ヘビメタパパの書斎 › 2010年11月
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2010年11月12日
歌舞伎町ナイト
♪TOKYO CITY NIGHT 乱れ咲き誇るバラの~
♪TOKYO CITY NIGHT 色と誘いに満ちた~
(From ZIGGY [TOKYO CITY NIGHT])
・・というわけで、歌舞伎町の夜は「妖」だったり「艶」だったり「乱」だったりとオトナの世界らしいのです。
いろいろとイクナイ世界らしいのです。
イナカモノとしてはコワイコワイ世界らしいのです。
でもね、ワタシは毎回歌舞伎町に行くんですが、そういったイクナイ世界はスルーして楽しんでますよ。
眠らない街だから、確固たる信念で客引きにも動じなければ、なんでもある街なのだ。便利なのだ。
・・・ホストの多さに驚くけどね。
:
:
:
一人で誕生日を楽しんだのが土曜日。
LOUDPARKに参戦したのが日曜日。
で、月曜日から仕事モードだったわけですが、その月曜日の夜に東京のメタルフレンズに遊んでもらいましたよ。
ワタシごときの拙いブログにコメントをくださったことがキッカケで知り合いになったわけですが・・・ブログがキッカケでこんな縁が生まれるとは。なんつーか感慨深いよね。
そのステキなメタルレディ、ななせゆうりさん。そしてその旦那様。二人ともメタル好きで、ワタシが参戦できなかった土曜日のLOUDPARKに参戦したとのこと。
夫婦でLOUDPARK・・・ウラヤマしすぎる。
合流場所は、いつもの新宿紀伊国屋。
で、ななせさんはお酒飲めないにも関わらず、居酒屋へ。
当然話題はLOUDPARKが中心だ。
・・・・で、どのくらいいたんだっけ?とにかくひたらすらメタルの話は絶えることなく、そして旦那様とワタシはビールが絶えることなく・・・。
たぶんね、スンゴぃテンションだったと思うんだ。
酒飲めない奥様がいるのにゴメンナサイ。
そして、当然のごとくメタカラ(ちなみに「メタルカラオケ」の略ね)。場所は歌舞伎町。なんつったってメタルバーGODZがあるから、どうしても歌舞伎町が拠点になるのだ。
とりあえず、LOUDPARKの話の中で話題になったEDGUYの「Babylon」でオープニングを飾った・・・気がする。
当然、トビアスの声なんて出ませんよ。勢いだけです。
あとはTURISASも歌った・・・気がする。
JUDAS PRIESTも歌った・・・気がする。
ななせさんがリクエストしたAVENGED SEVENFOLDに図々しく割り込んだ・・・気がする。
もうね、酒とフルスロットルのテンションでカラオケのスタートから記憶が曖昧で。
2時間(だったっけ?)、いったい何を歌ったのか、我ながらスンゲェ気になるよ。
その後、記憶が曖昧なままメタルバーGODZへ。
イカツイ外人さんのテンションが素晴らしく、それに乗せられて一緒に歌ったり叫んだりメロイックサインを掲げたり。
メタルは言葉の壁を越えるぜ!!
たしかRIOTの[THUNDERSTEEL]とTURISASの[BATTLE METAL]をリクエストした・・・ような気がする。
そして、カラオケ→GODZだったので、ちょっと再びマッタリと語りたい・・・と思ったからかどうか定かではないけど、中華料理屋で再び飲む。語る。
そして気付いた時には3時・・・だった気がする。
ワタシはホテルへ直行&バタンキュー。
ななせさんご夫妻は当然終電は逃してるので、始発まで新宿で仮眠をとって始発で帰ったそうで・・・あぁ、巻き込んでゴメンナサイ。
そして翌日の仕事は・・・ほとんど声が出ず、お客様からも怪訝な視線を浴びつつ、「ボウジバゲゴザイバゼン・・・ドドガヂョウジバルイドデ・・・・」(申し訳ございません。ノドが調子悪いので・・・)とイイワケを重ね・・・。
結局、3日後に自宅に帰っても「・・・なに、その声」と奥様からも訝しがられ・・・。
熱狂と歓喜の宴の代償は大きかったのでした。
でも、まだ歌いたりねー!
