ヘビメタパパの書斎 › LOUDPARK14
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2014年11月04日
鋼鉄の宴14~まとめ的なモノ
今年も楽しませてくれたLOUDPARK14。
長々と綴ってきましたが、例によって「まとめ」的なものを。
来年開催されるであろうLOUDPARK15への期待と願いも込めて。
そして、「来年こそ行ってみようかなー」と思ってる、そこのあなた!あなた!あなた!
是非行ってみてください。
そしてその助力になれれば幸いです。
【物販】
今年も先行物販は9:30の入場に先駆けて 8:00~9:00。Bゲート。
初日は5時すぎに並んでも既に100人近くが並んでた状態。
6時半とかだと買えたか微妙だったのではないでしょうか。
二日目はガラガラ。8:30の時点で列なし。
考えてみると、ワタシは今まで二日開催のときは二日目ばかりだったんだよなー。
初日、ワタシの友人が8時前に入場ゲートに並んで、わりと早々に物販に辿り着いたと聞きました。
そういう意味では、初日の場合は先行に並ぶよりも7時~7時半くらいに入場ゲートに並んだほうがいいかもしれません。
ただ、今回もオフィシャルの一部、DRAGONFORCEの一部とかBERPHEGORなどは先行の段階で売り切れてしまったらしく、どうしても欲しいものは先行に並ぶことをオススメします。
あと、今年はメチャンコ寒かった!
Tシャツ+パーカーでしたが、指先が痺れるほどの冷え込み。
女性の方は特に暖かくしてお出かけください。
けど場内は半袖で充分なので、そのあたりの重装備(?)は物販購入品といっしょにクロークに預けちゃいましょう。
ちなみに、7時になるとスタッフが列の整理に現れたので、トイレ行きたい人はその前に済ませておきましょう。
一人で行っても隣の人に「ちょっと荷物見ててもらっていいですか?」でダイジョブ。
メタラー、みんないい人!
【クローク】
今回も外の別棟でしたね。
大きいごみ袋みたいなのに突っ込んで預けて500円。例年通りです。
一度預けたら、そのあと「ちょっと物販で買ったものをバッグに追加したいんですが・・」ってのも、いったん返却→再び500円で預ける、ってことになるので要注意。
初日は終演後グッタリしてる中でクロークから荷物を引き上げるときに、長い階段を登らせるというサディスティックなサプライズがあってウンザリしましたが、二日目はエスカレーターでしたね。
まぁ、物販も含めて二日目のほうが落ち着いてたってことでしょう。
以前のように場内クロークに戻してくれないかな・・。
【集客】
物販とクロークの話の流れで、集客について感じたことを。
初日は物販列を見て分かるとおり、あの人混みが記憶に新しいLOUDPARK12のような人の多さ。
入場は、9:20くらいにならんで、入れたのが9:50くらいでした。
実質オープニングとなったBATTLE BEASTの時点で、すでに前方アリーナはフルハウス。
その混乱を避けるために、クロークも階段を使って導線を確保したのでしょう。
二日目は入場列が初日の半分くらいの感覚。
やはりMANOWAR目当てに買った人が多くて、キャンセルになってもとりあえず来場した、って人が多かったんだろうなーと思います。
【再入場】
オッケーです。半券orリストバンドで。
結局面倒だし、外に出る時間があったら少しでもアリーナにいたいので、今まで一度も再入場したことないです。
あ、今年はクロークに荷物を預けるために一度外に出たくらいですね。
【二日通し券】
今年初めて二日通し券を買いました。
MANOWARとSYMPHONY Xのために(泣)
並ぶときは、一日券も二日券も同じ列に並びます。
ゲート付近になって、入り口がそれぞれ分かれてるという流れ。
初日はリストバンドをつけるのに手間取ったようで、一日券の人が全員入っても二日券の方は長蛇の列。
あとからリストバンドの取り付けをやめて手渡しにしたようで、そこからはわりとスムーズ。
最初っから手渡しにしてほしいなー。
もしくは、二日券の人には事前に「リストバンド取り付け窓口」を早めに設けるとかさ。
二日目はリストバンドで入場。半券での入場はNG。
リストバンド紛失しないようにしましょう。
ワタシはなんだか心配だったので、初日は渡されたリストバンドをサイフに入れておいて、二日目に装着しました。
twitterでも「リストバンド、取れた!ヤベェ」というツイートを見かけたので。(その方の手元には無事戻ったそうで、さすがニッポンと思いました)
【セキュリティ】
例年、どんどんザル化が進んでますね。
デカい荷物を持ち込んでる人。
水しかダメなのにビールやジュース、さらにはケンタッキーまで持ち込んでる人がいて閉口。
アリーナに入る通路で立ち見の人が多くて通路を塞いでいても「そこ、通路なので・・」とボソボソ言うだけ。
大きなトラブルになる前に、もっと屈強な人を立たせてほしいよ。
【アリーナ】
今年も縦型左右に横並びで分けるステージング。
後方アリーナは左右に分けず大きく確保されています。
そのおかげで、後方アリーナでは座って観戦、寝て観戦、単に寝てるだけ、といった人も多く、野戦病院といった趣。
横並びだと、隣のアリーナで次のバンドを待っててもわりと近くで見えるからウレシイですね。
以前の対面方式は不評だったってことでしょうかね。
左右のステージ間の移動は最後方までグルリと回っていくというルート。
・・地味に遠い。
そして人が多いバンドだと(特に初日)、出ようとしてるだけで次のバンドが始まっちゃう、なんてことも。
このあたりは何か改善できないもんですかねぇ。
【スタンド席】
指定席と自由席があるわけですが・・今年は例年よりもその仕切りが分かりづらかったような気がします。
どこまでが指定席で、どこが自由席なのか、全く判断つかなかったよ。
扉の前に書いておいてもらって、さらに席付近で何か分かりやすくしてくれないと。
自由席は服やらタオルやらで場所を確保している人、多数。
「そんなもの、ポイッとして勝手に座るよ。自由席なんだから」って考え方の人も多いし、実際に自由席周辺の通路にタオルが落ちてたりしたので、自由席で場所取りしたい人はそういう覚悟で。
【フード&ドリンク】
例によって、ほとんど食ってないので特にお知らせすることもなく・・・
ビールはこれまた例年の通り、小さいコップで600円。
再入場覚悟でコンビニ行って缶ビール、ってのが効率いいかもしれませんが、ワタシは面倒なのでやりません。
そうそう、今年もケバブは長蛇の列でしたよ。一度は食ってみたいと思いつつ、これまた面倒なんだよなー。
【レコード会社ブース】
場内物販ブースの手前に、各レコード会社のブースがあります。
Tシャツを安く売ってたり、サンプルCDを配ったりしてます。
毎年、ヒソカに楽しみにしてるので、ココに寄ってからクロークに行くようにしています。
興味のある方は是非~。
【メタT】
毎年恒例、安定の「黒」率を誇るメタT展覧会のごときメタラーたち。
今年はRAGEが多かったことに驚いた!
RAGEが好き、って人に出会うことってあまりないんだけどなー。普段どこに潜伏してんだよ、ってくらい多かったです。
特に我々世代と思われる方が多かったかな。
続いてDREAM THEATERも多かった。
MANOWARの人もソコソコ。クリエイティブマンへの抗議も込めてってところでしょうか。
KREATORやDEATH ANGEL、そしてSLAYARといったスラッシュ勢も多かった。
この方々は二日目のスラッシュ祭りに狂喜乱舞したことでしょうね。
ワタシは初日は毎年恒例のHAMMER FALL。そして今年も誰ともカブることはなかったですね。
二日目はEDGUYで参戦。
こういったメロスピ/メロパワ系のTシャツは少なかったなー。今年は。
そういや、入場時にロリータ風とかドレッシーな女性とかがチラホラ。
この人たちは何なんだろなーと思ってましたが、ガゼット目的だったんですね。たぶん。
ある意味新鮮でありました。
ちなみに最もサプライズだったTシャツはCoroner。
ココロの中で「うぉっ!懐かしい!」と叫んでしまいましたよ。
【持ち物とか】
今年初めて耳栓を持っていきました。
・・もちろん、MANOWARの轟音に向けての措置だったわけですが、まぁせっかく準備したし。
結果、耳栓していって良かった。
演奏については全く「耳栓してる」って感覚はない。むしろ途中で「これだけデカく聞こえるってことは、どこかに落とした?」って耳をチェックすること、多数。
けど、しっかり装着。
そのくらい、音についてはしっかり聞けます。
そのおかげで、毎年恒例、ベッドでのキンキン耳鳴りも全く気にならず。
一日だけなら耳栓なしでもいいと思います(今までもそうだったし)。
が、二日参戦なら持って行ったほうがいいと思いますよ。
ワタシは来年以降、一日参戦でも持っていきます。(自分への覚え)
ちなみに、スイミングのときに使ってたヤツを持っていきました。
あ、あと帰りのためにズボンの替えはもっていかないと、汗だくライブを二日間経ての最終日は臭うぞ。(自分への覚え)
Tシャツはどうせ現地購入するから余分に持っていく必要なし。(自分への覚え)
【MANOWARキャンセルに伴う優遇措置】
期待でパンパンに膨らんだメタラーのメタルハートを粉々にしてくれた、直前でのMANOWARキャンセル。
しかも去年のKING DIAMONDに続いて「二年連続、ヘッドライナーのキャンセル」という事態を招いた運営の罪は重い。
しかも二年連続、船便トラブル。
いろんな諸事情があったとしても、リスク管理が甘いとしか言いようが無い。
払い戻しがない、ということについても喧々囂々とありましたが・・。
結果として・・
・MANOWAR単独公演の開催
・そのチケットの割引(8000円→3000円)
・ドリンクチケット無料配付 (初日のみ)
・ポカリの無料配布 (初日のみ)
・MANOWAR単独に来れない人には、グッズを半額でネット販売(送料は運営負担)
と、それなりの誠意は見せてくれたのではないでしょうか。
結局、どんな優遇措置をしようと、仮に払い戻しに応じたとしても、「MANOWARをLOUDPARKで見れない」ということには変わりないわけだし、何をしたところで代替えにはならないわけで。
とにかく来年以降はこういったことがないように、と願うばかりだ。
おっと、MANOWARばかりが矢面になってるけど、SYMPHONY Xのキャンセルはホントに痛かった・・・
【まとめ】
ということで、今回の個人的目玉だった SYMPHONY X と MANOWAR がキャンセルというテンションがた落ちのLOUDPARK14。
・・だったんですが、やっぱり楽しかった!
最も印象深いのは、なんといっても二日目の THE HAUNTED ~ DEATH ANGEL ~ KREATOR という流れ。圧巻でした。
その他では、RAGE / RIOT というワタシが思い入れがあるバンドたちが、その思い入れ補正を抜きにしても「名演!」と言える感動的なライブを見せてくれたこと。
セットリストも素晴らしく、見直した人も多かったことでしょう。
あとはBATTLE BEAST、WITHIN TEMPTATION、AMARANTHE、ARCH ENEMYといった女性ヴォーカルの存在も光りました。それぞれが個性的な輝きを放っていました。
ここにMANOWARとSYMPHONY Xがいたら、どれだけ恍惚の時間だったろうか・・と思うわけですが、それを抜きにしても素晴らしい年でした。
特に二日目は伝説になるレベルだったのではないでしょうか。
もうキャンセルでの喪失感は味わいたくないので、それだけは万全でお願いしたいところです。
そんなわけで、今年も結局は「行けば楽しいラウパ。行ったもんが勝ち」ということで。
このブログで興味を持ってもらえたら、それだけで嬉しく思いますよ。
ありがとうLOUDPARK!

長々と綴ってきましたが、例によって「まとめ」的なものを。
来年開催されるであろうLOUDPARK15への期待と願いも込めて。
そして、「来年こそ行ってみようかなー」と思ってる、そこのあなた!あなた!あなた!
是非行ってみてください。
そしてその助力になれれば幸いです。
【物販】
今年も先行物販は9:30の入場に先駆けて 8:00~9:00。Bゲート。
初日は5時すぎに並んでも既に100人近くが並んでた状態。
6時半とかだと買えたか微妙だったのではないでしょうか。
二日目はガラガラ。8:30の時点で列なし。
考えてみると、ワタシは今まで二日開催のときは二日目ばかりだったんだよなー。
初日、ワタシの友人が8時前に入場ゲートに並んで、わりと早々に物販に辿り着いたと聞きました。
そういう意味では、初日の場合は先行に並ぶよりも7時~7時半くらいに入場ゲートに並んだほうがいいかもしれません。
ただ、今回もオフィシャルの一部、DRAGONFORCEの一部とかBERPHEGORなどは先行の段階で売り切れてしまったらしく、どうしても欲しいものは先行に並ぶことをオススメします。
あと、今年はメチャンコ寒かった!
Tシャツ+パーカーでしたが、指先が痺れるほどの冷え込み。
女性の方は特に暖かくしてお出かけください。
けど場内は半袖で充分なので、そのあたりの重装備(?)は物販購入品といっしょにクロークに預けちゃいましょう。
ちなみに、7時になるとスタッフが列の整理に現れたので、トイレ行きたい人はその前に済ませておきましょう。
一人で行っても隣の人に「ちょっと荷物見ててもらっていいですか?」でダイジョブ。
メタラー、みんないい人!
【クローク】
今回も外の別棟でしたね。
大きいごみ袋みたいなのに突っ込んで預けて500円。例年通りです。
一度預けたら、そのあと「ちょっと物販で買ったものをバッグに追加したいんですが・・」ってのも、いったん返却→再び500円で預ける、ってことになるので要注意。
初日は終演後グッタリしてる中でクロークから荷物を引き上げるときに、長い階段を登らせるというサディスティックなサプライズがあってウンザリしましたが、二日目はエスカレーターでしたね。
まぁ、物販も含めて二日目のほうが落ち着いてたってことでしょう。
以前のように場内クロークに戻してくれないかな・・。
【集客】
物販とクロークの話の流れで、集客について感じたことを。
初日は物販列を見て分かるとおり、あの人混みが記憶に新しいLOUDPARK12のような人の多さ。
入場は、9:20くらいにならんで、入れたのが9:50くらいでした。
実質オープニングとなったBATTLE BEASTの時点で、すでに前方アリーナはフルハウス。
その混乱を避けるために、クロークも階段を使って導線を確保したのでしょう。
二日目は入場列が初日の半分くらいの感覚。
やはりMANOWAR目当てに買った人が多くて、キャンセルになってもとりあえず来場した、って人が多かったんだろうなーと思います。
【再入場】
オッケーです。半券orリストバンドで。
結局面倒だし、外に出る時間があったら少しでもアリーナにいたいので、今まで一度も再入場したことないです。
あ、今年はクロークに荷物を預けるために一度外に出たくらいですね。
【二日通し券】
今年初めて二日通し券を買いました。
MANOWARとSYMPHONY Xのために(泣)
並ぶときは、一日券も二日券も同じ列に並びます。
ゲート付近になって、入り口がそれぞれ分かれてるという流れ。
初日はリストバンドをつけるのに手間取ったようで、一日券の人が全員入っても二日券の方は長蛇の列。
あとからリストバンドの取り付けをやめて手渡しにしたようで、そこからはわりとスムーズ。
最初っから手渡しにしてほしいなー。
もしくは、二日券の人には事前に「リストバンド取り付け窓口」を早めに設けるとかさ。
二日目はリストバンドで入場。半券での入場はNG。
リストバンド紛失しないようにしましょう。
ワタシはなんだか心配だったので、初日は渡されたリストバンドをサイフに入れておいて、二日目に装着しました。
twitterでも「リストバンド、取れた!ヤベェ」というツイートを見かけたので。(その方の手元には無事戻ったそうで、さすがニッポンと思いました)
【セキュリティ】
例年、どんどんザル化が進んでますね。
デカい荷物を持ち込んでる人。
水しかダメなのにビールやジュース、さらにはケンタッキーまで持ち込んでる人がいて閉口。
アリーナに入る通路で立ち見の人が多くて通路を塞いでいても「そこ、通路なので・・」とボソボソ言うだけ。
大きなトラブルになる前に、もっと屈強な人を立たせてほしいよ。
【アリーナ】
今年も縦型左右に横並びで分けるステージング。
後方アリーナは左右に分けず大きく確保されています。
そのおかげで、後方アリーナでは座って観戦、寝て観戦、単に寝てるだけ、といった人も多く、野戦病院といった趣。
横並びだと、隣のアリーナで次のバンドを待っててもわりと近くで見えるからウレシイですね。
以前の対面方式は不評だったってことでしょうかね。
左右のステージ間の移動は最後方までグルリと回っていくというルート。
・・地味に遠い。
そして人が多いバンドだと(特に初日)、出ようとしてるだけで次のバンドが始まっちゃう、なんてことも。
このあたりは何か改善できないもんですかねぇ。
【スタンド席】
指定席と自由席があるわけですが・・今年は例年よりもその仕切りが分かりづらかったような気がします。
どこまでが指定席で、どこが自由席なのか、全く判断つかなかったよ。
扉の前に書いておいてもらって、さらに席付近で何か分かりやすくしてくれないと。
自由席は服やらタオルやらで場所を確保している人、多数。
「そんなもの、ポイッとして勝手に座るよ。自由席なんだから」って考え方の人も多いし、実際に自由席周辺の通路にタオルが落ちてたりしたので、自由席で場所取りしたい人はそういう覚悟で。
【フード&ドリンク】
例によって、ほとんど食ってないので特にお知らせすることもなく・・・
ビールはこれまた例年の通り、小さいコップで600円。
再入場覚悟でコンビニ行って缶ビール、ってのが効率いいかもしれませんが、ワタシは面倒なのでやりません。
そうそう、今年もケバブは長蛇の列でしたよ。一度は食ってみたいと思いつつ、これまた面倒なんだよなー。
【レコード会社ブース】
場内物販ブースの手前に、各レコード会社のブースがあります。
Tシャツを安く売ってたり、サンプルCDを配ったりしてます。
毎年、ヒソカに楽しみにしてるので、ココに寄ってからクロークに行くようにしています。
興味のある方は是非~。
【メタT】
毎年恒例、安定の「黒」率を誇るメタT展覧会のごときメタラーたち。
今年はRAGEが多かったことに驚いた!
RAGEが好き、って人に出会うことってあまりないんだけどなー。普段どこに潜伏してんだよ、ってくらい多かったです。
特に我々世代と思われる方が多かったかな。
続いてDREAM THEATERも多かった。
MANOWARの人もソコソコ。クリエイティブマンへの抗議も込めてってところでしょうか。
KREATORやDEATH ANGEL、そしてSLAYARといったスラッシュ勢も多かった。
この方々は二日目のスラッシュ祭りに狂喜乱舞したことでしょうね。
ワタシは初日は毎年恒例のHAMMER FALL。そして今年も誰ともカブることはなかったですね。
二日目はEDGUYで参戦。
こういったメロスピ/メロパワ系のTシャツは少なかったなー。今年は。
そういや、入場時にロリータ風とかドレッシーな女性とかがチラホラ。
この人たちは何なんだろなーと思ってましたが、ガゼット目的だったんですね。たぶん。
ある意味新鮮でありました。
ちなみに最もサプライズだったTシャツはCoroner。
ココロの中で「うぉっ!懐かしい!」と叫んでしまいましたよ。
【持ち物とか】
今年初めて耳栓を持っていきました。
・・もちろん、MANOWARの轟音に向けての措置だったわけですが、まぁせっかく準備したし。
結果、耳栓していって良かった。
演奏については全く「耳栓してる」って感覚はない。むしろ途中で「これだけデカく聞こえるってことは、どこかに落とした?」って耳をチェックすること、多数。
けど、しっかり装着。
そのくらい、音についてはしっかり聞けます。
そのおかげで、毎年恒例、ベッドでのキンキン耳鳴りも全く気にならず。
一日だけなら耳栓なしでもいいと思います(今までもそうだったし)。
が、二日参戦なら持って行ったほうがいいと思いますよ。
ワタシは来年以降、一日参戦でも持っていきます。(自分への覚え)
ちなみに、スイミングのときに使ってたヤツを持っていきました。
あ、あと帰りのためにズボンの替えはもっていかないと、汗だくライブを二日間経ての最終日は臭うぞ。(自分への覚え)
Tシャツはどうせ現地購入するから余分に持っていく必要なし。(自分への覚え)
【MANOWARキャンセルに伴う優遇措置】
期待でパンパンに膨らんだメタラーのメタルハートを粉々にしてくれた、直前でのMANOWARキャンセル。
しかも去年のKING DIAMONDに続いて「二年連続、ヘッドライナーのキャンセル」という事態を招いた運営の罪は重い。
しかも二年連続、船便トラブル。
いろんな諸事情があったとしても、リスク管理が甘いとしか言いようが無い。
払い戻しがない、ということについても喧々囂々とありましたが・・。
結果として・・
・MANOWAR単独公演の開催
・そのチケットの割引(8000円→3000円)
・ドリンクチケット無料配付 (初日のみ)
・ポカリの無料配布 (初日のみ)
・MANOWAR単独に来れない人には、グッズを半額でネット販売(送料は運営負担)
と、それなりの誠意は見せてくれたのではないでしょうか。
結局、どんな優遇措置をしようと、仮に払い戻しに応じたとしても、「MANOWARをLOUDPARKで見れない」ということには変わりないわけだし、何をしたところで代替えにはならないわけで。
とにかく来年以降はこういったことがないように、と願うばかりだ。
おっと、MANOWARばかりが矢面になってるけど、SYMPHONY Xのキャンセルはホントに痛かった・・・
【まとめ】
ということで、今回の個人的目玉だった SYMPHONY X と MANOWAR がキャンセルというテンションがた落ちのLOUDPARK14。
・・だったんですが、やっぱり楽しかった!
