ヘビメタパパの書斎 › 2011年03月
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2011年03月31日
今こそ、ポジティブに。
先日東京で行われたDragonGuardian & LIGHT BRINGER & MinstreliX のライブでのこと。
二番手で登場した MinstreliX のオープニングは新曲でした。
複雑な場面展開とサビの高揚感が印象的だった。
そして日本語詩だったのに驚いた。
その新曲のシングルは会場で先行発売していたけど、「荷物になるしなー」という軽い理由でスルーしていたのだが・・・。
どうやら限定1500枚(!)らしい。
1500枚っつーと、47都道府県で割り算すると1都道府県あたりで31枚。
人口比率で大都市にある程度集中することを考えれば、岐阜県で買う人なんて20人前後ってことじゃないか。
で、大急ぎでAMAZONへ。が、売り切れ。
そしてHMVへ。なんとか間に合い、コンビニで支払した日に悲劇の震災が起きてしまった。
あの状況下、「早く聞きたい!早く届け!まだかまだか!」などという気分には全くなれず、「届かなかったら届かなかったで別にいいや・・・」と投げやりになりかけてた。
MinstreliX [Rose Funeral Of Tragedy]

大阪出身、名曲[Thirst for...]を生み出したニッポンが誇る新世代メロディックパワーメタラーのシングル。
ヴォーカルLeo Figaroが復帰し、満を持してのシングルリリース。
冷静に考えてみると・・・
ずっとニコ動やYouTubeで[Thirst for...]を聴いてるし、ライブも観てきたから、あんまりそういう感じはしないんだけど、Leo Figaro 在籍の音源を手にするのは自分自身これが初めてになるんだな。
だからこそ、いろいろ見えてくるところがあったのも事実だ。
まず、レオの声って思っていたよりも柔和なのだ。
フワフワしてるというか、丁寧に歌いすぎてるというか・・・時折聴けるオペラちっくな歌いまわしも含めて、ビジュアル系にありそうな耽美的ヴォーカルな一面があるんだな、と。
丁寧ってところは、ライブパフォーマンスでも見られたけどね。
このあたりは好き嫌いが分かれるところじゃないかなと思います。
個人的には・・・・もう少し力強さがあってもいいかな・・・と思いつつも、まぁ許容範囲です。
それに輪をかけるように今回は日本語の歌詞。
ウィーンを2度訪れたワタシにとって、[Erzsebet](エリザベート)という曲名だけで気分が高揚してくるわけですが、その歌詞は曲タイトルとうまくリンクできないでいます。
そして、レオのヴォーカルと日本語詩によって、オープニングからブリッジに至る間は何だか歯痒いというか、痒いところに手が届かないというか、そういったもどかしさを覚えます。
が。
その懸念はサビで全て消え去ってしまいます。
サビ前の静寂と鐘の音。
Heavenlyの時に書いた気がするけど、鐘の音+疾走のコンボに、ワタシは弱い。
美しく華麗なキーボードに彩られて、きらびやかに天へと伸びゆく一陣の光のようなメロディ。
レオのしなやかなハイトーンヴォーカル。
やっぱりレオはハイトーンを駆使する場面でこそ輝くよね。
中低音域とは逆に、かなり好きなタイプの高音の伸び方です。
ちょっと線が細いかな・・・と思う人もいるかもしれませんが、TNTのトニー・ハーネルあたりが好きならイケるんじゃないかな、と。
[Thirst for...]の時にも書いたけど、「ニッポン人が一番好きなメロディを書けるのは、やっぱりニッポン人だな」ということを痛感しました。
7分という大曲、そして新曲、そして新たにチャレンジした「日本語詩」という全ての背景を踏まえて、ライブのオープニングチューンに持ってくるだけの自信があったんだろうけど、納得です。
言い方は悪いけど・・・ズルいと思うんだ。このメロディは。
ヴォーカルが云々、音質が云々という思いがあっても、サビで全て根こそぎ持っていってしまって、結局は「素晴らしい!」とハッピーエンドにするだけのチカラがある。
レオ自身がTwitterで「なんという作曲力・・・何曲できんねん、名曲ばっかり・・・ミンスト。」と呟いていたときがあって、「・・・ほう」と思いましたが、今ならまんざら誇張表現でもない気がしてくるのだ。
今、こういう悲劇に沈んでいるときこそ、こういったポジティブな曲がウレシイし、カラダが求めてるんだろね。
けっこうリピートしています。
日本語詩を取り入れたことで、洋楽至上主義のメタラーは離れていく人もいるだろうと思う。
個人的にも、レオの声には英語詩の方が似合うと思う。
とはいえ、このメロディーを紡げるということだけで充分に支持は得られるんじゃないかとも思う。
ジャパメタも大丈夫なワタシとしては、応援したいなと思いますよ。
トニー・ハーネル
二番手で登場した MinstreliX のオープニングは新曲でした。
複雑な場面展開とサビの高揚感が印象的だった。
そして日本語詩だったのに驚いた。
その新曲のシングルは会場で先行発売していたけど、「荷物になるしなー」という軽い理由でスルーしていたのだが・・・。
どうやら限定1500枚(!)らしい。
1500枚っつーと、47都道府県で割り算すると1都道府県あたりで31枚。
人口比率で大都市にある程度集中することを考えれば、岐阜県で買う人なんて20人前後ってことじゃないか。
で、大急ぎでAMAZONへ。が、売り切れ。
そしてHMVへ。なんとか間に合い、コンビニで支払した日に悲劇の震災が起きてしまった。
あの状況下、「早く聞きたい!早く届け!まだかまだか!」などという気分には全くなれず、「届かなかったら届かなかったで別にいいや・・・」と投げやりになりかけてた。
MinstreliX [Rose Funeral Of Tragedy]

大阪出身、名曲[Thirst for...]を生み出したニッポンが誇る新世代メロディックパワーメタラーのシングル。
ヴォーカルLeo Figaroが復帰し、満を持してのシングルリリース。
冷静に考えてみると・・・
ずっとニコ動やYouTubeで[Thirst for...]を聴いてるし、ライブも観てきたから、あんまりそういう感じはしないんだけど、Leo Figaro 在籍の音源を手にするのは自分自身これが初めてになるんだな。
だからこそ、いろいろ見えてくるところがあったのも事実だ。
まず、レオの声って思っていたよりも柔和なのだ。
フワフワしてるというか、丁寧に歌いすぎてるというか・・・時折聴けるオペラちっくな歌いまわしも含めて、ビジュアル系にありそうな耽美的ヴォーカルな一面があるんだな、と。
丁寧ってところは、ライブパフォーマンスでも見られたけどね。
このあたりは好き嫌いが分かれるところじゃないかなと思います。
個人的には・・・・もう少し力強さがあってもいいかな・・・と思いつつも、まぁ許容範囲です。
それに輪をかけるように今回は日本語の歌詞。
