくような心地よさは、まさに彼らが持ち合わせていた魅力。
2nd以降のCINDERELLAが好きな人なら、是非手にとってほしいアルバムです。
Tom Keifer - A Different Light
2012年12月18日
冬の空を見上げて
さて、冬であります。
本格的な冬であります。
冬の凛とした空気に触れ、冬の空を見上げると、北欧メタルが脳裏をよりぎますよね。
その中でも、このアルバムを思い出しますよね、きっと。
TNT / TEL NO TALES

ノルウェー出身、個人的には北欧メタルといえばTNTだよね!という思い入れがある。
そんな彼らの3rdアルバム。
リリースは1987年。
25年前か・・・四半世紀前のアルバムが今も色あせないってのは感動的なことだ。すごく幸せなことだ。
出世作、という意味では次にリリースされた歴史に残る名作[INTUITION]になるわけですが、この季節に思い出すアルバムはコチラなのだ。
そして、最も「彼ららしさが凝縮されたアルバム」であるとも思うのだ。
北欧らしい哀愁&キラキラ感は当然のこととして・・・
コマーシャルな曲、メタリックな曲、シリアスな曲、メランコリックなメロディに満ちた曲、美しいバラード。
トニー・ハーネルのヴォーカルは強靱かつ伸びやかに。
ロニー・ル・テクロのギターは変幻自在かつ個性的に。
この二人のコンビネーションが最も楽しめるアルバムなんじゃないかな、と。
次作となる超名盤[INTUITION]の世界観もバツグンで大好きだ、もちろん。
けど、このアルバムはそこまで装飾されてなくて、素のままのTNTを曝け出していると思う。
それぞれの曲がコンパクトで明確、そして元来持ち合わせているキレのある攻撃力にフックのあるメロディ。
[INTUITION]は深い感動を伴ってエンディングを迎えるけど、こちらは爽快感が残る。このあたりも北欧らしさだと思う。
オープニングの[Everyone's A Star]はキャッチーなサビが印象的。
後々叩かれることになる5th[Realized Fantasies](個人的には大好きですが)の路線は、この曲のメロディを思えば違和感ないと思うんだけどなぁ。
やはり[INTUITION]の印象が強いファンが多いってことでしょうかね。
続く[10,000 Lovers]は優しくポップなメロディラインですね。
そして北欧メタル史に残る名曲[As Far As The Eye Can See]へと続きます。
ダイナミックなドラムに導かれ、トニーのハイトーンシャウトへ。
心地よいスピード感とポジティブなメロディ。TNTといえばこの曲でしょう。
美しいバラード[Child's Play]。
「リッスン!!」というトニーの叫びで幕を開け、これまたポップな[Listen To Your Heart]。
・・・うーん、やっぱり印象的な曲ばかりが並ぶね。これだけでも充分に名作と呼べる出来。
ですが、この後にさらに、このアルバムの象徴ともいえる[Northern Lights]が続きます。
冬の空を見ると、いつも脳裏をよぎるこの名バラード。
曲のタイトル、持ち合わせた空気、全てが「北欧」の象徴でもあります。
最後に、ある意味では「らしくない」とも思えるメタリックなスピードメタルチューン[Tell No Tales]へ。
トニーのヴォーカルは、こういったヘヴィな曲ではこういったチカラを発揮するのか!
・・・と、[INTUITION]からのファンは目からウロコではないでしょうかね。
こうして書いてみると、「曲」という単位ではこのアルバムが一番好きかもしれないなー、と再認識します。
最近ではすっかり地味な存在になってしまい、ヴォーカルが誰なのかも知らないところまで距離が離れてしまいましたが、数枚のアルバムで彼らは今でも「北欧の象徴!」であり続けています。
TNT - As far as the eye can see
北欧メタル史に残る名曲。
TNT - Northern Lights
曲名、メロディ・・・まさに「北欧メタルの象徴」と呼ぶにふさわしい名バラード。
本格的な冬であります。
冬の凛とした空気に触れ、冬の空を見上げると、北欧メタルが脳裏をよりぎますよね。
その中でも、このアルバムを思い出しますよね、きっと。
TNT / TEL NO TALES

