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2014年10月27日
鋼鉄の宴14~1日目終盤戦
さて、さらに続くラウドパーク14の雑感。(しかもまだ初日)
いよいよ本来であればMANOWARが登場していたはずの後半戦。
大好きなバンドが続々ですよ!ってことは、さらに長文の予感ですよ。
【RAGE】
意外なことに(?)、フェス初参戦のRAGE。
RAGEのステージを見るにあたり、直前まで迷いました。
昔から大好きなRAGEを目の前で見るか。
それとも以前のライブが圧倒的に楽しかった次のDRAGONFORCEのサークルピットに飛び込むか。
悩んだ結果、「RAGEはできるだけ隣のステージから近いところで見て、DRAGONFORCEをアリーナで楽しむ」ということにしました。
さて、これが吉とでるか凶とでるか・・・
登場したピーヴィーを見て「・・またデカくなったな」と思い。
登場したヴィクターを見て「・・またイケメンになったな」と思い。
スキンヘッドで貫祿がついていくヴォーカル、どんどんキュート(というと語弊があるけど、分かってもらえるんじゃないかな)になっていくギターという姿にキスケ&カイをイメージしてしまうのはワタシだけではないでしょう。
RAGEといえば、ワタシ個人のヘヴィメタル史を語るにあたって(いや、語る必要もないけど)、絶対外せないバンドだ。
メンバーが代わり、音が変化してもずっと大好きだ。
・・どちらかというと、中期あたりが好きだけど。
今となっては信じてもらえないかもしれないけど、ピーヴィもイケメンだったのだ。バンダナ巻いたりして(以下、長くなるので略)
オープニングの「Carved in Stone」を経て、RAGEの歴史の中でも指折りに好きな、そしていつもカラオケで歌う「Sent by the Devil」へ!
ややテンポは遅めだし、アルバムでメロディの背後に流れる美しいアレンジもないし、後半をカットしたりしたけど、アドレナリンが充満するには充分だ。
その後ヴィクター時代の名曲「War of Worlds」を経て、中期の代表曲「Enough Is Enough」へ!
この曲を初めて聞いたとき、当時の時代背景&流行もあってか「なんだかリンドバーグ(J-POPのね)みたいなリフのオープニングだな」と思って微妙な感覚だったけど、今になれば実にキャッチーでいい曲だ。
そしてさらに「Refuge」へ!
一番大好きなアルバムからの、大好きな曲だ。
まさかこの曲をやってくれるとは・・・スクリーンに映し出された映像では、まさかのサークルピットが発生している。
やっぱRAGEのステージにいれば良かった!
さらには「Don't Fear the Winter」まで!
これまた初期の名曲だ。その当時は青臭かったが、今、改めて再現されると・・やっぱり曲や歌詞は青臭いけど、それは貫祿でカバー。
ピーヴィーの「イチ!ニ!サン!シ」からの「ドンチューフィーザウィンター!!」は盛り上がったよね。
そして定番の「Higher Than the Sky」。これまたいつもカラオケで歌う曲です。
なんだか「あー、これで終わりかー」と思う曲ですね。
今日はとくに「なんだよ!もう終わりかよ!」と思ってしまいました。
大好きなバンドのライブってのはアッというまですね。
いつも通り、サビの大合唱を煽り(実はこの煽りはあまり好きじゃないんですけどね)、大団円で終了。
いやー、思い入れ補正抜きにしても素晴らしかったのではないでしょうか。
セットリストも新旧織りまぜて、オールドファンも一見さんも唸る内容だったと思います。