最も印象深いのは、なんといっても二日目の THE HAUNTED ~ DEATH ANGEL ~ KREATOR という流れ。圧巻でした。
その他では、RAGE / RIOT というワタシが思い入れがあるバンドたちが、その思い入れ補正を抜きにしても「名演!」と言える感動的なライブを見せてくれたこと。
セットリストも素晴らしく、見直した人も多かったことでしょう。
あとはBATTLE BEAST、WITHIN TEMPTATION、AMARANTHE、ARCH ENEMYといった女性ヴォーカルの存在も光りました。それぞれが個性的な輝きを放っていました。
ここにMANOWARとSYMPHONY Xがいたら、どれだけ恍惚の時間だったろうか・・と思うわけですが、それを抜きにしても素晴らしい年でした。
特に二日目は伝説になるレベルだったのではないでしょうか。
もうキャンセルでの喪失感は味わいたくないので、それだけは万全でお願いしたいところです。
そんなわけで、今年も結局は「行けば楽しいラウパ。行ったもんが勝ち」ということで。
このブログで興味を持ってもらえたら、それだけで嬉しく思いますよ。
ありがとうLOUDPARK!

2014年10月30日
鋼鉄の宴14~2日目終盤戦
二日間に渡った夢の宴もこれで最後。
さすがにもう足が痛くなってきてますが・・・気合の二日目後半戦ですよ。
【DEATH ANGEL】
THUNDER、RIOTと立て続けに見て、こちらのアリーナには用はなくなりました。
(ちなみに、そのアリーナで続くのはWITHIN TEMPTATION ~ DREAM THEATER)
が、二日目の後半ともなると足の裏が痛い。マメでもできてんだろうか。
ということで、DEATH ANGEL ~ KREATOR というスラッシュ攻勢はスタンドから観戦。
さすがに本気のスラッシャーの本気のモッシュピットにもぐり込む自信はない。
DEATH ANGELといえば、スラッシュメタルブームの時代から「四天王」と呼ばれたバンドたちに隠れていたものの、そのスジではEXODUSやTESTAMENTと並んでスラッシュメタルブームを支えてきた屋台骨とも言えるバンドではないでしょうか。
ワタシ個人はそれほどスラッシュメタルは日常的に聞くわけではないのですが、その「歴史」はしっかりと目に焼き付けておきたい。
そういう意味でTシャツも買ったよ!
そして開幕!DEATH ANGEL!
・・・もうね。最高。これぞスラッシュメタル。以上。
・・ってなわけにはいかないと思うのですが、ホントその通り。
スラッシュメタルの要素であるザクザクしたリフ。
ヴォーカルは「吐き捨て型」と十把一絡げにできない、なんというか「怒りを叩きつけて来る」ような印象。
テクニカルに疾走していく(というか、全てをなぎ倒していくような)スピード感。
そういった要素を詰め込んで、一聴しただけでは無節操に突進しているようで、実に的確にコントロールされている印象。
ただ単に爆走しているだけじゃないないのだ。
強烈でありながら緻密。
さすがベテランスラッシャーだなと思いましたよ。
序盤では「Son of the Morning」。
中盤には「The Dream Calls For Blood」という聞きたかった曲を配置。
アリーナでは当然巨大なサークルピットが発生していましたよ。
そして印象的だったのがヴォーカルのMC。
実に実に丁寧なのだ。
この舞台に立てて嬉しいということを、ゆっくりと、感情タップリに語りかける。(ホント、語りかけるという表現がピッタリ)
ここも好印象だったのではないでしょうかね。
そして、荒城の月のカバー(アレンジした曲?)を挟んで・・・ラストは待望の「Thrown to the Wolves」!
「♪ジャッ、ジャジャジャッ」というお馴染みのリフから、一瞬ピタッとブレイクが入り(ココがタマランのです)、一気に爆裂疾走するキラーチューン!
大興奮のアリーナ。
サビでの「♪オーオーオー」→「Thrown to the Wolves!!」で熱狂の渦。
最後の最後までスラッシュメタルの神髄、そしてスラッシュメタルブームの頃から変わることのないヘヴィメタルの素晴らしさを具現化してくれました。
あのスラッシュメタルブームからかなりの時間が経っていますね。
その後、シーンはどんどん細分化したり異分子が現れたりとジャンルで括ることが難しく(というか、メンドくさく)なってきています。
そんな中、徹頭徹尾変わらぬスタイルを貫き通してくれているDEATH ANGEL。
DEATH ANGELのTシャツ買っておいて良かった!
高山で着たら痛々しい目で見られるかもしれないけど、誇りを持って着ることができるよ。
やっぱりスラッシュメタルのライブは楽しい!
Death Angel - Thrown to the Wolves - Bloodstock 2013
【WITHIN TEMPTATION】
DEATH ANGELが終了したら、どうしても行きたいところがありまして・・・
それは物販。
先行物販へ行ってDEATH ANGELとTHUNDERのTシャツを買ったのは最初の記事で書いたと思います。
が、どうしても THE HAUNTEDのTシャツが欲しい。
あの素晴らしいステージを見たら、ゼッタイ欲しい。
THE HAUNTEDのライブ終わってすぐに行けば良かったんですが・・・RIOTとDEATH ANGELのステージは外せないよね。ね。
ということで、DEATH ANGEL終了後に駆け足で物販へ!
あった!けど、Mサイズが無い。
お姉さんに「Mサイズ、ないですかね?」と聞いたら「そこにMサイズって記載がないので無いと思いますよ」という冷静かつ直球な返事。
「じゃ、Lを・・」と出してもらって、カラダに当ててみる。
お姉さんに「どうですかね?」と聞いてみる。(今思えば、そこで聞くのもヘンな話だけどね。どうしても欲しかったんですよ)
お姉さんは「・・・Sも着てみますか?」と暗にLサイズを却下。
いくら小柄とはいえ、けっこうメタボなので(自慢することじゃない)、「・・さすがにSはちょっと・・」ということでションボリ帰還。
ということで、そのションボリを引きずったまま、この日、二度目のビールタイムに。
先行でTHE HAUNTEDのTシャツ、迷ったんだよなー。
買っておけば良かったなー。
とはいえ、思っていた予算はオフィシャル1枚、バンドT2枚って想定してたからなー。
だからといって、THUNDERもDEATH ANGELも素晴らしかったから後悔はしてないんだよなー。
そうなると、あそこでTHE HAUNTEDを選ばなかったことは仕方ないんだよなー。
けどデザイン性ではDEATH ANGELよりもTHE HAUNTEDのほうが地元で着やすそうだったんだよなー
けどDEATH ANGELは買うつもりだったし、ライブも良かったから捨てがたいよなー。
:
:
と、いい加減しつこいループが脳内を駆けめぐっている間にビールは進み・・当然時間も進んでいくわけですよ。
そういえば、WITHIN TEMPTATIONも少しは見ておかないと!ということで席へ戻りましたよ。
前置きが長くなりましたが、この流れで分かる通り、このバンドにはあまり思い入れがありません。
以前、アルバムを購入したものの、いまいちピンと来なかったのが正直なところ。
とはいえ、女性ヴォーカルによるシンフォ&ゴシックの先駆けといえる重要なバンドではないでしょうか。
そういえば、今回、女性がたくさんWITHIN TEMPTATIONのTシャツを着ていた気がしますね。
スタンドから見ていたパフォーマンスは実に幻想的。
その幻想的な世界観に埋もれることなく、アグレッシブなパートも際立っていましたね。
ヴォーカルはシャロン・デ・アデル。(なぜかフルネームで覚えてる。AVANTASIAに参加したからかな)
美しいです。
こういった場合、よく「歌姫」って言葉を使われるわけですが、そんなレベルじゃない。
「聖女」か「天使」か、ってくらい神々しい存在感でした。
実にクリアかつ伸びのある声で、その幻想的かつヘヴィな世界観をまとめあげていました。
けどやっぱり「曲」としてインパクト、記憶、という意味では、やはりワタシには浸透してこないなーという感覚。
清々しすぎて、そのまま体内&脳内を透過していってしまうような。
けど、シャロンは美しかった。(人妻ですが)
来年のこの枠(どの枠だよ)は、マリア・ブリンクの IN THIS MOMENTでお願いします。
Within Temptation - Faster - Live at Download Festival 2014
【KREATOR】
WITHIN TEMPTATIONの美しいステージが完了し・・いよいよULTIMATE STAGEのラストを飾るKREATOR!
KREATORといえば、SODOM、DESTRUCTIONと並んで「ジャーマンスラッシュ三羽烏」と呼ばれた重鎮ですね。
どうしても「スラッシュ四天王」や、「ベイエリアスラッシュ」といったあたりと比べると「地味、マイナー」という印象が漂うわけですが、果たして・・・
オープニング。
ややミドルテンポなチューンをチョイスしましたね。
が、始まって早々、凄まじい音塊が襲いかかってきます。
ここまで見てきたBELPHEGORの暴虐性、THE HAUNTEDの突進力、DEATH ANGELの鋭利さ、すべてを兼ね備えたような圧倒的な存在感。
それだけ圧倒的でありながら、一つ一つの音がバラけていない。
整然とした轟音が場内を包み込んでいきます。
そして実にシンプルなステージも印象的。人。楽器。以上。
そのシンプルさと音のスケールのコントラストがさらにその存在感を際立たせているように思いました。
進むにつれ、アリーナでは当然ビッグなサークルピットが。
KREATORが好きな人の大半は、THE HAUNTED、DEATH ANGEL、場合によってはBELPHEGORからずっとULTIMATE STAGEでモッシュしていた人たちと思われます。
その最後のチカラを振り絞るように(というか本能的に、かもしれませんが)、高速ピットは回り続けます。
そしてそのピットはどんどん大きくなっていきます。
スラッシャーの体力、ホント尊敬します。
スタンド席でもその音に飲み込まれるようにヘドバンしている人多数。
WITHIN TEMPTATIONからDREARM THEATER待ちをしていると思われる人たちまで拳を振り上げてその渦に飲み込まれていきます。
さいたまスーパーアリーナ全体が混沌とした空間に変化していきます。
煽動力、ハンパないです。
中盤に持ってきた「Enemy of God」。この日一番の、いや、この二日間で一番の熱狂に包まれます。
まさにカオス!
アリーナ後方では、サークルピットでフェンスが破壊されないように支えるスタッフさん。
がんばれ!スタッフさん!
けど、まだまだキラーチューンは残ってるぜ!
「Phantom Antichrist」なども名曲も経て、そのカオスはラストまで尽きることなく蠢き続け・・・最後は「Pleasure to Kill」!
左右に分かれていたサークルピットは一つに繋がり、アリーナのほとんどがサークルピットの飲み込まれています。
場内の空気は、2012年のトリで、伝説の入場規制突破があったSLAYERの「ANGEL OF DEATH」での盛りあがりに負けないくらい。
いや、こちらのほうが上だったかも。
そうなんだよなー。
最初に書いた通り、どうしても四天王と比べると格下に見られちゃうんだよなー。
けど、こうして見るとキラーチューンの殺傷力、ステージでのカリスマ性・・なにも劣ってるところはないんだよなー。
例年、「来年は四天王呼べや」とかって話になるけど、今日のTHE HAUNTED ~ DEATH ANGEL ~ KREATOR の流れは、LOUDPARKは四天王がいなくても立派に成立することを証明してくれた気がします。
スラッシュメタルに興味が無かった人でも(いや、逆にそういう人たちこそ)、今年のベストアクトに挙げる人は多いのでないでしょうか。
ワタシ個人的にも、THE HAUNTED ~ DEATH ANGEL ~ KREATOR での熱狂は、今まで見てきたラウパで最高の熱狂だったと思います。
いやー、ホント素晴らしかった!!
KREATOR - "PLEASURE TO KILL" - LIVE @ FURY FEST 2005 -
【DREAM THEATER】
さて、二日目のトリを飾る「夢劇場」。
DOWNのときにPANTERAがシーンに与えた影響について少し書いたと思うけど、DREAM THEATERもそういう意味での存在はものすごく大きい。
ワタシ個人としては、売れた2nd「おぉ!」 →遡って1st「おぉぉぉぉ!」→待望の3rd「・・お、おぅ・・」→再度期待の4th「・・・・」
といった感じで、結局彼らの難解な世界についていけなくてドロップアウト。
その後数枚も買ったけど、やっぱり踏み込むことができなかった。
けど、いまでも1stと2ndは好きです。 (一番好きなのは1st)
そんなワタシだから、まぁきっと入り込むことはできないだろうなーと思ってスタンドから観戦。
始まる前から、ステージが白いスクリーンで覆われている。
テストパターンを投影していたから、ただ幕が下りるわけではなく、巨大なスクリーンとしてなにか映し出すのだろう。
そして・・・
カウントダウンからの劇的なBGMに乗せて、過去のアルバムジャケットをフューチャーした映像が流されていく。
いや、単なる映像ではなく、まるで映画のようなドラマ性。
・・ヤバい。これはヤバい。
始まる前から劇的すぎる。
全身がゾゾゾゾゾ・・と小刻みに震える。こういうドラマティックなの、大好きです。
そして一曲目が始まる!これは分かりやすい曲。そしてどこかで聞いた曲です。
・・その程度なんですがね。すいません。
さらに二曲目、三曲目と進み・・・難解です。テクニカルです。
アリーナはさきほどのKREATORの直情的な動きとは反対に、いたって静か。
変拍子がありすぎて、ノリにくいんだろうなーという感じ。
そしてスマホで撮影していると思われる人、多数。
アリーナ内、実はスマホ撮影けっこう目立ちます。画面の光で。
まぁ、DREAM THEATERにそういった「ノリ」を求めてる人は少ないだろうから、こうした中で緻密な世界観に没頭しているんだろうなーと思いました。
ということで・・・二日間に渡って立ち続けたこともあって、足痛いし。ハラへったし。
ごめんなさい。途中で撤収しました。
後半では名曲「PULL ME UNDER」も演奏されたようです。
好きな曲なんだけどね。どうしても聞きたいってほどでもないんだよね。
通路に出ると、KREATORで燃え尽きたと思われる人々が多数帰路についています。
まさに「ツワモノどもが、夢の跡」といった風情。
みんな充実の表情。
そりゃそうだよなー。あのULTIMATE STAGEで続いた熱狂の中にいた人なら、もう大満足だろうな。
ワタシもその波に混じらせてもらって、同じように充実の表情で(ピット参加してないけど、参加したような表情で)帰路につきました。
Dream Theater - The Enemy Inside (Live at Sonisphere Festival 2014)
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ということで、二日目のベストアクトはKREATOR & DEATH ANGEL & THE HAUNTED。甲乙つけがたい素晴らしさ。
この3バンドが立て続けに演奏したULTIMATE STAGEは過去最高レベルのボルテージだったと思います。
けど、THUNDERもRIOTも素晴らしかった。
ベストチューンは思い入れ補正あることは重々承知の上でRIOTの「WARRIOR」。泣きました。
結局、楽しみにしていた初日よりも、「SYMPHONY X がキャンセルでRIOTくらいしか楽しみないじゃん」ってスネた気分だった二日目のほうが楽しかった。
片方のステージではTHUNDER~RIOT~WITHIN TEMPTATION~DREAM THEATER。
もう片方のステージではBELPHEGOR~THE HAUNTED~DEATH ANGEL~KREATOR。
うまく固めてくれたのも好印象だった要因ですが、こういった趣が異なるバンドが交互に見られる、というのもラウパならでは。
「このメンツで SYMPHONY X の穴埋めなんかできねーだろ!」と憤怒に駆られていたわけですが、終わってみれば大満足。
・・でも見たかったよ。SYMPHONY X。
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:
楽しかったな。今年も。
やっぱり来て良かったな。今年も。
ということで、あとは恒例の各種まとめのようなもので終わりたいと思いますよ。
さすがにもう足が痛くなってきてますが・・・気合の二日目後半戦ですよ。
【DEATH ANGEL】
THUNDER、RIOTと立て続けに見て、こちらのアリーナには用はなくなりました。
(ちなみに、そのアリーナで続くのはWITHIN TEMPTATION ~ DREAM THEATER)
が、二日目の後半ともなると足の裏が痛い。マメでもできてんだろうか。
ということで、DEATH ANGEL ~ KREATOR というスラッシュ攻勢はスタンドから観戦。
さすがに本気のスラッシャーの本気のモッシュピットにもぐり込む自信はない。
DEATH ANGELといえば、スラッシュメタルブームの時代から「四天王」と呼ばれたバンドたちに隠れていたものの、そのスジではEXODUSやTESTAMENTと並んでスラッシュメタルブームを支えてきた屋台骨とも言えるバンドではないでしょうか。
ワタシ個人はそれほどスラッシュメタルは日常的に聞くわけではないのですが、その「歴史」はしっかりと目に焼き付けておきたい。
そういう意味でTシャツも買ったよ!
そして開幕!DEATH ANGEL!
・・・もうね。最高。これぞスラッシュメタル。以上。
・・ってなわけにはいかないと思うのですが、ホントその通り。
スラッシュメタルの要素であるザクザクしたリフ。
ヴォーカルは「吐き捨て型」と十把一絡げにできない、なんというか「怒りを叩きつけて来る」ような印象。
テクニカルに疾走していく(というか、全てをなぎ倒していくような)スピード感。
そういった要素を詰め込んで、一聴しただけでは無節操に突進しているようで、実に的確にコントロールされている印象。
ただ単に爆走しているだけじゃないないのだ。
強烈でありながら緻密。
さすがベテランスラッシャーだなと思いましたよ。
序盤では「Son of the Morning」。
中盤には「The Dream Calls For Blood」という聞きたかった曲を配置。
アリーナでは当然巨大なサークルピットが発生していましたよ。
そして印象的だったのがヴォーカルのMC。
実に実に丁寧なのだ。
この舞台に立てて嬉しいということを、ゆっくりと、感情タップリに語りかける。(ホント、語りかけるという表現がピッタリ)
ここも好印象だったのではないでしょうかね。
そして、荒城の月のカバー(アレンジした曲?)を挟んで・・・ラストは待望の「Thrown to the Wolves」!
「♪ジャッ、ジャジャジャッ」というお馴染みのリフから、一瞬ピタッとブレイクが入り(ココがタマランのです)、一気に爆裂疾走するキラーチューン!
大興奮のアリーナ。
サビでの「♪オーオーオー」→「Thrown to the Wolves!!」で熱狂の渦。
最後の最後までスラッシュメタルの神髄、そしてスラッシュメタルブームの頃から変わることのないヘヴィメタルの素晴らしさを具現化してくれました。
あのスラッシュメタルブームからかなりの時間が経っていますね。
その後、シーンはどんどん細分化したり異分子が現れたりとジャンルで括ることが難しく(というか、メンドくさく)なってきています。
そんな中、徹頭徹尾変わらぬスタイルを貫き通してくれているDEATH ANGEL。
DEATH ANGELのTシャツ買っておいて良かった!
高山で着たら痛々しい目で見られるかもしれないけど、誇りを持って着ることができるよ。
やっぱりスラッシュメタルのライブは楽しい!
Death Angel - Thrown to the Wolves - Bloodstock 2013
【WITHIN TEMPTATION】
DEATH ANGELが終了したら、どうしても行きたいところがありまして・・・
それは物販。
先行物販へ行ってDEATH ANGELとTHUNDERのTシャツを買ったのは最初の記事で書いたと思います。
が、どうしても THE HAUNTEDのTシャツが欲しい。
あの素晴らしいステージを見たら、ゼッタイ欲しい。
THE HAUNTEDのライブ終わってすぐに行けば良かったんですが・・・RIOTとDEATH ANGELのステージは外せないよね。ね。
ということで、DEATH ANGEL終了後に駆け足で物販へ!