ノルウェー出身、個人的には北欧メタルといえばTNTだよね!という思い入れがある。
そんな彼らの3rdアルバム。
リリースは1987年。
25年前か・・・四半世紀前のアルバムが今も色あせないってのは感動的なことだ。すごく幸せなことだ。
出世作、という意味では次にリリースされた歴史に残る名作[INTUITION]になるわけですが、この季節に思い出すアルバムはコチラなのだ。
そして、最も「彼ららしさが凝縮されたアルバム」であるとも思うのだ。
北欧らしい哀愁&キラキラ感は当然のこととして・・・
コマーシャルな曲、メタリックな曲、シリアスな曲、メランコリックなメロディに満ちた曲、美しいバラード。
トニー・ハーネルのヴォーカルは強靱かつ伸びやかに。
ロニー・ル・テクロのギターは変幻自在かつ個性的に。
この二人のコンビネーションが最も楽しめるアルバムなんじゃないかな、と。
次作となる超名盤[INTUITION]の世界観もバツグンで大好きだ、もちろん。
けど、このアルバムはそこまで装飾されてなくて、素のままのTNTを曝け出していると思う。
それぞれの曲がコンパクトで明確、そして元来持ち合わせているキレのある攻撃力にフックのあるメロディ。
[INTUITION]は深い感動を伴ってエンディングを迎えるけど、こちらは爽快感が残る。このあたりも北欧らしさだと思う。
オープニングの[Everyone's A Star]はキャッチーなサビが印象的。
後々叩かれることになる5th[Realized Fantasies](個人的には大好きですが)の路線は、この曲のメロディを思えば違和感ないと思うんだけどなぁ。
やはり[INTUITION]の印象が強いファンが多いってことでしょうかね。
続く[10,000 Lovers]は優しくポップなメロディラインですね。
そして北欧メタル史に残る名曲[As Far As The Eye Can See]へと続きます。
ダイナミックなドラムに導かれ、トニーのハイトーンシャウトへ。
心地よいスピード感とポジティブなメロディ。TNTといえばこの曲でしょう。
美しいバラード[Child's Play]。
「リッスン!!」というトニーの叫びで幕を開け、これまたポップな[Listen To Your Heart]。
・・・うーん、やっぱり印象的な曲ばかりが並ぶね。これだけでも充分に名作と呼べる出来。
ですが、この後にさらに、このアルバムの象徴ともいえる[Northern Lights]が続きます。
冬の空を見ると、いつも脳裏をよぎるこの名バラード。
曲のタイトル、持ち合わせた空気、全てが「北欧」の象徴でもあります。
最後に、ある意味では「らしくない」とも思えるメタリックなスピードメタルチューン[Tell No Tales]へ。
トニーのヴォーカルは、こういったヘヴィな曲ではこういったチカラを発揮するのか!
・・・と、[INTUITION]からのファンは目からウロコではないでしょうかね。
こうして書いてみると、「曲」という単位ではこのアルバムが一番好きかもしれないなー、と再認識します。
最近ではすっかり地味な存在になってしまい、ヴォーカルが誰なのかも知らないところまで距離が離れてしまいましたが、数枚のアルバムで彼らは今でも「北欧の象徴!」であり続けています。
TNT - As far as the eye can see
北欧メタル史に残る名曲。
TNT - Northern Lights
曲名、メロディ・・・まさに「北欧メタルの象徴」と呼ぶにふさわしい名バラード。
2012年03月06日
直球勝負
最近の出張時には、定番のGODZと並んで楽しみにしている、BAR ROCKRIDE。
ROCKRIDEでは、あまりラウドな曲はかからない。
マスターがワタシと年が近いこともあり、お互いメロハー大好きってこともあり、感覚が似てるのが心地いいのだ。
そのマスターに「ジャーマンで、あんまり典型的じゃないのでオススメをかけてよ」ってな話をしたら、このアルバムを選んでくれた。
その感性に惚れたね。
ドンピシャだと思ったね。
なかなか選ばないよね、このアルバム。
ってことで、久々に取り出してみましたよ。
THUNDERHEAD [ KILLING WITH STYLE ]

ドイツ発。1993年リリース。
4作目にして最高傑作と言ってしまってもいいでしょう。
この時代は「ジャーマンメタル」という冠がつけば売れる時代だった。
もしかしたら、ワタシもそのキーワードで購入したのかもしれないが・・・もう記憶にないな・・・。
メタルを多少カジった人なら「ジャーマンメタル」と聞けば「あぁ、アレね。」と思う音像があるだろうと思う。
そう、ツーバスドコドコ、明朗快活なサビ&コーラス。
ワカンナイ人は、Xの代表曲を適当に思い出してもらえれば、まぁ、そんな感じだ。
・・・生粋の洋楽メタラーは怒るかもしれないけど、一例ってことで許してくだせぇ。
その雨後の筍的乱立状態の中、異彩を放っていて、しかも特別な輝きを見せていたのが、メロディが秀逸なPINKCREAM69、そして剛球勝負のTHUNDERHEADだった。
THUNDERHEADは、いわゆるジャーマンメタルではない。
一言で言えば、骨太なR&Rだと思う。
R&Rをベースにしてはいるのだが、やはり欧州特有の憂いと、ドイツ特有のいい意味での分かりやすさが同居している。
そのバランスもあってか、METAL CHURCHを想起するような超正統派メタルな空気も漂います。
豪快な爆発力を中心に構成されつつ、しっかりメロディアス。
そしてヴォーカルのテッド・ブレッドの声が、男臭く、より一層ガッツィーな印象を残します。
「売れた」バンドではなかったと思う。
ただ、ジャーマンメタル百花繚乱の時代に瞬間風速的に売れて、その後(記憶からも)消えていったバンドたちと比べれば、確かな爪痕を残してくれたバンドだった。
・・・おっと、過去形にしてしまったが、もしかしてまだ活動してるんだろか。
徹頭徹尾、タフネスとガッツが漲るアルバムです。
ジャーマンメタルに嫌悪感を覚える人にも聞いてほしいな、と思いますよ。
Thunderhead - Young And Useless (PVがあったとは!)
ROCKRIDEでは、あまりラウドな曲はかからない。
マスターがワタシと年が近いこともあり、お互いメロハー大好きってこともあり、感覚が似てるのが心地いいのだ。
そのマスターに「ジャーマンで、あんまり典型的じゃないのでオススメをかけてよ」ってな話をしたら、このアルバムを選んでくれた。
その感性に惚れたね。
ドンピシャだと思ったね。
なかなか選ばないよね、このアルバム。
ってことで、久々に取り出してみましたよ。
THUNDERHEAD [ KILLING WITH STYLE ]

