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2009年02月13日

海賊モノ

某少年誌の某海賊マンガが好きだ。
最近は、他のコノ手のマンガにありがちな、「強いヤツ倒したら、もっと強いヤツでてきて、もー、なにがなんだかテンヤワンヤ」状態になっていますが・・・。

で、このマンガを読みながらいつも思うんですけどね。
「海賊かぁ。海賊といえばヤツらだな。」

RUNNING WILD [Death Or Glory]

海賊モノ

「わがままロックン」「もー、ロックンってば」と茶化される(ないか)、「俺一人でもRUNNING WILD」ロックン・ロルフ率いる、ドイツのベテランバンド。
「いつも同じ」「ワンパターン」「もーいい」と言われる彼ら(彼)の音楽性ですが、この作品は突出してますね。

初期の頃から「海賊」をイメージして活動していたようですが、この作品でようやくイメージにスキルが追いついた感じです。

冒頭を飾る[Riding The Storm]
爪弾かれるイントロはまさに暴風雨の荒波の中へ船を漕ぎだしたかのよう。
そして一気呵成に突進していく勇壮かつアグレッシブなリフ。

♪Death or glory oh oh we're riding the storm

という歌詞に握り拳&絶唱。

この勇壮なイメージはアルバム全体を通して徹底しており、これがまたクオリティが高い。
民俗音楽的アクセントも、いい味出してます。
昨今、北欧を中心に「ヴァイキングメタル」という言葉も定着しつつありますが、彼らこそが「ヴァイキングメタル」の始祖・・なんて断言はできないけど、個人的にはそう思うわけです。
ロックン・ロルフの暑苦しいヴォーカルも、魅力的楽曲に乗れば「やっぱコレだな。」と思えるからフシギだ。

そういえば、ライブも素晴らしいらしい。
この頃、名古屋へライブへ行くと、開演前の列に「来日を希望するアーティストはいますか?」ってなアンケートをとる女性がいた。
ワタシは「RUNNING WILD!」って答えると、
「RUNNING WILD!いいですね! 結構、RUNNING WILDって言う人、多いんですよ!」って言われて嬉しかった記憶がある。
・・が、結局日本でのライブは未だに叶っていないのだ。

で、この後数作は佳作を送り出してくれたのですが・・・。
結構スキだったワタシでも最近数作は「また同じだろな」と手を出してません。
うーん、ガンバレ、ロックン!

[Riding The Storm]
http://jp.youtube.com/watch?v=6_WuLH9rIm8







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Posted by テン at 07:57│Comments(0)R
 
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