2013年03月15日
春の音色
あまりの多忙さに暫く放置してる間に、冬から春へ移ろいつつある感がありますね。
暖かい日があったり、逆戻りしたような寒い日があったり。
そんな中で着実に日差しが春っぽくなってきてますね。
完全に春の陽気になる少し手前の微妙な時期。メロハーを求める気分になりませんか。なりますよね。そうですよね。
FAIR WARNING [GO!]

ドイツ出身のメロディアスハードロックバンド、これが3rdになりますね。
発表は1997年。
・・15年経つのか!マジですか!
王道メロハーの1st。
ややシットリとした哀愁が漂う2nd。
そして一気にスケールアップした感のある、この3rd。
この作品を彼らの最高傑作に挙げる人も多いのではないでしょうか。
個人的にも最高傑作・・だと思う・・んだけど、正直言うと1st~3rdはそれぞれの良さがあって甲乙つけがたいんだよね。
このアルバムで印象的なのは、キラキラとした煌きと飛翔感&高揚感。
その印象を確固たるものにしているのが、なんといっても冒頭を飾る[Angels of Heaven][Save Me]でしょうね。
[Angels of Heaven]でのダイナミックな展開は、今までの彼らには無かったものであり、驚愕と歓喜が渦巻きます。
[Save Me]での美しいイントロ、そしてポジティブエナジーに満ちたメロディは恍惚を誘います。
この2曲のインパクトが強さがこのアルバムの印象を決めてしまってるような感があります。
が、冷静に聞き進めていくと・・
穏やかな温かさと優しさに満ちたアルバムであることに気付きます。
そして、彼らの代名詞ともいえる胸キュンのメロディがゼイタクに散りばめられていることに気付きます。
美しいコーラスワークに嗚咽するかのようなギターリフ。
冒頭2曲のインパクトを思えば、それ以降は「ハードロック」とカテゴライズしていいのかというほどの柔和さ。
1stの[Out on the Run]、2ndの[Burning Heart]といった王道ハードロックチューンを愛する人にとっては物足りないかもしれません。
しかし、ワタシは[Out on the Run]や[Burning Heart]が彼らの真骨頂とは思っていません。
このアルバムには、上述の冒頭2曲を「表舞台」「太陽」だとするならば、「裏舞台」「月」とも言える名曲がある。
[Eyes of a Stranger]は、ココロにドッシリと響き、[The Way You Want It]は、バラードの美しさにも定評がある彼らの集大成的な一曲。
そして最後を締める[The Love Song]。
こういった、「ハード」でなくてもジックリと浸透してくるようなメロディこそが彼らの真骨頂だと思うのです。
この「陰」「陽」それぞれの二つの側面のレベルが高いことで、それぞれが共鳴しあってこのアルバムのコントラストを際立たせているのではないかと。
上述の通り、FairWarningの1st~3rdはどれも素晴らしい。それぞれに違った趣がある。
が、聞いたことのない人に、どれを真っ先にオススメするかといえば、このアルバムでしょうね。
ハードロックの醍醐味とメロディアスハードの魅力が詰め込まれています。
時代は過ぎても、ワタシの中での「メロハー三羽ガラス」の一角であることが揺らぐことはありません。
Angel Of Heaven - Live in Loudpark - 2009
(FairWarningといえばこの曲!って人、多いと思います)
FAIR WARNING - THE WAY YOU WANT IT
(が、個人的にはこのパワーバラードがこのアルバムのハイライト)
暖かい日があったり、逆戻りしたような寒い日があったり。
そんな中で着実に日差しが春っぽくなってきてますね。
完全に春の陽気になる少し手前の微妙な時期。メロハーを求める気分になりませんか。なりますよね。そうですよね。
FAIR WARNING [GO!]

ドイツ出身のメロディアスハードロックバンド、これが3rdになりますね。
発表は1997年。
・・15年経つのか!マジですか!
王道メロハーの1st。
ややシットリとした哀愁が漂う2nd。
そして一気にスケールアップした感のある、この3rd。
この作品を彼らの最高傑作に挙げる人も多いのではないでしょうか。
個人的にも最高傑作・・だと思う・・んだけど、正直言うと1st~3rdはそれぞれの良さがあって甲乙つけがたいんだよね。
このアルバムで印象的なのは、キラキラとした煌きと飛翔感&高揚感。
その印象を確固たるものにしているのが、なんといっても冒頭を飾る[Angels of Heaven][Save Me]でしょうね。
[Angels of Heaven]でのダイナミックな展開は、今までの彼らには無かったものであり、驚愕と歓喜が渦巻きます。
[Save Me]での美しいイントロ、そしてポジティブエナジーに満ちたメロディは恍惚を誘います。
この2曲のインパクトが強さがこのアルバムの印象を決めてしまってるような感があります。
が、冷静に聞き進めていくと・・
穏やかな温かさと優しさに満ちたアルバムであることに気付きます。
そして、彼らの代名詞ともいえる胸キュンのメロディがゼイタクに散りばめられていることに気付きます。
美しいコーラスワークに嗚咽するかのようなギターリフ。
冒頭2曲のインパクトを思えば、それ以降は「ハードロック」とカテゴライズしていいのかというほどの柔和さ。
1stの[Out on the Run]、2ndの[Burning Heart]といった王道ハードロックチューンを愛する人にとっては物足りないかもしれません。
しかし、ワタシは[Out on the Run]や[Burning Heart]が彼らの真骨頂とは思っていません。
このアルバムには、上述の冒頭2曲を「表舞台」「太陽」だとするならば、「裏舞台」「月」とも言える名曲がある。
[Eyes of a Stranger]は、ココロにドッシリと響き、[The Way You Want It]は、バラードの美しさにも定評がある彼らの集大成的な一曲。
そして最後を締める[The Love Song]。
こういった、「ハード」でなくてもジックリと浸透してくるようなメロディこそが彼らの真骨頂だと思うのです。
この「陰」「陽」それぞれの二つの側面のレベルが高いことで、それぞれが共鳴しあってこのアルバムのコントラストを際立たせているのではないかと。
上述の通り、FairWarningの1st~3rdはどれも素晴らしい。それぞれに違った趣がある。
が、聞いたことのない人に、どれを真っ先にオススメするかといえば、このアルバムでしょうね。
ハードロックの醍醐味とメロディアスハードの魅力が詰め込まれています。
時代は過ぎても、ワタシの中での「メロハー三羽ガラス」の一角であることが揺らぐことはありません。
Angel Of Heaven - Live in Loudpark - 2009
(FairWarningといえばこの曲!って人、多いと思います)
FAIR WARNING - THE WAY YOU WANT IT
(が、個人的にはこのパワーバラードがこのアルバムのハイライト)
Posted by テン at 07:26│Comments(0)
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