また遊んでくださいませ。
♪TOKYO CITY NIGHT 色と誘いに満ちた~
(From ZIGGY [TOKYO CITY NIGHT])
・・というわけで、歌舞伎町の夜は「妖」だったり「艶」だったり「乱」だったりとオトナの世界らしいのです。
いろいろとイクナイ世界らしいのです。
イナカモノとしてはコワイコワイ世界らしいのです。
でもね、ワタシは毎回歌舞伎町に行くんですが、そういったイクナイ世界はスルーして楽しんでますよ。
眠らない街だから、確固たる信念で客引きにも動じなければ、なんでもある街なのだ。便利なのだ。
・・・ホストの多さに驚くけどね。
:
:
:
一人で誕生日を楽しんだのが土曜日。
LOUDPARKに参戦したのが日曜日。
で、月曜日から仕事モードだったわけですが、その月曜日の夜に東京のメタルフレンズに遊んでもらいましたよ。
ワタシごときの拙いブログにコメントをくださったことがキッカケで知り合いになったわけですが・・・ブログがキッカケでこんな縁が生まれるとは。なんつーか感慨深いよね。
そのステキなメタルレディ、ななせゆうりさん。そしてその旦那様。二人ともメタル好きで、ワタシが参戦できなかった土曜日のLOUDPARKに参戦したとのこと。
夫婦でLOUDPARK・・・ウラヤマしすぎる。
合流場所は、いつもの新宿紀伊国屋。
で、ななせさんはお酒飲めないにも関わらず、居酒屋へ。
当然話題はLOUDPARKが中心だ。
・・・・で、どのくらいいたんだっけ?とにかくひたらすらメタルの話は絶えることなく、そして旦那様とワタシはビールが絶えることなく・・・。
たぶんね、スンゴぃテンションだったと思うんだ。
酒飲めない奥様がいるのにゴメンナサイ。
そして、当然のごとくメタカラ(ちなみに「メタルカラオケ」の略ね)。場所は歌舞伎町。なんつったってメタルバーGODZがあるから、どうしても歌舞伎町が拠点になるのだ。
とりあえず、LOUDPARKの話の中で話題になったEDGUYの「Babylon」でオープニングを飾った・・・気がする。
当然、トビアスの声なんて出ませんよ。勢いだけです。
あとはTURISASも歌った・・・気がする。
JUDAS PRIESTも歌った・・・気がする。
ななせさんがリクエストしたAVENGED SEVENFOLDに図々しく割り込んだ・・・気がする。
もうね、酒とフルスロットルのテンションでカラオケのスタートから記憶が曖昧で。
2時間(だったっけ?)、いったい何を歌ったのか、我ながらスンゲェ気になるよ。
その後、記憶が曖昧なままメタルバーGODZへ。
イカツイ外人さんのテンションが素晴らしく、それに乗せられて一緒に歌ったり叫んだりメロイックサインを掲げたり。
メタルは言葉の壁を越えるぜ!!
たしかRIOTの[THUNDERSTEEL]とTURISASの[BATTLE METAL]をリクエストした・・・ような気がする。
そして、カラオケ→GODZだったので、ちょっと再びマッタリと語りたい・・・と思ったからかどうか定かではないけど、中華料理屋で再び飲む。語る。
そして気付いた時には3時・・・だった気がする。
ワタシはホテルへ直行&バタンキュー。
ななせさんご夫妻は当然終電は逃してるので、始発まで新宿で仮眠をとって始発で帰ったそうで・・・あぁ、巻き込んでゴメンナサイ。
そして翌日の仕事は・・・ほとんど声が出ず、お客様からも怪訝な視線を浴びつつ、「ボウジバゲゴザイバゼン・・・ドドガヂョウジバルイドデ・・・・」(申し訳ございません。ノドが調子悪いので・・・)とイイワケを重ね・・・。
結局、3日後に自宅に帰っても「・・・なに、その声」と奥様からも訝しがられ・・・。
熱狂と歓喜の宴の代償は大きかったのでした。
でも、まだ歌いたりねー!
