ヘビメタパパの書斎 › 2007年07月20日

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2007年07月20日

ザクザク

「あれ、こんなアルバムだっけ?」
改めて聞き直して、そう思うことがあります。

METALLICA [...AND JUSTICE FOR ALL]



高校時代、このアルバムを友人宅で聴きました。
「なんかギターがザクザクしてる」
「なんかドラムがパタパタしてる」
「なんか無機質で機械的」
自分には合わないな…そんな印象でした。
けど、その時の風景/友人の顔ぶれ/音の印象が未だに鮮明に記憶に残っているってことは、それなりにインパクトがあったんだろな。多分。

その後、それなりにイロイロな音楽と出会い、METALLICAの [BATTERY][CREEPING DEATH]といった名曲達と出会い、改めてこのアルバムを聴いてみれば…。

やっぱり初期アルバムと比べると感情を押し殺したような機械的印象。
けど、メロディラインはそれなりに分かりやすくて耳に残ります。
テクニカルに展開するリズムチェンジも印象的。

第一印象で感じた「ザクザク、パタパタ」も、この「ザクザクと切り刻むようなリズム、鋭利なキレと攻撃力」こそがスラッシュメタル。
そう思えるようになってから聴けば、スラッシュメタルの教科書的位置づけかも…と思えるわけです。
「スラッシュメタル」というキーワードで、まずこのアルバムが頭に浮かぶ人も多いと思います。
私もそう。やっぱスラッシュっていったらコレです。

日本では、BON JOVIGUNS N'ROSES と並んで、単独ドーム公演が可能な希有なハードロックバンド。
BON JOVI や GUNS と比べたら、決して「聴きやすい」とは思えないのに、どうしてそんなに人気があるんだ?と思った時に…
最近の「ヘヴィロック」が好きな方でも「METALLICAは一応押さえて聴いてる」という声を聞きました。
そういう意味では、いわゆる「ヘビメタ」と「ヘヴィロック」との接点になっているようで、以外と支持基盤の底辺が広いのかもしれません。

しかし、このアルバムのジャケット。
秀逸です。
メチャクチャ好きです。
  

Posted by テン at 07:06Comments(0)M