ヘビメタパパの書斎 › EvokenFest2017
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2017年09月26日
異臭の宴2017~終盤戦~
ちょっとバタバタとして少し間隔が空いてしまいましたが‥EvokenFest2017の続きです。
いよいよラストへフルスロットルの終盤戦!
< Twilight Force >
Derdianの余韻も冷めない(冷めるわけない)中、続いて登場するのはTwilight Force。
このバンドが一番のお目当て、という方も多かったことでしょう。
スウェーデン出身。
1stアルバムの印象は「ロールプレイングゲームの世界をモチーフにした、Rhapsody的な」という印象でした。
が、最新の2ndアルバムでその世界観を一気に昇華。
音楽性も曲もバンドのヴィジュアルも、全てが完璧に構築された劇的世界を生み出し、そのアルバムの舞台であるという王国「トワイライト・キングダム」という言葉が違和感ないほど。
そのバンドのヴィジュアルに倣ったかのようなエルフの耳、金髪のコスプレをしているファンも多数。
いよいよその唯一無二のパフォーマンスがヴェールを脱ぎます!
オープニングは、その2ndアルバムのオープニングでもある[Battle of Arcane Might]!
ファンタジックでエピックでヒロイックで魂が高揚していく世界!
場内を瞬時にして「私たちは今、まさにトワイラト・キングダムの住人!」という空気にしてしまいます。
一曲目から、そのトワイライト・キングダムの魅力に取りつかれてしまいます。
おそらく会場の全員が一瞬で飲み込まれたことでしょう。
ただのコスプレメロパワバンドではない。本気なのだ。
トワイライト・キングダムに忠誠を誓う聖歌であるかのような[To the Stars]が続き、その美しい疾走感に我を忘れてしまいます。
1stアルバムのオープニングチューン[Enchanted Dragon of Wisdom]。
そして2ndアルバムの曲が続きましたが、バンドが完全に空気を支配しています。
今までに味わったことのないような、その世界に飛び込んでしまっているかのような高揚感は全く途絶えることはありません。
そしていよいよ誰もが待ちわびた[Gates of Glory]!!
曲間の「シャキーーーン!」では、思ったほど会場の一体感がなくて「あれ?ワタシが間違えたのか‥?」とおもっちゃいましたが‥
それでもやはりこの曲で大団円‥の空気が漂いますが、まだこの曲が残っている。
[The Power of the Ancient Force]!!
「♪トワイライトフォーーース!!」の大合唱を伴うこの曲で、終了。
‥完璧だった。
ここまでライブが素晴らしいバンドだと思わなかった。
[Gates of Glory]~[The Power of the Ancient Force]という、終盤の強靱さも圧巻だった。
ドラゴンに王国にマジックに剣に‥と、一歩間違えば失笑ものの世界観を完璧に描ききった。
そしてオーディエンス全員をその世界へ誘い、王国「トワイライト・キングダム」の住人に変身させた。
誰もがその王国の歌に酔いしれた。
間違いなく、近いうちに単独公演があるだろう。
このバンドの、このパフォーマンスを見て、招聘しないはずがない。
素晴らしかった!
TWILIGHT FORCE - Flight Of The Sapphire Dragon (OFFICIAL VIDEO)
< Freedom Call >
待ちわびていた。
ずっと待っていた。
地方住まいだから関東遠征なんてラウパくらいしか行けないけど、「このバンドが来てくれたら、東京だけだとしても絶対見に行く!」と思っていたバンドの一つだ。
1stアルバムが1999年だから、待ち続けて20年近く。
なんといってもその魅力は、唯一無二の「躁」感。
ポジティブ‥って言葉ともちょっと違う。
「躁鬱状態」の「躁」。
聞かないときには全く聞かないけど、彼らの音と自分のバイオグラムが一致したときの高揚感は言葉に表しようが無い。
とにかく全身の血流が加速するような。
毛穴がズバズバと開くような。
その昂りがたまらないのだ。
音楽性はいわゆるジャーマンメタル。
そう、ジャーマンメタルの権化といえるでしょう。
GammaRayよりもGammaRayらしい。と揶揄されるほど。
一緒に「♪フリーダムコーーール」と叫ぶ日をどれだけ待ち望んだことか。
暗転し、場内に流れる「Metal! Metal! Metal is for Everyone!!」のコーラスを煽るSE。
その夢が、いよいよ叶います。
開幕は[Tears of Babylon]。
ちょっと意外なアルバムからの、ちょっと意外なチョイス。
個人的にはちょっと肩すかしですが、場内の盛り上がりはかなりのもの。
続いて、ワタシが最も待ちわびていた曲、[United Alliance]が早くも登場!