ドイツ発。1993年リリース。
4作目にして最高傑作と言ってしまってもいいでしょう。
この時代は「ジャーマンメタル」という冠がつけば売れる時代だった。
もしかしたら、ワタシもそのキーワードで購入したのかもしれないが・・・もう記憶にないな・・・。
メタルを多少カジった人なら「ジャーマンメタル」と聞けば「あぁ、アレね。」と思う音像があるだろうと思う。
そう、ツーバスドコドコ、明朗快活なサビ&コーラス。
ワカンナイ人は、Xの代表曲を適当に思い出してもらえれば、まぁ、そんな感じだ。
・・・生粋の洋楽メタラーは怒るかもしれないけど、一例ってことで許してくだせぇ。
その雨後の筍的乱立状態の中、異彩を放っていて、しかも特別な輝きを見せていたのが、メロディが秀逸なPINKCREAM69、そして剛球勝負のTHUNDERHEADだった。
THUNDERHEADは、いわゆるジャーマンメタルではない。
一言で言えば、骨太なR&Rだと思う。
R&Rをベースにしてはいるのだが、やはり欧州特有の憂いと、ドイツ特有のいい意味での分かりやすさが同居している。
そのバランスもあってか、METAL CHURCHを想起するような超正統派メタルな空気も漂います。
豪快な爆発力を中心に構成されつつ、しっかりメロディアス。
そしてヴォーカルのテッド・ブレッドの声が、男臭く、より一層ガッツィーな印象を残します。
「売れた」バンドではなかったと思う。
ただ、ジャーマンメタル百花繚乱の時代に瞬間風速的に売れて、その後(記憶からも)消えていったバンドたちと比べれば、確かな爪痕を残してくれたバンドだった。
・・・おっと、過去形にしてしまったが、もしかしてまだ活動してるんだろか。
徹頭徹尾、タフネスとガッツが漲るアルバムです。
ジャーマンメタルに嫌悪感を覚える人にも聞いてほしいな、と思いますよ。
Thunderhead - Young And Useless (PVがあったとは!)
2010年08月24日
夏の終わりの涼風
もう忘れかけてたバンドだ。
が、最近アルバムをリリースしたらしく、雑誌で見かけたりしたので「おぉ、いたななぁ」と思い、久々に引っ張りだしてみた。
今くらいの季節に合うような気がするしね。
TREAT / ORGANIZED CRIME

スウェーデン出身。
出身国といい、ジャケットといい、ロゴといい、古き良き「北欧メタル」の時代を生きてきた人なら「うむ。間違いないな。」と思うことでしょう。
CDのジャケットの裏を見てみると、リリースは1989年のようですね。
音楽性は、上記のような要素からイメージできるような、いわゆる「哀愁・キラキラ・透明感」の北欧風とは一線を画したものです。
アメリカナイズされたダイナミックなハードロックあり、オーソドックスなハードロックあり。
ワタシの脳裏には「北欧のBON JOVI」というフレーズが残っているのですが、当時そのように呼ばれていたかどうかは分かりません・・・。
ま、それも言い得て妙なトコだな、という音楽性。
とはいえ、随所で聞かれる「ヨーロピアンな薫り」は、やはり北欧ならではのメロディライン。
中でもキラーチュン[Conspiracy]が素晴らしい。
個人的には、良くも悪くも「TREAT = この曲」という印象が強すぎるんだけどね・・・。
サビでのキーボード&コーラス、高揚感溢れるギターソロ。
最近で例えるなら TERRA NOVA あたりを思い出しますね。煌きと透明感と攻撃力が一体となった、ヨーロピアンハードの美学。
「夏のドライブにオススメのハードロックお好みベスト」とかを作ると、だいたいB面の一曲目(当時はカセットテープだったからね)に配置していた、とても重要な曲でした。
その後、TREATの名前を見ることもなかったけど、久々にニューアルバム聞いてみたいなぁ。
Treat - Conspiracy
が、最近アルバムをリリースしたらしく、雑誌で見かけたりしたので「おぉ、いたななぁ」と思い、久々に引っ張りだしてみた。
今くらいの季節に合うような気がするしね。
TREAT / ORGANIZED CRIME

スウェーデン出身。
出身国といい、ジャケットといい、ロゴといい、古き良き「北欧メタル」の時代を生きてきた人なら「うむ。間違いないな。」と思うことでしょう。
CDのジャケットの裏を見てみると、リリースは1989年のようですね。
音楽性は、上記のような要素からイメージできるような、いわゆる「哀愁・キラキラ・透明感」の北欧風とは一線を画したものです。
アメリカナイズされたダイナミックなハードロックあり、オーソドックスなハードロックあり。
ワタシの脳裏には「北欧のBON JOVI」というフレーズが残っているのですが、当時そのように呼ばれていたかどうかは分かりません・・・。
ま、それも言い得て妙なトコだな、という音楽性。
とはいえ、随所で聞かれる「ヨーロピアンな薫り」は、やはり北欧ならではのメロディライン。
中でもキラーチュン[Conspiracy]が素晴らしい。
個人的には、良くも悪くも「TREAT = この曲」という印象が強すぎるんだけどね・・・。
サビでのキーボード&コーラス、高揚感溢れるギターソロ。
最近で例えるなら TERRA NOVA あたりを思い出しますね。煌きと透明感と攻撃力が一体となった、ヨーロピアンハードの美学。
「夏のドライブにオススメのハードロックお好みベスト」とかを作ると、だいたいB面の一曲目(当時はカセットテープだったからね)に配置していた、とても重要な曲でした。
その後、TREATの名前を見ることもなかったけど、久々にニューアルバム聞いてみたいなぁ。
Treat - Conspiracy
2010年07月16日
変わること、変わらないこと
先日頂いたコメントで、フと聴きたくなった。
で、なぜか全盛期のアルバムではなくてコレを手にとった。
:
:
:
音楽性が変わっていくこと。クリエイティブなバンドであれば、当然のことだよね。
ただ、ファンはその変化についていけないことがあるのだ。
DOKKEN / EUROPE / HELLOWEEN / HAREM SCAREM / METALLICA …その他モロモロ。
後に再度方向転換して再び蘇るバンドもありますが…。
このバンドも、そういった色合いで語られることが多いのですが…
TNT [Realized Fantasies]

