ヘビメタパパの書斎 › 2008年11月

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2008年11月28日

クロマニヨンズ=?

たまたまテレビを見てた時に「クロマニヨンズ」なる人たちが出てた。

あまりにも「ブルーハーツ」なヒトが二人。
「おいおい、リスペクトにしてもホドがあるぞ」と思いながら見てた。
が、演奏が始まると「コレ、もしかして・・」と思い始めた。
で、さっそくwikiでチェック。

で、本人だったことに驚いた。
二人とも若い!
変わってない!
そう、パンクが苦手なワタシも、一応ブルーハーツくらいは聞いていたのだ。

それよりもwikiで驚いたことがあった。

ドラムの人、桐田勝治さん。
・・勝治?
・・カツジ?
・・KATSUJI?

そう、あのGargoyleの彼ではないか。
初期PVでの若くして才能を感じさせるドラミングと、チョッピリ恥ずかしいアクションが記憶に残る彼ではないか。

Gargoyle / 檄



インディーズ時代の2ndですね。
Gargoyleといえば、KIBAの吐き捨てヴォーカル、オドロオドロしい古典的日本詩。
一歩間違えば単なるイロモノなのですが、メロディライン&リフが素晴らしい。
曲によってバラつきはあるものの、正統派HeavyMetalチューンで構築される世界は、ある意味では「様式美」ともいえるサウンド。
流麗に奏でられるハーモニーにKIBAのヴォーカルが乗った時に他のバンドと一線を画した鮮烈な印象を残します。

妖艶なプロローグからちょっぴりタメて、一気にスロットルを上げて「懊悩の獄」へという流れは、昨今のメロディックスピードメタルでの「王道」まっしぐら。
ま、難解な歌詞とKIBAの声で一気に引いてしまう可能性もありますが・・・これも個性ですから。
「HALLELUYAH」も良い。「TELL ME TRUE」も悪くない。

捨て曲なしの名盤を生んだバンドではないですが、突発的に殺傷力の高いキラーチューンを生んでくれたバンドだった。
・・・だった?

いやいや、まだKATSUJIも在籍して活動中とのこと。
ってことはクロマニヨンズと二足の草鞋か。
全く異質なバンド、異質なフロントマン(しかも二人とも超個性的)の掛け持ちは大変そうだ。

  

Posted by テン at 07:28Comments(0)国産

2008年11月25日

ガンズ、17年待ち

GUNS N' ROSES がニューアルバムをリリースした。

17年ぶりだって。
ワタシがHeavyMetalに目覚めて20年とちょっとだから、[Appetite For Destruction]をリリースした彼らと同じくらいの歴史だ。
・・・長い。
・・・長すぎる。

「ガンズサイコー!」というほどではないが、まぁ好きだったワタシくらいの人間は
「さすがに、もうどっちでもいいや」というムードだった。

そうはいっても、待ち焦がれたファンもいるだろうと思う。
実際、結構大きな反響があるようだし。

GUNS N' ROSES [Chinese Democracy]



リリース直後から賛否両論・・というか、明らかに悪評が多かった。
GUNS N' ROSES に対する期待の大きさ、期待する「音」によっても評価が大きく分かれると思う。
そりゃこれだけのモンスターバンドだからね。

でもさ。
スラッシュが抜け、イジーが抜け、ダフが抜け・・・
それで[Appetite For Destruction]を期待するのは酷だろうな。
・・と、「大ファン」ではないワタシは冷静に思ってた。
それに、ワタシは前にも書いたけど[Appetite For Destruction]も好きだが、[Use Your Illusion]の方が好きなのだ。

そんなワタシが聴いた感想はですね。

「悪くない。」

酷評されててハードルを低く構えてたのもあるけど、悪くない。
[Use Your Illusion]が好きな人なら、「ま、こんなとこだろ」と思えるんじゃないかな。
が。
「悪くない」=「イイ!」ではない。

なんだか音楽が「浅い」のだ。
[Use Your Illusion]でのディープな味わいがない。
当然、[Appetite For Destruction]の鋭さもない。
なんとも不完全燃焼のまま終わってしまうアルバムなのだ。

