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2010年10月26日
鋼鉄の祭典~前編
さて、LOUDPARK10の続きです。
前回も書いたけど、ワカンナイ人には全くワカンナイ話なので、興味ある人だけどうぞ~。
では、オープニングアクトから順に個人的な雑感を・・・。
覚えてるうちに書かないと忘れちゃうんだよね、おじーちゃんだから。
① 3 INCHES OF BLOOD
アルバム持ってなかったけど、事前にYouTubeでチェックしたら結構スキなタイプだったので楽しみにしてた。
イメージとしては EXODUS + GRAVE DIGGER ÷ 2 という印象。
オールドスタイルでスラッシーな直線的アグレッションと、勇壮でありながらキャッチーとすら言えるメロディ。ヒステリックハイトーンヴォイス。
オープニングアクトとしては文句ナシのステージングでしょう。
その攻撃力もあってか、いきなりサークルピット発生。
・・・ちょっと話が逸れますけどね。
あんまり昔話するとお年寄り扱いされるけど、ワタシが頻繁にライブ行ってた頃は「モッシュピット」だったから、「サークルピット」は初体験。
モッシュピット=デンジャラスおしくらまんじゅう、という印象に対し、
サークルピット=激烈疾走盆踊り、という印象。
で、コーフンのままに初のサークルピットに飛び込む。
で、若いチカラに弾き飛ばされる。
で、早々に諦める。
あぁ、昔は良かった・・・ゲフンゲフン。
② TRASH TALK
逆サイドのステージから横目で見物。これは・・・いわゆるハードコアですかね。
ヴォーカル、歌ってるというよりは叫んでるだけ。
メロディ、サビがどこか分からず。
「NEXT SONG・・・」ってMCで「え!もう今の曲終わりかよ!」って気付くくらい。
で、ヴォーカルはほとんどステージにいなかった。観客の近くで暴れてた。
途中でブッチャーのように額から出血。
なんつーか・・・メタルファンってのは攻撃力だけじゃなく、それなりの「様式美」とか「曲の構成・流れ」を重視する傾向があるから、あまり向かないんじゃないかと。
でもまぁ新しい世界を見せてもらいましたよ。
③ RECKLESS LOVE
今回の個人的目玉。
見た目はLAメタルというか、ハノイロックス的グラムスタイルというか、そんなんだから生粋のメタラーには敬遠されるであろうことは想像できます。
実際、休憩してた人も多いんじゃないかと。
が、ブログにも書いたけど、北欧的な憂いと策略的80'sメロディが同居した素晴らしいバンドです。
けっこうご年配(っても、ワタシと同じくらいか、少し上くらい)の女性が多数アリーナへ押し寄せてきたのも微笑ましい光景。
オープニングから One More Time ~ Wild Touch と続いた時には、ちょっぴり涙が出た。ホントに。
あぁ、ライブってこんなに楽しんだな、と純粋に感動しましたよ。
腰をクネらせたり、マイクを股間に突っ込んだり、上着を脱ぎ捨てて肉体美を披露したり・・・と、まさに「その時代、その音楽」の再現。
フと、デヴィット・リー・ロスを思い出しましたよ。
あとはセバスチャン・バックを少し柔らかくしたようなフンイキがあったり。
ステージングは若きヴィンス・ニール的だったり。
いわゆる「HeavyMetalのライブの興奮」とは異なる、キラキラメリーゴーランド的楽しさに溢れた極上のショーでしたよ。
ベストアクトとは言わないけど、個人的満足度ナンバーワン。
④ HALESTORM
女性ヴォーカルを擁するバンド。
いきなりそのヴォーカルのアカペラでスタートし、その声量と存在感に目を奪われました。
わりとオーソドックススタイルのバンドですね。
曲にはもう少しフックが欲しいなぁ、惜しいなぁ、と思うわけですが、そのヴォーカルのパフォーマンスには目を見張るものがありました。
最初はこのバンドを知らなかった人も、彼女にグイグイ引き込まれてたんじゃないかと。
ワタシもその一人。
⑤ TURISAS
始まる前から「BATTLE!!」「METAL!!」という観客の叫びがアリーナに響きます。
・・・が、なかなか始まらなかったもんだから、息切れしてたのが切なかったけど。
で、文字通り満を持して登場!!