ノルウェー出身、5thかな。印象として1stが薄すぎて4thっぽいイメージがあるけどね。
ジャケットといい、音楽性といい、アメリカナイズされたという感があって賛否両論・・・だよね、このアルバム。
(ま、「賛否両論」ってときは「否」が多いもんですが。)
なんつったって北欧メタルの金字塔、歴史的名作であろう[Intuition]の後だからね。
期待値も尋常じゃなかったから、ジャケットを見ただけで「・・・やっちまった!」と思いましたよ。
当時はネットも普及してなかったけど、今でいうなら「orz」という表現がピッタリだ。
TNTといえば北欧的透明感。北欧メタルの代名詞。
そこから思えばチョット違うだろ感は否めません。
でも自分はこのアルバム、好きなんだよね。
TNTらしさは残しつつ、うまくシフトしたなぁと思うくらい。
[Dawnhill Racer] [Rain] [Indian Summer] あたりは、その象徴。
カッチリしたギターリフ、印象的なメロディ、そこにトニーのヴォーカル。
トニー・ハーネルのヴォーカル、大好きなんだよね
中低音の甘ったるい声、一聴して彼と分かる個性的で輝きに溢れたハイトーン。
一部では「高音が耳に突き刺さって好きになれない」という意見もあるから、結構好き嫌いが分かれるヴォーカルなのかもね。
このアルバムでは、いつものクリアな高音だけでなく、意外とストロングな一面も見せてくれてますよ。
で、ロニー・ル・テクロのギターも、躍動感に満ちてる。
「北欧」という自ら課した足枷が外れたかのような・・・元々テクニカルで変幻的だったけど、一層際立ってますね。
北欧的キラメキが減退しているのに、「TNTだ!」と思わせるには充分です。
結局、フックのあるメロディ、ロニーのギター、トニーのヴォーカル・・・・コレなんだよね。
得意のバラード[Lionheart]は相変わらず美しく淡くモノトーンの北欧を思わせる美しさに溢れてるし。
で、ここまでは良かった。
その後の数枚のアルバムは、北欧的云々ではなくメロディが弱さが致命的。
音楽性も実験的色合いが強まり、さらにトニー・ハーネルが抜けた今、TNTは「あのころは良かった」的バンドになってしまいそうです。
でもいくら落ちぶれようが、ワタシの中で北欧メタルといえば TNT という気持ちは変わらない。
一般的洋楽ファンだったワタシをメタルの道へ導いてくれた彼らは特別な存在でありつづけるのです。
Rain (ジョー・リン・ターナー参加!)
LionHeart (TNTのバラードは美しい・・・)
で、なぜか全盛期のアルバムではなくてコレを手にとった。
:
:
:
音楽性が変わっていくこと。クリエイティブなバンドであれば、当然のことだよね。
ただ、ファンはその変化についていけないことがあるのだ。
DOKKEN / EUROPE / HELLOWEEN / HAREM SCAREM / METALLICA …その他モロモロ。
後に再度方向転換して再び蘇るバンドもありますが…。
このバンドも、そういった色合いで語られることが多いのですが…
TNT [Realized Fantasies]

ノルウェー出身、5thかな。印象として1stが薄すぎて4thっぽいイメージがあるけどね。
ジャケットといい、音楽性といい、アメリカナイズされたという感があって賛否両論・・・だよね、このアルバム。
(ま、「賛否両論」ってときは「否」が多いもんですが。)
なんつったって北欧メタルの金字塔、歴史的名作であろう[Intuition]の後だからね。
期待値も尋常じゃなかったから、ジャケットを見ただけで「・・・やっちまった!」と思いましたよ。
当時はネットも普及してなかったけど、今でいうなら「orz」という表現がピッタリだ。
TNTといえば北欧的透明感。北欧メタルの代名詞。
そこから思えばチョット違うだろ感は否めません。
でも自分はこのアルバム、好きなんだよね。
TNTらしさは残しつつ、うまくシフトしたなぁと思うくらい。
[Dawnhill Racer] [Rain] [Indian Summer] あたりは、その象徴。
カッチリしたギターリフ、印象的なメロディ、そこにトニーのヴォーカル。
トニー・ハーネルのヴォーカル、大好きなんだよね
中低音の甘ったるい声、一聴して彼と分かる個性的で輝きに溢れたハイトーン。
一部では「高音が耳に突き刺さって好きになれない」という意見もあるから、結構好き嫌いが分かれるヴォーカルなのかもね。
このアルバムでは、いつものクリアな高音だけでなく、意外とストロングな一面も見せてくれてますよ。
で、ロニー・ル・テクロのギターも、躍動感に満ちてる。
「北欧」という自ら課した足枷が外れたかのような・・・元々テクニカルで変幻的だったけど、一層際立ってますね。
北欧的キラメキが減退しているのに、「TNTだ!」と思わせるには充分です。
結局、フックのあるメロディ、ロニーのギター、トニーのヴォーカル・・・・コレなんだよね。
得意のバラード[Lionheart]は相変わらず美しく淡くモノトーンの北欧を思わせる美しさに溢れてるし。
で、ここまでは良かった。
その後の数枚のアルバムは、北欧的云々ではなくメロディが弱さが致命的。
音楽性も実験的色合いが強まり、さらにトニー・ハーネルが抜けた今、TNTは「あのころは良かった」的バンドになってしまいそうです。
でもいくら落ちぶれようが、ワタシの中で北欧メタルといえば TNT という気持ちは変わらない。
一般的洋楽ファンだったワタシをメタルの道へ導いてくれた彼らは特別な存在でありつづけるのです。
Rain (ジョー・リン・ターナー参加!)
LionHeart (TNTのバラードは美しい・・・)
2009年06月12日
続 500yen
500yenセール続編です。
このバンド、後期は聴いてなかったのでちょうどよかった。
TEN / Far Beyond The World