とはいえアクセルの歌メロは、やはり「ガンズなのだ」という個性を強烈に発散していてノスタルジックでもありますね。


・・と、さも購入したかのような言い方なんですけどね。
実はMySpace というサイトで全曲聴けちゃうんですね。

http://jp.myspace.com/gunsnroses

※注)
サイトに移動すると、勝手に音楽再生が始まります。
が、一曲目のイントロが長いので、「鳴らねーじゃん。」と音量を大きくすると急に始まってビックリしますよ。

「全部聴けよ、とりあえず。そしたら買いたくなるからよ、絶対。」というアクセルの自信でしょうか。
期間限定だそうです。急げ~!

追記: 現地時間で11/23までの期間限定だそうで、終了してました。
http://www.ro69.jp/news/detail.html?12100
記事アップ時にはセーフだった気が・・・

ご覧いただいた方、大変失礼しました。
  

Posted by テン at 07:34Comments(8)G

2008年11月24日

今年最後かな?















新しいケータイにしてから初めてモバイル投稿なのでレイアウト確認も兼ねてテスト送信。
子供と古い町並みを散策。
雪降るとツラいので、今年最後かなぁ。
しかし最近、混んでるなぁ。
  

Posted by テン at 12:18Comments(0)

2008年11月21日

アイロン悲喜こもごも

「オトコは黙って!仕事!」
「オンナは黙って!家事!」

(またクールポコ風でゴメンナサイ)

イマドキ、そんな考えの人は少ないんじゃないかと思う。
女性もバリバリ働く時代。
男性も家事&子育て参加の時代。

我が家でも、できることは手伝いたいと思っている。
「小さなことからコツコツと」である。
ま、100点満点は無理だけどね。

お互いが補完しあえるのが理想だけど、二人とも得意なもの、二人とも苦手なものってこともある。

ウチでは・・・
・二人とも掃除が苦手だから、なんとなくお互いに「やってくれないかなぁ」ってムードがある。
・二人とも料理が好きだから、キッチンで「今日はワタシなんやで」「今日はオレでもいい?」って小さな争い。

けど、アイロンはどちらかというとワタシの仕事だ。

アイロンかけが好きだ。
クシャクシャのシャツにスプレーを吹きかけ、アイロンでパリっと仕上がっていく姿がウレシイ。
シワができるとクヤシイ。
ちなみに我が家では「のり」は使わない。あの人工的「パリッと感」が好きじゃないのだ。
水スプレー+アイロンで充分。

今までコードレスアイロンを使ってた。
けど、「調子出てきたぜ~」ってところで「ピーピー」(充電しろよ!の音)が鳴るのがスンゲェストレスだった。
で、充電完了までしばし待つ・・この間が耐えられなかった。
そこで、コードレスじゃないアイロン(ややこしいけど、いわゆるフツーのです。)に買い換えた。



いやー、快適です。
今回のはアイロンに「スプレー噴射機能」があって、コレが「スプレー派」のワタシにはウレシイ。
アイロンしながら、スプレーをシュッシュッして、またアイロン。
充電を待つことなくスイスイと進むのは爽快なのだ。

けど、コードがあると、アイロンが進行方向へ行く時はいいんだけど、バックするときにコードがアイロンのオシリに引っかかりませんか?
ワタシがヘタクソなだけですか?
現在はココで苦戦中なのです。

で、自分のシャツは割とキレイにできるんだけど、奥様の女性用シャツ(ブラウスっていうのか?)は、ヘンなところに生地の継ぎ目があったり、ヘンなところにヒラヒラしたのやシワシワしたところがあって難しい。
だから、まだアイロンしてないと思って奥様が再度アイロンして「えっ!コレ、アイロンしてあったの!?」なんてこともしばしば。
これもクヤシイ。

あるとき、知人夫婦にそんな話をしたことがある。
そしたら、その知人奥様が「私、ダンナがアイロンをかけてる姿は見たくない・・・」って。
そうか・・そんな風に思われるもんなのか・・・。