ライブは狂気と圧巻の宴といった印象。
欧州戦国絵巻的世界観は、想像以上の煽動力を持っていました。
新曲もやってくれたのですが、これまた期待通りっつーか、「間違いなくTURISAS」という勇壮な一曲。これはですね、ニューアルバムの一曲目ですね、配置としてはきっと。
途中途中でサークルピットができていたのですが、3 INCHES OF BLOODでの苦い体験があるので、ここでは控えます。
そしてラストは当然「BATTLE METAL」。
熱狂と狂乱に身を委ね、ひたすら叫びまくるわけです。「バトゥ!バトゥ!メトゥ!バトゥ!」♪パパパパーパパパーパーパーパパパー・・・・
サークルピットはありえないサイズと勢いに巨大化。
この一日を通じて、会場内が最も盛り上がった瞬間だったと思います。
TURISASの成分の97%は、バトゥ!メトゥ!で構成されていることを実感しました。
そして、TURISAS終了後には「これでLOUDPARK終了かよ!」という勢いでアリーナから人波が消えていったのでした・・・。
ちなみにワタシはアコーディオンのオンナノコに萌えたよ。
:
:
:
ワタシもココでようやく水分補給&メシ。
が、TURISAS終わって一休み・・・って人が多すぎて、どこも長蛇の列。
並ぶのキライだから、一番空いてたケンタッキーブースへ。
時間が経過してシットリしたチキンを2ピース購入して、それだけをツマミにひたすらビールビールビール。
その「シットリしたチキン」のケンタッキーブースの先に、ちゃんとしたケンタッキーの店舗が存在していたのを知るのは、その数分後のことでした。
ちなみに、ロッテリアもあったよ。
ビールを飲みながら、物販エリアをウロウロしたり、道行く人たちのメタTを眺めたり。その間に・・・
⑥ ALEXISONFIRE
休憩&物販タイム。モニターで時々眺める程度。
TURISASの後ってのが残酷だったな、と。
とにかく人がスカスカ。
さて、長くなっちゃったので後半へ続きます。(しつこい?)
前回も書いたけど、ワカンナイ人には全くワカンナイ話なので、興味ある人だけどうぞ~。
では、オープニングアクトから順に個人的な雑感を・・・。
覚えてるうちに書かないと忘れちゃうんだよね、おじーちゃんだから。
① 3 INCHES OF BLOOD
アルバム持ってなかったけど、事前にYouTubeでチェックしたら結構スキなタイプだったので楽しみにしてた。
イメージとしては EXODUS + GRAVE DIGGER ÷ 2 という印象。
オールドスタイルでスラッシーな直線的アグレッションと、勇壮でありながらキャッチーとすら言えるメロディ。ヒステリックハイトーンヴォイス。
オープニングアクトとしては文句ナシのステージングでしょう。
その攻撃力もあってか、いきなりサークルピット発生。
・・・ちょっと話が逸れますけどね。
あんまり昔話するとお年寄り扱いされるけど、ワタシが頻繁にライブ行ってた頃は「モッシュピット」だったから、「サークルピット」は初体験。
モッシュピット=デンジャラスおしくらまんじゅう、という印象に対し、
サークルピット=激烈疾走盆踊り、という印象。
で、コーフンのままに初のサークルピットに飛び込む。
で、若いチカラに弾き飛ばされる。
で、早々に諦める。
あぁ、昔は良かった・・・ゲフンゲフン。
② TRASH TALK
逆サイドのステージから横目で見物。これは・・・いわゆるハードコアですかね。
ヴォーカル、歌ってるというよりは叫んでるだけ。
メロディ、サビがどこか分からず。
「NEXT SONG・・・」ってMCで「え!もう今の曲終わりかよ!」って気付くくらい。
で、ヴォーカルはほとんどステージにいなかった。観客の近くで暴れてた。
途中でブッチャーのように額から出血。
なんつーか・・・メタルファンってのは攻撃力だけじゃなく、それなりの「様式美」とか「曲の構成・流れ」を重視する傾向があるから、あまり向かないんじゃないかと。
でもまぁ新しい世界を見せてもらいましたよ。
③ RECKLESS LOVE
今回の個人的目玉。
見た目はLAメタルというか、ハノイロックス的グラムスタイルというか、そんなんだから生粋のメタラーには敬遠されるであろうことは想像できます。
実際、休憩してた人も多いんじゃないかと。
が、ブログにも書いたけど、北欧的な憂いと策略的80'sメロディが同居した素晴らしいバンドです。
けっこうご年配(っても、ワタシと同じくらいか、少し上くらい)の女性が多数アリーナへ押し寄せてきたのも微笑ましい光景。
オープニングから One More Time ~ Wild Touch と続いた時には、ちょっぴり涙が出た。ホントに。
あぁ、ライブってこんなに楽しんだな、と純粋に感動しましたよ。
腰をクネらせたり、マイクを股間に突っ込んだり、上着を脱ぎ捨てて肉体美を披露したり・・・と、まさに「その時代、その音楽」の再現。
フと、デヴィット・リー・ロスを思い出しましたよ。
あとはセバスチャン・バックを少し柔らかくしたようなフンイキがあったり。
ステージングは若きヴィンス・ニール的だったり。
いわゆる「HeavyMetalのライブの興奮」とは異なる、キラキラメリーゴーランド的楽しさに溢れた極上のショーでしたよ。
ベストアクトとは言わないけど、個人的満足度ナンバーワン。
④ HALESTORM
女性ヴォーカルを擁するバンド。
いきなりそのヴォーカルのアカペラでスタートし、その声量と存在感に目を奪われました。
わりとオーソドックススタイルのバンドですね。
曲にはもう少しフックが欲しいなぁ、惜しいなぁ、と思うわけですが、そのヴォーカルのパフォーマンスには目を見張るものがありました。
最初はこのバンドを知らなかった人も、彼女にグイグイ引き込まれてたんじゃないかと。
ワタシもその一人。
⑤ TURISAS
始まる前から「BATTLE!!」「METAL!!」という観客の叫びがアリーナに響きます。
・・・が、なかなか始まらなかったもんだから、息切れしてたのが切なかったけど。
で、文字通り満を持して登場!!