あった!けど、Mサイズが無い。
お姉さんに「Mサイズ、ないですかね?」と聞いたら「そこにMサイズって記載がないので無いと思いますよ」という冷静かつ直球な返事。
「じゃ、Lを・・」と出してもらって、カラダに当ててみる。
お姉さんに「どうですかね?」と聞いてみる。(今思えば、そこで聞くのもヘンな話だけどね。どうしても欲しかったんですよ)
お姉さんは「・・・Sも着てみますか?」と暗にLサイズを却下。
いくら小柄とはいえ、けっこうメタボなので(自慢することじゃない)、「・・さすがにSはちょっと・・」ということでションボリ帰還。
ということで、そのションボリを引きずったまま、この日、二度目のビールタイムに。
先行でTHE HAUNTEDのTシャツ、迷ったんだよなー。
買っておけば良かったなー。
とはいえ、思っていた予算はオフィシャル1枚、バンドT2枚って想定してたからなー。
だからといって、THUNDERもDEATH ANGELも素晴らしかったから後悔はしてないんだよなー。
そうなると、あそこでTHE HAUNTEDを選ばなかったことは仕方ないんだよなー。
けどデザイン性ではDEATH ANGELよりもTHE HAUNTEDのほうが地元で着やすそうだったんだよなー
けどDEATH ANGELは買うつもりだったし、ライブも良かったから捨てがたいよなー。
:
:
と、いい加減しつこいループが脳内を駆けめぐっている間にビールは進み・・当然時間も進んでいくわけですよ。
そういえば、WITHIN TEMPTATIONも少しは見ておかないと!ということで席へ戻りましたよ。
前置きが長くなりましたが、この流れで分かる通り、このバンドにはあまり思い入れがありません。
以前、アルバムを購入したものの、いまいちピンと来なかったのが正直なところ。
とはいえ、女性ヴォーカルによるシンフォ&ゴシックの先駆けといえる重要なバンドではないでしょうか。
そういえば、今回、女性がたくさんWITHIN TEMPTATIONのTシャツを着ていた気がしますね。
スタンドから見ていたパフォーマンスは実に幻想的。
その幻想的な世界観に埋もれることなく、アグレッシブなパートも際立っていましたね。
ヴォーカルはシャロン・デ・アデル。(なぜかフルネームで覚えてる。AVANTASIAに参加したからかな)
美しいです。
こういった場合、よく「歌姫」って言葉を使われるわけですが、そんなレベルじゃない。
「聖女」か「天使」か、ってくらい神々しい存在感でした。
実にクリアかつ伸びのある声で、その幻想的かつヘヴィな世界観をまとめあげていました。
けどやっぱり「曲」としてインパクト、記憶、という意味では、やはりワタシには浸透してこないなーという感覚。
清々しすぎて、そのまま体内&脳内を透過していってしまうような。
けど、シャロンは美しかった。(人妻ですが)
来年のこの枠(どの枠だよ)は、マリア・ブリンクの IN THIS MOMENTでお願いします。
Within Temptation - Faster - Live at Download Festival 2014
【KREATOR】
WITHIN TEMPTATIONの美しいステージが完了し・・いよいよULTIMATE STAGEのラストを飾るKREATOR!
KREATORといえば、SODOM、DESTRUCTIONと並んで「ジャーマンスラッシュ三羽烏」と呼ばれた重鎮ですね。
どうしても「スラッシュ四天王」や、「ベイエリアスラッシュ」といったあたりと比べると「地味、マイナー」という印象が漂うわけですが、果たして・・・
オープニング。
ややミドルテンポなチューンをチョイスしましたね。
が、始まって早々、凄まじい音塊が襲いかかってきます。
ここまで見てきたBELPHEGORの暴虐性、THE HAUNTEDの突進力、DEATH ANGELの鋭利さ、すべてを兼ね備えたような圧倒的な存在感。
それだけ圧倒的でありながら、一つ一つの音がバラけていない。
整然とした轟音が場内を包み込んでいきます。
そして実にシンプルなステージも印象的。人。楽器。以上。
そのシンプルさと音のスケールのコントラストがさらにその存在感を際立たせているように思いました。
進むにつれ、アリーナでは当然ビッグなサークルピットが。
KREATORが好きな人の大半は、THE HAUNTED、DEATH ANGEL、場合によってはBELPHEGORからずっとULTIMATE STAGEでモッシュしていた人たちと思われます。
その最後のチカラを振り絞るように(というか本能的に、かもしれませんが)、高速ピットは回り続けます。
そしてそのピットはどんどん大きくなっていきます。
スラッシャーの体力、ホント尊敬します。
スタンド席でもその音に飲み込まれるようにヘドバンしている人多数。
WITHIN TEMPTATIONからDREARM THEATER待ちをしていると思われる人たちまで拳を振り上げてその渦に飲み込まれていきます。
さいたまスーパーアリーナ全体が混沌とした空間に変化していきます。
煽動力、ハンパないです。
中盤に持ってきた「Enemy of God」。この日一番の、いや、この二日間で一番の熱狂に包まれます。
まさにカオス!
アリーナ後方では、サークルピットでフェンスが破壊されないように支えるスタッフさん。
がんばれ!スタッフさん!
けど、まだまだキラーチューンは残ってるぜ!
「Phantom Antichrist」なども名曲も経て、そのカオスはラストまで尽きることなく蠢き続け・・・最後は「Pleasure to Kill」!
左右に分かれていたサークルピットは一つに繋がり、アリーナのほとんどがサークルピットの飲み込まれています。
場内の空気は、2012年のトリで、伝説の入場規制突破があったSLAYERの「ANGEL OF DEATH」での盛りあがりに負けないくらい。
いや、こちらのほうが上だったかも。
そうなんだよなー。
最初に書いた通り、どうしても四天王と比べると格下に見られちゃうんだよなー。
けど、こうして見るとキラーチューンの殺傷力、ステージでのカリスマ性・・なにも劣ってるところはないんだよなー。
例年、「来年は四天王呼べや」とかって話になるけど、今日のTHE HAUNTED ~ DEATH ANGEL ~ KREATOR の流れは、LOUDPARKは四天王がいなくても立派に成立することを証明してくれた気がします。
スラッシュメタルに興味が無かった人でも(いや、逆にそういう人たちこそ)、今年のベストアクトに挙げる人は多いのでないでしょうか。
ワタシ個人的にも、THE HAUNTED ~ DEATH ANGEL ~ KREATOR での熱狂は、今まで見てきたラウパで最高の熱狂だったと思います。
いやー、ホント素晴らしかった!!
KREATOR - "PLEASURE TO KILL" - LIVE @ FURY FEST 2005 -
【DREAM THEATER】
さて、二日目のトリを飾る「夢劇場」。
DOWNのときにPANTERAがシーンに与えた影響について少し書いたと思うけど、DREAM THEATERもそういう意味での存在はものすごく大きい。
ワタシ個人としては、売れた2nd「おぉ!」 →遡って1st「おぉぉぉぉ!」→待望の3rd「・・お、おぅ・・」→再度期待の4th「・・・・」
といった感じで、結局彼らの難解な世界についていけなくてドロップアウト。
その後数枚も買ったけど、やっぱり踏み込むことができなかった。
けど、いまでも1stと2ndは好きです。 (一番好きなのは1st)
そんなワタシだから、まぁきっと入り込むことはできないだろうなーと思ってスタンドから観戦。
始まる前から、ステージが白いスクリーンで覆われている。
テストパターンを投影していたから、ただ幕が下りるわけではなく、巨大なスクリーンとしてなにか映し出すのだろう。
そして・・・
カウントダウンからの劇的なBGMに乗せて、過去のアルバムジャケットをフューチャーした映像が流されていく。
いや、単なる映像ではなく、まるで映画のようなドラマ性。
・・ヤバい。これはヤバい。
始まる前から劇的すぎる。
全身がゾゾゾゾゾ・・と小刻みに震える。こういうドラマティックなの、大好きです。
そして一曲目が始まる!これは分かりやすい曲。そしてどこかで聞いた曲です。
・・その程度なんですがね。すいません。
さらに二曲目、三曲目と進み・・・難解です。テクニカルです。
アリーナはさきほどのKREATORの直情的な動きとは反対に、いたって静か。
変拍子がありすぎて、ノリにくいんだろうなーという感じ。
そしてスマホで撮影していると思われる人、多数。
アリーナ内、実はスマホ撮影けっこう目立ちます。画面の光で。
まぁ、DREAM THEATERにそういった「ノリ」を求めてる人は少ないだろうから、こうした中で緻密な世界観に没頭しているんだろうなーと思いました。
ということで・・・二日間に渡って立ち続けたこともあって、足痛いし。ハラへったし。
ごめんなさい。途中で撤収しました。
後半では名曲「PULL ME UNDER」も演奏されたようです。
好きな曲なんだけどね。どうしても聞きたいってほどでもないんだよね。
通路に出ると、KREATORで燃え尽きたと思われる人々が多数帰路についています。
まさに「ツワモノどもが、夢の跡」といった風情。
みんな充実の表情。
そりゃそうだよなー。あのULTIMATE STAGEで続いた熱狂の中にいた人なら、もう大満足だろうな。
ワタシもその波に混じらせてもらって、同じように充実の表情で(ピット参加してないけど、参加したような表情で)帰路につきました。
Dream Theater - The Enemy Inside (Live at Sonisphere Festival 2014)
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ということで、二日目のベストアクトはKREATOR & DEATH ANGEL & THE HAUNTED。甲乙つけがたい素晴らしさ。
この3バンドが立て続けに演奏したULTIMATE STAGEは過去最高レベルのボルテージだったと思います。
けど、THUNDERもRIOTも素晴らしかった。
ベストチューンは思い入れ補正あることは重々承知の上でRIOTの「WARRIOR」。泣きました。
結局、楽しみにしていた初日よりも、「SYMPHONY X がキャンセルでRIOTくらいしか楽しみないじゃん」ってスネた気分だった二日目のほうが楽しかった。
片方のステージではTHUNDER~RIOT~WITHIN TEMPTATION~DREAM THEATER。
もう片方のステージではBELPHEGOR~THE HAUNTED~DEATH ANGEL~KREATOR。
うまく固めてくれたのも好印象だった要因ですが、こういった趣が異なるバンドが交互に見られる、というのもラウパならでは。
「このメンツで SYMPHONY X の穴埋めなんかできねーだろ!」と憤怒に駆られていたわけですが、終わってみれば大満足。
・・でも見たかったよ。SYMPHONY X。
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楽しかったな。今年も。
やっぱり来て良かったな。今年も。
ということで、あとは恒例の各種まとめのようなもので終わりたいと思いますよ。
2014年10月29日
鋼鉄の宴14~2日目中盤戦
さて、いいかげん飽きてきた方も多いかと思いますが・・もう少しで終わる予定ですよ。
二日目の中盤ということで、ボチボチ疲労を感じ始める頃ですね。
ラウドパーク二日目、中盤戦ですよ。
【BELPHEGOR】
LOUDPARK14でのTシャツ完売ナンバーワン。
アンダーグラウンドながらコアな人気を誇る(と思われる)、オーストリアはザルツブルグ(!)出身のブラックメタルバンド。
そういえば先行物販並んでたときも「まずベルフェゴール」ってな声を多数聞きました。
ブラックメタルといえば、ワタシが大好きなスウェーデンのDISSECTIONを思い出すわけですが・・
なかなかブラックメタルのライブに立ち会うことなんてないから貴重です。
次のTHUNDER~RIOTに備えて、反対側のアリーナから見守りますよ。
ステージ上にはガスマスクやら、なんかオドロオドロしい奇形のオブジェやらに彩られた(?)マイクスタンド。
逆さ十字がモチーフになっているバンドロゴのバックプリント。
そして複雑にペインティングされたメンバーたち。
もうこの演出だけでワクワクしますね。
曲自体は・・ブラックメタルです。はい。
ブラックメタルをイメージするそのままの音です。
高速でバスドラムを叩きつけてくるドラム。
鋭利なブラストビートを刻み続けてくるギター。
どちらもその残虐性に大きく貢献していますね。
こういうサタニックな音、いかにもって感じで逆に好感が持てるほど。
一般的な人たちが「ヘビメタ」といって脳内にイメージされるとは、もしかするとこういったバンドかもしれませんね。
ただ、高速なリズムを刻み続けているわりには、曲自体でスピード感(あくまでも感覚、体感的なモノね)は控えめ。
暴虐なリズムに乗せて、何か呪詛していくようなムードを感じました。
DISSECTIONのようなブルファイト的スピード感をイメージしていたんですがね。
とはいえ、圧倒的な音圧で迫ってくるサウンドは全身にビンビンと(ホントに体内が震えた)伝わってきます。
これが心地いい。
が、その轟音がやや単調に感じ始めた頃・・
ブラックメタルのサウンドをバックに少しウトウトしてしまったことを告白しておきましょう。
そういえば、二日間の中でウトウトしちゃたのはこのときだけだったな。
まぁ、そんなこともありましたが・・とりあえず貴重な体験だったと思いますよ。
BELPHEGOR - In Blood - Devour This Sanctity (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
【THUNDER】
さて、続いてはTHUNDER!
イギリス出身、「ブリティッシュハードロックの良心」(勝手に命名)、そんなバンド。
回りを見渡すと、一気にアリーナの年齢層が上がった気がします。
・・などと冷静に見渡してる場合じゃない。ワタシ自身も年齢層を底上げしている一人だ。
日本では根強い人気を誇るTHUNDER。
なんだか解散したり復活したり別ユニット組んだり・・と、現状どうなってるのか分からなかったのですが、どうやら活動しているようですね。
実はライブを見るのは初めて。楽しみだ!
照明が暗転。そしてライブのオープニングの定番、あのイントロが流れる!
AC/DCの「THUNDERSTRUCK」!
まさにサンダーのためのような曲だ。
「♪アアアアーアアアーアー、THUNDER!!」の大合唱が巻き起こる。(いや、実はもっと大合唱になるかと思ってたら周りはちょい静かだった)
高揚感漲るイントロダクションに導かれてメンバー登場!
・・老けたな。というのが第一印象。
とはいえ、衰えたという意味ではない。いい歳のとりかたをしてるなーという好印象ですらある。
特にダニー。
そしてハリーは・・あまり変わらないな。あの風貌だから。
一曲目が始まる前の観客との掛け合いで、一気に場内は一体化していく。
みんなニコニコしてる。
嬉しくて仕方ない、楽しくて仕方ない。そんなムードが場内を包み込む。
なんて暖かいライブだ!
そして一曲目。いきなり「DIRTY LOVE」!!!
なんとなくラストにやるイメージだったから(実際はどうなんだろ)、驚いた!
場内のボルテージはいきなりマックス。
「♪ナナナーナナナーナー」の大合唱も大盛り上がり!
みんなのニコニコはさらに加速していきます。
きっとワタシも終始ニコニコしていたことでしょう。
お馴染みの「HIGHER GROUND」あたりも経て、名曲「RIVER OF PAIN」も披露!
サビでの歌い上げにダニーの衰えを感じるものの、やはり名曲は色あせません。
「I LOVE YOU MORE THEN ROCK'N'ROLL」で楽しい空間を作り出し・・あれ、帰っちゃうよ!
もう終わりかよ!
まだ聞きたい曲が残ってるのに!
時計を見ると、確かにだいたい予定通り。
なんか手品を使ったかのように時間を忘れてしまいました。
RAGEのときに感じたように、楽しい時間ってのはアッと言う間だなと思いましたよ。
ベストアクト候補に挙げる人も多いと思われる素晴らしいステージでした!
ホント楽しかった!
Thunder - Dirty Love (Live - Manchester Arena, UK, May, 2013)
【THE HAUNTED】
たしかウチにもアルバムあった気がする。
なんといってもメロデス黎明期を支えた AT THE GATES からの流れを汲んでいるわけで。
けど、正直印象薄かった。
あ、一応補足しておくとスウェーデン出身のメロディックデスメタルってことになるでしょうかね。
予備知識少なめ。けど、一応見ておくか。
ということで、THUNDER終了後のアリーナでRIOT待機しつつ観戦。
・・いやー、凄まじかった!
圧倒的な音圧。
圧倒的な煽動力。
圧倒劇なパフォーマンス。
ワタシたちがいるアリーナは座って見てる人が多かったのですが、一人立ち、二人立ち・・と一気に飲み込まれていきます。
ワタシもじっとしていられない!
鬼気せまる表情とドスの効いた声で圧倒してくるヴォーカル。
途中、なぜか額から出血してその出血が鼻~口を伝う。
まるでプロレスのようだ!
最初は「こういうパフォーマンスかな」と思って見てたのですが、あとで聞いた話によると「マイクの調子が悪くて、そのマイクを額にたたき込んで出血」らしいです。
こういう直情的なところもいい!
そういえば、途中でマイクが聞こえなくなってた場面、あったなー。
なんだか、この出血ですら結果的にはプラスに働いた気がします。
徹頭徹尾アグレッシブな曲でノンストップに攻勢をかけ、場内は興奮の坩堝!
メロデスというよりは、突貫型スラッシュのような直線的攻撃性を感じましたね。
そして、こういうフェスではそういった攻撃力はすごく映える!
それぞれの曲についてはそれほど知らないので触れることは避けておきますが、音もクリアで(マイクトラブルはありましたが)、その破壊力がダイレクトに伝わってきました。
この段階で「これはベストアクト間違いないんじゃいか!」と確信。
スラッシュメタル/デスメタルでサークルピットに飛び込む勇気はまだないけど、あの興奮に身を委ねてみたかった・・と思いました。
いつぞやの IN FLAMES の感動を思わせる素晴らしいステージ。
サイコーでありました!
・・ウチ帰って復習せねば。
The Haunted Hate Song Live @ Backstage Sweden 2014
【RIOT】
中心メンバーだったマーク・リアリを失い、ヴォーカルも「RIOTの象徴」(人によっては、ね)だったトニー・ムーアから交代。
その悲劇を乗り越えてニューアルバムをリリースした彼ら。
待望の来日となりました。
大好きなバンド、思い入れのあるバンドだから、そこまでの経緯も含めて書きたいことはいっぱいあるのですが・・それだけで2~3回に分けないといけないレベルになっちゃうからさ。
オープニング。
中心に置かれた大スクリーンに今までの映像が流れていきます。
マーク・リアリ、ガイ・スペランザ・・・ファンみんなが共有してきた今までの時間、悲劇を思い、胸が熱くなります。
そのセンチメンタルな気分と同時に「いよいよ始まる!マーク、見ててくれるよな!」という決意とも覚悟とも祈りともとれない強いキモチがこみ上げてくる。
きっとみんな同じキモチだったよね。
オープニングはまさかの「Narita」!
ジョニー(あの人体アザラシね)の顔が脳裏をよぎり、一気に時代が巻き戻されたような錯覚に陥ります。
そしてさらにまさかの「Fire Down Under」!
まるでRIOTの歴史を紐解いていくかのような構成ですね。
続いて名曲「Flight of the Warrior」で場内のテンションはさらに加速!
まさにRIOT!!というスピード感溢れるリフ、歌詞、メロディ。
RIOTといえばこの時代、という人も多いことでしょう。
そしてさらには「Angel Eyes」!
一部では批判的な意見もある「Inishmore」。ワタシはこの時代も大好きだし、違った意味で思い入れがある。
そのリフが切り込んできて加速したと同時に、なぜかワタシの目に涙が浮かんでくる。
なんだかRIOTの「不遇」って印象と、この頃のアルバムってシンクロするんだよね。
ステージの後方には女性バッキングコーラスが一人。
この曲で女性ヴォーカルを立ててくれるところがまた嬉しい!あのコーラスが曲の魅力を増幅させてくれるんだよね。
佇まいはROYAL HUNTのライブで欠かせない声を聞かせてくれた女性(マリアだっけ?)を思い出します。
美しいです。カワイイです。(ココも重要)
当然ニューアルバムからの曲も数曲挟みつつ・・・
終盤になり、まず場内に響いたリフは「Warrior」!
この曲が始まって、再びワタシの目には涙。こうして聞くと、なんという感動的な曲でしょうか。
♪
Shine shine on... through the darkness and the pain
Shine shine on... Warrior
Shine shine on... through the wind and the rain
Shine shine on... Warrior
もうね、潤んでるどころか涙が頬を伝いながら大合唱ですよ。
今までの思いが全て報われたような感動ですよ。
そしてラストは当然「Thundersteel」!!
色あせない名曲に場内のボルテージはさらにヒートアップ!
この曲、「トニーじゃないと再現できないだろ」と思ってたのですが、全く問題なし!
トニーのヒステリックはハイトーンを蘇らせただけでなく、さらにそこにパワーも加わっている。
ホント、いいヴォーカルを見つけてくれた!
そうそう、バンドへの思い入れが強くすぎてこのことを書くのが遅くなりましたが ・・・新ヴォーカルであるトッド・マイケル・ホールは終始素晴らしい声を聞かせてくれました。
RIOTファンにとって一番思い入れが深いであろうトニー・ムーアの声質に近い、というのも大きなポイント。
このヴォーカル、手放しちゃダメだぞ。
実に感傷的かつ感動的なステージでした。
短い、ホントに短い時間だったけど、RIOTの歴史の中に身を委ねたような時間でした。
そしてカラダと脳内の反応に「あー、自分はもしかしたらTHUNDERSTEELよりもWARRIORが好きなのかもな」と。
今回の感傷的なステージだったから、ということもあるかもしれませんが。
で、蛇足ですがね。
ワタシの目の前でエアギターしたりエアドラムしたり肩くんでヘドバンしたり・・・という10人くらいの集団の存在がいましてね。
ステージを見ることもなく、仲間たち内で輪を作ってノってるんですよ。
まぁ、楽しみ方は人それぞれですけどね。
ワタシ個人的にはこの人たちを見てると「あんたらRIOTに思い入れないだろ」と思って冷めてきてしまうので、極力視線をステージに移してました。
これだけが残念だったなー。
Riot V-Thundersteel-Live@Colony Brescia 7/02/2014
(海外では「RIOT」ではなく「RIOT V」です。)
:
:
:
ということで、THUNDER~RIOT という感動的なパフォーマンス、THE HAUNTEDの印象的なパフォーマンスと充実していた中盤戦。
次はいよいよ最後まで走り抜ける後半戦!