その話をウチの奥様に話したら
「へー、ウチは全然気にしんよ」

うーん、なんだかフクザツなところだ。  

Posted by テン at 07:44Comments(5)雑記棚

2008年11月20日

狂気の構造

狸於さんオススメのバンドらしい。

恥ずかしながら、名前は知ってたけど聴いたことがなかった。
イザ聴いてみたら、ワタシは数々誤解していたことが分かった。

NEVERMORE [This Godless Endeavor]




一聴して「狂気」という言葉が脳裏をよぎった。
全くジャンルは違うんだけど、初期のDestructionが思い浮かんだ。

時に混沌、時に繊細な世界。
暗黒的重苦しさと同居する鋭利で危険なニオイ。
時にスラッシーであり、デスメタル的でもあり、テクニカルでもある。

「●●っぽい」っていう表現が難しいサウンドは、NEVERMOREのオリジナリティとして確立しているようです。

ハマれば中毒性が高いですが、ちょっと聞き手を選ぶんじゃないかなと思います。
割と単純なメロディックスピードメタルや哀愁のメロディックハード、直球勝負のスラッシュ/メロデスが人気のある日本よりも、欧州で人気があるってのは納得です。

で、勝手に「欧州産のベテラン、ドイツ出身」ってなイメージを持っていたワタシ。
wikiで見てみたら。

「アメリカ、シアトル出身」(!)
「元SANCTUARYのメンバーが中心となった」(!!)
「ARCH ENEMYのマイケルアモットが影響された」(!!!)

元メンバーには

脱退後にCANNIBAL CORPSEに加入した人(!)
FORBIDDENの人(!!)
TESTAMENTの人(!!!)

おいおい、アメリカ出身で、しかも元SANCTUARY。
で、関係したヒトたちはツワモノ揃い。
狂気の世界を支える屋台骨はガッシリドッシリとしたスキルにシッカリと支えられているのだ。

  

Posted by テン at 08:22Comments(2)N

2008年11月19日

微妙なトコ突いてきた

毎年恒例。
飛騨・世界生活文化センターで開催される「飛騨国際メルヘンアニメ映像祭」
結構人気の映画が上映されたり、有名どころが来てくれたりで楽しみにしている人も多いんじゃないだろうか。

3年前には三石琴乃さんのトークショーだった。けど、
ワタシ「三石琴乃を見てくる」
奥様「ハァ?誰、それ?」
ワタシ「いや、セーラームーンの月野うさぎ・・・」
奥様「ハァ?セーラームーン?」
ワタシ「いや、エヴァンゲリオンのミサトさんとか、おじゃる丸の誰かもやってた・・」
奥様「ハァ?意味わからん」
・・・という安易に想像できるやりとりがコワくて、結局言い出せずに黙ってムスメと「ふたりはプリキュア」の映画を見てきただけだった。

2年前には影山ヒロノブだった。
ボウズはまだ幼く、戦隊やロボットに目覚める前だったから一人で行ってきた。
「ZENKI」がアツかった!

で、昨年は水木一郎だった。
冷めた瞳の奥様とムスメの横で、ボウズと二人で「マジンガーーーゼェッット!!」「ブイ!ブイ!ブイ!ビクトリィー」と叫んだのが昨日のようだ。
そういえば、今はボウズが大好きな「バビル二世」も、当時のボウズは知らなくてキョトンとしてた。
今こそ聞かせてやりたいもんだ。


影山ヒロノブ~水木一郎とくれば、「今年はゼッタイ、ささきいさお!!」と思ってた。
ボウズにも「くるぞ~くるぞ~イサオがくるぞ~」って話してた。

けど、「大きくなったらキャンディキャンディになる」と保育園で公言してしまったムスメにも気をつかって
「もしかして堀江美都子かもよ。オンナノコの歌だけじゃなく、ダイケンゴーとかダルタニアス歌ってるし。」とフォロー。