ウィーンを2度訪れたワタシにとって、[Erzsebet](エリザベート)という曲名だけで気分が高揚してくるわけですが、その歌詞は曲タイトルとうまくリンクできないでいます。
そして、レオのヴォーカルと日本語詩によって、オープニングからブリッジに至る間は何だか歯痒いというか、痒いところに手が届かないというか、そういったもどかしさを覚えます。
が。
その懸念はサビで全て消え去ってしまいます。
サビ前の静寂と鐘の音。
Heavenlyの時に書いた気がするけど、鐘の音+疾走のコンボに、ワタシは弱い。
美しく華麗なキーボードに彩られて、きらびやかに天へと伸びゆく一陣の光のようなメロディ。
レオのしなやかなハイトーンヴォーカル。
やっぱりレオはハイトーンを駆使する場面でこそ輝くよね。
中低音域とは逆に、かなり好きなタイプの高音の伸び方です。
ちょっと線が細いかな・・・と思う人もいるかもしれませんが、TNTのトニー・ハーネルあたりが好きならイケるんじゃないかな、と。
[Thirst for...]の時にも書いたけど、「ニッポン人が一番好きなメロディを書けるのは、やっぱりニッポン人だな」ということを痛感しました。
7分という大曲、そして新曲、そして新たにチャレンジした「日本語詩」という全ての背景を踏まえて、ライブのオープニングチューンに持ってくるだけの自信があったんだろうけど、納得です。
言い方は悪いけど・・・ズルいと思うんだ。このメロディは。
ヴォーカルが云々、音質が云々という思いがあっても、サビで全て根こそぎ持っていってしまって、結局は「素晴らしい!」とハッピーエンドにするだけのチカラがある。
レオ自身がTwitterで「なんという作曲力・・・何曲できんねん、名曲ばっかり・・・ミンスト。」と呟いていたときがあって、「・・・ほう」と思いましたが、今ならまんざら誇張表現でもない気がしてくるのだ。
今、こういう悲劇に沈んでいるときこそ、こういったポジティブな曲がウレシイし、カラダが求めてるんだろね。
けっこうリピートしています。
日本語詩を取り入れたことで、洋楽至上主義のメタラーは離れていく人もいるだろうと思う。
個人的にも、レオの声には英語詩の方が似合うと思う。
とはいえ、このメロディーを紡げるということだけで充分に支持は得られるんじゃないかとも思う。
ジャパメタも大丈夫なワタシとしては、応援したいなと思いますよ。
トニー・ハーネル
2011年03月29日
卒園の日
先日、ボウズが無事卒園式を迎えました。
2年前にムスメの卒園式を経験してることもあって、緊張感はそれほどでもない。
ボウズも特に日常と変わらぬ朝でした。
ムスメの時は、親も何もかもが初めてだったから、感極まる場面がタップシあった。
ムスメもワタシも、いっぱい泣いた。
が、ワタシも二回目だしね。
泣きのツボは押さえてるから、グッとガマンできるだろうね。
あと、こんなこと言っちゃアレだからナニなんだけど、男親からすると女の子への視線と男の子への視線は多少違うからね。
ムスメの時は「あぁ・・・こんなに大きくリッパになって・・・」という思い。
ボウズの時は「よく頑張ったな。が、まだまだこれから波瀾万丈奇々怪々修羅の道。」という感じ。
:
:
:
なんつっても、最初の泣きどころは卒園証書授与時の先生からの園児一人一人へのコメントだ。
「年少の頃は泣き虫だった○○ちゃん。今では小さな子の手をひいて、なんでも教えてあげるステキなお姉ちゃんになりましたね。そんな○○ちゃんが、みんな大好きだよ」
「いつも元気いっぱいの○○くん。誰かが困ったときには一番に助けてくれる、かっこいいお兄ちゃんになりました。そんな○○くんは、みんなのあこがれだったよ」
ただでさえ(いや、ココで文字にしただけでも)泣けてくるのに、それを先生が読みながら感極まってしまうと、こちらまでもらい泣きしてしまう。
ムスメの時は、ムスメが感極まって号泣してたから、こちらまで泣けてきた。
が、ボウズは全く意に介さず、サラリと流れていった。
わかっちゃいたが、ここまで何も無いと拍子抜けの感もある。
そして、クラスに戻って先生からの挨拶。
ウチのクラスには二人の先生がいらっしゃるのだが、一人の先生はとても若く、たぶん新任でウチのクラスに配属されたんだと思う。
ってことは、初めての卒園児ってことになるわけだ。
もう涙涙涙で言葉にならない。
言葉にならないながらも、園児のことを想ってくれる気持ち、自分も一緒に学んだということ、そして感謝の気持ちを精一杯伝えてくれた。
ボウズたちも愛されていたんだな、と実感しました。
もう一人の先生は、ウチのムスメの時からお世話になってる先生だ。
ムスメが年中の時に担任になり、ボウズが入園してから3年間ずっと担任だった。
ムスメが2年間、ムスメとボウズが重なった1年間、ボウズだけの2年間、トータル5年間保育園にお世話になったわけだが、そのうち4年間はその先生と関わってきたわけだ。
ムスメの担任をしてくれた時には、まだ入園前だったボウズを可愛がってくれた。
「いつもスーパー戦隊の人形を握りしめて○○ちゃん(ムスメね)を迎えにきてた小さな△△くんが、もう卒園なんて・・・」と言ってくれた。
その先生に花束を渡す役を、ワタシが任された。
「先生にはホントにお世話になって・・・○○(ムスメね)の時、△△(ボウズね)の時、ずっと可愛がってもらって・・・ホントに感謝して・・・」
と、そこでついにワタシの涙腺も決壊してしまった。
泣きどころは押さえてたハズだったのに。
そんな中でもボウズはいつも通り友達とじゃれあっている(っつーか、乱闘寸前だ)。
写真を撮ろうと思っても、マトモに撮らせてくれない。
たぶん、ボウズなりの寂しさと照れ隠しの表現だろうな、と思う。
:
:
:
ボウズにとって「保育園は遊ぶところ。学校は勉強するところ。やで、保育園のままがいい。けど、みんな学校行くでオレもいく。しゃーないな。」という意識のようだ。
ネガティブなのかポジティブなのかよく分からんけど、とりあえずはソノ気になってきているようではある。
ワタシにとっても、保育園生活ってのはとても楽しいものだった。
以前にも書いたかもしれないけど、最近の学校のシステマチック&無個性&平均化の教育は好きになれない。
ま、そうなった要因が我々親にもあるんだろうなということは理解しつつも。
だから、よけいに保育園の「のびのび」感が大好きだった。
ウチはこれで保育園との関わりは終わってしまった。
子供の卒園も感慨深いが、保育園との別れってのも実はとても感傷的だ。
赤ん坊だったコドモが初めて笑ったときには「なんつーカワイイんだ!」と思った。
ヨタヨタと歩いてワタシに抱きついてきたときも「今がいちばんカワイイ!」と思った。
カタコトの言葉をしゃべりだしたときも「今がピークだな。保育園行けばナマイキになるもんな」と思った。
そして、今回も「今がいちばん楽しい時だな。小学校行ったら少しづつ離れて行くだろな」と思う。
いろいろとメンドクセーことも多いし、手や足やアタマが先に出てくるボウズだが、とりあえず・・・・おめでとう!
