2011年07月20日
TAIJI、R.I.P...
今でこそ、HeavyMetal最高!という志で、こういったブログを書いているものの、中学生~高校生の頃はフツーの洋楽を聞いていた。
MTVとかをチェックして、
「おー、ブライアン・アダムス新曲!」
「このベリンダ・カーライルってスゲー!・・・国内盤出てないのかよ!」
「やっぱティファニーよりもデビー・ギブソンだよね。」って世界の住人だった。
そして高校時代。
そのMTVの流れでBON JOVI / WHITE SNAKE / EUROPE といった当時売れてたハードロックバンドに少しづつ触れて免疫ができた頃、「メタルってスゲー!」と一気にベクトルが変わったのがこのアルバム。
そのインパクトのあるビジュアルの中でも、TAIJIは異彩を放っていました。
X / Vanishing Vision
Xのインディーズ時代の伝説の(と言ってしまっていいよね)アルバム。
衝撃的なジャケットとビジュアル。
メタルを嫌悪する方々からすると、「ヘビメタ」(HeavyMetalとは別物で考えてくださいね)といって想起するのは、このイメージではないでしょうか。
ザラザラとした感触、カビ臭いようなアンダーグラウンド臭、そして鋭利なリフ。
それと同居するジャパメタならではのメロディライン。
YOSHIKIのドラミング、メロディアスなツインギター・・・高校生だったワタシを「すげー!カッケー!」と夢中にさせるには充分でした。
後々「なるほど、ドイツを中心としたヨーロピアンメタルが源流になってるな」と気付いたのは、ワタシ自身が海外のメタルに流れてからのことです。
で、国内外問わずいろいろな「メタル」を通過してきていまさらながら感じることはですね。
やっぱりXはスゲーな、と。今でも大好きですよ。
HeavyMetalの美味しいところと、ジャパメタのコマーシャルなところのブレンド具合が絶妙なのだ。
その絶妙なスタイルはメジャーデビューの[BLUE BLOOD]で開花するわけですが、このアルバムでもその息吹は充分に感じられます。
逆にいうと、これだけアピールできる音楽性を持っていながら、あのビジュアルで誤解されてしまうこともあったろうに・・・と思うのです。特に海外のメタルを愛する人たちからね。
ただ、あのビジュアルとの相乗効果であれだけの社会現象になったわけですから、これは表裏一体ですかね。
メジャーデビュー作の[BLUE BLOOD]の完成度については、いまさらココで述べる必要はないと思いますが、それはそれとして「やっぱりXといえばVANISHING VISIONだよなー。紅じゃなくてKURENAIだよなー」って人、多いんじゃないでしょうか。
粗削りながらも、「PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」というフレーズに一番マッチした、一番Xらしいアルバムといえるかもしれません。
メジャーデビュー作で再び収録されることになる[I'LL KILL YOU][KURENAI](紅の英語バージョン)。
名曲[VANISHING LOVE]。
そしてオープニングを飾るイントロはTAIJI作。曲名が[DEAR LOSER]というのは、今にして思えばなんたる皮肉でしょうか。
当時、ワタシはYOSHIKIが大好きだった。美しいピアノと激しいドラミングの温度差がタマンなかった。
そして、バンドショットの中でTAIJIだけはいわゆる「ビジュアル系」と一線を画したものがあった。
その姿を見て「なんだよ、一人だけカッコつけてよー」と思っていました。ゴメンナサイ。
だから、TAIJIが抜けたときも「まぁ、そうだろうな。一人だけ浮いてたもんな」と思ったものです。ゴメンナサイ。
けど、XはTAIJIがいた時代が一番大好きだ。脱退してから「あぁ、TAIJIがいたころは良かったよ」と気づいた。
X脱退後は波瀾万丈の生活だったらしい。
HIDEといい、TOSHIといい、TAIJIといい・・・頂点まで上り詰めたバンドの苦悩は一般人には分からないと思う。
ただ、あまりにも不可解なエンディングはツラいものがあるよ。
ありがとう、TAIJI。
ワタシにHEAVY METALへの道標を示してくれたのは、まちがいなくXでした。
R.I.P....
