ヘビメタパパの書斎 › 2013年11月08日
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2013年11月08日
期待と不安の復帰劇
「TNTにトニー・ハーネル復帰!」というニュースが駆けめぐっている。(ワタシの脳内だけかもしれませんがね)
TNTが大好きな人。(ワタシです)
過去のTNTでのゴタゴタでウンザリな人。(ワタシです)
音楽性の変移で興味を失いつつある人。(ワタシです)
だけどトニー・ハーネルが大好きな人。(ワタシです)
いまさら諸手を挙げて「ウッシャ!」というわけでもなく、だからといって「やっぱTNTはトニー・ハーネルだからな」という思いもありつつ、まぁあんまり期待しちゃアレだからさ、まぁ適度なところでゴニョゴニョ・・という複雑な心境でしょう。
上述の通り、TNT大好きなワタシなので、今までいくつかTNTのアルバムには触れてきました。
が、まだ一番の名作については書いていない。
思い入れがありすぎて、勇気が要るんだよね。
ならば今こそ!と思ったんですが、まぁまだ今はそのときじゃない。本格始動後「おかえり!」と言えたあとでもいいかな、と思ったりして。
ということで、トニーが参加したこのアルバムを。
WESTWORLD [WESTWORLD]

1998年リリース。
もう15年経ちますか・・そうですか・・・。
TNTのトニー・ハーネル、そして今は亡きRIOTのマーク・リアリが組んだプロジェクトだ。
1998年・・・ということで、Wikiで紐解いてみると・・・
TNTは解散状態から復活作[FIREFLY]をリリースした頃。(まぁ、このアルバムあたりからTNTの「復活」「再始動」はアテにしないことにしている)
RIOTはといえば、名作[THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE][INISHMORE]という連作が終わったあと。
異色といえば異色、アリっちゃぁアリ。
両方のバンドが大好きだったワタシには驚愕の組み合わせだった。
何度も書いているかもしれませんが、ワタシのHR/HMの入り口はTNTの[INTUITION]とHELLOWEENの[LIVE IN UK]だった。
そしてその頃から20年近く、「好きなヴォーカルは?」と聞かれると「西のトニー・ハーネル、東のカル・スワン!」と自信と誇りを持って言い切るほど好きだった。
[REALIZED FANTASIES]での変化は容認できたものの(というか、むしろ好きなアルバム)、[FIREFLY]は高々と復活を宣言しておいて、自らそのハシゴを外すかのような出来ばえだった。
今にして思えば、そんな頃にリリースされていたアルバムだ。
RIOTにしても、この後数枚は低迷して、劇的復活作[IMMORTAL SOUL]のあとでマークを失ったわけで・・・なんとも複雑なところだ。
そんなWESTWORLD。
RIOTのブレインとTNTのフロントマンがどう融合するのかが見物ですね。
音楽性は、一言で言えば「正統派」でしょうか。
適度にメロディアス、キャッチー。
そこに切り込むマークのギター。
トニーのヴォーカルは、TNTのときよりも自由な表現力に満ちており、いわゆる「北欧メタル」を体現していたときよりも[REALIZED FANTASIES]でのスタイルに近いですかね。
FIREHOUSEか、TERRA NOVAか・・というほどセンチメンタルかつメランコリックかつ甘美なイントロに導かれてスタートする名曲[ILLUSIONS]。
サビでの高揚感もトニーの魅力が発揮されていますね。
[I BELONG]は、ややヘヴィでモダン風な展開ながらも、最終的にはキャッチーな印象を残します。
[LOVE YOU INSANE]でのサビは、TNTで魅せたあのトニーの「慟哭」が蘇るかのようです。
トータルでは多少地味かな、という感触は残りますが、この時期にこのアルバム、ということで評価すれば及第点ではないでしょうか。
特にTNTに失望していた人には、キラリと光明が差し込んだのではないでしょうか。(ワタシです)
:
:
話は元に戻って・・いまさらTNTに全盛期の「北欧然としたメロディ」を期待しても厳しいと思う。
まぁ、それを期待している人も少ないだろうし、それに固執して「過去の焼き直し」なんかも望んでない。
トニー・ハーネルを愛する身(いや、愛した、というべきか)としては、とにかくトニーのイキイキとしたヴォーカルが堪能できれば充分だ。
「名作INTUITIONから25年という節目だから」という彼本人の言葉から読み取ると、何か記念ツアー的なものもあるかもしれない。
・・FIREFLYツアーがイマイチだったから、こちらも微妙なんだけどね。実は。
とりあえず、来年のLOUDPARKに期待したいところ。