TENといえば、なんといっても[The Name of the Rose]が代表曲だ。
が、このアルバムはどちらかというと1stに原点回帰したかのようです。
もともとメロディの質の高さでは定評があったら彼らですから、そのクオリティの高いメロディアスハードサウンドには懐かしさを覚えます。
[The Name of the Rose][Spellbound]あたりで、繊細なメロディはそのままにダイナミックなハードロックサウンドに向かっていたベクトルは、1stの頃の哀愁と悲哀に満ちた、美しく儚く、ある意味では穏やかとも言える方向へ針を戻しました。
[Strange Land][Black Shadows]といったハードロック寄りの佳曲もさることながら、いまさらですが「TENのバラードは美しい」ということを実感しましたね。
ゲイリー・ヒューズの深みのあるオトナのヴォーカルが、その相乗効果を演出します。
で、「いいアルバムだなぁ」と思ったあとに聴きたくなるのは、やっぱり[The Name of the Rose]なのだ。
TEN - The name of the rose (まずコッチ!)
TEN - Far Beyond the World (で、コッチも!)
このバンド、後期は聴いてなかったのでちょうどよかった。
TEN / Far Beyond The World

TENといえば、なんといっても[The Name of the Rose]が代表曲だ。
が、このアルバムはどちらかというと1stに原点回帰したかのようです。
もともとメロディの質の高さでは定評があったら彼らですから、そのクオリティの高いメロディアスハードサウンドには懐かしさを覚えます。
[The Name of the Rose][Spellbound]あたりで、繊細なメロディはそのままにダイナミックなハードロックサウンドに向かっていたベクトルは、1stの頃の哀愁と悲哀に満ちた、美しく儚く、ある意味では穏やかとも言える方向へ針を戻しました。
[Strange Land][Black Shadows]といったハードロック寄りの佳曲もさることながら、いまさらですが「TENのバラードは美しい」ということを実感しましたね。
ゲイリー・ヒューズの深みのあるオトナのヴォーカルが、その相乗効果を演出します。
で、「いいアルバムだなぁ」と思ったあとに聴きたくなるのは、やっぱり[The Name of the Rose]なのだ。
TEN - The name of the rose (まずコッチ!)
TEN - Far Beyond the World (で、コッチも!)
2008年01月11日
葛藤
愛するバンドがアルバムをリリースする。
本来なら喜ぶべき情報なのに、心に葛藤が生まれる。
自分にとって重要な、自分にとって歴史に残る一枚をくれたバンドならなおさら。
そのアルバムを超えてくれたら凄いことになる!という期待。
そのアルバムを超えることはないだろうな…という不安。
方向性なんか変えられたものなら、「なんだか変わっちゃったな。」という落胆が残る。
Tobias Sammet's AVANTASIA [THE METAL OPERA]

EDGUYのフロントマン、トビアスのプロジェクトです。
HelloweenのMichael Weikath曰く…
「このアルバムは Keeper of seven keys 3 と呼ばれるにふさわしい」
「これがなぜ売れないのか分からない」
…まさにその通りなんだよなぁ。
ゲストに…
・カイ・ハンセン
・マイケル・キスク
・アンドレ・マトス
・ティモ・トルキ
・ロブ・ロック
・シャロン・デ・アデル …etc
垂涎です。耳を疑うメンバーです。
そのメンバーのスキルに力負けしないクオリティの楽曲を創造したトビアス。
そしてメンバーが自己主張しつつもお互いに相乗効果を生み出したパート。
「METAL OPERA」という表現が適切かどうかは別にして、HeavyMetalというジャンルで繰り広げられる一大絵巻。
劇的に構築されたコンセプトと凄まじい緊張感。
全てが自分のツボにビタッとハマった、歴史的名作です。
このアルバム、楽曲の素晴らしさもさることながら、やはりマイケル・キスクに触れないわけにはいかないでしょう。
Helloweenを脱退後、HeavyMetalの表舞台から退いていた彼ですが、このアルバムでの存在感は圧倒的です。
中低音のヴォリューム、高音のしなやかで強靱な伸び。
ゲストとしてアルバムにスパイスを与えるどころか、すっかりトビアスのお株を奪う勢いです。
そんなわけで AVANTASIAのアルバムが近々リリースされます。
まさか、このアルバムを超えることはないだろな…と思いながら、「まさか」に一縷の希望を託すわけです。
本来なら喜ぶべき情報なのに、心に葛藤が生まれる。
自分にとって重要な、自分にとって歴史に残る一枚をくれたバンドならなおさら。
そのアルバムを超えてくれたら凄いことになる!という期待。
そのアルバムを超えることはないだろうな…という不安。
方向性なんか変えられたものなら、「なんだか変わっちゃったな。」という落胆が残る。
Tobias Sammet's AVANTASIA [THE METAL OPERA]

