2007年06月21日
「らしい」と思うけど。
発売前から「カントリーらしい」「いつもと違うらしい」と憶測が飛び交ってました。
しかし結果的には「BON JOVI印」が随所に刻印された、「間違いなくBON JOVI」なアルバムでした。
BON JOVI [LOST HIGHWAY]

位置づけとしては [THESE DAYS] の次あたりでリリースされても不思議じゃないサウンド。
元々、彼らが持ち合わせていたカントリー調の(っていうと分かりにくいなぁ。個人的にはウエスタンっぽく感じる)楽曲を自然体でクローズアップしてきたようなムードです。
ジョンとリッチーのソロ的色合いがここで交わったというか、うまくブレンドされた感があります。
(ちょっとジョンのブレンド率が高めですが…。)
[Livin' On A Prayer][Born To Be My Baby][It's My Life]のような、アリーナ型ロックアンセムこそが BON JOVI だよ!
…といった趣の方には「地味だな~なんだか。」と思われるかもしれません。
前作が意図的(?)に輪郭のハッキリしたストレートな楽曲が多かっただけに余計そう思うかもしれません。
良く言えば、とても温もりに溢れ、オトナになった彼らの等身大のアルバムだと思います。
穏やかで柔和な表情が見えるサウンド。
ガツンとくる力強さはなくても、ゆるやかにジックリと心に染み込んできます。
ただ、その反面…。
以前にも触れましたが、私個人がBONJOVIに求めるサウンドは「土埃と砂煙の舞うブルージーな空気」。
そういった「ザラつき感」がもう少し欲しかった。
ま、このあたりは二人のブレンド率によって変わるんでしょうけど。
あと、BON JOVI といえば[In These Arms]や[These Days]のように穏やかな曲調ながらも、一発で胸をザクリと抉るような哀愁のメロディも大きな魅力。
そういった一撃必殺悶絶胸キュン曲が欲しかったかな。
メロディは相変わらず美しい。
彼らのルーツであろう土着的空気が全体を覆っているのもウレシイ。
けど、ロック界のモンスターBON JOVIのイメージに対して、今回のリラックスムード。
このギャップを消化しきれていない自分は頭のカタいオッサンかもしれません。
彼らの歴史の中で見れば「名盤!絶対聴いとけ!」というほどのレベルではありませんが、
一つの節目になるような気がします。
この「節目」が、単なる「通過点」なのか。
今後の行く末を決定づける「分水嶺」になるのか。
とても興味深いところです。
しかし結果的には「BON JOVI印」が随所に刻印された、「間違いなくBON JOVI」なアルバムでした。
BON JOVI [LOST HIGHWAY]

位置づけとしては [THESE DAYS] の次あたりでリリースされても不思議じゃないサウンド。
元々、彼らが持ち合わせていたカントリー調の(っていうと分かりにくいなぁ。個人的にはウエスタンっぽく感じる)楽曲を自然体でクローズアップしてきたようなムードです。
ジョンとリッチーのソロ的色合いがここで交わったというか、うまくブレンドされた感があります。
(ちょっとジョンのブレンド率が高めですが…。)
[Livin' On A Prayer][Born To Be My Baby][It's My Life]のような、アリーナ型ロックアンセムこそが BON JOVI だよ!
…といった趣の方には「地味だな~なんだか。」と思われるかもしれません。
前作が意図的(?)に輪郭のハッキリしたストレートな楽曲が多かっただけに余計そう思うかもしれません。
良く言えば、とても温もりに溢れ、オトナになった彼らの等身大のアルバムだと思います。
穏やかで柔和な表情が見えるサウンド。
ガツンとくる力強さはなくても、ゆるやかにジックリと心に染み込んできます。
ただ、その反面…。
以前にも触れましたが、私個人がBONJOVIに求めるサウンドは「土埃と砂煙の舞うブルージーな空気」。
そういった「ザラつき感」がもう少し欲しかった。
ま、このあたりは二人のブレンド率によって変わるんでしょうけど。
あと、BON JOVI といえば[In These Arms]や[These Days]のように穏やかな曲調ながらも、一発で胸をザクリと抉るような哀愁のメロディも大きな魅力。
そういった一撃必殺悶絶胸キュン曲が欲しかったかな。
メロディは相変わらず美しい。
彼らのルーツであろう土着的空気が全体を覆っているのもウレシイ。
けど、ロック界のモンスターBON JOVIのイメージに対して、今回のリラックスムード。
このギャップを消化しきれていない自分は頭のカタいオッサンかもしれません。
彼らの歴史の中で見れば「名盤!絶対聴いとけ!」というほどのレベルではありませんが、
一つの節目になるような気がします。
この「節目」が、単なる「通過点」なのか。
今後の行く末を決定づける「分水嶺」になるのか。
とても興味深いところです。
Posted by テン at 06:57│Comments(5)
│B
この記事へのコメント
はじめまして。
足跡からお邪魔いたしました。
ワタクシ、今でこそソウルミュージック・オンリーに近い愛好家ですが、
10代はヘビメタも大好きでした。
Bon Joviも大好きで、ライブとか行ってました。(;・∀・)
昭和天皇が崩御され、ライブが延期になったときです。古い話です。
Skid Rowの初来日公演も行き、サインしてもらえました。
弟は未だにヘビメタ愛好家です!
