ヘビメタパパの書斎 › 2007年11月
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2007年11月21日
出産時のBGM
ちょっと前に、身内で子供が生まれた。
ウチのムスメやボウズたちから見ればイトコになります。
自分が子供を持ってからというもの、他人の子供でも愛しく感じます。
それが身内、しかも生まれたての赤ちゃんとなれば尚更。
ウチのチビたちもこんなんだったっけ、と思い出せば…。
ムスメの出産に立ち会ったシーンが脳裏をよぎります。
看護婦さんから事前に
「好きな音楽をBGMにしていいので、決めておいてくださいね」と言われ、
「これにしよう!」と決めたアルバム。
(いや、もちろん独断じゃないですよ。奥様との相談の上ですよ。そんな強権発動は我が家ではデキマセン)
FILIPPA GIORDANO / FILIPPA GIORDANO

元々、クラシックでも声楽曲が好きな自分。
だから、この手のオペラっぽくてクラシカルなサウンドを歌う女性ヴォーカルものも好きなのです。
Sarah Brightman 、Charlotte Church あたりもでしょうか。
時には可憐に、時には強靱に。
ミュージカルを思わせるような強弱/アップダウンのある楽曲を素晴らしい表現力で聴かせてくれます。
胸を締めつけるような静寂なパートと、心揺さぶるドラマティックなパートのコントラスト。
これはまさにHeavyMetalで覚える高揚感と同じです。
…で、立会い出産はですね。
正直、そのBGMに耳を傾ける余裕は無かったですね。
コドモの頭が見えている状態で「もういい、もうムリ、もうやめる」と叫んだ奥様の声は忘れられません。
そのとき、自分の脳内では SLAYER の ANGEL OF DEATH がドガドガと鳴り響いたのでした。
ほんと、女性は偉大です。
ウチのムスメやボウズたちから見ればイトコになります。
自分が子供を持ってからというもの、他人の子供でも愛しく感じます。
それが身内、しかも生まれたての赤ちゃんとなれば尚更。
ウチのチビたちもこんなんだったっけ、と思い出せば…。
ムスメの出産に立ち会ったシーンが脳裏をよぎります。
看護婦さんから事前に
「好きな音楽をBGMにしていいので、決めておいてくださいね」と言われ、
「これにしよう!」と決めたアルバム。
(いや、もちろん独断じゃないですよ。奥様との相談の上ですよ。そんな強権発動は我が家ではデキマセン)
FILIPPA GIORDANO / FILIPPA GIORDANO

元々、クラシックでも声楽曲が好きな自分。
だから、この手のオペラっぽくてクラシカルなサウンドを歌う女性ヴォーカルものも好きなのです。
Sarah Brightman 、Charlotte Church あたりもでしょうか。
時には可憐に、時には強靱に。
ミュージカルを思わせるような強弱/アップダウンのある楽曲を素晴らしい表現力で聴かせてくれます。
胸を締めつけるような静寂なパートと、心揺さぶるドラマティックなパートのコントラスト。
これはまさにHeavyMetalで覚える高揚感と同じです。
…で、立会い出産はですね。
正直、そのBGMに耳を傾ける余裕は無かったですね。
コドモの頭が見えている状態で「もういい、もうムリ、もうやめる」と叫んだ奥様の声は忘れられません。
そのとき、自分の脳内では SLAYER の ANGEL OF DEATH がドガドガと鳴り響いたのでした。
ほんと、女性は偉大です。
2007年11月16日
自由奔放
そしてEUROPE 繋がりでギターのジョン・ノーラムです。
JOHN NORUM / FACE THE TRUTH

これがですね。王道なんですね。
本当にHard Rockが好きなんだろなぁ…と思わせます。
冒頭を飾るアルバムタイトルチューン[Face The Truth]。
凄まじい爆発力です。
細かいゴタクは抜きにして、とにかく純粋に「カッコイイ!」。
ここでの自由かつアグレッシブなギターワークは、「EUROPEでは遠慮してた?モシカシテ?」といった勘繰りさえ言いたくなります。
このアルバムのヴォーカルにグレン・ヒューズを配したのも効果的ですね。
ジョーイ・テンペストのアルバムが、「声」「歌」に重点を置いたナチュラルなもの。
逆にジョン・ノーラムは「ロックギタリスト」であることを全面に出した正統派ハードロックスタイル。
BON JOVIでいうところのジョンとリッチーのように、やっぱりヴォーリストとギタリストのコントラストは面白い。
そのコントラストの接点がケミストリーを生み出すんだな。
ソロでもEUROPEでも他のセッションでもいいけど、「もう一花!」と思ってるんですけどねぇ。
JOHN NORUM / FACE THE TRUTH

