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2016年05月11日

それぞれの春 2016

今年もそれぞれが進級する季節を迎えました。

‥早い。早いです。一年一年が早いです。

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ムスメは中学二年生に。

ブログを始めた頃は年中さんくらいだったと思うので、それを思うとずいぶん長いなーと感じます。

日々、勉強勉強(してるつもり)。
日々、塾通い。

なんだかんだで平日のほとんどを塾やらなんやらに費やす。
そしてその後に勉強だから、毎日23時とか24時。
そして土日は部活。

ムスメが中学生になり、平日の生活リズム、土日の生活リズム(というか予定の立て方)がここまで変わるとは思わなかった。

成績は多少の乱高下がありつつも、私から見れば充分な成績。
‥奥様から見ると若干物足りなさを感じているようで、勉強の量や内容で喧々囂々の日々だ。

ムスメの勉強スタイルはワタシに似ている。
「なにかやりながらのほうが捗る。一人で静かなところだとよけいに集中できない」ってタイプだ。
だから、音楽を聞きながらとか別に普通なのですが、奥様から見ると「なにかやりながら勉強なんかできるわけない!」と思っているようだ。
ワタシも中学・高校時代はラジオや音楽が勉強の友だった。
だから、その気持ちは理解できる。

そして、保育園のときから仲良しだったコとずっと仲良し。
中学生になり、同じ部活に入り、さらにその親密度は増したようだ。
ワタシも小さいころから知ってるコだから、そういうコと良好な関係を築けてるのはいいことだし、すごいことだと思う。

毎週のように土日の部活のあとはどちらかの家へ自転車で向かう。
そして二人で勉強する。

このあたりも奥様から見ると「友達なんかと一緒にやって進むはずがない」と思っているようだが、一人のときよりも圧倒的効率の良さで片づける。
お互いの相乗効果が出ているようだ。
素晴らしい!

日常生活ではクチが悪くなってきた。まぁ、友達の影響もあるだろうし、仕方ないかなと思う。
そのクチの悪さで「私は反抗期!」と自分で言っているが、もしこれがホントに反抗期ならユルいもんだなーと思う。
今でも風呂上がりは素っ裸で居間をウロウロ。
ベッドから起きてくるときは「おとーさん、おんぶして居間まで連れてって」
‥あまり成長していない気がします。

中学校に入った頃から小説を読むのが好きになってきた。
ワタシが読んでた本を「ちょっと読んでみる」と言って持っていったのがキッカケだ。

今ではお互いに競うように読み、お互いに感想を言い、お互いにオススメの本を語り合う。
ササヤカなことだけど、すごくシアワセなことだ。

二年生になり、夏を過ぎれば部活でも最上級生。
そして次は受験。

まだまだ道は険しく五里霧中だけど、今のユルさのまま進んでほしいと思う。

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ボウズは小学六年生に。

六年生とは言っても、まだまだ甘えが抜けない。
そして怖がりなところは何も変わっていない。

夜のトイレ。
夜の着替え。
風呂。
寝るとき。

いまだに誰かが一緒じゃないとビクビクしている。
このあたりもワタシの小さい頃と一緒だから、何も責めるつもりもないし、じっくりと強くなってくれればいい。

ゲームも大好きだが、基本は外遊びが好きだ。
五年生の間に、どれだけの靴、どれだけのサッカーボールをボロボロにしたことか。
友達の中には、ひたすら友達の家でゲーム、外でも携帯用ゲーム、という子も多い。
そんな子たちからは村八分にされることも多くて、同級生からノケモノ扱いされたこともあった。

それでも外で遊びたいから、小さい子であろうが、大きな兄ちゃんだろうが、公園で誰かを見つけては一緒に遊ぶ。
そしてそのために、誰かと約束してなくても毎日公園へ向かう。
そのアクティブさは素晴らしいと思う。

五年生のときに、二階の空き部屋をボウズの部屋として開放し、勉強机も運び込んだものの、いまだに物置状態のままだ。
「ずっと子供部屋いらんでな」と今でも頑なに拒否している。
ムスメが六年生になったころから少しづつ自分の部屋を使いだしたのとは雲泥の差だ。
このあたりも、思春期を迎えれば親に見られたくないことも増えてイヤでも自分の部屋が欲しくなるだろうから、慌てることはない。

カラダはまだまだ小さい。
小さいけど、筋肉質にはなってきている。
ワタシが嫉妬するレベルだ。

細身だったカラダが筋肉質になったことで、奥様は「なんか最近太ってきたんじゃない?」と言っていたけど、全然太ってない。
いわゆる細マッチョ体型だ。

食事も肉が好き。特に鶏皮を甘辛く煮たヤツを作ると、ひたすら食っている。さらに翌朝、パンに挟んで食う。
揚げ物も大好き。
そして野菜はできるだけ遠慮したい‥というスタンスだが、いろいろ工夫して、できるだけ苦手(というか一切食べられない)野菜を減らしてやりたいと思っている。
今のところ、セロリや小松菜といったちょっとクセがある野菜も、一応調理法を工夫すれば食べてくれている。
‥とはいえ、スキあらば残すのだが。

ムスメや奥様が「アブラっこい肉は苦手。揚げ物もそんなにたくさん食べられない」と言うので、夕飯の献立で悩むことも増えてきた。

そして中学生のムスメを見ているせいか「中学ってめんどくさいな。小学校卒業したら仕事していかんの?」と言っている。
そんなボウズは最近「パティシエになりたい」と言い出した。

ワタシは「自分のツマミは自分で作る。自分のオヤツも自分で作る」がモットーなので、毎週のようにオヤツを作る。
最近、「オレも一緒に作る!」と加担してくる。
いきつけのケーキ屋さんでボウズと一緒にこの話をしたところ「パティシエは大変やぞー。けど、凄く楽しいぞ!10年後に待ってるから!」と言われ、目を輝かせていた。
この思い、一過性のものなのか、続くのか‥





来年はボウズも中学生になる。
このブログが「ムスメもボウズも中学生」になるまで続くとは思わなかったし、まだ続くかどうか分かりませんが‥
来年の「それぞれの春」が素晴らしいものになるように願うばかりです。



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Posted by テン at 07:14│Comments(0)子供たち棚
 
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