この一年は「イサオかミツコか」が我が家の大きなテーマだった。

が、先日届いたチラシは・・・




タケカワユキヒデさん。


思わず「うーーー、タケカワユキヒデ・・またビミョーなトコを・・」と声に出して唸った。

さっそく跳んできたボウズとムスメ。
「ナニナニナニナニ、だれがユキヒデなの?」

事情を話すと・・・
ボウズ「なんでササキイサオじゃないんよー!」
ムスメ「ホリエミツコって言っとったによー!」

スマン。父の勝手な妄想であった。


とはいえ一般的には、あのゴダイゴの人だ。
ガンダーラであり銀河鉄道999だ。
ビッグネームだ。
きっとたくさんのファンが訪れるだろう。
ワタシも見たい。大合唱だぞ、きっと。

けどなぁ。
この流れできてのタケカワユキヒデは、やっぱりビミョー。

きっと我が家は、今回はパスだ・・・。
  

Posted by テン at 07:48Comments(0)雑記棚

2008年11月18日

パンとコンペイトウ

さて、お出かけすればお土産がつきもの。

お土産を買って帰り、喜んでもらえるのはコチラもウレシイ。

子供たちには「オモチャはダメ!たくさんあるで!」と奥様から指示があったので、六本木でカワいいパッケージのコンペイトウを買った。
・・・懐かしい、コンペイトウ。
カラフルでコロコロしてて、なんだか自分もワクワクする。
ボウズは「オレ、みどりから食べるんやでな」と好きな緑色から食べるだろな。
ムスメは「きいろとピンクは最後までオタノシミ。」と好きな色を残すだろな。
・・・なんてことを考えながら。

さて、毎回気合が入るのが奥様へのお土産。
毎回チョコレートが多い。

ホテルに近い新宿伊勢丹の 「JEAN PAUL HEVIN」
品川駅の「QBG LE PATISSIER TAKAGI」あたりがお手軽でよく買って帰る。
・・お手軽といっても、「場所的にお手軽」だが「値段的にお手軽」ではない。ハッキリ言って高い。
が、今回もとりあえず「JEAN PAUL HEVIN」でチョコを購入。
あとは、どっかでパンでも買って帰ろうと思ってた。

で、ちょうど六本木で昼食を食べた近くに、オイシそうなパン屋さんがあった。

パン屋は楽しい。
パン屋は嬉しい。
ウロウロするだけでウキウキする。
あの香ばしいニオイの吸引力は、高山市内で圧倒的吸引力を持つ「みたらしだんご」のニオイと双璧をなす。
(ちとオーバーか。)

今回購入したのは「DEAN & DELUCA」のパン。
元々この店のことは知ってたし、確か名古屋にもあった。
ただ、ちょっと値段が高くてねぇ。
なかなか購入に至らなかったけど、せっかく来たし・・と思い切ってドッサリ購入。



個人的には「胡桃とブルーチーズのパン」がアタリ。
ブルーチーズ、食べられないんだけどね。適度な苦みが逆にパンの旨味を引き出してた。
奥様は各種ベーグルがお気に入り。
奥様曰く「今まで食べたベーグルの中で一番ウマイ」とのこと。

我が家はパン好きなので、ウチで作ったり、お取り寄せしたりすることもしばしば。
そんな中でナンバーワンならたいしたもんだ。

  

Posted by テン at 06:59Comments(2)食記棚

2008年11月17日

アイス愛

時々公言しているが、ワタシはスウィーツが好きだ。
特にクリーム系を愛する。

以前、なんだったかのテレビでこのアイスクリームのパフォーマンスを見て「いつか食ったる」と鼻息荒くしていた。
今回東京へ行くにあたり調べてみたら、なんと六本木ではないか。ピカソ展の帰りに寄れるな。
しかもヒルズの端っこのへん。
ヒルズってのがハナにつくが、ま、仕方ない。


ヒルズのノースタワーなるところにある「Cold Stone Creamery」



いくつかのアイスクリームやトッピングをヒエヒエの石版の上でカパカパと混ぜ合わせる。
その触感がイイ!・・って言ってたような気がする。テレビで。

難しいことはおいといて、さっそくオーダー。

サイズを選び、種類を選び、器を選び・・というステップらしい。
なんだかメンドクサイ。

とりあえず普通サイズ、器はワッフル。
でアイスは名前は忘れた(なんだか難しい名前だったぞ)が、バナナアイスに凍ったイチゴチョコクリームナッツ・・ってな組み合わせのヤツにした。