「Invisible Horizons」はやってない、「Firestorm」もやってない、そこまで幅広くやるなら「Suicide」も頼むよ、と言いたいことはたくさんありますが、まぁこの流れであれば仕方ないでしょう。
終わってから改めて「単独も見たいな」と思ったのですが・・・かれこれどのくらい彼らの単独を見ていないんだろう。
やっぱりRAGE大好きだな。
そして「あー、RAGEいたねー。懐かしいねー」って人にも素晴らしさを再認識してもらえたのではないでしょうか。
このパフォーマンスをキッカケに再評価されるとウレシイですね。
Rage - Sent By The Devil
ライブはちょいスピード落としてるけど、アルバムバージョンは至高。
【DRAGONFORCE】
大好きなRAGEを差し置いて優先したDRAGONFORCE。
なんといってもLOUDPARK12での圧倒的なパフォーマンスと、その楽しいテンションが激しく記憶に刻まれています。
その記憶のアドレナリンが開幕前から脳内を埋めつくし、期待でパンパンに膨らんでいきます。
そのアドレナリンの中、お客さまから電話が。
もうアリーナのド真ん中にいるし。ギュウギュウだから移動できないし。始まっちゃうし。
ココロを鬼にして、「あとでかけますごめんなさいごめんなさいごめんなさい」と念仏のように唱えつつ・・・
スマホの電源を切ってしまいました。
ホントごめんなさい。終わったら電話しますので。
オープニングは最新作から。
アリーナ中盤に位置取ったワタシの横で早くもサークルピットが発生します。
ワタシもサークルピットに飛び込みたい。
けど、別にそれが目的じゃない。アドレナリンが出まくって、その衝動を抑えられなくなったときにピットに合流する。
そういう意味ではまだそこまで達していない。
冷静にそのピットをスルーします。
ステージに目を向けると、ヴォーカルのマークの声がいまいちキレていないように感じます。
そしてなんだかテンションが低く感じるのは気のせいでしょうか。
そしてさらに気になるのは「イケメンハーマン」こと、ハーマン・リがアップで映し出されたとき。
前方の頭髪が薄い!(というか、ハゲあがってきてる)
さらに、そのハゲてるゾーンののごく一部だけ毛根が生き残ったのか、そのごく一部から伸びている長髪。
なんだこの不自然はハゲかた。
「いやいや、そんなハズないだろ。目の錯覚だろ」
再び映し出される。
「・・いやいや、んなわけぁない」
再び映し出される。
「・・やっぱり・・そうなのか・・どうやったらこうなるんだ・・」
とココロここにあらず、な状態に陥ります。
続いて「Fury of the Storm」。ここでもサークルピット発生。
が、ワタシはマークのパフォーマンスとハーマンの毛髪が気になって落ち着かない。
好きな曲だけど、まだまだこの先があるはず!
と思って、ここでのサークルもスルー。
そしてなんと初期の名曲「Black Winter Night」!
・・ココで気づいたけど(遅い)、なんか音のバランスが悪い。大好きな曲だからこそ、それが気になって仕方ない。
そんなわけで、ここもサークルスルー。
いい曲なんだけどなー。
途中、ややミドルな曲も挟み、「なるほどー。ライブでこうした小休止的に使える曲も増えてきたなー」と感心してみたりする。
かれこれしてるうちに、マークが「ラスト2曲!」というアナウンス。
おいおい、まだサークルピット入ってないよ。
まだまだ楽しみ足りないよ。
と思ってる中。あの名曲「Through the Fire and Flames」へ!
当然、ウォールオブデスに向けて、大きな空間ができあがる。
ワタシもその中で準備する。
そして「♪ニャラララニャララララー、ジャッジャッジャッ!」からの一気の高速リフへ!