2年前にムスメの卒園式を経験してることもあって、緊張感はそれほどでもない。
ボウズも特に日常と変わらぬ朝でした。
ムスメの時は、親も何もかもが初めてだったから、感極まる場面がタップシあった。
ムスメもワタシも、いっぱい泣いた。
が、ワタシも二回目だしね。
泣きのツボは押さえてるから、グッとガマンできるだろうね。
あと、こんなこと言っちゃアレだからナニなんだけど、男親からすると女の子への視線と男の子への視線は多少違うからね。
ムスメの時は「あぁ・・・こんなに大きくリッパになって・・・」という思い。
ボウズの時は「よく頑張ったな。が、まだまだこれから波瀾万丈奇々怪々修羅の道。」という感じ。
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なんつっても、最初の泣きどころは卒園証書授与時の先生からの園児一人一人へのコメントだ。
「年少の頃は泣き虫だった○○ちゃん。今では小さな子の手をひいて、なんでも教えてあげるステキなお姉ちゃんになりましたね。そんな○○ちゃんが、みんな大好きだよ」
「いつも元気いっぱいの○○くん。誰かが困ったときには一番に助けてくれる、かっこいいお兄ちゃんになりました。そんな○○くんは、みんなのあこがれだったよ」
ただでさえ(いや、ココで文字にしただけでも)泣けてくるのに、それを先生が読みながら感極まってしまうと、こちらまでもらい泣きしてしまう。
ムスメの時は、ムスメが感極まって号泣してたから、こちらまで泣けてきた。
が、ボウズは全く意に介さず、サラリと流れていった。
わかっちゃいたが、ここまで何も無いと拍子抜けの感もある。
そして、クラスに戻って先生からの挨拶。
ウチのクラスには二人の先生がいらっしゃるのだが、一人の先生はとても若く、たぶん新任でウチのクラスに配属されたんだと思う。
ってことは、初めての卒園児ってことになるわけだ。
もう涙涙涙で言葉にならない。
言葉にならないながらも、園児のことを想ってくれる気持ち、自分も一緒に学んだということ、そして感謝の気持ちを精一杯伝えてくれた。
ボウズたちも愛されていたんだな、と実感しました。
もう一人の先生は、ウチのムスメの時からお世話になってる先生だ。
ムスメが年中の時に担任になり、ボウズが入園してから3年間ずっと担任だった。
ムスメが2年間、ムスメとボウズが重なった1年間、ボウズだけの2年間、トータル5年間保育園にお世話になったわけだが、そのうち4年間はその先生と関わってきたわけだ。
ムスメの担任をしてくれた時には、まだ入園前だったボウズを可愛がってくれた。
「いつもスーパー戦隊の人形を握りしめて○○ちゃん(ムスメね)を迎えにきてた小さな△△くんが、もう卒園なんて・・・」と言ってくれた。
その先生に花束を渡す役を、ワタシが任された。
「先生にはホントにお世話になって・・・○○(ムスメね)の時、△△(ボウズね)の時、ずっと可愛がってもらって・・・ホントに感謝して・・・」
と、そこでついにワタシの涙腺も決壊してしまった。
泣きどころは押さえてたハズだったのに。
そんな中でもボウズはいつも通り友達とじゃれあっている(っつーか、乱闘寸前だ)。
写真を撮ろうと思っても、マトモに撮らせてくれない。
たぶん、ボウズなりの寂しさと照れ隠しの表現だろうな、と思う。
:
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ボウズにとって「保育園は遊ぶところ。学校は勉強するところ。やで、保育園のままがいい。けど、みんな学校行くでオレもいく。しゃーないな。」という意識のようだ。
ネガティブなのかポジティブなのかよく分からんけど、とりあえずはソノ気になってきているようではある。
ワタシにとっても、保育園生活ってのはとても楽しいものだった。
以前にも書いたかもしれないけど、最近の学校のシステマチック&無個性&平均化の教育は好きになれない。
ま、そうなった要因が我々親にもあるんだろうなということは理解しつつも。
だから、よけいに保育園の「のびのび」感が大好きだった。
ウチはこれで保育園との関わりは終わってしまった。
子供の卒園も感慨深いが、保育園との別れってのも実はとても感傷的だ。
赤ん坊だったコドモが初めて笑ったときには「なんつーカワイイんだ!」と思った。
ヨタヨタと歩いてワタシに抱きついてきたときも「今がいちばんカワイイ!」と思った。
カタコトの言葉をしゃべりだしたときも「今がピークだな。保育園行けばナマイキになるもんな」と思った。
そして、今回も「今がいちばん楽しい時だな。小学校行ったら少しづつ離れて行くだろな」と思う。
いろいろとメンドクセーことも多いし、手や足やアタマが先に出てくるボウズだが、とりあえず・・・・おめでとう!
2011年03月23日
上を向いて歩こう
甚大な震災被害が報じられる度、ココロが苦しくなる。
もともといろんな音楽のハナシをグダグダと書くのが主旨だったりするブログなわけですが、とてもそういったブログを書く気分にはなれなかった。
そんな中、支援の輪が広がっているという情報も多く見られるようになってきている。
物資・金銭・チャリティー的な支援に併せて、音楽界からもいろいろなアーティストが立ち上がってくれているようだ。
U2 や BON JOVI が参加し、被災者支援アルバム制作
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000314-yom-ent
音楽やスポーツで勇気づける・・・なんて、きれいごとかもしれない。
でも、何らかのパワーを持っていることは事実だと思う。
・・・プロ野球のナイター開催は論外だけどね。
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51762252.html
数年前の阪神・淡路大震災でも、HR/HM界から思いが曲となって届けられた。
最近、それらの曲をよく思い出す。
ROBBY VALENTINE [HAND IN HAND (We Keep The Faith Together)]
オランダの美旋律貴公子による、チャリティシングル。
ダイナミックなピアノに導かれる悲壮感漂うオープニングから始まり、徐々にポジティブエネルギーに満ちたコーラスに至る様は、まさに「復興」への願い。
彼自身の楽曲センスも充実した時期であり、この後のアルバムの完成度を思えば当然かもしれませんが・・・いい曲です。
Royal Hunt - Far Away
デンマーク発、巨人キーボーディスト、アンドレ・アンダーセン率いるROYAL HUNT。
阪神淡路大震災で亡くなられた方々に捧げられた曲です。
ロビーの曲が復興への願いなら、こちらはさしずめ「鎮魂歌」でしょうか。
ROYAL HUNTが得意とする宗教的世界観、綿密に練り込まれ息をのむような張りつめた空気。
DCクーパーの低音域~中音域の魅力が堪能できる曲です。
そして最後に。
被災者に捧げられたわけではないのですが、今こそこの曲を。
Fair Warning - Sukiyaki 上を向いて歩こう
ジャーマン・メロディックハードの代表格、FAIR WARNING。
彼らのライブでは定番の曲です。
他のバンドがコレやったら「なんだか媚び売ってんなぁ」と思うかもしれませんが、FairWarningだからこそ伝わってくる温もり。
FairWarningのライブだからこそ得られる感動。
日本には、こんなに前向きで素晴らしい曲があるんだ!と、こういうときに改めて思い知らされます。
小さなことしかできないけど、頑張ってほしい。
いや、みんな必死で頑張ってる時に、さらに「頑張って」なんて言えないかもしれないですね。
復興を心から願うばかりです。
もともといろんな音楽のハナシをグダグダと書くのが主旨だったりするブログなわけですが、とてもそういったブログを書く気分にはなれなかった。
そんな中、支援の輪が広がっているという情報も多く見られるようになってきている。
物資・金銭・チャリティー的な支援に併せて、音楽界からもいろいろなアーティストが立ち上がってくれているようだ。
U2 や BON JOVI が参加し、被災者支援アルバム制作
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000314-yom-ent
音楽やスポーツで勇気づける・・・なんて、きれいごとかもしれない。
でも、何らかのパワーを持っていることは事実だと思う。
・・・プロ野球のナイター開催は論外だけどね。
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51762252.html
数年前の阪神・淡路大震災でも、HR/HM界から思いが曲となって届けられた。
最近、それらの曲をよく思い出す。
ROBBY VALENTINE [HAND IN HAND (We Keep The Faith Together)]
オランダの美旋律貴公子による、チャリティシングル。
ダイナミックなピアノに導かれる悲壮感漂うオープニングから始まり、徐々にポジティブエネルギーに満ちたコーラスに至る様は、まさに「復興」への願い。
彼自身の楽曲センスも充実した時期であり、この後のアルバムの完成度を思えば当然かもしれませんが・・・いい曲です。
Royal Hunt - Far Away
デンマーク発、巨人キーボーディスト、アンドレ・アンダーセン率いるROYAL HUNT。
阪神淡路大震災で亡くなられた方々に捧げられた曲です。
ロビーの曲が復興への願いなら、こちらはさしずめ「鎮魂歌」でしょうか。
ROYAL HUNTが得意とする宗教的世界観、綿密に練り込まれ息をのむような張りつめた空気。
DCクーパーの低音域~中音域の魅力が堪能できる曲です。
そして最後に。
被災者に捧げられたわけではないのですが、今こそこの曲を。
Fair Warning - Sukiyaki 上を向いて歩こう
ジャーマン・メロディックハードの代表格、FAIR WARNING。
彼らのライブでは定番の曲です。
他のバンドがコレやったら「なんだか媚び売ってんなぁ」と思うかもしれませんが、FairWarningだからこそ伝わってくる温もり。
FairWarningのライブだからこそ得られる感動。
日本には、こんなに前向きで素晴らしい曲があるんだ!と、こういうときに改めて思い知らされます。
小さなことしかできないけど、頑張ってほしい。
いや、みんな必死で頑張ってる時に、さらに「頑張って」なんて言えないかもしれないですね。
復興を心から願うばかりです。
2011年03月21日
【お礼】災害支援活動への協力、ありがとうございました
前回のブログで告知させて頂いた、熱き魂の木流さんが立ち上げてくださった震災支援活動。
ひとまず朝一番で物資を持ち込み。
子供たちにも「みんなが頑張ってる姿をみておけ」ということで一緒に乗り込んだわけですが、この時はまだその後の喧騒を想像できないほど穏やか。
その後、午後から「人手足りねぇ」的な情報がツイッターで流れはじめたため、急遽飛び込みでヘルプに参加してきました。
ご協力頂いた方々。
支援物資を持ち込んで頂いた方々。
本当にありがとうございました。
当日の状況と報告は、木流さんのブログを参照くださいませ。
一部重複する箇所もあるかと思いますが、私からもご報告およびお礼も兼ねて、状況をアップしたいと思います。
:
:
:
物資を持ち込んで頂いた方には記名をお願いしました。
その記名数、90人。
中にはそのまま帰られた方や何人かでいらっしゃって代表者の方だけ記名して頂いたというケースもあったことを鑑みれば、100人以上の方の善意を寄せて頂いたことになります。
本当にありがとうございます。
そして、その善意はダンボールの数で160箱オーバーという膨大な量となりました。

途中、ひだっちブロガーKさんのアイデアでナンバリングして物資を整理していったわけでですが、ナンバリングの用紙を書いても書いても追いつかない、想像以上の数でした。
「子供服」
「おむつ」
「大人防寒着」
といった内容を見るたびに、「これを現地の方々が使ってくれるんだ・・・」と思うだけで、感慨深くなってしまいました。
子供を持つ親としては、特に子供たちがそれを使ってくれている姿を思うと、なんだか込み上げてくるものがありました。
手伝ってくださった皆様のおかげで、大量のダンボールも手際よくトラックに積み込むことができました。
木流さんの情熱。
それを支えてくれた、木流さんのご家族、友人の方々。
お手伝いしてくれた方々の中には、ひだっちのブロガーさんも多数いらっしゃいました。
救援物資を持ち込んでくれた方々の中には、ツイッターでフォローしてくださってる方々もいらっしゃいました。
mixiからも呼びかけて頂きました。
実際にお会いしたにも関わらず、こちらから名乗ることもなくコッソリと他人のフリしててゴメンナサイ。
そういうの、コッパズカシイものですから・・・次回お会いしたときこそ、とハキハキと自ら名乗れるようにガンバります。
・・・と、言ってみただけで無理なのは自分が一番分かってるわけですけどね。
面識のあった方も面識のない方々も関係なく、あの時間は間違いなく「チーム」として結束していたように思います。
全ては木流さんの情熱の賜物。
その情熱はHeavyMetal!
