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2010年03月26日

輝いていた時

なんだか忙しかったり調子悪かったりで、音楽の話を書いてないなぁ。
もう春なのになぁ。(あまり関係ない)
ってことで、そろそろ・・・。

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昨年の来日では「名作を完全再現!」とのことで、久々に盛り上がっていました。
結果、「完全再現」とはいかなかったようですが・・・。
セットリストを見たら、このアルバムの名曲も演奏されたようで、それはそれでいいじゃないか! と思ったのです。

RIOT [THE PRIVILEGE OF POWER]

輝いていた時

RIOTといえば[THUNDERSTEEL]
そのアルバムと双璧をなす、RIOTの名作。
このあたりのアルバムでのメタリックは破壊力と攻撃力はズバ抜けていますね。
ヒステリックさと紙一重の超絶ハイトーンを乗せた圧倒的スピード感は有無を言わせない説得力に満ちていました。

この作品ではホーンセクションSEを導入して、前作との差別化を図っていますが・・・このあたりは賛否両論でしょう。
[THUNDERSTEEL]での、一本道オラオラ爆走スタイル。
[THE PRIVILEGE OF POWER]での、ストーリー性のあるスタイル。

ワタシはどちらも大丈夫。共に名作ですよ。
トニー・ムーアの強靱なハイトーンは素晴らしいんだけど、全編通してだとチト疲れると思うときもあるのだ。
だからこのアルバムでの緩急をつけたスタイル、結構好きなのだ。

そんなトニーのヴォーカルですからメタリックな曲での相乗効果は凄まじく、その殺傷能力は唯一無二。
この劇的な爆発力が中期RIOTの魅力ですね。

当時批判されたりもしたホーンセクションについては、幅を広げるためのエッセンスとして一役買ってるのではないかと。
RIOTの魅力を損なうようなものではないと思います。

このアルバムを経て、RIOTは方向性をシフトしていきました。
トニー・ムーアが脱退したこともあり、かなりの失望だったのではないかと思います。

ちなみに、ワタシはトニー脱退後のアルバムも好きなんですけどね。
RIOTの一番輝いていた時代は・・・といえば、やはり上記の2枚の頃だと思います。


Riot - Dance Of Death (THUNDERSTEELに勝るとも劣らない名曲!)



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Posted by テン at 07:36│Comments(0)R
 
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