ヘビメタパパの書斎

ちょっと前にパン好きなことをカミングアウトして(んな、大げさなもんじゃないけど)、中津川のパン屋さんを紹介したことがありました。

で、また南下することがありまして、ちょっとインターネットで調べてたら新しい店がありました。
(前回も同じことを言いましたが、他の方が紹介済だったらゴメンナサイ)

高山から向かうと、付知の道の駅を越えて走ることしばし。一応、中津川市になるのかな。

ちょっと国道から逸れて、細い道を登っていくと小高いところにポツン。
(この、「道から逸れてクネクネ、ポツン」ってシチュエーションがイイ。
「細々とやっております。好きな人だけ来てちょうだいな。」って趣で。)

店の名前は「くうねる」。



ログハウス風の店内は、わりと広々。
喫茶のスペース、雑貨とかもあって、落ち着いた雰囲気です。
迎えてくれた女性の方二人も、商売人、パン屋というよりは、普通のお姉さん。
なんだか素朴でウレシイです。

雑貨も見てみたかったけど、中年男が一人でウロウロすると警察を呼ばれそうなので、そそくさとパン選び。

一つ一つのパンが「手作りです！食べていってね！」とアピールしているようで、迷います。
わりとサイズが小さめのなのに、手に持ったら見た目よりもずっしり。
残念ながら、食パンがありませんでした。次回だな。

食べた印象としては…
シンプルで素朴な甘味。
フワフワというよりは、シッカリとモチモチ。

味や感触に違いはあれど、全体の印象としては高山市内の[NOIX DE COCO]さんに近いかな。

どちらのお店も、店に入ったとたんに「おお！」という華やかさがあるわけじゃないし
デコレーションされてオンナノコの目を惹くようなシャレたパンが揃っているわけじゃない。
マスコミに紹介されて大行列！とか、声を大にして「オススメだよ～！」ってことじゃなく、
ホントに気心がしれた人に「実はいい店があってさ。」ってクチコミでパン好きが集まる。
そんなお店。(で、あってほしいと思う…。)
そうはいっても、お店の方は大行列！を望んでいらっしゃるかもしれませんが…。

毎日食べても飽きない、毎朝「ウン、ウン、コレだな。やっぱ」と思えるパン。
素朴でいて暖かい、お店の雰囲気。
「安全です。安心です。スマイル￥０です。」そんな親近感のあるお店です。大事にしたいなぁ。