オネーサンが「これ、ワタシも一番大好きなんですぅ~」とフレンドリーかつフランクに話しかけてくる。
ワタシは「へー、実は誰にでもそうやって言ってるでしょ~」と相槌(?)をうてば
オネーサンは「違いますよ~ココのバナナアイス、本当にオイシんですよ~」とプッシュ。
話しかけてながら、手元では手際よくイチゴを潰し、カパカパと混ぜ合わせていく。
ネッチリ、モッタリとした印象のアイスが出来上がっていく。

パリパリワッフルの器に盛りつけて、500円ちょっと。
早速、肌寒いテラスで食べる。



なんつーかな。ムッチリというかモッチリというか。
よりアイスの濃厚さが際立って、クリーミーだ。
舌の上でトロける感覚は、とにかくまろやか。

思ったよりは甘い。
甘いけど、「クリーム系」大好きなワタシにはタマンナイ食感。
バナナ、イチゴ、チョコ、ナッツという組み合わせは、ウマいのは当然だし。
オネーサンが言ってたとおり、バナナアイスがウマい。
オネーサン一押しってのも、まんざらウソじゃなさそうだ。

パリパリのワッフルもイイ。
普通サイズだったけど、ハラにドッシリくる満足感はオヤツにしてはヘヴィだが、「次回も来るぞ」と思わせるには充分なものでした。

  

Posted by テン at 07:37Comments(2)食記棚

2008年11月14日

ピカソノフシギ

フェルメール~猪木~GODZと自己満足の初日に続き・・・。

二日目には六本木へ向かった。
ヒルズ?
ミッドタウン?
全く興味ナシ。

六本木でピカソ展が開催されているらしい。
しかも二カ所同時開催。
時間の都合などなど諸事情で一カ所しか無理っぽいので、とりあえず国立新美術館へ。

巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡展



ピカソといえば、「キュビズム」と言われる「よく分かんない絵」「ヘタウマな絵」「簡単に描けそうな絵」といった印象でしょうか。
かくいうワタシも、それほど好きなタイプではありません。

ただ、おそらく初期の作品だと思いますが「これもピカソ?」とドキッとする絵を見たことがある。
これだけビッグネームだから、単にスキキライで敬遠するのは勿体ない。
そんなわけでこの機会に・・・とイソイソと現地へ。

チケットの列は、前回この場所へフェルメール「牛乳を注ぐ女」を見に行った時と同じくらいかな。
ただ中はなんだかゆったりと見られる感じで前日のフェルメール展とは大違いだ。

まず驚いたのはピカソの作品の多さだ。
これまた前日のフェルメールの作品の少なさとは大違い。

そして、各時代の作風の違いだ。

特に初期~中期の作風は、一般的に認知されているであろう「ピカソ的作風」とは大きく一線を画する。
順を追って絵を見ていくわけですが、万華鏡さながらにカラフルかつ斬新に変化していく作風に胸踊ります。
その流れで代表作に対峙すると、不思議と「ヘタウマ」だと思っていた絵も必然だと思えてくるのです。

いわゆる「綺麗、美しい」絵とは一味違った、単純な作風の中での色の迫力、立体的力強さ、情熱。

実際に目の当たりにしても、「それほど好きじゃない」という価値観に大きく変化は無かった。
ただ、やっぱり偉大だぞ。ということは充分に肌で感じることができた。
ピカソに対する見方が変わったのは事実だ。

  

Posted by テン at 07:31Comments(2)アート棚

2008年11月13日

逢瀬、再び

東京の夜といえば、メタルバーGODZだ。

なんだかんだで、ココの話は何度か書いてる気がするぞ。
それでもいいのだ。

今回のGODZ、いつもと違ったのだ。

まず、いつも出張で平日だったが、今回はサタデーナイトだったこと。

そして、ブログを通じて知り合ったメタルレディーと待ち合わせしたこと。
彼女とは以前にもGODZでお会いしたから大丈夫だ。
が、今回は彼女のダンナ様まで一緒だ。
夫婦でメタラーとのこと、ダンナ様がマッチョ&長髪&タトゥーとかだったら、見なかったコトにしてコッソリ撤収だな・・とビクビクしつつ現地へ。