ビッグなウォールオブデスが!・・と思ったら、先走ってサークルを作り出す人が続出して、サークルだかウォールオブデスだかわからないグダグダの状態に。
その後のサークルもやや小さめ。
なんだろ・・2012年とはちょっと雰囲気違ったね。
ラストはこれまたファーストアルバムからの名曲「Valley of the Damned」。
ここではようやく無心にサークルピットに入ることができました。
やっぱり初期の曲、大好きです。はい。
結果的に「準トリ」という立場になったDRAGONFORCE。
デビュー当時に「一生ツーバス踏んでろ(笑)」「ピロピロ(笑)」「厨二(笑)」と叩かれたことを思えば、「あー、(日本だけとはいえ)ここまできたかー」という思い。
そしてそれに相反するように「まだまだ準トリって器じゃないな」と思いました。
DRAGONFORCEにはこの路線を貫いてほしいし、それを貫いてる間は「トリ」といった存在までたどり着くのは難しいかもしれない。
けど、それでいいと思うのだ。
その頑なな思いをファンは応援しつづけると思う。
そういや、マークを始めとしたメンバーはカンペを用意したりしてやたら日本語でしゃべろうと努力してました。
何言ってるかよくわからないとこもあったけど。
日本語を期待してたのに英語だったマーティーのことを思い出して「なんだか面白いもんだなー」と思って聞いてましたよ。
そして・・ハーマン、がんばれ。(いろいろ)
あ、「Heroes Of Our Time」を期待してたんだけど、やってくれなかったよ(涙)。
DragonForce - Through the Fire and Flames (Live at Loud Park 2012)
やっぱこのときのほうが盛り上がってるよなー。楽しかったもんなー。
【ARCH ENEMY】
MANOWARのキャンセルに伴い、繰り上げでヘッドライナーになったARCH ENEMY。
日本での人気という意味では、充分にそれに値するのではないでしょうか。
今までの看板だったアンジェラがバックヤードに回り、そして新たにTHE AGONISTのアリッサを迎えてのステージ。
いろんな意味で期待が高まるステージです。
・・が、DRAGONFORCEのときに強制電源オフしてたお客様からの電話対応がある。
始まる前に解決を・・・ということで、場外へ。
電源を投入してみると、あるわあるわ不在着信履歴。
そして電話対応が終わってアリーナへ駆けつけてみると・・・
このメロディ、「Enemy Within」じゃねーか!
ワタシがARCH ENEMYで一番好きな曲。
前回のラウパで聞きたかったけど聞けなかった曲。
その曲、しかもアンジェラ時代の最初の曲を、アリッサの最初の曲に選ぶとは!
なんというセンスのいいチョイス・・とかって感心してる場合じゃない。
飛び込んだときには、もうラスト1コーラス。
くそー、なんてこった!
その後も代表曲を連発。
やっぱりキラーチューンをたくさん持ってるバンドは強い。
そしてドラムセットの前に配置されたフラッグがカッコイイ!(ライブと直接的には関係ないけど、けっこうこういう演出大事です)
新加入のアリッサのヴォーカルは、アンジェラと比べても遜色ありません。
どちらがどうということではなく、どちらも素晴らしい。
敢えて比較するなら、アリッサの方が太くて(声が、ね)、ストロングな印象があります。
この太さはARCH ENEMYのサウンドをスケールアップするのに助力していると思いますね。
このスケールアップを一番喜んで安堵しているのはアンジェラなんじゃないかなーと思いました。
ラストには定番の「Nemesis」。圧倒的な盛り上がりを見せてくれました。
ステージでのパフォーマンス、存在感という意味でも全く問題なし。
新生ARCH ENEMYとしての新たなスタートは好意的に受け止められたことでしょう。
ここからは個人的な意見になりますが・・・
以前書いたかもしれませんが、アンジェラのライブはちょっとマンネリ化していたような気がします。
最初の頃にあった「このスタイルの美女が、この声か!」という驚きも含めたアドバンテージは徐々に薄れていきました。
そういった中でのヴォーカルチェンジ。
今回のライブを見て、改めて実にいいタイミングで、いいヴォーカルを見つけてきたなと思いました。
それもあって、新作は新鮮に感じられた=好意的に迎えられたのだと思います。
ARCH ENEMYがトリか・・と思うと、いまだに微妙なキモチがあるのは事実ですが、結果的にはその重責を果たしてくれたのではないでしょうか。
Arch Enemy - War Eternal (Live GlavClub, Moscow 2014 09 27)
(アリッサになってからのライブ映像、まだ少ないね)
ということで、初日は「NEMESIS」で「あー、終わったよ」という心地よい空気で満たされました。
・・しかしこのあとにMANOWARがあったかと思うと悔やんでも悔やみきれない。
急遽トリのキャンセルがあったこともあり、21:00頃には終了という異例の早さでしたね。
:
:
:
ということで、初日のベストアクト(いや、アクトレスというべきか?)はBATTLE BEAST。
RAGEも素晴らしかった!