「♪We are FreedomCall」→「FreedomCall!!!」の叫び。
ようやくFreedomCallのライブを見ることができた、そして参加することができたんだ‥という感無量の想いに包まれます。
4曲目には「え?? ここで出るの??」という驚きの[Freedom Call]を披露。
初期の名曲であり、思い入れタップリの曲です。
ここでも全身全霊で「Freedom Call!!」と叫びます。
アルバムでの印象と同様に、とにかくポジティブなのだ。
曲がポジティブ。
ヴォーカルの佇まいや表情がポジティブ。
盛り上げ方がポジティブ。
「メタルってサイコーだよな!」
「メタルはみんなのもの!」
「メタルがあれば平和」
「メタルパーティ!」
そんな空気が終始漂っているのだ。
楽しくないわけがない。
全般的には、ミディアムでタテノリな曲が多かった感があり、その都度ジャンプさせられるのでヒザが苦しかったのですが、彼らだからこそ、6時間の長丁場のトリでこの空気を作れたのだと思います。
本編のラストには、新たなアンセムとして刻まれていくであろう[Metal Is for Everyone]。
会場内の「躁」な空気はクライマックスを迎えました。
Freedom Callは、今までにたくさんの素晴らしい曲を与えてくれた。
それぞれに、それぞれの思い入れがある。
けど、ワタシのようにゴタクを並べがちなオールドファンにも、今回初めて彼らに触れた新しいファンにも、平等にシアワセを与えてくれる。
その言葉だけで「大団円」「終わりよければすべて良し」と圧倒的な存在感で有無を言わさぬ説得力。
まさに「メタルはみんなのもの」なのだ。
アンコールでも、わりとミディアムな曲をチョイス。
個人的にはセットリストに「えー、そういうチョイスか‥」という思いはありますが、それでも「ライブもやっぱりフリーダムコールだった」という多幸感は彼らならでは。
ホント、シアワセでした
FREEDOM CALL - "Metal is for Everyone" (Official Video)
:
:
:
ライブから数日経っても、twitterではワタシも含めて
「ホント、素晴らしかった」
「余韻が抜けません」
「ずっとEvokenのバンドばかり聞いててラウパどころじゃない」
という反応が多数。
DerdianもFreedomCallも、「こんなに素晴らしいとは!」「アルバム買います!」といった声が多数。
そういう反応を、声を見て、ワタシもシアワセをお裾分けしてもらいつつ、余韻に浸っていました。
過去に参戦したライブの中でも、指折りに素晴らしいライブでした。
素晴らしいチョイスをしてくださった運営さんに感謝。
そして来年開催されるというEvokenFest2018への期待は、パンパンに膨らんでいます。
Heavenlyかな。
Dragonlandかな。
Axenstarかな。
セット変換中にはDOMINEも流れたな。
たぶん来年も行くことになるでしょう。
ラウパも含めて、嬉しい悩みが増えてしまいました。
ありがとう! EvokenFest!!
いよいよラストへフルスロットルの終盤戦!
< Twilight Force >
Derdianの余韻も冷めない(冷めるわけない)中、続いて登場するのはTwilight Force。
このバンドが一番のお目当て、という方も多かったことでしょう。
スウェーデン出身。
1stアルバムの印象は「ロールプレイングゲームの世界をモチーフにした、Rhapsody的な」という印象でした。
が、最新の2ndアルバムでその世界観を一気に昇華。
音楽性も曲もバンドのヴィジュアルも、全てが完璧に構築された劇的世界を生み出し、そのアルバムの舞台であるという王国「トワイライト・キングダム」という言葉が違和感ないほど。
そのバンドのヴィジュアルに倣ったかのようなエルフの耳、金髪のコスプレをしているファンも多数。
いよいよその唯一無二のパフォーマンスがヴェールを脱ぎます!
オープニングは、その2ndアルバムのオープニングでもある[Battle of Arcane Might]!
ファンタジックでエピックでヒロイックで魂が高揚していく世界!
場内を瞬時にして「私たちは今、まさにトワイラト・キングダムの住人!」という空気にしてしまいます。
一曲目から、そのトワイライト・キングダムの魅力に取りつかれてしまいます。
おそらく会場の全員が一瞬で飲み込まれたことでしょう。
ただのコスプレメロパワバンドではない。本気なのだ。
トワイライト・キングダムに忠誠を誓う聖歌であるかのような[To the Stars]が続き、その美しい疾走感に我を忘れてしまいます。
1stアルバムのオープニングチューン[Enchanted Dragon of Wisdom]。
そして2ndアルバムの曲が続きましたが、バンドが完全に空気を支配しています。
今までに味わったことのないような、その世界に飛び込んでしまっているかのような高揚感は全く途絶えることはありません。
そしていよいよ誰もが待ちわびた[Gates of Glory]!!
曲間の「シャキーーーン!」では、思ったほど会場の一体感がなくて「あれ?ワタシが間違えたのか‥?」とおもっちゃいましたが‥
それでもやはりこの曲で大団円‥の空気が漂いますが、まだこの曲が残っている。
[The Power of the Ancient Force]!!
「♪トワイライトフォーーース!!」の大合唱を伴うこの曲で、終了。
‥完璧だった。
ここまでライブが素晴らしいバンドだと思わなかった。
[Gates of Glory]~[The Power of the Ancient Force]という、終盤の強靱さも圧巻だった。
ドラゴンに王国にマジックに剣に‥と、一歩間違えば失笑ものの世界観を完璧に描ききった。
そしてオーディエンス全員をその世界へ誘い、王国「トワイライト・キングダム」の住人に変身させた。
誰もがその王国の歌に酔いしれた。
間違いなく、近いうちに単独公演があるだろう。
このバンドの、このパフォーマンスを見て、招聘しないはずがない。
素晴らしかった!
TWILIGHT FORCE - Flight Of The Sapphire Dragon (OFFICIAL VIDEO)
< Freedom Call >
待ちわびていた。
ずっと待っていた。
地方住まいだから関東遠征なんてラウパくらいしか行けないけど、「このバンドが来てくれたら、東京だけだとしても絶対見に行く!」と思っていたバンドの一つだ。
1stアルバムが1999年だから、待ち続けて20年近く。
なんといってもその魅力は、唯一無二の「躁」感。
ポジティブ‥って言葉ともちょっと違う。
「躁鬱状態」の「躁」。
聞かないときには全く聞かないけど、彼らの音と自分のバイオグラムが一致したときの高揚感は言葉に表しようが無い。
とにかく全身の血流が加速するような。
毛穴がズバズバと開くような。
その昂りがたまらないのだ。
音楽性はいわゆるジャーマンメタル。
そう、ジャーマンメタルの権化といえるでしょう。
GammaRayよりもGammaRayらしい。と揶揄されるほど。
一緒に「♪フリーダムコーーール」と叫ぶ日をどれだけ待ち望んだことか。
暗転し、場内に流れる「Metal! Metal! Metal is for Everyone!!」のコーラスを煽るSE。
その夢が、いよいよ叶います。
開幕は[Tears of Babylon]。
ちょっと意外なアルバムからの、ちょっと意外なチョイス。
個人的にはちょっと肩すかしですが、場内の盛り上がりはかなりのもの。
続いて、ワタシが最も待ちわびていた曲、[United Alliance]が早くも登場!