22時、入店。

すんげぇ混んでる。平日の夜、カウンターでリクエストしながら飲む・・なんてことは無理そうだ。
チェッ。「今夜は SymphonyX をリクエストだな」なんて目論見は水泡に帰した。

店内を見渡すと・・メタルレディー発見。
横に座るダンナ様は・・・いい人そうだ!優しそうだ!大丈夫そうだ!

外国人の方が多いからか、SLAYER、METALLICA、モトリー、AC/DCといった王道ナンバーが次々と流れる店内。
ちょっと油断すると声が聞こえないほどの大音量のメタルナンバー。
だから、こちらも大声で叫ばないと会話が成立しないのだ。

「GAMMA RAYにラルフ・シーパーズは不要なのだ」という貴重かつコアな点でダンナ様と一致団結、意気投合。
DragonLand/DreamTale/Heavenlyといったの話題がフツーに通じるダンナ様はワタシと好みが近いようだ。
カイ・ハンセンのことを御夫婦で「カイちゃん」と呼ぶ二人は、本当に微笑ましい。
結婚式でGAMMA RAYの曲を使ったそうで、羨ましすぎる。

そういえば、途中でこのバンドのこの曲のPVが流れた。
三人揃って会話が止まり、映像にクギづけ。



DRAGONFORCE [Heroes of Our Time] From [Ultra Beatdown] ALBUM



このアルバム、どっかで取り上げようと思いつつタイミングを逸していた。
正直、それほどインパクトのあるものではなかったってこともあった。

が、この曲を映像で見てて、改めて3人で「やっぱいい曲だね」ってことでDRAGONFORCE談義で盛り上がった。
そう、初期はココまで売れると思ってなかった。
単なる日本向けのメロスピで、1~2枚でドロップアウトだろなと思ってた。

が、メタルレディーな奥様が言うように「すっかり中堅どころ」なのだ。

前作あたりから曲にヒネりやリズムチェンジを絶妙に取り入れ、単なるスピード狂のイメージから脱却してきた。
今作も着実にステップアップして、個性を消すことなく新しいステージに入った感がある。

が、なんだか初期の「一歩間違えばネタバンドスレスレ」のおバカ加減(すごく褒めてるつもり)が減退していくのはチョッピリ寂しいのである。
そこがフクザツなところなのである。

とはいえ、GODZに流れる[Heroes of Our Time]はヘッドバンキング&シンガロング必至の名曲。
やっぱり好きなバンドなのだ。DRAGONFORCE

ちょっぴり方向変換中のSONATA ARCTICAと比べながら、DRAGONFORCEの魅力について語る新宿の夜。
次回の再会を約束し、二人は終電に向かい、ワタシはホテルへ向かう。

大声の会話でノドはガラガラだったけど、お二人から熱きメッタルハー!をオスソワケしていただいたのでした。
  

Posted by テン at 06:57Comments(3)D

2008年11月12日

猪木、再び

東京ツアーその2。

少人数の東京ツアーで、夕食は「アントニオ猪木酒場 新宿店」にて。
以前に池袋店に行って以来、二度目のアントニオ猪木酒場だ。



そんなにメシがウマいわけでもない。
そんなに安いわけでもない。

でもいいんです。猪木ですから。
「元気があれば何でもできる」のです。
「迷わず行けよ」なのです。
よくわからんが、そういうことなのです。

室内のモニターには、猪木絡みの試合を放映中。
お!北尾だ!
お!スーパータイガー(初代タイガーマスク)だ!
お!藤波だ!
お!ベイダー!

