2014年02月28日
まるっきりパラダイス
ちょっと前にVAN HALENからサミー・ヘイガーが脱退してデイヴ・リー・ロスが復帰しましたね。
ワタシは個人的には「VAN HALENはサミーだろ!デイヴの声でDreamsとか聞けねーだろ!」と、やや残念だったのですが、わりと世間的には好意的に受け入れられたようですね。
デイヴはどうしてもこのアルバムの印象が強すぎてですねぇ・・
David Lee Roth [Skyscraper]

VAN HALENを脱退したダイヤモンド・デイヴこと、デイヴ・リー・ロスのソロアルバム。
1988年リリースらしいですね。
そうだよなー。高校生の頃だったからなー。たしか。
このアルバム、まだハードロック/ヘヴィメタルといったコトバも知らない頃に聞いたのです。
本といえばFMステーション、テレビではMTV、ラジオでエアチェック・・といった時代ですね。
その当時は洋楽を聞き始めたばかりで、貪欲にいろいろ聞いていました。
ヒューイルイス、ブライアンアダムス、カッティングクルー・・・とかに混じって、BON JOVIとかEUROPEとかWHITESNAKE、そしてこのアルバムにも出会いました。
当時の記憶を掘り返すと、「元気で勢いのあるアルバムだなー」という感覚でリピートしていた気がします。
:
:
:
さて、昔話はさておき。
ある程度のメタル遍歴を経て改めて聞いても、なかなかの良盤だと思うのです。
デイヴの個性が色濃く反映されていて、彼が在席していた頃のVAN HALENよりもこのアルバムの方が好きだ。
そしてビリー・シーンとスティーヴ・ヴァイが参加している、というのも後に知って驚愕したものです。
なんといっても「まるっきりパラダイス」こと[JUST LIKE PARADISE]の印象が強くて、「パーティロック」的なイメージが残るアルバムなのですが、それだけではなく意外(?)と骨太な面も見せてくれてますね。
[JUST LIKE PARADISE][STAND UP]のような、いかにもダイヤモンド・デイヴといったナンバー。
最初に書いた通り、ワタシの中ではこういった姿こそがデイヴであり、VAN HALANにいるデイヴは何か違和感があるのだ。
そういったナンバーの中で、[SKYSCRAPER]のようなシリアスはハードロックチューンがより存在感を増しています。
ズンズンズンズンと匍匐前進していくかのような印象を残す[THE BOTTOM LINE]も強いインパクトを残していますね。
いわゆる「アメリカンハード」とは一線を画し(まぁ、なにをもって「アメリカンハード」と括るかは個人差があるかと思いますがね)、華やかさがありならがLAメタルの華やかさとは異なり、ポップかつキャッチーな面もありつつ産業ロックが持ち合わせるメロディとは異なり・・
デイヴ・リー・ロスという個性が一つのジャンルになっているんだなと思うのだ。
だからこそ、ワタシは「VAN HALANにデイヴ」という組み合わせに違和感を覚えるのだと思う。
そのくらい、このアルバムの印象は強い。
改めて聞くと、メンツがメンツだけに適度な緊張感も漂っているように思える。
音楽的にも、そういった空気も含めて、「まるっきりパラダイス」的な軽さを覚えた第一印象とは異なり、絶妙なバランスで構築されている気がするのです。
David Lee Roth - Just Like Paradise
ワタシは個人的には「VAN HALENはサミーだろ!デイヴの声でDreamsとか聞けねーだろ!」と、やや残念だったのですが、わりと世間的には好意的に受け入れられたようですね。
デイヴはどうしてもこのアルバムの印象が強すぎてですねぇ・・
David Lee Roth [Skyscraper]

VAN HALENを脱退したダイヤモンド・デイヴこと、デイヴ・リー・ロスのソロアルバム。
1988年リリースらしいですね。
そうだよなー。高校生の頃だったからなー。たしか。
このアルバム、まだハードロック/ヘヴィメタルといったコトバも知らない頃に聞いたのです。
本といえばFMステーション、テレビではMTV、ラジオでエアチェック・・といった時代ですね。
その当時は洋楽を聞き始めたばかりで、貪欲にいろいろ聞いていました。
ヒューイルイス、ブライアンアダムス、カッティングクルー・・・とかに混じって、BON JOVIとかEUROPEとかWHITESNAKE、そしてこのアルバムにも出会いました。
当時の記憶を掘り返すと、「元気で勢いのあるアルバムだなー」という感覚でリピートしていた気がします。
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さて、昔話はさておき。
ある程度のメタル遍歴を経て改めて聞いても、なかなかの良盤だと思うのです。
デイヴの個性が色濃く反映されていて、彼が在席していた頃のVAN HALENよりもこのアルバムの方が好きだ。
そしてビリー・シーンとスティーヴ・ヴァイが参加している、というのも後に知って驚愕したものです。
なんといっても「まるっきりパラダイス」こと[JUST LIKE PARADISE]の印象が強くて、「パーティロック」的なイメージが残るアルバムなのですが、それだけではなく意外(?)と骨太な面も見せてくれてますね。
[JUST LIKE PARADISE][STAND UP]のような、いかにもダイヤモンド・デイヴといったナンバー。
最初に書いた通り、ワタシの中ではこういった姿こそがデイヴであり、VAN HALANにいるデイヴは何か違和感があるのだ。
そういったナンバーの中で、[SKYSCRAPER]のようなシリアスはハードロックチューンがより存在感を増しています。
ズンズンズンズンと匍匐前進していくかのような印象を残す[THE BOTTOM LINE]も強いインパクトを残していますね。
いわゆる「アメリカンハード」とは一線を画し(まぁ、なにをもって「アメリカンハード」と括るかは個人差があるかと思いますがね)、華やかさがありならがLAメタルの華やかさとは異なり、ポップかつキャッチーな面もありつつ産業ロックが持ち合わせるメロディとは異なり・・
デイヴ・リー・ロスという個性が一つのジャンルになっているんだなと思うのだ。
だからこそ、ワタシは「VAN HALANにデイヴ」という組み合わせに違和感を覚えるのだと思う。
そのくらい、このアルバムの印象は強い。
改めて聞くと、メンツがメンツだけに適度な緊張感も漂っているように思える。
音楽的にも、そういった空気も含めて、「まるっきりパラダイス」的な軽さを覚えた第一印象とは異なり、絶妙なバランスで構築されている気がするのです。
David Lee Roth - Just Like Paradise
Posted by テン at 07:09│Comments(0)
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