初日のベストチューンはRAGEの「REFUGE」で。
さ、ここまでで充分長くなってるわけですが、今回は二日目もあるんですよ。
興味がある方だけついてきて頂けるとありがたいですよ。
いよいよ本来であればMANOWARが登場していたはずの後半戦。
大好きなバンドが続々ですよ!ってことは、さらに長文の予感ですよ。
【RAGE】
意外なことに(?)、フェス初参戦のRAGE。
RAGEのステージを見るにあたり、直前まで迷いました。
昔から大好きなRAGEを目の前で見るか。
それとも以前のライブが圧倒的に楽しかった次のDRAGONFORCEのサークルピットに飛び込むか。
悩んだ結果、「RAGEはできるだけ隣のステージから近いところで見て、DRAGONFORCEをアリーナで楽しむ」ということにしました。
さて、これが吉とでるか凶とでるか・・・
登場したピーヴィーを見て「・・またデカくなったな」と思い。
登場したヴィクターを見て「・・またイケメンになったな」と思い。
スキンヘッドで貫祿がついていくヴォーカル、どんどんキュート(というと語弊があるけど、分かってもらえるんじゃないかな)になっていくギターという姿にキスケ&カイをイメージしてしまうのはワタシだけではないでしょう。
RAGEといえば、ワタシ個人のヘヴィメタル史を語るにあたって(いや、語る必要もないけど)、絶対外せないバンドだ。
メンバーが代わり、音が変化してもずっと大好きだ。
・・どちらかというと、中期あたりが好きだけど。
今となっては信じてもらえないかもしれないけど、ピーヴィもイケメンだったのだ。バンダナ巻いたりして(以下、長くなるので略)
オープニングの「Carved in Stone」を経て、RAGEの歴史の中でも指折りに好きな、そしていつもカラオケで歌う「Sent by the Devil」へ!
ややテンポは遅めだし、アルバムでメロディの背後に流れる美しいアレンジもないし、後半をカットしたりしたけど、アドレナリンが充満するには充分だ。
その後ヴィクター時代の名曲「War of Worlds」を経て、中期の代表曲「Enough Is Enough」へ!
この曲を初めて聞いたとき、当時の時代背景&流行もあってか「なんだかリンドバーグ(J-POPのね)みたいなリフのオープニングだな」と思って微妙な感覚だったけど、今になれば実にキャッチーでいい曲だ。
そしてさらに「Refuge」へ!
一番大好きなアルバムからの、大好きな曲だ。
まさかこの曲をやってくれるとは・・・スクリーンに映し出された映像では、まさかのサークルピットが発生している。
やっぱRAGEのステージにいれば良かった!
さらには「Don't Fear the Winter」まで!
これまた初期の名曲だ。その当時は青臭かったが、今、改めて再現されると・・やっぱり曲や歌詞は青臭いけど、それは貫祿でカバー。
ピーヴィーの「イチ!ニ!サン!シ」からの「ドンチューフィーザウィンター!!」は盛り上がったよね。
そして定番の「Higher Than the Sky」。これまたいつもカラオケで歌う曲です。
なんだか「あー、これで終わりかー」と思う曲ですね。
今日はとくに「なんだよ!もう終わりかよ!」と思ってしまいました。
大好きなバンドのライブってのはアッというまですね。
いつも通り、サビの大合唱を煽り(実はこの煽りはあまり好きじゃないんですけどね)、大団円で終了。
いやー、思い入れ補正抜きにしても素晴らしかったのではないでしょうか。
セットリストも新旧織りまぜて、オールドファンも一見さんも唸る内容だったと思います。
