ヘビメタパパの書斎 › 2010年11月04日
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2010年11月04日
ハロウィン過ぎて・・・
「ハロウィンの日にはハロウィンのことを書いとこう。安直だけど分かりやすいし。べ・・・べつにネタに困ってるわけじゃないんだからね!」
そう思いつつ、一昨年と昨年もハロウィンのことを書いてたわけですが・・・。
知らぬ間に終わってたよ。ハロウィン。
だって、ワタシのまわりでは「はろうぃん! はろうぃん!」って喧騒は皆無なんだもん。
だって、ニッポン人にはあんまり関係ないんじゃね?
各方面のギョーカイの人たちが盛り上げようとしてるだけじゃね?
そういったヒネクレ思想は置いといて、今年も遅ればせながらハロウィンのことを書いちゃうわけです。
結局便乗しちゃうのです。
タイミング逸してる感満載だけどカンベンしてくださいませ。
振り返ってみると、結構ハロウィンのアルバムはいくつか取り上げてるんだな。覚えてなかったけど。
そんなわけで、今年はこのアルバムを。
HELLOWEEN [THE DARK RIDE]

通算で9枚目、アンディ・デリス加入後では4枚目・・・だったと思う。
アンディ加入後の新生HELLOWEENは、どうしてもマイケル・キスクの幻影、そして少し間が開いてるとはいえ、カイ・ハンセンの幻影との戦いだったと思う。
全く毛色の違うPINKCREAM69というバンドで、ポップな色彩が魅力だったアンディが加入して、ファンは大きな不安をもって船出を見つめていたと思う。
当然、アンディ加入後のHELLOWEENは、その「HELLOWEENらしさとアンディのメロディセンスの融和」がキーポイント。
結果、それを見事に成立させてくれた。
カイ信者だったワタシも「これはこれでイイ!」と思えた。(ま、ワタシがPINKCREAM69も好きだった、ってのもあるけどね)
そして、その段階を越えて「アンディのHELLOWEEN」としての存在が確立できたところで、ようやくその足枷が外れて自由にアルバムを作ってみた・・・そんな印象です。
タイトルの通り、全体を覆うダークな印象。
正統派メタルファンが嫌悪する「モダン」という言葉。
賛否両論のアルバムだと思います。
(いつも書くけど、「賛否両論」ってときは概して「否」が多いときの表現だよね)
確かに、モダンでフックのない曲も多い。
アルバム全体の印象も暗い。
だけど、キラーチューンの破壊力という点では、アンディ加入後のアルバムの中でも珠玉だと思うのだ。
だから個人的にはそれほど否定的な印象はないんだな。
[All Over The Nations]でのHELLOWEEN節満載の典型的「ジャーマンメタル」。そしてこの飛翔感。この曲をアンディが歌って違和感がないってのは大きいと思うんだ。
ヘヴィながらもキャッチーな[Mr.Torutre]は、アンディ加入後のHELLOWEENの一つの新しい「王道」とも取れる曲だ。
[Salvation]もヴァイキーらしさ満点、スピーディーなリフにゆったりとしたアンディの声が心地よく、イントロのリフだけで「よしよし、その筋の曲だな。ちゃんとちゃんとだな。」と直感できる名曲。
そしてなんといっても得意の大曲[The Dark Ride]。アルバムのダークな印象と、得意のドラマティックな世界観が一体になったハイライト。
・・・と、HELLOWEENの歴史に残る名曲群を収録していながら、駄曲との差が激しい印象が強いこのアルバム。
個人的には「75点~85点の曲が満載の、トータル80点のアルバム」よりは「トータル70点だけど、90点以上の曲が数曲ある」というアルバムのほうが印象に残ったりする。
だから、「THE DARK RIDEの前後のアルバムってなんだっけ・・・」と思うほど、この時期はこのアルバムの印象が強い。
古くからのHELLOWEENファンは、カイのリフじゃないHELLOWEEN、キスケのハイトーンが聞けないHELLOWEENを追いかける気にならない人もいるかもしれない。
そんな人には、敢えてこのアルバムから入るってのも手だと思うんだ。
アンディ加入直後のアルバムは良くも悪くもアンディの魅力が詰まってるからそのギャップに苦しむかもしれないけど、このアルバムは新生HELLOWEENの新しい魅力が見えると思うから。
Helloween - Mr. Torture
Helloween - Salvation
Helloween - The dark ride
そう思いつつ、一昨年と昨年もハロウィンのことを書いてたわけですが・・・。
知らぬ間に終わってたよ。ハロウィン。
だって、ワタシのまわりでは「はろうぃん! はろうぃん!」って喧騒は皆無なんだもん。
だって、ニッポン人にはあんまり関係ないんじゃね?
