ヘビメタパパの書斎 › 2010年08月20日
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2010年08月20日
星に願いを
もう少しブログ休んで潜伏予定だったんですけどね。
昨夜、ちょっと感慨深い出来事があったので、忘れる前に・・・・・なにしろ最近、記憶力の衰えが顕著でね。これだからお年寄りはゲフンゲフン。
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:
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最近、子供たちが星に興味を持ち始めた。とある天体観測的イベントに参加してからだ。
宇宙とか星座とかの百科事典もamazonでポチりましたよ。
星を眺めては「あ!じいちゃん星や。で、となりにある明るいのがKちゃん星やな。くっついとるでな」と言うのだ。
「じいちゃん星」は、今年2月に亡くなったワタシのじいちゃん。子供たちからすると「ひいじいちゃん」だ。
「Kちゃん星」は、3年ほど前に20代半ばで亡くなった、イトコの女の子。
二人ともウチの子供を可愛がってくれたし、子供たちも大好きだったから、その衝撃は大きかったと思う。
が。
元来、ワタシが現実的思想のヒトで、ロマンチストじゃないので、亡くなっても子供たちには「お星さまになったよ」などとは言わず「骨になって、お墓に入るよ」って話してた。
実際火葬場にも行って、骨壺に入れるところまで参加してるしね。
(夢がなくてゴメンよ)
だけど、子供たちなりの思想で、「星になって、見てくれてる」と思ってるようだ。
暗い夜道でも「あそこでじいちゃんとKちゃんが見とるでな。大丈夫」と言ってたりするし。
そんな中。昨夜の布団の中。
右手はムスメに腕枕。左手はボウズに腕枕。(基本的にはワタシが寝かせつけ担当)
ボウズ「おとーさん。死んだじいちゃんも昔は『おとーさん』やったの?」
ワタシ「そうやな。おとーさんが生まれたときは、もう『じいちゃん』やったけど、その前は『おとーさんのおかあさんのおとーさん』やったんやな」
ボウズ「そっかぁ。そうやったんやな。見たかったな」
ワタシ「そうやな。おとーさんも『じいちゃんがおとーさんやったとき』は見たことないでな」
ムスメ「じいちゃんがおとーさんやった時ってさ、きっとすごくカッコよかったと思うんやけど」
ワタシ「ん?なんで?おとーさんのじいちゃんやで、たいしたことないぞ。きっと」
ムスメ「ううん。きっとカッコよかったと思う。絶対そう思う。こんど、おとーさんのおかあさんに聞いてみる」
ワタシ「そうやな。聞いてみ」
ムスメ「じいちゃん、空で笑っとるかな。」
ワタシ「そうやな。そんなこと言ってもらえて、きっと喜んどるな。で、横でKちゃんが『えー、カッコよくないさ』とか言って笑っとるな。」
:
:
:
そんな些細な会話で、ダラダラと時間が流れました。
なんつーかなぁ・・・子供の感性ってホントにピュアだね。こちらがドキっとすることも多いよね。
真っ暗な部屋の中で、そんな感性に触れて、なんだかワタシのココロをグッと締めつけるような感覚に襲われました。
ホント、我ながらオトナってのは子供に成長させてもらってるなぁ。と思う。
子供から勉強させてもらってるなぁ。と思う。
腕枕した両腕を二人の汗でベチョベチョにしながらも、それが不快に感じない夜だったのでした。
Dragonforce - Evening Star
(「空で笑ってるじいちゃん」の話で、この曲が脳裏をよぎりましたよ。「宵の明星」。まさにピッタリだ)
昨夜、ちょっと感慨深い出来事があったので、忘れる前に・・・・・なにしろ最近、記憶力の衰えが顕著でね。これだからお年寄りはゲフンゲフン。
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最近、子供たちが星に興味を持ち始めた。とある天体観測的イベントに参加してからだ。
宇宙とか星座とかの百科事典もamazonでポチりましたよ。
星を眺めては「あ!じいちゃん星や。で、となりにある明るいのがKちゃん星やな。くっついとるでな」と言うのだ。
「じいちゃん星」は、今年2月に亡くなったワタシのじいちゃん。子供たちからすると「ひいじいちゃん」だ。
「Kちゃん星」は、3年ほど前に20代半ばで亡くなった、イトコの女の子。
二人ともウチの子供を可愛がってくれたし、子供たちも大好きだったから、その衝撃は大きかったと思う。
が。
元来、ワタシが現実的思想のヒトで、ロマンチストじゃないので、亡くなっても子供たちには「お星さまになったよ」などとは言わず「骨になって、お墓に入るよ」って話してた。
実際火葬場にも行って、骨壺に入れるところまで参加してるしね。
(夢がなくてゴメンよ)
だけど、子供たちなりの思想で、「星になって、見てくれてる」と思ってるようだ。
暗い夜道でも「あそこでじいちゃんとKちゃんが見とるでな。大丈夫」と言ってたりするし。
そんな中。昨夜の布団の中。
右手はムスメに腕枕。左手はボウズに腕枕。(基本的にはワタシが寝かせつけ担当)
ボウズ「おとーさん。死んだじいちゃんも昔は『おとーさん』やったの?」
ワタシ「そうやな。おとーさんが生まれたときは、もう『じいちゃん』やったけど、その前は『おとーさんのおかあさんのおとーさん』やったんやな」
ボウズ「そっかぁ。そうやったんやな。見たかったな」
ワタシ「そうやな。おとーさんも『じいちゃんがおとーさんやったとき』は見たことないでな」
ムスメ「じいちゃんがおとーさんやった時ってさ、きっとすごくカッコよかったと思うんやけど」
ワタシ「ん?なんで?おとーさんのじいちゃんやで、たいしたことないぞ。きっと」
ムスメ「ううん。きっとカッコよかったと思う。絶対そう思う。こんど、おとーさんのおかあさんに聞いてみる」
ワタシ「そうやな。聞いてみ」
ムスメ「じいちゃん、空で笑っとるかな。」
ワタシ「そうやな。そんなこと言ってもらえて、きっと喜んどるな。で、横でKちゃんが『えー、カッコよくないさ』とか言って笑っとるな。」
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そんな些細な会話で、ダラダラと時間が流れました。
なんつーかなぁ・・・子供の感性ってホントにピュアだね。こちらがドキっとすることも多いよね。
真っ暗な部屋の中で、そんな感性に触れて、なんだかワタシのココロをグッと締めつけるような感覚に襲われました。
ホント、我ながらオトナってのは子供に成長させてもらってるなぁ。と思う。
子供から勉強させてもらってるなぁ。と思う。
腕枕した両腕を二人の汗でベチョベチョにしながらも、それが不快に感じない夜だったのでした。
Dragonforce - Evening Star
(「空で笑ってるじいちゃん」の話で、この曲が脳裏をよぎりましたよ。「宵の明星」。まさにピッタリだ)