ヘビメタパパの書斎 › 2010年08月24日

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2010年08月24日

夏の終わりの涼風

もう忘れかけてたバンドだ。
が、最近アルバムをリリースしたらしく、雑誌で見かけたりしたので「おぉ、いたななぁ」と思い、久々に引っ張りだしてみた。
今くらいの季節に合うような気がするしね。

TREAT / ORGANIZED CRIME



スウェーデン出身。
出身国といい、ジャケットといい、ロゴといい、古き良き「北欧メタル」の時代を生きてきた人なら「うむ。間違いないな。」と思うことでしょう。

CDのジャケットの裏を見てみると、リリースは1989年のようですね。

音楽性は、上記のような要素からイメージできるような、いわゆる「哀愁・キラキラ・透明感」の北欧風とは一線を画したものです。
アメリカナイズされたダイナミックなハードロックあり、オーソドックスなハードロックあり。
ワタシの脳裏には「北欧のBON JOVI」というフレーズが残っているのですが、当時そのように呼ばれていたかどうかは分かりません・・・。
ま、それも言い得て妙なトコだな、という音楽性。

とはいえ、随所で聞かれる「ヨーロピアンな薫り」は、やはり北欧ならではのメロディライン。

中でもキラーチュン[Conspiracy]が素晴らしい。
個人的には、良くも悪くも「TREAT = この曲」という印象が強すぎるんだけどね・・・。

サビでのキーボード&コーラス、高揚感溢れるギターソロ。
最近で例えるなら TERRA NOVA あたりを思い出しますね。煌きと透明感と攻撃力が一体となった、ヨーロピアンハードの美学。

「夏のドライブにオススメのハードロックお好みベスト」とかを作ると、だいたいB面の一曲目(当時はカセットテープだったからね)に配置していた、とても重要な曲でした。

その後、TREATの名前を見ることもなかったけど、久々にニューアルバム聞いてみたいなぁ。


Treat - Conspiracy

  

Posted by テン at 07:14Comments(2)T