二日目の中盤ということで、ボチボチ疲労を感じ始める頃ですね。
ラウドパーク二日目、中盤戦ですよ。
【BELPHEGOR】
LOUDPARK14でのTシャツ完売ナンバーワン。
アンダーグラウンドながらコアな人気を誇る(と思われる)、オーストリアはザルツブルグ(!)出身のブラックメタルバンド。
そういえば先行物販並んでたときも「まずベルフェゴール」ってな声を多数聞きました。
ブラックメタルといえば、ワタシが大好きなスウェーデンのDISSECTIONを思い出すわけですが・・
なかなかブラックメタルのライブに立ち会うことなんてないから貴重です。
次のTHUNDER~RIOTに備えて、反対側のアリーナから見守りますよ。
ステージ上にはガスマスクやら、なんかオドロオドロしい奇形のオブジェやらに彩られた(?)マイクスタンド。
逆さ十字がモチーフになっているバンドロゴのバックプリント。
そして複雑にペインティングされたメンバーたち。
もうこの演出だけでワクワクしますね。
曲自体は・・ブラックメタルです。はい。
ブラックメタルをイメージするそのままの音です。
高速でバスドラムを叩きつけてくるドラム。
鋭利なブラストビートを刻み続けてくるギター。
どちらもその残虐性に大きく貢献していますね。
こういうサタニックな音、いかにもって感じで逆に好感が持てるほど。
一般的な人たちが「ヘビメタ」といって脳内にイメージされるとは、もしかするとこういったバンドかもしれませんね。
ただ、高速なリズムを刻み続けているわりには、曲自体でスピード感(あくまでも感覚、体感的なモノね)は控えめ。
暴虐なリズムに乗せて、何か呪詛していくようなムードを感じました。
DISSECTIONのようなブルファイト的スピード感をイメージしていたんですがね。
とはいえ、圧倒的な音圧で迫ってくるサウンドは全身にビンビンと(ホントに体内が震えた)伝わってきます。
これが心地いい。
が、その轟音がやや単調に感じ始めた頃・・
ブラックメタルのサウンドをバックに少しウトウトしてしまったことを告白しておきましょう。
そういえば、二日間の中でウトウトしちゃたのはこのときだけだったな。
まぁ、そんなこともありましたが・・とりあえず貴重な体験だったと思いますよ。
BELPHEGOR - In Blood - Devour This Sanctity (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
【THUNDER】
さて、続いてはTHUNDER!
イギリス出身、「ブリティッシュハードロックの良心」(勝手に命名)、そんなバンド。
回りを見渡すと、一気にアリーナの年齢層が上がった気がします。
・・などと冷静に見渡してる場合じゃない。ワタシ自身も年齢層を底上げしている一人だ。
日本では根強い人気を誇るTHUNDER。
なんだか解散したり復活したり別ユニット組んだり・・と、現状どうなってるのか分からなかったのですが、どうやら活動しているようですね。
実はライブを見るのは初めて。楽しみだ!
照明が暗転。そしてライブのオープニングの定番、あのイントロが流れる!
AC/DCの「THUNDERSTRUCK」!
まさにサンダーのためのような曲だ。
「♪アアアアーアアアーアー、THUNDER!!」の大合唱が巻き起こる。(いや、実はもっと大合唱になるかと思ってたら周りはちょい静かだった)
高揚感漲るイントロダクションに導かれてメンバー登場!
・・老けたな。というのが第一印象。
とはいえ、衰えたという意味ではない。いい歳のとりかたをしてるなーという好印象ですらある。
特にダニー。
そしてハリーは・・あまり変わらないな。あの風貌だから。
一曲目が始まる前の観客との掛け合いで、一気に場内は一体化していく。
みんなニコニコしてる。
嬉しくて仕方ない、楽しくて仕方ない。そんなムードが場内を包み込む。
なんて暖かいライブだ!
そして一曲目。いきなり「DIRTY LOVE」!!!
なんとなくラストにやるイメージだったから(実際はどうなんだろ)、驚いた!
場内のボルテージはいきなりマックス。
「♪ナナナーナナナーナー」の大合唱も大盛り上がり!
みんなのニコニコはさらに加速していきます。
きっとワタシも終始ニコニコしていたことでしょう。
お馴染みの「HIGHER GROUND」あたりも経て、名曲「RIVER OF PAIN」も披露!
サビでの歌い上げにダニーの衰えを感じるものの、やはり名曲は色あせません。
「I LOVE YOU MORE THEN ROCK'N'ROLL」で楽しい空間を作り出し・・あれ、帰っちゃうよ!
もう終わりかよ!
まだ聞きたい曲が残ってるのに!
時計を見ると、確かにだいたい予定通り。
なんか手品を使ったかのように時間を忘れてしまいました。
RAGEのときに感じたように、楽しい時間ってのはアッと言う間だなと思いましたよ。
ベストアクト候補に挙げる人も多いと思われる素晴らしいステージでした!
ホント楽しかった!
Thunder - Dirty Love (Live - Manchester Arena, UK, May, 2013)
【THE HAUNTED】
たしかウチにもアルバムあった気がする。
なんといってもメロデス黎明期を支えた AT THE GATES からの流れを汲んでいるわけで。
けど、正直印象薄かった。
あ、一応補足しておくとスウェーデン出身のメロディックデスメタルってことになるでしょうかね。
予備知識少なめ。けど、一応見ておくか。
ということで、THUNDER終了後のアリーナでRIOT待機しつつ観戦。
・・いやー、凄まじかった!
圧倒的な音圧。
圧倒的な煽動力。
圧倒劇なパフォーマンス。
ワタシたちがいるアリーナは座って見てる人が多かったのですが、一人立ち、二人立ち・・と一気に飲み込まれていきます。
ワタシもじっとしていられない!
鬼気せまる表情とドスの効いた声で圧倒してくるヴォーカル。
途中、なぜか額から出血してその出血が鼻~口を伝う。
まるでプロレスのようだ!
最初は「こういうパフォーマンスかな」と思って見てたのですが、あとで聞いた話によると「マイクの調子が悪くて、そのマイクを額にたたき込んで出血」らしいです。
こういう直情的なところもいい!
そういえば、途中でマイクが聞こえなくなってた場面、あったなー。
なんだか、この出血ですら結果的にはプラスに働いた気がします。
徹頭徹尾アグレッシブな曲でノンストップに攻勢をかけ、場内は興奮の坩堝!
メロデスというよりは、突貫型スラッシュのような直線的攻撃性を感じましたね。
そして、こういうフェスではそういった攻撃力はすごく映える!
それぞれの曲についてはそれほど知らないので触れることは避けておきますが、音もクリアで(マイクトラブルはありましたが)、その破壊力がダイレクトに伝わってきました。
この段階で「これはベストアクト間違いないんじゃいか!」と確信。
スラッシュメタル/デスメタルでサークルピットに飛び込む勇気はまだないけど、あの興奮に身を委ねてみたかった・・と思いました。
いつぞやの IN FLAMES の感動を思わせる素晴らしいステージ。
サイコーでありました!
・・ウチ帰って復習せねば。
The Haunted Hate Song Live @ Backstage Sweden 2014
【RIOT】
中心メンバーだったマーク・リアリを失い、ヴォーカルも「RIOTの象徴」(人によっては、ね)だったトニー・ムーアから交代。
その悲劇を乗り越えてニューアルバムをリリースした彼ら。
待望の来日となりました。
大好きなバンド、思い入れのあるバンドだから、そこまでの経緯も含めて書きたいことはいっぱいあるのですが・・それだけで2~3回に分けないといけないレベルになっちゃうからさ。
オープニング。
中心に置かれた大スクリーンに今までの映像が流れていきます。
マーク・リアリ、ガイ・スペランザ・・・ファンみんなが共有してきた今までの時間、悲劇を思い、胸が熱くなります。
そのセンチメンタルな気分と同時に「いよいよ始まる!マーク、見ててくれるよな!」という決意とも覚悟とも祈りともとれない強いキモチがこみ上げてくる。
きっとみんな同じキモチだったよね。
オープニングはまさかの「Narita」!
ジョニー(あの人体アザラシね)の顔が脳裏をよぎり、一気に時代が巻き戻されたような錯覚に陥ります。
そしてさらにまさかの「Fire Down Under」!
まるでRIOTの歴史を紐解いていくかのような構成ですね。
続いて名曲「Flight of the Warrior」で場内のテンションはさらに加速!
まさにRIOT!!というスピード感溢れるリフ、歌詞、メロディ。
RIOTといえばこの時代、という人も多いことでしょう。
そしてさらには「Angel Eyes」!
一部では批判的な意見もある「Inishmore」。ワタシはこの時代も大好きだし、違った意味で思い入れがある。
そのリフが切り込んできて加速したと同時に、なぜかワタシの目に涙が浮かんでくる。
なんだかRIOTの「不遇」って印象と、この頃のアルバムってシンクロするんだよね。
ステージの後方には女性バッキングコーラスが一人。
この曲で女性ヴォーカルを立ててくれるところがまた嬉しい!あのコーラスが曲の魅力を増幅させてくれるんだよね。
佇まいはROYAL HUNTのライブで欠かせない声を聞かせてくれた女性(マリアだっけ?)を思い出します。
美しいです。カワイイです。(ココも重要)
当然ニューアルバムからの曲も数曲挟みつつ・・・
終盤になり、まず場内に響いたリフは「Warrior」!
この曲が始まって、再びワタシの目には涙。こうして聞くと、なんという感動的な曲でしょうか。
♪
Shine shine on... through the darkness and the pain
Shine shine on... Warrior
Shine shine on... through the wind and the rain
Shine shine on... Warrior
もうね、潤んでるどころか涙が頬を伝いながら大合唱ですよ。
今までの思いが全て報われたような感動ですよ。
そしてラストは当然「Thundersteel」!!
色あせない名曲に場内のボルテージはさらにヒートアップ!
この曲、「トニーじゃないと再現できないだろ」と思ってたのですが、全く問題なし!
トニーのヒステリックはハイトーンを蘇らせただけでなく、さらにそこにパワーも加わっている。
ホント、いいヴォーカルを見つけてくれた!
そうそう、バンドへの思い入れが強くすぎてこのことを書くのが遅くなりましたが ・・・新ヴォーカルであるトッド・マイケル・ホールは終始素晴らしい声を聞かせてくれました。
RIOTファンにとって一番思い入れが深いであろうトニー・ムーアの声質に近い、というのも大きなポイント。
このヴォーカル、手放しちゃダメだぞ。
実に感傷的かつ感動的なステージでした。
短い、ホントに短い時間だったけど、RIOTの歴史の中に身を委ねたような時間でした。
そしてカラダと脳内の反応に「あー、自分はもしかしたらTHUNDERSTEELよりもWARRIORが好きなのかもな」と。
今回の感傷的なステージだったから、ということもあるかもしれませんが。
で、蛇足ですがね。
ワタシの目の前でエアギターしたりエアドラムしたり肩くんでヘドバンしたり・・・という10人くらいの集団の存在がいましてね。
ステージを見ることもなく、仲間たち内で輪を作ってノってるんですよ。
まぁ、楽しみ方は人それぞれですけどね。
ワタシ個人的にはこの人たちを見てると「あんたらRIOTに思い入れないだろ」と思って冷めてきてしまうので、極力視線をステージに移してました。
これだけが残念だったなー。
Riot V-Thundersteel-Live@Colony Brescia 7/02/2014
(海外では「RIOT」ではなく「RIOT V」です。)
:
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:
ということで、THUNDER~RIOT という感動的なパフォーマンス、THE HAUNTEDの印象的なパフォーマンスと充実していた中盤戦。
次はいよいよ最後まで走り抜ける後半戦!
2014年10月28日
鋼鉄の宴14~2日目前半戦
さて、秋のメタルの祭典、LOUDPARK14。
心地よい足の痛みを抱えつつ迎えた二日目の話にまいりましょうかね。
前日のうちに物販は購入済だから、ボチボチと散歩気分で8時半くらいに現地へ到着。
・・先行物販、並んでない。前日のカオスはなんだったのか。
朝食をとって、入場列に並ぶ。
二日目も一日券&二日通し券、同じ列だ。
一番後方に並ぼうということで・・・列、短い。前日の半分くらいでしょうか。感覚的には。
並んでるときに「そういえば、半券を自分が持って、リストバンドを誰かに渡せば二人入れるのか?まさか。」といったことが脳裏をよぎりましたが・・
結果的には「二日通し券の人はリストバンドで入場」でした。
二日通し券で参戦する方、リストバンドの紛失には気をつけてくださいね。
ってことで、二日通し券はリストバンド見せるだけだから、スムーズに入場。
二日目はドリンクチケットありませんね。
とりあえずレコード会社ブースを見て、ボチボチとアリーナへ。
・・まだ10時前だ。昨日はオープニングアクトが10時からだったけど、普通は10:30からだ。
ということで、とりあえず GLAMOUR OF THE KILL を見据えて、ARION のアリーナで座って待機。
二日目、開始です!
【ARION】
毎年恒例、MCのサッシャが「STRATOVARIUSの弟」って話してましたね。
「ん?弟分、じゃなくて?」と思いましたが、帰ってから調べてみたら本当に実弟がいるんですね。
マティアス・クピアイネンの実弟がドラムだそうです。
ってことでフィンランド出身の若手です。
以前フィンランドフェスに参加した際には「学園祭レベル」と揶揄されていましたが果たして・・・
音楽性はSTRATOVARIUSをイメージすると肩すかしかもしれません。
北欧メロディアスハードを基盤に、ときおりシンフォニックかつパワーメタリックな要素が顔を出します。
バッキングサウンドは、そこそこ安定しているのではないでしょうか。
サウンド的にもワタシの好みということもあり、好印象です。
が、ヴォーカルが苦しい気がします。
とにかく「全力で頑張ってます!」感が漂っていて「いやいや、そんなに無理しなくても」と思ってしまいます。
体調が悪いだけなのか、曲が彼に合っていないのか、彼がまだそのレベルなのか。
とはいえ、STRATOVARIUSのティモ・コティペルトも、SONATA ARCTICAのトニー・カッコも最初は微妙だった。
(そして、その「微妙」感がB級メロスピ愛好家のココロを刺激するわけですが)
まだまだこれから成長してくれると思います。
ラスト前に披露された曲の中間インストパートでは、劇的&シンフォニックなアレンジにライティング効果も相まって、全身が鳥肌に包まれました。
こういったポテンシャルは秘めている。
これからに期待したいバンドですね。覚えておきますよ。
Arion - Burn Your Ship この路線で行ってほしいものですね。
【PERIPHERY】
こちらは全く予習ナシ。
アメリカ出身のモダンメタルコアバンドらしい、ということで軽くYOUTUBEをチェックした程度。
雰囲気としてはLOUDPARK11のAUGUST BURNS REDをイメージしつつ、反対側ステージでマッタリと。
いやー、素晴らしかったと思います。
演奏、タイト。
音、クリア。
ヴォーカル、パワフル。
よく見ると、フロントに楽器隊が4人。
トリプルギター編成でしょうかね。
実に華やかさがあります。
ワタシの好きなタイプの音楽ではありませんが、モダンヘヴィネスをテクニカルに紡いでいく様は見るものを惹きつけます。
前方アリーナもずいぶんギッシリ。
あまり知らないバンドでしたが根強いファンが多いのでしょう。
そしてそのファン、さらにはワタシのような無知のメタルファンにもアピールできたと思います。
ただ、こういうスタイルのバンドってデカいハコよりもライブハウスのほうが真価を発揮しそうだな、と感じました。
その圧倒的ステージを経て、いよいよ待望の GLAMOUR OF THE KILL !!
Periphery - Make Total Destroy (Official Video)
【GLAMOUR OF THE KILL】
イギリス出身。
BULLET FOR MY VALENTINEのような攻撃性をベースに、キャッチーなコーラス。
まだアルバム2枚の若手ですが、期待のホープですね。
以前このブログで書いたかもしれいけど、ワタシは最新作でこのバンドに出会い、一気に引きこまれました。
特に名曲「SECOND CHANCE」は圧倒的インパクトを残してくれました。
その期待のホープのパフォーマンス。楽しみです!
最新アルバム通り「BREAK」からスタート。
この曲はややヘヴィな印象が強い曲。ワタシが彼らに感じる魅力とは少し離れた曲ではありますが、ヘヴィなグルーヴに乗せて場内は早くも一体化。
ライブ向きな曲だなと改めて痛感。
1stアルバムの曲と思われる曲を挟んで、早々に「SECOND CHANCE」!
ブログに「サークルピットからの♪オオオーオオーオーオーオーが目に浮かびますね」といった要旨のことを書いた記憶がありますが、まさにその通りの空間が生まれます。
リフが刻まれるとともに生まれるサークルピット。
飛び込むワタシ。
心地よい疾走感に身を委ね、サビでは全員が立ち止まり「♪オオオーオオーオーオーオー」の大合唱。
そして再びピットが加速!
スラッシュ勢のスピード感とはまた異なるメロウで心地よいスピード感。高揚感がこみ上げてきます。
瞬間的な場内の熱狂度は二日間通して屈指だったのではないでしょうか。
ラストの曲ではバンドがWall of Deathを煽り、場内に大きな空洞ができ、そこから一気にWall of Deathへ!
・・と、いいたいところでしたが、煽ったわりには曲に爆発力が無かったから、飛びこんだものの「ん?いまじゃなかったっけ?(冷や汗)」的な空気に。
このウォールオブデスは蛇足だったかなぁ。
楽しかったけどね。
思っていた通り、いや、思っていた以上のパフォーマンスでした。
ところどころ知らない曲があったのは1stアルバムからの曲でしょうかね。
あ、新曲ってなことを言ってた気もするな。
いずれにしても改めてチェックせねば。
メンバーも若手とは思えないカリスマ感を醸しだし、まだまだこれからビッグになっていくであろうことを確信しましたよ。
彼らのことを知らなかった人も「あの ♪オオオーオオーオーオーオーの曲、スゲー!」と思ってくれたのではないでしょうかね。
Glamour of the Kill - Second Chance (Official Music Video)
メタルファンのみならず、この曲は聞いてほしい。と強く思います。
【the GazettE】
続いては、いろんな意味で話題となったヴィジュアル系 the GazettE。
ワタシのブログをご覧頂いてる方はご存じかもしれませんが、ワタシ自身は全くヴィジュアル系に抵抗はありません。
むしろ好きなバンドもいて「敬遠してるメタルファン、もったいないなー」と思ってるクチ。
事前にYoutubeで聞いた感じだと、ワタシの好みにドンピシャという感じではありませんでした。
どちらかというとディルアングレイのようなヘヴィネスを備えてるなーという印象。
そんなわけで、バンドのパフォーマンスへの期待半分、どんな客層なんだろうなーという興味本位半分で、ガゼット側ステージへ移動。
・・人、スカスカです。酷いスカスカっぷりです。
開演後、そのスカスカな中でカラフルな長髪をブルンブルン振り回すバンドギャルの方々。
靴を脱ぎ捨て、裸足でブルンブルンする姿は一種異様な光景。
「・・なんだかイソギンチャクが高速回転してるみたいだ」と思いました。
バンドのパフォーマンス自体は、実に安定感があります。
ヴォーカルはメロディを歌い上げるというよりは咆哮型と言っていいでしょうか。
その咆哮の中に漂う、ヴィジュアル系ならではの耽美感を漂わせる声色が苦手なメタルファンも多いかもしれません。
モダンなサウンドにこのヴォーカルスタイル。偏見を抜きにすれば悪くないと思うんですよね。
・・個人的好き嫌いは別にして。
ということで数曲聞いて、休憩へ向かいます。
バンドがというよりは、ファンのギャルの空気に圧倒されてしまって居心地が悪くなった感じでしたね。
休憩に向かう途中、指定席エリアでもドレッシーに着飾った女の子たちが立ち上がってブルンブルンと頭を振ってました。
なんか儀式みたいですね。あれ。
ゲートを出るときにMCが聞こえてきたので立ち止まってみる。
「なんでメタルフェスにヴィジュアル系が、と思ってる人もいるでしょう。
自分たちも、なんでここ呼ばれたのか・・よく分かりません。
けど、俺たちもここにいる皆さんと同じでメタルが大好きです。
今日はジャンルを越えて一緒に楽しんでいってください」
といった主旨のことを言ってたかな。
完全アウェイだった場内が一気にホームの空気へ一転。暖かい声援に包まれます。
メタルファン、なんという単純で愛すべき人種!
だが、それがいい!!
ビールを飲んで、終盤に再び戻ってみると・・・
7割近く埋まっているアリーナ!
巻き起こるサークルピット!
すっかり空気を変えてしまっているではありませんか!
それがMC効果によるものなのか、ホントに楽曲の魅力による加速なのかは分かりません。
が、間違いなく爪痕は残したと言えるでしょう。
賛否両論あると思いますが、個人的にはヴィジュアル系は(進んでプッシュはしないけど)アリ。ジャパメタと紙一重のところもあるし。
来年もヴィジュアル系枠があるのなら摩天楼オペラをお願いしますお願いしますお願いします。
the GazettE 『VORTEX』
:
:
:
ということで、いったんここまでで前半戦としましょうかね。
次は期待と不安のブラックメタルですよ。
心地よい足の痛みを抱えつつ迎えた二日目の話にまいりましょうかね。
前日のうちに物販は購入済だから、ボチボチと散歩気分で8時半くらいに現地へ到着。
・・先行物販、並んでない。前日のカオスはなんだったのか。
朝食をとって、入場列に並ぶ。
二日目も一日券&二日通し券、同じ列だ。
一番後方に並ぼうということで・・・列、短い。前日の半分くらいでしょうか。感覚的には。
並んでるときに「そういえば、半券を自分が持って、リストバンドを誰かに渡せば二人入れるのか?まさか。」といったことが脳裏をよぎりましたが・・
結果的には「二日通し券の人はリストバンドで入場」でした。
二日通し券で参戦する方、リストバンドの紛失には気をつけてくださいね。
ってことで、二日通し券はリストバンド見せるだけだから、スムーズに入場。
二日目はドリンクチケットありませんね。
とりあえずレコード会社ブースを見て、ボチボチとアリーナへ。
・・まだ10時前だ。昨日はオープニングアクトが10時からだったけど、普通は10:30からだ。
ということで、とりあえず GLAMOUR OF THE KILL を見据えて、ARION のアリーナで座って待機。
二日目、開始です!
