ヘビメタパパの書斎 › 2016年12月22日
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2016年12月22日
愛と青春と鋼鉄の宴 ~ 聖剣の巻
さて、渋谷TSUTAYA O-EASTでのPhantom Excaliver & SEX MACHINEGUNS、ミラクルなツーマンライブ。
続いてはPhantom Excaliver !
彼らを見るのは、長野での兀突骨とのライブ以来ですね。
2014年9月に、衝撃のMV「Mother Earth」をアップ。
2014年のLOUDPARKでは、けやき広場付近で、寒風吹きすさぶ中でデモCDを手配り。Kacchangに「応援してます!」と声をかけたときの嬉しそうな表情は今も脳裏に焼きついています。
2015年のLOUDPARKでは、場内でのCD配り。あの髪形&装いでウロウロしていたKacchangに「写真いっしょにいいですか?」と声をかけさせてもらった。
そしてメジャーアルバムデビュー。
O-WESTでの単独ライブ。
まさに駆け足でスターダム(というと大げさか‥)へと。
オープニングアクトのSEX MACHINEGUNSが素晴らしかったので、「大丈夫か、ファントム‥」という不安もよぎりますが‥
場内が暗転、そして流れてきたイントロは‥
まさかのSymphony X の[Prelude]!!
私が大好きなアルバム「V」のオープニングを飾り、名曲[Evolution (The Grand Design) ]へと雪崩込む、そのイントロだ。
バックで何か語りが入っているが、耳に入らない。
このイントロだけで、テンションが振り切ってしまう。
マシンガンズといい、ファントムといい、オープニングのチョイスの素晴らしさ(というか、私へのフィット感)、なんなんでしょうか。
オープニングは[The Rebellion]!!
たしか、彼らが手配りしていた[MOTHER EARTH]のカップリング曲だったでしょうか。
意外なチョイスでしたが、疾走感、サビの「オー!オオオオー!オオオー!」の大コーラス。
会場が早くも一体感に包まれ、このチョイスが間違ってなかったことを体感します。
続いては[METAL HEART]。
「ヘヴィメタルを、死語とは言わせねぇ!」の語りから導かれる、徹底的に「メタル」フォーカスしたスラッシーな曲。
実にライブ映えする曲です。
途中、新曲と思われる曲も数曲。
その中でも「俺たちは東京ドームを目指す!そのことを思い描き、書いた曲」との紹介から披露された[ANTHEM]は、実に彼ららしい新曲。
次のアルバムも期待できそうです。
MCでは、この日を迎えられたことへの感謝と喜びを何度も口にし、観客やSEX MACHINEGUNSへの感謝を何度も口にする。
そして、そのたびにVo.のKacchangは目に涙を浮かべるような感慨深い表情を見せる。
なんでも、昨年の同時期に行われたO-WESTでのライブでもマシンガンズを誘ったそうだ。
その際には「ナニサマだ、お前ら」という門前払いだったそうな。
それが一年を経て、この舞台。
彼らもファンも感慨深いに決まっている。
Kacchangに至っては、名前の末尾の「g」は、もちろんAnchangリスペクトですよね。ずっとそういう思いで私は見てきました。
そして、彼らの背後に大きく掲げられた「聖剣」のバックドロップ。

「バックの色づかいはペイントで作りました。いまどき、フォトショップじゃなくてペイントですよ!」
「そして、このロゴはLINEカメラです(笑)」とのこと。
このあたりも、等身大の彼らであるなぁと感じます。
後半では、彼らのファーストアルバムのオープニングチューンとなった「鋼鉄の誓い」へ。
マツによる「♪はてなく、長い道を突き進んで行け、駆け抜けろ、大切なものを守るために」という歌詞。
まさにアルバムリリース前から今に至る彼らを象徴する歌詞で、私も声を張り上げつつ感慨深さに包まれます。
「リメンバーーー!」「エーーーッックス!!」(もちろんxジャンプ)の掛け合いが盛り上がる[Remember X]を経て‥
ラストを飾ったのは[聖剣伝説 Episode Ⅰ]。
アルバムのラストに配されていた、彼らの懐の深さと未来を感じるチューンです。
グッとくるサビのメロディは、彼らのチューンの中でも珠玉ではないでしょうか。
この曲ではベースの存在感が際立つわけですが、今回のライブ全体を通じて、ベースのだいごろうの存在感が際立っていたように感じました。
言うまでもなく、このバンドの象徴はあのヴィジュアル&あの声のKacchangにある。
そして、ハイトーンのクリーンヴォイス担当、マツにある。
が、今回のライブで最も「このバンドのキモだな」と感じたのがベースのだいごろうだった。
若干荒れ気味に、ワイルドに展開するKacchangのパフォーマンス。
リーダー然とし、疾走感を担う、ギターのマツ。
彼らをまさに「屋台骨」的に支えている印象が強く残りました。
そして、いったん本編は終了し‥当然、まだやっていない曲がある。
なんとも微妙なアンコールの歓声から‥
[Destiny~人生に捧げたHeavy Metal~]へ!