これがですね。王道なんですね。
本当にHard Rockが好きなんだろなぁ…と思わせます。
冒頭を飾るアルバムタイトルチューン[Face The Truth]。
凄まじい爆発力です。
細かいゴタクは抜きにして、とにかく純粋に「カッコイイ!」。
ここでの自由かつアグレッシブなギターワークは、「EUROPEでは遠慮してた?モシカシテ?」といった勘繰りさえ言いたくなります。
このアルバムのヴォーカルにグレン・ヒューズを配したのも効果的ですね。
ジョーイ・テンペストのアルバムが、「声」「歌」に重点を置いたナチュラルなもの。
逆にジョン・ノーラムは「ロックギタリスト」であることを全面に出した正統派ハードロックスタイル。
BON JOVIでいうところのジョンとリッチーのように、やっぱりヴォーリストとギタリストのコントラストは面白い。
そのコントラストの接点がケミストリーを生み出すんだな。
ソロでもEUROPEでも他のセッションでもいいけど、「もう一花!」と思ってるんですけどねぇ。
2007年11月15日
ナチュラル
というわけで、EUROPE に続いて JOEY TEMPESTです。

誤解を恐れずに分かりやすくいえば…
BON JOVI におけるジョンとリッチー → EUROPE の ジョーイとジョン・ノーラム。
ジョンとリッチーのソロアルバムでのコントラストの違いを思い浮かべてみましょう。
このジョーイのソロを一言で現せば「ナチュラル」。
肩肘張らず自然体の彼の姿を映し出してくれています。
アコースティックにリラックスムード。
時折感じるアイリッシュ?ケルティック?なムードは北欧ならでは。
で、カントリーっぽいムードも感じたり。
BON JOVI の[LOST HIGHWAY]を「名作!」と言える人なら試してみる価値アリかもしれません。
EUROPEでのキャリアで、ある程度の地位まで駆け上がった彼の「原点回帰」でしょう。
当然、相方(?)のJOHN NORUM も近々取り上げようかと思ってます。
コッチがまたジョーイとは全く毛色が違う正統派ハードロックなんだな。
この二人の才能がベストな形でミックスして昇華すればさぞかし素晴らしいアルバムが…
と思うのですが、最近のEUROPEはモダンな方向へシフトしているそうで。(聴いてないけど)
もったいないなぁ。
「その才能こそが初期EUROPEじゃん!」と言われれば、所詮は過去の幻影なのかなと思ったり。

誤解を恐れずに分かりやすくいえば…
BON JOVI におけるジョンとリッチー → EUROPE の ジョーイとジョン・ノーラム。
ジョンとリッチーのソロアルバムでのコントラストの違いを思い浮かべてみましょう。
このジョーイのソロを一言で現せば「ナチュラル」。
肩肘張らず自然体の彼の姿を映し出してくれています。
アコースティックにリラックスムード。
時折感じるアイリッシュ?ケルティック?なムードは北欧ならでは。
で、カントリーっぽいムードも感じたり。
BON JOVI の[LOST HIGHWAY]を「名作!」と言える人なら試してみる価値アリかもしれません。
EUROPEでのキャリアで、ある程度の地位まで駆け上がった彼の「原点回帰」でしょう。
当然、相方(?)のJOHN NORUM も近々取り上げようかと思ってます。
コッチがまたジョーイとは全く毛色が違う正統派ハードロックなんだな。
この二人の才能がベストな形でミックスして昇華すればさぞかし素晴らしいアルバムが…
と思うのですが、最近のEUROPEはモダンな方向へシフトしているそうで。(聴いてないけど)
もったいないなぁ。
「その才能こそが初期EUROPEじゃん!」と言われれば、所詮は過去の幻影なのかなと思ったり。
2007年11月12日
その前に
Joey Tempestのアルバムを聴いてた。
で、このアルバムをブログで書こうかなと思ったときに、その前に触れないといけないことがありそう。
Joey Tempest って名前にピンとこなくても、こっちはどうだ。
EUROPE [THE FINAL COUNTDOWN]