【ARION】
毎年恒例、MCのサッシャが「STRATOVARIUSの弟」って話してましたね。
「ん?弟分、じゃなくて?」と思いましたが、帰ってから調べてみたら本当に実弟がいるんですね。
マティアス・クピアイネンの実弟がドラムだそうです。
ってことでフィンランド出身の若手です。
以前フィンランドフェスに参加した際には「学園祭レベル」と揶揄されていましたが果たして・・・
音楽性はSTRATOVARIUSをイメージすると肩すかしかもしれません。
北欧メロディアスハードを基盤に、ときおりシンフォニックかつパワーメタリックな要素が顔を出します。
バッキングサウンドは、そこそこ安定しているのではないでしょうか。
サウンド的にもワタシの好みということもあり、好印象です。
が、ヴォーカルが苦しい気がします。
とにかく「全力で頑張ってます!」感が漂っていて「いやいや、そんなに無理しなくても」と思ってしまいます。
体調が悪いだけなのか、曲が彼に合っていないのか、彼がまだそのレベルなのか。
とはいえ、STRATOVARIUSのティモ・コティペルトも、SONATA ARCTICAのトニー・カッコも最初は微妙だった。
(そして、その「微妙」感がB級メロスピ愛好家のココロを刺激するわけですが)
まだまだこれから成長してくれると思います。
ラスト前に披露された曲の中間インストパートでは、劇的&シンフォニックなアレンジにライティング効果も相まって、全身が鳥肌に包まれました。
こういったポテンシャルは秘めている。
これからに期待したいバンドですね。覚えておきますよ。
Arion - Burn Your Ship この路線で行ってほしいものですね。
【PERIPHERY】
こちらは全く予習ナシ。
アメリカ出身のモダンメタルコアバンドらしい、ということで軽くYOUTUBEをチェックした程度。
雰囲気としてはLOUDPARK11のAUGUST BURNS REDをイメージしつつ、反対側ステージでマッタリと。
いやー、素晴らしかったと思います。
演奏、タイト。
音、クリア。
ヴォーカル、パワフル。
よく見ると、フロントに楽器隊が4人。
トリプルギター編成でしょうかね。
実に華やかさがあります。
ワタシの好きなタイプの音楽ではありませんが、モダンヘヴィネスをテクニカルに紡いでいく様は見るものを惹きつけます。
前方アリーナもずいぶんギッシリ。
あまり知らないバンドでしたが根強いファンが多いのでしょう。
そしてそのファン、さらにはワタシのような無知のメタルファンにもアピールできたと思います。
ただ、こういうスタイルのバンドってデカいハコよりもライブハウスのほうが真価を発揮しそうだな、と感じました。
その圧倒的ステージを経て、いよいよ待望の GLAMOUR OF THE KILL !!
Periphery - Make Total Destroy (Official Video)
【GLAMOUR OF THE KILL】
イギリス出身。
BULLET FOR MY VALENTINEのような攻撃性をベースに、キャッチーなコーラス。
まだアルバム2枚の若手ですが、期待のホープですね。
以前このブログで書いたかもしれいけど、ワタシは最新作でこのバンドに出会い、一気に引きこまれました。
特に名曲「SECOND CHANCE」は圧倒的インパクトを残してくれました。
その期待のホープのパフォーマンス。楽しみです!
最新アルバム通り「BREAK」からスタート。
この曲はややヘヴィな印象が強い曲。ワタシが彼らに感じる魅力とは少し離れた曲ではありますが、ヘヴィなグルーヴに乗せて場内は早くも一体化。
ライブ向きな曲だなと改めて痛感。
1stアルバムの曲と思われる曲を挟んで、早々に「SECOND CHANCE」!
ブログに「サークルピットからの♪オオオーオオーオーオーオーが目に浮かびますね」といった要旨のことを書いた記憶がありますが、まさにその通りの空間が生まれます。
リフが刻まれるとともに生まれるサークルピット。
飛び込むワタシ。
心地よい疾走感に身を委ね、サビでは全員が立ち止まり「♪オオオーオオーオーオーオー」の大合唱。
そして再びピットが加速!
スラッシュ勢のスピード感とはまた異なるメロウで心地よいスピード感。高揚感がこみ上げてきます。
瞬間的な場内の熱狂度は二日間通して屈指だったのではないでしょうか。
ラストの曲ではバンドがWall of Deathを煽り、場内に大きな空洞ができ、そこから一気にWall of Deathへ!
・・と、いいたいところでしたが、煽ったわりには曲に爆発力が無かったから、飛びこんだものの「ん?いまじゃなかったっけ?(冷や汗)」的な空気に。
このウォールオブデスは蛇足だったかなぁ。
楽しかったけどね。
思っていた通り、いや、思っていた以上のパフォーマンスでした。
ところどころ知らない曲があったのは1stアルバムからの曲でしょうかね。
あ、新曲ってなことを言ってた気もするな。
いずれにしても改めてチェックせねば。
メンバーも若手とは思えないカリスマ感を醸しだし、まだまだこれからビッグになっていくであろうことを確信しましたよ。
彼らのことを知らなかった人も「あの ♪オオオーオオーオーオーオーの曲、スゲー!」と思ってくれたのではないでしょうかね。
Glamour of the Kill - Second Chance (Official Music Video)
メタルファンのみならず、この曲は聞いてほしい。と強く思います。
【the GazettE】
続いては、いろんな意味で話題となったヴィジュアル系 the GazettE。
ワタシのブログをご覧頂いてる方はご存じかもしれませんが、ワタシ自身は全くヴィジュアル系に抵抗はありません。
むしろ好きなバンドもいて「敬遠してるメタルファン、もったいないなー」と思ってるクチ。
事前にYoutubeで聞いた感じだと、ワタシの好みにドンピシャという感じではありませんでした。
どちらかというとディルアングレイのようなヘヴィネスを備えてるなーという印象。
そんなわけで、バンドのパフォーマンスへの期待半分、どんな客層なんだろうなーという興味本位半分で、ガゼット側ステージへ移動。
・・人、スカスカです。酷いスカスカっぷりです。
開演後、そのスカスカな中でカラフルな長髪をブルンブルン振り回すバンドギャルの方々。
靴を脱ぎ捨て、裸足でブルンブルンする姿は一種異様な光景。
「・・なんだかイソギンチャクが高速回転してるみたいだ」と思いました。
バンドのパフォーマンス自体は、実に安定感があります。
ヴォーカルはメロディを歌い上げるというよりは咆哮型と言っていいでしょうか。
その咆哮の中に漂う、ヴィジュアル系ならではの耽美感を漂わせる声色が苦手なメタルファンも多いかもしれません。
モダンなサウンドにこのヴォーカルスタイル。偏見を抜きにすれば悪くないと思うんですよね。
・・個人的好き嫌いは別にして。
ということで数曲聞いて、休憩へ向かいます。
バンドがというよりは、ファンのギャルの空気に圧倒されてしまって居心地が悪くなった感じでしたね。
休憩に向かう途中、指定席エリアでもドレッシーに着飾った女の子たちが立ち上がってブルンブルンと頭を振ってました。
なんか儀式みたいですね。あれ。
ゲートを出るときにMCが聞こえてきたので立ち止まってみる。
「なんでメタルフェスにヴィジュアル系が、と思ってる人もいるでしょう。
自分たちも、なんでここ呼ばれたのか・・よく分かりません。
けど、俺たちもここにいる皆さんと同じでメタルが大好きです。
今日はジャンルを越えて一緒に楽しんでいってください」
といった主旨のことを言ってたかな。
完全アウェイだった場内が一気にホームの空気へ一転。暖かい声援に包まれます。
メタルファン、なんという単純で愛すべき人種!
だが、それがいい!!
ビールを飲んで、終盤に再び戻ってみると・・・
7割近く埋まっているアリーナ!
巻き起こるサークルピット!
すっかり空気を変えてしまっているではありませんか!
それがMC効果によるものなのか、ホントに楽曲の魅力による加速なのかは分かりません。
が、間違いなく爪痕は残したと言えるでしょう。
賛否両論あると思いますが、個人的にはヴィジュアル系は(進んでプッシュはしないけど)アリ。ジャパメタと紙一重のところもあるし。
来年もヴィジュアル系枠があるのなら摩天楼オペラをお願いしますお願いしますお願いします。
the GazettE 『VORTEX』
:
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ということで、いったんここまでで前半戦としましょうかね。
次は期待と不安のブラックメタルですよ。
2014年10月27日
鋼鉄の宴14~1日目終盤戦
さて、さらに続くラウドパーク14の雑感。(しかもまだ初日)
いよいよ本来であればMANOWARが登場していたはずの後半戦。
大好きなバンドが続々ですよ!ってことは、さらに長文の予感ですよ。
【RAGE】
意外なことに(?)、フェス初参戦のRAGE。
RAGEのステージを見るにあたり、直前まで迷いました。
昔から大好きなRAGEを目の前で見るか。
それとも以前のライブが圧倒的に楽しかった次のDRAGONFORCEのサークルピットに飛び込むか。
悩んだ結果、「RAGEはできるだけ隣のステージから近いところで見て、DRAGONFORCEをアリーナで楽しむ」ということにしました。
さて、これが吉とでるか凶とでるか・・・
登場したピーヴィーを見て「・・またデカくなったな」と思い。
登場したヴィクターを見て「・・またイケメンになったな」と思い。
スキンヘッドで貫祿がついていくヴォーカル、どんどんキュート(というと語弊があるけど、分かってもらえるんじゃないかな)になっていくギターという姿にキスケ&カイをイメージしてしまうのはワタシだけではないでしょう。
RAGEといえば、ワタシ個人のヘヴィメタル史を語るにあたって(いや、語る必要もないけど)、絶対外せないバンドだ。
メンバーが代わり、音が変化してもずっと大好きだ。
・・どちらかというと、中期あたりが好きだけど。
今となっては信じてもらえないかもしれないけど、ピーヴィもイケメンだったのだ。バンダナ巻いたりして(以下、長くなるので略)
オープニングの「Carved in Stone」を経て、RAGEの歴史の中でも指折りに好きな、そしていつもカラオケで歌う「Sent by the Devil」へ!
ややテンポは遅めだし、アルバムでメロディの背後に流れる美しいアレンジもないし、後半をカットしたりしたけど、アドレナリンが充満するには充分だ。
その後ヴィクター時代の名曲「War of Worlds」を経て、中期の代表曲「Enough Is Enough」へ!
この曲を初めて聞いたとき、当時の時代背景&流行もあってか「なんだかリンドバーグ(J-POPのね)みたいなリフのオープニングだな」と思って微妙な感覚だったけど、今になれば実にキャッチーでいい曲だ。
そしてさらに「Refuge」へ!
一番大好きなアルバムからの、大好きな曲だ。
まさかこの曲をやってくれるとは・・・スクリーンに映し出された映像では、まさかのサークルピットが発生している。
やっぱRAGEのステージにいれば良かった!
さらには「Don't Fear the Winter」まで!
これまた初期の名曲だ。その当時は青臭かったが、今、改めて再現されると・・やっぱり曲や歌詞は青臭いけど、それは貫祿でカバー。
ピーヴィーの「イチ!ニ!サン!シ」からの「ドンチューフィーザウィンター!!」は盛り上がったよね。
そして定番の「Higher Than the Sky」。これまたいつもカラオケで歌う曲です。
なんだか「あー、これで終わりかー」と思う曲ですね。
今日はとくに「なんだよ!もう終わりかよ!」と思ってしまいました。
大好きなバンドのライブってのはアッというまですね。
いつも通り、サビの大合唱を煽り(実はこの煽りはあまり好きじゃないんですけどね)、大団円で終了。
いやー、思い入れ補正抜きにしても素晴らしかったのではないでしょうか。
セットリストも新旧織りまぜて、オールドファンも一見さんも唸る内容だったと思います。
「Invisible Horizons」はやってない、「Firestorm」もやってない、そこまで幅広くやるなら「Suicide」も頼むよ、と言いたいことはたくさんありますが、まぁこの流れであれば仕方ないでしょう。
終わってから改めて「単独も見たいな」と思ったのですが・・・かれこれどのくらい彼らの単独を見ていないんだろう。
やっぱりRAGE大好きだな。
そして「あー、RAGEいたねー。懐かしいねー」って人にも素晴らしさを再認識してもらえたのではないでしょうか。
このパフォーマンスをキッカケに再評価されるとウレシイですね。
Rage - Sent By The Devil
ライブはちょいスピード落としてるけど、アルバムバージョンは至高。
【DRAGONFORCE】
大好きなRAGEを差し置いて優先したDRAGONFORCE。
なんといってもLOUDPARK12での圧倒的なパフォーマンスと、その楽しいテンションが激しく記憶に刻まれています。
その記憶のアドレナリンが開幕前から脳内を埋めつくし、期待でパンパンに膨らんでいきます。
そのアドレナリンの中、お客さまから電話が。
もうアリーナのド真ん中にいるし。ギュウギュウだから移動できないし。始まっちゃうし。
ココロを鬼にして、「あとでかけますごめんなさいごめんなさいごめんなさい」と念仏のように唱えつつ・・・
スマホの電源を切ってしまいました。
ホントごめんなさい。終わったら電話しますので。
オープニングは最新作から。
アリーナ中盤に位置取ったワタシの横で早くもサークルピットが発生します。
ワタシもサークルピットに飛び込みたい。
けど、別にそれが目的じゃない。アドレナリンが出まくって、その衝動を抑えられなくなったときにピットに合流する。
そういう意味ではまだそこまで達していない。
冷静にそのピットをスルーします。
ステージに目を向けると、ヴォーカルのマークの声がいまいちキレていないように感じます。
そしてなんだかテンションが低く感じるのは気のせいでしょうか。
そしてさらに気になるのは「イケメンハーマン」こと、ハーマン・リがアップで映し出されたとき。
前方の頭髪が薄い!(というか、ハゲあがってきてる)
さらに、そのハゲてるゾーンののごく一部だけ毛根が生き残ったのか、そのごく一部から伸びている長髪。
なんだこの不自然はハゲかた。
「いやいや、そんなハズないだろ。目の錯覚だろ」
再び映し出される。
「・・いやいや、んなわけぁない」
再び映し出される。
「・・やっぱり・・そうなのか・・どうやったらこうなるんだ・・」
とココロここにあらず、な状態に陥ります。
続いて「Fury of the Storm」。ここでもサークルピット発生。
が、ワタシはマークのパフォーマンスとハーマンの毛髪が気になって落ち着かない。
好きな曲だけど、まだまだこの先があるはず!
と思って、ここでのサークルもスルー。
そしてなんと初期の名曲「Black Winter Night」!
・・ココで気づいたけど(遅い)、なんか音のバランスが悪い。大好きな曲だからこそ、それが気になって仕方ない。
そんなわけで、ここもサークルスルー。
いい曲なんだけどなー。
途中、ややミドルな曲も挟み、「なるほどー。ライブでこうした小休止的に使える曲も増えてきたなー」と感心してみたりする。
かれこれしてるうちに、マークが「ラスト2曲!」というアナウンス。
おいおい、まだサークルピット入ってないよ。
まだまだ楽しみ足りないよ。
と思ってる中。あの名曲「Through the Fire and Flames」へ!
当然、ウォールオブデスに向けて、大きな空間ができあがる。
ワタシもその中で準備する。
そして「♪ニャラララニャララララー、ジャッジャッジャッ!」からの一気の高速リフへ!
ビッグなウォールオブデスが!・・と思ったら、先走ってサークルを作り出す人が続出して、サークルだかウォールオブデスだかわからないグダグダの状態に。
その後のサークルもやや小さめ。
なんだろ・・2012年とはちょっと雰囲気違ったね。
ラストはこれまたファーストアルバムからの名曲「Valley of the Damned」。
ここではようやく無心にサークルピットに入ることができました。
やっぱり初期の曲、大好きです。はい。
結果的に「準トリ」という立場になったDRAGONFORCE。
デビュー当時に「一生ツーバス踏んでろ(笑)」「ピロピロ(笑)」「厨二(笑)」と叩かれたことを思えば、「あー、(日本だけとはいえ)ここまできたかー」という思い。
そしてそれに相反するように「まだまだ準トリって器じゃないな」と思いました。
DRAGONFORCEにはこの路線を貫いてほしいし、それを貫いてる間は「トリ」といった存在までたどり着くのは難しいかもしれない。
けど、それでいいと思うのだ。
その頑なな思いをファンは応援しつづけると思う。
そういや、マークを始めとしたメンバーはカンペを用意したりしてやたら日本語でしゃべろうと努力してました。
何言ってるかよくわからないとこもあったけど。
日本語を期待してたのに英語だったマーティーのことを思い出して「なんだか面白いもんだなー」と思って聞いてましたよ。
そして・・ハーマン、がんばれ。(いろいろ)
あ、「Heroes Of Our Time」を期待してたんだけど、やってくれなかったよ(涙)。
DragonForce - Through the Fire and Flames (Live at Loud Park 2012)
やっぱこのときのほうが盛り上がってるよなー。楽しかったもんなー。
【ARCH ENEMY】
MANOWARのキャンセルに伴い、繰り上げでヘッドライナーになったARCH ENEMY。
日本での人気という意味では、充分にそれに値するのではないでしょうか。
今までの看板だったアンジェラがバックヤードに回り、そして新たにTHE AGONISTのアリッサを迎えてのステージ。
いろんな意味で期待が高まるステージです。
・・が、DRAGONFORCEのときに強制電源オフしてたお客様からの電話対応がある。
始まる前に解決を・・・ということで、場外へ。
電源を投入してみると、あるわあるわ不在着信履歴。
そして電話対応が終わってアリーナへ駆けつけてみると・・・
このメロディ、「Enemy Within」じゃねーか!
ワタシがARCH ENEMYで一番好きな曲。
前回のラウパで聞きたかったけど聞けなかった曲。
その曲、しかもアンジェラ時代の最初の曲を、アリッサの最初の曲に選ぶとは!
なんというセンスのいいチョイス・・とかって感心してる場合じゃない。
飛び込んだときには、もうラスト1コーラス。
くそー、なんてこった!
その後も代表曲を連発。
やっぱりキラーチューンをたくさん持ってるバンドは強い。
そしてドラムセットの前に配置されたフラッグがカッコイイ!(ライブと直接的には関係ないけど、けっこうこういう演出大事です)
新加入のアリッサのヴォーカルは、アンジェラと比べても遜色ありません。
どちらがどうということではなく、どちらも素晴らしい。
敢えて比較するなら、アリッサの方が太くて(声が、ね)、ストロングな印象があります。
この太さはARCH ENEMYのサウンドをスケールアップするのに助力していると思いますね。
このスケールアップを一番喜んで安堵しているのはアンジェラなんじゃないかなーと思いました。
ラストには定番の「Nemesis」。圧倒的な盛り上がりを見せてくれました。
ステージでのパフォーマンス、存在感という意味でも全く問題なし。
新生ARCH ENEMYとしての新たなスタートは好意的に受け止められたことでしょう。
ここからは個人的な意見になりますが・・・
以前書いたかもしれませんが、アンジェラのライブはちょっとマンネリ化していたような気がします。
最初の頃にあった「このスタイルの美女が、この声か!」という驚きも含めたアドバンテージは徐々に薄れていきました。
そういった中でのヴォーカルチェンジ。
今回のライブを見て、改めて実にいいタイミングで、いいヴォーカルを見つけてきたなと思いました。
それもあって、新作は新鮮に感じられた=好意的に迎えられたのだと思います。
ARCH ENEMYがトリか・・と思うと、いまだに微妙なキモチがあるのは事実ですが、結果的にはその重責を果たしてくれたのではないでしょうか。
Arch Enemy - War Eternal (Live GlavClub, Moscow 2014 09 27)
(アリッサになってからのライブ映像、まだ少ないね)
ということで、初日は「NEMESIS」で「あー、終わったよ」という心地よい空気で満たされました。
・・しかしこのあとにMANOWARがあったかと思うと悔やんでも悔やみきれない。
急遽トリのキャンセルがあったこともあり、21:00頃には終了という異例の早さでしたね。
:
:
:
ということで、初日のベストアクト(いや、アクトレスというべきか?)はBATTLE BEAST。
RAGEも素晴らしかった!