「♪We are FreedomCall」→「FreedomCall!!!」の叫び。
ようやくFreedomCallのライブを見ることができた、そして参加することができたんだ‥という感無量の想いに包まれます。
4曲目には「え?? ここで出るの??」という驚きの[Freedom Call]を披露。
初期の名曲であり、思い入れタップリの曲です。
ここでも全身全霊で「Freedom Call!!」と叫びます。
アルバムでの印象と同様に、とにかくポジティブなのだ。
曲がポジティブ。
ヴォーカルの佇まいや表情がポジティブ。
盛り上げ方がポジティブ。
「メタルってサイコーだよな!」
「メタルはみんなのもの!」
「メタルがあれば平和」
「メタルパーティ!」
そんな空気が終始漂っているのだ。
楽しくないわけがない。
全般的には、ミディアムでタテノリな曲が多かった感があり、その都度ジャンプさせられるのでヒザが苦しかったのですが、彼らだからこそ、6時間の長丁場のトリでこの空気を作れたのだと思います。
本編のラストには、新たなアンセムとして刻まれていくであろう[Metal Is for Everyone]。
会場内の「躁」な空気はクライマックスを迎えました。
Freedom Callは、今までにたくさんの素晴らしい曲を与えてくれた。
それぞれに、それぞれの思い入れがある。
けど、ワタシのようにゴタクを並べがちなオールドファンにも、今回初めて彼らに触れた新しいファンにも、平等にシアワセを与えてくれる。
その言葉だけで「大団円」「終わりよければすべて良し」と圧倒的な存在感で有無を言わさぬ説得力。
まさに「メタルはみんなのもの」なのだ。
アンコールでも、わりとミディアムな曲をチョイス。
個人的にはセットリストに「えー、そういうチョイスか‥」という思いはありますが、それでも「ライブもやっぱりフリーダムコールだった」という多幸感は彼らならでは。
ホント、シアワセでした
FREEDOM CALL - "Metal is for Everyone" (Official Video)
:
:
:
ライブから数日経っても、twitterではワタシも含めて
「ホント、素晴らしかった」
「余韻が抜けません」
「ずっとEvokenのバンドばかり聞いててラウパどころじゃない」
という反応が多数。
DerdianもFreedomCallも、「こんなに素晴らしいとは!」「アルバム買います!」といった声が多数。
そういう反応を、声を見て、ワタシもシアワセをお裾分けしてもらいつつ、余韻に浸っていました。
過去に参戦したライブの中でも、指折りに素晴らしいライブでした。
素晴らしいチョイスをしてくださった運営さんに感謝。
そして来年開催されるというEvokenFest2018への期待は、パンパンに膨らんでいます。
Heavenlyかな。
Dragonlandかな。
Axenstarかな。
セット変換中にはDOMINEも流れたな。
たぶん来年も行くことになるでしょう。
ラウパも含めて、嬉しい悩みが増えてしまいました。
ありがとう! EvokenFest!!
2017年09月15日
異臭の宴2017~中盤戦~
さて、EvokenFest2017、いよいよお目当てのバンドが登場してくる中盤!
< PowerQuest >
「クサメタル」というキーワードが一世を風靡(←ちょっとおおげさ)したのは、いつ頃だったでしょうか。
その喧騒の中で強い個性とキラーチューンで話題になったPowerQuest。
wikiによると、話題になったアルバム[Wings of Forever]のリリースが2002年のようです。
ということは、その喧騒も15年前ですか‥
彼らの来日の報に、その当時を知る人にとっては「懐かしい!」と感じたことでしょう。
「まさか!」と感じたことでしょう。
「まだいたのか‥」と感じた方もいたかもしれませんね。
アルバムはわりとコンスタントに出していて、ワタシも数枚聞いている。
いい意味で「変わらない」のだ。
ちょっとスケールが大きくなったり、曲のヴァリエーションが増えたりはしてますが、基本的には「あの頃の、あの薫り」なのだ。
それが彼らの魅力であり、爆発的に売れない理由でもあり‥かもしれません。
とはいえ、一つの時代の象徴と言ってもいいでしょう。
まさに奇跡の来日です。
オープニングは、まさかの[Wings of Forever]!
2002年のアルバムのタイトルトラックですね。
その後、数曲知らない曲を挟んで‥
早々に待望の[Far Away]へ!!
彼らの象徴的なチューンと言えるでしょう。
ワタシも聞きたかった曲だ。場内を「♪ファーラーウェー」の大合唱が包み‥包んで‥包んでるんだろうか。
まぁ、別に周りのことはいい。ワタシは大満足だ。
この曲をこのタイミングで出しちゃってどうするんだよ‥と思ったら、まさかのココで終了。
短いっ!
[Rising Anew]はやらないのか!
直近のアルバム[Master of Illusion][Blood Alliance]の二枚からは披露されなかった(気がする)のは意外でした。
しかし、やはりライブも「あの薫り」のままでした。
あ、そうそう。PowerQuestのピックを拾いましたよ。
Power Quest - Far Away (lyrics)
< Derdian >
このブログでも、アルバムの素晴らしさを挙げたことがあったと思います。
まさかDerdianが見れる日が来ようとは‥。
イタリアが誇るメロディックパワーメタル‥いや、やはりここは「クサメタル」という表現の方がシックリくるでしょう。
初期の[New Era Part 1]がリリースされたのが2004年。
PowerQuestが話題なった頃と近いですね。
その波(ブーム)に乗ってデビューし、アルバムを手にとったワタシは「‥」と思ったものでした。
が。
2013年リリースの[LIMBO]が世紀の名盤と呼べる出来で鳥肌。
そして続く[Human Reset]も素晴らしいアルバム。
一気に「時代はDerdian」と思い込むほどの大切なバンドになりました。
が。
この二枚のアルバムで歌っていたヴォーカルが脱退。
直近のアルバムは初期の3枚からのリレコーディングアルバムとなり、ヴォーカルには
ラルフ・シーパース (PRIMAL FEAR)
D.Cクーパー (ROYAL HUNT)
ファビオ・リオーネ (RHAPSODY OF FIRE・ANGRA)
エリサ・C ・マルティン (元DARK MOOR)
‥という錚々たるメンツを揃えてのレコーディングとなりました。
そんな状態の中での来日。
ヴォーカルはどうなるんだ‥と思いましたが、なんと脱退していたイヴァンを呼び戻しての来日というワタシ感涙の情報!