お客さんが入るたびに鳴らされるゴングが心地いい。もう本能レベルで燃えてくる。
スタッフの元気がウレシイ。
男性スタッフも女性スタッフもスピード感があり、みんな燃えてるのだ。

そこらじゅうで、サラダを頼んだときの掛け声「1!2!3!サラダー!!」が聞こえてくる。
頼んだテーブルだけでなく、その周りのテーブルも一緒に「サラダー!!」なのだ。
持ちつ持たれつ、ギブアンドテイク。
近くの人のサラダでコチラも「サラダー!!」と吠えれば、今度コチラが頼んだ時に周りみんなで「サラダー!!」
この一体感が心地いいのだ。

コブラツイスト、フライングボディプレス、カーフブランディングといった名前の「中身はともかく、名前でとりあえずオーダーしとけ」的料理たちと共にビールをガッツリ消化して、新宿の夜は更けていったのでした。
  

Posted by テン at 07:32Comments(2)プロレス格闘技棚

2008年11月11日

フェルメール、再び

ちょっと前に・・
「フェルメール展が東京であるって。行きたいなぁ。」
ってな記事を書いたことがあった

で、願ってみれば実現するもんだ。
ひょんなことで東京へ行くことになった。

100%自分の時間にすることができない東京ツアーだったけど、コレは絶対外せない。

フェルメール展~光の天才画家とデルフトの巨匠たち~



個人的な一番の目玉は「小路」
数少ないフェルメールの作品の中で、さらに数少ない風景画だ。

上野の東京都美術館、13時すぎに到着。
土曜日だから、30分~1時間くらい待ちは覚悟していたが、10分待ちという案内が。
ちょうど昼メシどきだからだろうか。ツイてる。

ほどなく入場。ココまではいい。
が、中の混雑がヒドい。

とにかく人人人人人人人人。進まない。
自分で甲斐性を出して進まないと、自然の流れではキリがない。

で、いろいろ見たわけですが・・・雑感をサラっと。

「小路」は、正直期待していたほどではなかったなぁ。
フェルメールらしさは分かるんだけど、やっぱり「光/柔和」といったワタシがフェルメールに求めるものとチト違う。
ま、こんなんもアリなのか・・ってとこだ。

そのフェルメールの中では「ワイングラスを持つ娘」が良かった。
陰影といい、柔らかさといい、表情といい・・
「牛乳を注ぐ女」ほどのインパクトはなかったけど、シミジミと浸透してくるような作品だった。

で一番のお気に入りが・・ヤコブス・フレル「子供と本を読む女のいる室内」



スゲぇよ。これ。
薄暗い部屋、ボンやりと浮かび上がったシルエット。
母親の膝元にチョコンと立っている子供。
穏やかなんだけど、頭を埋める子供は何だか切なげだ。
見れば見るほど、ドシンドシンと胸に重く響く作品だ。
パッと見ただけだとサラッと流れて行ってしまいそうな作品だけど、ぜひ立ち止まって見つめてほしい。

他にも、ピーテル・デ・ホーホの作品も良かったですね。

しかし、ピーテル・デ・ホーホといい、ヤコブス・フレルといい、無知なワタシは全く知らなかった。
雑誌で眺めているだけでは出会えない魅力的な絵画たち。

これがあるからタマンナイんだよね~と思いつつ、ヤコブス・フレルの作品の絵はがきを購入。

我が家の玄関・・は却下されてトイレに飾った。
奥様は「フーン」と言っているし、ムスメは「何?アレ?」と怪訝な顔だが、コレでいいのだ。  

Posted by テン at 07:47Comments(2)アート棚

2008年11月07日

着メロも変え・・ん?

先日、ケータイを変えた話をした。

今までの着メロはすべて消えていた。
仕方ないなぁ。

ちなみに今までは、前にも記事にしたけど、着うたが苦手なワタシは
着メロがスメタナの「モルダウ」
メール着信音が「ドルアーガの塔」(おっと、トシがバレる)

で、どーせイチから着メロ拾うなら変えてみよっかな。
なんて思った。
・・んだけどね。

今回チョイスしたのは、ヴィヴァルディの「四季」より「冬」
ANGRA[EVIL WARNING]での間奏パートでお馴染みだ。
軽やかなバロック調パートが印象的な名曲だ。

