ヘビメタパパの書斎 › 2009年11月27日

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2009年11月27日

サイゴノトリデ

先日のフレンチメタルの繋がりですが、そういえばこのバンドもフランスだった。

HEAVENLY [DUST TO DUST]



この前の作品[SIGN OF THE WINNER] で、ネタか?パクりか?開き直りか?といった具合にメロディックスピードメタルを具現化し、コノ手が好きなファンなら
「いや、もうね、笑うしかないっしょ。いろんな意味で。」
と凄まじい印象を植えつけただけに、その続編のこのアルバムは賛否分かれたようです。

結論から言うと、自分はカナリ好きですね。
コンセプトアルバムっぽくなったとか、ちょっとプログレ気味とかいう情報もありましたが、ま、前作のテンションが異常だったわけで。
地に足をつけて演奏も締まった感がありますし、曲もパワフルで輪郭がハッキリした気がします。
メロディもHEAVENLY節全開。
フラフラとしたビミョーな高音ヴォーカルも、このバンドの個性だと思えば気になりません。

HEAVENLYの魅力は、そのクサすぎるメロディに尽きるわけですが、個人的には
・何の音か分からないけど、疾走前の「ドゴーン!!」っていう効果音
・疾走中にバックを彩る鐘の音

コレですね。HEAVENLYだなーと思うのは。

GAMMA RAY が最近やけに地味だなーと感じる方には、うってつけ。
かくいうワタシもカイ・ハンセンおよびGAMMA RAYを愛していることは今さら言うまでもないのだが、ここ数作のアルバムの内容を比較するとHEAVENLYの方が「GAMMA RAYっぽくて美味しい」という本末転倒な印象すらあるのだ。
しかもそれに違和感を覚えないところが、我ながら「いいのか?これで?」と自問自答なのだ。

近々、久々のアルバムをリリースするようです。
DARK MOORも新境地を開拓し、SONATA ARCTICAも違うステージへ向かい、GAMMA RAYもやや落ち着いてしまっている今。
純粋培養メロディックスピードメタル最後の砦と言っても過言ではないHEAVENLY。
笑われてもいい。
パクリと言われてもいい。
その信念を持って進んでほしい。
期待は高まるのだ。

Heavenly - Evil
(パクリって言わないでね。HEAVENLYらしさを継承しつつ新境地を見せた大曲ですよ)

  

Posted by テン at 07:37Comments(2)H