足跡からお邪魔いたしました。
ワタクシ、今でこそソウルミュージック・オンリーに近い愛好家ですが、
10代はヘビメタも大好きでした。
Bon Joviも大好きで、ライブとか行ってました。(;・∀・)
昭和天皇が崩御され、ライブが延期になったときです。古い話です。
Skid Rowの初来日公演も行き、サインしてもらえました。
弟は未だにヘビメタ愛好家です!
Posted by Mugiyaの娘 at 2007年06月25日 02:11
Mugiyaの娘 さま
こちらこそはじめまして。
コメントありがとうございます。
Mugiyaさんには、ウチの奥様と結婚前に数回お邪魔したことがあり、「懐かしいなぁ。あの頃は良かったなぁ。」と思い出していた次第です。
子供がヤカマしい今となっては、二人で出かけるなんてことはナカナカ難しいので…。
そのライブの時は、私は高校生くらいですかね。
その頃から、「いつまでメタル聴くんやろうなぁ。」とボンヤリと思っていましたが結局未だに聴き続けています。
Skid Row、カッコいいですよね。
セバスチャン・バックが抜けてからは興味が薄れましたが…。
こちらこそはじめまして。
コメントありがとうございます。
Mugiyaさんには、ウチの奥様と結婚前に数回お邪魔したことがあり、「懐かしいなぁ。あの頃は良かったなぁ。」と思い出していた次第です。
子供がヤカマしい今となっては、二人で出かけるなんてことはナカナカ難しいので…。
そのライブの時は、私は高校生くらいですかね。
その頃から、「いつまでメタル聴くんやろうなぁ。」とボンヤリと思っていましたが結局未だに聴き続けています。
Skid Row、カッコいいですよね。
セバスチャン・バックが抜けてからは興味が薄れましたが…。
Posted by テン at 2007年06月25日 12:41
テンさま、
うちの店に以前いらしたことがあったんですね。
失礼しました。
その節はどうもありがとうございました。
ひょっとして丹生川の方ですか?
時々、昔うちによく来ていらっしゃったお客さんカップル数組を
スーパーなんかで見かけることがありますが、お子さんが
生まれていたりして、あ、お2人は結婚されたんだなとわかり、
ご来店されない理由が判明します(笑)。
Bon Joviのその時のライブ当時は高校生でしたか。
ということは、私の1つか2つくらい年下ということですね。(;・∀・)
Skid Rowがわかる方と出会えて嬉しかったです。
また、いつか、ご夫婦でいらしてください。
うちの店に以前いらしたことがあったんですね。
失礼しました。
その節はどうもありがとうございました。
ひょっとして丹生川の方ですか?
時々、昔うちによく来ていらっしゃったお客さんカップル数組を
スーパーなんかで見かけることがありますが、お子さんが
生まれていたりして、あ、お2人は結婚されたんだなとわかり、
ご来店されない理由が判明します(笑)。
Bon Joviのその時のライブ当時は高校生でしたか。
ということは、私の1つか2つくらい年下ということですね。(;・∀・)
Skid Rowがわかる方と出会えて嬉しかったです。
また、いつか、ご夫婦でいらしてください。
Posted by Mugiya at 2007年06月26日 03:00
Mugiyaさま
残念ながら丹生川ではありません。
が、二人で出かける機会があったら久々に行きたいなぁ。
お歳も近いようですし。
残念ながら丹生川ではありません。
が、二人で出かける機会があったら久々に行きたいなぁ。
お歳も近いようですし。
Posted by テン at 2007年06月27日 06:41
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ヘビメタパパの書斎
ヘビメタパパの書斎
Posted by Dane White at 2008年11月13日 12:30