ヘビメタパパの書斎 › 2010年05月21日

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2010年05月21日

「竜」の名を持つもの

ワタシのようにメロディックパワーメタル界隈を愛するニンゲンにとって、「DRAGON」とか「SWORD」とか「MAGIC」とかってコトバは、まさに魔性の響き。
それだけで「何かある。ニオうぞ。」と過敏反応してしまうキーワードではないだろうか。

その世界観を世に知らしめたという意味でもロニー・ジェイムス・ディオは偉大だったよ・・・。
改めて冥福を祈りつつ天に向かってメロイックサインを捧げるよ・・・。

で、今でこそDRAGONと冠がつくバンドといえばDragonForceかもしれない。
が、ワタシにとっては、まずこのバンドなのだ。

DragonLand [HOLYWAR]




スウェーデン出身の彼ら、1stと、この2ndまでは典型的メロディックスピードメタルを具現化していました。
初期SONATA ARCTICAをもっと露骨にした感じでしょうかね。

が、全体的に整合性のとれていたSONATA ARCTICAに比べて、いかんせん「名曲」「駄曲」に開きがあった。
そこが現在のポジションの差になっているのかな、とは思うのです。

そうはいっても、その「名曲」たちはその界隈のファンなら一撃必殺。
キラキラと疾走する泣きの波状攻撃は、その弱点を補って余りある攻撃力でした。

ジャケットも、冒頭のようなキーワードに弱い輩に「ホレホレ。欲しくなったろ。ホレホレ。」という訴求力に満ちたステキなものだ。
ついついジャケ買いしたメロディックパワーメタルファンが後を絶たない。(ということは聞いたことがない)

ヴォーカルが弱いのも、この当時のこのジャンルでは定番だったし、無問題。
もっとヒドいバンド、いっぱいいたしね。

X JAPANのカバーとかも話題になったよね。
・・・「♪赤いティクビう~抱きしめて泣いた~」の部分だけがクローズアップされて笑い物になってたけど。頑張ってたと思うぞ。

今、改めて聞くとチープな感は否めないわけですが、それでもその特異な輝きは褪せてはいない。
AXENSTERDREAMTALEあたりと並んで、当時のB級メロディックシーンを支えてくれていた存在として記憶に深く残るバンドなのだ。


Dragonland - Majesty of the Mithril Mountains



Dragonland - Rusty Nail (X Japan Cover)


  

Posted by テン at 07:12Comments(0)D