「Invisible Horizons」はやってない、「Firestorm」もやってない、そこまで幅広くやるなら「Suicide」も頼むよ、と言いたいことはたくさんありますが、まぁこの流れであれば仕方ないでしょう。
終わってから改めて「単独も見たいな」と思ったのですが・・・かれこれどのくらい彼らの単独を見ていないんだろう。
やっぱりRAGE大好きだな。
そして「あー、RAGEいたねー。懐かしいねー」って人にも素晴らしさを再認識してもらえたのではないでしょうか。
このパフォーマンスをキッカケに再評価されるとウレシイですね。
Rage - Sent By The Devil
ライブはちょいスピード落としてるけど、アルバムバージョンは至高。
【DRAGONFORCE】
大好きなRAGEを差し置いて優先したDRAGONFORCE。
なんといってもLOUDPARK12での圧倒的なパフォーマンスと、その楽しいテンションが激しく記憶に刻まれています。
その記憶のアドレナリンが開幕前から脳内を埋めつくし、期待でパンパンに膨らんでいきます。
そのアドレナリンの中、お客さまから電話が。
もうアリーナのド真ん中にいるし。ギュウギュウだから移動できないし。始まっちゃうし。
ココロを鬼にして、「あとでかけますごめんなさいごめんなさいごめんなさい」と念仏のように唱えつつ・・・
スマホの電源を切ってしまいました。
ホントごめんなさい。終わったら電話しますので。
オープニングは最新作から。
アリーナ中盤に位置取ったワタシの横で早くもサークルピットが発生します。
ワタシもサークルピットに飛び込みたい。
けど、別にそれが目的じゃない。アドレナリンが出まくって、その衝動を抑えられなくなったときにピットに合流する。
そういう意味ではまだそこまで達していない。
冷静にそのピットをスルーします。
ステージに目を向けると、ヴォーカルのマークの声がいまいちキレていないように感じます。
そしてなんだかテンションが低く感じるのは気のせいでしょうか。
そしてさらに気になるのは「イケメンハーマン」こと、ハーマン・リがアップで映し出されたとき。
前方の頭髪が薄い!(というか、ハゲあがってきてる)
さらに、そのハゲてるゾーンののごく一部だけ毛根が生き残ったのか、そのごく一部から伸びている長髪。
なんだこの不自然はハゲかた。
「いやいや、そんなハズないだろ。目の錯覚だろ」
再び映し出される。
「・・いやいや、んなわけぁない」
再び映し出される。
「・・やっぱり・・そうなのか・・どうやったらこうなるんだ・・」
とココロここにあらず、な状態に陥ります。
続いて「Fury of the Storm」。ここでもサークルピット発生。
が、ワタシはマークのパフォーマンスとハーマンの毛髪が気になって落ち着かない。
好きな曲だけど、まだまだこの先があるはず!
と思って、ここでのサークルもスルー。
そしてなんと初期の名曲「Black Winter Night」!
・・ココで気づいたけど(遅い)、なんか音のバランスが悪い。大好きな曲だからこそ、それが気になって仕方ない。
そんなわけで、ここもサークルスルー。
いい曲なんだけどなー。
途中、ややミドルな曲も挟み、「なるほどー。ライブでこうした小休止的に使える曲も増えてきたなー」と感心してみたりする。
かれこれしてるうちに、マークが「ラスト2曲!」というアナウンス。
おいおい、まだサークルピット入ってないよ。
まだまだ楽しみ足りないよ。
と思ってる中。あの名曲「Through the Fire and Flames」へ!
当然、ウォールオブデスに向けて、大きな空間ができあがる。
ワタシもその中で準備する。
そして「♪ニャラララニャララララー、ジャッジャッジャッ!」からの一気の高速リフへ!