EDGUYのフロントマン、トビアスのプロジェクトです。
HelloweenのMichael Weikath曰く…
「このアルバムは Keeper of seven keys 3 と呼ばれるにふさわしい」
「これがなぜ売れないのか分からない」
…まさにその通りなんだよなぁ。
ゲストに…
・カイ・ハンセン
・マイケル・キスク
・アンドレ・マトス
・ティモ・トルキ
・ロブ・ロック
・シャロン・デ・アデル …etc
垂涎です。耳を疑うメンバーです。
そのメンバーのスキルに力負けしないクオリティの楽曲を創造したトビアス。
そしてメンバーが自己主張しつつもお互いに相乗効果を生み出したパート。
「METAL OPERA」という表現が適切かどうかは別にして、HeavyMetalというジャンルで繰り広げられる一大絵巻。
劇的に構築されたコンセプトと凄まじい緊張感。
全てが自分のツボにビタッとハマった、歴史的名作です。
このアルバム、楽曲の素晴らしさもさることながら、やはりマイケル・キスクに触れないわけにはいかないでしょう。
Helloweenを脱退後、HeavyMetalの表舞台から退いていた彼ですが、このアルバムでの存在感は圧倒的です。
中低音のヴォリューム、高音のしなやかで強靱な伸び。
ゲストとしてアルバムにスパイスを与えるどころか、すっかりトビアスのお株を奪う勢いです。
そんなわけで AVANTASIAのアルバムが近々リリースされます。
まさか、このアルバムを超えることはないだろな…と思いながら、「まさか」に一縷の希望を託すわけです。
2007年08月09日
Long Live Rock 'N' Roll
梅雨があけ、破壊力抜群直射日光がアグレッシブになり、車内クーラーが辛うじて抵抗勢力となっている今日このごろ。
ふと「聴きたい!」と思い、引っ張りだしてきたアルバムです。
TERRA NOVA [ESCAPE]

ちょっと前にも、このバンドのことは書いた気がするけど、ま、いいでしょう。
この季節にはコノ手の音を自分のカラダ求めてるってことだし。
名作佳作の1st~3rdを経て、残念ながら解散に追い込まれ、ほぼ同一メンバーで AQUILA として活動。
その AQUILA がイマイチだったので、「TERRA NOVA再結成」の報を耳にしたときも「今更なぁ」感が強かったわけです。
しかも「復活!」とか大々的にコマーシャルする時に限って「過去の焼き直し劣化版」ってことも多いしさ。
が!
一曲目の[ Long Live Rock 'N' Roll ] から爽快にメロディックにドライブする TERRA NOVA サウンド。全開です。
期待してなかったのに期待以上の曲に鳥肌&ガッツポーズです。
続く[Rock Bottom]では、これまたTERRA NOVA の魅力である哀愁漂う美しいメロディを聞かせてくれます。
トータルな感触では 3rd以上、2nd&1st未満 といったところ。
が、前半のキラーチューンの存在が際立っており、他のバンドの「再結成アルバム」の中では一線を画す希有な出来だと思います。
こういう曲を聴くと「あぁ、HardRockが好きで良かった」と心底思えるわけです。
HeavyMetalマニアだけの存在にしておくのは勿体ない。
そういえば、TERRA NOVA の曲って、「プロ野球好プレー集」とかのBGMで流れてたような。
そういった場面に似合う「華のある楽曲」なのです。
ふと「聴きたい!」と思い、引っ張りだしてきたアルバムです。
TERRA NOVA [ESCAPE]

ちょっと前にも、このバンドのことは書いた気がするけど、ま、いいでしょう。
この季節にはコノ手の音を自分のカラダ求めてるってことだし。
名作佳作の1st~3rdを経て、残念ながら解散に追い込まれ、ほぼ同一メンバーで AQUILA として活動。
その AQUILA がイマイチだったので、「TERRA NOVA再結成」の報を耳にしたときも「今更なぁ」感が強かったわけです。
しかも「復活!」とか大々的にコマーシャルする時に限って「過去の焼き直し劣化版」ってことも多いしさ。
が!
一曲目の[ Long Live Rock 'N' Roll ] から爽快にメロディックにドライブする TERRA NOVA サウンド。全開です。
期待してなかったのに期待以上の曲に鳥肌&ガッツポーズです。
続く[Rock Bottom]では、これまたTERRA NOVA の魅力である哀愁漂う美しいメロディを聞かせてくれます。
トータルな感触では 3rd以上、2nd&1st未満 といったところ。
が、前半のキラーチューンの存在が際立っており、他のバンドの「再結成アルバム」の中では一線を画す希有な出来だと思います。
こういう曲を聴くと「あぁ、HardRockが好きで良かった」と心底思えるわけです。
HeavyMetalマニアだけの存在にしておくのは勿体ない。
そういえば、TERRA NOVA の曲って、「プロ野球好プレー集」とかのBGMで流れてたような。
そういった場面に似合う「華のある楽曲」なのです。
2007年06月11日
微炭酸メタル
さ、半袖だけで過ごせるシーズンです。
メタルシャツの季節です。
窓全開で車に乗っているのが心地よいです。
この春~夏にかかる季節に聴きたくなるアルバムがコレ。
TERRA NOVA [Break Away]