また遊んでくださいませ。
2010年11月10日
ひとりぼっちのバースデー
少し前のことですが・・・xx回目の誕生日を迎えました。
ま、家族の誕生日ってのはイベントとして非常に重要な位置づけとして捉えているわけですが、自分の誕生日なんてのは別に何か準備することもない。
とはいえ、子供たちは「おとーさんの誕生日→ケーキ食える→とりあえず祝っとくか」というホップステップジャンプ方式三段論法でに「おとーさんの誕生日のお祝い、いつやるの?」と楽しみにしてたようだ。
が。
今年は出張&ライブと重なってしまい、誕生日当日は家にいなかった。
そんなわけで、一人で東京で迎える誕生日。
タイトルで「ひとりぼっち」などと寂しげに書いてみたものの、もともと一人大好き!なワタシなので、それなりにスペシャルな気分だったのも事実だ。
さー、どうすっかなー、せっかく一人だしなー、せっかく東京だしなー。
で、昼過ぎに東京に着いて、まず向かった先は六本木。先日ブログに書いたゴッホ展だ。
東京へ行ったら、美術館へ行くのが楽しみの一つ。
美術館って、ココロが落ち着くような、ココロが洗われるような、それでいてココロが昂るような、なんともいえない気分になるのが好きだ。
で、定宿のある新宿へ。
ホテルに荷物を預け、向かった先は歌舞伎町。そして歌舞伎町でヒトカラ!(いまさらだけど「ひとりカラオケ」のことね)
ヒトカラ、最初は緊張したけどね。もう慣れたよ。
土曜日だったから、カップルだのグループだのワサワサしてたけど、堂々と「一人です(キリリ」って言えたよ!成長したよ!大人の階段登ったよ!
そして、一人で2時間タップリ楽しんできました。
この歌舞伎町のカラオケ、DAMだのJOYSOUNDだの全ての機種が一元管理されていて、どのメーカーの曲でも歌えるっつーツワモノ。
他にも安いカラオケはあるけど、メタルだのアニメだのといったアンダーグラウンドな曲を歌うワタシとしては、全ての曲がラインナップされているのは心強い。
で、歌えなかったら止める、納得いかなかったらもう一回歌う。キモチよかったらもう一回歌う。
そんなフリーダムなカラオケ、一人じゃないとあり得ないもんね。
そして、そのカラオケを出た目の前にブリティッシュパプっぽい店を発見。
店内のフンイキはブリティッシュっつーか、ハードロックカフェ的絢爛ではあったが、フィッシュ&チップスとギネスビールという「イギリスっつったら、コレが王道メニューだろな、きっと。NWOBHMだな(New Wave Of British Heavy Metalね)」と勝手に妄想し、一人祝杯。
おめでとう。俺。
ヒトカラおつかれ。俺。

そしてギネスをチビチビと飲みながら、マッタリと読書。
・・・なんたるゼイタクな時間。
もともと、酒+メタル+本ってのが自分の大好きな生活スタイルとしてあったんだけどね。
結婚して子供が生まれて、日々の生活の中で「本を読む」って時間を作るのがなかなか難しいよね。
歌舞伎町の喧騒の中とはいえ、そんなゆったりした時間を過ごせた誕生日ってのは記憶に残るよ。
その後、紀伊国屋とDISK UNIONというゴールデンルートをブラブラして、ホテルで再び飲む。
翌日のライブに思いを馳せて、メタルを聴きながら再びマッタリと飲む。
本来は家族でお祝いする予定だった日に「結婚してから、ずっとライブ我慢しとったんやで、楽しんどいで」と快く送り出してくれた奥様に感謝だ。
・・・子供たちは「えーーーー。じゃ、いつケーキ食べるんよ!」とプリプリしてたけどね。
ま、家族の誕生日ってのはイベントとして非常に重要な位置づけとして捉えているわけですが、自分の誕生日なんてのは別に何か準備することもない。
とはいえ、子供たちは「おとーさんの誕生日→ケーキ食える→とりあえず祝っとくか」というホップステップジャンプ方式三段論法でに「おとーさんの誕生日のお祝い、いつやるの?」と楽しみにしてたようだ。
が。
今年は出張&ライブと重なってしまい、誕生日当日は家にいなかった。
そんなわけで、一人で東京で迎える誕生日。
タイトルで「ひとりぼっち」などと寂しげに書いてみたものの、もともと一人大好き!なワタシなので、それなりにスペシャルな気分だったのも事実だ。
さー、どうすっかなー、せっかく一人だしなー、せっかく東京だしなー。
で、昼過ぎに東京に着いて、まず向かった先は六本木。先日ブログに書いたゴッホ展だ。
東京へ行ったら、美術館へ行くのが楽しみの一つ。
美術館って、ココロが落ち着くような、ココロが洗われるような、それでいてココロが昂るような、なんともいえない気分になるのが好きだ。
で、定宿のある新宿へ。
ホテルに荷物を預け、向かった先は歌舞伎町。そして歌舞伎町でヒトカラ!(いまさらだけど「ひとりカラオケ」のことね)
ヒトカラ、最初は緊張したけどね。もう慣れたよ。
土曜日だったから、カップルだのグループだのワサワサしてたけど、堂々と「一人です(キリリ」って言えたよ!成長したよ!大人の階段登ったよ!
