ヘビメタパパの書斎 › 2008年08月08日

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2008年08月08日

燻銀

いいバンドだ。
もっと売れてもいいと思う。
別にヘビメタなんてカテゴライズしなくても、充分に日本でも売れそうだ。
けど、「いいバンドすぎる」とでもいいましょうか。

HAREM SCAREM・・FAIR WARNING・・FIREHOUSE・・あたりがアタマをよぎり
で、GOTTHARD

母国スイスではそれなりに知名度があり、故アンディ・フグの入場曲だったかを歌ってた記憶があるなぁ。

GOTTHARDといえば、ライブの上手さが印象的なバンドだ。
「アルバムよりもライブの方が圧倒的に素晴らしく、しかも上手い」っていうバンドがたまにいるけど、その代表格だ。
初期は[Standing In The Light]に代表されるような躍動的な楽曲とアコースティックスタイルの融和が絶妙でした。

が、だんだん落ち着きのある方向にシフトしていき、まさに「いいバンド、いい曲なんだけどねぇ」といった位置づけになっていきました。

そんな矢先、素晴らしいアルバムをリリースしてくれました。

GOTTHARD [DOMINO EFFECT]



歴史を重ねてきた渋みと落ち着きに、以前の力強さが戻りました。
それは、決して原点回帰ではありません。
あくまでも自然な形で、無意識に、GOTTHARDらしさを取り戻したといった感じ。

とにかく楽曲の素晴らしさが全編にわたって際立ちます。
[Master Of Illusion]に代表されるような、燻銀の貫祿とガッツ溢れる作品です。
ヴォーカルも上手いよなぁ。

一言で「メロディアスだ」と片づけるのは簡単なんだけどさ。
なんだかもったいない。
深みと厚みがあるメロディ。

メタルファンだけが楽しむ「名作」にするのは惜しい作品です。  

Posted by テン at 06:44Comments(2)G