イヴァンが関わっていないリレコーディングアルバムから何曲選ばれるでしょうか。
イヴァンが関わった二枚からは、何曲選ばれるでしょうか。
PowerQuestの時より、少しだけ前方に移動して‥いよいよスタート!
開幕。
ワタシの大好きな[Human Reset]!
ヴォーカルのイヴァンは力強さと色気とセクシーさが素晴らしく、時に語りかけるような、そして吸い込まれるような魅力を発散します。
途中の「Boom!!」のコーラス(というか掛け声)の少なさにちょっと寂しくなりましたが、徐々にバンドが空気を掌握してくのが伝わってきます。
続いてはアルバムの流れに則って[In Everything]へ!!
これも待ちわびていた、大好きで大好きで大好きな曲だ。
いかにもイタリアといった物憂げなムードを湛えつつ疾走し、ゆるやかに流れるようにそれを彩るイヴァンのヴォーカル。
涙腺は決壊寸前です。
さらに畳みかけるように[Burn]!!
リレコーディングアルバムの中でも特に存在感を放つ名曲。
この時点で「素晴らしすぎる‥シアワセすぎる‥このままいったらどうなってしまうのか‥」と、既に気分は絶頂期。
この3曲で、会場のDerdianを知らなかった人も「なんだこのバンド!?」と思ってくれたことでしょう。
思ってくれたことだと思いたい。
続く[I Don’t Wanna Die]。
リレコーディングアルバムではD.C.クーパーが歌って、曲の魅力、声の魅力、そしてその相性が印象的だった曲。
イヴァンでのヴァージョンも素晴らしい。
[Kingdom of Your Heart][Battleplan]といった聞きたかった曲も聞けたのですが、あっというまに「次が最後だ」というMC。
最後にチョイスされたのは‥[The Hunter]。
ワタシが一番聞きたかった[Hymn Of Liberty]と[Silent Hope]は披露されなかった。
そしてファンが一番待ち望んだであろう、待望していたであろう[Eternal Light]も披露されなかった。
それでも、待ちわびた期待を充分に上回ってくれる素晴らしいパフォーマンスだった。
フェス終了後の声でも「Derdian素晴らしかった」という声が多かった。
聞きたくても聞けなかった曲は、単独来日を待ちつつ、そのときの楽しみにとっておこう。
本当に、本当に、本当に素晴らしかった。
ありがとう、Derdian。
そして、「やっぱりイヴァンを戻すべき」と強く強く思いました。
Derdian - In Everything
‥Derdianに思い入れがありすぎましたね。
あと二つも長くなりそうなので、いったんココで次回に続く‥にしましょうかね。
< PowerQuest >
「クサメタル」というキーワードが一世を風靡(←ちょっとおおげさ)したのは、いつ頃だったでしょうか。
その喧騒の中で強い個性とキラーチューンで話題になったPowerQuest。
wikiによると、話題になったアルバム[Wings of Forever]のリリースが2002年のようです。
ということは、その喧騒も15年前ですか‥
彼らの来日の報に、その当時を知る人にとっては「懐かしい!」と感じたことでしょう。
「まさか!」と感じたことでしょう。
「まだいたのか‥」と感じた方もいたかもしれませんね。
アルバムはわりとコンスタントに出していて、ワタシも数枚聞いている。
いい意味で「変わらない」のだ。
ちょっとスケールが大きくなったり、曲のヴァリエーションが増えたりはしてますが、基本的には「あの頃の、あの薫り」なのだ。
それが彼らの魅力であり、爆発的に売れない理由でもあり‥かもしれません。
とはいえ、一つの時代の象徴と言ってもいいでしょう。
まさに奇跡の来日です。
オープニングは、まさかの[Wings of Forever]!
2002年のアルバムのタイトルトラックですね。
その後、数曲知らない曲を挟んで‥
早々に待望の[Far Away]へ!!
彼らの象徴的なチューンと言えるでしょう。
ワタシも聞きたかった曲だ。場内を「♪ファーラーウェー」の大合唱が包み‥包んで‥包んでるんだろうか。
まぁ、別に周りのことはいい。ワタシは大満足だ。
この曲をこのタイミングで出しちゃってどうするんだよ‥と思ったら、まさかのココで終了。
短いっ!
[Rising Anew]はやらないのか!
直近のアルバム[Master of Illusion][Blood Alliance]の二枚からは披露されなかった(気がする)のは意外でした。
しかし、やはりライブも「あの薫り」のままでした。
あ、そうそう。PowerQuestのピックを拾いましたよ。
Power Quest - Far Away (lyrics)
< Derdian >
このブログでも、アルバムの素晴らしさを挙げたことがあったと思います。
まさかDerdianが見れる日が来ようとは‥。
イタリアが誇るメロディックパワーメタル‥いや、やはりここは「クサメタル」という表現の方がシックリくるでしょう。
初期の[New Era Part 1]がリリースされたのが2004年。
PowerQuestが話題なった頃と近いですね。
その波(ブーム)に乗ってデビューし、アルバムを手にとったワタシは「‥」と思ったものでした。
が。
2013年リリースの[LIMBO]が世紀の名盤と呼べる出来で鳥肌。
そして続く[Human Reset]も素晴らしいアルバム。
一気に「時代はDerdian」と思い込むほどの大切なバンドになりました。
が。
この二枚のアルバムで歌っていたヴォーカルが脱退。
直近のアルバムは初期の3枚からのリレコーディングアルバムとなり、ヴォーカルには
ラルフ・シーパース (PRIMAL FEAR)
D.Cクーパー (ROYAL HUNT)
ファビオ・リオーネ (RHAPSODY OF FIRE・ANGRA)
エリサ・C ・マルティン (元DARK MOOR)
‥という錚々たるメンツを揃えてのレコーディングとなりました。
そんな状態の中での来日。
ヴォーカルはどうなるんだ‥と思いましたが、なんと脱退していたイヴァンを呼び戻しての来日というワタシ感涙の情報!