オランダ発、ハードポップです。
その音楽性を一言で現すならば「微炭酸系メタル」とでもいいましょうか。
ビールグビグビメタルといえば KORPIKLAANI。
そしてスキッと爽やか微炭酸といえば TERRA NOVA。
そんなとこです。
最大の魅力は透明感に溢れ、明るくてポップなのにエッジの効いた楽曲。
そして少しカスれ気味ハスキーボイスのヴォーカル。
ジャケットの写真も抽象的ながらも爽やか感を演出してくれていますが、まさにこんな感じ。
アメリカンロックっぽい明るさがありながら、全体的に哀愁漂う感があるのが、やはりオランダ産だからでしょうか。
勢い良くオープニングを飾る[Break Away]の爽快感。
ドラマティックな展開を見せるハイライトチューン[Right Now]。
そしてTERRA NOVA はバラードの美しさも秀逸です。
[Right Now]の素晴らしさがあるせいか、このアルバムの印象が強いですが、1stも上質なハードポップ。
メタルファンだけでヒッソリと楽しむには勿体ない。
プロモーションさえしっかりすれば、一般的にもブレイクしたと思うけどなぁ。
メタルシャツの季節です。
窓全開で車に乗っているのが心地よいです。
この春~夏にかかる季節に聴きたくなるアルバムがコレ。
TERRA NOVA [Break Away]

オランダ発、ハードポップです。
その音楽性を一言で現すならば「微炭酸系メタル」とでもいいましょうか。
ビールグビグビメタルといえば KORPIKLAANI。
そしてスキッと爽やか微炭酸といえば TERRA NOVA。
そんなとこです。
最大の魅力は透明感に溢れ、明るくてポップなのにエッジの効いた楽曲。
そして少しカスれ気味ハスキーボイスのヴォーカル。
ジャケットの写真も抽象的ながらも爽やか感を演出してくれていますが、まさにこんな感じ。
アメリカンロックっぽい明るさがありながら、全体的に哀愁漂う感があるのが、やはりオランダ産だからでしょうか。
勢い良くオープニングを飾る[Break Away]の爽快感。
ドラマティックな展開を見せるハイライトチューン[Right Now]。
そしてTERRA NOVA はバラードの美しさも秀逸です。
[Right Now]の素晴らしさがあるせいか、このアルバムの印象が強いですが、1stも上質なハードポップ。
メタルファンだけでヒッソリと楽しむには勿体ない。
プロモーションさえしっかりすれば、一般的にもブレイクしたと思うけどなぁ。
2007年03月13日
オトナのうた
ある日、車中にて…。
助手席には4歳のムスメ。
二人っきり。
基本的には子供向けの歌の詰め合わせCDを聴くことが多いのですが、ある日
「おとうさんのすきな、おとなのうたを聞いてもいいよ。」って。
「おとなのうたってなに?」と聞き返すと
「ずっと前に二人のときに聞いとったに。」
そういえば、ムスメが1歳くらいの時、これまた二人で乗ってたとき…
「どうせ、まだ分からんやろ」ってことでメタルを聴いてたことがあった。
(カミさんが乗っているときには遠慮してメタルは聴かない。)
まさか、それを覚えていたのか…?
そんなわけで、何にしようかなぁ…とCD/MDボックスをゴソゴソ。
スラッシュじゃ酷だろな。
パワーメタルじゃ落ち着かないな。
アメリカンハードじゃキンキンしすぎだな。
最終的にチョイスしたのが THUNDER のお好みBEST。
激しすぎず、ソフトすぎず、適度にメロディアス。
ノリのいい曲から、ムーディーな曲まで。
ウンウン、いいチョイス。

中でも[River of Pain]は叙情性に溢れた名曲。
胸キュンのサビは絶品です。
このメロに乗るヴォーカルのウェットな声質がタマンナイんだな。
そんなことを思いながら横を見ると、「フ♪フ♪フ♪」と首を揺すりながらノッてくれているムスメの姿。
全然メロに合ってないけど、きっと少しオトナになった気分なんでしょう。
助手席には4歳のムスメ。
二人っきり。
基本的には子供向けの歌の詰め合わせCDを聴くことが多いのですが、ある日
「おとうさんのすきな、おとなのうたを聞いてもいいよ。」って。
「おとなのうたってなに?」と聞き返すと
「ずっと前に二人のときに聞いとったに。」
そういえば、ムスメが1歳くらいの時、これまた二人で乗ってたとき…
「どうせ、まだ分からんやろ」ってことでメタルを聴いてたことがあった。
(カミさんが乗っているときには遠慮してメタルは聴かない。)
まさか、それを覚えていたのか…?
そんなわけで、何にしようかなぁ…とCD/MDボックスをゴソゴソ。
スラッシュじゃ酷だろな。
パワーメタルじゃ落ち着かないな。
アメリカンハードじゃキンキンしすぎだな。
最終的にチョイスしたのが THUNDER のお好みBEST。
激しすぎず、ソフトすぎず、適度にメロディアス。
ノリのいい曲から、ムーディーな曲まで。
ウンウン、いいチョイス。

中でも[River of Pain]は叙情性に溢れた名曲。
胸キュンのサビは絶品です。
このメロに乗るヴォーカルのウェットな声質がタマンナイんだな。
そんなことを思いながら横を見ると、「フ♪フ♪フ♪」と首を揺すりながらノッてくれているムスメの姿。
全然メロに合ってないけど、きっと少しオトナになった気分なんでしょう。
2007年01月24日
テン繋がり
前回、プロフィールを載せてみました。
で、ハンドルネームの「テン」ですが、ま、いろいろあってこの名前にしてます。
全く意識していなかったのですが、そういえば同じ名前のバンドがいたなぁ。
この TEN の The Name of the Rose という曲が素晴らしいので、名前繋がりで触れてしまいましょう。

