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2007年10月05日

King of Kings

[KING] : 王

各界に「キング」と呼ばれる人達がいます。
サッカーならキングカズ。
野球なら王さんかな。
借王(しゃっきんぐ)なんてのもあったな。

HeavyMetal界でも「キング」に相応しいバンドも沢山あって、人それぞれチョイスは異なるでしょう。
JUDAS PRIEST だろ、という人もいたり
IRON MAIDEN だろ、という人もいたり

自分はですね。
METAL KING といえばこの人達をおいて語れるのか!と思うわけです。

MANOWAR [Kings of Metal]

King of Kings

いやぁ、タイトルからしてキテます。完全に自己陶酔です。
プリーストを推す人でも、メイデンを推す人でも、サバスを推す人でも…きっと MANOWAR の名前を出せば
「そうやなぁ。しゃーないなぁ。たしかにある意味では KING やな。」と(半ば失笑気味に)納得。

彼らのHeavyMetalに対する信念はハンパじゃない。
「Death to False Metal」(偽のメタルに死を)というCDのタタキ文句。
「自分はサムライである。」と公言する、まさにメタルウォリアー。
「アンプのボリュームを下げるくらいなら死を選ぶ。」って、まさにLOUDER THAN HELL。
ちなみに、マッチョでハーレーに乗れないとMANOWARには加入できないそうです。

暑苦しい、いや、漢(オトコ)っぽさ満点のヴォーカル。
勇壮で質実剛健な楽曲。
徹底的に「メタル」であることを具現化したドラマチックで大仰なアレンジ。

バイクの音に導かれて、一気に爆裂疾走の[Wheels of Fire]も素晴らしいですが、
伝説のメタルウォリアーを語る[Warrior Prayer]から「They were the Metal Kings !」の叫びと共に
[Blood of the Kings]へ…という流れは鳥肌モノです。

パワーメタルだの、スラッシュメタルだのといった肩書は一切不要。
徹頭徹尾純粋培養のHeavyMetal。
メタルって何?
そんな人達には「これが教科書です。バイブルです。一切反論不要です。」と言いたい。
ドン引き覚悟で。

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Posted by テン at 07:04│Comments(0)M
 
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