ビッグなウォールオブデスが!・・と思ったら、先走ってサークルを作り出す人が続出して、サークルだかウォールオブデスだかわからないグダグダの状態に。
その後のサークルもやや小さめ。
なんだろ・・2012年とはちょっと雰囲気違ったね。
ラストはこれまたファーストアルバムからの名曲「Valley of the Damned」。
ここではようやく無心にサークルピットに入ることができました。
やっぱり初期の曲、大好きです。はい。
結果的に「準トリ」という立場になったDRAGONFORCE。
デビュー当時に「一生ツーバス踏んでろ(笑)」「ピロピロ(笑)」「厨二(笑)」と叩かれたことを思えば、「あー、(日本だけとはいえ)ここまできたかー」という思い。
そしてそれに相反するように「まだまだ準トリって器じゃないな」と思いました。
DRAGONFORCEにはこの路線を貫いてほしいし、それを貫いてる間は「トリ」といった存在までたどり着くのは難しいかもしれない。
けど、それでいいと思うのだ。
その頑なな思いをファンは応援しつづけると思う。
そういや、マークを始めとしたメンバーはカンペを用意したりしてやたら日本語でしゃべろうと努力してました。
何言ってるかよくわからないとこもあったけど。
日本語を期待してたのに英語だったマーティーのことを思い出して「なんだか面白いもんだなー」と思って聞いてましたよ。
そして・・ハーマン、がんばれ。(いろいろ)
あ、「Heroes Of Our Time」を期待してたんだけど、やってくれなかったよ(涙)。
DragonForce - Through the Fire and Flames (Live at Loud Park 2012)
やっぱこのときのほうが盛り上がってるよなー。楽しかったもんなー。
【ARCH ENEMY】
MANOWARのキャンセルに伴い、繰り上げでヘッドライナーになったARCH ENEMY。
日本での人気という意味では、充分にそれに値するのではないでしょうか。
今までの看板だったアンジェラがバックヤードに回り、そして新たにTHE AGONISTのアリッサを迎えてのステージ。
いろんな意味で期待が高まるステージです。
・・が、DRAGONFORCEのときに強制電源オフしてたお客様からの電話対応がある。
始まる前に解決を・・・ということで、場外へ。
電源を投入してみると、あるわあるわ不在着信履歴。
そして電話対応が終わってアリーナへ駆けつけてみると・・・
このメロディ、「Enemy Within」じゃねーか!
ワタシがARCH ENEMYで一番好きな曲。
前回のラウパで聞きたかったけど聞けなかった曲。
その曲、しかもアンジェラ時代の最初の曲を、アリッサの最初の曲に選ぶとは!
なんというセンスのいいチョイス・・とかって感心してる場合じゃない。
飛び込んだときには、もうラスト1コーラス。
くそー、なんてこった!
その後も代表曲を連発。
やっぱりキラーチューンをたくさん持ってるバンドは強い。
そしてドラムセットの前に配置されたフラッグがカッコイイ!(ライブと直接的には関係ないけど、けっこうこういう演出大事です)
新加入のアリッサのヴォーカルは、アンジェラと比べても遜色ありません。
どちらがどうということではなく、どちらも素晴らしい。
敢えて比較するなら、アリッサの方が太くて(声が、ね)、ストロングな印象があります。
この太さはARCH ENEMYのサウンドをスケールアップするのに助力していると思いますね。
このスケールアップを一番喜んで安堵しているのはアンジェラなんじゃないかなーと思いました。
ラストには定番の「Nemesis」。圧倒的な盛り上がりを見せてくれました。
ステージでのパフォーマンス、存在感という意味でも全く問題なし。
新生ARCH ENEMYとしての新たなスタートは好意的に受け止められたことでしょう。
ここからは個人的な意見になりますが・・・
以前書いたかもしれませんが、アンジェラのライブはちょっとマンネリ化していたような気がします。
最初の頃にあった「このスタイルの美女が、この声か!」という驚きも含めたアドバンテージは徐々に薄れていきました。
そういった中でのヴォーカルチェンジ。
今回のライブを見て、改めて実にいいタイミングで、いいヴォーカルを見つけてきたなと思いました。
それもあって、新作は新鮮に感じられた=好意的に迎えられたのだと思います。
ARCH ENEMYがトリか・・と思うと、いまだに微妙なキモチがあるのは事実ですが、結果的にはその重責を果たしてくれたのではないでしょうか。
Arch Enemy - War Eternal (Live GlavClub, Moscow 2014 09 27)
(アリッサになってからのライブ映像、まだ少ないね)
ということで、初日は「NEMESIS」で「あー、終わったよ」という心地よい空気で満たされました。
・・しかしこのあとにMANOWARがあったかと思うと悔やんでも悔やみきれない。
急遽トリのキャンセルがあったこともあり、21:00頃には終了という異例の早さでしたね。
:
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ということで、初日のベストアクト(いや、アクトレスというべきか?)はBATTLE BEAST。
RAGEも素晴らしかった!
初日のベストチューンはRAGEの「REFUGE」で。
さ、ここまでで充分長くなってるわけですが、今回は二日目もあるんですよ。
興味がある方だけついてきて頂けるとありがたいですよ。
Posted by テン at 07:29│Comments(0)
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