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2009年06月10日

買ってやるもんか

ちょっと前に、市内某CDショップで「新品CD ALL500yen」なるセールがあった。

ま、ある意味では「残り物処分」かもしれないけど、ワタシのようなアンダーグラウンドな音楽を嗜好する人間にとってはありがたい。
万人が聞くものじゃないから、結構残ってるんだな。メタル系。
中にはワタシが普通に定価で買った名盤も売ってたりして、「もう一枚買っちゃうぞ、コノヤロー!」的なクヤシさを覚えたりして。

で、数点購入した中の一つがコチラ。

DOUBLE DEALER / DESERT OF LOST SOULS

買ってやるもんか

このバンド、某誌での目に余る持ち上げっぷりがハナについて、今まで聴いてなかった。
あんまり諸手を挙げて持ち上げられると、なんだか「買ってやるもんか!プン!」って気になりませんか。
ワタシだけですか。

さて、DOUBLE DEALERといえばギターの島紀史とヴォーカルの下山武徳のコラボってのがウリ。
島紀史といえば、Concerto Moonだ。

Concerto Moonといえば、[CHANGE MY HEART][TAKE YOU TO THE MOON]といった昔の名曲の印象が強い。
島紀史がピロピロとYngwie風に弾きまくるギターの印象も強い。

だから、そういった系統のサウンドを想像していました。
が。

剛直なアグレッションを持ってスタートする[Howl Of The Wolf]から、その印象は砕かれます。
思ったよりもストレートなハードロックスタイルは ANTHEM あたりを想起します。
下山武徳のパワフルなヴォーカルは暑苦しさと紙一重で好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、ワタシは好きですね。

そのオープニングの[Howl Of The Wolf]と並んでのハイライトチューンはラストの[Stained Life]でしょうか。
この曲はストレートなハードロックというよりは、ちょっぴりヒネりの効いたテクニカルな展開と、ポップとすら言えるメロディラインが印象的。

この、「なんだかスッキリしないけど、なんだか心地よくて、なんだかフシギな高揚感」は、どこかで聴いたサウンドだ!
と思って、思い出そう思い出そう思い出そうとしてたら、先日、フと思いだしました。

そう、このテクニカルな展開は ZONATA だ!
ZONATA の [Buried Alive]に収録されてた・・・どの曲だっけ?
今度、聴きなおそ。

Double Dealer - Howl Of The Wolf



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Posted by テン at 07:43│Comments(2)国産
この記事へのコメント
デザイン変わりましたね、とってもテンさんらしいですね!!

ダブル・ディーラー、某誌で絶賛していましたよね。
ラジオを熱心に聴いていた頃、H氏がごり押ししていた記憶があります。
そこまで押すのか、どんなだろう?とラジオに耳を傾けていたら、
そうそう、ちょっと曲がひねくれいていて、
おお!?と思った事を思い出しました。
私も下山氏の歌は好きですよ。
Posted by 狸於(りお) at 2009年06月10日 21:08
狸於さま

あの絶賛っぷりは、ちょっと引きました。
普通にしてれば、普通に評価されたと思うのですが、あの印象がマイナスですねぇ。
ワタシも暑苦しいVoは結構スキなので、下山氏の声は割と好印象でしたよ。

ブログデザイン、今日の記事でキッカケなどを書きましたが・・・なんだか消化不良なのです。実は。
けど、「らしい」と言っていただけてウレシイ!
Posted by テン at 2009年06月11日 07:40
 
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