イヴァンが関わっていないリレコーディングアルバムから何曲選ばれるでしょうか。
イヴァンが関わった二枚からは、何曲選ばれるでしょうか。
PowerQuestの時より、少しだけ前方に移動して‥いよいよスタート!
開幕。
ワタシの大好きな[Human Reset]!
ヴォーカルのイヴァンは力強さと色気とセクシーさが素晴らしく、時に語りかけるような、そして吸い込まれるような魅力を発散します。
途中の「Boom!!」のコーラス(というか掛け声)の少なさにちょっと寂しくなりましたが、徐々にバンドが空気を掌握してくのが伝わってきます。
続いてはアルバムの流れに則って[In Everything]へ!!
これも待ちわびていた、大好きで大好きで大好きな曲だ。
いかにもイタリアといった物憂げなムードを湛えつつ疾走し、ゆるやかに流れるようにそれを彩るイヴァンのヴォーカル。
涙腺は決壊寸前です。
さらに畳みかけるように[Burn]!!
リレコーディングアルバムの中でも特に存在感を放つ名曲。
この時点で「素晴らしすぎる‥シアワセすぎる‥このままいったらどうなってしまうのか‥」と、既に気分は絶頂期。
この3曲で、会場のDerdianを知らなかった人も「なんだこのバンド!?」と思ってくれたことでしょう。
思ってくれたことだと思いたい。
続く[I Don’t Wanna Die]。
リレコーディングアルバムではD.C.クーパーが歌って、曲の魅力、声の魅力、そしてその相性が印象的だった曲。
イヴァンでのヴァージョンも素晴らしい。
[Kingdom of Your Heart][Battleplan]といった聞きたかった曲も聞けたのですが、あっというまに「次が最後だ」というMC。
最後にチョイスされたのは‥[The Hunter]。
ワタシが一番聞きたかった[Hymn Of Liberty]と[Silent Hope]は披露されなかった。
そしてファンが一番待ち望んだであろう、待望していたであろう[Eternal Light]も披露されなかった。
それでも、待ちわびた期待を充分に上回ってくれる素晴らしいパフォーマンスだった。
フェス終了後の声でも「Derdian素晴らしかった」という声が多かった。
聞きたくても聞けなかった曲は、単独来日を待ちつつ、そのときの楽しみにとっておこう。
本当に、本当に、本当に素晴らしかった。
ありがとう、Derdian。
そして、「やっぱりイヴァンを戻すべき」と強く強く思いました。
Derdian - In Everything
‥Derdianに思い入れがありすぎましたね。
あと二つも長くなりそうなので、いったんココで次回に続く‥にしましょうかね。
2017年09月11日
異臭の宴2017~前編~
その筋のファンにとっては、まさに夢の夜となったことでしょう。
メロディックパワーメタルの宴、「EvokenFest2017」。
本来、関東遠征はLOUDPARKだけと決めていたのですが、このラインナップとなればどうしても行かねばならない。
ずっと待ちわびたFreedomCallがトリなのだ。
ということで、行ってきましたEvokenFest。
私は二日目の公演となる代官山UNITへ参戦。
ということで、例によってレポートと呼べるようなモノではありませんが、自分の記録として残しておこうと思いますよ。
:
:
:
さて、会場となる代官山UNIT。
もちろん代官山などというオシャレな街は初めてであります。
代官山駅に電車が滑り込み、停車すると、まず駅からしてモダンな構え。
「‥ココで降りていいのか?」という不安が襲います。(もちろん、駅だから降りないといけないんですが、なんだか直感的に)
UNITまでは徒歩数分、といったところですが、途中に並ぶハイセンスな服のお店。
歩く人たちも「住む世界が違う人たちだな」といったムード。
そんな中‥メタルTシャツを纏って闊歩するオジサン(←ワタシです)は、さぞかし怪しく怪訝に映ったことでしょう。
・・と思ってましたが。
代官山UNIT前では既にその黒装束(メタルT)の集団が列を作っています。
この異様な空気。大好きです。
開場予定の15:00を過ぎても開く気配はなく、ドンドンと時間が押していきます。
ワタシは特に最前列をとるつもりもなかったので、開演の16:00くらいを目指して並んだのですが‥それでも動かない。
ワタシの整理番号は80番代。
とりあえず、「120番まではコチラでお待ちください」と言われた列で待ちます。
そして、ようやく入場。
代官山UNITでは
・物販 地下一階
・会場 地下二階
という構成。コインロッカーもトイレも、物販近くの地下一階でしたね。
前述した通り、特に前方を陣取るつもりもないので、まずは物販へ。
前日の情報では
・物販 30分待ち
・TwilghtForce 瞬殺
・FreedomCall 早めに売り切れ
・オフィシャル サイズによっては早めに売り切れ
といった情報だったので、買えないことも覚悟していったのですが、物販は数人しかいません。
ということで、わりと余裕を持って選ぶことができましたよ。
この物販、販売のテーブルがL字型になってるので、全体を見渡せないのがちょっと不便。
前日瞬殺のTwilghtForceも残ってましたが、バックプリントが無いと聞いていたのでスルー。
FreedomCallは、最新作の、あのオジサンのデザインがドン!!とフロントプリントされてて、これまたちょっと勇気が要るなぁと思ってスルー。
Derdianはツアーデート入ってたけど、ちょっとシンプルすぎるなぁと思ってスルー。
ということで、無難にオフィシャルTシャツを入手。
コインロッカー(300円)も余裕で確保。
どうせ大混雑でコインロッカーもアテにならないから‥と頑張って手ぶらで来ましたが、そんな心配いらなかったですね。
Loudparkのときもそうですが、二日目になると物販は急激に人が減る。
今回のEvokenFestも、おそらく初日に並んで買った方たちが二日目は物販に行かないから、ってことでしょうかね。