・・・ということで、取り急ぎお礼でした。
支援頂いた物資の詳細、最終的なお届け先等は、改めて報告させて頂く、とのことでした。
よろしくお願いします。
無事に被災者の方々の元に、飛騨高山からの愛が届きますように。
ひとまず朝一番で物資を持ち込み。
子供たちにも「みんなが頑張ってる姿をみておけ」ということで一緒に乗り込んだわけですが、この時はまだその後の喧騒を想像できないほど穏やか。
その後、午後から「人手足りねぇ」的な情報がツイッターで流れはじめたため、急遽飛び込みでヘルプに参加してきました。
ご協力頂いた方々。
支援物資を持ち込んで頂いた方々。
本当にありがとうございました。
当日の状況と報告は、木流さんのブログを参照くださいませ。
一部重複する箇所もあるかと思いますが、私からもご報告およびお礼も兼ねて、状況をアップしたいと思います。
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物資を持ち込んで頂いた方には記名をお願いしました。
その記名数、90人。
中にはそのまま帰られた方や何人かでいらっしゃって代表者の方だけ記名して頂いたというケースもあったことを鑑みれば、100人以上の方の善意を寄せて頂いたことになります。
本当にありがとうございます。
そして、その善意はダンボールの数で160箱オーバーという膨大な量となりました。

途中、ひだっちブロガーKさんのアイデアでナンバリングして物資を整理していったわけでですが、ナンバリングの用紙を書いても書いても追いつかない、想像以上の数でした。
「子供服」
「おむつ」
「大人防寒着」
といった内容を見るたびに、「これを現地の方々が使ってくれるんだ・・・」と思うだけで、感慨深くなってしまいました。
子供を持つ親としては、特に子供たちがそれを使ってくれている姿を思うと、なんだか込み上げてくるものがありました。
手伝ってくださった皆様のおかげで、大量のダンボールも手際よくトラックに積み込むことができました。
木流さんの情熱。
それを支えてくれた、木流さんのご家族、友人の方々。
お手伝いしてくれた方々の中には、ひだっちのブロガーさんも多数いらっしゃいました。
救援物資を持ち込んでくれた方々の中には、ツイッターでフォローしてくださってる方々もいらっしゃいました。
mixiからも呼びかけて頂きました。
実際にお会いしたにも関わらず、こちらから名乗ることもなくコッソリと他人のフリしててゴメンナサイ。
そういうの、コッパズカシイものですから・・・次回お会いしたときこそ、とハキハキと自ら名乗れるようにガンバります。
・・・と、言ってみただけで無理なのは自分が一番分かってるわけですけどね。
面識のあった方も面識のない方々も関係なく、あの時間は間違いなく「チーム」として結束していたように思います。
全ては木流さんの情熱の賜物。
その情熱はHeavyMetal!
・・・ということで、取り急ぎお礼でした。
支援頂いた物資の詳細、最終的なお届け先等は、改めて報告させて頂く、とのことでした。
よろしくお願いします。
無事に被災者の方々の元に、飛騨高山からの愛が届きますように。
2011年03月18日
ひとりひとりが、できることを
日本は島国。
そして、地震が多い国。
それは分かってた。
海外の立派な城や教会を眺めては「地震が少ないから、これだけのものが残存してるんだろな・・・」と羨ましく思った。
ただ、ここまでの規模はあり得ない、とココロのどこかで思ってた。
「津波っつったって、波のオバケみたいなもんだろ。2階に逃げりゃなんとかなるんだろ」って思ってた。
その幻想は全て打ち砕かれた。
日本で起きていることじゃないような。映画の中のような。現実として受け入れられなかった。
が、徐々に被害の姿が鮮明に映し出されることで、胸が締めつけられる思いだ。
それに便乗して、悪質なチェーンメールが届いたりする。
情報は錯綜するばかり。
そんな中で、募金したり物資を送ろうとしたり、みんながひとりひとりできることがある。
それはそれで協力しつつ、せっかくHeavyMetalを中心にしたブログだから、そういった方向での「できること」を見つけてみようと思う。
① ANTHRAX チャリティー Tシャツ
http://www.greedxxx.com/shout/110317.html
日本のアパレルブランド CREATURE FROM THE LIVINGとANTHRAXとのコラボ。
売上は全額寄付だそうです。
私もさっそく買いました。
この夏は高山市内をこのTシャツ姿で埋めつくせ!・・・は、ちょっとコワイけど、スラッシャーは是非。
② IRON MAIDEN チャリティTシャツ
http://www.cdjournal.com/main/news/iron-maiden/37269
まさに震災のあった週末、来日公演を予定していたIRON MAIDEN。
日本国内に到着したものの、公演はキャンセル。
その国内ツアーで販売予定だったTシャツらしいです。
オフィシャルから購入するようですが、英語が得意じゃない私のために、どなたか一緒に数枚買ってくれませんかね。
:
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:
さて、最後に・・・・。
同じロックを愛する熱き魂を持つブロガーさん、木流さんが被災者支援のために立ち上がってくださいました。
是非皆様、ご協力頂けると嬉しく思います。
(以下引用)
本日現場帰りに警察署に行ってきました。
災害支援車両として、通行許可書をいただける用に
お話してきました。
その結果、許可をいただきました。
書類をいただきましたので、あとは車検証とともに提出するだけです。
運搬車両は物資の量が把握できたらきめますので、
あとは皆さんのご協力次第です。
三児の父の私としては今回の物資運搬は
なるべく子供服をたくさん持って行きたいと思ってます。
大人は我慢できても子供は本当に可愛そうです。
もし、自分の子供、知り合いの子供だと考えると
一日でも早く届けてあげたいと思ってます。
ガソリン事情もありますので、
友人のいる青森まではおそらく到達できませんので、
宮城県に向かおうと思います。
このブログを見ていただいた方で、
寄付できる物が無い方でも知り合いの方などに声をかけていただければと思います。
改めてお知らせします。
3月20日日曜日
AM9~PM4ぐらいの間
スーパーさとう石浦店 しゃべり場前 (過去薬局があった場所)
お願い。
衣料品は極力サイズを分けて袋に入れてください。
ダンボールにどさりと混ぜ混ぜだと分別の負担が気の毒です。
洗濯が出来ないので下着が足りないという現地の声がありますが、
下着は新品に限定させてください。
当然のことですが食料は日持ちのするものに限ります。
現地にたどりつくためのガソリンもありがたいです。
携行缶も三缶用意しましたが足りませんので、貸して頂ける方いましたら
お願いします。(ちゃんとお返しします。)
靴下一足でも構いません被災地の子供達のために
どうかよろしくお願いいたします。
(引用終わり)
そして、地震が多い国。
それは分かってた。
海外の立派な城や教会を眺めては「地震が少ないから、これだけのものが残存してるんだろな・・・」と羨ましく思った。
ただ、ここまでの規模はあり得ない、とココロのどこかで思ってた。
「津波っつったって、波のオバケみたいなもんだろ。2階に逃げりゃなんとかなるんだろ」って思ってた。
その幻想は全て打ち砕かれた。
日本で起きていることじゃないような。映画の中のような。現実として受け入れられなかった。