アルバムリリース後に発表されている曲の中ではダントツに好きな曲だ。
「METAL IS MY LIFE!!!!」の叫びに導かれ、徹頭徹尾ポジティブに駆け抜けていく、まさに彼らが標榜する「青春メタル」の真骨頂と言える曲だ。
「あのときの衝動や興奮は今でも覚えている。俺たちはメタルを‥愛してる!」
なんと素晴らしい叫びでしょうか。
「これからも信じてる、メタルは裏切らない!」
なんと素晴らしい叫びでしょうか。
そして「俺たちは、まだやってない曲があるよなぁ‥」という煽りから‥
もちろんラストは[Mother Earth]!!!
私とファントムを結びつけた、色褪せぬ名曲だ。
「母なる大地よ、ヴァァァァァァァー!!!」の叫びでは、なんとWall of Deathが発生。
私は残念ながら離れていたので参加できませんでしたが、尋常じゃない盛り上がり!
会場全体を覆う一体感と多幸感。
この「多幸感」こそが彼らの魅力であり、彼らが目指す「青春メタル」の一面でしょうか。
まさに大団円にふさわしいエンディングとなりました。
:
:
:
正直に言うと、トータルで言えば「やっぱりマシンガンズの存在感が凄まじかった」という印象が残るライブだった。
「対バンキラー」の異名をとっていた頃の彼らから何も衰えていない。
ドラムの厚み。
ギターの存在感。
全体的なステージング。
まだまだファントムにとっては偉大すぎる壁であることを感じられるステージだった。
そりゃそうだ。
Phantom Excaliverは、マシンガンズと比べたら「まだ歩み始めたばかり」のバンドだから。
そんな中でも、マシンガンズだけでなく、他のミュージシャンたちが「ファントムはすげぇ」と言っている片鱗は見ることができた。
改めて体感することができた。
MVにも見られるように、コミカルな面をクローズアップしているから、受け付けられないメタルファンは多いと思う。
それでも、そのフザケた(←褒めてる)中でも、手堅いテクニックとブレない方向性がある。
それを一緒に楽しむことができれば‥と願うばかりです。
「東京ドームを目指す」という言葉は、本音半分、リップサービス半分‥ってとこでしょうか。
それでも、それだけポジティブにデカい夢を語る。
そして、まさにそのポジティブさが音楽性と共鳴し、さらに力強さを増している、増していく。そんな気がします。
Phantom Excaliver 「Mother Earth」 Official Music Video
続いてはPhantom Excaliver !
彼らを見るのは、長野での兀突骨とのライブ以来ですね。
2014年9月に、衝撃のMV「Mother Earth」をアップ。
2014年のLOUDPARKでは、けやき広場付近で、寒風吹きすさぶ中でデモCDを手配り。Kacchangに「応援してます!」と声をかけたときの嬉しそうな表情は今も脳裏に焼きついています。
2015年のLOUDPARKでは、場内でのCD配り。あの髪形&装いでウロウロしていたKacchangに「写真いっしょにいいですか?」と声をかけさせてもらった。
そしてメジャーアルバムデビュー。
O-WESTでの単独ライブ。
まさに駆け足でスターダム(というと大げさか‥)へと。
オープニングアクトのSEX MACHINEGUNSが素晴らしかったので、「大丈夫か、ファントム‥」という不安もよぎりますが‥
場内が暗転、そして流れてきたイントロは‥
まさかのSymphony X の[Prelude]!!
私が大好きなアルバム「V」のオープニングを飾り、名曲[Evolution (The Grand Design) ]へと雪崩込む、そのイントロだ。
バックで何か語りが入っているが、耳に入らない。
このイントロだけで、テンションが振り切ってしまう。
マシンガンズといい、ファントムといい、オープニングのチョイスの素晴らしさ(というか、私へのフィット感)、なんなんでしょうか。
オープニングは[The Rebellion]!!
