2008年04月09日
こんなもんだろ
「ま、こんなもんだろ」そんな声が聞こえてきそうです。
ここでいう「こんなもんだろ」は、妥協の「こんなもんでいいかな」ではありません。
「俺たちがその気になれば、このくらいのアルバムは普通だな。」という「余裕」。
HELLOWEEN [GAMBLING WITH THE DEVIL]

思えば前作[KEEPER OF THE SEVEN KEYS -THE LEGACY-] は唐突だった。
なぜ今更?
アンディ・デリスで、そのストーリーを蘇らせる必要があるのか?
数々の葛藤の中でリリースされたそのアルバムは、スケールの大きな曲、シリアスなムード…
過去の憧憬も思い浮かべつつも、この時代の姿を映し出していました。
そして、今回。
その反動からか、コンパクトかつバラエティに富んだアルバムになりました。
[BETTER THAN RAW]あたりに近い感じかな。
ただ、全体的にリラックスムードと言いますか…。
「全力投球、渾身の一撃」というよりは「風格と余裕」を感じます。
曲単位でも「アンディ節」「ヴァイキー節」はやや控えめ。
直感的に「うん!これだよ!やっぱ!」という瞬間風速の強い曲が乏しい気がします。
そんな中でも[Final Fortune]のような名曲が当然のように存在するところがさすがです。
過去との決別とも思える前作。
現在を自然体で表現した今作。
きっと次は…この手の音楽のパイオニアとしての意地と底力が見られそうな予感がします。
ここでいう「こんなもんだろ」は、妥協の「こんなもんでいいかな」ではありません。
「俺たちがその気になれば、このくらいのアルバムは普通だな。」という「余裕」。
HELLOWEEN [GAMBLING WITH THE DEVIL]

思えば前作[KEEPER OF THE SEVEN KEYS -THE LEGACY-] は唐突だった。
なぜ今更?
アンディ・デリスで、そのストーリーを蘇らせる必要があるのか?
数々の葛藤の中でリリースされたそのアルバムは、スケールの大きな曲、シリアスなムード…
過去の憧憬も思い浮かべつつも、この時代の姿を映し出していました。
そして、今回。
その反動からか、コンパクトかつバラエティに富んだアルバムになりました。
[BETTER THAN RAW]あたりに近い感じかな。
ただ、全体的にリラックスムードと言いますか…。
「全力投球、渾身の一撃」というよりは「風格と余裕」を感じます。
曲単位でも「アンディ節」「ヴァイキー節」はやや控えめ。
直感的に「うん!これだよ!やっぱ!」という瞬間風速の強い曲が乏しい気がします。
そんな中でも[Final Fortune]のような名曲が当然のように存在するところがさすがです。
過去との決別とも思える前作。
現在を自然体で表現した今作。
きっと次は…この手の音楽のパイオニアとしての意地と底力が見られそうな予感がします。
Posted by テン at 07:03│Comments(0)
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