そう、Joey Tempest は EUROPE のヴォーカル。
このアルバムはバカ売れしましたから、結構有名かと。
かくいう私も、学生時代に洋楽に目覚めたころに「メタル」なんて概念もなく聴いてたものでした。
そのころは、英語なら全部「洋楽」カテゴリだった。
当時のお気に入りといえば…
EUROPE
BON JOVI
BRYAN ADAMS
A-HA
PET SHOP BOYS
BELINDA CARLISLE
DEBBIE GIBSON
U2
…思えば雑食だったなぁ。
その中で、「お、カッコいい」と思ったもんだった。
だから、EUROPE の歴史の中で大きな分岐点になってたこと、本来の持ち味が消されて賛否両論のアルバムだったことも後から知った。
スペイシーかつ壮大な[Final count down]
キャッチーかつガッツ溢れる[Rock the Night]
メロディアスな[Cherokee]
…等々、確かに完成度の高い曲揃い。今聴いてもクオリティ高い。
でもですね。後追いながら言わせて頂くとですね。
やっぱり EUROPE といえば [Seven Doors Hotel]であり、[In the Future to Come]といった楽曲。
北欧ならではの湿感と薄暗さとキラメキ。
それと比較すれば、「売れる曲」になった分、失ったものも大きかったかもしれません。
大衆的な楽曲で多くのファンを掴み(自分も掴まれた一人)、その代わりに一部生粋のEUROPEファンから「おいおい、オマエは BON JOVI か?」と言われ…たかどうか知りませんが、失望感を生んだであろうアルバム。
メロディが躍動してれば北欧であろうがアメリカンハードであろうが構わない自分としては、結構好きですけどね。
で、このアルバムをブログで書こうかなと思ったときに、その前に触れないといけないことがありそう。
Joey Tempest って名前にピンとこなくても、こっちはどうだ。
EUROPE [THE FINAL COUNTDOWN]