SONATA ARCTICAのようにセットリストを間違えなければ、間違いなく熱狂と感涙の渦になるはずだから。
Westworld - Illusions
TNTが大好きな人。(ワタシです)
過去のTNTでのゴタゴタでウンザリな人。(ワタシです)
音楽性の変移で興味を失いつつある人。(ワタシです)
だけどトニー・ハーネルが大好きな人。(ワタシです)
いまさら諸手を挙げて「ウッシャ!」というわけでもなく、だからといって「やっぱTNTはトニー・ハーネルだからな」という思いもありつつ、まぁあんまり期待しちゃアレだからさ、まぁ適度なところでゴニョゴニョ・・という複雑な心境でしょう。
上述の通り、TNT大好きなワタシなので、今までいくつかTNTのアルバムには触れてきました。
が、まだ一番の名作については書いていない。
思い入れがありすぎて、勇気が要るんだよね。
ならば今こそ!と思ったんですが、まぁまだ今はそのときじゃない。本格始動後「おかえり!」と言えたあとでもいいかな、と思ったりして。
ということで、トニーが参加したこのアルバムを。
WESTWORLD [WESTWORLD]

1998年リリース。
もう15年経ちますか・・そうですか・・・。
TNTのトニー・ハーネル、そして今は亡きRIOTのマーク・リアリが組んだプロジェクトだ。
1998年・・・ということで、Wikiで紐解いてみると・・・
TNTは解散状態から復活作[FIREFLY]をリリースした頃。(まぁ、このアルバムあたりからTNTの「復活」「再始動」はアテにしないことにしている)
RIOTはといえば、名作[THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE][INISHMORE]という連作が終わったあと。
異色といえば異色、アリっちゃぁアリ。
両方のバンドが大好きだったワタシには驚愕の組み合わせだった。
何度も書いているかもしれませんが、ワタシのHR/HMの入り口はTNTの[INTUITION]とHELLOWEENの[LIVE IN UK]だった。
そしてその頃から20年近く、「好きなヴォーカルは?」と聞かれると「西のトニー・ハーネル、東のカル・スワン!」と自信と誇りを持って言い切るほど好きだった。
[REALIZED FANTASIES]での変化は容認できたものの(というか、むしろ好きなアルバム)、[FIREFLY]は高々と復活を宣言しておいて、自らそのハシゴを外すかのような出来ばえだった。
今にして思えば、そんな頃にリリースされていたアルバムだ。
RIOTにしても、この後数枚は低迷して、劇的復活作[IMMORTAL SOUL]のあとでマークを失ったわけで・・・なんとも複雑なところだ。
そんなWESTWORLD。
RIOTのブレインとTNTのフロントマンがどう融合するのかが見物ですね。
音楽性は、一言で言えば「正統派」でしょうか。
適度にメロディアス、キャッチー。
そこに切り込むマークのギター。
トニーのヴォーカルは、TNTのときよりも自由な表現力に満ちており、いわゆる「北欧メタル」を体現していたときよりも[REALIZED FANTASIES]でのスタイルに近いですかね。
FIREHOUSEか、TERRA NOVAか・・というほどセンチメンタルかつメランコリックかつ甘美なイントロに導かれてスタートする名曲[ILLUSIONS]。
サビでの高揚感もトニーの魅力が発揮されていますね。
[I BELONG]は、ややヘヴィでモダン風な展開ながらも、最終的にはキャッチーな印象を残します。
[LOVE YOU INSANE]でのサビは、TNTで魅せたあのトニーの「慟哭」が蘇るかのようです。
トータルでは多少地味かな、という感触は残りますが、この時期にこのアルバム、ということで評価すれば及第点ではないでしょうか。
特にTNTに失望していた人には、キラリと光明が差し込んだのではないでしょうか。(ワタシです)
:
:
話は元に戻って・・いまさらTNTに全盛期の「北欧然としたメロディ」を期待しても厳しいと思う。
まぁ、それを期待している人も少ないだろうし、それに固執して「過去の焼き直し」なんかも望んでない。
トニー・ハーネルを愛する身(いや、愛した、というべきか)としては、とにかくトニーのイキイキとしたヴォーカルが堪能できれば充分だ。
「名作INTUITIONから25年という節目だから」という彼本人の言葉から読み取ると、何か記念ツアー的なものもあるかもしれない。
・・FIREFLYツアーがイマイチだったから、こちらも微妙なんだけどね。実は。
とりあえず、来年のLOUDPARKに期待したいところ。
SONATA ARCTICAのようにセットリストを間違えなければ、間違いなく熱狂と感涙の渦になるはずだから。
Westworld - Illusions