そして、一人で2時間タップリ楽しんできました。
この歌舞伎町のカラオケ、DAMだのJOYSOUNDだの全ての機種が一元管理されていて、どのメーカーの曲でも歌えるっつーツワモノ。
他にも安いカラオケはあるけど、メタルだのアニメだのといったアンダーグラウンドな曲を歌うワタシとしては、全ての曲がラインナップされているのは心強い。
で、歌えなかったら止める、納得いかなかったらもう一回歌う。キモチよかったらもう一回歌う。
そんなフリーダムなカラオケ、一人じゃないとあり得ないもんね。
そして、そのカラオケを出た目の前にブリティッシュパプっぽい店を発見。
店内のフンイキはブリティッシュっつーか、ハードロックカフェ的絢爛ではあったが、フィッシュ&チップスとギネスビールという「イギリスっつったら、コレが王道メニューだろな、きっと。NWOBHMだな(New Wave Of British Heavy Metalね)」と勝手に妄想し、一人祝杯。
おめでとう。俺。
ヒトカラおつかれ。俺。

そしてギネスをチビチビと飲みながら、マッタリと読書。
・・・なんたるゼイタクな時間。
もともと、酒+メタル+本ってのが自分の大好きな生活スタイルとしてあったんだけどね。
結婚して子供が生まれて、日々の生活の中で「本を読む」って時間を作るのがなかなか難しいよね。
歌舞伎町の喧騒の中とはいえ、そんなゆったりした時間を過ごせた誕生日ってのは記憶に残るよ。
その後、紀伊国屋とDISK UNIONというゴールデンルートをブラブラして、ホテルで再び飲む。
翌日のライブに思いを馳せて、メタルを聴きながら再びマッタリと飲む。
本来は家族でお祝いする予定だった日に「結婚してから、ずっとライブ我慢しとったんやで、楽しんどいで」と快く送り出してくれた奥様に感謝だ。
・・・子供たちは「えーーーー。じゃ、いつケーキ食べるんよ!」とプリプリしてたけどね。
2010年11月08日
ゴッホの血流
東京へ出張したときの楽しみの一つが美術館。
さすがビッグシティートーキョースーパーシティートキオ。
行くたびに何だかんだと「特別展示会」的なものを催してます。
今回事前チェックした中で目についたのが「ゴッホ展」。
ゴッホっつーと、ワタシの中では一昨年に訪れたピカソと同様に「どうしても見たいわけではないけど、機会があれば見ておきたい」って位置づけだ。
っつーことで行ってきました。ギロッポン六本木。
六本木といえば、ワタシのようなイナカモノにとっては「オサレ・セレブリティー・ミッドタウン・ヒルズ」→住む世界が違うから近づきたくない。
そんな印象。
当然、そんなところに立寄りもせず、国立新美術館直結の乃木坂駅で降りて、乃木坂駅から帰る。
オサレな六本木の景観をメタTのイナカモノが汚してはイクナイ。
ゴッホ展 ・・・ 国立新美術館

到着したのが3時くらいかな。
チケット購入、数人待ち。会場入り、全く待ち時間ナシ。
ゴッホのネームバリューを思えば、意外なスムーズさだね。
とにかく印象としては「ゴッホ、多っ!!」だ。
過去だと「フェルメール展」なんかもそうだが、その冠がついてる画家の作品ってのは目玉にはなっているものの作品数としては少ないことも多々ある。
が、今回はひたすらゴッホ。
「こうして私はゴッホになった」というサブタイトルの通り、彼の人生や作風の変化が手にとるように感じられる希有な展示会でした。
ゴッホというと、印象派的画風+点描・・・というイメージを持っていた。(シロートだからツッコミはナシね)
実際に眺めてみると・・たしかにそんな感じではあるんだけど、荒々しく筆を押しつけてるのに最終的には繊細なグラデーションに仕上がっているのが驚き。