このバンド、ヴォーカルがウェットな声質で渋めということもあってか、印象としては「いまひとつ突き抜けられない」感があります。
(ま、そのバランスが魅力でもあるのですが…。)
しかし、そんなバランスを感じる以前に曲の素晴らしさで圧倒しているのが The Name of the Rose。
アコースティックギターを爪弾くイントロから胸を締めつけたかと思うと、一気に強靱なリフへ。
スピードを伴った哀愁のメロディ、泣きのサビとコーラス、何か弾けたかのようなギターソロ。
そして最後はアコースティックギターへ帰ってくる。
普段は地味に感じるヴォーカルも、この曲ではメロディの激しさに相乗してコントラストを演出してくれます。
「そこそこいい曲」が多い彼らの中で、この曲は突然変異ともいえる激しさを持ち合わせた名曲。
「自分が好きなバンド」の名前を順番に挙げていったら「そういえばいたよね。」という程度なのに
「人生の名曲」を挙げるなら、間違いなく上位にランキングされますね。
くれぐれも自分のハンドルネームとは関係ありません…と書いていながら、
ハンドルネームからこの曲を思い出してくれる人がいるなら、それでもいいか。という気になってきた。
そんな人、いないけど。
で、ハンドルネームの「テン」ですが、ま、いろいろあってこの名前にしてます。
全く意識していなかったのですが、そういえば同じ名前のバンドがいたなぁ。
この TEN の The Name of the Rose という曲が素晴らしいので、名前繋がりで触れてしまいましょう。

このバンド、ヴォーカルがウェットな声質で渋めということもあってか、印象としては「いまひとつ突き抜けられない」感があります。
(ま、そのバランスが魅力でもあるのですが…。)
しかし、そんなバランスを感じる以前に曲の素晴らしさで圧倒しているのが The Name of the Rose。
アコースティックギターを爪弾くイントロから胸を締めつけたかと思うと、一気に強靱なリフへ。
スピードを伴った哀愁のメロディ、泣きのサビとコーラス、何か弾けたかのようなギターソロ。
そして最後はアコースティックギターへ帰ってくる。
普段は地味に感じるヴォーカルも、この曲ではメロディの激しさに相乗してコントラストを演出してくれます。
「そこそこいい曲」が多い彼らの中で、この曲は突然変異ともいえる激しさを持ち合わせた名曲。
「自分が好きなバンド」の名前を順番に挙げていったら「そういえばいたよね。」という程度なのに
「人生の名曲」を挙げるなら、間違いなく上位にランキングされますね。
くれぐれも自分のハンドルネームとは関係ありません…と書いていながら、
ハンドルネームからこの曲を思い出してくれる人がいるなら、それでもいいか。という気になってきた。
そんな人、いないけど。
2007年01月16日
歌舞伎町の夜
先日、東京へ行ってきました。
東京なんて、一年に一回くらいしか行かないイナカモノ。
知ってるエリアなんて、新宿と秋葉原くらいしかない。
で、毎回、夜は歌舞伎町へ繰り出します。
歌舞伎町の夜はコワい。未だに独りで歩くのには勇気がいります。
誘惑、喧騒、ネオン、ホスト…。
じゃ、どうしてそれでも歌舞伎町なのか。
とあるビルの地下に 「GODZ」 という ROCK BAR があります。
ひたすら大音量でHR/HMを流し、それをバックにひたすら酒を飲む。ホントにそれだけ。
以前までは六本木のHARD ROCK CAFEがメインでしたが、コッチを知ってからはコッチばかり。
(HARD ROCK CAFE は、いうほど HR/HM は流れないもんでした。)
その日のBGMは、HELLOWEEN / PINKCREAM 69 / WASP / ASTRAL DOORS / SLAYER…などなど。
自分は TNT / As Far as the Eye Can See をリクエスト。

北欧メタルといえば、EUROPE よりも TNT。
透き通った感触、キラキラとしたメロディ。天まで突き抜けるかのようなトニー・ハーネルの声。
中でもこの曲は美旋律と透明感を伴ってドライブする名曲中の名曲!
好きな音楽を大音量で聴くってことは、極上の高揚感を与えてくれます。
ウチでは、そういうわけにはいかないからなぁ。
HeavyMetal/HardRockファンなら、足を運んでみてください。
…歌舞伎町のド真ん中あたりなので、東京慣れしてない自分のような人間にはキツいけど。
東京なんて、一年に一回くらいしか行かないイナカモノ。
知ってるエリアなんて、新宿と秋葉原くらいしかない。
で、毎回、夜は歌舞伎町へ繰り出します。
歌舞伎町の夜はコワい。未だに独りで歩くのには勇気がいります。
誘惑、喧騒、ネオン、ホスト…。
じゃ、どうしてそれでも歌舞伎町なのか。
とあるビルの地下に 「GODZ」 という ROCK BAR があります。
ひたすら大音量でHR/HMを流し、それをバックにひたすら酒を飲む。ホントにそれだけ。
以前までは六本木のHARD ROCK CAFEがメインでしたが、コッチを知ってからはコッチばかり。
(HARD ROCK CAFE は、いうほど HR/HM は流れないもんでした。)
その日のBGMは、HELLOWEEN / PINKCREAM 69 / WASP / ASTRAL DOORS / SLAYER…などなど。
自分は TNT / As Far as the Eye Can See をリクエスト。

北欧メタルといえば、EUROPE よりも TNT。
透き通った感触、キラキラとしたメロディ。天まで突き抜けるかのようなトニー・ハーネルの声。
中でもこの曲は美旋律と透明感を伴ってドライブする名曲中の名曲!
好きな音楽を大音量で聴くってことは、極上の高揚感を与えてくれます。
ウチでは、そういうわけにはいかないからなぁ。
HeavyMetal/HardRockファンなら、足を運んでみてください。
…歌舞伎町のド真ん中あたりなので、東京慣れしてない自分のような人間にはキツいけど。