が、徐々に被害の姿が鮮明に映し出されることで、胸が締めつけられる思いだ。
それに便乗して、悪質なチェーンメールが届いたりする。
情報は錯綜するばかり。
そんな中で、募金したり物資を送ろうとしたり、みんながひとりひとりできることがある。
それはそれで協力しつつ、せっかくHeavyMetalを中心にしたブログだから、そういった方向での「できること」を見つけてみようと思う。
① ANTHRAX チャリティー Tシャツ
http://www.greedxxx.com/shout/110317.html
日本のアパレルブランド CREATURE FROM THE LIVINGとANTHRAXとのコラボ。
売上は全額寄付だそうです。
私もさっそく買いました。
この夏は高山市内をこのTシャツ姿で埋めつくせ!・・・は、ちょっとコワイけど、スラッシャーは是非。
② IRON MAIDEN チャリティTシャツ
http://www.cdjournal.com/main/news/iron-maiden/37269
まさに震災のあった週末、来日公演を予定していたIRON MAIDEN。
日本国内に到着したものの、公演はキャンセル。
その国内ツアーで販売予定だったTシャツらしいです。
オフィシャルから購入するようですが、英語が得意じゃない私のために、どなたか一緒に数枚買ってくれませんかね。
:
:
:
さて、最後に・・・・。
同じロックを愛する熱き魂を持つブロガーさん、木流さんが被災者支援のために立ち上がってくださいました。
是非皆様、ご協力頂けると嬉しく思います。
(以下引用)
本日現場帰りに警察署に行ってきました。
災害支援車両として、通行許可書をいただける用に
お話してきました。
その結果、許可をいただきました。
書類をいただきましたので、あとは車検証とともに提出するだけです。
運搬車両は物資の量が把握できたらきめますので、
あとは皆さんのご協力次第です。
三児の父の私としては今回の物資運搬は
なるべく子供服をたくさん持って行きたいと思ってます。
大人は我慢できても子供は本当に可愛そうです。
もし、自分の子供、知り合いの子供だと考えると
一日でも早く届けてあげたいと思ってます。
ガソリン事情もありますので、
友人のいる青森まではおそらく到達できませんので、
宮城県に向かおうと思います。
このブログを見ていただいた方で、
寄付できる物が無い方でも知り合いの方などに声をかけていただければと思います。
改めてお知らせします。
3月20日日曜日
AM9~PM4ぐらいの間
スーパーさとう石浦店 しゃべり場前 (過去薬局があった場所)
お願い。
衣料品は極力サイズを分けて袋に入れてください。
ダンボールにどさりと混ぜ混ぜだと分別の負担が気の毒です。
洗濯が出来ないので下着が足りないという現地の声がありますが、
下着は新品に限定させてください。
当然のことですが食料は日持ちのするものに限ります。
現地にたどりつくためのガソリンもありがたいです。
携行缶も三缶用意しましたが足りませんので、貸して頂ける方いましたら
お願いします。(ちゃんとお返しします。)
靴下一足でも構いません被災地の子供達のために
どうかよろしくお願いいたします。
(引用終わり)
2011年03月10日
一番輝くところで
ヴォーカルのスタイルによって、「こういう曲を歌ったら、この人は光るなぁ」とか、「こういう曲だと、この人のいいとこが伝わらないなぁ」ってことがある。
様式美に似合うヴォーカル。
スラッシーな曲が似合うヴォーカル。
バラードが絶品なヴォーカル。
この人も、そういう「イメージ」が出来上がってるヴォーカルだ。
ANDI DERIS [COME FROM THE RAIN]

言わずと知れた、現HELLOWEENのヴォーカル、アンディ・デリス。
マイケル・キスクの後釜として加入したのが1994年・・・もう17年(!)経つわけだから、「HELLOWEENのヴォーカルはアンディ。で、キスケの時代は古臭い」ってな人がいてもフシギじゃない。
逆に言うと、「アンディ・デリスといえば、HELLOWEENサウンド」という印象なんだろうな。
HELLOWEENのヴォーカルがマイケル・キスクだった時代・・・
ドイツを中心にハロウィン・シンドローム的フォロワーが続々と生まれる中、異彩を放っていたバンドがアンディ・デリスが在籍していたPINKCREAM69でした。
ポップさと哀愁が絶妙なバランスで同居し、そこにアンディのウェットで個性的なヴォーカルが彩る。
このバンドの胸キュンのメロディを歌うアンディは、唯一無二の存在でした。
そして、ワタシはPINKCREAM69が大好きだった。
アンディ・デリスといえば、少しの泣きと、少しのポップさと、少しのメタリックさと、少しヒネたメロディラインと・・・なんつーか浮遊感のあるメロディっていうかな、そんな歌が似合う。
HELLOWEEN加入直後のアルバムは、そのアンディのセンスとヴァイキーのセンスとの相乗効果によって期待以上の作品に仕上がりました。
逆にアンディ・デリスに興味がない、古くからのHELLOWEENファン、特に「カイ&キスクこそHELLOWEEN」って人にとっては「ダメだこりゃ」なアルバムだったんじゃないでしょうか。
ワタシはアンディ大好きだったから受け入れられたけどね。
そして、HELLOWEENも音楽的変移を繰返し、最新アルバムではかなりヘヴィな路線にベクトルを向けました。
そのアルバムで「Meeeeeeeetaaaaaaallllll!!!」と声高にメタルを叫ぶアンディを聴くにつれ「・・・・それじゃないと思うんだ、アンディ」と切なくなるのです。
(いや、HELLOWEENとしてのアルバムの出来/不出来の問題じゃなくてね)
:
:
:
前置きが長くなってしまいました。
そのアンディ・デリスが、HELLOWEENで2枚のアルバムをリリースした後に発表したソロアルバムがこのアルバム。
ジャケットで表現された、雨に濡れたガラス。
アルバムタイトルに用いられた「RAIN」。
そう、アンディには「RAIN」「TEARS」「AWAY」といった、なんだか切なげなキーワードが似合う。
HELLOWEENのメンバーが参加していることもあり、それなりにヘヴィなパートもあるわけですが、全体的にはアンディ・デリスの「しっとり感」が楽しめるアルバムです。
特に[1000 YEARS AWAY]は、まさにアンディ節とも言える真骨頂。
それなりにHELLOWEENのアルバムに満足していたワタシも「コレなんだよなぁ・・・自分が好きだったアンディ・デリスは」と懐古的になってしまいます。
以前から何度か書いてるかもしれないけど・・・・
HELLOWEENからカイ・ハンセンが抜けたことで、GAMMA RAYが生まれた。
マイケル・キスクが抜けたことで、AVANTASIAの奇跡が生まれた。
PINKCREAM69からアンディ・デリスが抜けたことで、デイヴィッド・リードマンによる正統派欧州路線が花開いた。
そしてアンディがHELLOWEENに加入したことで、想像できなかったケミストリーを生み出した。
・・・そう思うと、この一連の脱退劇は運命的なものだったかのように思う。
だけど、アンディ・デリスのセンスを100%生かせる場所が無くなってしまっているのは残念なトコなんだよね。
またソロアルバムで、その輝きを見せて欲しいなぁ。
ちなみに、amazonだと新品でも400円、中古だと1円・・・(泣)
HELLOWEEN時代のアンディしか知らない方、ポチっときましょう!
