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2010年02月12日

バレンタインといえば

さて。
世間ではバレンタインデーですね。

「バルタンD? 新種のスタミナドリンクか!?」というセリフが脳裏をよぎるアナタは奇面組フリークですね。

「今年はチョコいくつかなー。ウキウキ!ワクワク!」って男性諸氏。あなたはワタシとは住む世界が違うようです。
以下は読みとばして頂いて結構です。

「バレンタイン?ケッ!菓子屋の戦略に踊らされてんじゃねーよ!」って男性諸氏。仲良くしましょう。

元々、本命の男性に一年一回の大勝負!一世一代の舞台! ・・・っつーコンセンプトだった気がするのですが。
いつの間にやら義理チョコが乱舞するチョコばらまき大会のようになってますね。
女性もメンドクサイだろうなぁ・・・と思うんですけどね。
年賀状みたいな「年に一度のごあいさつ」的ポジションになるんでしょうかね。
ま、大きなお世話ですけどね。

さて。バレンタインの喧騒はスルーして・・・・「バレンタイン」をキーワードに想いを巡らせれば・・・・。

バレンタインにVALENTINEっつーのは以前にやったから今回はやめとこう。
(来年はわかんないけど)

今回は同じVALENTINEでもコッチです。


BULLET FOR MY VALENTINE [THE POISON]


バレンタインといえば

ブリティッシュメタルの新星! 後継者! との声も聞かれる、デビュー早々にして重責を担った感のある彼らの1stですね。
純粋な、もっと言えば古典的なHeavyMetalを伝承しているかと言えばチト違和感があるわけですが、TRIVIUMあたりと同じく「好き嫌い」とか「どのバンドの流れを汲んでる」とかじゃなくて、素直に「世代交代」の勢いを感じることができるバンドだなと思います。

脈々と流れるHeavyMetalのエレメント、そして若々しくてヒリヒリするようなモダンなエナジー。
基本的には現代風ヘヴィーロック的でありながらも伝統的な薫りが残ってるから(意図的かどうかは別にして)、ワタシのようなオッサンでも好感が持てるんだな。

[Intro]に導かれ、[Her Voice Resides]で爆発し、最後は[The End]で締める。
これはHeavyMetalにおける様式美の一つだもんね。

吐き捨て型ヴォーカルが現代的スタイルなのかどうか分かりませんが、そのヴォーカルを基軸にしながらクリーンヴォイスのコーラス。
こういった「美」と「醜」のコントラストもHeavyMetalにおける(以下略)

ワタシのようなオッサンメタラーは、既に「HeavyMetalはこうあるべし」といった固定観念が出来上がってしまっている。
その概念と照らし合わせると「もうすこしメロディラインが明快だといいなぁ」とか、「吐き捨てヴォーカルに拘らなくてもいいのになぁ」と思うところはある。
とはいえ、そんな固定観念を押しつぶすだけのチカラに満ちていると思う。

周囲のオトナたちは、ブリティッシュロックの星として期待してるかもしれない。
けど若いファンには関係ないし、「大きなお世話」と思ってるかもしれない。
それでいいと思うんだよね。
実際、ワタシ自身がブリティッシュが云々ってピンと来てないし。

単純に「カッコいい!」と思える若いバンドが出てきてくれるだけで充分だし、それが自分がHeavyMetalを楽しむ原点だからね。


Bullet For My Valentine Her Voice Resides Live
(METALLICAとかMEGADETHのTシャツ着てるってだけで好感が持てますね)



Bullet For My Valentine - Tears Dont Fall
(ヘヴィでメロウで爆発力のある、個人的にはハイライトです)




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Posted by テン at 07:33│Comments(0)B
 
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