初日のベストチューンはRAGEの「REFUGE」で。
さ、ここまでで充分長くなってるわけですが、今回は二日目もあるんですよ。
興味がある方だけついてきて頂けるとありがたいですよ。
いよいよ本来であればMANOWARが登場していたはずの後半戦。
大好きなバンドが続々ですよ!ってことは、さらに長文の予感ですよ。
【RAGE】
意外なことに(?)、フェス初参戦のRAGE。
RAGEのステージを見るにあたり、直前まで迷いました。
昔から大好きなRAGEを目の前で見るか。
それとも以前のライブが圧倒的に楽しかった次のDRAGONFORCEのサークルピットに飛び込むか。
悩んだ結果、「RAGEはできるだけ隣のステージから近いところで見て、DRAGONFORCEをアリーナで楽しむ」ということにしました。
さて、これが吉とでるか凶とでるか・・・
登場したピーヴィーを見て「・・またデカくなったな」と思い。
登場したヴィクターを見て「・・またイケメンになったな」と思い。
スキンヘッドで貫祿がついていくヴォーカル、どんどんキュート(というと語弊があるけど、分かってもらえるんじゃないかな)になっていくギターという姿にキスケ&カイをイメージしてしまうのはワタシだけではないでしょう。
RAGEといえば、ワタシ個人のヘヴィメタル史を語るにあたって(いや、語る必要もないけど)、絶対外せないバンドだ。
メンバーが代わり、音が変化してもずっと大好きだ。
・・どちらかというと、中期あたりが好きだけど。
今となっては信じてもらえないかもしれないけど、ピーヴィもイケメンだったのだ。バンダナ巻いたりして(以下、長くなるので略)
オープニングの「Carved in Stone」を経て、RAGEの歴史の中でも指折りに好きな、そしていつもカラオケで歌う「Sent by the Devil」へ!
ややテンポは遅めだし、アルバムでメロディの背後に流れる美しいアレンジもないし、後半をカットしたりしたけど、アドレナリンが充満するには充分だ。
その後ヴィクター時代の名曲「War of Worlds」を経て、中期の代表曲「Enough Is Enough」へ!
この曲を初めて聞いたとき、当時の時代背景&流行もあってか「なんだかリンドバーグ(J-POPのね)みたいなリフのオープニングだな」と思って微妙な感覚だったけど、今になれば実にキャッチーでいい曲だ。
そしてさらに「Refuge」へ!
一番大好きなアルバムからの、大好きな曲だ。
まさかこの曲をやってくれるとは・・・スクリーンに映し出された映像では、まさかのサークルピットが発生している。
やっぱRAGEのステージにいれば良かった!
さらには「Don't Fear the Winter」まで!
これまた初期の名曲だ。その当時は青臭かったが、今、改めて再現されると・・やっぱり曲や歌詞は青臭いけど、それは貫祿でカバー。
ピーヴィーの「イチ!ニ!サン!シ」からの「ドンチューフィーザウィンター!!」は盛り上がったよね。
そして定番の「Higher Than the Sky」。これまたいつもカラオケで歌う曲です。
なんだか「あー、これで終わりかー」と思う曲ですね。
今日はとくに「なんだよ!もう終わりかよ!」と思ってしまいました。
大好きなバンドのライブってのはアッというまですね。
いつも通り、サビの大合唱を煽り(実はこの煽りはあまり好きじゃないんですけどね)、大団円で終了。
いやー、思い入れ補正抜きにしても素晴らしかったのではないでしょうか。
セットリストも新旧織りまぜて、オールドファンも一見さんも唸る内容だったと思います。
「Invisible Horizons」はやってない、「Firestorm」もやってない、そこまで幅広くやるなら「Suicide」も頼むよ、と言いたいことはたくさんありますが、まぁこの流れであれば仕方ないでしょう。
終わってから改めて「単独も見たいな」と思ったのですが・・・かれこれどのくらい彼らの単独を見ていないんだろう。
やっぱりRAGE大好きだな。
そして「あー、RAGEいたねー。懐かしいねー」って人にも素晴らしさを再認識してもらえたのではないでしょうか。
このパフォーマンスをキッカケに再評価されるとウレシイですね。
Rage - Sent By The Devil
ライブはちょいスピード落としてるけど、アルバムバージョンは至高。
【DRAGONFORCE】
大好きなRAGEを差し置いて優先したDRAGONFORCE。
なんといってもLOUDPARK12での圧倒的なパフォーマンスと、その楽しいテンションが激しく記憶に刻まれています。
その記憶のアドレナリンが開幕前から脳内を埋めつくし、期待でパンパンに膨らんでいきます。
そのアドレナリンの中、お客さまから電話が。
もうアリーナのド真ん中にいるし。ギュウギュウだから移動できないし。始まっちゃうし。
ココロを鬼にして、「あとでかけますごめんなさいごめんなさいごめんなさい」と念仏のように唱えつつ・・・
スマホの電源を切ってしまいました。
ホントごめんなさい。終わったら電話しますので。
オープニングは最新作から。
アリーナ中盤に位置取ったワタシの横で早くもサークルピットが発生します。
ワタシもサークルピットに飛び込みたい。
けど、別にそれが目的じゃない。アドレナリンが出まくって、その衝動を抑えられなくなったときにピットに合流する。
そういう意味ではまだそこまで達していない。
冷静にそのピットをスルーします。
ステージに目を向けると、ヴォーカルのマークの声がいまいちキレていないように感じます。
そしてなんだかテンションが低く感じるのは気のせいでしょうか。
そしてさらに気になるのは「イケメンハーマン」こと、ハーマン・リがアップで映し出されたとき。
前方の頭髪が薄い!(というか、ハゲあがってきてる)
さらに、そのハゲてるゾーンののごく一部だけ毛根が生き残ったのか、そのごく一部から伸びている長髪。
なんだこの不自然はハゲかた。
「いやいや、そんなハズないだろ。目の錯覚だろ」
再び映し出される。
「・・いやいや、んなわけぁない」
再び映し出される。
「・・やっぱり・・そうなのか・・どうやったらこうなるんだ・・」
とココロここにあらず、な状態に陥ります。
続いて「Fury of the Storm」。ここでもサークルピット発生。
が、ワタシはマークのパフォーマンスとハーマンの毛髪が気になって落ち着かない。
好きな曲だけど、まだまだこの先があるはず!
と思って、ここでのサークルもスルー。
そしてなんと初期の名曲「Black Winter Night」!
・・ココで気づいたけど(遅い)、なんか音のバランスが悪い。大好きな曲だからこそ、それが気になって仕方ない。
そんなわけで、ここもサークルスルー。
いい曲なんだけどなー。
途中、ややミドルな曲も挟み、「なるほどー。ライブでこうした小休止的に使える曲も増えてきたなー」と感心してみたりする。
かれこれしてるうちに、マークが「ラスト2曲!」というアナウンス。
おいおい、まだサークルピット入ってないよ。
まだまだ楽しみ足りないよ。
と思ってる中。あの名曲「Through the Fire and Flames」へ!
当然、ウォールオブデスに向けて、大きな空間ができあがる。
ワタシもその中で準備する。
そして「♪ニャラララニャララララー、ジャッジャッジャッ!」からの一気の高速リフへ!
ビッグなウォールオブデスが!・・と思ったら、先走ってサークルを作り出す人が続出して、サークルだかウォールオブデスだかわからないグダグダの状態に。
その後のサークルもやや小さめ。
なんだろ・・2012年とはちょっと雰囲気違ったね。
ラストはこれまたファーストアルバムからの名曲「Valley of the Damned」。
ここではようやく無心にサークルピットに入ることができました。
やっぱり初期の曲、大好きです。はい。
結果的に「準トリ」という立場になったDRAGONFORCE。
デビュー当時に「一生ツーバス踏んでろ(笑)」「ピロピロ(笑)」「厨二(笑)」と叩かれたことを思えば、「あー、(日本だけとはいえ)ここまできたかー」という思い。
そしてそれに相反するように「まだまだ準トリって器じゃないな」と思いました。
DRAGONFORCEにはこの路線を貫いてほしいし、それを貫いてる間は「トリ」といった存在までたどり着くのは難しいかもしれない。
けど、それでいいと思うのだ。
その頑なな思いをファンは応援しつづけると思う。
そういや、マークを始めとしたメンバーはカンペを用意したりしてやたら日本語でしゃべろうと努力してました。
何言ってるかよくわからないとこもあったけど。
日本語を期待してたのに英語だったマーティーのことを思い出して「なんだか面白いもんだなー」と思って聞いてましたよ。
そして・・ハーマン、がんばれ。(いろいろ)
あ、「Heroes Of Our Time」を期待してたんだけど、やってくれなかったよ(涙)。
DragonForce - Through the Fire and Flames (Live at Loud Park 2012)
やっぱこのときのほうが盛り上がってるよなー。楽しかったもんなー。
【ARCH ENEMY】
MANOWARのキャンセルに伴い、繰り上げでヘッドライナーになったARCH ENEMY。
日本での人気という意味では、充分にそれに値するのではないでしょうか。
今までの看板だったアンジェラがバックヤードに回り、そして新たにTHE AGONISTのアリッサを迎えてのステージ。
いろんな意味で期待が高まるステージです。
・・が、DRAGONFORCEのときに強制電源オフしてたお客様からの電話対応がある。
始まる前に解決を・・・ということで、場外へ。
電源を投入してみると、あるわあるわ不在着信履歴。
そして電話対応が終わってアリーナへ駆けつけてみると・・・
このメロディ、「Enemy Within」じゃねーか!
ワタシがARCH ENEMYで一番好きな曲。
前回のラウパで聞きたかったけど聞けなかった曲。
その曲、しかもアンジェラ時代の最初の曲を、アリッサの最初の曲に選ぶとは!
なんというセンスのいいチョイス・・とかって感心してる場合じゃない。
飛び込んだときには、もうラスト1コーラス。
くそー、なんてこった!
その後も代表曲を連発。
やっぱりキラーチューンをたくさん持ってるバンドは強い。
そしてドラムセットの前に配置されたフラッグがカッコイイ!(ライブと直接的には関係ないけど、けっこうこういう演出大事です)
新加入のアリッサのヴォーカルは、アンジェラと比べても遜色ありません。
どちらがどうということではなく、どちらも素晴らしい。
敢えて比較するなら、アリッサの方が太くて(声が、ね)、ストロングな印象があります。
この太さはARCH ENEMYのサウンドをスケールアップするのに助力していると思いますね。
このスケールアップを一番喜んで安堵しているのはアンジェラなんじゃないかなーと思いました。
ラストには定番の「Nemesis」。圧倒的な盛り上がりを見せてくれました。
ステージでのパフォーマンス、存在感という意味でも全く問題なし。
新生ARCH ENEMYとしての新たなスタートは好意的に受け止められたことでしょう。
ここからは個人的な意見になりますが・・・
以前書いたかもしれませんが、アンジェラのライブはちょっとマンネリ化していたような気がします。
最初の頃にあった「このスタイルの美女が、この声か!」という驚きも含めたアドバンテージは徐々に薄れていきました。
そういった中でのヴォーカルチェンジ。
今回のライブを見て、改めて実にいいタイミングで、いいヴォーカルを見つけてきたなと思いました。
それもあって、新作は新鮮に感じられた=好意的に迎えられたのだと思います。
ARCH ENEMYがトリか・・と思うと、いまだに微妙なキモチがあるのは事実ですが、結果的にはその重責を果たしてくれたのではないでしょうか。
Arch Enemy - War Eternal (Live GlavClub, Moscow 2014 09 27)
(アリッサになってからのライブ映像、まだ少ないね)
ということで、初日は「NEMESIS」で「あー、終わったよ」という心地よい空気で満たされました。
・・しかしこのあとにMANOWARがあったかと思うと悔やんでも悔やみきれない。
急遽トリのキャンセルがあったこともあり、21:00頃には終了という異例の早さでしたね。
:
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ということで、初日のベストアクト(いや、アクトレスというべきか?)はBATTLE BEAST。
RAGEも素晴らしかった!
初日のベストチューンはRAGEの「REFUGE」で。
さ、ここまでで充分長くなってるわけですが、今回は二日目もあるんですよ。
興味がある方だけついてきて頂けるとありがたいですよ。
2014年10月24日
鋼鉄の宴14~1日目中盤戦
さて、前回に引き続いてラウドパーク14、初日の雑感の続きですよ。
ビールを補給して、続いては日本が誇る大御所から!
【LOUDNESS】
日本が世界に誇るメタルバンド、ラウドネス。
・・実はあまり思い入れがないんですよね。
一番好きなのはマイク・ヴェセーラが歌っていた「SOLDIER OF FORTUNE」というレベル。
とはいえ、なかなかこういったステージで見ることはないので楽しみですね。
開演後、まず「音、デケぇ!」と直感的に感じました。
が、デカいにも関わらず、それが苦痛じゃない。
実にキレいに音が分離されており、それぞれの音がダイレクトに伝わってくるのです。
ヴォーカルの声も直線的に届いてきます。
二井原実の声は、ハイトーンとかメタリックな声色ではありませんが、質実剛健。
オトコがオトコに憧れる声だなと思いましたね。
曲は奇をてらうことなく、あくまで正統派。
このまっすぐすぎる正統派っぷりが、ワタシがLOUDNESSに惹かれなかった要因でもあるのですが、ライブで見ると実に手堅く好印象。
高崎晃のギターも存在感バツグン。
ベースの山下昌良は前述の通り仮面女子でバックバンドを努めたこともあり、途中で仮面女子のマスクを装着して演奏するオチャメな一面も見せてくれました。
後半にはワタシも聞いたことのある全盛期の有名どころを立て続けに繰り出し、一気にオーディエンスを引きこんで行きました。
残念ながらワタシの聞きたかった「SOLDIER OF FORTUNE」は披露されませんでしたが、それでも充分に素晴らしさを感じることができましたよ。
やっぱり海外のバンドからも尊敬されるニホンの宝であるなぁと実感しました。
Loudness - S.D.I (live)
【SOILWORK】
スウェーデン出身、メロディックデスメタル・・というよりは、モダンなエクストリームメタル的な色合いが強いでしょうかね。
根強いファンを持つバンドだけに、待望の参戦ということになりましたね。
あ、そうそう。
ヴァンデンバーグで休憩から戻ってから、後方のアリーナでマッタリ見てましてね。
SOILWORKもその位置で見てましたよ。
それほど思い入れがあるわけはないのですが、数枚聞いてわりと好印象だったので楽しみなところですね。
・・が。
音が悪い。なんだか各パートがゴッチャになってカタマリでぶつかってくるような感覚。
直前がLOUDNESSの素晴らしい音だっただけに、余計に気になります。
曲が始まって「?」の状態から、サビで辛うじて「あー、あの曲か」と判断できるような感じでしたね。
(このあたりはワタシの思い入れレベルもあるのでご容赦)
とはいえ、この音のカタマリがもともとデカい音だったこともあって音圧となって襲いかかってくるから、モッシャーにとっては最適だったことでしょう。
スクリーンに映し出されるサークルピットは音の善し悪しとは関係なくその音圧に溺れているようでした。
それでも徐々に回復していき、ラストは名曲「Stabbing the Drama」でシメ。
さすがにワタシも後方ステージ「おー!」で立ち上がってましたね。
以前、同系統(と言っていいよね?)のIN FLAMESがその日のベストアクト!という圧巻のステージだっただけに、SOILWORKにもそのレベルを期待してました。
その期待の高さもあってか、「もう少しできたような気がするなー」という、やや不完全燃焼の印象でした。
Soilwork-Stabbing the Drama live at wacken 2006 HQ
【AMARANTHE】
AMARANTHEをLOUDPARKで見たのは対面ステージだったから2011年でしたかね。
エリーセ嬢の実にキュートな佇まい(と、ピッチピチのレザーの服)、そして残念な音響が印象に残ったステージでした。
3年ぶりに見る彼女たちの姿は・・・
オープニングまもなく感じたことは「おー、垢抜けてる!」ということ。
表情、パフォーミングも含めて、以前の「今から日本で売り出そうとしている、プッシュされてるバンド」といったムードからは脱却し、完全にバンドとして成熟してきた雰囲気を漂わせています。
音響は・・まだ「抜群!」とは言えませんが、とりあえず問題ないレベルかなと感じました。
どうしても注目のマトになってしまうエリーセ嬢ですが・・今回もレザーですよ!
レザーですよ!(大事なことなので2回言いました)
そして今回はレザーでミニスカート的なワンピースのようなものでしたよ!
ミニスカートですよ!(大事なことなので2回言いました)
さらにはそのスカートから見え隠れする(というか、ハッキリ露出している)足が美しい。
いや、足が美しいだけでなく、その佇まいが美しい。
「なんだかすごく立ってる姿が美しく見えるな・・」と思って見とれてしまいましたよ。
これは別に下心ではなく(まぁ、そういう要素があったのは否定しませんが)、女性から見ても同じように映ったんじゃないかなー。
以前の「日本でこの舞台に立ててハッピー!」なオーラだけでなく(いや、これはこれで魅力的だったのですが)、自信に満ちた立ち振る舞い。
すっかりバンドとして成長してきてるなーと思いましたよ。
そしてAMARANTHEといえばエリーセ嬢、デスヴォイス(男)、クリーンヴォイス(男)のトリプルボーカルが特徴。
どうやらデスヴォイス担当がメンバーチェンジしたようですが、その影響は全く感じません。
この三つ巴のせめぎ合いがこのバンドの魅力ですね。
ただ、三人いるとどうしてもそれぞれの「歌わない時間、他の人が歌ってる時間」が増えるわけで、やはりその「手持ち無沙汰」感は多少見え隠れします。
以前の来日時には強力にプッシュしてた感のある「HANGER」、そして「1,000,000 LIGHTYEARS」あたりを序盤に固めてきたところに今それに頼ることない自信がハッキリと見えてきます。
その自信の通り、彼女たちのエレクトリカル&メロディアス&モダンという特徴的な空間を作り上げて最後までテンションを持続してくれました。
このバンドのことを書くときには必ず触れたくなることなのですが、ギターは元(元じゃなくて現役?)DRAGONLAND。
DRAGONLANDといえば、メロディックスピードメタル界にキラ星のように舞い降りた(よね?)、新星でした。
素晴らしい曲を残しているにも関わらずビッグヒットには恵まれず、それどころかX JAPANのカバーで「♪あかいティクビを~」でネタバンドのようになってしまっています。
DRAGONLANDのメンバーがここまで大きくなってくれたか・・・という思いと同時に、DRAGONLANDにも少しスポットライトが当たってほしいなぁと思うわけです。
ということで、AMARANTHEが好きな方、興味がある方は是非DRAGONLANDもお願いします。
・・あ、1stか2ndあたりをオススメしますです。
Amaranthe - 1.000.000 Lightyears この曲、好きです。
ついでにDRAGONLANDもプッシュさせてくだせぇ。まさにキラドコメロスピ。
Dragonland - Majesty of the Mithril Mountains
【DOWN】
続いてはDOWN。
基本的にワタシの好きなジャンルではない。ひたすらヘヴィ。ヘヴィメタルの「重」という部分に徹底的にフォーカスしたバンドだ。
ご存じの通り、元PANTERAのフィル・アンセモ(今はアンセルモって言うのかな)が中心メンバー。
PANTERAといえば、一大ムーヴメントを起こした存在。
彼らのヘヴィな音に「これがヘヴィメタルだよ!」と目覚めさせられた人も多いのではないでしょうか。
が、ワタシにとってはこのムーヴメントもあまり印象のいいものではありません。
猫も杓子も(あのロブ・ハルフォードも)「今からはコレだぜ」とひたすらヘヴィな路線に傾倒していきましたね。
メロディアスなサウンド、そして正統派ヘヴィメタルが好きなワタシにとっては激しいアゲインストでありました。
そのムーヴメントも少し落ち着き、そちら方面へ流れていた人たちも徐々に戻ってきて・・・
そんな中、ダイムバック・ダレルの悲劇を経て、フィルは頑なにヘヴィな音を追い続けています。
そのフィルは、やはりパンテラに心酔した人にとっては神様のような存在でしょう。
前置きが長くなりましたが・・・ワタシ個人的には好きではありませんが、敬意を表しているということだけご理解いただければ・・
開演。イメージ通りのダウナーかつヘヴィな音像が襲い掛かってきます。
フィルはいろんな意味で貫祿がついたでしょうか。今話題(?)の清原を思い出しますね。
終始不機嫌そうに観客を煽り、ひたすら「FxxK」を連発。このあたりも相変わらずといったところでしょうか。
あまり好みではない音だけに、途中で飽きるんじゃないかと思っていたのですが、「どんな感じだろうか」と理解しようとしながら聞いているうちに、終了。
やはり好みではない音でしたが、フィルのカリスマ性は充分に伝わってきました。
PANTERA自体もそれほど聞いてないので比較はできないのですが、一大ムーヴメントを巻き起こしたPANTERAからメタルに入った人にとってはフィルの存在は特別でしょう。
そういった人にとっては貴重なステージとなったのではないでしょうか。
・・大阪公演はキャンセルになったみたいだし。
まぁ、自分から足を運ぶことのないこういったバンドに触れるのは貴重な機会であります。
DOWN - We Knew Him Well [Official Music Video]
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ということで、この先は思い入れがあるバンドが登場して長くなることが予想されるので、いったんココで一区切りにして後日にしましょうかね。
まだまだ続きますが気力のある方だけついてきて頂ければ・・と。
ビールを補給して、続いては日本が誇る大御所から!