そして、全く異なる色彩で埋められているのに、表現される色は不思議と穏やかに統一されてる。
なによりも、その「埋める」「重ねる」ことによる立体感がスゴい。
今までも「やっぱりナマで見ないとわかんない魅力があるな」と感じることはたくさんあった。
が、今回はそれの真骨頂だ。
降りそそぐ太陽の光だったり。
たゆたう水の流れだったり。
人間の血流だったり。
その立体感で、何かが脈打ってるかのようなイキイキとした印象を与えてくれる。
絵はがきを買って改めてウチで眺めてみたけど、その感覚は蘇ってこなかった。
退場後の帰路で「時間があったら、もう一回見ときたいな」と思ったよ。
さすがビッグシティートーキョースーパーシティートキオ。
行くたびに何だかんだと「特別展示会」的なものを催してます。
今回事前チェックした中で目についたのが「ゴッホ展」。
ゴッホっつーと、ワタシの中では一昨年に訪れたピカソと同様に「どうしても見たいわけではないけど、機会があれば見ておきたい」って位置づけだ。
っつーことで行ってきました。ギロッポン六本木。
六本木といえば、ワタシのようなイナカモノにとっては「オサレ・セレブリティー・ミッドタウン・ヒルズ」→住む世界が違うから近づきたくない。
そんな印象。
当然、そんなところに立寄りもせず、国立新美術館直結の乃木坂駅で降りて、乃木坂駅から帰る。
オサレな六本木の景観をメタTのイナカモノが汚してはイクナイ。
ゴッホ展 ・・・ 国立新美術館

到着したのが3時くらいかな。
チケット購入、数人待ち。会場入り、全く待ち時間ナシ。
ゴッホのネームバリューを思えば、意外なスムーズさだね。
とにかく印象としては「ゴッホ、多っ!!」だ。
過去だと「フェルメール展」なんかもそうだが、その冠がついてる画家の作品ってのは目玉にはなっているものの作品数としては少ないことも多々ある。
が、今回はひたすらゴッホ。
「こうして私はゴッホになった」というサブタイトルの通り、彼の人生や作風の変化が手にとるように感じられる希有な展示会でした。
ゴッホというと、印象派的画風+点描・・・というイメージを持っていた。(シロートだからツッコミはナシね)
実際に眺めてみると・・たしかにそんな感じではあるんだけど、荒々しく筆を押しつけてるのに最終的には繊細なグラデーションに仕上がっているのが驚き。
そして、全く異なる色彩で埋められているのに、表現される色は不思議と穏やかに統一されてる。
なによりも、その「埋める」「重ねる」ことによる立体感がスゴい。
今までも「やっぱりナマで見ないとわかんない魅力があるな」と感じることはたくさんあった。
が、今回はそれの真骨頂だ。
降りそそぐ太陽の光だったり。
たゆたう水の流れだったり。
人間の血流だったり。
その立体感で、何かが脈打ってるかのようなイキイキとした印象を与えてくれる。
絵はがきを買って改めてウチで眺めてみたけど、その感覚は蘇ってこなかった。
退場後の帰路で「時間があったら、もう一回見ときたいな」と思ったよ。
2010年11月04日
ハロウィン過ぎて・・・
「ハロウィンの日にはハロウィンのことを書いとこう。安直だけど分かりやすいし。べ・・・べつにネタに困ってるわけじゃないんだからね!」
そう思いつつ、一昨年と昨年もハロウィンのことを書いてたわけですが・・・。
知らぬ間に終わってたよ。ハロウィン。
だって、ワタシのまわりでは「はろうぃん! はろうぃん!」って喧騒は皆無なんだもん。
だって、ニッポン人にはあんまり関係ないんじゃね?