そう、Joey Tempest は EUROPE のヴォーカル。
このアルバムはバカ売れしましたから、結構有名かと。
かくいう私も、学生時代に洋楽に目覚めたころに「メタル」なんて概念もなく聴いてたものでした。
そのころは、英語なら全部「洋楽」カテゴリだった。
当時のお気に入りといえば…
EUROPE
BON JOVI
BRYAN ADAMS
A-HA
PET SHOP BOYS
BELINDA CARLISLE
DEBBIE GIBSON
U2
…思えば雑食だったなぁ。
その中で、「お、カッコいい」と思ったもんだった。
だから、EUROPE の歴史の中で大きな分岐点になってたこと、本来の持ち味が消されて賛否両論のアルバムだったことも後から知った。
スペイシーかつ壮大な[Final count down]
キャッチーかつガッツ溢れる[Rock the Night]
メロディアスな[Cherokee]
…等々、確かに完成度の高い曲揃い。今聴いてもクオリティ高い。
でもですね。後追いながら言わせて頂くとですね。
やっぱり EUROPE といえば [Seven Doors Hotel]であり、[In the Future to Come]といった楽曲。
北欧ならではの湿感と薄暗さとキラメキ。
それと比較すれば、「売れる曲」になった分、失ったものも大きかったかもしれません。
大衆的な楽曲で多くのファンを掴み(自分も掴まれた一人)、その代わりに一部生粋のEUROPEファンから「おいおい、オマエは BON JOVI か?」と言われ…たかどうか知りませんが、失望感を生んだであろうアルバム。
メロディが躍動してれば北欧であろうがアメリカンハードであろうが構わない自分としては、結構好きですけどね。
2007年11月05日
身近な死
ウチは祖父母・両親・家族、みんな元気だ。
じいちゃんは曾孫(ウチのムスメ)が生まれてからというもの、まだしばらくはアノ世には行かなさそう。
だから自分は「身近な死」に出会ったことがなかった。
つい先日までは。
いとこの女の子が亡くなった。
まだ二十代半ばで。
この日がくることは数年前からわかっていた。余命宣告を受けていたから。
その宣告後も、二人で上三之町を歩いたりした。
心配な顔をすれば、「そんな顔してたら、○○にーちゃんのほうが病気みたい。」って笑ってた。
なんだか、このまま治るんじゃないか…なんて気もしたけど、そんなに甘くなかった。
通夜/葬儀という形式でなく「お別れの会」という名で身内だけが集まった。
亡骸を目の前にしても全く実感がなく涙も出ない。
悲しいという感情も沸いてこない。
「死って、こんなに冷めたものなのか。」って思った。
前日の夜は棺桶を前にして明け方まで身内で賑やか酒を飲んだ。
「寂しくないように賑やかにしてほしい」ってご両親の意向で。
お別れの会の当日も涙は出なかった。
自分が代表して「お別れの言葉」を言うことになっていた。
祭壇の写真に向かって「Kちゃん。」と話しかけたとたん、涙が溢れた。
涙と鼻水でズビズビになりながら話しかけた。
できる限り想いを伝えた。
「○○にーちゃん、そんなに泣いてカッコわる~」って言ってるだろな。きっと。
席に戻ったら、5歳のムスメもウェウェと泣いていた。
ムスメもKちゃんのことが大好きだった。
ムスメを抱きしめ、「悲しいね。悲しいね。」って言いながら、また泣いた。
ハンカチは二人分の涙と鼻水でベタベタネバネバだ。
神様とか天国とかは信じてない。
でも、こんなときくらいは信じる気になってもいいだろ。
Kちゃん。「元気になったら二人でワインを飲もう」って約束は天国で果たすで、生ハムを用意して待っとってな。
♪
Please tell me where you are
I'm just a searcher for a shooting star
Left in the cold
This made-in-heaven soul wasn't there at all
Words From … VALENTINE / [GOD]
じいちゃんは曾孫(ウチのムスメ)が生まれてからというもの、まだしばらくはアノ世には行かなさそう。
だから自分は「身近な死」に出会ったことがなかった。
つい先日までは。
いとこの女の子が亡くなった。
まだ二十代半ばで。
この日がくることは数年前からわかっていた。余命宣告を受けていたから。
その宣告後も、二人で上三之町を歩いたりした。
心配な顔をすれば、「そんな顔してたら、○○にーちゃんのほうが病気みたい。」って笑ってた。
なんだか、このまま治るんじゃないか…なんて気もしたけど、そんなに甘くなかった。
通夜/葬儀という形式でなく「お別れの会」という名で身内だけが集まった。
亡骸を目の前にしても全く実感がなく涙も出ない。
悲しいという感情も沸いてこない。
「死って、こんなに冷めたものなのか。」って思った。
前日の夜は棺桶を前にして明け方まで身内で賑やか酒を飲んだ。
「寂しくないように賑やかにしてほしい」ってご両親の意向で。
お別れの会の当日も涙は出なかった。
自分が代表して「お別れの言葉」を言うことになっていた。
祭壇の写真に向かって「Kちゃん。」と話しかけたとたん、涙が溢れた。
涙と鼻水でズビズビになりながら話しかけた。
できる限り想いを伝えた。
「○○にーちゃん、そんなに泣いてカッコわる~」って言ってるだろな。きっと。
席に戻ったら、5歳のムスメもウェウェと泣いていた。
ムスメもKちゃんのことが大好きだった。
ムスメを抱きしめ、「悲しいね。悲しいね。」って言いながら、また泣いた。
ハンカチは二人分の涙と鼻水でベタベタネバネバだ。
神様とか天国とかは信じてない。
でも、こんなときくらいは信じる気になってもいいだろ。
Kちゃん。「元気になったら二人でワインを飲もう」って約束は天国で果たすで、生ハムを用意して待っとってな。
♪
Please tell me where you are
I'm just a searcher for a shooting star
Left in the cold
This made-in-heaven soul wasn't there at all
Words From … VALENTINE / [GOD]
