2011年02月02日
見た目で決めないで
「人は見た目が9割」ってな本が売れたことがありましたねぇ。
この人たちは、メタル的視点でいうと、見た目で損してんなぁ・・・と思ってるのです。
見た目で「ケッ!」って思うメタラーは多いと思うんだよね。
だけど、その音楽性は侮れないのですよ。
NELSON [After The Rain]

このアルバムが1stですね。wikiによると、発表は1990年。
マシュー・ネルソンとガナー・ネルソンという双子の兄弟を中心としたアメリカン・ハードロックバンド。
もうね、見た目の美しさだけで得してる部分もあるとは思うのですが、大半のメタラーは「ポップアイドルだろ」って先入観を持ってしまうと思います。
ところが、その音楽性は穏やかでキャッチーな楽曲、キラキラとした瑞々しさ、そして全編に渡って印象的なコーラスは双子ならではでしょうか。
確かにポップな路線ではあると思います。
例えるなら、FIREHOUSEからハードなドライヴ感を控えめにして、HAREM SCAREM的なハーモニーを加えたような。
そしてその爽やかなメロディはTERRA NOVAのような美しさを湛えています。
こういったバンドはメロディアスハード界隈ではそれなりに評価されているわけですから、NELSONも充分にそのテリトリーに入ってると思うのです。
だからこそ、見た目で引いちゃう方がいると、惜しいなぁ・・・と。
とはいえ、当時はCM等で使われたりもして、一般的認知度はソコソコあった・・・んじゃないかな。
メタル側からしか見てなかったからワカンナイんだけどね。
基本的にはキャッチーなハードロック・・・いや、ハードポップってとこかな。
その中で、アコースティックな面ではカントリーっぽいムードも醸しだしていますね。
「カントリー」というとメタル的視点ではいい表現ではないかもしれませんが・・・・このカラリとしたムードはアメリカンハードの一つの魅力かな、と思うんだ。
・・・と、音楽性だけ見れば魅力タップリなんですが・・・。
あれだけの美貌、そして甘いメロディ・・・・そりゃレコード会社もその路線でプッシュしたいわけですよ。
2ndでは、その路線を強調したアルバムだったわけですが、インパクトはやや薄く・・・。
そして世の中はグランジブームに沸き上がり、その時流に飲み込まれ・・・
忘れた頃にリリースした3rd~4thは、ややヘヴィな路線で話題に登らず・・・良作なんだけど、その印象とのギャップとか世間とのタイミングとかね。
なんだかその見た目が故に振り回された不幸な兄弟・・・という印象が強いのです。
だからこそ、この1stはメロディアスハードが好きな方には是非聞いてほしい。名作ですよ。
Nelson - After the Rain (「らしさ」全開の名曲)
Nelson - Only Time Will Tell (感動の名バラード)
Too Many Dreams (たしか焼酎のCM曲)
type=
この人たちは、メタル的視点でいうと、見た目で損してんなぁ・・・と思ってるのです。
見た目で「ケッ!」って思うメタラーは多いと思うんだよね。
だけど、その音楽性は侮れないのですよ。
NELSON [After The Rain]