各方面のギョーカイの人たちが盛り上げようとしてるだけじゃね?
そういったヒネクレ思想は置いといて、今年も遅ればせながらハロウィンのことを書いちゃうわけです。
結局便乗しちゃうのです。
タイミング逸してる感満載だけどカンベンしてくださいませ。
振り返ってみると、結構ハロウィンのアルバムはいくつか取り上げてるんだな。覚えてなかったけど。
そんなわけで、今年はこのアルバムを。
HELLOWEEN [THE DARK RIDE]

通算で9枚目、アンディ・デリス加入後では4枚目・・・だったと思う。
アンディ加入後の新生HELLOWEENは、どうしてもマイケル・キスクの幻影、そして少し間が開いてるとはいえ、カイ・ハンセンの幻影との戦いだったと思う。
全く毛色の違うPINKCREAM69というバンドで、ポップな色彩が魅力だったアンディが加入して、ファンは大きな不安をもって船出を見つめていたと思う。
当然、アンディ加入後のHELLOWEENは、その「HELLOWEENらしさとアンディのメロディセンスの融和」がキーポイント。
結果、それを見事に成立させてくれた。
カイ信者だったワタシも「これはこれでイイ!」と思えた。(ま、ワタシがPINKCREAM69も好きだった、ってのもあるけどね)
そして、その段階を越えて「アンディのHELLOWEEN」としての存在が確立できたところで、ようやくその足枷が外れて自由にアルバムを作ってみた・・・そんな印象です。
タイトルの通り、全体を覆うダークな印象。
正統派メタルファンが嫌悪する「モダン」という言葉。
賛否両論のアルバムだと思います。
(いつも書くけど、「賛否両論」ってときは概して「否」が多いときの表現だよね)
確かに、モダンでフックのない曲も多い。
アルバム全体の印象も暗い。
だけど、キラーチューンの破壊力という点では、アンディ加入後のアルバムの中でも珠玉だと思うのだ。
だから個人的にはそれほど否定的な印象はないんだな。
[All Over The Nations]でのHELLOWEEN節満載の典型的「ジャーマンメタル」。そしてこの飛翔感。この曲をアンディが歌って違和感がないってのは大きいと思うんだ。
ヘヴィながらもキャッチーな[Mr.Torutre]は、アンディ加入後のHELLOWEENの一つの新しい「王道」とも取れる曲だ。
[Salvation]もヴァイキーらしさ満点、スピーディーなリフにゆったりとしたアンディの声が心地よく、イントロのリフだけで「よしよし、その筋の曲だな。ちゃんとちゃんとだな。」と直感できる名曲。
そしてなんといっても得意の大曲[The Dark Ride]。アルバムのダークな印象と、得意のドラマティックな世界観が一体になったハイライト。
・・・と、HELLOWEENの歴史に残る名曲群を収録していながら、駄曲との差が激しい印象が強いこのアルバム。
個人的には「75点~85点の曲が満載の、トータル80点のアルバム」よりは「トータル70点だけど、90点以上の曲が数曲ある」というアルバムのほうが印象に残ったりする。
だから、「THE DARK RIDEの前後のアルバムってなんだっけ・・・」と思うほど、この時期はこのアルバムの印象が強い。
古くからのHELLOWEENファンは、カイのリフじゃないHELLOWEEN、キスケのハイトーンが聞けないHELLOWEENを追いかける気にならない人もいるかもしれない。
そんな人には、敢えてこのアルバムから入るってのも手だと思うんだ。
アンディ加入直後のアルバムは良くも悪くもアンディの魅力が詰まってるからそのギャップに苦しむかもしれないけど、このアルバムは新生HELLOWEENの新しい魅力が見えると思うから。
Helloween - Mr. Torture
Helloween - Salvation
Helloween - The dark ride
そう思いつつ、一昨年と昨年もハロウィンのことを書いてたわけですが・・・。
知らぬ間に終わってたよ。ハロウィン。
だって、ワタシのまわりでは「はろうぃん! はろうぃん!」って喧騒は皆無なんだもん。
だって、ニッポン人にはあんまり関係ないんじゃね?
