ヘビメタパパの書斎 › 2008年12月19日
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2008年12月19日
最後の最後に
2008年、この終盤に滑り込んできた。
「名作」を生み出したあとのアルバムに対峙するときは、いつも緊張する。
超えれないだろうなぁ、でも、超えてほしいなぁ。いや、同等のレベルで充分・・・。
DARK MOOR [AUTUMNAL]

スペイン出身、これでもう7枚目かぁ。
前作[TAROT]は、エリサ時代の幻影を完全に払拭する会心の一作だった。
もう「エリサがいた頃のクサくてB級臭のあるDARK MOOR」を振り返る必要はない。
(ま、あの時代はあの時代でスキなのだが・・・)
完全に自分たちのサウンドを確立して、その手のバンドからは頭一つ抜けた感じがあった。
そして今作。
恒例になりつつあるクラシックをモチーフとした大曲が今回も収録されている。
今回は「白鳥の湖~SWAN LAKE」だ。
しかし以前が モーツアルト[レクイエム] 、ベートーベンの「月光」、で今回は白鳥の湖ですか。
ワタシの嗜好にドンピシャな選曲に驚きと萌えを隠せません。
今回の「白鳥の湖」の出来は、上記2曲には及ばないものの、相変わらず非常にドラマティックに構成されており、全く中だるみのない大曲に仕上がっています。
けど、これを1曲目に配したのはどうかなぁ。
今まで通り終盤に配置した方が良かったと思うけどなぁ。
で、ラストを飾る軽やかリズム+荘厳なオーケストレーションのインストナンバー[Fallen Leaves Waltz]が先頭でも良かったかも・・。
スピード感がある曲が後半に固まってるのも、バランスとしてはどうなんだろな。
全体のレベルでは、曲の即効性という部分で前作に劣ります。
ただ「捨て曲」的なものは無く、ジックリ楽しむべき「スルメ盤」かなという印象です。
ただ・・・
全体を覆うシンフォニックなムードが微妙。
シンフォニックなパワーメタルは、ここ数作で確立された彼らの個性ではあるのですが、今回はそのシンフォニックなパートが強調されているのです。
前作での絶妙なパワーバランスが少し揺らいできている感があります。
この微妙な感触は、KAMELOTが歴史的名作[EPICA] の後にリリースした[THE BLACK HALO]での「うーむ」感に近い。
このまま、アーティスティックな方向へ向かってしまうのか、やはり彼らの原点であるパワーメタル色を強めてくるのか。
次のアルバムが分水嶺になりそうな気がします。
で、YOUTUBEに[SWANLAKE]があったからリンク張ろうと思ってたら・・消されてた。
で、前作の名曲[THE MOON]を・・・と思ったら、なぜか分割されてます。しかもいいところで。
けど、何もないと寂しいし、一応張っときますね。
[The Moon]
Part1: http://jp.youtube.com/watch?v=ShmFHNpjO1w
Part2: http://jp.youtube.com/watch?v=vj7kTa1xAS8
「名作」を生み出したあとのアルバムに対峙するときは、いつも緊張する。
超えれないだろうなぁ、でも、超えてほしいなぁ。いや、同等のレベルで充分・・・。
DARK MOOR [AUTUMNAL]

スペイン出身、これでもう7枚目かぁ。
前作[TAROT]は、エリサ時代の幻影を完全に払拭する会心の一作だった。
もう「エリサがいた頃のクサくてB級臭のあるDARK MOOR」を振り返る必要はない。
(ま、あの時代はあの時代でスキなのだが・・・)
完全に自分たちのサウンドを確立して、その手のバンドからは頭一つ抜けた感じがあった。
そして今作。
恒例になりつつあるクラシックをモチーフとした大曲が今回も収録されている。
今回は「白鳥の湖~SWAN LAKE」だ。
しかし以前が モーツアルト[レクイエム] 、ベートーベンの「月光」、で今回は白鳥の湖ですか。
ワタシの嗜好にドンピシャな選曲に驚きと萌えを隠せません。
今回の「白鳥の湖」の出来は、上記2曲には及ばないものの、相変わらず非常にドラマティックに構成されており、全く中だるみのない大曲に仕上がっています。
けど、これを1曲目に配したのはどうかなぁ。
今まで通り終盤に配置した方が良かったと思うけどなぁ。
で、ラストを飾る軽やかリズム+荘厳なオーケストレーションのインストナンバー[Fallen Leaves Waltz]が先頭でも良かったかも・・。
スピード感がある曲が後半に固まってるのも、バランスとしてはどうなんだろな。
全体のレベルでは、曲の即効性という部分で前作に劣ります。
ただ「捨て曲」的なものは無く、ジックリ楽しむべき「スルメ盤」かなという印象です。
ただ・・・
全体を覆うシンフォニックなムードが微妙。
シンフォニックなパワーメタルは、ここ数作で確立された彼らの個性ではあるのですが、今回はそのシンフォニックなパートが強調されているのです。
前作での絶妙なパワーバランスが少し揺らいできている感があります。
この微妙な感触は、KAMELOTが歴史的名作[EPICA] の後にリリースした[THE BLACK HALO]での「うーむ」感に近い。
このまま、アーティスティックな方向へ向かってしまうのか、やはり彼らの原点であるパワーメタル色を強めてくるのか。
次のアルバムが分水嶺になりそうな気がします。
で、YOUTUBEに[SWANLAKE]があったからリンク張ろうと思ってたら・・消されてた。
で、前作の名曲[THE MOON]を・・・と思ったら、なぜか分割されてます。しかもいいところで。
けど、何もないと寂しいし、一応張っときますね。
[The Moon]
Part1: http://jp.youtube.com/watch?v=ShmFHNpjO1w
Part2: http://jp.youtube.com/watch?v=vj7kTa1xAS8