2012年08月24日
嘲笑を乗り越えて
さて、いろいろありましたがボチボチと通常運転に戻りますよ。
興味のある方も、ない方も、むしろこのままフェードアウトしちゃえばよかったのに!というアンチの方も、よろしくお願いしますね。
:
:
デビュー当初の「DQNメタル(笑)」「厨二メタル(笑)」「ツーバス(笑)」という嘲笑の的から思えば、すっかり中堅どころだ。
どれだけ揶揄されようが、自分たちのポリシーを貫き通して「個性」として認められるレベルまで引きずり込んだ。
今年はLOUDPARK12へも参戦しますよ!!
DRAGONFORCE [THE POWER WITHIN]

イギリス出身。なんだかんだで5作目、デビューの喧騒からほぼ10年ですよ。
メロディックスピードメタル・・・にカテゴライズされつつ、徹底的にスピードに拘り、そのエクストリームなスピード感にメロディを乗せたってとこでしょうか。
その圧倒的スピード感は上述の通り批判的な声も多かったわけですが、ワタシのような単純なヒトには「おー、カッケーな!!」と歓迎されていた・・・ような。
ここ数作は、キラーチューンはしっかり押さえつつも、ややマンネリ感というか、彼らにしては「まとまってる」感が漂ってた。
で、今回はヴォーカルがチェンジ。
前任のZPサートがDRAGONFORCEサウンドにマッチしていて、バンドのカラーという意味でも存在感があったので、心配していました。
が。
結果的には問題ナシと言っていいでしょう。新加入したマーク・ハドソンは派手さはないものの、安定したヴォーカルを聞かせてくれます。
音楽性も、ヴォーカルが変わったというキッカケがあったからかどうか分かりませんが、最近のマンネリ感を打破してくれているのではないでしょうか。
先行公開された[Cry Thunder]がミディアムテンポだったこともあり「おいおい、ヴォーカル変わったとたんにコレかよ」と不安が過りましたが、やはりいつものドラフォ節です。
そしてこのアルバム、1stに通じるような空気を発散してくれているのがウレシイ。
DRAGONFORCEならではのスピード感を軸に、解放感と飛翔感、そしてポジティブなエネルギーを撒き散らしつつ疾走していく。
ここ数作、この「撒き散らしてく感」が乏しかった。
DRAGONFORCE史上最速!! という[Fallen World]も「速いだけ」に留まらず、しっかりとフックを効かせて印象的な曲に仕上がっていますね。
この曲の次にミッドテンポの[Cry Thunder]が来ると「お、悪くなないかも」と思えるからフシギですね。
冷静に聞くとTURISASあたりを想起するガッツィーで勇壮な曲です。
この[Cry Thunder]以外は、「疾走感」を基本にしてはいるもの、それぞれの曲の方向性が微妙にバラついてるところも1stっぽいなと思います。
スペーシーな曲あり、北欧メタル風のメロディあり、[Evening Star]を思い出すようなリリカルな曲あり。
このスピード感と適度に揺さぶられるようなジェットコースター的感覚こそ、彼らの魅力だと思うんだよね。
全くDRAGONFORCEを知らない人に勧めるなら、このアルバムでいいんじゃないかな、と思える出来です。
さて、LOUDPARK12で来日が決まったわけですが、実はワタシはDRAGONFORCEのライブを見たことがない。
初期は「グダグダ(笑)」「ダメダメ(笑)」と、これまた嘲笑の的になっていたようですが、最近はすっかりライブも安定感が出てきたと聞きます。
アルバムやライブに批判的な意見が集中してるってことは、逆にそれだけ注目されているからこそ、とも言えるわけです。
何があっても自分たちのスタイルを貫き通して、みずから道を切り拓いてきた彼ら。
きっとラウドパークではその「ジェットコースター的スピード感」をさらに加速させてサークルピットの渦を作ってくれることでしょう。
期待!
DragonForce - Holding On
興味のある方も、ない方も、むしろこのままフェードアウトしちゃえばよかったのに!というアンチの方も、よろしくお願いしますね。
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デビュー当初の「DQNメタル(笑)」「厨二メタル(笑)」「ツーバス(笑)」という嘲笑の的から思えば、すっかり中堅どころだ。
どれだけ揶揄されようが、自分たちのポリシーを貫き通して「個性」として認められるレベルまで引きずり込んだ。
今年はLOUDPARK12へも参戦しますよ!!
DRAGONFORCE [THE POWER WITHIN]

イギリス出身。なんだかんだで5作目、デビューの喧騒からほぼ10年ですよ。
メロディックスピードメタル・・・にカテゴライズされつつ、徹底的にスピードに拘り、そのエクストリームなスピード感にメロディを乗せたってとこでしょうか。
その圧倒的スピード感は上述の通り批判的な声も多かったわけですが、ワタシのような単純なヒトには「おー、カッケーな!!」と歓迎されていた・・・ような。
ここ数作は、キラーチューンはしっかり押さえつつも、ややマンネリ感というか、彼らにしては「まとまってる」感が漂ってた。
で、今回はヴォーカルがチェンジ。
前任のZPサートがDRAGONFORCEサウンドにマッチしていて、バンドのカラーという意味でも存在感があったので、心配していました。
が。
結果的には問題ナシと言っていいでしょう。新加入したマーク・ハドソンは派手さはないものの、安定したヴォーカルを聞かせてくれます。
音楽性も、ヴォーカルが変わったというキッカケがあったからかどうか分かりませんが、最近のマンネリ感を打破してくれているのではないでしょうか。
先行公開された[Cry Thunder]がミディアムテンポだったこともあり「おいおい、ヴォーカル変わったとたんにコレかよ」と不安が過りましたが、やはりいつものドラフォ節です。
そしてこのアルバム、1stに通じるような空気を発散してくれているのがウレシイ。
DRAGONFORCEならではのスピード感を軸に、解放感と飛翔感、そしてポジティブなエネルギーを撒き散らしつつ疾走していく。
ここ数作、この「撒き散らしてく感」が乏しかった。
DRAGONFORCE史上最速!! という[Fallen World]も「速いだけ」に留まらず、しっかりとフックを効かせて印象的な曲に仕上がっていますね。
この曲の次にミッドテンポの[Cry Thunder]が来ると「お、悪くなないかも」と思えるからフシギですね。
冷静に聞くとTURISASあたりを想起するガッツィーで勇壮な曲です。
この[Cry Thunder]以外は、「疾走感」を基本にしてはいるもの、それぞれの曲の方向性が微妙にバラついてるところも1stっぽいなと思います。
スペーシーな曲あり、北欧メタル風のメロディあり、[Evening Star]を思い出すようなリリカルな曲あり。
このスピード感と適度に揺さぶられるようなジェットコースター的感覚こそ、彼らの魅力だと思うんだよね。
全くDRAGONFORCEを知らない人に勧めるなら、このアルバムでいいんじゃないかな、と思える出来です。
さて、LOUDPARK12で来日が決まったわけですが、実はワタシはDRAGONFORCEのライブを見たことがない。
初期は「グダグダ(笑)」「ダメダメ(笑)」と、これまた嘲笑の的になっていたようですが、最近はすっかりライブも安定感が出てきたと聞きます。
アルバムやライブに批判的な意見が集中してるってことは、逆にそれだけ注目されているからこそ、とも言えるわけです。
何があっても自分たちのスタイルを貫き通して、みずから道を切り拓いてきた彼ら。
きっとラウドパークではその「ジェットコースター的スピード感」をさらに加速させてサークルピットの渦を作ってくれることでしょう。
期待!
DragonForce - Holding On
Posted by テン at 07:36│Comments(0)
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