【LOUDNESS】
日本が世界に誇るメタルバンド、ラウドネス。
・・実はあまり思い入れがないんですよね。
一番好きなのはマイク・ヴェセーラが歌っていた「SOLDIER OF FORTUNE」というレベル。
とはいえ、なかなかこういったステージで見ることはないので楽しみですね。
開演後、まず「音、デケぇ!」と直感的に感じました。
が、デカいにも関わらず、それが苦痛じゃない。
実にキレいに音が分離されており、それぞれの音がダイレクトに伝わってくるのです。
ヴォーカルの声も直線的に届いてきます。
二井原実の声は、ハイトーンとかメタリックな声色ではありませんが、質実剛健。
オトコがオトコに憧れる声だなと思いましたね。
曲は奇をてらうことなく、あくまで正統派。
このまっすぐすぎる正統派っぷりが、ワタシがLOUDNESSに惹かれなかった要因でもあるのですが、ライブで見ると実に手堅く好印象。
高崎晃のギターも存在感バツグン。
ベースの山下昌良は前述の通り仮面女子でバックバンドを努めたこともあり、途中で仮面女子のマスクを装着して演奏するオチャメな一面も見せてくれました。
後半にはワタシも聞いたことのある全盛期の有名どころを立て続けに繰り出し、一気にオーディエンスを引きこんで行きました。
残念ながらワタシの聞きたかった「SOLDIER OF FORTUNE」は披露されませんでしたが、それでも充分に素晴らしさを感じることができましたよ。
やっぱり海外のバンドからも尊敬されるニホンの宝であるなぁと実感しました。
Loudness - S.D.I (live)
【SOILWORK】
スウェーデン出身、メロディックデスメタル・・というよりは、モダンなエクストリームメタル的な色合いが強いでしょうかね。
根強いファンを持つバンドだけに、待望の参戦ということになりましたね。
あ、そうそう。
ヴァンデンバーグで休憩から戻ってから、後方のアリーナでマッタリ見てましてね。
SOILWORKもその位置で見てましたよ。
それほど思い入れがあるわけはないのですが、数枚聞いてわりと好印象だったので楽しみなところですね。
・・が。
音が悪い。なんだか各パートがゴッチャになってカタマリでぶつかってくるような感覚。
直前がLOUDNESSの素晴らしい音だっただけに、余計に気になります。
曲が始まって「?」の状態から、サビで辛うじて「あー、あの曲か」と判断できるような感じでしたね。
(このあたりはワタシの思い入れレベルもあるのでご容赦)
とはいえ、この音のカタマリがもともとデカい音だったこともあって音圧となって襲いかかってくるから、モッシャーにとっては最適だったことでしょう。
スクリーンに映し出されるサークルピットは音の善し悪しとは関係なくその音圧に溺れているようでした。
それでも徐々に回復していき、ラストは名曲「Stabbing the Drama」でシメ。
さすがにワタシも後方ステージ「おー!」で立ち上がってましたね。
以前、同系統(と言っていいよね?)のIN FLAMESがその日のベストアクト!という圧巻のステージだっただけに、SOILWORKにもそのレベルを期待してました。
その期待の高さもあってか、「もう少しできたような気がするなー」という、やや不完全燃焼の印象でした。
Soilwork-Stabbing the Drama live at wacken 2006 HQ
【AMARANTHE】
AMARANTHEをLOUDPARKで見たのは対面ステージだったから2011年でしたかね。
エリーセ嬢の実にキュートな佇まい(と、ピッチピチのレザーの服)、そして残念な音響が印象に残ったステージでした。
3年ぶりに見る彼女たちの姿は・・・
オープニングまもなく感じたことは「おー、垢抜けてる!」ということ。
表情、パフォーミングも含めて、以前の「今から日本で売り出そうとしている、プッシュされてるバンド」といったムードからは脱却し、完全にバンドとして成熟してきた雰囲気を漂わせています。
音響は・・まだ「抜群!」とは言えませんが、とりあえず問題ないレベルかなと感じました。
どうしても注目のマトになってしまうエリーセ嬢ですが・・今回もレザーですよ!
レザーですよ!(大事なことなので2回言いました)
そして今回はレザーでミニスカート的なワンピースのようなものでしたよ!
ミニスカートですよ!(大事なことなので2回言いました)
さらにはそのスカートから見え隠れする(というか、ハッキリ露出している)足が美しい。
いや、足が美しいだけでなく、その佇まいが美しい。
「なんだかすごく立ってる姿が美しく見えるな・・」と思って見とれてしまいましたよ。
これは別に下心ではなく(まぁ、そういう要素があったのは否定しませんが)、女性から見ても同じように映ったんじゃないかなー。
以前の「日本でこの舞台に立ててハッピー!」なオーラだけでなく(いや、これはこれで魅力的だったのですが)、自信に満ちた立ち振る舞い。
すっかりバンドとして成長してきてるなーと思いましたよ。
そしてAMARANTHEといえばエリーセ嬢、デスヴォイス(男)、クリーンヴォイス(男)のトリプルボーカルが特徴。
どうやらデスヴォイス担当がメンバーチェンジしたようですが、その影響は全く感じません。
この三つ巴のせめぎ合いがこのバンドの魅力ですね。
ただ、三人いるとどうしてもそれぞれの「歌わない時間、他の人が歌ってる時間」が増えるわけで、やはりその「手持ち無沙汰」感は多少見え隠れします。
以前の来日時には強力にプッシュしてた感のある「HANGER」、そして「1,000,000 LIGHTYEARS」あたりを序盤に固めてきたところに今それに頼ることない自信がハッキリと見えてきます。
その自信の通り、彼女たちのエレクトリカル&メロディアス&モダンという特徴的な空間を作り上げて最後までテンションを持続してくれました。
このバンドのことを書くときには必ず触れたくなることなのですが、ギターは元(元じゃなくて現役?)DRAGONLAND。
DRAGONLANDといえば、メロディックスピードメタル界にキラ星のように舞い降りた(よね?)、新星でした。
素晴らしい曲を残しているにも関わらずビッグヒットには恵まれず、それどころかX JAPANのカバーで「♪あかいティクビを~」でネタバンドのようになってしまっています。
DRAGONLANDのメンバーがここまで大きくなってくれたか・・・という思いと同時に、DRAGONLANDにも少しスポットライトが当たってほしいなぁと思うわけです。
ということで、AMARANTHEが好きな方、興味がある方は是非DRAGONLANDもお願いします。
・・あ、1stか2ndあたりをオススメしますです。
Amaranthe - 1.000.000 Lightyears この曲、好きです。
ついでにDRAGONLANDもプッシュさせてくだせぇ。まさにキラドコメロスピ。
Dragonland - Majesty of the Mithril Mountains
【DOWN】
続いてはDOWN。
基本的にワタシの好きなジャンルではない。ひたすらヘヴィ。ヘヴィメタルの「重」という部分に徹底的にフォーカスしたバンドだ。
ご存じの通り、元PANTERAのフィル・アンセモ(今はアンセルモって言うのかな)が中心メンバー。
PANTERAといえば、一大ムーヴメントを起こした存在。
彼らのヘヴィな音に「これがヘヴィメタルだよ!」と目覚めさせられた人も多いのではないでしょうか。
が、ワタシにとってはこのムーヴメントもあまり印象のいいものではありません。
猫も杓子も(あのロブ・ハルフォードも)「今からはコレだぜ」とひたすらヘヴィな路線に傾倒していきましたね。
メロディアスなサウンド、そして正統派ヘヴィメタルが好きなワタシにとっては激しいアゲインストでありました。
そのムーヴメントも少し落ち着き、そちら方面へ流れていた人たちも徐々に戻ってきて・・・
そんな中、ダイムバック・ダレルの悲劇を経て、フィルは頑なにヘヴィな音を追い続けています。
そのフィルは、やはりパンテラに心酔した人にとっては神様のような存在でしょう。
前置きが長くなりましたが・・・ワタシ個人的には好きではありませんが、敬意を表しているということだけご理解いただければ・・
開演。イメージ通りのダウナーかつヘヴィな音像が襲い掛かってきます。
フィルはいろんな意味で貫祿がついたでしょうか。今話題(?)の清原を思い出しますね。
終始不機嫌そうに観客を煽り、ひたすら「FxxK」を連発。このあたりも相変わらずといったところでしょうか。
あまり好みではない音だけに、途中で飽きるんじゃないかと思っていたのですが、「どんな感じだろうか」と理解しようとしながら聞いているうちに、終了。
やはり好みではない音でしたが、フィルのカリスマ性は充分に伝わってきました。
PANTERA自体もそれほど聞いてないので比較はできないのですが、一大ムーヴメントを巻き起こしたPANTERAからメタルに入った人にとってはフィルの存在は特別でしょう。
そういった人にとっては貴重なステージとなったのではないでしょうか。
・・大阪公演はキャンセルになったみたいだし。
まぁ、自分から足を運ぶことのないこういったバンドに触れるのは貴重な機会であります。
DOWN - We Knew Him Well [Official Music Video]
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ということで、この先は思い入れがあるバンドが登場して長くなることが予想されるので、いったんココで一区切りにして後日にしましょうかね。
まだまだ続きますが気力のある方だけついてきて頂ければ・・と。
2014年10月23日
鋼鉄の宴14~1日目前半戦
さて、毎年恒例、秋のヘヴィメタルの祭典ラウドパーク14。
熱い二日間のオープニングを飾るのは!
・・なぜかアイドルからなんですけどね。
【仮面女子】
オープニングアクト扱いのアイドルですね。
今までANIMETAL USAにももクロがちょっぴり飛び入りしたり、BABYMETALが賛否両論だったりしましたが、「純粋なアイドル」という意味では初といえるでしょう。
なぜこのブッキングだったかは分かりませんが・・やはり圧倒的に批判的な声が多かったですね。
とはいえ、せっかくだから一通り見ておきたいということで、途中から見に行きましたよ。
オープニングアクト扱いだから、10時スタートで最初からは無理だったけどね。
運営が「ただのアイドルでは風当たりが強い」と判断したのかどうかわかりませんが、一応生バンドを構成。
DrumsにLUNA SEAの真矢。
GuitarにDAITA(BREAKING ARROWS、元SIAM SHADE)
BassにLOUDNESSの山下昌良。
という強者がサポート。
・・結果的には彼らの存在意義は「?」でしたね。
結局、アイドルヴォイス(生声かどうかは不明だけど、あのコーラスは口パクっぽかったかな)でかき消しちゃうわけだし。
まぁ、もともとワタシはももクロのライブでも「ダウンタウンももクロバンド、いらない」と思ってる人なので。
アイドルにはバンドではなく、録音でもいいから華やかな音でいいんじゃないかなと。
とはいえ、BABYMETALは生バンド(神バンド)の迫力で見たいと思うので、このあたりは微妙なラインなんでしょうかね。
曲も全く知りませんが「♪大冒険~」とかって歌ってた曲はわりと好きなタイプでした。
ただ、やはりLOUDPARKでこの存在はかつてないほど異色。
来年、さいたまスーパーアリーナで単独公演(!)らしいので、ビッグになってもらって「見たことあるぜ、生で!」って自慢できるようなビッグな存在になってほしいものです。
『仮面女子×山下昌良×真矢×DAITA』 LOUD PARK 14 速報!!!!
【BATTLE BEAST】
実質、最初のバンドになりますかね。
フィンランド出身、女性ヴォーカルを中心としたピュアメタルバンドですね。
まだ粗削りなところもあり、まぁオープニングだし軽く見ておくか・・ってトコだったんですがね。
いやー!素晴らしかった!
ヘヴィメタルとはなんぞや、を具現化したかのうような楽曲たち。
そしてそれぞれの曲が実にキャッチー。
そしてなによりも、フロントマン(いや、フロントウーマン)である彼女の存在感!
(ノーラちゃんっていうんだってさ)
曲調や雰囲気、見た目も含めてドロ・ペッシュを思い出しますね。
クリーンヴォーカル、ストロングスタイルなヴォーカル、そして女性ならではのハイトーンヴォーカル。
様々な声色を駆使してヘヴィメタリックな楽曲を彩っていく様は圧倒的でした。
特に美人ってわけでもない(失礼)。
スタイルがいいわけでもない(失礼)。
化粧はケバい(事実)。
だけど、彼女に惹かれた人は多いことでしょう。
振り上げた拳の下の、脇の下のタプタプした感じに萌えた人は多いことでしょう。
そのキャッチーな曲と彼女の存在によって、ステージは一気にドラマティックなものとなりました。
ライブ中は強面な表情で叫び続けた彼女が、ステージが終わったあとに見せたキュートな笑顔と佇まいは見た人の記憶に焼きついたことでしょう。
そして「これは既にこの日のベストアクトが決まっちゃったんじゃないか」との思いが脳裏をよぎったのです。
今後決してビッグになりそうじゃない感じも判官贔屓を助長しますね。
BATTLE BEAST、覚えておいて損はありませんよ。
BATTLE BEAST - Out Of Control - Falun Sweden 2014
(そうそう、こんな感じの衣装でしたね)
【MARTY FRIEDMAN】
ニッポン大好き、J-POP大好き、でも元はMEGADETHだよ。でも、元MEGADETHって言われるのは好きじゃないよ。
・・の、マーティさん。過去にはMETALCLONE Xとかで出演済ですが、単独での出演は初ですね。
最近、ソロアルバムを出したらしいからね。
マーティさんといえば、日本音楽業界での顔の広さは有名なところ。
ということは、何かサプライズ出演があるのではないかと期待するところ。
さて、どうなることでしょうか。
開演時、サイドを固めるギターとベースの人の顔になんだか見覚えが。
ギターは大村さんですかね。そしてベースはBOHさんでしょうか。
この二人、チームBABYMETALとしてもお馴染みですね。
そうなると、再び期待が膨らみますね。
マーティさんといえば、ニホンジン並に日本語を操るのはご存じの通り。
当然、MCでも日本語でのコミカルなものを期待しますね。
が・・・
MCはすべて英語。LOUDPARKというメタルフェスに経緯を表してのことでしょうかね。
次々と披露されていく曲は、どれも緊張感に満ちているものの、すべてインストパートということで、アリーナも「ノリようがないな、コレ」といった空気に包まれます。
そして英語で淡々とMCで繋ぎ・・という微妙な空気。
その空気を切り裂くように、耳にフレーズが刻まれます。
MEGADETHの名曲「TORNADE OF SOULS」のリフ!
イントロから途中のギターソロを繋いで、インストナンバーとして成立させてくれました。
ここでは歓声が(大歓声というほどではない)が響きましたね。
続いて「日本で一番好きな曲」(もちろん英語で)との紹介で始まった曲は・・「天城越え」!
これは誰かヴォーカルが飛び入り・・と思いましたが、それもなし。
リフで天城越えを爪弾き、サビでオーディエンスに歌わせようとしますが・・反応イマイチ。
そんな微妙な空気で終了。
・・マーティさん、マジメすぎたね。もっと遊び心を持ってステージングしてくれれば盛り上がったと思うし、それができる人だと思うんだよね。
MARTY FRIEDMAN - "INFERNO" (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
【VANDENBERG'S MOONKINGS】
元白蛇、エイドリアン・ヴァンデンバーグ率いるMOONKINGS。
・・あまり思い入れがないので、ココで最初の休憩。
ビールでマッタリして終盤だけチョロッと。
ちょうどWHITESNAKEの「HERE I GO AGAIN」を披露してましたね。
ヴォーカルも渋くて、違和感ありません。
・・すいません、その程度の感想で。
ヴァンデンバーグに思い入れがある人にとってはスペシャリティなステージだったことでしょう。
Vandenberg's MoonKings - Breathing (Official Video)
(スイマセン、適当に貼ったので当日披露されたかは不明です)
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ということで、ここまででソコソコ長くなっちゃし、休憩が入ったところでとりあえず前半戦ってことで・・あとはまた後日に続きますよ。
2014年10月22日
鋼鉄の宴14~序章
毎年恒例、秋のHEAVYMETALの祭典、LOUDPARK14。
今年も無事開催され、今年も無事に参戦することができました。
例年の通り、長文および数回に分けての記事になるかと思います。
興味のない方はスルー推奨しますよ。
来年開催されるであろうLOUDPARK15 (10周年で盛大な予定だってさ) に飛騨高山から参戦を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いであります。
ラウドパーク全般の感想。
各バンドの感想。
・・さすがにセットリストってわけにはいかないと思いますが。
そういったもので来年の参考および記憶に留めておくための記録として。
もうね、早めにまとめていかないと忘れちゃうんだよ。ご老体だからさ。
では、始めましょうか!
:
:
例年、わりと動きが遅いラウドパーク事務局。
今年は早々に動き始め、いきなり大きなサプライズを提供してくれました。
ヘッドライナーにMANOWAR(とDREAM THEATER)決定!
どれだけのメタルファンがこれを待ち望んだことでしょうか。
そして、さらにはRAGE、SYMPHONY Xが参戦!と、ワタシにとっては「もう今年が最後でもいい!」というレベルの驚愕でした。
「これはヤバい!!売り切れる!!」と、大急ぎで初の二日通し券を購入したのでした。
が・・・
SYMPHONY Xは早々にキャンセル。
そして一カ月を切ったところでMANOWARまでもがキャンセル。
初の二日参戦は、気分ガタ落ちの状態で当日を迎えるのでした・・・
:
:
今年は5回目にして、初の高速バスを利用。
今までは会社の出張と絡んだり、友人の車で行ったり・・と、恵まれてました。
ワタシは車に酔いやすいヒトなので、あの安房峠から松本までの悪路をバスで越えるのか・・と思うだけで憂鬱です。
ということで、前日は敢えて寝不足状態でバスにしておいてバスに乗車。
高山を8時に出発。そして、予定通り悪路は睡眠で突破。
13時半には東京に到着しましたよ。
新宿で軽く昼食をとり、埼京線~宇都宮線を経て、さいたま新都心、そしてホテルへ。
時間も早いし、散歩がてら、さいたまスーパーアリーナへ。
北側に橋が架かってたから、そこから行けるのか確かめたくて。
結果、先行物販のBゲートに直結していることが判明し、「これは使える!」ということを知りました。
(たしか「ほこすぎ橋」だったかな)
さいたま新都心駅付近のイトーヨーカドーで夕飯およびビールを購入し、早々にホテルへ。
飲み食い飲み食い飲み食いしつつ、アルコールのチカラを借りて9時には就寝。
そう、明日は先行物販に並ぶのだ。
:
:
翌朝。4:30に目が覚める。
まぁ、いつも5:00すぎには起きてるから、この時間に起きることはなんら問題ない。
先行物販行くのはまだ早いかな・・一番先頭ってのもなんかハズカシイし・・ま、ゆっくりめに準備してボチボチ行くか・・と、ホテルを5:00に出発。
5:10、現地着。
さすがにまだ人はあんまり・・ん?もうスゲー並んでるじゃんか!
この段階で既に100人ほど。・・今年は尋常じゃない。
そしてこの日は寒さも尋常じゃない。スキーでリフトに乗っているときのように手足が痺れてきます。
で、6:30の段階でもう入場ゲート付近まで列が伸びる。
もうこの頃に並んだ人は買えなかったでしょうね。
7:00。スタッフが現れて「前のほうの方は横8列になって整列してください」と声をかける。
この時点でサイドには柵がセッティング。
それまでの時間は「ごめーん。遅れちゃった」って感じで列に合流した人もいましたが、この時点になるとなんかそういうことしづらい空気になりますから要注意ですよ。
で、長い長い待ち時間でしたが、すぐ近くに新宿のメタルバーGODZの若い店員さん二人がいて、ワタシを「お!おはようございます!」と見つけてくれたおかげで、談笑して過ごせましたよ。
(声かけてもらったときに「・・誰だ、この若者」って目で見ちゃってゴメンナサイ。外で会うと分かんないもんだね。)
8:00。予定通り物販販売開始。二組目くらいに入場できましたね。
目当てはオフィシャルTと、RAGE、RIOT、ARCH ENEMYあたりだ。
オフィシャルT、なんかイマイチだけど例年のことだし・・・ということで無事ゲット。
で・・
RAGE、これまたデザインいまいち(知ってたけど)。いいデザインはバックプリントいまいち。却下。
RIOT、あのジャケットがデカデカと。しかも「RIOT V」だし(今、海外ではこの名前なのだ)。却下。
ARCH ENEMY、これまたデザインが良くてもバックプリントがイマイチだったり・・と、表裏の組み合わせが良くない。却下。
結果・・
期待を込めてDEATH ANGEL、そしてデザイン性でTHUNDERとTHE HAUNTEDを迷った結果、THUDERを購入。
・・この決断が最終日に後悔を招くわけですが。
その後、カフェで朝食。冷えきったカラダをホットコーヒーで暖めつつ、道行くメタラーに「心の友よ」とジャイアニズムに溢れたハートでココロの中から呼びかける。
そういやカフェでは隣にMANOWARのTシャツを身に纏った軍人のようなボディの外人さん。
・・この外人さん、MANOWARキャンセルのこと知ってるんだろうか、と心配になりつつ・・・
そして、9:20いよいよ入場列に並びます!

そういや二日通し券で並ぶのは初めて。どうやって並べばいいんだろなーと思いスタッフさんに確認。
「あ、フツーに列の最後尾でお願いします」と。
そこからゲートで一日券と二日通し券で分けられる仕組み。
今年は入場列が長い!あのLOUDPARK12を想起します。
開場後も二日券の列はいっこうに進まない。そう、二日券はリストバンドだから、それを装着してもらうのに時間がかかるのだ。
進まない・・進まない・・と思っていたら、徐々にスピードアップ。
どうやら、リストバンド装着ではなく手渡しに切り替えたようだ。
リストバンドを受け取り、場内へ。もうその時点で10時前だ。
毎年恒例、ドリンクチケットを500円で・・と思ったら、「ドリンクチケット無料です!」とのこと。
MANOWARキャンセルによる優遇措置ですかね。
優遇措置といえば、この日だけポカリが飲み放題でしたよ。今まで無かったから、これも優遇措置かと。
恒例のレコード会社ブースをウロウロして、いよいよ場内!