ライブは狂気と圧巻の宴といった印象。
欧州戦国絵巻的世界観は、想像以上の煽動力を持っていました。
新曲もやってくれたのですが、これまた期待通りっつーか、「間違いなくTURISAS」という勇壮な一曲。これはですね、ニューアルバムの一曲目ですね、配置としてはきっと。
途中途中でサークルピットができていたのですが、3 INCHES OF BLOODでの苦い体験があるので、ここでは控えます。
そしてラストは当然「BATTLE METAL」。
熱狂と狂乱に身を委ね、ひたすら叫びまくるわけです。「バトゥ!バトゥ!メトゥ!バトゥ!」♪パパパパーパパパーパーパーパパパー・・・・
サークルピットはありえないサイズと勢いに巨大化。
この一日を通じて、会場内が最も盛り上がった瞬間だったと思います。
TURISASの成分の97%は、バトゥ!メトゥ!で構成されていることを実感しました。
そして、TURISAS終了後には「これでLOUDPARK終了かよ!」という勢いでアリーナから人波が消えていったのでした・・・。
ちなみにワタシはアコーディオンのオンナノコに萌えたよ。
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:
ワタシもココでようやく水分補給&メシ。
が、TURISAS終わって一休み・・・って人が多すぎて、どこも長蛇の列。
並ぶのキライだから、一番空いてたケンタッキーブースへ。
時間が経過してシットリしたチキンを2ピース購入して、それだけをツマミにひたすらビールビールビール。
その「シットリしたチキン」のケンタッキーブースの先に、ちゃんとしたケンタッキーの店舗が存在していたのを知るのは、その数分後のことでした。
ちなみに、ロッテリアもあったよ。
ビールを飲みながら、物販エリアをウロウロしたり、道行く人たちのメタTを眺めたり。その間に・・・
⑥ ALEXISONFIRE
休憩&物販タイム。モニターで時々眺める程度。
TURISASの後ってのが残酷だったな、と。
とにかく人がスカスカ。
さて、長くなっちゃったので後半へ続きます。(しつこい?)
Posted by テン at 07:00│Comments(2)
│LOUDPARK10
この記事へのコメント
バットゥ!メッタァ!
いいな、いいな。
私も叫びたかったです(ToT)
こんだけ盛り上がったら、次は単独ライブで間違いないですよね!
次こそ、次こそ~~!!
いいな、いいな。
私も叫びたかったです(ToT)
こんだけ盛り上がったら、次は単独ライブで間違いないですよね!
次こそ、次こそ~~!!
Posted by ななせ ゆうり at 2010年10月26日 22:59
ななせ ゆうり さま
いやー、あの会場の一体感の熱狂はTURISASならでは。
メタルのライブにおける真骨頂を垣間見ました。
あのテンションでフルセット単独公演・・・想像するだけでコーフンするのと同時に体力が続かない気がしなくもない・・・。
新曲歌ったから近々アルバムも出すだろうし、この盛り上がりを見たら単独あるでしょうね。
アヤーヤヤーヤ! なコルピと愉快な仲間たちも一緒に来ないかなぁ。
いやー、あの会場の一体感の熱狂はTURISASならでは。
メタルのライブにおける真骨頂を垣間見ました。
あのテンションでフルセット単独公演・・・想像するだけでコーフンするのと同時に体力が続かない気がしなくもない・・・。
新曲歌ったから近々アルバムも出すだろうし、この盛り上がりを見たら単独あるでしょうね。
アヤーヤヤーヤ! なコルピと愉快な仲間たちも一緒に来ないかなぁ。
Posted by テン at 2010年10月27日 07:07