MTVとかをチェックして、
「おー、ブライアン・アダムス新曲!」
「このベリンダ・カーライルってスゲー!・・・国内盤出てないのかよ!」
「やっぱティファニーよりもデビー・ギブソンだよね。」って世界の住人だった。
そして高校時代。
そのMTVの流れでBON JOVI / WHITE SNAKE / EUROPE といった当時売れてたハードロックバンドに少しづつ触れて免疫ができた頃、「メタルってスゲー!」と一気にベクトルが変わったのがこのアルバム。
そのインパクトのあるビジュアルの中でも、TAIJIは異彩を放っていました。
X / Vanishing Vision
Xのインディーズ時代の伝説の(と言ってしまっていいよね)アルバム。
衝撃的なジャケットとビジュアル。
メタルを嫌悪する方々からすると、「ヘビメタ」(HeavyMetalとは別物で考えてくださいね)といって想起するのは、このイメージではないでしょうか。
ザラザラとした感触、カビ臭いようなアンダーグラウンド臭、そして鋭利なリフ。
それと同居するジャパメタならではのメロディライン。
YOSHIKIのドラミング、メロディアスなツインギター・・・高校生だったワタシを「すげー!カッケー!」と夢中にさせるには充分でした。
後々「なるほど、ドイツを中心としたヨーロピアンメタルが源流になってるな」と気付いたのは、ワタシ自身が海外のメタルに流れてからのことです。
で、国内外問わずいろいろな「メタル」を通過してきていまさらながら感じることはですね。
やっぱりXはスゲーな、と。今でも大好きですよ。
HeavyMetalの美味しいところと、ジャパメタのコマーシャルなところのブレンド具合が絶妙なのだ。
その絶妙なスタイルはメジャーデビューの[BLUE BLOOD]で開花するわけですが、このアルバムでもその息吹は充分に感じられます。
逆にいうと、これだけアピールできる音楽性を持っていながら、あのビジュアルで誤解されてしまうこともあったろうに・・・と思うのです。特に海外のメタルを愛する人たちからね。
ただ、あのビジュアルとの相乗効果であれだけの社会現象になったわけですから、これは表裏一体ですかね。
メジャーデビュー作の[BLUE BLOOD]の完成度については、いまさらココで述べる必要はないと思いますが、それはそれとして「やっぱりXといえばVANISHING VISIONだよなー。紅じゃなくてKURENAIだよなー」って人、多いんじゃないでしょうか。
粗削りながらも、「PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」というフレーズに一番マッチした、一番Xらしいアルバムといえるかもしれません。
メジャーデビュー作で再び収録されることになる[I'LL KILL YOU][KURENAI](紅の英語バージョン)。
名曲[VANISHING LOVE]。
そしてオープニングを飾るイントロはTAIJI作。曲名が[DEAR LOSER]というのは、今にして思えばなんたる皮肉でしょうか。
当時、ワタシはYOSHIKIが大好きだった。美しいピアノと激しいドラミングの温度差がタマンなかった。
そして、バンドショットの中でTAIJIだけはいわゆる「ビジュアル系」と一線を画したものがあった。
その姿を見て「なんだよ、一人だけカッコつけてよー」と思っていました。ゴメンナサイ。
だから、TAIJIが抜けたときも「まぁ、そうだろうな。一人だけ浮いてたもんな」と思ったものです。ゴメンナサイ。
けど、XはTAIJIがいた時代が一番大好きだ。脱退してから「あぁ、TAIJIがいたころは良かったよ」と気づいた。
X脱退後は波瀾万丈の生活だったらしい。
HIDEといい、TOSHIといい、TAIJIといい・・・頂点まで上り詰めたバンドの苦悩は一般人には分からないと思う。
ただ、あまりにも不可解なエンディングはツラいものがあるよ。
ありがとう、TAIJI。
ワタシにHEAVY METALへの道標を示してくれたのは、まちがいなくXでした。
R.I.P....
Posted by テン at 07:55│Comments(2)
│国産
この記事へのコメント
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%BA%E6%BF%80!_VISUAL_SHOCK_Vol._2
↑これのVHSを小学校が終わってから友達と一緒に何度も見てました。
今見てもTAIJIの格好良いこと!
↑これのVHSを小学校が終わってから友達と一緒に何度も見てました。
今見てもTAIJIの格好良いこと!
Posted by C at 2011年07月20日 14:54
Cちゃんさま
おお!ワタシもそれと同時期の「爆発寸前GIG」ってビデオ、繰返し繰返し見てました。
このころのエネルギーは尋常じゃないですね。
しかしこのビデオの頃に小学生ですか・・・ジェネレーションの越えられない壁が・・・orz・・・いや、世代を越えて愛されてるってことですね。
おお!ワタシもそれと同時期の「爆発寸前GIG」ってビデオ、繰返し繰返し見てました。
このころのエネルギーは尋常じゃないですね。
しかしこのビデオの頃に小学生ですか・・・ジェネレーションの越えられない壁が・・・orz・・・いや、世代を越えて愛されてるってことですね。
Posted by テン at 2011年07月25日 07:43