Andi Deris - 1000 Years Away
様式美に似合うヴォーカル。
スラッシーな曲が似合うヴォーカル。
バラードが絶品なヴォーカル。
この人も、そういう「イメージ」が出来上がってるヴォーカルだ。
ANDI DERIS [COME FROM THE RAIN]

言わずと知れた、現HELLOWEENのヴォーカル、アンディ・デリス。
マイケル・キスクの後釜として加入したのが1994年・・・もう17年(!)経つわけだから、「HELLOWEENのヴォーカルはアンディ。で、キスケの時代は古臭い」ってな人がいてもフシギじゃない。
逆に言うと、「アンディ・デリスといえば、HELLOWEENサウンド」という印象なんだろうな。
HELLOWEENのヴォーカルがマイケル・キスクだった時代・・・
ドイツを中心にハロウィン・シンドローム的フォロワーが続々と生まれる中、異彩を放っていたバンドがアンディ・デリスが在籍していたPINKCREAM69でした。
ポップさと哀愁が絶妙なバランスで同居し、そこにアンディのウェットで個性的なヴォーカルが彩る。
このバンドの胸キュンのメロディを歌うアンディは、唯一無二の存在でした。
そして、ワタシはPINKCREAM69が大好きだった。
アンディ・デリスといえば、少しの泣きと、少しのポップさと、少しのメタリックさと、少しヒネたメロディラインと・・・なんつーか浮遊感のあるメロディっていうかな、そんな歌が似合う。
HELLOWEEN加入直後のアルバムは、そのアンディのセンスとヴァイキーのセンスとの相乗効果によって期待以上の作品に仕上がりました。
逆にアンディ・デリスに興味がない、古くからのHELLOWEENファン、特に「カイ&キスクこそHELLOWEEN」って人にとっては「ダメだこりゃ」なアルバムだったんじゃないでしょうか。
ワタシはアンディ大好きだったから受け入れられたけどね。
そして、HELLOWEENも音楽的変移を繰返し、最新アルバムではかなりヘヴィな路線にベクトルを向けました。
そのアルバムで「Meeeeeeeetaaaaaaallllll!!!」と声高にメタルを叫ぶアンディを聴くにつれ「・・・・それじゃないと思うんだ、アンディ」と切なくなるのです。
(いや、HELLOWEENとしてのアルバムの出来/不出来の問題じゃなくてね)
:
:
:
前置きが長くなってしまいました。
そのアンディ・デリスが、HELLOWEENで2枚のアルバムをリリースした後に発表したソロアルバムがこのアルバム。
ジャケットで表現された、雨に濡れたガラス。
アルバムタイトルに用いられた「RAIN」。
そう、アンディには「RAIN」「TEARS」「AWAY」といった、なんだか切なげなキーワードが似合う。
HELLOWEENのメンバーが参加していることもあり、それなりにヘヴィなパートもあるわけですが、全体的にはアンディ・デリスの「しっとり感」が楽しめるアルバムです。
特に[1000 YEARS AWAY]は、まさにアンディ節とも言える真骨頂。
それなりにHELLOWEENのアルバムに満足していたワタシも「コレなんだよなぁ・・・自分が好きだったアンディ・デリスは」と懐古的になってしまいます。
以前から何度か書いてるかもしれないけど・・・・
HELLOWEENからカイ・ハンセンが抜けたことで、GAMMA RAYが生まれた。
マイケル・キスクが抜けたことで、AVANTASIAの奇跡が生まれた。
PINKCREAM69からアンディ・デリスが抜けたことで、デイヴィッド・リードマンによる正統派欧州路線が花開いた。
そしてアンディがHELLOWEENに加入したことで、想像できなかったケミストリーを生み出した。
・・・そう思うと、この一連の脱退劇は運命的なものだったかのように思う。
だけど、アンディ・デリスのセンスを100%生かせる場所が無くなってしまっているのは残念なトコなんだよね。
またソロアルバムで、その輝きを見せて欲しいなぁ。
ちなみに、amazonだと新品でも400円、中古だと1円・・・(泣)
HELLOWEEN時代のアンディしか知らない方、ポチっときましょう!
Andi Deris - 1000 Years Away
2011年03月09日
Happy Birthday!
先日、ボウズが誕生日を迎えまして。
6歳でっせ。6歳。
ワタシがブログ始めたときは1歳でっせ。
いやー、時の流れは早いなぁ・・・と感じつつ、我が身も5年経過したかと思うと、その我が身の「5年」の軽さとボウズの「5年」の濃度とのギャップに愕然とするばかりです。
以前にも書いたかもしれないけど、ボウズは妊娠発覚して間もなく奥様の大量出血により即入院。
入院した病院では「無事に生まれないかもしれない。生まれても大きな障害が残る可能性が高い」と言われてですね。
市内病院ではラチがあかず、都市の大型病院まで何度も通ったのでした。
毎日のように自分の体の責任だと思って自分を責めたてて日々泣きはらしていた奥様。
幼くして、じいちゃんばぁちゃんの家に一人で預けられたムスメ。
こんなとき、オトコなんてのは無力なもんだよね。
結果、半年以上の入院を経て無事に生まれてきてくれた。
か細い泣き声で「なんだか心配な男の子だな」と思ったものの、「ま、癒し系なんだわな。きっと」と納得し・・・。
今となっては怒声罵声が響き、パンチキックチョップ頭突きが飛び交う、一般的イメージの男の子に成長してくれた。
周辺でイロイロと雑音が聞こえてくる中、「どんな障害があっても、ゼッタイ生む!」という強い意志を貫き通した奥様に頭が上がりません。
で、6歳ってことは、小学生だ。
ついこないだまで「おっぱい、おっぱい」と言ってたような気がしなくもないが、無事に通ってくれるんだろうか。
カードゲームで「攻撃力」「守備力」とかに触れてたせいか、計算はソコソコ大丈夫だと思う・・・が、問題は「字」だな。
いまだに「と」とか「つ」が鏡文字になったりしてるからなぁ。
「を」とか「れ」とか「ね」も、「これ、新しい迷路ですかね」といった、ありえない曲線美とカーブを描いた字になってるし。
・・・と、いいながらも「ま、学校でなんとかしてくれるだろ」と思うようにしてますよ。
とりあえず、自分が得意と思ってるところを伸ばしてくれれば充分さ。
カエルの子はカエルさ。
そんなボウズの最近はと言えば・・・なんだかひたすらカードを集めてるな。
バトルスピリッツだの、デュエルマスターだの、ポケモンだの、仮面ライダーだの。
奥様からすると理解に苦しむところのようだが、オトコならそういった「コレクター魂」はよく分かる。
持ってることがウレシイ、並んでるのがウレシイ、眺めるのがウレシイ。
そういうもんだよね。ね。
あとは、ゴセイジャーの途中あたりから「オレ、スーパー戦隊はもう見んでな」と言い出した。
コドモをダシにして、一緒に見てたワタシとしては「なんだよぉぉぉ、そういうこと言うなよぉぉぉ。これから盛り上がるぞ、きっと」とテンションを上げていこうとしたが、全く効果ナシ。
結局、ゴセイジャーはストーリーがどうなったか知らないのだ。
が、その後に続いた「歴代スーパー戦隊タタキ売り」のゴーカイジャーで無事復活。
二人で「おぉ、ハリケンジャー!ギンガマン!デカレンジャー!バトルフィーバー!」と嬉々として楽しんでますよ。
ありがとう!ゴーカイジャー!
:
:
:
そんなわけで、生きるか死ぬかの境界線を胎内で既に経験してきたであろうボウズ。
ケガは絶えないものの、フシギなことにカゼをひいたりすることも少ないんだな。
あまり何もないと逆に心配だったりするわけですが・・・きっと生死を彷徨った生命力があるんだろう。そういうことにしておこう。
Happy Birthday !!
