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2009年12月18日

夢・劇・場

先日、CDの棚を増やしたよ!倍になったよ! ってな話を書いた。

収納スペースが増えて、全部のCDMDが収納できたのはいいのだが、まだゆとりがあるせいで結構すき間ができている。
ビッチリとCDが収納されていて「ウムウム。ヨシヨシ。」という満足感に浸っていたのに、なんだか物足りなく思えてしまうのはゼータクな話だ。

さて。

CDを整理してて「おおー、こんなの持ってたか、オレ」的なプチ発見がいろいろとあった。
本棚を整理しながら「あったあった、こんなのあった」ってついついパラパラと眺めながら全く整理が進行しない・・・ってのと似た感覚だな。

そのなかで、一番驚いたのがこのバンドのCDだ。
1stと2ndがいいアルバムで、その後に買ったアルバムがイマイチで、その後は全く聴いてなかった。
・・・って思ってたら。
なぜか5枚もあったのだ。

そっか、一応追いかけたんだな。印象薄いけど。

ってことで久々に聴いてみました。印象薄いけど一般的評価が高い(確か)アルバム。

Dream Theater [Scenes from a memory]

夢・劇・場

DREAM THEATER といえば、プログレッシブかつ独創的サウンドで一世を風靡し(・・って、過去形にしちゃいけないな)、各界にドリムシ・シンドロームとすら言える一大ムーブメントが生まれることになった元祖だ。
一時期には「ドリームシアター的」っていう表現が乱舞してたっけな。
そんな中でも着実に、しかも他のフォロワーの追随を許すことなく独自の世界を構築してきた。
・・・という印象だ。それほど聞き込んでないから、違ってたらゴメンね。

なんつっても[IMAGES AND WORDS]での[PULL ME UNDER][ANOTHER DAY]の印象が強い彼ら。
その後のアルバムでは世界観が崇高すぎてついていけなくなってしまったのだ。

改めて、[Scenes from a memory]を聴いてみたんですがね。
なんつーか、アルバムの存在自体が一大絵巻ですね。
曲単位で楽しむってものじゃない気がします。
BGMにするのではなくジックリと対峙すれば、「お、ここスゲェ」「お、今のパートは!」って耳を惹きつける要素は多いけどね。

で、インストパートでは特にテクニカルな要素が強くて、おいてけぼり感がある。
ま、ワタシが理解できてないだけだが、楽器を操る方々が聴けば、そのレベルの高さを楽しめるんじゃないかとは思います。

あと、ヴォーカルであるジェームス・ラブリエの声が生理的に合わないんだな。
コレばかりは好みだから仕方ない。
上手い・下手の議論じゃないから、好きな方々にはゴメンね。
以前に「ラルフ・シーパースの声が合わない」ってな話を書いたが、それに通じるのだ。

時にはゲーム音楽的だなとすら思えるパートもあったりします。

コレなんかは典型的で、源平討魔伝「ありがたや~」「諸行無常」って声が聞こえてきそうです。



あまり「プログレ」という世界に詳しくないですが、この世界がプログレなんでしょうかね。
Symphony X とか Shadow Gallery あたりの「プログレ」は好きなんだけどなぁ。

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Posted by テン at 06:18│Comments(3)D
この記事へのコメント
おはようございます。
ドリーム・シアター出てきた時はラッシュのコピーバンドかと思いましたが(笑)
セカンド最高でしたよね。今でもたまに聞いてます。
Posted by 太鼓オヤジ at 2009年12月18日 08:02
テンさんのツボでないのもなんとなくわかってきました。
プログレッシブロックは好きだけど、おいてけぼり感だとか、
ありがたや~となる気持ちもわからなくもありません。
やりすぎてると、ちょっと、ね・・・
でもRUSHだけは特別なんですけどね!
Posted by 狸於(りお) at 2009年12月20日 23:42
太鼓オヤジさま

ワタシは結構、後追いだったんですよ。ドリムシ。
セカンドも、発売後数年して買ったような。
緊張感と綿密な世界と攻撃力のバランスが絶妙で、それでいて適度にコンパクト。
プログレ苦手なワタシも、名作だと思います!
RUSH、なんだか敷居が高い気がして、ほとんど聞いてないんですよね・・。

狸於さま

バレちゃいましたか。
「プログレ」と一言で括っても、いろいろですよね。
歌メロがハッキリしてれば、結構聞けるとは思うのですが、インストパート中心に複雑に展開するテクニカルな曲だと、少し引いてしまいます。
・・・そして、やはりプログレといえばRUSHなんですね。
Posted by テン at 2009年12月22日 07:47
 
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