フェスの物販は二日目以降がいいですね。
そしてフロアへ入ります。
まだこの段階では余裕を持って歩ける程度の混雑っぷり。
最前近くまで行ける感じでしたが、Derdianあたりで最前に行くためには、どこか途中でトイレにいっておかないと心配なので、とりあえず中盤をキープ。
30分ほど遅れて、オープニングアクトがスタートしました。
< RAKSHASA >
オープニングアクトは、日本のバンドです。
バンドを率いるのは、今回のフェスを率いる社長でもある方のようです。
バンドの音楽性としては、和風メロディックメタル、と言ったところでしょうか。
この手のバンドといえば、まず陰陽座を思い浮かべるわけですが、個人的には陰陽座+CROSS VEIN‥といった印象を受けました。
陰陽座よりはちょっとキラキラしたムード。
そしてヴォーカルの声質や歌い回しもなんだかCROSS VEINを思い出したのです。
曲間のMCでは、その社長が
・EvokenFest2018の開催が決まっている。もう3バンド決まっている。
・近々、メロデスバンドのライブを発表する。
・今日は遅れてスイマセン。私たちが曲を減らすので、他のバンドは一切削りません。
と、嬉しい話を連発。
結果として、ずいぶん短いパフォーマンスとなりましたが、好印象でした。
ライブ後、友人と話してたら「陰陽座のジェネリック」と言ってて「なるほど‥うまく言うなぁ」と感じました。
Rakshasa - 櫻月夜 [ Official Music Video ]
< TEMPERANCE >
イタリア出身。今回が初来日のようです。
このバンドは完全ノーマーク。
あえて予習することなく、ぶっつけ本番で臨みました。
雰囲気としてはAMARANTHEに近いかな。
モダンでエッヂの効いたリフを用いつつ、華やかさと強さが同居した女性ヴォーカルの魅力がバンドの世界観を構築していきます。
今回のバンドの中では、ちょっと異色と言えるでしょうか。
TEMPERANCE - A Thousand Places (OFFICIAL VIDEO)
このあとからは、ノンストップで駆け抜けていくことが想定されるので、念のためにトイレへ。
ついでに物販に寄ってみましたが、Twilight Force以外はけっこう残ってましたね。
そしてフロアへ戻りましたが‥すごい人の数!
これは前方へ行くには勇気がいるぞ‥とマゴマゴしていましたが、そんな中、人と人とをかきわけて前方へ向かう人が数人。
ワタシも勇気を決して、前へ向かう(前へ向かう人の背中にピッタリついて「この人の友人なので一緒に進んでます」という空気をアピールしつつ)
が、結局中盤あたりまでしか進めませんでしたね。
そしていよいよお目当てのバンドが続々と登場する中盤戦!
‥前置きが長かった分、既に長くなってしまったので次回へ続きますよ。
メロディックパワーメタルの宴、「EvokenFest2017」。
本来、関東遠征はLOUDPARKだけと決めていたのですが、このラインナップとなればどうしても行かねばならない。
ずっと待ちわびたFreedomCallがトリなのだ。
ということで、行ってきましたEvokenFest。
私は二日目の公演となる代官山UNITへ参戦。
ということで、例によってレポートと呼べるようなモノではありませんが、自分の記録として残しておこうと思いますよ。
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さて、会場となる代官山UNIT。
もちろん代官山などというオシャレな街は初めてであります。
代官山駅に電車が滑り込み、停車すると、まず駅からしてモダンな構え。
「‥ココで降りていいのか?」という不安が襲います。(もちろん、駅だから降りないといけないんですが、なんだか直感的に)
UNITまでは徒歩数分、といったところですが、途中に並ぶハイセンスな服のお店。
歩く人たちも「住む世界が違う人たちだな」といったムード。
そんな中‥メタルTシャツを纏って闊歩するオジサン(←ワタシです)は、さぞかし怪しく怪訝に映ったことでしょう。
・・と思ってましたが。
代官山UNIT前では既にその黒装束(メタルT)の集団が列を作っています。
この異様な空気。大好きです。
開場予定の15:00を過ぎても開く気配はなく、ドンドンと時間が押していきます。
ワタシは特に最前列をとるつもりもなかったので、開演の16:00くらいを目指して並んだのですが‥それでも動かない。
ワタシの整理番号は80番代。
とりあえず、「120番まではコチラでお待ちください」と言われた列で待ちます。
そして、ようやく入場。
代官山UNITでは
・物販 地下一階
・会場 地下二階
という構成。コインロッカーもトイレも、物販近くの地下一階でしたね。
前述した通り、特に前方を陣取るつもりもないので、まずは物販へ。
前日の情報では
・物販 30分待ち
・TwilghtForce 瞬殺
・FreedomCall 早めに売り切れ
・オフィシャル サイズによっては早めに売り切れ
といった情報だったので、買えないことも覚悟していったのですが、物販は数人しかいません。
ということで、わりと余裕を持って選ぶことができましたよ。
この物販、販売のテーブルがL字型になってるので、全体を見渡せないのがちょっと不便。
前日瞬殺のTwilghtForceも残ってましたが、バックプリントが無いと聞いていたのでスルー。
FreedomCallは、最新作の、あのオジサンのデザインがドン!!とフロントプリントされてて、これまたちょっと勇気が要るなぁと思ってスルー。
Derdianはツアーデート入ってたけど、ちょっとシンプルすぎるなぁと思ってスルー。
ということで、無難にオフィシャルTシャツを入手。
コインロッカー(300円)も余裕で確保。
どうせ大混雑でコインロッカーもアテにならないから‥と頑張って手ぶらで来ましたが、そんな心配いらなかったですね。
Loudparkのときもそうですが、二日目になると物販は急激に人が減る。