6歳でっせ。6歳。
ワタシがブログ始めたときは1歳でっせ。
いやー、時の流れは早いなぁ・・・と感じつつ、我が身も5年経過したかと思うと、その我が身の「5年」の軽さとボウズの「5年」の濃度とのギャップに愕然とするばかりです。
以前にも書いたかもしれないけど、ボウズは妊娠発覚して間もなく奥様の大量出血により即入院。
入院した病院では「無事に生まれないかもしれない。生まれても大きな障害が残る可能性が高い」と言われてですね。
市内病院ではラチがあかず、都市の大型病院まで何度も通ったのでした。
毎日のように自分の体の責任だと思って自分を責めたてて日々泣きはらしていた奥様。
幼くして、じいちゃんばぁちゃんの家に一人で預けられたムスメ。
こんなとき、オトコなんてのは無力なもんだよね。
結果、半年以上の入院を経て無事に生まれてきてくれた。
か細い泣き声で「なんだか心配な男の子だな」と思ったものの、「ま、癒し系なんだわな。きっと」と納得し・・・。
今となっては怒声罵声が響き、パンチキックチョップ頭突きが飛び交う、一般的イメージの男の子に成長してくれた。
周辺でイロイロと雑音が聞こえてくる中、「どんな障害があっても、ゼッタイ生む!」という強い意志を貫き通した奥様に頭が上がりません。
で、6歳ってことは、小学生だ。
ついこないだまで「おっぱい、おっぱい」と言ってたような気がしなくもないが、無事に通ってくれるんだろうか。
カードゲームで「攻撃力」「守備力」とかに触れてたせいか、計算はソコソコ大丈夫だと思う・・・が、問題は「字」だな。
いまだに「と」とか「つ」が鏡文字になったりしてるからなぁ。
「を」とか「れ」とか「ね」も、「これ、新しい迷路ですかね」といった、ありえない曲線美とカーブを描いた字になってるし。
・・・と、いいながらも「ま、学校でなんとかしてくれるだろ」と思うようにしてますよ。
とりあえず、自分が得意と思ってるところを伸ばしてくれれば充分さ。
カエルの子はカエルさ。
そんなボウズの最近はと言えば・・・なんだかひたすらカードを集めてるな。
バトルスピリッツだの、デュエルマスターだの、ポケモンだの、仮面ライダーだの。
奥様からすると理解に苦しむところのようだが、オトコならそういった「コレクター魂」はよく分かる。
持ってることがウレシイ、並んでるのがウレシイ、眺めるのがウレシイ。
そういうもんだよね。ね。
あとは、ゴセイジャーの途中あたりから「オレ、スーパー戦隊はもう見んでな」と言い出した。
コドモをダシにして、一緒に見てたワタシとしては「なんだよぉぉぉ、そういうこと言うなよぉぉぉ。これから盛り上がるぞ、きっと」とテンションを上げていこうとしたが、全く効果ナシ。
結局、ゴセイジャーはストーリーがどうなったか知らないのだ。
が、その後に続いた「歴代スーパー戦隊タタキ売り」のゴーカイジャーで無事復活。
二人で「おぉ、ハリケンジャー!ギンガマン!デカレンジャー!バトルフィーバー!」と嬉々として楽しんでますよ。
ありがとう!ゴーカイジャー!
:
:
:
そんなわけで、生きるか死ぬかの境界線を胎内で既に経験してきたであろうボウズ。
ケガは絶えないものの、フシギなことにカゼをひいたりすることも少ないんだな。
あまり何もないと逆に心配だったりするわけですが・・・きっと生死を彷徨った生命力があるんだろう。そういうことにしておこう。
Happy Birthday !!
2011年03月04日
Night of Fantasy
先日、東京に出張に行った際にですね。
ちょうど日程的にヨイ塩梅だったので、ライブに参戦してきましたよ。
LIGHT BRINGER 、 MinstreliX という、アンダーグラウンドながらもそのスジでは定評のある和製メロディックメタルバンド。
そして、バンドと呼んでは語弊があるかもしれませんが、徹頭徹尾クサいメロディックパワーメタルを追求するパーティー、DragonGuardian。
多分、それぞれ単独だったら行くかどうか迷うとこなんですけどね。
この3つのライブパフォーマンスを同時に体験できて、しかもチケット代が4200円!(ココ、所帯持ちの小遣い制のトーチャンには重要です)
そんなわけで行ってきました。
会場は東京キネマ倶楽部。鶯谷ですね。
整理券番号は221番。で、その後ろはそれほど並んでなかったので、多分キャパは300人くらいでしょうかね。
並んでいる面々を見て思ったんですが・・・いわゆるメタル系のライブと客層が違うんだよね。
以前、某アニソン系のライブに行った時の客層とダブるんだよね。
聞こえてくる会話も「平野綾が・・・」「東方の・・・」という内容がチラホラ。
入場後とりあえず後方に陣取り、様子を見ながら必要に応じて前方へ・・・というプランでボチボチ観戦。
オープニングは MinstreliX ・・・と思ってたんですが、LIGHT BRINGER でしたね。
そういえば、ヴォーカルのFUKIちゃんはDragonGuardianとダブルヘッダーですから、そう考えれば当然でしょう。
LIGHT BRINGER は、ジャパメタ的であり、SHOW-YAとかが流行った時代のJ-POP的でもあり、メロディックパワーメタル的でもあり・・・といった音楽性ですかね。
純粋なメタラーには「コレはないわ」と敬遠されるかと思うのですが、ワタシはジャパメタも大丈夫なので全く問題ナシ。
とにかくFUKIちゃんのヴォーカルの存在感が素晴らしいので、これがライブでどう表現されるかが注目でした。
キュートなゴスロリ風衣装もキャラクターを強調するためには一役買ってましたね。
(FUKIちゃん曰く、「ゴスロリとゴシックロリータは、ヘビメタとヘヴィメタルほどの大きな差があるから一緒にすんな」とのことでしたが)
FUKIちゃんのヴォーカルは全く非の打ち所がないほどカンペキだったと思いますね。期待以上でした。
アルバムと同様に、いや、アルバム以上のパフォーマンスだったのではないでしょうかね。
ただ、MCのお姉ちゃん系というか、ツンデレで言うところの「ツン」系というか・・・そのあたりはちょっと引いて見てしまいましたね。
そして、
FUKIちゃん「私たちがライトブリンガー!略して・・・」
お客さん「らぶりー!!!」
という掛け合い(?)に、「あの客層はコレだったのか!」と納得しましたよ。
まだ音楽性を模索してる感のあるLIGHT BRINGERですが、メロディックでフックのある曲は非常に魅力的。
FUKIちゃんという強烈な個性を内包している以上、正統派パワーメタルというわけにはいかないかもしれませんが、得意であろうジャパメタとメロパワの「いいトコ取り」で頑張ってほしいなぁ。
いいバンドです。
しかし「Dream!」をやってくれなかったのがショックだ。
続いては MinstreliX
自主制作ながらジャパメタ史に残るであろうジャパニーズクサメタル至高の名曲「Thirst for... 」を生み出したバンド。
その後、ヴォーカルのLeo Figaroが脱退し、女性ヴォーカルが加入。
そしてセルフカバーされた「Thirst for...」が「・・・・・」な出来で、興味は薄れかけてたわけですが、無事レオが復帰!
レオが歌う「Thirst for...」が聞ける!その一点に尽きますね。
オープニングチューンに未発売の新曲を持ってくるあたりは、その新曲への自信の現れでしょうかね。
この曲、MinstreliX らしいメロディックな起伏に富んだ素晴らしい曲でしたね。
ホント、よくこれだけクサいメロディラインを書けるもんだと。
しかも曲名は「エリザベート」って言ってたかな。ベタながらもウレしいではないですか。
ヴォーカルのレオは、線が細いながらも美しいハイトーンが印象的。自主制作アルバムのときより、数段良くなってると思いました。
ただ、なんつーか非常に礼儀正しいというか・・・客を煽るというのがニガテそうな印象でしたかね。
歌ってる時のパフォーマンスも柔らかいんだよね。ま、歌が上手なので別にパフォーマンスがどうでもいいけどね。
ラストは当然、「Thirst for... 」でしたね。
グイグイと引き込まれ、時間を忘れるような感覚でした。やっぱり名曲だ。
ニコ動
ニコ動が見られない人は、YouTube
そしてラストに DragonGuardian。
もともとバンドではなく、同人レベルのプロジェクトだったんだよね。
そのクサいメロディと圧倒的疾走感で、メタル好きの人まで巻き込んで、結果として4枚のアルバムをリリース。
ファンタジックなストーリーと歌詞、女性ヴォーカル、曲間の語り(セリフ)・・・と、ダメな人には徹底的にダメ、好きな人にはツボすぎる、という偏った音楽性。
そんなんだから、
・そもそもライブったって、バンドとして成立してないのにできんのか?