で、ウチでさっそく仕事の電話が鳴った。
当然流れてきたのはヴィヴァルディ
すると奥様が「!?」と驚いた顔を見せた。

通話が終わったら、奥様が「なんでその曲!?」と詰め寄ってくる。

ワタシ「なんでって・・ヴィヴァルディ・・ダメ?」
奥様「あ、そう、ヴィヴァルディ。フーン」

なんだか気になる言い回しだ。よくよく聞いてみたら・・・。

「コールドプレイって人の曲かと思った」って。
コールドプレイ?
なにかのテレビで流れてたらしい。奥様も、そうは言ってるもののコールドプレイなるものがダレなのか知らない。
ワタシもナンノコトヤラ分からない。
コールドプレイなるヒトの曲でヴィヴァルディに似てる曲があるかどうかもアヤシイ。
奥様の記憶の中だけだからね。
どの曲のことかも分からないし、調べてもないんだけどね。

ん?コールドプレイ
そういえば黒幕さんとこでサマソニの記事で見たような。
って黒幕さんとこ行ってみたら、ちょーどその人たちの記事が!

まぁ、ワタシたちが知らないだけで有名らしいことは分かった。

ただ、ヴィヴァルディの曲が、コールドプレイの曲に間違われる可能性があるってことだ。
なんだよ~気に入ってたのに。

ってことで、ワタシの着メロはモルダウに戻ったのでした。


ちなみに、メール着信音はドラゴンクエスト2「出会い」。(これまたトシがバレる)
そう、サマルトリアの王子やムーンブルクの王女と仲間になるときのアノ曲。
なんだか甘酸っぱい記憶が蘇る、ウレシイ曲なのだ。
  

Posted by テン at 08:24Comments(2)雑記棚

2008年11月06日

ケータイチェンジ

なんだか結構久々に投稿した。
定期的に全くブログを書く気が無くなりドロップアウトしそうになるから困ったものだ。

そのプチドロップアウトの間にケータイを買い換えた。

結構気に入ってたんだけどね。P902i
通話障害が出てきて仕事に差し支える状況になったので仕方なく変えた。

で、買い換えるときにはいつも悩むのだ。

最近のケータイは機能が豊富すぎる。

仕事中心だから、電話とメールが基本だ。
あとは時々子供の写真を撮る。だから、カメラは「とりあえず付いてりゃいい」って程度。
やはり操作性、目的までのスピードが重要なのだ。

となると、ムーバ時代からの「P」ユーザーとしてはワンプッシュは外せない。
必然的に「P」しかない。
が、ショップで見てみたら、最近の「P」は薄すぎてシックリこないのだ。
悩んでいたらオネーサンが
「これもワンプッシュですよ」ってくれたのが N706ieなるモデル。

ん?
「N」

そう、このモデルから「N」もワンプッシュを取り入れたそうな。
いいものはプライドを捨てて取り入れていくNECの姿勢にHail。
しかも持った感触が非常にフィットする。

さらに。
サブウィンドウが大きいのもウレシイ。
一見すると「お年寄り向けラクラクケータイ」のような大きい文字に恥じらいを感じなくもないが、ソコは機能重視。
パッとみて時計が分かりやすいのは、ケータイを時計がわりにすることが多いワタシには好印象なのだ。

さらに。
そのサブウィンドウ。マナー状態かどうかがアイコンで分かる。
これが最近使っていた「P」に無かった機能でウレシイ。
仕事中はマナー、帰宅時には通常鳴動状態にするワタシにとって、イチイチ開いて状態確認するのはストレスだった。

さらに。
閉じた状態でマナーモードの切り換えができるのがウレシイ。
これ、昔の「P」にはあったんだけど無くなったんだよね。

さらに。
操作性が「P」に近いことに驚いた。

もうね。即決です。惚れました。

ただ、色がなぁ。
白、ワインレッド、茶色・・・ピンと来ないなぁ。
ま、色やサブウィンドウのカッコ悪さといった見栄えは関係ない。



けっこうヒット機種です。コレ。

  

Posted by テン at 07:26Comments(4)雑記棚