今回のEvokenFestも、おそらく初日に並んで買った方たちが二日目は物販に行かないから、ってことでしょうかね。
フェスの物販は二日目以降がいいですね。
そしてフロアへ入ります。
まだこの段階では余裕を持って歩ける程度の混雑っぷり。
最前近くまで行ける感じでしたが、Derdianあたりで最前に行くためには、どこか途中でトイレにいっておかないと心配なので、とりあえず中盤をキープ。
30分ほど遅れて、オープニングアクトがスタートしました。
< RAKSHASA >
オープニングアクトは、日本のバンドです。
バンドを率いるのは、今回のフェスを率いる社長でもある方のようです。
バンドの音楽性としては、和風メロディックメタル、と言ったところでしょうか。
この手のバンドといえば、まず陰陽座を思い浮かべるわけですが、個人的には陰陽座+CROSS VEIN‥といった印象を受けました。
陰陽座よりはちょっとキラキラしたムード。
そしてヴォーカルの声質や歌い回しもなんだかCROSS VEINを思い出したのです。
曲間のMCでは、その社長が
・EvokenFest2018の開催が決まっている。もう3バンド決まっている。
・近々、メロデスバンドのライブを発表する。
・今日は遅れてスイマセン。私たちが曲を減らすので、他のバンドは一切削りません。
と、嬉しい話を連発。
結果として、ずいぶん短いパフォーマンスとなりましたが、好印象でした。
ライブ後、友人と話してたら「陰陽座のジェネリック」と言ってて「なるほど‥うまく言うなぁ」と感じました。
Rakshasa - 櫻月夜 [ Official Music Video ]
< TEMPERANCE >
イタリア出身。今回が初来日のようです。
このバンドは完全ノーマーク。
あえて予習することなく、ぶっつけ本番で臨みました。
雰囲気としてはAMARANTHEに近いかな。
モダンでエッヂの効いたリフを用いつつ、華やかさと強さが同居した女性ヴォーカルの魅力がバンドの世界観を構築していきます。
今回のバンドの中では、ちょっと異色と言えるでしょうか。
TEMPERANCE - A Thousand Places (OFFICIAL VIDEO)
このあとからは、ノンストップで駆け抜けていくことが想定されるので、念のためにトイレへ。
ついでに物販に寄ってみましたが、Twilight Force以外はけっこう残ってましたね。
そしてフロアへ戻りましたが‥すごい人の数!
これは前方へ行くには勇気がいるぞ‥とマゴマゴしていましたが、そんな中、人と人とをかきわけて前方へ向かう人が数人。
ワタシも勇気を決して、前へ向かう(前へ向かう人の背中にピッタリついて「この人の友人なので一緒に進んでます」という空気をアピールしつつ)
が、結局中盤あたりまでしか進めませんでしたね。
そしていよいよお目当てのバンドが続々と登場する中盤戦!
‥前置きが長かった分、既に長くなってしまったので次回へ続きますよ。
2017年08月09日
異臭の宴、直前
Burrn!でのアルバムレビューで「クサい。クサすぎて異臭騒ぎで警察が出動しそうな」という褒め言葉(?)を頂いたのはDarkMoorでしたね。
そのあたりから、ワタシのような人たちの間では「クサい」「異臭」というキーワードは魅惑のキーワードになっていった。
そして、クサいメタルは「クサメタル」と呼ばれ、「XaMETAL」と表記されたりした。
そんな中でクオリティが低いバンドやアルバムは「XoMETAL」と呼ばれたりした。(まぁ、呼び方はお察しで)
さて、そんなクサいメタルを愛する人たちにとって夢のような一夜が開催されることになりました。
Evoken Fest 2017 ~ Power & Glory ~

もう「Power & Glory」というサブタイトルだけでワクワクしてしまう人も多いでしょう(←ワタシです)
現在、LOUDPARK17でそういった要素が薄めのこともあって、このフェスの存在意義がより一層際立っています。
チケットは発売と同時に瞬殺。
そして残念ながらキャンセルになってしまいましたが「GloryHammerを大阪にも呼ぼうクラウドファウンディング」では、数万円のチケットが瞬殺。
ワタシと同類の方々の熱狂が伝わってくるかのようです。
もちろんワタシも、チケットを入手。
毎年恒例のラウドパークのチケットは取っていない今、このイベントがラウドパーク代わりになるかもしれません。
というか、ラウドパーク(だいたい一日で12バンドくらい)の興奮を、この数バンドで充分に凌駕している感があります。
ヘッドライナーには、念願のFreedom Call!!!
ワタシがずっと見たくて見たくて見たくて待ち望んでいたバンドだ。
「このバンドなら、単独でも東京まで見にいくから!」というバンドがいくつかありますが、その代表格だ。
いわゆる「ジャーマンメタル」の美味しいところを全部詰め込んだ、ジャーマンメタルにありがちな音でありながら唯我独尊の存在。
徹底的な「躁」系メロディ、シンガロング必至のコーラス。
楽しくないはずがない。
Freedom Call / united alliance
「♪ウィーアフリーダムコーール!!」が場内に響きわたる!はず!
トリ前に控えるのは、今、まさにホットなバンド。Twilight Force。
デビュー時はRhapsodyのフォロワー的な印象が強かった彼らですが、2ndで早くも才能が開花。
シンフォニック、ヒロイック、ロールプレイングゲームのようなマジカルな世界を構築してくれています。
まさにRPGに登場してくるかのような装束のメンバー、その演出にも期待がかかります。
「TwilightForceが一番楽しみ!」という人も多いことでしょう。
Twilight Force - Gates of Glory
さぁ、みんなで「♪シャキーン!」
そして、個人的にはFreedomCallに並ぶほどの目玉、まさに奇跡の来日となるDerdian!!