たしか、彼らが手配りしていた[MOTHER EARTH]のカップリング曲だったでしょうか。
意外なチョイスでしたが、疾走感、サビの「オー!オオオオー!オオオー!」の大コーラス。
会場が早くも一体感に包まれ、このチョイスが間違ってなかったことを体感します。
続いては[METAL HEART]。
「ヘヴィメタルを、死語とは言わせねぇ!」の語りから導かれる、徹底的に「メタル」フォーカスしたスラッシーな曲。
実にライブ映えする曲です。
途中、新曲と思われる曲も数曲。
その中でも「俺たちは東京ドームを目指す!そのことを思い描き、書いた曲」との紹介から披露された[ANTHEM]は、実に彼ららしい新曲。
次のアルバムも期待できそうです。
MCでは、この日を迎えられたことへの感謝と喜びを何度も口にし、観客やSEX MACHINEGUNSへの感謝を何度も口にする。
そして、そのたびにVo.のKacchangは目に涙を浮かべるような感慨深い表情を見せる。
なんでも、昨年の同時期に行われたO-WESTでのライブでもマシンガンズを誘ったそうだ。
その際には「ナニサマだ、お前ら」という門前払いだったそうな。
それが一年を経て、この舞台。
彼らもファンも感慨深いに決まっている。
Kacchangに至っては、名前の末尾の「g」は、もちろんAnchangリスペクトですよね。ずっとそういう思いで私は見てきました。
そして、彼らの背後に大きく掲げられた「聖剣」のバックドロップ。

「バックの色づかいはペイントで作りました。いまどき、フォトショップじゃなくてペイントですよ!」
「そして、このロゴはLINEカメラです(笑)」とのこと。
このあたりも、等身大の彼らであるなぁと感じます。
後半では、彼らのファーストアルバムのオープニングチューンとなった「鋼鉄の誓い」へ。
マツによる「♪はてなく、長い道を突き進んで行け、駆け抜けろ、大切なものを守るために」という歌詞。
まさにアルバムリリース前から今に至る彼らを象徴する歌詞で、私も声を張り上げつつ感慨深さに包まれます。
「リメンバーーー!」「エーーーッックス!!」(もちろんxジャンプ)の掛け合いが盛り上がる[Remember X]を経て‥
ラストを飾ったのは[聖剣伝説 Episode Ⅰ]。
アルバムのラストに配されていた、彼らの懐の深さと未来を感じるチューンです。
グッとくるサビのメロディは、彼らのチューンの中でも珠玉ではないでしょうか。
この曲ではベースの存在感が際立つわけですが、今回のライブ全体を通じて、ベースのだいごろうの存在感が際立っていたように感じました。
言うまでもなく、このバンドの象徴はあのヴィジュアル&あの声のKacchangにある。
そして、ハイトーンのクリーンヴォイス担当、マツにある。
が、今回のライブで最も「このバンドのキモだな」と感じたのがベースのだいごろうだった。
若干荒れ気味に、ワイルドに展開するKacchangのパフォーマンス。
リーダー然とし、疾走感を担う、ギターのマツ。
彼らをまさに「屋台骨」的に支えている印象が強く残りました。
そして、いったん本編は終了し‥当然、まだやっていない曲がある。
なんとも微妙なアンコールの歓声から‥
[Destiny~人生に捧げたHeavy Metal~]へ!
アルバムリリース後に発表されている曲の中ではダントツに好きな曲だ。
「METAL IS MY LIFE!!!!」の叫びに導かれ、徹頭徹尾ポジティブに駆け抜けていく、まさに彼らが標榜する「青春メタル」の真骨頂と言える曲だ。
「あのときの衝動や興奮は今でも覚えている。俺たちはメタルを‥愛してる!」
なんと素晴らしい叫びでしょうか。
「これからも信じてる、メタルは裏切らない!」
なんと素晴らしい叫びでしょうか。
そして「俺たちは、まだやってない曲があるよなぁ‥」という煽りから‥
もちろんラストは[Mother Earth]!!!
私とファントムを結びつけた、色褪せぬ名曲だ。
「母なる大地よ、ヴァァァァァァァー!!!」の叫びでは、なんとWall of Deathが発生。
私は残念ながら離れていたので参加できませんでしたが、尋常じゃない盛り上がり!
会場全体を覆う一体感と多幸感。
この「多幸感」こそが彼らの魅力であり、彼らが目指す「青春メタル」の一面でしょうか。
まさに大団円にふさわしいエンディングとなりました。
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正直に言うと、トータルで言えば「やっぱりマシンガンズの存在感が凄まじかった」という印象が残るライブだった。
「対バンキラー」の異名をとっていた頃の彼らから何も衰えていない。
ドラムの厚み。
ギターの存在感。
全体的なステージング。
まだまだファントムにとっては偉大すぎる壁であることを感じられるステージだった。
そりゃそうだ。
Phantom Excaliverは、マシンガンズと比べたら「まだ歩み始めたばかり」のバンドだから。
そんな中でも、マシンガンズだけでなく、他のミュージシャンたちが「ファントムはすげぇ」と言っている片鱗は見ることができた。
改めて体感することができた。
MVにも見られるように、コミカルな面をクローズアップしているから、受け付けられないメタルファンは多いと思う。
それでも、そのフザケた(←褒めてる)中でも、手堅いテクニックとブレない方向性がある。
それを一緒に楽しむことができれば‥と願うばかりです。
「東京ドームを目指す」という言葉は、本音半分、リップサービス半分‥ってとこでしょうか。
それでも、それだけポジティブにデカい夢を語る。
そして、まさにそのポジティブさが音楽性と共鳴し、さらに力強さを増している、増していく。そんな気がします。
Phantom Excaliver 「Mother Earth」 Official Music Video