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2008年12月09日

K-1、斜陽のとき

そういえばこのブログ、一応「プロレス格闘技棚」なんてのが用意してある。
すっかり干されてる感があるので、たまには触れないとイカンな。

ってことで、先日のK-1グランプリ
当日、熱で寝込んでたのでビデオにとっておいて、ようやく見ることができた。

今回はスピード感があって面白かったと思います。
バダ・ハリは最後に「やっちまった!」けど、今までの「ソコソコ」という印象から一気に脱却して開花した感がありました。
レミーも最近は冴えませんでしたが、今回は登場した瞬間から眼光が違った。試合も「今日のレミーは強い!」という存在感がありました。黄金期よりも良かったんじゃないか?
ジマーマンがバダ・ハリから奪ったダウンは久々に声を出して叫んだし。
テイシェイラも頑張ってくれたし。

けどなぁ。
オールドファンだからでしょうか。
スター不在というか、スターを作ろうとしてるというか。そんな感が否めない。

ワタシは
「しなやかでスピードのあるテクニシャンを、パワーファイターおよび空手家がワンパンチでKO」
というシーンが大好きでK-1を追いかけてきた。

ブランコ・シカティック / ジェロム・レ・バンナ / マイク・ベルナルド / サム・グレコ / スタン・ザ・マン
・・といったパワーパンチャーや
フィリォの「一撃」

だから当時からアーツやホースト、最近ではレミーあたりは「目の敵」だった。
アーツやホーストの全盛期なんて手がつけられない状態だったからこそ、ベルナルドやバンナを応援した。
千代の富士最強時代に、北天佑や若嶋津を応援したようなもんだ。(古っ!)
とはいえ、目の敵だったけど好きなのだ。彼らのことも。

ここ数年はK-1も斜陽の時だったと思う。
総合格闘技に押され、スター選手の衰えが見えてきて。

が、総合格闘技のグラウンドでの壮絶な殴り合いを好まないワタシは、K-1のほうが好きだ。
だからK-1に頑張ってほしい。

新旧交代の時期を迎えるK-1。来年あたりが大きな節目になるかもしれないなぁ。

ちなみにバダ・ハリの処遇ですが。

ワタシとしては、ファイトマネー没収、出場停止は当然として・・・。
テキトーなところで「超ヒール」で登場させた方が盛り上がるかなと思ってます。不謹慎ですが・・・。
復帰→アーツのハイorバンナの一発で轟沈・・・とか。
そうじゃなくても、あれだけの試合ができるファイターですから、純粋にまた見てみたいと思うのもあるし。

ま、ヌルヌル問題の某ファイターも何事も無かったかのようにナチュラルヒール&国民的英雄みたいだし。
(コッチのほうが計画性があった分、タチが悪いと思うので・・)

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