・・ということで、すでに前置きだけで長くなってしまったので、初日/二日目に分けて、各バンドの所感などに続いていきましょうかね。
今年も無事開催され、今年も無事に参戦することができました。
例年の通り、長文および数回に分けての記事になるかと思います。
興味のない方はスルー推奨しますよ。
来年開催されるであろうLOUDPARK15 (10周年で盛大な予定だってさ) に飛騨高山から参戦を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いであります。
ラウドパーク全般の感想。
各バンドの感想。
・・さすがにセットリストってわけにはいかないと思いますが。
そういったもので来年の参考および記憶に留めておくための記録として。
もうね、早めにまとめていかないと忘れちゃうんだよ。ご老体だからさ。
では、始めましょうか!
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例年、わりと動きが遅いラウドパーク事務局。
今年は早々に動き始め、いきなり大きなサプライズを提供してくれました。
ヘッドライナーにMANOWAR(とDREAM THEATER)決定!
どれだけのメタルファンがこれを待ち望んだことでしょうか。
そして、さらにはRAGE、SYMPHONY Xが参戦!と、ワタシにとっては「もう今年が最後でもいい!」というレベルの驚愕でした。
「これはヤバい!!売り切れる!!」と、大急ぎで初の二日通し券を購入したのでした。
が・・・
SYMPHONY Xは早々にキャンセル。
そして一カ月を切ったところでMANOWARまでもがキャンセル。
初の二日参戦は、気分ガタ落ちの状態で当日を迎えるのでした・・・
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今年は5回目にして、初の高速バスを利用。
今までは会社の出張と絡んだり、友人の車で行ったり・・と、恵まれてました。
ワタシは車に酔いやすいヒトなので、あの安房峠から松本までの悪路をバスで越えるのか・・と思うだけで憂鬱です。
ということで、前日は敢えて寝不足状態でバスにしておいてバスに乗車。
高山を8時に出発。そして、予定通り悪路は睡眠で突破。
13時半には東京に到着しましたよ。
新宿で軽く昼食をとり、埼京線~宇都宮線を経て、さいたま新都心、そしてホテルへ。
時間も早いし、散歩がてら、さいたまスーパーアリーナへ。
北側に橋が架かってたから、そこから行けるのか確かめたくて。
結果、先行物販のBゲートに直結していることが判明し、「これは使える!」ということを知りました。
(たしか「ほこすぎ橋」だったかな)
さいたま新都心駅付近のイトーヨーカドーで夕飯およびビールを購入し、早々にホテルへ。
飲み食い飲み食い飲み食いしつつ、アルコールのチカラを借りて9時には就寝。
そう、明日は先行物販に並ぶのだ。
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翌朝。4:30に目が覚める。
まぁ、いつも5:00すぎには起きてるから、この時間に起きることはなんら問題ない。
先行物販行くのはまだ早いかな・・一番先頭ってのもなんかハズカシイし・・ま、ゆっくりめに準備してボチボチ行くか・・と、ホテルを5:00に出発。
5:10、現地着。
さすがにまだ人はあんまり・・ん?もうスゲー並んでるじゃんか!
この段階で既に100人ほど。・・今年は尋常じゃない。
そしてこの日は寒さも尋常じゃない。スキーでリフトに乗っているときのように手足が痺れてきます。
で、6:30の段階でもう入場ゲート付近まで列が伸びる。
もうこの頃に並んだ人は買えなかったでしょうね。
7:00。スタッフが現れて「前のほうの方は横8列になって整列してください」と声をかける。
この時点でサイドには柵がセッティング。
それまでの時間は「ごめーん。遅れちゃった」って感じで列に合流した人もいましたが、この時点になるとなんかそういうことしづらい空気になりますから要注意ですよ。
で、長い長い待ち時間でしたが、すぐ近くに新宿のメタルバーGODZの若い店員さん二人がいて、ワタシを「お!おはようございます!」と見つけてくれたおかげで、談笑して過ごせましたよ。
(声かけてもらったときに「・・誰だ、この若者」って目で見ちゃってゴメンナサイ。外で会うと分かんないもんだね。)
8:00。予定通り物販販売開始。二組目くらいに入場できましたね。
目当てはオフィシャルTと、RAGE、RIOT、ARCH ENEMYあたりだ。
オフィシャルT、なんかイマイチだけど例年のことだし・・・ということで無事ゲット。
で・・
RAGE、これまたデザインいまいち(知ってたけど)。いいデザインはバックプリントいまいち。却下。
RIOT、あのジャケットがデカデカと。しかも「RIOT V」だし(今、海外ではこの名前なのだ)。却下。
ARCH ENEMY、これまたデザインが良くてもバックプリントがイマイチだったり・・と、表裏の組み合わせが良くない。却下。
結果・・
期待を込めてDEATH ANGEL、そしてデザイン性でTHUNDERとTHE HAUNTEDを迷った結果、THUDERを購入。
・・この決断が最終日に後悔を招くわけですが。
その後、カフェで朝食。冷えきったカラダをホットコーヒーで暖めつつ、道行くメタラーに「心の友よ」とジャイアニズムに溢れたハートでココロの中から呼びかける。
そういやカフェでは隣にMANOWARのTシャツを身に纏った軍人のようなボディの外人さん。
・・この外人さん、MANOWARキャンセルのこと知ってるんだろうか、と心配になりつつ・・・
そして、9:20いよいよ入場列に並びます!

そういや二日通し券で並ぶのは初めて。どうやって並べばいいんだろなーと思いスタッフさんに確認。
「あ、フツーに列の最後尾でお願いします」と。
そこからゲートで一日券と二日通し券で分けられる仕組み。
今年は入場列が長い!あのLOUDPARK12を想起します。
開場後も二日券の列はいっこうに進まない。そう、二日券はリストバンドだから、それを装着してもらうのに時間がかかるのだ。
進まない・・進まない・・と思っていたら、徐々にスピードアップ。
どうやら、リストバンド装着ではなく手渡しに切り替えたようだ。
リストバンドを受け取り、場内へ。もうその時点で10時前だ。
毎年恒例、ドリンクチケットを500円で・・と思ったら、「ドリンクチケット無料です!」とのこと。
MANOWARキャンセルによる優遇措置ですかね。
優遇措置といえば、この日だけポカリが飲み放題でしたよ。今まで無かったから、これも優遇措置かと。
恒例のレコード会社ブースをウロウロして、いよいよ場内!
・・ということで、すでに前置きだけで長くなってしまったので、初日/二日目に分けて、各バンドの所感などに続いていきましょうかね。
2014年10月14日
鋼鉄の宴、直前!
毎年恒例、秋のHEAVYMETALの祭典、LOUDPARK14。
いよいよ一週間を切って、情報も確定してまいりました。
以前書いたかと思いますが、今年は早々に目玉がいくつも発表されまして。
ワタシ個人的には
MANOWAR!
SYMPHOMY X!
という大好きな両バンドを見るために、今年は初の二日間参戦ですよ!
遠方からだから出費もデカいけど、期待もデカいよ!
・・と思ってたのですが。
SYMPHONY X はレコーディング都合で早々にキャンセル。
そして先週。MANOWARまでもが「アメリカの港の火災で船便で機材が届かない」という理由でキャンセル。
・・もう行く気力も無くなるくらい凹んでいるわけですがね。
昨年のKING DIAMONDも船便の関係でのキャンセルでしたが、そのあたりのリスク管理、なんとかならないもんでしょうかねぇ。
とはいえ、他にも大好きなバンドは多い。
せっかくだから楽しんでこようと思っていますよ。(強がり)
そして最終ラインナップは以下の通り!

そして例年通り、出演順と見たい度(◎~△)をメモ。
(B)はBIGROCK STATGE、(U)はULTIMATE STAGEです。
初日 18日(土)
△(B) 仮面女子
〇(U) BATTLE BEAST
〇(B) MARTY FRIEDMAN
△(U) VANDENBERG'S MOONKINGS
△(B) LOUDNESS
〇(U) SOILWORK
◎(B) AMARANTHE
△(U) DOWN
◎(B) RAGE
◎(U) DRAGONFORCE
◎(B) ARCH ENEMY
二日目 19日(日)
〇(U) ARION
△(B) PERIPHERY
◎(U) GLAMOUR OF THE KILL
△(B) the GazettE
〇(U) BELPHEGOR
◎(B) THUNDER
〇(U) THE HAUNTED
◎(B) RIOT
◎(U) DEATH ANGEL
〇(B) WITHIN TEMPTATION
〇(U) KREATOR
〇(B) DREAM THEATER
初日はヘッドライナーのMANOWARがキャンセルということ、そして仮面女子なるアイドルがオープニングアクト扱いということで、実質10バンド。
やや寂しさは拭えないわけですが、ラストに向かっての3バンドはいずれも楽しみなので、彼らの持ち時間が増えるということはそれなりに嬉しい。
基本的にはAMARANTHE~RAGE~ARCH ENEMYと続くBIGROCKにステイしたいなと思いつつ、LOUDPARK12でのDRAGONFORCEのライブの楽しさを思い出すとそのためだけにULTIMATEにいてもいいと思えるレベル。
当日まで悩み続けることでしょう。
SOILWORKも盛り上がりそうだし。
二日目はSYMPHONY Xが抜けた穴はどうしても埋まらないわけですが、これまたワタシの大好きなRIOTが入ってきてくれたのはホントに救いです。
GLAMOUR OF THE KILL、DEATH ANGEL、KREATORが固まるULTIMATEは非常に魅力的なのですが、RIOTのためだけにBIGROCKで待っていることになると思いますね。
で、DEATH ANGELのときに移動できれば移動する、って感じで。
二日参戦ということで、WITHIN TEMPTATIONやDREAM THEATERのころには寝落ちしないか心配です。
というわけで、なんとかテンションを上げていこうと鋭意努力中なわけですが・・まだまだ気分は凹んだまま。
とはいえ、毎年毎年「行けば楽しいラウドパーク」ということで、きっと楽しい二日間になることでしょう。
参戦される方々、楽しみましょう!
いよいよ一週間を切って、情報も確定してまいりました。
以前書いたかと思いますが、今年は早々に目玉がいくつも発表されまして。
ワタシ個人的には
MANOWAR!
SYMPHOMY X!
という大好きな両バンドを見るために、今年は初の二日間参戦ですよ!
遠方からだから出費もデカいけど、期待もデカいよ!
・・と思ってたのですが。
SYMPHONY X はレコーディング都合で早々にキャンセル。
そして先週。MANOWARまでもが「アメリカの港の火災で船便で機材が届かない」という理由でキャンセル。
・・もう行く気力も無くなるくらい凹んでいるわけですがね。
昨年のKING DIAMONDも船便の関係でのキャンセルでしたが、そのあたりのリスク管理、なんとかならないもんでしょうかねぇ。
とはいえ、他にも大好きなバンドは多い。
せっかくだから楽しんでこようと思っていますよ。(強がり)
そして最終ラインナップは以下の通り!
そして例年通り、出演順と見たい度(◎~△)をメモ。
(B)はBIGROCK STATGE、(U)はULTIMATE STAGEです。
初日 18日(土)
△(B) 仮面女子
〇(U) BATTLE BEAST
〇(B) MARTY FRIEDMAN
△(U) VANDENBERG'S MOONKINGS
△(B) LOUDNESS
〇(U) SOILWORK
◎(B) AMARANTHE
△(U) DOWN
◎(B) RAGE
◎(U) DRAGONFORCE
◎(B) ARCH ENEMY
二日目 19日(日)
〇(U) ARION
△(B) PERIPHERY
◎(U) GLAMOUR OF THE KILL
△(B) the GazettE
〇(U) BELPHEGOR
◎(B) THUNDER
〇(U) THE HAUNTED
◎(B) RIOT
◎(U) DEATH ANGEL
〇(B) WITHIN TEMPTATION
〇(U) KREATOR
〇(B) DREAM THEATER
初日はヘッドライナーのMANOWARがキャンセルということ、そして仮面女子なるアイドルがオープニングアクト扱いということで、実質10バンド。
やや寂しさは拭えないわけですが、ラストに向かっての3バンドはいずれも楽しみなので、彼らの持ち時間が増えるということはそれなりに嬉しい。
基本的にはAMARANTHE~RAGE~ARCH ENEMYと続くBIGROCKにステイしたいなと思いつつ、LOUDPARK12でのDRAGONFORCEのライブの楽しさを思い出すとそのためだけにULTIMATEにいてもいいと思えるレベル。
当日まで悩み続けることでしょう。
SOILWORKも盛り上がりそうだし。
二日目はSYMPHONY Xが抜けた穴はどうしても埋まらないわけですが、これまたワタシの大好きなRIOTが入ってきてくれたのはホントに救いです。
GLAMOUR OF THE KILL、DEATH ANGEL、KREATORが固まるULTIMATEは非常に魅力的なのですが、RIOTのためだけにBIGROCKで待っていることになると思いますね。
で、DEATH ANGELのときに移動できれば移動する、って感じで。
二日参戦ということで、WITHIN TEMPTATIONやDREAM THEATERのころには寝落ちしないか心配です。
というわけで、なんとかテンションを上げていこうと鋭意努力中なわけですが・・まだまだ気分は凹んだまま。
とはいえ、毎年毎年「行けば楽しいラウドパーク」ということで、きっと楽しい二日間になることでしょう。
参戦される方々、楽しみましょう!
2014年06月06日
鋼鉄の宴14、始動
メタルに興味がある人も興味がない人も。
このブログを訪れてくださる方にはもうお馴染み。(という前提で進めます&勧めますね)
秋のヘヴィメタルの祭典、LOUDPARK14!
例年、各種情報が出始めるのが遅いんですがね。
SUMMERSONICにはAVENGED SEVENFOLD、MEGADETH、GHOST、BABYMETAL、ChthoniC、RICHIE SAMBORAといったメンツ。
初開催のKNOTFESTではSLIPKNOT、KORN、LAMB OF GOD、さらにはTRIVIUMにIN FLAMESという過去のラウドパークで素晴らしいステージを魅せてくれたバンド。
こういった強力なメンツを揃えてきた他フェスとの競争もあってか、今年のラウドパークは本気です!
早々に驚きのヘッドライナーもアナウンスされ、そして昨日、はやくも日別アーティストの発表となりました!
http://www.loudpark.com/14/lineup/

10/18(土)
MANOWAR
ARCH ENEMY
DRAGON FORCE
RAGE
AMARANTHE
SOILWORK
VANDENBERG'S MOONKINGS
BATTLE BEAST
10/19(日)
DREAM THEATER
WITHIN TEMPTATION
KREATOR
SYMPHONY X
THUNDER
DEATH ANGEL
BELPHEGOR
PERIPHERY
それぞれ、「・・・AND MORE!!」ですが、方向性は見えてきたような気がしますね。
プログレッシヴ&スラッシュメタルな二日目。
その他・・というと語弊があるけど、わりとメタルらしいメタルを固めてきた初日。
初日はなんといってもMANOWAR。これは外せませんね。
さいたまスーパーアリーナがマノウォーサインで埋めつくされる光景を思うだけで目頭が熱くなりますよね。ね。
ヴォーカルが変わって新譜も好評らしいARCH ENEMYも楽しみです。
前回のラウパでのパフォーマンスは「マンネリ化」的なことも書いた気がしますが、今回はどうなるでしょうか。
SOILWORK→AMARANTHE→RAGE→DRAGON FORCE→ARCH ENEMYという流れも、スキなし(=ビールの余地ナシ)の感じです。
個人的には垂涎の流れです。
そんなわけで、例年なら「初日の参戦だな。決まりだな」ということになるわけですが・・・
二日目にはSYMPHONY Xですよ!!
これがワタシのココロを初の二日間参戦へと誘います。
二日目にはDEATH ANGEL / KREATORといった、我々世代なら誰もがトキメくであろうスラッシャーの名前もありますね。
スラッシュメタルのライブは楽しいのだ。
メタルのライブの醍醐味を味わうことができるのだ。
そして日本人メタラーなら誰もが判官贔屓的に愛している感があるTHUNDER。
この流れの中では違和感があるものの、きっとこの日の清涼剤として重要なカギを握るハズ!
DREAM THEATERのライブも素晴らしいらしいので見ておきたいところ。(個人的には3rdくらいまでしか記憶にないけど)
ということで、ひとまず二日間参戦に向けてホテルは押さえましたよ。さいたまスーパーアリーナ周辺のホテルは既に埋まりつつあるようです。
・・この田舎からだと、前泊&後泊で、合計3泊4日という日程になってしまいますがね。
先行物販のことも、昨年までのブログを読み返して復習しましたよ。
さらには続報の期待が高まるラウドパーク。
日本人枠には誰がくるのか。賛否両論のBABYMETALはあるのか。
北欧メロハー枠として念願のTHE POODLESは叶うのか。RECKLESS LOVEも見たい。
アメリカンハード枠があるなら、TESLAあたりは新譜出したしどうでしょうかね。
タイミング的にはUNISONICもありそうですかね。あの夢の空間が再び!!
こうやってワクワクと想像を膨らましている時間も楽しみの一つなのですよ。
DragonForce - Through the Fire and Flames (Live at Loud Park)
いやー、あの熱狂が蘇ります。実はこのコーフンの坩堝の動画の中にワタシも映り込んでいますよ。
Symphony X - Out Of The Ashes
名作。ジャケットの美しさも秀逸。初期~中期の曲をどのくらい演奏してくれるのかがカギですね。
このブログを訪れてくださる方にはもうお馴染み。(という前提で進めます&勧めますね)
秋のヘヴィメタルの祭典、LOUDPARK14!
例年、各種情報が出始めるのが遅いんですがね。
SUMMERSONICにはAVENGED SEVENFOLD、MEGADETH、GHOST、BABYMETAL、ChthoniC、RICHIE SAMBORAといったメンツ。
初開催のKNOTFESTではSLIPKNOT、KORN、LAMB OF GOD、さらにはTRIVIUMにIN FLAMESという過去のラウドパークで素晴らしいステージを魅せてくれたバンド。
こういった強力なメンツを揃えてきた他フェスとの競争もあってか、今年のラウドパークは本気です!
早々に驚きのヘッドライナーもアナウンスされ、そして昨日、はやくも日別アーティストの発表となりました!
http://www.loudpark.com/14/lineup/
10/18(土)
MANOWAR
ARCH ENEMY
DRAGON FORCE
RAGE
AMARANTHE
SOILWORK
VANDENBERG'S MOONKINGS
BATTLE BEAST
10/19(日)
DREAM THEATER
WITHIN TEMPTATION
KREATOR
SYMPHONY X
THUNDER
DEATH ANGEL
BELPHEGOR
PERIPHERY
それぞれ、「・・・AND MORE!!」ですが、方向性は見えてきたような気がしますね。
プログレッシヴ&スラッシュメタルな二日目。
その他・・というと語弊があるけど、わりとメタルらしいメタルを固めてきた初日。
初日はなんといってもMANOWAR。これは外せませんね。
さいたまスーパーアリーナがマノウォーサインで埋めつくされる光景を思うだけで目頭が熱くなりますよね。ね。
ヴォーカルが変わって新譜も好評らしいARCH ENEMYも楽しみです。
前回のラウパでのパフォーマンスは「マンネリ化」的なことも書いた気がしますが、今回はどうなるでしょうか。
SOILWORK→AMARANTHE→RAGE→DRAGON FORCE→ARCH ENEMYという流れも、スキなし(=ビールの余地ナシ)の感じです。
個人的には垂涎の流れです。
そんなわけで、例年なら「初日の参戦だな。決まりだな」ということになるわけですが・・・
二日目にはSYMPHONY Xですよ!!
これがワタシのココロを初の二日間参戦へと誘います。
二日目にはDEATH ANGEL / KREATORといった、我々世代なら誰もがトキメくであろうスラッシャーの名前もありますね。
スラッシュメタルのライブは楽しいのだ。
メタルのライブの醍醐味を味わうことができるのだ。
そして日本人メタラーなら誰もが判官贔屓的に愛している感があるTHUNDER。
この流れの中では違和感があるものの、きっとこの日の清涼剤として重要なカギを握るハズ!
DREAM THEATERのライブも素晴らしいらしいので見ておきたいところ。(個人的には3rdくらいまでしか記憶にないけど)
ということで、ひとまず二日間参戦に向けてホテルは押さえましたよ。さいたまスーパーアリーナ周辺のホテルは既に埋まりつつあるようです。
・・この田舎からだと、前泊&後泊で、合計3泊4日という日程になってしまいますがね。
先行物販のことも、昨年までのブログを読み返して復習しましたよ。
さらには続報の期待が高まるラウドパーク。
日本人枠には誰がくるのか。賛否両論のBABYMETALはあるのか。
北欧メロハー枠として念願のTHE POODLESは叶うのか。RECKLESS LOVEも見たい。
アメリカンハード枠があるなら、TESLAあたりは新譜出したしどうでしょうかね。
タイミング的にはUNISONICもありそうですかね。あの夢の空間が再び!!
こうやってワクワクと想像を膨らましている時間も楽しみの一つなのですよ。
DragonForce - Through the Fire and Flames (Live at Loud Park)
いやー、あの熱狂が蘇ります。実はこのコーフンの坩堝の動画の中にワタシも映り込んでいますよ。
Symphony X - Out Of The Ashes
名作。ジャケットの美しさも秀逸。初期~中期の曲をどのくらい演奏してくれるのかがカギですね。