このアルバムが1stですね。wikiによると、発表は1990年。
マシュー・ネルソンとガナー・ネルソンという双子の兄弟を中心としたアメリカン・ハードロックバンド。
もうね、見た目の美しさだけで得してる部分もあるとは思うのですが、大半のメタラーは「ポップアイドルだろ」って先入観を持ってしまうと思います。
ところが、その音楽性は穏やかでキャッチーな楽曲、キラキラとした瑞々しさ、そして全編に渡って印象的なコーラスは双子ならではでしょうか。
確かにポップな路線ではあると思います。
例えるなら、FIREHOUSEからハードなドライヴ感を控えめにして、HAREM SCAREM的なハーモニーを加えたような。
そしてその爽やかなメロディはTERRA NOVAのような美しさを湛えています。
こういったバンドはメロディアスハード界隈ではそれなりに評価されているわけですから、NELSONも充分にそのテリトリーに入ってると思うのです。
だからこそ、見た目で引いちゃう方がいると、惜しいなぁ・・・と。
とはいえ、当時はCM等で使われたりもして、一般的認知度はソコソコあった・・・んじゃないかな。
メタル側からしか見てなかったからワカンナイんだけどね。
基本的にはキャッチーなハードロック・・・いや、ハードポップってとこかな。
その中で、アコースティックな面ではカントリーっぽいムードも醸しだしていますね。
「カントリー」というとメタル的視点ではいい表現ではないかもしれませんが・・・・このカラリとしたムードはアメリカンハードの一つの魅力かな、と思うんだ。
・・・と、音楽性だけ見れば魅力タップリなんですが・・・。
あれだけの美貌、そして甘いメロディ・・・・そりゃレコード会社もその路線でプッシュしたいわけですよ。
2ndでは、その路線を強調したアルバムだったわけですが、インパクトはやや薄く・・・。
そして世の中はグランジブームに沸き上がり、その時流に飲み込まれ・・・
忘れた頃にリリースした3rd~4thは、ややヘヴィな路線で話題に登らず・・・良作なんだけど、その印象とのギャップとか世間とのタイミングとかね。
なんだかその見た目が故に振り回された不幸な兄弟・・・という印象が強いのです。
だからこそ、この1stはメロディアスハードが好きな方には是非聞いてほしい。名作ですよ。
Nelson - After the Rain (「らしさ」全開の名曲)
Nelson - Only Time Will Tell (感動の名バラード)
Too Many Dreams (たしか焼酎のCM曲)
type=
Posted by テン at 07:52│Comments(4)
│N
この記事へのコメント
うわ~~・・・。
懐かしい。
この方達、音楽性は良かったのに、やはりルックスのせいだったんですかねえ。
かくいう私も曲は好きだったけど、アイドル的な雰囲気を受けつけることができませんでした(-ω-;)
「こんなのメタルじゃねえ」って思ってましたもの、当時。
これを機に、もう1度聴いてみようかな。
懐かしい。
この方達、音楽性は良かったのに、やはりルックスのせいだったんですかねえ。
かくいう私も曲は好きだったけど、アイドル的な雰囲気を受けつけることができませんでした(-ω-;)
「こんなのメタルじゃねえ」って思ってましたもの、当時。
これを機に、もう1度聴いてみようかな。
Posted by ななせ ゆうり at 2011年02月03日 17:54
おおっ!NELSONなつかしー!!
あまり一生懸命は聴きませんでしたが、ロンゲ犬のジャケットのアルバム(2nd?)とActionのカバーが入ったアルバムを覚えています。
Actionってデフレパードもカバーしていた気がする。名曲ですね。
あまり一生懸命は聴きませんでしたが、ロンゲ犬のジャケットのアルバム(2nd?)とActionのカバーが入ったアルバムを覚えています。
Actionってデフレパードもカバーしていた気がする。名曲ですね。
Posted by cha-key
at 2011年02月05日 17:33

おおっ!NELSONなつかしー!!
あまり一生懸命は聴きませんでしたが、ロンゲ犬のジャケットのアルバム(2nd?)とActionのカバーが入ったアルバムを覚えています。
Actionってデフレパードもカバーしていた気がする。名曲ですね。
あまり一生懸命は聴きませんでしたが、ロンゲ犬のジャケットのアルバム(2nd?)とActionのカバーが入ったアルバムを覚えています。
Actionってデフレパードもカバーしていた気がする。名曲ですね。
Posted by cha-key
at 2011年02月05日 17:33

ななせ ゆうり さま
やっぱり・・・そう思いますよね。
ワタシも全く同じこと思ってましたもん。
で、3rdあたりで「実はいいバンドなんじゃね?」と再認識し、改めて1stを聞いて「おぉ・・・実は名作だった」と思ったのです。
自分も当時よりはオトナになり、許容範囲も広くなった今だからこそ先入観抜きで楽しめるアルバムかもしれません。
ななせさんも是非!
cha-key さま
ねー、懐かしいですよね!
こんなアルバムのことを書いてるとトシがバレますけどね。
そのアルバムは2ndと3rdですね、多分。このアルバムもいいですよ!
個人的にActionといえばDef Leppardですね。原曲を知らず「いい曲だなー」と思ってました。
Def Leppard、最近音沙汰ないけど頑張ってほしいなぁ。
やっぱり・・・そう思いますよね。
ワタシも全く同じこと思ってましたもん。
で、3rdあたりで「実はいいバンドなんじゃね?」と再認識し、改めて1stを聞いて「おぉ・・・実は名作だった」と思ったのです。
自分も当時よりはオトナになり、許容範囲も広くなった今だからこそ先入観抜きで楽しめるアルバムかもしれません。
ななせさんも是非!
cha-key さま
ねー、懐かしいですよね!
こんなアルバムのことを書いてるとトシがバレますけどね。
そのアルバムは2ndと3rdですね、多分。このアルバムもいいですよ!
個人的にActionといえばDef Leppardですね。原曲を知らず「いい曲だなー」と思ってました。
Def Leppard、最近音沙汰ないけど頑張ってほしいなぁ。
Posted by テン at 2011年02月07日 06:46