各方面のギョーカイの人たちが盛り上げようとしてるだけじゃね?
そういったヒネクレ思想は置いといて、今年も遅ればせながらハロウィンのことを書いちゃうわけです。
結局便乗しちゃうのです。
タイミング逸してる感満載だけどカンベンしてくださいませ。
振り返ってみると、結構ハロウィンのアルバムはいくつか取り上げてるんだな。覚えてなかったけど。
そんなわけで、今年はこのアルバムを。
HELLOWEEN [THE DARK RIDE]

通算で9枚目、アンディ・デリス加入後では4枚目・・・だったと思う。
アンディ加入後の新生HELLOWEENは、どうしてもマイケル・キスクの幻影、そして少し間が開いてるとはいえ、カイ・ハンセンの幻影との戦いだったと思う。
全く毛色の違うPINKCREAM69というバンドで、ポップな色彩が魅力だったアンディが加入して、ファンは大きな不安をもって船出を見つめていたと思う。
当然、アンディ加入後のHELLOWEENは、その「HELLOWEENらしさとアンディのメロディセンスの融和」がキーポイント。
結果、それを見事に成立させてくれた。
カイ信者だったワタシも「これはこれでイイ!」と思えた。(ま、ワタシがPINKCREAM69も好きだった、ってのもあるけどね)
そして、その段階を越えて「アンディのHELLOWEEN」としての存在が確立できたところで、ようやくその足枷が外れて自由にアルバムを作ってみた・・・そんな印象です。
タイトルの通り、全体を覆うダークな印象。
正統派メタルファンが嫌悪する「モダン」という言葉。
賛否両論のアルバムだと思います。
(いつも書くけど、「賛否両論」ってときは概して「否」が多いときの表現だよね)
確かに、モダンでフックのない曲も多い。
アルバム全体の印象も暗い。
だけど、キラーチューンの破壊力という点では、アンディ加入後のアルバムの中でも珠玉だと思うのだ。
だから個人的にはそれほど否定的な印象はないんだな。
[All Over The Nations]でのHELLOWEEN節満載の典型的「ジャーマンメタル」。そしてこの飛翔感。この曲をアンディが歌って違和感がないってのは大きいと思うんだ。
ヘヴィながらもキャッチーな[Mr.Torutre]は、アンディ加入後のHELLOWEENの一つの新しい「王道」とも取れる曲だ。
[Salvation]もヴァイキーらしさ満点、スピーディーなリフにゆったりとしたアンディの声が心地よく、イントロのリフだけで「よしよし、その筋の曲だな。ちゃんとちゃんとだな。」と直感できる名曲。
そしてなんといっても得意の大曲[The Dark Ride]。アルバムのダークな印象と、得意のドラマティックな世界観が一体になったハイライト。
・・・と、HELLOWEENの歴史に残る名曲群を収録していながら、駄曲との差が激しい印象が強いこのアルバム。
個人的には「75点~85点の曲が満載の、トータル80点のアルバム」よりは「トータル70点だけど、90点以上の曲が数曲ある」というアルバムのほうが印象に残ったりする。
だから、「THE DARK RIDEの前後のアルバムってなんだっけ・・・」と思うほど、この時期はこのアルバムの印象が強い。
古くからのHELLOWEENファンは、カイのリフじゃないHELLOWEEN、キスケのハイトーンが聞けないHELLOWEENを追いかける気にならない人もいるかもしれない。
そんな人には、敢えてこのアルバムから入るってのも手だと思うんだ。
アンディ加入直後のアルバムは良くも悪くもアンディの魅力が詰まってるからそのギャップに苦しむかもしれないけど、このアルバムは新生HELLOWEENの新しい魅力が見えると思うから。
Helloween - Mr. Torture
Helloween - Salvation
Helloween - The dark ride