ヘビメタパパの書斎 › 2007年07月12日

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2007年07月12日

「100」

ブログ始めて、なんだかんだで100回ですよ。

たしか昨年の12月だったかなぁ。
飛騨にメタルファンってどのくらいいるんだ?とか。
ウチ、子供とこんな風なんですが、ヨソはどんな塩梅?とか。
そんなことを思いながらズルズルと迎えた節目。

このあたりで「生涯で最高のアルバム」を…。

ROYAL HUNT [PARADOX]



デンマークのキーボード巨人、アンドレ・アンダーセン率いるネオクラシカルバンドですね。
1st~3rd、特にD.C.クーパー加入後の3rdも充分に名作なのですが、このアルバムは別格です。

宗教/神/人間の関わりをテーマに、凄まじい密度の濃さと荘厳さを持って迫ってきます。
あたかも密閉された教会/古城の中で繰り広げられるかのような神聖さ。
ダークで重厚な空気。
静と動のコントラスト。

元々、高音よりも中音が魅力的だったD.C.クーパー。その魅力が存分に発揮されいます。
アンドレのキーボードも、流麗でスリリングな展開を聴かせてくれます。
さらに、時折入る女性のバックコーラスが「聖」な空気を吹き込む。

始まりから終わりまで、息をすることすら苦しいような緊張感が漲っています。
BGMにはできない。
身動きもできない。
とにかく、その世界に身を委ねるしかない。
まさに「孤高」という言葉がふさわしい。そんなアルバムです。



  

Posted by テン at 06:48Comments(4)R