・ほとんどがテープから流すだけじゃないのか?
・やっぱりセリフも流れるのか?
と、いろいろ気になるところはあったのですが、結果としてはちゃんとした「バンド」としてライブが披露されましたね。
音の厚みはライブでさらに重厚になり、チープなパタパタスタスタ感は皆無。
セリフはナシ。
ヴォーカルは LIGHT BRINGER に続き、FUKIちゃん。
そんなわけで、DragonGuardian の敬遠されているであろう要素(いや、これが魅力でもあるんだけどね)が控えめとなり、結果的には「純粋なメロディックパワーメタルバンドとしてのライブ」が披露されましたね。
構成するメンバーも、他のバンドで活躍している人たちらしく、力量も文句ナシ。
FUKIちゃん参加前のアルバムもFUKIちゃんの声で新しい魅力が生まれました。
こうして聞くと・・・・ホントにメロパワの美味しいところを凝縮してるな、と。
最新アルバムでは、少し落ち着いてしまった感があり、近々1stアルバムを全編英語詩でリメイク(ヴォーカルはLeo Figaro!!)するらしいけど、あのセリフの入った「やりすぎの世界」が魅力でもあるからね。
その方向性は曲げずに進んでほしいと思います。
いいライブでしたよ。
というわけで、「ま、マイナーなバンドだし。そもそもドラガはバンドでもないし」と軽いキモチで参戦したわけですが、想像以上に楽しめましたよ。
しかしFUKIちゃんの存在感は・・・スゲぇな、と。
ちょうど日程的にヨイ塩梅だったので、ライブに参戦してきましたよ。
LIGHT BRINGER 、 MinstreliX という、アンダーグラウンドながらもそのスジでは定評のある和製メロディックメタルバンド。
そして、バンドと呼んでは語弊があるかもしれませんが、徹頭徹尾クサいメロディックパワーメタルを追求するパーティー、DragonGuardian。
多分、それぞれ単独だったら行くかどうか迷うとこなんですけどね。
この3つのライブパフォーマンスを同時に体験できて、しかもチケット代が4200円!(ココ、所帯持ちの小遣い制のトーチャンには重要です)
そんなわけで行ってきました。
会場は東京キネマ倶楽部。鶯谷ですね。
整理券番号は221番。で、その後ろはそれほど並んでなかったので、多分キャパは300人くらいでしょうかね。
並んでいる面々を見て思ったんですが・・・いわゆるメタル系のライブと客層が違うんだよね。
以前、某アニソン系のライブに行った時の客層とダブるんだよね。
聞こえてくる会話も「平野綾が・・・」「東方の・・・」という内容がチラホラ。
入場後とりあえず後方に陣取り、様子を見ながら必要に応じて前方へ・・・というプランでボチボチ観戦。
オープニングは MinstreliX ・・・と思ってたんですが、LIGHT BRINGER でしたね。
そういえば、ヴォーカルのFUKIちゃんはDragonGuardianとダブルヘッダーですから、そう考えれば当然でしょう。
LIGHT BRINGER は、ジャパメタ的であり、SHOW-YAとかが流行った時代のJ-POP的でもあり、メロディックパワーメタル的でもあり・・・といった音楽性ですかね。
純粋なメタラーには「コレはないわ」と敬遠されるかと思うのですが、ワタシはジャパメタも大丈夫なので全く問題ナシ。
とにかくFUKIちゃんのヴォーカルの存在感が素晴らしいので、これがライブでどう表現されるかが注目でした。
キュートなゴスロリ風衣装もキャラクターを強調するためには一役買ってましたね。
(FUKIちゃん曰く、「ゴスロリとゴシックロリータは、ヘビメタとヘヴィメタルほどの大きな差があるから一緒にすんな」とのことでしたが)
FUKIちゃんのヴォーカルは全く非の打ち所がないほどカンペキだったと思いますね。期待以上でした。
アルバムと同様に、いや、アルバム以上のパフォーマンスだったのではないでしょうかね。
ただ、MCのお姉ちゃん系というか、ツンデレで言うところの「ツン」系というか・・・そのあたりはちょっと引いて見てしまいましたね。
そして、
FUKIちゃん「私たちがライトブリンガー!略して・・・」
お客さん「らぶりー!!!」
という掛け合い(?)に、「あの客層はコレだったのか!」と納得しましたよ。
まだ音楽性を模索してる感のあるLIGHT BRINGERですが、メロディックでフックのある曲は非常に魅力的。
FUKIちゃんという強烈な個性を内包している以上、正統派パワーメタルというわけにはいかないかもしれませんが、得意であろうジャパメタとメロパワの「いいトコ取り」で頑張ってほしいなぁ。
いいバンドです。
しかし「Dream!」をやってくれなかったのがショックだ。
続いては MinstreliX
自主制作ながらジャパメタ史に残るであろうジャパニーズクサメタル至高の名曲「Thirst for... 」を生み出したバンド。
その後、ヴォーカルのLeo Figaroが脱退し、女性ヴォーカルが加入。
そしてセルフカバーされた「Thirst for...」が「・・・・・」な出来で、興味は薄れかけてたわけですが、無事レオが復帰!
レオが歌う「Thirst for...」が聞ける!その一点に尽きますね。
オープニングチューンに未発売の新曲を持ってくるあたりは、その新曲への自信の現れでしょうかね。
この曲、MinstreliX らしいメロディックな起伏に富んだ素晴らしい曲でしたね。
ホント、よくこれだけクサいメロディラインを書けるもんだと。
しかも曲名は「エリザベート」って言ってたかな。ベタながらもウレしいではないですか。
ヴォーカルのレオは、線が細いながらも美しいハイトーンが印象的。自主制作アルバムのときより、数段良くなってると思いました。
ただ、なんつーか非常に礼儀正しいというか・・・客を煽るというのがニガテそうな印象でしたかね。
歌ってる時のパフォーマンスも柔らかいんだよね。ま、歌が上手なので別にパフォーマンスがどうでもいいけどね。
ラストは当然、「Thirst for... 」でしたね。
グイグイと引き込まれ、時間を忘れるような感覚でした。やっぱり名曲だ。
ニコ動
ニコ動が見られない人は、YouTube
そしてラストに DragonGuardian。
もともとバンドではなく、同人レベルのプロジェクトだったんだよね。
そのクサいメロディと圧倒的疾走感で、メタル好きの人まで巻き込んで、結果として4枚のアルバムをリリース。
ファンタジックなストーリーと歌詞、女性ヴォーカル、曲間の語り(セリフ)・・・と、ダメな人には徹底的にダメ、好きな人にはツボすぎる、という偏った音楽性。
そんなんだから、
・そもそもライブったって、バンドとして成立してないのにできんのか?
・ほとんどがテープから流すだけじゃないのか?
・やっぱりセリフも流れるのか?
と、いろいろ気になるところはあったのですが、結果としてはちゃんとした「バンド」としてライブが披露されましたね。
音の厚みはライブでさらに重厚になり、チープなパタパタスタスタ感は皆無。
セリフはナシ。
ヴォーカルは LIGHT BRINGER に続き、FUKIちゃん。
そんなわけで、DragonGuardian の敬遠されているであろう要素(いや、これが魅力でもあるんだけどね)が控えめとなり、結果的には「純粋なメロディックパワーメタルバンドとしてのライブ」が披露されましたね。
構成するメンバーも、他のバンドで活躍している人たちらしく、力量も文句ナシ。
FUKIちゃん参加前のアルバムもFUKIちゃんの声で新しい魅力が生まれました。
こうして聞くと・・・・ホントにメロパワの美味しいところを凝縮してるな、と。
最新アルバムでは、少し落ち着いてしまった感があり、近々1stアルバムを全編英語詩でリメイク(ヴォーカルはLeo Figaro!!)するらしいけど、あのセリフの入った「やりすぎの世界」が魅力でもあるからね。
その方向性は曲げずに進んでほしいと思います。
いいライブでしたよ。
というわけで、「ま、マイナーなバンドだし。そもそもドラガはバンドでもないし」と軽いキモチで参戦したわけですが、想像以上に楽しめましたよ。
しかしFUKIちゃんの存在感は・・・スゲぇな、と。