今のイタリアンメロディックパワーメタル界の雄と言ってもいいでしょう。
初期には冒頭の「XoMETAL」に類するようなチープさが印象に残っていた彼らですが、名作[LIMBO]で一気に覚醒。
続く[HUMAN RESET]でもそのクオリティの高さを見せつけてくれました。
その2枚で歌っていたヴォーカルが脱退。
直近のアルバムは、「初期の曲を、いろいろなゲストヴォーカルを招いてリレコーディングした」というアクロバディックな作品で、今回の来日でのヴォーカルが危惧されていたわけですが‥
なんとその2枚で歌っていたヴォーカルを招いての来日。
まさに奇跡の一夜となることでしょう。
Derdian - Light Of Hate
これはまさに異臭騒ぎっ!
さらには、「Power&Glory」というタイトルの一翼を担う感のあるPowerQuest。
「XaMETAL」というキーワードが流行った頃に名を馳せたベテランバンド。
「♪ファーラーウェー」のコーラスが耳に残っている人も多いことでしょう。
ここ数作のアルバムでは、爆発力はもう一つながら、安定&安心の、いい意味でのB級イタリアンメタルの薫りが漂っています。
Power Quest - Rising Anew
この疾走感ですよ!
ワタシが見に行く公演には参加しませんが、驚きのCELLADOR。
DragonForceのような疾走感が話題になったファーストアルバムも、ずいぶん前になっちゃいましたね。
Cellador - This Means War
ずいぶんスケールアップして骨太になりました。見たかった‥
個人的な楽しみ度としては
FreedomCall >> Derdian >> TwilightForce > PowerQuest といったところでしょうか。
メロディックパワーメタルを愛するワタシのようなヒトにとっては夢の一夜。
このままキャンセルが出ることなく当日を迎えて頂きたいものです。
そのあたりから、ワタシのような人たちの間では「クサい」「異臭」というキーワードは魅惑のキーワードになっていった。
そして、クサいメタルは「クサメタル」と呼ばれ、「XaMETAL」と表記されたりした。
そんな中でクオリティが低いバンドやアルバムは「XoMETAL」と呼ばれたりした。(まぁ、呼び方はお察しで)
さて、そんなクサいメタルを愛する人たちにとって夢のような一夜が開催されることになりました。
Evoken Fest 2017 ~ Power & Glory ~

もう「Power & Glory」というサブタイトルだけでワクワクしてしまう人も多いでしょう(←ワタシです)
現在、LOUDPARK17でそういった要素が薄めのこともあって、このフェスの存在意義がより一層際立っています。
チケットは発売と同時に瞬殺。
そして残念ながらキャンセルになってしまいましたが「GloryHammerを大阪にも呼ぼうクラウドファウンディング」では、数万円のチケットが瞬殺。
ワタシと同類の方々の熱狂が伝わってくるかのようです。
もちろんワタシも、チケットを入手。
毎年恒例のラウドパークのチケットは取っていない今、このイベントがラウドパーク代わりになるかもしれません。
というか、ラウドパーク(だいたい一日で12バンドくらい)の興奮を、この数バンドで充分に凌駕している感があります。
ヘッドライナーには、念願のFreedom Call!!!
ワタシがずっと見たくて見たくて見たくて待ち望んでいたバンドだ。
「このバンドなら、単独でも東京まで見にいくから!」というバンドがいくつかありますが、その代表格だ。
いわゆる「ジャーマンメタル」の美味しいところを全部詰め込んだ、ジャーマンメタルにありがちな音でありながら唯我独尊の存在。
徹底的な「躁」系メロディ、シンガロング必至のコーラス。
楽しくないはずがない。
Freedom Call / united alliance
「♪ウィーアフリーダムコーール!!」が場内に響きわたる!はず!
トリ前に控えるのは、今、まさにホットなバンド。Twilight Force。
デビュー時はRhapsodyのフォロワー的な印象が強かった彼らですが、2ndで早くも才能が開花。
シンフォニック、ヒロイック、ロールプレイングゲームのようなマジカルな世界を構築してくれています。
まさにRPGに登場してくるかのような装束のメンバー、その演出にも期待がかかります。
「TwilightForceが一番楽しみ!」という人も多いことでしょう。
Twilight Force - Gates of Glory
さぁ、みんなで「♪シャキーン!」
そして、個人的にはFreedomCallに並ぶほどの目玉、まさに奇跡の来日となるDerdian!!
今のイタリアンメロディックパワーメタル界の雄と言ってもいいでしょう。
初期には冒頭の「XoMETAL」に類するようなチープさが印象に残っていた彼らですが、名作[LIMBO]で一気に覚醒。
続く[HUMAN RESET]でもそのクオリティの高さを見せつけてくれました。
その2枚で歌っていたヴォーカルが脱退。
直近のアルバムは、「初期の曲を、いろいろなゲストヴォーカルを招いてリレコーディングした」というアクロバディックな作品で、今回の来日でのヴォーカルが危惧されていたわけですが‥
なんとその2枚で歌っていたヴォーカルを招いての来日。
まさに奇跡の一夜となることでしょう。
Derdian - Light Of Hate
これはまさに異臭騒ぎっ!
さらには、「Power&Glory」というタイトルの一翼を担う感のあるPowerQuest。
「XaMETAL」というキーワードが流行った頃に名を馳せたベテランバンド。
「♪ファーラーウェー」のコーラスが耳に残っている人も多いことでしょう。
ここ数作のアルバムでは、爆発力はもう一つながら、安定&安心の、いい意味でのB級イタリアンメタルの薫りが漂っています。
Power Quest - Rising Anew
この疾走感ですよ!
ワタシが見に行く公演には参加しませんが、驚きのCELLADOR。
DragonForceのような疾走感が話題になったファーストアルバムも、ずいぶん前になっちゃいましたね。
Cellador - This Means War
ずいぶんスケールアップして骨太になりました。見たかった‥
個人的な楽しみ度としては
FreedomCall >> Derdian >> TwilightForce > PowerQuest といったところでしょうか。
メロディックパワーメタルを愛するワタシのようなヒトにとっては夢の一夜。
このままキャンセルが出ることなく当日を迎えて頂きたいものです。