各方面のギョーカイの人たちが盛り上げようとしてるだけじゃね?
そういったヒネクレ思想は置いといて、今年も遅ればせながらハロウィンのことを書いちゃうわけです。
結局便乗しちゃうのです。
タイミング逸してる感満載だけどカンベンしてくださいませ。
振り返ってみると、結構ハロウィンのアルバムはいくつか取り上げてるんだな。覚えてなかったけど。
そんなわけで、今年はこのアルバムを。
HELLOWEEN [THE DARK RIDE]

通算で9枚目、アンディ・デリス加入後では4枚目・・・だったと思う。
アンディ加入後の新生HELLOWEENは、どうしてもマイケル・キスクの幻影、そして少し間が開いてるとはいえ、カイ・ハンセンの幻影との戦いだったと思う。
全く毛色の違うPINKCREAM69というバンドで、ポップな色彩が魅力だったアンディが加入して、ファンは大きな不安をもって船出を見つめていたと思う。
当然、アンディ加入後のHELLOWEENは、その「HELLOWEENらしさとアンディのメロディセンスの融和」がキーポイント。
結果、それを見事に成立させてくれた。
カイ信者だったワタシも「これはこれでイイ!」と思えた。(ま、ワタシがPINKCREAM69も好きだった、ってのもあるけどね)
そして、その段階を越えて「アンディのHELLOWEEN」としての存在が確立できたところで、ようやくその足枷が外れて自由にアルバムを作ってみた・・・そんな印象です。
タイトルの通り、全体を覆うダークな印象。
正統派メタルファンが嫌悪する「モダン」という言葉。
賛否両論のアルバムだと思います。
(いつも書くけど、「賛否両論」ってときは概して「否」が多いときの表現だよね)
確かに、モダンでフックのない曲も多い。
アルバム全体の印象も暗い。
だけど、キラーチューンの破壊力という点では、アンディ加入後のアルバムの中でも珠玉だと思うのだ。
だから個人的にはそれほど否定的な印象はないんだな。
[All Over The Nations]でのHELLOWEEN節満載の典型的「ジャーマンメタル」。そしてこの飛翔感。この曲をアンディが歌って違和感がないってのは大きいと思うんだ。
ヘヴィながらもキャッチーな[Mr.Torutre]は、アンディ加入後のHELLOWEENの一つの新しい「王道」とも取れる曲だ。
[Salvation]もヴァイキーらしさ満点、スピーディーなリフにゆったりとしたアンディの声が心地よく、イントロのリフだけで「よしよし、その筋の曲だな。ちゃんとちゃんとだな。」と直感できる名曲。
そしてなんといっても得意の大曲[The Dark Ride]。アルバムのダークな印象と、得意のドラマティックな世界観が一体になったハイライト。
・・・と、HELLOWEENの歴史に残る名曲群を収録していながら、駄曲との差が激しい印象が強いこのアルバム。
個人的には「75点~85点の曲が満載の、トータル80点のアルバム」よりは「トータル70点だけど、90点以上の曲が数曲ある」というアルバムのほうが印象に残ったりする。
だから、「THE DARK RIDEの前後のアルバムってなんだっけ・・・」と思うほど、この時期はこのアルバムの印象が強い。
古くからのHELLOWEENファンは、カイのリフじゃないHELLOWEEN、キスケのハイトーンが聞けないHELLOWEENを追いかける気にならない人もいるかもしれない。
そんな人には、敢えてこのアルバムから入るってのも手だと思うんだ。
アンディ加入直後のアルバムは良くも悪くもアンディの魅力が詰まってるからそのギャップに苦しむかもしれないけど、このアルバムは新生HELLOWEENの新しい魅力が見えると思うから。
Helloween - Mr. Torture
Helloween - Salvation
Helloween - The dark ride